海よお前だけに…石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 池田充男 | 曽根幸明 | 小谷充 | 海よ 恋をしよう 海よ 恋を語ろう 風も 胸にあまい 太陽の下 俺の生きがいが そして人生が 浪の彼方に 待っているのさ 海よ おまえならば 俺は 泣いてもいい 航路の 終るまでは みつめておくれ 海よ 俺を好きか 海よ 俺は惚れた いつも 深い愛と 試練をくれる 遠い浪のはて 夢を求めて 俺は港を ひとり出て来た 海よ おまえだけに 俺は いのち賭ける 航路の 終るまでは みつめておくれ |
海びとの詩石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 池田充男 | 曽根幸明 | 小谷充 | 海よ 空よ ヨットよ 俺の恋びと おまえ達は おなじ命さ 青い 青い うねりに うらぎられても 諦めはしない 海に賭けた 男の戦い 俺は挑む どこまでも 艇よ 艇よ 逸るな 海は果てない うなる帆綱 逆巻く浪よ あらし あらし 去る時 ほほえむだろう 勝利の女神 いまは独り 男の海原 決めたままに 越えるだけ 決めたままに 越えるだけ |
マツケンマンボ松平健 | 松平健 | 杉紀彦 | 曽根幸明 | 桑田衛 | どこへ帰るのあの女は うしろ姿が 懐かしい 抱いてやりたい 黄昏は 男心を 揺らすのさ ア・マンボ ア・マンボ マンボ! 花を咲かそう もう一度 夢をみようよ もう一度 花の 花の 花の松健マンボ 恋につかれた あの女は 雨の夜には すすり泣く 泪ぬぐって あげようか 粋な道行き 雨上がり ア・マンボ ア・マンボ マンボ! 花は散っても また開く 夢は散っても また開く 花の 花の 花の松健マンボ 愛をほしがる あの女は 甘く優しい 眼をしてる どうせ一度の 人生と 燃えてみたいと 生きている ア・マンボ ア・マンボ マンボ! 花を咲かそう もう一度 夢をみようよ もう一度 花の 花の 花の松健マンボ |
ちゆきの夢は夜ひらくあさみちゆき | あさみちゆき | 吉田旺 | 曽根幸明 | | 雲よ流れて どこへ行く 人は流れて どこへ行く 片道切符の 人生歌(たびうた)に …夢は夜ひらく うまれて来なけりゃ よかったと 寒い目をした おとうとよ 生きているよね 逢いたいよ …夢は夜ひらく ブランド鞄(バック)と ひきかえに あの娘が散らした 青い花 風の間に間に ヒラヒララ …夢は夜ひらく 花は蝶々に なりたがる 蝶々はカモメが いいという ないものねだりの 溜息に …夢は夜ひらく 墓標(ぼひょう)みたいな ビルの都会(まち) 人々(ひと)が忘れた やさしさが 迷い涕き涕き 陽は墜ちて …夢は夜ひらく 星よ流れて どこへ行く あたし 流れて どこへ行く 片道切符の 人生歌(たびうた)に …夢は夜ひらく |
東京の夜石原裕次郎 | 石原裕次郎 | わだじゅんこ | 曽根幸明 | 山倉たかし | 別れがつらいと 泣いているよな 雨にぬれてる 新宿の街 やっとみつけた 幸せなのに 誰がこわして しまうのか 今夜かぎりの 東京の夜 おまえの涙を ふいているのに 俺が泣いてる 外苑通り 愛しきれない おまえを抱いて 夜にこのまま とけたいが 夢も冷たい 東京の夜 帰りたくないと すねるおまえを そっと見送る 青山あたり 俺の背中を つきさすように 別れないでと 泣く声が 今も聞える 東京の夜 |
露子の手紙石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 萩原四朗 | 曽根幸明 | 曽根幸明 | 露子 露子- 君の手紙を 繰りかえし かみしめるように なんども読んだ 無事でいたのが うれしくて 恥かしいほど 瞼が濡れた 北の 北の- 遠いいで湯の 町からと それだけを書いて ところは無いが せめても一度 逢えぬのか 雪の他国が 寂しかないか 露子 露子- 衿のほくろを 思いだす かえらない夢と あきらめらりょか なみだこぼした しみの跡 君の手紙が ふびんでならぬ |
いつも二人で石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 阿久悠 | 曽根幸明 | 山倉たかし | いつも二人で 幸せだけを 探しつづけて 来たけれど それもはかない 夢だと知った つらいだろうが 別れよう ほんとの幸せを みつけて 欲しいのさ 甘い想い出 残したままで 何も言わずに 出て行こう 俺もお前も あまりに若く 甘い夢だけ みたけれど それも何時しか 色あせてゆき 知らぬあいだに 傷ついた ほんとの幸せを みつけて 欲しいのさ いつも二人で 暮らした部屋を 何も言わずに 出て行こう |
