中野忠晴作曲の歌詞一覧リスト  58曲中 1-58曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
赤い夕陽の故郷三山ひろし三山ひろし横井弘中野忠晴石倉重信おーい  呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が うらぶれの 旅を行く 渡り鳥を 呼んでいる ばかな俺だが あの山川の 呼ぶ声だけは おーい 聞こえるぜ  呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が なつかしい 面影の ひとつ星も またたくよ 小麦畑は ふたりの夢を ひそめているか おーい 今もなお  呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が 涙ぐみ 背伸びする 渡り鳥を 呼んでいる 雲よ行くなら おふくろさんに 思いをせめて おーい 乗せて行け  おーい
赤い夕陽の故郷~デュエットバージョン~三橋美智也/福田こうへい三橋美智也/福田こうへい横井弘中野忠晴おーい 呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が うらぶれの 旅を行く 渡り鳥を 呼んでいる ばかな俺だが あの山川の 呼ぶ声だけは おーい 聞こえるぜ  呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が なつかしい 面影の ひとつ星も またたくよ 小麦畑は ふたりの夢を ひそめているか おーい 今もなお  呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が 涙ぐみ 背伸びする 渡り鳥を 呼んでいる 雲よ行くなら おふくろさんに 思いをせめて おーい 乗せて行け おーい
おさらば東京~デュエットバージョン~三橋美智也/福田こうへい三橋美智也/福田こうへい横井弘中野忠晴死ぬほどつらい 恋に破れた この心 泣き泣き行くんだ ただひとり 思い出消える ところまで あばよ 東京 おさらばだ  やりきれないよ 胸にやきつく あの瞳 この世に生れて ただ一度 真実ほれた 夜も夢 あばよ 東京 おさらばだ  どうともなれさ 汽笛ひと声 闇の中 あてさえ知らない 旅の空 傷みを風に さらしつつ あばよ 東京 おさらばだ
おーい中村君一条貫太一条貫太矢野亮中野忠晴伊戸のりおおーい 中村君 ちょいとまちたまえ いかに新婚 ほやほやだとて 伝書鳩でも あるまいものを 昔なじみの 二人じゃないか たまにゃつきあえ いいじゃないか 中村君  おーい 中村君 そりゃ つれなかろう 入社当時は いつでも一緒 くぐりなれてた 横丁ののれん 可愛いえくぼの 看板娘 噂してるぜ  いいじゃないか 中村君  おーい 中村君 心配するな どうせなれてる 貧乏くじにゃ みんなこっちが 悪者ですと 詫びの言葉は まかせておきな おくってゆくから いいじゃないか 中村君
達者でナ二見颯一二見颯一横井弘中野忠晴斉藤功わらにまみれてヨー 育てた栗毛 きょうは買われてヨー 町へ行くアーアー オーラ オーラ 達者でナ オーラ オーラ かぜひくな あゝかぜひくな 離す手綱が ふるえふるえるぜ  俺が泣くときゃヨー お前も泣いて ともに走ったヨー 丘の道アーアー オーラ オーラ 達者でナ オーラ オーラ 忘れるな あゝ忘れるな 月の河原を 思い思い出を  町のお人はヨー よい人だろうが 変わる暮らしがヨー 気にかかるアーアー オーラ オーラ 達者でナ オーラ オーラ また逢おな あゝまた逢おな かわいたてがみ なでてなでてやろ
喫茶店の片隅で菅原洋一菅原洋一矢野亮中野忠晴大貫祐一郎アカシヤ並木の 黄昏は 淡い灯がつく 喫茶店 いつもあなたと 逢った日の 小さな赤い 椅子二つ モカの香りが にじんでた  ふたり黙って 向き合って 聞いたショパンの ノクターン もれるピアノの 音(ね)につれて つんではくずし またつんだ 夢はいずこに 消えたやら  遠いあの日が 忘られず ひとり来てみた 喫茶店 散った窓辺の 紅(べに)バラが はるかに過ぎた 想い出を 胸にしみじみ 呼ぶ今宵(こよい)
