人生七坂倖せあかりは 半分足らず のこりは惚れて 灯せばいいわ 人生七坂 八つでつかみゃ なんてことないわ… この苦労 いろいろ寄り道 した人ね 笑顔でごまかす とことんお人好し 気遣う言葉を 並べるよりも 情けをあげる おんなでいたい 人生七坂 八つでつかみゃ なんてことないわ… ねぇあんた くよくよしないで もう一杯 地酒で憂さなど 忘れてみましょうか あしたを尋ねて ふかまる絆 こころを重ね 歩きましょうか 人生七坂 八つでつかみゃ なんてことないわ… この先も まだまだ登りが ある二人 演歌が似合いの 夫婦になりたいね | 立樹みか | 森田圭悟 | 橋田充哲・水森英夫 | 伊戸のりお | 倖せあかりは 半分足らず のこりは惚れて 灯せばいいわ 人生七坂 八つでつかみゃ なんてことないわ… この苦労 いろいろ寄り道 した人ね 笑顔でごまかす とことんお人好し 気遣う言葉を 並べるよりも 情けをあげる おんなでいたい 人生七坂 八つでつかみゃ なんてことないわ… ねぇあんた くよくよしないで もう一杯 地酒で憂さなど 忘れてみましょうか あしたを尋ねて ふかまる絆 こころを重ね 歩きましょうか 人生七坂 八つでつかみゃ なんてことないわ… この先も まだまだ登りが ある二人 演歌が似合いの 夫婦になりたいね |
人生華太鼓男なら 誰もそうだろ 火と燃える 夢がある 燃えて 燃え上がれ ドドンと太鼓を 打ち鳴らせ 人生太鼓の バチさばき ぶきっちょ人生 楽じゃない 弱音吐いてる 暇はない 兎と亀の 根競べ 泣いて笑って 生きようよ あ~ あ~ そうだね 男なら きっとそうだろ 来た道は 戻らない 明日に 眼を向けろ ドドンと太鼓を 打ち鳴らせ 人生太鼓は 華太鼓 山もあるけど 谷もある 意地があるなら 這え上がれ 男同士の 心意気 いつか花咲く 時が来る ドドンと太鼓を 打ち鳴らせ 人生太鼓は 華太鼓 山もあるけど 谷もある 意地があるなら 這え上がれ 男同士の 心意気 いつか花咲く 時が来る あ~ あ~ そうだね | 立樹みか | 結城忍 | 市原宏祐 | | 男なら 誰もそうだろ 火と燃える 夢がある 燃えて 燃え上がれ ドドンと太鼓を 打ち鳴らせ 人生太鼓の バチさばき ぶきっちょ人生 楽じゃない 弱音吐いてる 暇はない 兎と亀の 根競べ 泣いて笑って 生きようよ あ~ あ~ そうだね 男なら きっとそうだろ 来た道は 戻らない 明日に 眼を向けろ ドドンと太鼓を 打ち鳴らせ 人生太鼓は 華太鼓 山もあるけど 谷もある 意地があるなら 這え上がれ 男同士の 心意気 いつか花咲く 時が来る ドドンと太鼓を 打ち鳴らせ 人生太鼓は 華太鼓 山もあるけど 谷もある 意地があるなら 這え上がれ 男同士の 心意気 いつか花咲く 時が来る あ~ あ~ そうだね |
人生ひとすじ男が世間に 起つときは 肩に火の粉の 雨がふる さけて通れぬ 時もある 俺は微笑って その火の粉 あびる覚悟で 前に出る 人生ひとすじ はるかな道に 人の真実が 咲いてるだろう この道行くのさ 真実道 相手を打つより 責めるより 打って自分を 戒めろ 根雪こらえて 花は咲く 人は力じゃ 動かせぬ 夢も力じゃ 掴めない 人生ひとすじ 心の道に 人の情けが 咲いてるだろう この道生きよう 情け道 寄る波 引く波 その波に 熱い縁の 人の世の 堅い契りを 知らされた 船を引き裂く 岩でさえ 波に抱かれて 丸くなる 人生ひとすじ 男の道に 人の命が 咲いてるだろう この道信じた 命道 | 立樹みか | 瀧譲二・志賀大介 | 原譲二 | 丸山雅仁 | 