銀の指輪石原裕次郎&愛まち子 | 石原裕次郎&愛まち子 | 萩原四朗 | 曽根幸明 | 曽根幸明 | 一夜泊りの なごりには なつかしすぎる あの娘を知った港町 放さない 離れないと 首を抱いて 泣いた手に 窃っと残してきた 銀の指輪よ 霧にかくれて 目がしらを 拭くほどうぶな 波止場の蝶じゃないけれど マドロスも 人の子なら いつか来ると 二年ごし 帯にはさんで寝る 銀の指輪よ 旅のつばめと 浮藻草 逢わなきゃそれで 別れも知らず済んだのを いつか来る 吃度(きっと)来ると あつい酒を 呷(あお)るのに なんで黙っている 銀の指輪よ |
俺は釣りキチ三平だMoJo | MoJo | 石坂まさを | 曽根幸明 | 曽根幸明 | 俺は釣キチ 三平だ 竿を握らしゃ 日本一の 腕と度胸で 大物ねらい なにくそ嵐 なにくそ孤独 地球の魚と 戦うぞ 知恵と勇気じゃ 負けはせぬ 俺は釣キチ 三平だ 泣きたかったら ポイント釣りで 胸のモヤモヤ 晴らせばいいさ そうだろうジイチャン そうだろユリッペ 魚がウィンクするような そんな男に なりたいよ 俺は釣キチ 三平だ 釣り師一代 生命を賭けて ドンと飛びだせ 世界の海へ 負けるな男 負けるな三平 宇宙と自然に いだかれて 明日のしあわせ 釣りあげろ |
若き旅人MoJo | MoJo | 石坂まさを | 曽根幸明 | 曽根幸明 | 人は誰でも未知の世界にあこがれ 旅に出るのさ たった一人で ときには 人生 悲しみにぶつかり ときには 青春 霧の中 さまよい 泣くこともあるけれど そうさ 心の星をみつめて 旅人は歩いて行くだけさ 人はいつでも未知の自然にいどんで そして 傷つき 愛を知るのさ たとえば ふるさと 父 母を想って たとえば 想い出 アルバムめくって くちびるを かむけれど そうさ わすれた歌を 探して 旅人は 歌って行く だけさ そうさ 心の星を見つめて 旅人は 歩いて行く だけさ そうさ 心の星をみつめて 旅人は歩いて行くだけさ |
吹き溜りの詩菅原文太 | 菅原文太 | 深作欣二・池田充男 | 曽根幸明 | | 風が体を 吹きぬけて あとは乾いた 夜ばかり 骨のずいまで 痩せこけた 影をひきずる 影をひきずる 吹き溜り 夢という奴 道ずれに 当てのないまま 踏み迷う 俺は人生 横に見て いつか涙の いつか涙の 吹き溜り 愚痴と言うなら それもいい 嘲笑(わら)いたければ それもいい 露地の枯葉に おふくろの 子守うた聞く 子守うた聞く 吹き溜り 俺が死ぬときゃ 俺らしく 場所を探しに ゆくだけさ 花も飾るな ふり向くな どうせ世の中 どうせ世の中 吹き溜り |
おんなの人生天童よしみ | 天童よしみ | 麻こよみ | 曽根幸明 | 池多孝春 | 酒にほろ酔い 振り向けば 泣いて歩いた 道がある 雨降れば雨に濡れ 風吹けば風を受け 幸せ信じて 生きてきた 過ぎたむかしを 飲みほして 花と咲く‥‥女の人生 いつも笑顔を 耐やさない 母の姿が 道しるべ 恋すれば恋に酔い 夢みれば夢に酔い 熱い心で 生きてきた 口紅(べに)の色さえ あざやかに 花と咲く‥‥女の人生 二度ともとには もどれない 河の流れか 人の世は 雨降れば雨も良し 風吹けば風も良し 明日(あした)を恐れず 生きて行く 世間の情に 支えられ 花と咲く‥‥女の人生 |
足跡高丘純一 | 高丘純一 | 河村曲保・土井弘千香 | 曽根幸明 | 曾根幸明 | ふりかえる人生 誰もがなぜかなつかしい そんな想い 抱いてるだろう 淡いこころざし 今でも褪せていません この生い立ちを わたしは誇りにしたい 寄り道したけれど 夢を夢を ひとつひとつ 叶えてきた 明日に生きるよろこびを ふたりの絆で 支え合い 確かな足跡 つけてきた これからの人生 まだまだやれることがあり 若い気持ち 取りもどせるさ そしてもう一度 お前と笑い合おうよ このめぐり会い わたしは乾杯したい 命が果てるまで 愛を愛を ひとつひとつ 大事にしよう 明日に生きるよろこびを ふたりのこころに 重ね合い きれいな足跡のこしたい |
生きるってスバラシイ高丘純一 | 高丘純一 | 土井弘千香 | 曽根幸明 | 曾根幸明 | 生きるって 自分のできることやればいいんだ 石ころひとつにも役目があるはず 一人ひとりにも価値があるのさ 一歩踏みだしゃ景色も変わるだろ むずかしく考えれば むずかしく 楽しく考えれば たのしくなるはず だから おもしろいんだ 生きるって 生きるって スバラシイ スバラシイ 生きるって 自分を好きになる ことが大切 責めれば悲しいよ 誉めればうれしい 心広げたら 空は晴れるさ 夢もふくらみ やさしい風がふく 自らを信じてればさわやかだ かならずわかり合える世界になるはず だから 支え合おうよ 生きるって 生きるって スバラシイ スバラシイ |