神輿音頭えひめ憲一えひめ憲一矢野亮中野忠晴森藤晶司神輿百貫(みこしひゃっかん)ヨー ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 神輿百貫 ロープが百貫 〆(しめ)て掛(かか)った この肩に ソレ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 背負(しょ)って立ったぞ この肩に それもめ やれもめ  ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 神輿音頭で ソレ ソレ ソレ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ナー  粋(いき)なあの娘(こ)のヨー ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 粋なあの娘の 湯上(ゆあが)り姿 こっち向きゃんせ 見やしゃんせ ソレ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 伊達(だて)のハッピを 見やしゃんせ それもめ やれもめ  ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 神輿音頭で ソレ ソレ ソレ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ナー  祭りは松山 荒神輿(あらみこし) 持って来ーい 持って来ーい 四十五度で 持って来ーい がんと打(ぶ)つかりゃ 火が出るぞ その火で一ぷく やってくれ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ  神輿ゃ四角(しかく)にヨー ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 神輿ゃ四角に 八角(はっかく)ながら かつぐ氏子(うじこ)は 丸(まる)い仲(なか) ソレ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ みんな笑顔(えがお)の 丸い仲 それもめ やれもめ  ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 神輿音頭で ソレ ソレ ソレ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ナー
おーい中村君水雲-MIZMO-水雲-MIZMO-矢野亮中野忠晴周防泰臣おーい 中村君 ちょいとまちたまえ いかに新婚 ほやほやだとて 伝書鳩でも あるまいものを 昔なじみの 二人じゃないか たまにゃつきあえ いゝじゃないか 中村君  おーい 中村君 そりゃつれなかろう 入社当時は いつでも一緒 くぐりなれてた 横丁ののれん 可愛いえくぼの 看板娘 噂してるぜ いいじゃないか 中村君  おーい 中村君 心配するな どうせなれてる 貧乏くじにゃ みんなこっちが 悪者ですと 詫びの言葉は まかせておきな おくってゆくから いいじゃないか 中村君
達者でナ天童よしみ天童よしみ横井弘中野忠晴勝又隆一わらにまみれてヨー 育てた栗毛 今日は買われてヨー 町へ行く オーラ オーラ 達者でな オーラ オーラ 風邪ひくな 風邪ひくな 離す手綱が ふるえふるえるぜ  俺が泣くときゃヨー お前も泣いて ともに走ったヨー 丘の道 オーラ オーラ 達者でな オーラ オーラ 忘れるな 忘れるな 月の河原を 思い思い出を  町のお人はヨー よい人だろうが 変わる暮しがヨー 気にかかる オーラ オーラ 達者でな オーラ オーラ また逢おな また逢おな かわいたてがみ なでてなでてやろ
達者でナ福田こうへい福田こうへい横井弘中野忠晴小町昭わらにまみれてヨー 育てた栗毛 きょうは買われてヨー 町へ行く オーラ オーラ 達者(たっしゃ)でナ オーラ オーラ かぜひくな あゝかぜひくな 離す手綱が ふるえふるえるぜ  俺が泣くときゃヨー お前も泣いて ともに走ったヨー 丘の道 オーラ オーラ 達者でナ オーラ オーラ 忘れるな あゝ忘れるな 月の河原を 思い思い出を  町のお人はヨー よい人だろうが 変わる暮らしがヨー 気にかかる オーラ オーラ 達者でナ オーラ オーラ また逢おな あゝまた逢おな かわいたてがみ なでてなでてやろ
おさらば東京福田こうへい福田こうへい横井弘中野忠晴川上英一死ぬほどつらい 恋に破れた この心 泣き泣き行くんだ ただひとり 思い出消える ところまで あばよ 東京 おさらばだ  やりきれないよ 胸にやきつく あの瞳(ひとみ) この世に生れて ただ一度 真実ほれた 夜も夢 あばよ 東京 おさらばだ  どうともなれさ 汽笛ひと声 闇(やみ)の中 あてさえ知らない 旅の空 傷(いた)みを風に さらしつつ あばよ 東京 おさらばだ
達者でナ杜このみ杜このみ横井弘中野忠晴わらにまみれてヨー 育てた栗毛 今日は買われてヨー 町へ行(ゆ)く オーラ オーラ 達者でな オーラ オーラ 風邪ひくな 風邪ひくな 離す手綱が ふるえ ふるえるぜ  俺が泣くときゃヨー お前も泣いて ともに走ったヨー 丘の道 オーラ オーラ 達者でな オーラ オーラ 忘れるな 忘れるな 月の河原を 思い 思い出を  町のお人はヨー よい人だろが 変る暮しがヨー 気にかかる オーラ オーラ 達者でな オーラ オーラ また逢おな また逢おな かわいたてがみ なでて なでてやろ