男が世間に 起つときは 肩に火の粉の 雨がふる さけて通れぬ 時もある 俺は微笑って その火の粉 あびる覚悟で 前に出る 人生ひとすじ はるかな道に 人の真実が 咲いてるだろう この道行くのさ 真実道 相手を打つより 責めるより 打って自分を 戒めろ 根雪こらえて 花は咲く 人は力じゃ 動かせぬ 夢も力じゃ 掴めない 人生ひとすじ 心の道に 人の情けが 咲いてるだろう この道生きよう 情け道 寄る波 引く波 その波に 熱い縁の 人の世の 堅い契りを 知らされた 船を引き裂く 岩でさえ 波に抱かれて 丸くなる 人生ひとすじ 男の道に 人の命が 咲いてるだろう この道信じた 命道 |
酔芙蓉苦しまないでね 私のことで 男が曇れば あとを引く いいの 最後の 逢瀬でも 酔えるひと刻 その刻だけを せめて私に 下されば 花はひと咲き 酔芙蓉 男の好みに 女は合わす 日陰の恋なら 尚更に 帯はくれなゐ しじら織り どうぞその目に 残して欲しい 今日を限りの 一夜咲き 咲いて一生 越えもする あなたの接吻 火の接吻で 女の命を 閉じらせて 夜をこのまま 裂かれても 肌のすき間に あなたが匂う 夢の果てまで 一緒です 花はひと咲き 酔芙蓉 | 立樹みか | 坂口照幸 | 大谷明裕 | | 苦しまないでね 私のことで 男が曇れば あとを引く いいの 最後の 逢瀬でも 酔えるひと刻 その刻だけを せめて私に 下されば 花はひと咲き 酔芙蓉 男の好みに 女は合わす 日陰の恋なら 尚更に 帯はくれなゐ しじら織り どうぞその目に 残して欲しい 今日を限りの 一夜咲き 咲いて一生 越えもする あなたの接吻 火の接吻で 女の命を 閉じらせて 夜をこのまま 裂かれても 肌のすき間に あなたが匂う 夢の果てまで 一緒です 花はひと咲き 酔芙蓉 |
瀬戸内最終行きあなた居なくても 生きて行こうと ふたり笑った アルバムを 捨てて未練を 忘れるために 二泊三日の 旅に出る 東京…大阪…新幹線(きしゃ)から船に 乗って女の 乗って女の 瀬戸内最終 ひとり旅 俺と会わなけりゃ 如何(なに)をしてたと ジャレたあの頃 思い出す 離れきれない 言葉をいつか 消してこいよと 街がいう 東京…大阪…新幹線(きしゃ)から船に 強い女に 強い女に 瀬戸内最終 ひとり旅 傷を癒せよと 明石海峡 鳴門うず潮 風が舞う 波が止(よ)せよと 私の決心(こころ) 夜の長さが 迷わせる 東京…大阪…新幹線(きしゃ)から船に 変わる女の 変わる女の 瀬戸内最終 ひとり旅 | 立樹みか | 森田圭悟 | 岡千秋 | 南郷達也 | あなた居なくても 生きて行こうと ふたり笑った アルバムを 捨てて未練を 忘れるために 二泊三日の 旅に出る 東京…大阪…新幹線(きしゃ)から船に 乗って女の 乗って女の 瀬戸内最終 ひとり旅 俺と会わなけりゃ 如何(なに)をしてたと ジャレたあの頃 思い出す 離れきれない 言葉をいつか 消してこいよと 街がいう 東京…大阪…新幹線(きしゃ)から船に 強い女に 強い女に 瀬戸内最終 ひとり旅 傷を癒せよと 明石海峡 鳴門うず潮 風が舞う 波が止(よ)せよと 私の決心(こころ) 夜の長さが 迷わせる 東京…大阪…新幹線(きしゃ)から船に 変わる女の 変わる女の 瀬戸内最終 ひとり旅 |