愛にぬれたギター渚ゆう子 | 渚ゆう子 | 岩田しげる | 曽根幸明 | 川口真 | 忘れものがあるわ 取りに帰って来てよ 忘れものよあなた 愛にぬれたギター そばにあなたが 居なくちゃだめなの あさい眠りがむなしすぎるから 忘れものよ あなた 愛にぬれたギター 忘れものをしたよ だから帰って来たよ そんな時をいつも 一人待っているの なにもいらない あなたがすべてよ どうぞ 私の胸に住んでいて 忘れものよ あなた 愛にぬれたギター 忘れものよ あなた 愛にぬれたギター 愛にぬれたギター |
炎のように火のように青江三奈 | 青江三奈 | 山崎ふみえ | 曽根幸明 | 高田弘 | 激しく燃える 恋の火は 赤いライトの 渦の中 刻むリズムが 人生ならば 二度と帰らぬ この刻を 愛するあなたの その胸で 炎のように 火のように 花散る夜も 秋の夜も 紅のドレスが 夢を呼ぶ いつか散り行く 命であれば せめてこの恋 燃ゆる間に 愛して愛して 愛されて あなたの胸で 死にたいの 命の限り その日まで 紅い炎を 燃やしたい 夢とまぼろし 追いかけながら 生きた月日は もう遠い 愛するあなたの その胸で 炎のように 火のように |
鳴きうさぎ前田有紀 | 前田有紀 | 坂口照幸 | 曽根幸明 | 竜崎孝路 | うち寂しかったんよ 愛しても 愛されず ビルの街 ネオンの街は 涙を隠せる 場所もないのね うさぎ うさぎ 鳴きうさぎ 歳の離れた 男のひとと 跳んで 跳んで 鳴きうさぎ 恋に破れて 泣きをみた ウーウーウー… でも歓しかったんよ 人目には 愚かでも 愚かほど 純情なんよ 一番幸わせ 生きてたうちで うさぎ うさぎ 鳴きうさぎ 街の寒さに 人恋しさに 跳んで 跳んで 鳴きうさぎ 愛にはぐれて またひとり うさぎ うさぎ 鳴きうさぎ きっと誰かが 待っててくれる 跳んで 跳んで 鳴きうさぎ 砂漠みたいな 都会でも ウーウーウー… ウーウーウー… |
永遠に輝いて…天童よしみ | 天童よしみ | 仁井谷俊也 | 曽根幸明 | | 夢を追いかけて 遥かな旅にでて 星の数ほど 出逢いがあった つまずき迷った 季節もあるけれど 今はあたたかく 寄り添うひとがいる 悲しみを微笑みに 微笑みを喜びに… せつなさを憧れに 憧れをときめきに… 愛する歌が ある限り いのち輝いて 歌いたい あなたとともに 歌いつづけたい… 人の幸せは 心にあるのだと 昇る朝日が 教えてくれた 道草ばかりの 人生だったけど 愛にささえられ 今日まで歩いたの 言葉では言えぬほど やさしさをありがとう… いつの日も変わらない まごころをありがとう… 信じる歌が ある限り いのち鮮やかに 歌いたい あなたとともに 歌いつづけたい… |
圭子の夢は夜ひらく藤圭子 | 藤圭子 | 石坂まさを | 曽根幸明 | | 赤く咲くのは けしの花 白く咲くのは 百合の花 どう咲きゃいいのさ この私 夢は夜ひらく 十五、十六、十七と 私の人生暗かった 過去はどんなに暗くとも 夢は夜ひらく 昨日マー坊 今日トミー 明日はジョージかケン坊か 恋ははかなく過ぎて行き 夢は夜ひらく 夜咲くネオンは 嘘の花 夜飛ぶ蝶々も 嘘の花 嘘を肴に 酒をくみゃ 夢は夜ひらく 前を見るよな 柄じゃない うしろ向くよな 柄じゃない よそ見してたら 泣きを見た 夢は夜ひらく 一から十まで 馬鹿でした 馬鹿にゃ未練はないけれど 忘れられない 奴ばかり 夢は夜ひらく 夢は夜ひらく |
夢は夜ひらく門倉有希 | 門倉有希 | 石坂まさを | 曽根幸明 | | 赤く咲くのは けしの花 白く咲くのは 百合の花 どう咲きゃいいのさ この私 夢は夜ひらく 十五 十六 十七と 私の人生 暗かった 過去はどんなに 暗くとも 夢は夜ひらく 昨日マー坊 今日トミー 明日はジョージか ケン坊か 恋ははかなく 過ぎて行き 夢は夜ひらく 夜咲くネオンは 嘘(うそ)の花 夜飛ぶ蝶々も 嘘の花 嘘を肴(さかな)に 酒をくみゃ 夢は夜ひらく 前を見るよな 柄じゃない うしろ向くよな 柄じゃない よそ見してたら 泣きを見た 夢は夜ひらく 一から十まで 馬鹿でした 馬鹿にゃ未練は ないけれど 忘れられない 奴ばかり 夢は夜ひらく 夢は夜ひらく |
慟哭のブルース水原弘 | 水原弘 | 川内康範 | 曽根幸明 | | あなたを欲しい 欲しくてたまらない 誰にも渡せる 愛じゃない あなたのすべてが 好きだから あたしは死ぬほど 苦しんだ それでもこわれる 悲しさで ああ 心が裂ける 慟哭のブルース あなたを欲しい 欲しくてたまらない 涙ですむよな 愛じゃない あなたに逢った あの日から あたしの命は すてていた 逢えない夜は 死ぬほどに ああ 心が裂ける 慟哭のブルース 心が裂ける 慟哭のブルース |