赤い夕陽の故郷福田こうへい福田こうへい横井弘中野忠晴小町昭(おーい) 呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が うらぶれの 旅をゆく 渡り鳥を 呼んでいる 馬鹿な俺だが あの山川の 呼ぶ声だけは おーい きこえるぜ  呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が 懐かしい 面影の ひとつ星も またたくよ 小麦畑は 二人の夢を ひそめているか おーい 今もなお  呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が 涙ぐみ 背伸びする 渡り鳥を 呼んでいる 雲よ行くなら おふくろさんに 思いをせめて おーい 乗せて行け (おーい)
達者でナ岩本公水岩本公水横井弘中野忠晴わらにまみれてヨー 育てた栗毛 きょうは買われてヨー 町へ行くアーアー オーラ オーラ 達者でナ オーラ オーラ かぜひくな あゝかぜひくな 離す手綱が ふるえふるえるぜ  俺が泣くときゃヨー お前も泣いて ともに走ったヨー 丘の道アーアー オーラ オーラ 達者でナ オーラ オーラ 忘れるな あゝ忘れるな 月の河原を 思い思い出を  町のお人はヨー よい人だろうが 変わる暮らしがヨー 気にかかるアーアー オーラ オーラ 達者でナ オーラ オーラ また逢おな あゝまた逢おな かわいたてがみ なでてなでてやろ
おさらば東京三山ひろし三山ひろし横井弘中野忠晴D・C・O死ぬ程つらい 恋に破れた この心 泣き泣き行くんだ ただ一人 想い出消える ところまで あばよ東京 おさらばだ  やりきれないよ 胸にやきつく あの瞳 この世に生れて ただ一度 真実惚れた 夜も夢 あばよ東京 おさらばだ  どうともなれさ 汽笛ひと声 闇の中 あてさえ知らない 旅の空 傷みを風に さらしつつ あばよ東京 おさらばだ
達者でナ三山ひろし三山ひろし横井弘中野忠晴わらにまみれてヨー 育てた栗毛 きょうは買われてヨー 町へ行くアーアー オーラ オーラ 達者でナ オーラ オーラ かぜひくな あゝかぜひくな 離す手綱が ふるえふるえるぜ  俺が泣くときゃヨー お前も泣いて ともに走ったヨー 丘の道アーアー オーラ オーラ 達者でナ オーラ オーラ 忘れるな あゝ忘れるな 月の河原を 思い思い出を  町のお人はヨー よい人だろうが 変わる暮らしがヨー 気にかかるアーアー オーラ オーラ 達者でナ オーラ オーラ また逢おな あゝまた逢おな かわいたてがみ なでてなでてやろ
喫茶店の片隅で大月みやこ大月みやこ矢野亮中野忠晴丸山雅仁アカシヤ並木の 黄昏(たそがれ)は 淡い灯(ひ)がつく 喫茶店 いつも貴方(あなた)と 逢った日の 小さな赤い 椅子二つ モカの香りが にじんでた  ふたりだまって 向き合って 聞いたショパンの ノクターン 洩れるピアノの 音(ね)につれて つんではくずし またつんだ 夢はいずこに 消えたやら  遠いあの日が 忘られず ひとり来てみた 喫茶店 散った窓べの 紅バラが はるかに過ぎた 想い出を 胸にしみじみ 呼ぶ今宵
達者でナ清水博正清水博正横井弘中野忠晴わらにまみれてヨー 育てた栗毛(くりげ) きょうは買われてヨー 町へ行く アーアー オーラ オーラ 達者でナ アーアー オーラ オーラ かぜひくな あゝかぜひくな 離す手綱(たずな)が ふるえふるえるぜ  俺が泣くときゃヨー おまえも泣いて ともに走ったヨー 丘の道 アーアー オーラ オーラ 達者でナ アーアー オーラ オーラ 忘れるな あゝ忘れるな 月の河原(かわら)を 思い思い出を  町のお人はヨー よい人だろが 変わる暮らしがヨー 気にかかる アーアー オーラ オーラ 達者でナ アーアー オーラ オーラ また逢おな あゝまた逢おな かわいたてがみ なでてなでてやろ
手まり数え唄三橋美智也三橋美智也東條寿三郎中野忠晴てんてんてんまり 手まりの里は 手まりのお里は 山のかげ からすカアと啼いて 行くところ  お盆が来たなら ことづけ頼む ことづけ頼むよ こっそりと 知れりゃ旦那(だんな)さんの 目が怖(こわ)い  てんてんてんまり 手まりの里は 手まりのお里は 桃の花 からすカアと啼いて 行くところ  尋ねてみました 夕べも夢で 夕べも夢で はるばると ふたつ並んでる 墓(いし)のそば