ちょうちんの花ちょうちん一つ 椅子(いす)五つ 他人の肩も気にならぬ どちらの誰と知らぬのに 人生ばなしして帰る うなずき上手 のせ上手 お酒の酌(しゃく)のあいの手に だけどどこかで貰(もら)い泣き ポロリと涙こぼす夜も 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと なまえを描(か)いたちょうちんが そろそろ少しくたびれて 浮き名を流すあてもなく 夢見る場所にもなりにくい はやりの歌や 故郷(くに)の歌 何でもヒョイとこなしつつ だけどわたしが誰よりも 酔いたい時もあるという 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと | 立樹みか | 阿久悠 | 円広志 | 渡辺博史 | ちょうちん一つ 椅子(いす)五つ 他人の肩も気にならぬ どちらの誰と知らぬのに 人生ばなしして帰る うなずき上手 のせ上手 お酒の酌(しゃく)のあいの手に だけどどこかで貰(もら)い泣き ポロリと涙こぼす夜も 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと なまえを描(か)いたちょうちんが そろそろ少しくたびれて 浮き名を流すあてもなく 夢見る場所にもなりにくい はやりの歌や 故郷(くに)の歌 何でもヒョイとこなしつつ だけどわたしが誰よりも 酔いたい時もあるという 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと |
月夜華あなたの恋の 噂なら 笑ってサラリと 聞き流す 惚れて一生 ただひとり 恥をかかせりゃ 女が廃(すた)る… あなたが男を 上げるまで 泣きは 泣きはしません ついて行く 咲く時も 散る時も そばに寄り添う ああ おんな華 あなたのつらさ 悔しさは 誰より私が わかってる 惚れてひとすじ どこまでも 陰で後押し 弱音は吐かぬ… 口紅ひと筆 引き直し 結ぶ 結ぶ絆の おんな帯 咲く時も 散る時も 命ひとつの ああ ふたり華 見上げる三日月 冴え冴えと 心 心迷わず ついて行く 咲く時も 散る時も そばに寄り添う ああ おんな華 | 立樹みか | 麻こよみ | 幸耕平 | 南郷達也 | あなたの恋の 噂なら 笑ってサラリと 聞き流す 惚れて一生 ただひとり 恥をかかせりゃ 女が廃(すた)る… あなたが男を 上げるまで 泣きは 泣きはしません ついて行く 咲く時も 散る時も そばに寄り添う ああ おんな華 あなたのつらさ 悔しさは 誰より私が わかってる 惚れてひとすじ どこまでも 陰で後押し 弱音は吐かぬ… 口紅ひと筆 引き直し 結ぶ 結ぶ絆の おんな帯 咲く時も 散る時も 命ひとつの ああ ふたり華 見上げる三日月 冴え冴えと 心 心迷わず ついて行く 咲く時も 散る時も そばに寄り添う ああ おんな華 |
時の流れに身をまかせもしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない | 立樹みか | 荒木とよひさ | 三木たかし | | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない |
流れ女の酒場唄流れ女はヨー お酒が友だちさ 風の追分 心にしみる 人肌ちょうどに 温(ぬく)めた酒を 片ひじついて グイと呑む 恋しいねー 未練だねー 酔えばつぶやく 酒場唄 恋にやぶれてヨー お酒が生きがいさ 酔えばいつしか 心が泣ける 頼りにしていた あの男(ひと)までも わたしを捨てて 消えて行く 寂しいねー 切ないねー 夢も後引く 一夜妻 流れ女はヨー お酒に溺れるさ 浅い眠りに 心も寒い 想い出ばかりが この身を責める 霧笛の響く 夜が長い 恋しいねー 未練だねー 涙まじりの 酒場唄 | 立樹みか | 塚口けんじ | 四方章人 | 南郷達也 | 流れ女はヨー お酒が友だちさ 風の追分 心にしみる 人肌ちょうどに 温(ぬく)めた酒を 片ひじついて グイと呑む 恋しいねー 未練だねー 酔えばつぶやく 酒場唄 恋にやぶれてヨー お酒が生きがいさ 酔えばいつしか 心が泣ける 頼りにしていた あの男(ひと)までも わたしを捨てて 消えて行く 寂しいねー 切ないねー 夢も後引く 一夜妻 流れ女はヨー お酒に溺れるさ 浅い眠りに 心も寒い 想い出ばかりが この身を責める 霧笛の響く 夜が長い 恋しいねー 未練だねー 涙まじりの 酒場唄 |
泣けてきちゃった帰り支度の 横顔が いつでも他人に なるあなた 詫びる事より 言い訳よりも 嫌いにさせて ほしいのに 捨てて行くなら 優しさなんて… ああ 泣けてきちゃった 淋しくて なぜか素直に なれなくて なんでもいいのよ その理由は 時計ばかりに 目をやるあなた ごめんなさいと 雨の中 駆けて行きたい 行けない私… ああ 泣けてきちゃった くやしくて 数え切れない いいところ どうしてあんなに 責めたのか みんな忘れて ゆるしてあなた 夢で抱かれて すがりつく 生きる別れる どちらもつらい… ああ 泣けてきちゃった 今日もまた | 立樹みか | 土田有紀 | 花笠薫 | 伊戸のりお | 帰り支度の 横顔が いつでも他人に なるあなた 詫びる事より 言い訳よりも 嫌いにさせて ほしいのに 捨てて行くなら 優しさなんて… ああ 泣けてきちゃった 淋しくて なぜか素直に なれなくて なんでもいいのよ その理由は 時計ばかりに 目をやるあなた ごめんなさいと 雨の中 駆けて行きたい 行けない私… ああ 泣けてきちゃった くやしくて 数え切れない いいところ どうしてあんなに 責めたのか みんな忘れて ゆるしてあなた 夢で抱かれて すがりつく 生きる別れる どちらもつらい… ああ 泣けてきちゃった 今日もまた |
浪花花火惚れりゃとことん 惚れぬき通す それが浪花の 女房の意地や うちが見込んだ 男やないか あんたしっかり きばってや きばってや 酒は憂き世の 付き合い水や 金は天下の 預かりもんや 呑んで遊んで 男の値打ち なんぼあるかで 決まるんや 決まるんや 祭りばやしの 太鼓と笛が 仲をとりもつ 天神まつり 月よみてくれ 日本一の 夫婦花火を あげるんや あげるんや | 立樹みか | 中谷純平 | 三島大輔 | 前田俊明 | 惚れりゃとことん 惚れぬき通す それが浪花の 女房の意地や うちが見込んだ 男やないか あんたしっかり きばってや きばってや 酒は憂き世の 付き合い水や 金は天下の 預かりもんや 呑んで遊んで 男の値打ち なんぼあるかで 決まるんや 決まるんや 祭りばやしの 太鼓と笛が 仲をとりもつ 天神まつり 月よみてくれ 日本一の 夫婦花火を あげるんや あげるんや |
なみだ坂ゆるむ指輪を 右手で隠し つらくないわと 首をふる そうよ あんたと この坂を 越えてしあわせ 見えるまで… わたしの背丈が 足らぬとき 背中(せな)におぶって なみだ坂 欠けた月さえ 呼び名を変えて 元のかたちに 戻るのね そうよ そうなの 二人して いつかぬくもり つかむまで… 手と手に絆を 絡ませて 後に先にと なみだ坂 どんな花でも 一度は咲くと 冬のとなりで 春がいう そうよ あんたと この坂を 越えてあしたに 出逢うまで… 一つや二つの つまずきも 耐えてみせます なみだ坂 | 立樹みか | 森田圭悟 | 岡千秋 | 伊戸のりお | ゆるむ指輪を 右手で隠し つらくないわと 首をふる そうよ あんたと この坂を 越えてしあわせ 見えるまで… わたしの背丈が 足らぬとき 背中(せな)におぶって なみだ坂 欠けた月さえ 呼び名を変えて 元のかたちに 戻るのね そうよ そうなの 二人して いつかぬくもり つかむまで… 手と手に絆を 絡ませて 後に先にと なみだ坂 どんな花でも 一度は咲くと 冬のとなりで 春がいう そうよ あんたと この坂を 越えてあしたに 出逢うまで… 一つや二つの つまずきも 耐えてみせます なみだ坂 |
