結成15周年を迎えた“SCANDAL”が、2022年1月26日にオリジナル・アルバム『MIRROR』をリリース!昨年リリースした「eternal」「アイボリー」「one more time」のほか、新曲7曲を追加した全10曲が収録。今作はメンバーそれぞれが作詞作曲を手掛けた楽曲も収録されております。アルバムならではの楽曲が多数収録されているのでお楽しみに…!
さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“SCANDAL”による歌詞エッセイを4回に渡りお届け。今回は第1弾。執筆を担当したのは、ギターのMAMIです。綴っていただいたのは、自身が作詞作曲を手掛けた収録曲「
愛にならなかったのさ」のお話。みなさんが恋愛において大事だと思うことは何ですか? 是非、自分なりの“恋とは、愛とは”を考えながら、この歌詞とエッセイをお楽しみください。
「
愛にならなかったのさ」
この曲は「アイボリー」という曲と同時期くらいにメロディーが浮かんで、どっちに先に歌詞をつけるか考えていたところ、たまたまアイボリーの方が先に書けたからボイスメモ(新規録音#58)として眠っていた一曲。
その時はまだどんな歌詞がついてどんなアレンジになるのかも全くの未定で、なんなら世に出ない(メンバーさえ聴いてない)私の中での所謂お蔵入りという形になっていました。
2021年にリリースしたシングル3曲を作っている間にアルバム制作の話が出て、やばい!ストックがない!今からスピードを上げて作らなきゃ!となっていた時にふと思い出したのがこのボイスメモのこと。あれ、使えるかな? とボイスメモを聴き直して、とりあえず弾き語りのデモを作ることにしました(正直これしかまともなメロがなかったというのもある笑)。
このメロが出来た時のことを思い出して、ただアイボリーとは違う内容にしたかったからもうちょっと何かに限定した内容がいいかなーとか考えて。あー、この時期、恋愛に悩んでる友達が多かったなーなんて記憶もあって。しかもその悩みも複雑だったなー、もし私が同じ状況だったらどうしてるかなー、てか私の過去の恋愛どんなだったっけー。とかとかとか…、色々思い返してたらこの歌詞に辿り着きました。
愛とは、じゃないけどそういうのって価値観がそれぞれ違って、どんな時も一緒にいることが大事だって人もいれば、一緒にいられなくても愛情表現が大事だって人もいると思うし、何もなくたって心は繋がっているって思える人もいると思う(その他もたくさんあると思う、報告連絡相談は大事!とか)。
私が個人的に恋愛において大事だな~と思うことは『見返りを求めない、過度に期待しない、思いやりを忘れない』の3つ。もうこれは無償の愛だと思う、私にはできない笑。相手のことを思うなら好き同士別れる理由なんてない。好きな人ができたわけでもないのに。でも見返りを求めるから、期待しちゃうから、なんか物足りないって思うんだろうね。
これを読んでいるあなたは何が大事だと思うのだろう。
私が無償の愛に近づく日はまだまだ遠いな~。。
<SCANDAL・MAMI>
◆紹介曲「
愛にならなかったのさ」
作詞:MAMI
作曲:MAMI
◆
先行配信Single「愛にならなかったのさ」
https://jvcmusic.lnk.to/MIRROR
◆10th ALBUM『MIRROR』
2022年1月26日発売
【通常盤】CD VICL-65653 ¥3,300(税込)
【初回限定盤A】CD+DVD VIZL-2001 ¥4,400(税込)
【初回限定盤B】CD+雑誌 VIZL-2002 ¥4,400(税込)
【完全生産限定盤】CD+DVD+GOODS ※豪華 BOX 仕様 VIZL-2003 ¥11,000(税込)
<収録曲>
1. MIRROR
2. eternal
3. 愛にならなかったのさ
4. 彼女はWave
5. 愛の正体
6. アイボリー
7. 夕暮れ、溶ける
8. 蒼の鳴る夜の隙間で
9. プリズム
10. one more time
bonus track
1. Living in the city
2. SPICE
◆10th Album『MIRROR』予約特設サイト
https://www.her-label.com/MIRROR/