気まぐれブルース青江三奈 | 青江三奈 | 川内康範 | 曽根幸明 | | あなたを愛した 愛したからには 死ぬまで変らぬ 誓って欲しい 女ごころを 知りながら 嘘と真実は 気まぐれなのさ うそぶきながらも 火をつける ああ ああ わるい人 お前を好きでも どうにもならない 生まれた時から こうしてきたと 女ごころを 知りながら 明日のことなど わかりはしない うそぶきながらも 抱きよせる ああ ああ わるい人 冷たくされると なおさら燃えるわ せめて嘘でも 信じていたい 女ごころを 知りながら 逢った運命が 気まぐれなのさ うそぶきながらも 惹きよせる ああ ああ わるい人 |
札幌ブルース青江三奈 | 青江三奈 | 川内康範 | 曽根幸明 | | すすきの町に 灯がともる ほのかな明るい 灯がともる 昨日おとして 今日またひろう 恋のかけらを 散りばめながら ああ わたしの札幌 あなたの札幌 夢呼ぶ街よ アカシア並木は 雪化粧 北斗の星さえ 花の顔 けれどもあの娘は こころを粧う 熱い血潮で 夜明けを招く ああ わたしの札幌 あなたの札幌 夢呼ぶ街よ 鐘が鳴ります 時計台 月はまだかよ 藻岩山 風がより添い 羊が丘へ 恋の夕笛 さやかにわたる ああ わたしの札幌 あなたの札幌 夢呼ぶ街よ |
故郷も雨ですか成田ふじ美 | 成田ふじ美 | 荒川利夫 | 曽根幸明 | | 故郷も雨ですか そんな電話を したいのに 声も聞けない 親不幸 一緒に生きてく この人と きっと幸せ 咲かすから その日待ってて おかあさん 心で両手を 合わせます 故郷を離れても 夢に出てくる 逢いにくる 山や遊んだ 川景色 許して貰える この仲を いつかわかって くれるまで 戻りたくない おかあさん 私の涙が 見えますか 故郷も雨ですか 母の淋しさ 知らすよな 雨の便りが 身にしみる あなたの娘で いたいから 胸に消えない 恋しさが 長生きしていて おかあさん 父にも詫びます その時は |
流浪渡哲也 | 渡哲也 | ちあき哲也 | 曽根幸明 | | 親がいながら 孤児(みなしご)に されて十年 東へ西へ どこを塒(ねぐら)に かえようと 所詮無情の あゝ 風ばかり あかの他人に もらわれて たった七日も がまんができず やがて家出(やさぐ)れ 泣きながら ひとり辿った あゝ 細い道 憶い出すたび とおざかる あの日はぐれた おふくろの顔 逢えぬ人なら それもよし どうせ名のれる あゝ 俺じゃない 生きてきたかと 問われたら 俺は笑って うなずくだろう 流れ流れの 人生も 夜が明ければ あゝ 明日がある |
いつかどこかで勝新太郎 | 勝新太郎 | 水島哲 | 曽根幸明 | 曽根幸明 | いつかどこかで お前と もういちどだけ 逢いたい あの幸せの夜は どこにいったの わがままばかり 押しつけ お前を疲れさせた 人の目ばかり気にして 馬鹿だった俺 ただひとり夜をさまよう 思い出をまさぐりながら たとえどんなに せめられ なじられたって いいのさ たった一度で いいのさ あやまりたい お前に ただひとり夜をさまよう 思い出をまさぐりながら たとえどんなに せめられ なじられたって いいのさ たった一度で いいのさ あやまりたい お前に |
座頭市ひとり旅勝新太郎 | 勝新太郎 | 川内康範 | 曽根幸明 | 曽根幸明 | いやだいやだよ おてんとさん あんたが照っても くもっても おれに吹く風 やみはせぬ 何処へ行こうと 気まゝなはずが だんだん世間がせまくなる ひとりぼっちで 旅をして ふるさと忘れた ふりをする なまじおぼえて いるよりは 想い出すまい 昨日のことは 誰にも見せない 涙顔 いつかまた逢う こともある ごらんの通りの 風来坊 かけた情が 仇になり どこで死のうと 生きよとまゝよ 誰にも知られぬ ひとり旅 |
座頭市勝新太郎 | 勝新太郎 | 川内康範 | 曽根幸明 | 曽根幸明 | 「俺たちゃな御法度の裏街道を歩く渡世なんだぞ。 いわば天下の嫌われもんだ」 およしなさいよ 無駄なこと 言って聞かせて そのあとに 音と匂いの 流れ斬り 肩も寂しい 肩も寂しい…… 「ああ…いやな渡世だなあ」 親のある奴 どきやがれ いやだ いやだと よけながら 涙忍んで さかさ斬り 何処へ行くのか 何処へ行くのか…… 「ハハハハ ああ 眼があきてえなあ」 おやめなさいよ 罪なこと 情け知らずの さげすみを 花を散らして みだれ斬り 夕陽を浴びる 夕陽を浴びる…… 夕陽を浴びる…… |