涙びと眠れぬ夜は あなたのシャツを 羽織ってひとりで 朝を待つの 胸のポッケの ダブつきに 抱かれたあの時 想いだす 降りしきる そとの雨… 心のシグナル 止まらない 雨よ…雨雨 迷い子の 男が居たなら 伝えてよ いま…わたしは 涙びと まだ…忘れぬ 恋だから 哀しい夜は グラスかたむけ ワインを注いで ジャズを聴くの 耳にピアノの メロディーが 愛(いと)しいあの声 呼んでいる 降りしきる そとの雨… 心の鍵盤 止まらない 雨よ…雨雨 傘もない 男が居たなら 伝えてよ いま…わたしは 涙びと まだ…忘れぬ 恋だから 降りしきる そとの雨… 心のラッセル 止まらない 雨よ…雨雨 迷い子の 男が居たなら 伝えてよ いま…わたしは 涙びと まだ…忘れぬ 恋だから | 立樹みか | 森田圭悟 | 伊戸のりお | 南郷達也 | 眠れぬ夜は あなたのシャツを 羽織ってひとりで 朝を待つの 胸のポッケの ダブつきに 抱かれたあの時 想いだす 降りしきる そとの雨… 心のシグナル 止まらない 雨よ…雨雨 迷い子の 男が居たなら 伝えてよ いま…わたしは 涙びと まだ…忘れぬ 恋だから 哀しい夜は グラスかたむけ ワインを注いで ジャズを聴くの 耳にピアノの メロディーが 愛(いと)しいあの声 呼んでいる 降りしきる そとの雨… 心の鍵盤 止まらない 雨よ…雨雨 傘もない 男が居たなら 伝えてよ いま…わたしは 涙びと まだ…忘れぬ 恋だから 降りしきる そとの雨… 心のラッセル 止まらない 雨よ…雨雨 迷い子の 男が居たなら 伝えてよ いま…わたしは 涙びと まだ…忘れぬ 恋だから |
はぐれ海峡ひとり手酌で さいはて港 酒に錨を おろす夜 酔わせておくれ 海鳴りよ 酔わせておくれ 火の酒で あなたにとどけ 恋しさ憎さ はぐれ海峡 外は吹雪の…なみだ雪 波止場かもめも 夜明けを待って つばさ重ねて 暖をとる 泣かせておくれ ほろほろと 泣かせておくれ 舟唄で まぶたにゆれる しあわせ港 はぐれ海峡 夢で漕ぎだす…あなた船 北の岬に はじけて咲いた 波花はおんなの 恋螢 逢わせておくれ この愛は 逢わせておくれ いのちなの 月夜にすがり 未練にすがり はぐれ海峡 雪の晴れ間を…飛んでゆく | 立樹みか | 中谷純平 | 中村典正 | 竜崎孝路 | ひとり手酌で さいはて港 酒に錨を おろす夜 酔わせておくれ 海鳴りよ 酔わせておくれ 火の酒で あなたにとどけ 恋しさ憎さ はぐれ海峡 外は吹雪の…なみだ雪 波止場かもめも 夜明けを待って つばさ重ねて 暖をとる 泣かせておくれ ほろほろと 泣かせておくれ 舟唄で まぶたにゆれる しあわせ港 はぐれ海峡 夢で漕ぎだす…あなた船 北の岬に はじけて咲いた 波花はおんなの 恋螢 逢わせておくれ この愛は 逢わせておくれ いのちなの 月夜にすがり 未練にすがり はぐれ海峡 雪の晴れ間を…飛んでゆく |