民謡酒場三橋美智也三橋美智也矢野亮中野忠晴都夜ふけの 民謡酒場 太鼓たたきな 三味弾(しゃみひ)いておくれ ハー スッチョイ スッチョイ スッチョイナ おらが故郷(くに)さの 踊りを出そか 村じゃ自慢(なら)した チョイサ この手振り  あの娘(こ)見染めた 鎮守(ちんじゅ)の祭り 手と手をつないで 踊った月夜 ハー スッチョイ スッチョイ スッチョイナ 末は夫婦(めおと)と 誓ったけれど とうに他人と チョイサ 風だより  酔ってくずれて 民謡酒場 踊りゃこの胸 きゅっと痛む ハー スッチョイ スッチョイ スッチョイナ せめて笑って くださいますな 遠い昔の チョイサ 夢だもの
小さな小さな山茶花を小宮恵子小宮恵子横井弘中野忠晴きびしい風が 吹き抜ける 団地の窓に 山茶花を 小さな小さな 山茶花を 遠くの駅に 住んでいる やさしい人の 家までも 香りがきっと 届くよう  冷たい壁に かこまれた 団地の窓に ハミングを 小さな小さな ハミングを お便りひとつ 待ちながら 逢えないまゝで 過しても 淋しさなどに 負けぬよう  涯ない空が あるだけの 団地の窓に ともし灯を 小さな小さな ともし灯を 夜なべの指は 痛むけど この靴下を 渡す日に 願いがきっと 叶うよう
島のアンコさん小宮恵子小宮恵子横井弘中野忠晴磯の燕(つばめ)を アンコさんが呼んだエ 可愛いお方も 旅の鳥 真の気持は どんなやら トコサイサイ きいたエ  山の煙に アンコさんがすねたエ 胸の御神火 火の希い ひとり抱くのが せつなくて トコサイサイ すねたエ  赤い椿に アンコさんが泣いたエ いのち短い 花の頃 風の吹きよが きびしいと トコサイサイ 泣いたエ  沖の灯りを アンコさんが呼んだエ 船は浮きもの 流れもの 戻る気持は ないものか トコサイサイ きいたエ
幸せを掴んじゃおう小宮恵子・金田星雄小宮恵子・金田星雄横井弘中野忠晴幸せは どこにある あの雲の 行くところ 幸せは 遠いもの あの山の その向う そうじゃない そうじゃない 街角の 工事場に 横丁の 石垣に ポッチリと とまってる  幸せは どこにある 宝石の 白の中 幸せは 遠いもの 七彩(なないろ)の 虹越えて そうじゃない そうじゃない 母さんの 丸い背に あの人の 頬っぺたに ポッチリと 光ってる  だけど だけど 幸せは すぐ消える 幸せは すぐ逃げる つかんじゃお 両手で
二人で駈けよう小宮恵子・金田星雄小宮恵子・金田星雄横井弘中野忠晴丘を二人で 駈けようよ そして呼ぼうよ 声高く 青い空 青い空 青いこだま 街になかった むきだしの 若い陽ざしを 吸いこんで…… 丘を二人で 駈けようよ そして呼ぼうよ 声高く 青い空 青い空 青いこだま  草に二人で 転ぼうよ そして聴こうよ ひっそりと 遠い風 遠い風 遠いこだま あまく流れる 麦の香に 胸の愁いが とけるまで…… 草に二人で 転ぼうよ そして聴こうよ ひっそりと 遠い風 遠い風 遠いこだま  丘を二人で 駈けようよ そして呼ぼうよ もう一度 青い雲 青い雲 青いこだま 山の向こうの 幸せが はずむ笑顔を みるように…… 丘を二人で 駈けようよ そして呼ぼうよ もう一度 青い雲 青い雲 青いこだま
君は僕のともし灯佐々木新一佐々木新一横井弘中野忠晴僕の心に燃える 君はともしび たとえ離れていても 忘れる人じゃない 恋を知った渚の 赤い夕陽のように 僕の心の窓に いつも温かく  つらい時には そっと呼んでいるんだ 君も悩みがあれば 聞かせてくれるはず 遠い星を数えた 夜を覚えていたら つらい時にはそっと 指を重ねよう  僕の心に光る 君はともしび どんな嵐が来ても 消したりするものか 夢に見てる幸せ 共につかめる日まで 僕の心の窓に 君よ美しく
東京ざくら佐々木新一佐々木新一高橋掬太郎中野忠晴桜咲け咲け 東京ざくら 山手下町 一(ひ)といろに 浮かれ酒なら 浅草上野 花の中から 鐘がなる  江戸は錦絵(にしきえ) 助六さんの 傘を濡らした 花の雨 銀座新宿 桜はないが 招くネオンが 紅ざくら  九段ざくらは 男のさくら 意気で咲いたり 咲かせたり 名所めぐりも 高速時代 花の霞の 上を行く  東京タワーの 上から覗(のぞ)く かわいあの娘は どの窓に 花の咲く夜は 心もおぼろ お月さまさえ 一(ひ)と踊り
真赤な地平線新川二朗新川二朗矢野亮中野忠晴呼んでみようよ 呼んでみようよ 沈む夕陽の あの空を 尋ねさがした 幸福は きっとあそこに あるんだろう 待ってておくれ 真赤な地平線  胸をこがすよ 胸をこがすよ 抱いた恋しい 面影が たとえ遠くも めぐり合う 夢を捨てずに いつまでも 待ってておくれ 真赤な地平線  燃えて行こうよ 燃えて行こうよ 茜雲だぜ この俺は いつか誓った 愛の星 やがてこの手で つかむんだ 待ってておくれ 真赤な地平線