わたし身をひくわ敏いとうとハッピー&ブルー | 敏いとうとハッピー&ブルー | 山口洋子 | 曽根幸明 | | 愛しながら 愛しながら 別れて わたし 身をひくわ あなたの好みは あの妻よりも わたしがいちばん 知ってるつもりよ めぐり逢うのが 遅すぎたのね 人目をしのぶ 恋だけど 愛しながら 愛しながら 別れて わたし 身をひくわ 逢えない時間は 他人のあなた お家のことなど 聞きたくないわ 昨夜も電話を かけてる顔が やさしいパパに みえました 愛しながら 愛しながら 別れて わたし 身をひくわ 愛しながら 愛しながら 別れて わたし 身をひくわ 近頃やせたわ あなたの背中 ふたつの愛が 苦しめてるのね 女ごころは からだが遠く はなれた夜も 変わらない 愛しながら 愛しながら 別れて わたし 身をひくわ |
座頭市の唄勝新太郎 | 勝新太郎 | 川内康範 | 曽根幸明 | | 「手前のことを言うのは嫌でございますけどネ、 私は座頭という名前の通り、五年前までは、笛を吹いて 町を流していた按摩でさぁ 眼が見えねえばっかりに、ずいぶんいじめられもしました。 悔りもうけました。泣きはしないが、くやしかったね。 今に見ていろ眼あきの野郎ども、そう思っていじりはじめたのがこいつだ。 眼くらはね、針の修行をつんでも検校という高い位に昇れるんだ。 又、琴・三絃の師匠にもなれる。だが、そんなことは俺の性には 合わねえし、又、眼あきどもが眼玉ひんむいて驚くほどの事じゃねえやな。 そうでございましょう。皆さん方も立派な眼あきだが、 こんな事出来るかい」 およしなさいよ 無駄なこと 言って聞かせて そのあとに 音と匂いの 流れ斬り 肩も寂しい 肩も寂しい…… 「いやな渡世だなあ」 親のある奴 どきやがれ いやだいやだと よけながら 涙忍んで さかさ斬り 何処へ行くのか 何処へいくのか…… 「もう眼があきてえなあ」 |
あき子勝新太郎 | 勝新太郎 | 川内康範 | 曽根幸明 | | 風もないのに 花が散る 運命(さだめ)というには あまりにも ひどい仕打ちと 泣いていた あき子と言う名の人だった あゝ それっきり かえらない 雨も降らぬに 花が散る 一人ぢゃ駄目よと 言い乍ら 肩を寂しく ふるわせた あき子と言う名の人だった あゝ それっきり かえらない 人にかくれて 花が散る しづかにしづかに 恋をして 咲いて間もなく しぼんでた あき子と言う名の人だった あゝ それっきり かえらない |
あれっきり勝新太郎 | 勝新太郎 | 川内康範 | 曽根幸明 | | あれっきり おれとお前は 街で逢っても 知らぬ顔 雪降る夜だよ おれが買ってやった コートをコートを なぜ着ない あれっきり おれとお前は 街で逢っても 知らぬ顔 風吹く夜だよ 声をかけなくても あの眼であの眼で なぜ見ない あれっきり おれとお前は 逢わずに愛して 行く運命(さだめ) 雨降る夜だよ おれが買ってやった 傘を傘を なぜささぬ |
恋は気まま勝新太郎 | 勝新太郎 | 水島哲 | 曽根幸明 | | たそがれの浜辺で だれを待つ セニョリータ 恋人はどうしたの 来てはくれないの たそがれのチャペルで なにを祈る セニョリータ 恋人はどうしたの 心がわりしたの だれでも恋こそ生きがいなのと ただひとすじに思いこむ 悲しけりゃお泣きよ 思いっきり セニョリータ いつの日かわかるだろ 恋は気ままなものさ |
ごめんね坊や勝新太郎 | 勝新太郎 | 水島哲 | 曽根幸明 | | こっちをむいて坊や パパにために こっちをむいて坊や 笑顔をみせて ゆうべもおそくて あそんでやれず ごめんよ こんやはいっしょに遊ぼう おねがいだから坊や ママといつも おねがいだから坊や 仲よくしてね いつかはおまえも わかってくれる パパとママの 愛のしるしがおまえ さびしいのかい坊や パパとあえず さびしいのかい坊や 寝顔の涙 こんどの日曜 どこかへ行こう 約束する おまえが行きたいところへ |
涙はおれに勝新太郎 | 勝新太郎 | 水島哲 | 曽根幸明 | | 涙はおふき お願いだから いつものほゝえみ とりもどして 悲しい夢を 見すぎたんだろう 夜霧にかくれて 愛を求めて かわいい小鳩よ 傷つきながらも もいちど朝日に はばたいてほしい バラ色の雲も みつめている かわいい小鳩よ いっしょにどこか 逃げたい気持さ ふたりだけの空 だけどもそれも かなわぬふたり 朝焼けの雲に 祈るだけさ |
どんとやれ勝新太郎 | 勝新太郎 | 川内康範 | 曽根幸明 | | なんだなんだなんだよ 男のくせに いのちいのちいのちを 惜しがって なにが出来るか 出来るまで 胸をたたいて どんとやれ なんだなんだなんだよ 男のくせに これがこれがこれが 世のために なるときめたら 逃げ出すな どうせ二つと ないいいのち なんだなんだなんだよ 男のくせに 恋に恋にいのちを 賭けるのも 義理にいのちを 賭けるのも おなじことなら どんとやれ |