花咲本線あなた好みの 服を着て なみだ覚信の旅です 迷いはないわ 雪がちらつく 釧路から 根室へむかう 汽車のなか 一枚のこの葉書 この文字が たのみの私よ 花咲本線 右の座席に すわれたら 太平洋(うみ)が見えると一行 ただ書いてある いつも愛だけ ほしがって きらわれたのか ばかでした あのひとに泣かされる せつなさを 汽笛にのせたい 花咲本線 ふたり降りたら ひとり乗る 北の最はて駅まで 恋路はさむい たとえこの身が 枯れようと 命にかえて 探します もう二度と東京に 帰れない 幸福(しあわせ)ください 花咲本線 | 立樹みか | 池田充男 | 夏川寿里亜 | 伊戸のりお | あなた好みの 服を着て なみだ覚信の旅です 迷いはないわ 雪がちらつく 釧路から 根室へむかう 汽車のなか 一枚のこの葉書 この文字が たのみの私よ 花咲本線 右の座席に すわれたら 太平洋(うみ)が見えると一行 ただ書いてある いつも愛だけ ほしがって きらわれたのか ばかでした あのひとに泣かされる せつなさを 汽笛にのせたい 花咲本線 ふたり降りたら ひとり乗る 北の最はて駅まで 恋路はさむい たとえこの身が 枯れようと 命にかえて 探します もう二度と東京に 帰れない 幸福(しあわせ)ください 花咲本線 |
華太鼓幕が 幕が上がれば 待ったなし 次ぎはあたしの 出番だよ 肚(はら)を据えてさ 根性も据えて 度胸千両の 華になる ホレ ホレ 惚れぼれ 響き合おうよ 男と女の華太鼓 人は 人は花だよ 色気だよ だから咲くのさ 燃えるのさ 泣くも笑うも 沈むも浮くも 人生からくり 夢芝居 ホレ ホレ 惚れぼれ 響き合おうよ 男と女の華太鼓 悔し 悔し涙にゃ 負けないよ むだに命は 棄てないよ 伊達や酔きょで 舞台は踏まぬ ここが勝負さ 花道さ ホレ ホレ 惚れぼれ 響き合おうよ 男と女の華太鼓 | 立樹みか | 志賀大介 | 島津伸男 | | 幕が 幕が上がれば 待ったなし 次ぎはあたしの 出番だよ 肚(はら)を据えてさ 根性も据えて 度胸千両の 華になる ホレ ホレ 惚れぼれ 響き合おうよ 男と女の華太鼓 人は 人は花だよ 色気だよ だから咲くのさ 燃えるのさ 泣くも笑うも 沈むも浮くも 人生からくり 夢芝居 ホレ ホレ 惚れぼれ 響き合おうよ 男と女の華太鼓 悔し 悔し涙にゃ 負けないよ むだに命は 棄てないよ 伊達や酔きょで 舞台は踏まぬ ここが勝負さ 花道さ ホレ ホレ 惚れぼれ 響き合おうよ 男と女の華太鼓 |
花びら慕情花の命の 儚さと 同じさだめか 私の恋も 燃えて散るなら あなたの胸で 女ごころの 花びらひとつ そっとやさしく掌に ひと夜でいいのよ 包んでほしい 白い椿の 花びらを けむる湯もやが 淋しく濡らす つのる想いに また逢いたさに 夢の名残りを 探しに来たの ひとりたたずむ 湯の町の あなたと別れた 思い出橋に 花に命が あるように 命かけだの ふたりの愛に どうせ私は 涙の花で 散ってゆくのよ 悲しいけれど こんな女の いたことを わかってほしいの あなたにだけは | 立樹みか | 三浦康照 | 水森英夫 | | 花の命の 儚さと 同じさだめか 私の恋も 燃えて散るなら あなたの胸で 女ごころの 花びらひとつ そっとやさしく掌に ひと夜でいいのよ 包んでほしい 白い椿の 花びらを けむる湯もやが 淋しく濡らす つのる想いに また逢いたさに 夢の名残りを 探しに来たの ひとりたたずむ 湯の町の あなたと別れた 思い出橋に 花に命が あるように 命かけだの ふたりの愛に どうせ私は 涙の花で 散ってゆくのよ 悲しいけれど こんな女の いたことを わかってほしいの あなたにだけは |