ながれ舟竹越ひろ子竹越ひろ子横井弘中野忠晴生まれながらの 星なのか 俺(おれ)はこの世の ながれ舟 拗(す)ねるつもりは ないけれど 胸の隙間に 風がふく  泥をかぶって 泣いている かわいお前も ながれ舟 人の情けの つれなさを 幾度怺(こら)えて きたのやら  浮くか沈むか あてのない どうせふたりは ながれ舟 いっそはぐれた 者どうし ともに行こうぜ 海のはて
札束のブルース竹越ひろ子竹越ひろ子藤間哲郎中野忠晴見てはいけない 夢なのか 黒い空から 降る夢は 俺の昼寝の ほほをたたいて ああ 泣かすじゃないか 札束(ゼニ)のブルース  人の子なみに 生まれたなら 愛も情けも 知ったはず 馬鹿(ばか)が馬鹿なり すがりつくのは ああ 泣かすじゃないか 札束のブルース  墓になっても あの娘(こ)には 泪(なみだ)流しに 来させまい 意地があるなら 首を振れ振れ ああ 泣かすじゃないか 札束のブルース
モンゴル小唄竹越ひろ子竹越ひろ子横井弘中野忠晴せまい地球で どでかくやるにゃ ゴビの砂漠が 似合いの舞台 馬賊 馬賊と 笑わば笑え 天下とるには 強くなくって なんとする  「せめて静かに 暮してみたい」 今朝もすがった モンゴル女 判る 判るが 小さなパオじゃ 俺の望みが 屋根につかえて 夜泣きする  どこへ行っても 頼れるものは 自分ひとりさ 承知の筈だ 泪 みせるな アルタイ月夜 末のことなど なんで気にして 生きらりょか
どん底の唄竹越ひろ子竹越ひろ子夢虹二中野忠晴三日続いた 雨だって あすはからりと 晴れるだろう 一年三百六十五日 降りっ通しの 雨はない 雨はない  こんな淋(さび)しい どん底で 燃えた恋なら ほんものだ ひとつのボロ傘(がさ) ふたりでさして 通り抜けよう 夜の闇(やみ) 夜の闇  一夜明ければ 太陽が 路(みち)を照らして くれるだろう 見ていろだれにも 負けないつもり 涙なんかは おさらばだ おさらばだ
亜矢子の湖仲宗根美樹仲宗根美樹永井ひろし中野忠晴青空にはばたいて どこへ行く白鳥よ 私にもその翼 貸してくれないか 短いけれど 幸福な 命の恋は終ったの 亜矢子 亜矢子 亜矢子はひとりよ たそがれの湖に 影が泣いている  浮き雲のまたひとつ あの人の顔になる いとしさを哀しさを どこへ捨てようか せめても一度 逢えたなら やさしい言葉 聞きたいの 亜矢子 亜矢子 亜矢子はひとりよ あの人の思い出が 今も生きている  あの人がもどるまで 湖のこのほとり 赤い血が燃えるよな 花で咲いている わがままばかり お母さん ごめんなさいね さようなら 亜矢子 亜矢子 亜矢子はひとりよ 思い出を抱きしめて 波に消えてゆく
銀座みゆき通り仲宗根美樹仲宗根美樹横井弘中野忠晴愛の深さを たしかめたくて わざと貴方を 待たせた銀座 ごめんなさいね レンガの道が 雨になるとも 知らないで ンンンン…… 濡れているとも 知らないで  少し離れて 歩いた私 燃える瞳が 叱ってくれた 夢じゃないのね 小さな傘に 肩をひっそり 寄せる日も ンンンン…… 胸に甘えて 泣ける日も  愛の悩みを 流した雨が 晴れてかがやく みゆきのレンガ 酔っていいのね 今夜はもっと 秘めた思いが 言えるまで ンンンン…… 銀座ネオンが 消えるまで
あら!いらっしゃい二宮ゆき子二宮ゆき子横井弘中野忠晴あら!いらっしゃい 噂してたの 待ってたの 昨夜(ゆうべ)なんかは 夢みたの さあさ焦らせた その罰に みせて頂だい 飲みっぷり ア飲みっぷり  あら!いらっしゃい ぐっと憎いな 泣かせるな 渋いネクタイ しているな どこの誰方の 好みやら それが知りたい 怖いけど ア怖いけど  あら!いらっしゃい 調子いゝのね ご気嫌ね なんかいいこと あったのね どうせ刺身の ツマだけど 話きかせて 私にも ア私にも  あら!いらっしゃい 久しぶりだわ 嬉しいわ お酌する手が ふるえるわ のれんおろして 店閉めて 共に酔いましょ 明日まで ア明日まで
あらいいわ二宮ゆき子二宮ゆき子永井ひろし中野忠晴あら いいわ デートしましょう あら いいわ すてきなこのタイ あら いいの 腕をまわして あら いいわ 愛しているから 風も甘いし 心も甘い ここはあなたと 私の世界  あら いいわ ここのスナック あら いいわ おいしいお酒 あら いいの 仲よく割カン あら いいわ 愛しているから いつもいつでも いっしょにいたい ここはあなたと 私の世界  あら いいわ 夢がふるえる あら いいわ 軽いくちづけ あら いいの 送ってほしいの あら いいわ 愛しているから まわり道して 帰りましょうか ここはあなたと 私の世界