夜と恋の終り勝新太郎 | 勝新太郎 | 川嶋朗 | 曽根幸明 | | 夜が終われば 恋も終る もうすぐ お前と 別れる朝がくる さよなら さよなら 泣かないで 夜明けに涙を見せたくないから 夜が終われば 恋も終る もうすぐお前は 誰かの女(ひと)になる さよなら さよなら 泣かないで 夜明けの空に 涙を捨てよう 夜が終われば 恋も終る もうすぐ お前も 俺を残してゆく さよなら さよなら 泣かないで 夜明けの雨にすべてを流そう すべてを流そう |
おまえは何処に勝新太郎 | 勝新太郎 | 水島哲 | 曽根幸明 | | 悲しいまでに 夕日が赤い 窓辺でひとり おまえを思うよ おまえとふたりで 育てたカナリア それさえあれから 歌も歌わぬ 風さえ今日も 訪れぬ部屋 おれには夜は とても長すぎる 空耳だろか 戸口に音が いたずら風に ときめく心 あかりもつけずに 暗闇の中で あいてるソファーに 夜を求める 星さえ今日も はいらぬ部屋 おれには夜は とても辛すぎる とても辛すぎる とても辛すぎる |
座頭市子守唄勝新太郎 | 勝新太郎 | いわせひろし | 曽根幸明 | | 赤い夕日に さすらいながら 死んだやつらに 子守唄 どこで果てよと 誰が泣く 知らぬ他国の 蝉がなく 「斬ちゃならねえ人人を 斬っちまった時ァ 目先が真暗になっちまった(ハ……) 目先ははなっから 真暗だよ」 風に追われた さすらい者よ 死んで行くときゃ ひとり旅 バカなやつらに 手向けてやろか 俺の情の 子守唄 |
千年のかがり火藤圭子 | 藤圭子 | 曲保 | 曽根幸明 | 曽根幸明 | 千年の歴史を灯しつづけるかがり火 この川は清く 炎に染めた愛をうつしてそして流れる 五月の若鮎にもつれ泳ぐ鵜の鳥 一夜の薪能の 舞に似た この恋模様なぜかなやまし つかの間の宴に燃えて燃え尽きるかがり火 この川は清く いにしえの夢を今宵もうつしてそして 流れる 炎の 舞姿瀬音 舟音 夢模様 悲しい 命 知った時 揺れるかがり火なぜかさみしい 五月の若鮎にもつれ泳ぐ鵜の鳥 一夜の薪能の 舞に似た この恋模様なぜかなやまし |
さよならは昼下がり石原裕次郎・川中美幸 | 石原裕次郎・川中美幸 | なかにし礼 | 曽根幸明 | 服部克久 | say good bye with smile 笑ってさよならを しようよ まだ少し 愛しているなら say good bye with smile ちょっぴり泣かせてね 私は あなたより 未練があるから 別れのない 恋はない いのちも花も 散るから美しい ガラス張りの カフェバーで ほほえみあう二人 街は昼下がり say good bye with smile 笑ってさよならを 言おうと するたびに 涙があふれる say good bye with smile 素敵な思い出を つくって くれた人 忘れはしないさ また逢う日が ないじゃなし こわれた夢も 棄てない方がいい ガラス越しに 手をふって ほほえみあう二人 街は昼下がり |
甚八の夢は夜ひらく根津甚八 | 根津甚八 | かぜ耕二 | 曽根幸明 | | 好きな啄木 朔太郎 ボストン・バックの隅にいる どこで縒れたか ドヤ暮らし 夢は夜ひらく 帰る昔が あるのなら 飲んで血なんか 吐きやしない 父なし母なし ろくでなし 明日が遠すぎる 飛んでしまった 瞳の色と 日暮れみたいな 微笑みが 少し怖いと 寄りつかぬ 惚れたあの女 相槌打つのに 困ったか 闘争くずれの 学生(せいがく)が 小便する間に 消えていた 少し情(つれ)ないぜ 俺の心は 鳳仙花 いくつ弾けりゃ 気が済むか 出るは汗かよ 涙かよ 夢はいつひらく 俺を世間が 愛さない 俺にも世間が 愛せない ひとりぼっちの 流れ星 夢は夜ひらく |
いつかどこかで細川たかし | 細川たかし | 水島哲 | 曽根幸明 | 曽根幸明 | いつかどこかで おまえと もういちどだけ 逢いたい あの幸せの夜は どこに行ったの わがままばかり 押しつけ おまえを 疲れさせた 人の目ばかり 気にして 馬鹿だった俺 ただひとり 夜をさまよう 想い出を まさぐりながら たとえどんなに せめられ なじられたって いいのさ たった一度で いいのさ あやまりたい おまえに ただひとり 夜をさまよう 想い出を まさぐりながら たとえどんなに せめられ なじられたって いいのさ たった一度で いいのさ あやまりたい おまえに |