春に一番近い町転がるように 並んで座り 熱爛二本と 焼き魚 途切れとぎれの ひそひそ話 どこにもあるよな ふたりづれ 他に今夜は お客は居ない 外はおぼろ夜 波音ばかり 房総半島 野島崎 春に一番 近い町だよ 小さな荷物 ふたりの夢を しっかり抱き締め 来たのだろう 暗い陰など どこにも見えぬ 若さがまぶしい ふたりづれ ここで所帯を 持つ気があれば そっと応援してあげたいね 房総半島 野島崎 春に一番 近い町だよ 海とカモメと 魚があれば きっとしあわせ 見つかる筈さ 房総半島 野島崎 春に一番 近い町だよ | 立樹みか | 長山たかのり | 関野幾生 | | 転がるように 並んで座り 熱爛二本と 焼き魚 途切れとぎれの ひそひそ話 どこにもあるよな ふたりづれ 他に今夜は お客は居ない 外はおぼろ夜 波音ばかり 房総半島 野島崎 春に一番 近い町だよ 小さな荷物 ふたりの夢を しっかり抱き締め 来たのだろう 暗い陰など どこにも見えぬ 若さがまぶしい ふたりづれ ここで所帯を 持つ気があれば そっと応援してあげたいね 房総半島 野島崎 春に一番 近い町だよ 海とカモメと 魚があれば きっとしあわせ 見つかる筈さ 房総半島 野島崎 春に一番 近い町だよ |
春女房甘えていいのよ 子供のように あなたの苦労は 私が背負う 傘のひとつに 肩寄せて 春を待ちましょ ふたりして 昨夜は優しい 母親で 今夜は女房で 抱いててあげる 心を下さい 命をあげる あにたが私を 必要ならば 酔って自分を かくしても 辛い気持ちは 目で分かる 一人でお酒に 逃げないで 今夜は女房で 愛してあげる 眠っていいのよ 私の膝で 夢なら一緒に 探してあげる 窓の下には すみだ川 雨に情けの 灯が点る 明日は可愛い 恋人で 今夜は女房で 尽くしてあげる | 立樹みか | 里村龍一 | 蔦将包 | 蔦将包 | 甘えていいのよ 子供のように あなたの苦労は 私が背負う 傘のひとつに 肩寄せて 春を待ちましょ ふたりして 昨夜は優しい 母親で 今夜は女房で 抱いててあげる 心を下さい 命をあげる あにたが私を 必要ならば 酔って自分を かくしても 辛い気持ちは 目で分かる 一人でお酒に 逃げないで 今夜は女房で 愛してあげる 眠っていいのよ 私の膝で 夢なら一緒に 探してあげる 窓の下には すみだ川 雨に情けの 灯が点る 明日は可愛い 恋人で 今夜は女房で 尽くしてあげる |
ひとすじの恋泣かずに見送る 約束を 守り通した 最後まで 無理につくった 笑い顔 化粧と一緒に 落します… あなたと決めた 別れです 逢わない 逢えない 今日かぎり 私を選んで 欲しかった ひとすじ涙が こぼれておちる 口紅(べに)を落した 唇に 指を触れれば 冷たくて ふたり暮らせる 場所なんて どこにもなかった はじめから… あなたと決めた 別れです 逢わない 逢えない もう二度と 別れを明日に 延ばしても なおさら心が つらいだけです ふたりで決めた 別れです 逢わない 逢えない 今日かぎり 私を選んで 欲しかった ひとすじ涙が こぼれておちる | 立樹みか | 麻こよみ | 四方章人 | 南郷達也 | 泣かずに見送る 約束を 守り通した 最後まで 無理につくった 笑い顔 化粧と一緒に 落します… あなたと決めた 別れです 逢わない 逢えない 今日かぎり 私を選んで 欲しかった ひとすじ涙が こぼれておちる 口紅(べに)を落した 唇に 指を触れれば 冷たくて ふたり暮らせる 場所なんて どこにもなかった はじめから… あなたと決めた 別れです 逢わない 逢えない もう二度と 別れを明日に 延ばしても なおさら心が つらいだけです ふたりで決めた 別れです 逢わない 逢えない 今日かぎり 私を選んで 欲しかった ひとすじ涙が こぼれておちる |