とんび平に歌がわく若原一郎若原一郎矢野亮中野忠晴君と僕とは 街角で 出逢った不思議な 縁なんだ 雲に誘われ はるばると やって来ました この丘へ 風もみどりの 甘い風 歌およ二人の 若い歌 ヤィヤィヤィヤーイヤヤ ヤヤーヤヤーイ ヤィヤィヤィヤーイヤヤ ヤヤヤヤヤーイ とんび平に とんび平に 歌がわく  君と僕との 胸のなか いつしか開いた 花なんだ そっと包んだ 陽炎(かげろう)に 愛のせりふも 揺れている 呼べばこだまが 呼びかえす 歌およ二人の 恋の歌 ヤィヤィヤィヤーイヤヤ ヤヤーヤヤーイ ヤィヤィヤィヤーイヤヤ ヤヤヤヤヤーイ とんび平に とんび平に 歌がわく  君と僕とが 来たように みんなもそうかい お仲間だ 空でとんびが 輪をかいた まるくなれなれ 腕組んで 燃える太陽 いっぱいに 歌およみんなの 青春(はる)の歌 ヤィヤィヤィヤーイヤヤ ヤヤーヤヤーイ ヤィヤィヤィヤーイヤヤ ヤヤヤヤヤーイ とんび平に とんび平に 歌がわく
アイヨ何だい三郎君若原一郎若原一郎矢野亮中野忠晴“オーイ 中村君” アイヨ何だい 三郎君 僕と君との 仲だもの 逃げる公算(つもり)は ないけれど 家で女房が 今頃は さぞや帰りを 待つだろう 思や 思や心も あゝうわのそら  “オーイ 中村君” アイヨ何だい 三郎君 たとえ貧しい 夕飯(ゆうげ)でも こころづくしの 手料理で 可愛い女房が 酌ぐ酒を 飲んでほんのり 酔う気持 一人 一人者には あゝ判るまい  “オーイ 中村君” アイヨ何だい 三郎君 どうだ一緒に 行かないか 見せてあげよう 甘いとこ きっと女房が 欲しいなと 君も宗旨を 変えるだろ 僕に 僕に仲人 あゝまかせなよ
おさらば東京三橋美智也三橋美智也横井弘中野忠晴上野正雄死ぬほどつらい 恋に破れた この心 泣き泣き行くんだ ただひとり 思い出消える ところまで あばよ 東京 おさらばだ  やりきれないよ 胸にやきつく あの瞳 この世に生れて ただ一度 真実ほれた 夜も夢 あばよ 東京 おさらばだ  どうともなれさ 汽笛ひと声 闇の中 あてさえ知らない 旅の空 傷みを風に さらしつつ あばよ 東京 おさらばだ
あゝ新撰組GOLD LYLIC三橋美智也GOLD LYLIC三橋美智也横井弘中野忠晴加茂の河原(かわら)に 千鳥が騒ぐ またも血の雨 涙雨 武士という名に 生命(いのち)をかけて 新撰組は きょうも行く  恋も情けも 矢弾(やだま)に捨てて 軍(いくさ)重ねる 烏羽伏見 ともに白刃(しらは)を 淋しくかざし 新撰組は 月に泣く  菊のかおりに 葵(あおい)が枯れる 枯れて散る散る 風の中 変わる時勢に 背中を向けて 新撰組よ どこへ行く
喫茶店の片隅で松島詩子松島詩子矢野亮中野忠晴佐々木豊年アカシア並木(なみき)の 黄昏(たそがれ)は 淡い灯(ひ)がつく 喫茶店 いつも貴方(あなた)と 逢(あ)った日の 小さな赤い 椅子(いす)二つ モカの香(かお)りが にじんでた  ふたりだまって 向き合って 聞いたショパンの ノクターン 洩(も)れるピアノの 音(ね)につれて つんではくずし またつんだ 夢はいずこに 消えたやら  遠いあの日が 忘られず ひとり来てみた 喫茶店 散った窓べの 紅(べに)バラが はるかに過ぎた 想(おも)い出を 胸にしみじみ 呼ぶ今宵(こよい)
男の舞台春日八郎春日八郎横井弘中野忠晴男素顔を 化粧にかくしゃ 浮かれ舞台の 幕があく 花よ花よと もてはやされて きょうもせつなや 舞扇  恋に生きよか 芝居に死のか 乱れ心に 夜の雨 役者稼業(かぎょう)に 哀しく生きりゃ 泣けというのか 三味(しゃみ)の音  下座(げざ)の囃子(はやし)に 舞台が変わる 舞台ばかりか 運命(さだめ)まで 浮世嵐(うきよあらし)を 忍んで耐えて 男花道 ひとり行く
妻恋峠春日八郎春日八郎東條寿三郎中野忠晴もろいはずでは なかったが 今の別れにゃ つい負けた やぼと知りつつ あとふり向けば 空(から)の荷ぐらにゃ 月ばかり 小諸出て見ろ 浅間の山に きょうも三筋の けむり立つ  なじょな心で 行ったやら 思や顔さえ 丸写し 死んでいなけりゃ あの年ごろか ほんに情けぬ 恋女房(こいにょうぼう) 五里も三里も 山坂越えてヨ 逢いに来たのに 帰さりょか  ほれたつもりじゃ さらにない 泣けてよろける 道八丁 み山暮らしに みやげはないが 持って行かんせ 馬子(まご)の唄(うた) 浅間山さん なぜ焼けしゃんす すそにお十六 持ちながら
おーい中村君氷川きよし氷川きよし矢野亮中野忠晴石倉重信おーい 中村君 ちょいと まちたまえ いかに新婚 ほやほやだとて 伝書鳩でも あるまいものを 昔なじみの 二人じゃないか たまにゃつきあえ いゝじゃないか 中村君  おーい 中村君 そりゃ つれなかろう 入社当時は いつでも一緒 くぐりなれてた 横丁ののれん 可愛いえくぼの 看板娘 噂してるぜ いゝじゃないか 中村君  おーい 中村君 心配するな どうせなれてる 貧乏くじにゃ みんなこっちが 悪者ですと 詫の言葉は まかせておきな おくってゆくから いゝじゃないか 中村君