恋待ち人香西かおり | 香西かおり | 水木れいじ | 曽根幸明 | 竜崎孝路 | 小雨に濡れてる盛り場は 恋待ち人の とまり木か 今夜もいいこと ありそうで 夢を拾いに とんで来る ちょっとくどいて くどかれて あとは お酒に 酔いたいね 好きと言えなきゃ 抱けばいい あなたの女(おんな)に して欲しい 誰かが唄う 流行歌(はやりうた) 恋待ち人の ものがたり 別れた彼の やさしさを 想い出したら 泣けてきた むかし話は 飲みほして ふらりはしごと しゃれたいね 夜はかけあし 急ぎあし あなたに寄りそい 雨の中 ちょっとくどいて くどかれて あとは お酒に 酔いたいね 好きと言えなきゃ 抱けばいい あなたの女(おんな)に して欲しい |
黄昏れて香西かおり | 香西かおり | 水木れいじ | 曽根幸明 | 竜崎孝路 | 泣かせてよ あなた すこしだけ 人の目を避(さ)けて ひととき燃えて 愛しても夢 抱かれても夢 求めてもすがっても 夢ですね 都会(まち)の夕暮れは せつなくて 流行(はやり)の歌さえ 別れ唄 恋はいつでも はかなくて 涙ふく間(ま)に 消えてゆく 酔わせてよ あなた 今夜だけ あの時と同じ 口紅ひくわ 信じても嘘 尽くしても嘘 忍(しの)んでも許しても 嘘ですね 花のいのちは 短かくて ためいきひとつで 散ってゆく 人はいつでも つれなくて 涙ふく間(ま)に 背を向ける 恋はいつでも はかなくて 涙ふく間(ま)に 消えてゆく |
こゆき梅沢富美男 | 梅沢富美男 | 水木れいじ | 曽根幸明 | | 北の空から 舞い散る雪に 今日も港は 暮れてゆく 馬鹿な女と 指さされても いいの あなたが 好きだから あんなに優しく抱いた人 死んでも私は 忘れない こゆき こゆきは 漁火に そっと 今夜も 祈ります こゆき こゆきは ただひとり あなた 信じて 待ってます 風の海峡 背のびをしても 霧笛ばかりが 哭きじゃくる 女ざかりを ひとり寝まくら 寂しすぎます ねぇ あなた 嘘でもいいの もう一度 やさしくされたい 抱かれたい こゆき こゆきは 別れても いつも あなたの 夢ばかり こゆき こゆきの 故郷は そうよ あなたの 腕の中 こゆき こゆきは いつまでも あなた 命と 決めてます こゆき こゆきは ただひとり あなた 信じて 待ってます |
アデュー前川清 | 前川清 | 吉田旺 | 曽根幸明 | | 明日から 誰が笑うの その胸で 明日から 誰につくすの わたし あなた あなたで 明けくれた 愛のくらしは 二度とかえらない アデュー 水割りを呷(あお)るあなたの横顔に 愛は見えない つめの先ほども もうやめて かたちばかりのなぐさめは もうやめて 決めたこころが迷う 何がどうして こんなにもきらわれたのか いまもわからない アデュー 愛なんていちど冷めたら他人より もっとつめたい 仕打ちをするものね アデュー 愛なんていちど冷めたら他人より もっとつめたい 仕打ちをするものね |
終曲前川清 | 前川清 | 吉田旺 | 曽根幸明 | | ほんきじゃなくて よかったと つよがるそばから 涕(な)き笑顔(えがお) 見ないふりして もういいの あなたと出逢えた あゝしあわせに せめてせめていわせて ありがとう この先おまえ どうすると やさしい眸(め)をして きかないで 決めたこころの 結びめが いまにもハラリと あゝほどけそう だめねだめねほんとに あたしって あなたの胸の あたたかさ 忘れやしません あの世(よ)まで 咲かずじまいの 花一輪(はないちりん) 浮かべたグラスは あゝ重いけど あなたあなたかんぱい さようなら |
愛・フォーエヴァー石原裕次郎&真梨邑ケイ | 石原裕次郎&真梨邑ケイ | なかにし礼 | 曽根幸明 | | お前に決めた あなたに決めた 二人の恋は インスピレーション 名前も過去も 知らないけれど 目と目が合って テンプテーション Oh My God ありがとう 人生素敵だね 今度生まれて来るときも お前と あなたと 恋をする その次も その次も 永遠に Love Forever Love Forever Love Forever お前がほしい あなたがほしい 抱きあうことが コミュニケーション くちびる同志 ふれあうときが ときめく愛の インヴィテーション Oh My God ありがとう いのちは奇跡だね 今度生まれて来るときも お前と あなたと 結ばれる その次も その次も 永遠に Love Forever Love Forever Love Forever |