恋のボンゴ松島詩子松島詩子矢野亮中野忠晴赤い 赤い夕陽(ゆうひ)の あちらから 夜は 夜は南の 島に来る  椰子(やし)の葉末 わたる風に 揺れて響くよ あのしらべ ボンゴよ ボンゴよ 恋のボンゴよ 寄り添いうたわん 熱き想(あも)いを 燃ゆる 燃ゆる炎の 消えぬ間に 呼ぶよ 呼ぶよボンゴの 恋の歌  君を 君を抱(いだ)けば ほのぼのと 甘き 甘き香りの 忍び寄る 渚(なぎさ)みつる 潮に乗りて 高く響くよ あのしらべ ボンゴよ ボンゴよ 恋のボンゴよ ほほ寄せ語らん つきぬのぞみを 胸の 胸の花びら 散らぬ間に 呼ぶよ 呼ぶよボンゴの 恋の歌
私のアルベール松島詩子松島詩子矢野亮中野忠晴夜霧深い 街(まち)のペーブ くずれ落ちた ミモザ一つ いつもあなたの 胸に咲いて 香(かお)りしこの花 あの日の夢よ 再び我にかえれよ  想(おも)い出なつかし パリの夜 ふたりで腕を組みて あなたの吹く口笛に わたしも歌ったの アルベール アルベール どこにいるの アルベール アルベール 忘られない さよならも言わずに 冷たくわたしを捨てた人  想い出恋しい セーヌ川 そよ吹く風に乗りて 流れてくるシャンソンに 合わせて踊ったの アルベール アルベール どこにいるの アルベール アルベール 忘られない さよならも言わずに 冷たくわたしを捨てた人
マロニエの並木路松島詩子松島詩子矢野亮中野忠晴黄昏の 鐘の音が 流れてゆく銀座裏 逢いましょう 逢いましょう マロニエの並木路 君待てば 君待てば ゆれてユラユラ 夢がわく 紫の仄(ほの)かな アベック・タイム  想い出も 浮かびくる 街角の時計台 逢いましょう 逢いましょう マロニエの並木路 寄り添えば 寄り添えば ゆれてユラユラ 溶ける胸 紫の仄かな アベック・タイム
星座仰いで松島詩子松島詩子矢野亮中野忠晴夜空を仰げば きらめく星座 聞かせておくれ 過ぎし日の 想い出を あの人の あの瞳 そのままに 私の心に 優しく囁く  吐息に揺れつつ 瞬(またた)く星座 伝えておくれ 忘られぬ 愛の唄 又逢える その日まで 待ちましょう 遥かな面影 この手に抱きしめ  ネオンは消えても 残るは星座 呼ばせておくれ いつまでも 変らずに あの星が あの空に あるかぎり 夜毎に仰いで のぞみをすてずに
赤い夕陽の故郷西方裕之西方裕之横井弘中野忠晴小町昭(おーい) 呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が うらぶれの 旅をゆく 渡り鳥を 呼んでいる 馬鹿な俺だが あの山川の 呼ぶ声だけは おーい 聞こえるぜ  呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が 懐かしい 面影の ひとつ星も またたくよ 小麦畠は 二人の夢を ひそめているか おーい 今もなお  呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が 涙ぐみ 背伸びする 渡り鳥を 呼んでいる 雲よ行くなら おふくろさんに 思いをせめて おーい 乗せて行け (おーい)
達者でナ氷川きよし氷川きよし横井弘中野忠晴蔦将包わらにまみれてヨー 育てた栗毛 今日は買われてヨー 町へ行く オーラ オーラ 達者でな オーラ オーラ 風邪ひくな 離す手綱が ふるえふるえるぜ  俺が泣くときゃヨー お前も泣いて ともに走ったヨー 丘の道 オーラ オーラ 達者でな オーラ オーラ 忘れるな 月の河原を 思い思い出を  町のお人はヨー よい人だろが 変る暮しがヨー 気にかかる オーラ オーラ 達者でな オーラ オーラ また逢おな かわいたてがみ なでてなでてやろ
赤い夕陽の故郷氷川きよし氷川きよし横井弘中野忠晴石倉重信おーい  呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷(ふるさと)が うらぶれの 旅を行く 渡り鳥を 呼んでいる 馬鹿な俺だが あの山川の 呼ぶ声だけは おー きこえるぜ  呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷(ふるさと)が 懐かしい 面影の ひとつ星も またたくよ 小麦畠は ふたりの夢を ひそめているか おー 今もなお  呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷(ふるさと)が 涙ぐみ 背伸びする 渡り鳥を 呼んでいる 雲よ行くなら おふくろさんに 思いをせめて おー 乗せて行け  おーい
大利根月夜氷川きよし氷川きよし横井弘中野忠晴石倉重信あれを御覧と 指さす方(かた)に 利根の流れを ながれ月 昔笑うて ながめた月も 今日は 今日は涙の顔で見る  愚痴じゃなけれど 世が世であれば 殿のまねきの 月見酒 男平手と もてはやされて 今じゃ 今じゃ浮世を三度笠  もとをただせば 侍育ち 腕は自慢の 千葉仕込み 何が不足で 大利根ぐらし 故郷(くに)じゃ 故郷じゃ妹が待つものを
俺は泣きたいバーブ佐竹バーブ佐竹横井弘中野忠晴あんなに信じていた女 こんなに愛していた女 風の吹きよと 言う奴か あとも見ないで 消えてった もしも男で なかったら あゝ 俺は泣きたい  しんみり話して みたかった ほんとの気持が 知りたいよ たった一つの 胸の花 なぜにちぎって 捨てたんだ ここが銀座で なかったら あゝ 俺は泣きたい  どっかで汽笛が むせんでる 笑ってみたけど 笑えない 憎い恋しい あの笑顔 汽車はつれなく 乗せてった もしも男で なかったら あゝ 俺は泣きたい
博多なじみバーブ佐竹バーブ佐竹横井弘中野忠晴逢えば別れが つらいのに それを承知の 深い仲 博多なじみに ひかされて 雨の羽田を 発つ夜は 濡れて待つかと 気にかゝる  うわべばかりの 情なら すぐに忘れて いたものを 博多そだちの いじらしい 心づくしが 嬉しくて 今日も噂の 中を行く  月に一度の 逢瀬では 怨みたくなる 男でも 博多なじみが 涙ぐむ 東中州の 灯をみれば じんとこたえる 雨の音
達者でナ小金沢昇司小金沢昇司横井弘中野忠晴わらにまみれてヨー 育てた栗毛 今日は買われてヨー 町へ行く オーラ オーラ 達者でな オーラ オーラ 風邪ひくな 風邪ひくな 離す手綱が ふるえふるえるぜ  俺が泣くときゃヨー お前も泣いて ともに走ったヨー 丘の道 オーラ オーラ 達者でな オーラ オーラ 忘れるな 忘れるな 月の河原を 思い思い出を  町のお人はヨー よい人だろが 変る暮しがヨー 気にかかる オーラ オーラ 達者でな オーラ オーラ また逢おな また逢おな かわいたてがみ なでてなでてやろ
おーい中村君GOLD LYLIC若原一郎GOLD LYLIC若原一郎矢野亮中野忠晴おーい 中村君 ちょいとまちたまえ いかに新婚 ほやほやだとて 伝書鳩でも あるまいものを 昔なじみの 二人じゃないか たまにゃつきあえ いいじゃないか 中村君  おーい 中村君 そりゃ つれなかろう 入社当時は いつでも一緒 くぐりなれてた 横丁ののれん 可愛いえくぼの 看板娘 噂してるぜ いいじゃないか 中村君  おーい 中村君 心配するな どうせなれてる 貧乏くじにゃ みんなこっちが 悪者ですと 詫びの言葉は まかせておきな おくってゆくから いいじゃないか 中村君
達者でナGOLD LYLIC三橋美智也GOLD LYLIC三橋美智也横井弘中野忠晴わらにまみれてヨー 育てた栗毛 今日は買われてヨー 町へ行くアーアー オーラ オーラ 達者(たっしゃ)でナ オーラ オーラ かぜひくな あゝかぜひくな 離す手綱が ふるえふるえるぜ  俺が泣くときゃヨー お前も泣いて ともに走ったヨー 丘の道アーアー オーラ オーラ 達者でナ オーラ オーラ 忘れるな あゝ忘れるな 月の河原を 思い思い出を  町のお人はヨー よい人だろが 変わる暮らしがヨー 気にかかるアーアー オーラ オーラ 達者でナ オーラ オーラ また逢おな あゝまた逢おな かわいたてがみ なでてなでてやろ
赤い夕陽の故郷GOLD LYLIC三橋美智也GOLD LYLIC三橋美智也横井弘中野忠晴(おーい) 呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷(ふるさと)が うらぶれの 旅をゆく 渡り鳥を 呼んでいる 馬鹿な俺だが あの山川の 呼ぶ声だけは おーい 聞こえるぜ  呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が 懐かしい 面影の ひとつ星も またたくよ 小麦畠は 二人の夢を ひそめているか おーい 今もなお  呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が 涙ぐみ 背伸びする 渡り鳥を 呼んでいる 雲よ行くなら おふくろさんに 思いをせめて おーい 乗せて行け (おーい)
喫茶店の片隅で美輪明宏美輪明宏矢野亮中野忠晴アカシア並木の 黄昏(たそがれ)は 淡い灯がつく 喫茶店 いつも貴方と 逢った日の 小さな赤い 椅子二つ モカの香りが にじんでた  二人だまって 向き合って 聞いたショパンの ノクターン もれるピアノの 音につれて つんではくずし またつんだ 夢はいずこに 消えたやら  遠いあの日が 忘られず 一人来てみた 喫茶店 散った窓辺の 紅薔薇が はるかにすぎた 想い出を 胸にしみじみ 呼ぶ今宵
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