さよならは昼下り石原裕次郎&真梨邑ケイ | 石原裕次郎&真梨邑ケイ | なかにし礼 | 曽根幸明 | | Say Good-bye with smile 笑ってさよならを しようよ まだすこし 愛しているなら Say Good-bye with smile ちょっぴり泣かせてね 私は あなたより 未練があるから 別れのない 恋はない いのちも花も 散るから美しい ガラス張りの カフェバーで ほほえみあう二人 街は昼下り Say Good-bye with smile 笑ってさよならを 言おうとするたびに 涙があふれる Say Good-bye with smile 素敵な思い出を つくって くれた人 忘れはしないさ また逢う日が ないじゃなし こわれた夢も 棄てない方がいい ガラス越しに 手をふって ほほえみあう二人 街は昼下り |
夢は夜ひらく青江三奈 | 青江三奈 | 中村泰士・富田清吾 | 曽根幸明 | | 雨が降るから 逢えないの 来ないあなたは 野暮な人 ぬれてみたいわ 二人なら 夢は夜ひらく うぶなお前が 可愛いと 云ったあなたは 憎い人 いっそ散りたい 夜の花 夢は夜ひらく 嘘と知りつつ 愛したの あなたひとりが 命なの だからひとりにさせないで 夢は夜ひらく |
KUMIKO浦上幹子 | 浦上幹子 | たかたかし | 曽根幸明 | | 一つの口紅ふたりでつけて はしゃいでいたのは二週間前 男の子なんて めじゃないと 笑っていたのに あんた軽すぎる KUMIKO なぜ黙っているの KUMIKO 私そんなにお喋りじゃないわ 紹介ぐらいはしてくれたって いいじゃないよ あんた ズ・ル・イ そろいのTシャツふたりできめて 街中ちゃらちゃら してるそうじゃない 私の気分はどうなるの 近頃電話もかけてきやしない KUMIKO どういうつもりよ KUMIKO たったひとりの友だちじゃないの 一言相談してほしかった それはないよ あんた ズ・ル・イ KUMIKO なぜ黙っているの KUMIKO 私そんなにお喋りじゃないわ 一言相談してほしかった それはないよ あんた ズ・ル・イ |
シーサイド横浜大湊士郎 | 大湊士郎 | 西川ひとみ | 曽根幸明 | | 夜霧に濡れた 外人墓地で 別れるなんて 出来ないと 涙を流した お前のほほに 港の灯が 光ってた ああ 一人の夜の シーサイドヨコハマ 風に泣いてる 港のタワー 二人の別れを 知っていた 誰にも見せない 俺の心を お前にだけは 見せたのに ああ 涙にかすむ シーサイドヨコハマ 雨に濡れてた 元町通り クラブの灯りも 消えていた そっとかわした あの口づけを いまでも俺は 忘れない ああ一人の夜の シーサイドヨコハマ |
シーサイド・横浜勝新太郎 | 勝新太郎 | 西川ひとみ | 曽根幸明 | | 夜霧に濡れた外人墓地で 別れるなんて出来ないと 涙を流したおまえの頬に 港の灯りが光ってた ああ… 一人の夜の シーサイド横浜 風に泣いてる港のタワー 二人の別れを知っていた 誰にも見せない俺の心を おまえにだけは見せたのに ああ… 涙にかすむ シーサイド横浜 雨に濡れてた元町通り クラブの灯りも消えていた そっと交したあの口づけを 今でも俺は忘れない ああ… 一人の夜の シーサイド横浜 |
泣くなよ勝新太郎 | 勝新太郎 | 曽根幸明・武藤けんじ | 曽根幸明 | | 泣くなよ 訳は聞かないで このまま さよならしようぜ 泣くなよ 男の我儘で ただ ひとりに なりたいだけさ 残された 僅かな人生 だから 真実の事は 言えないけれど 泣くなよ 愛しているのに 別れは 俺も辛いけど 泣くなよ お前はまだ若い やり直しが きくさ 今なら 真実は 苦しみ分けあい 共に過ぎてゆく 日々―数えてみたい 泣くなよ 想い出しまって お互いの 道を歩こうよ 泣くなよ 涙は似合わない アー 粋な別れをしようぜ |
男の切札日野誠 | 日野誠 | 鳥井実 | 曽根幸明 | | 一度ぐらい拳を丸め なぐりとばせる 男になれよ 人生まるごと… 生まれ変れる訳じゃない 義理と人情を 安売するな 男の切札 最後まで 取っておけ 無理を承知で 泣かせてみるか じっとこらえて 泣くまで待つか 人生まるごと… 惚れた女を 抱きながら 浮いた言葉を 口にはするな 男の切札 最後まで 取っておけ どこで果てよと 男はみんな 夢を抱き寝の さすらい暮し 人生まるごと… 酒で涙を ごまかして 中途半端な 生きざまするな 男の切札 最後まで 取っておけ |
榾火森進一 | 森進一 | 永田一郎 | 曽根幸明 | | 雪はふる 榾火はもえる わたしは一人焔をみつめ 白い雪がふる 言葉なく 瞳はさえて いだきあい かわした口づけ 過ぎさった 愛の夜 雪はふる 風は鳴る 涙は凍る 雪はふる 榾火はもえる わたしは一人焔もきえて 白い雪がふる せつなさに またよみがえる とこしえに誓ったしあわせ 過ぎさった 愛の夜 雪はふる 風は鳴る 涙は凍る 人の世の 旅路のはてに ふぶき荒れ 心さまよう 過ぎさった 愛の夜 雪はふる 風は鳴る 涙は凍る |