ひとりの酒あなた残した この酒に 今もあの日が うつります 飲めば飲むほど 淋しさが 胸に涙を つれて来る どこに悲しみ 捨てるやら 好きで覚えた わけじゃない あなた教えた 酒の味 忘れられない 面影が 揺れるグラスに また浮かぶ 偲ぶ酒場で むせび泣く ひとりぼっちは 寒いから 生きることさえ つらくなる 話し相手が ほしいのに 酒は黙って いるばかり あなたに逢いたい 雨の夜 | 立樹みか | 森田圭悟 | 水森英夫 | 南郷達也 | あなた残した この酒に 今もあの日が うつります 飲めば飲むほど 淋しさが 胸に涙を つれて来る どこに悲しみ 捨てるやら 好きで覚えた わけじゃない あなた教えた 酒の味 忘れられない 面影が 揺れるグラスに また浮かぶ 偲ぶ酒場で むせび泣く ひとりぼっちは 寒いから 生きることさえ つらくなる 話し相手が ほしいのに 酒は黙って いるばかり あなたに逢いたい 雨の夜 |
屏風岬待っているのに 来ないひと さみしく七尾に 風が吹く 私の気持ちを 遊ぶよに 待つ風ばかりの 屏風岬 忘れたくても 忘れられない 女心の 切なさか あなたの匂い あなたの仕草 あなたへの想い 想いを届けたい 遠くキュルキュル 鳴く鴎 出会ったあの日が よみがえる きれいな指だと 言ったのに 泣く声かさなる 屏風岬 忘れたくても 忘れられない 女心の 切なさか あなたの瞳 あなたの強さ あなたへの想い 想いを届けたい 雨がしとしと 降る夜に ふたりで訪ねた 海酒場 あんなに幸せ だったのに 涙を隠せと 屏風岬 忘れたくても 忘れられない 女心の 切なさか あなたの言葉 あなたの笑顔 あなたへの想い 想いを届けたい | 立樹みか | 森田圭悟 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 待っているのに 来ないひと さみしく七尾に 風が吹く 私の気持ちを 遊ぶよに 待つ風ばかりの 屏風岬 忘れたくても 忘れられない 女心の 切なさか あなたの匂い あなたの仕草 あなたへの想い 想いを届けたい 遠くキュルキュル 鳴く鴎 出会ったあの日が よみがえる きれいな指だと 言ったのに 泣く声かさなる 屏風岬 忘れたくても 忘れられない 女心の 切なさか あなたの瞳 あなたの強さ あなたへの想い 想いを届けたい 雨がしとしと 降る夜に ふたりで訪ねた 海酒場 あんなに幸せ だったのに 涙を隠せと 屏風岬 忘れたくても 忘れられない 女心の 切なさか あなたの言葉 あなたの笑顔 あなたへの想い 想いを届けたい |
三日月桟橋夜の汽笛は 淋しいものね まして別れの 出船なら この身をふたつに ひき裂いて ついて行きたい あの人に 呼んでみたって 波また波の 三日月桟橋 あゝ…恋が散る 泣いて他人に 戻れるならば お酒なんかにゃ すがらない 海鳴りひびけば また浮かぶ 忘れられない 面影が… なんで今さら いいことばかり 三日月桟橋 あゝ…夢に見る 帰る人やら 帰らぬ人か あてにならない 風便り 女の命を 抱きしめた お伽ばなしね あの夜は… せめて教えて 身のふりかたを 三日月桟橋 あゝ…春が逝く | 立樹みか | 水木れいじ | 北原じゅん | 丸山雅仁 | 夜の汽笛は 淋しいものね まして別れの 出船なら この身をふたつに ひき裂いて ついて行きたい あの人に 呼んでみたって 波また波の 三日月桟橋 あゝ…恋が散る 泣いて他人に 戻れるならば お酒なんかにゃ すがらない 海鳴りひびけば また浮かぶ 忘れられない 面影が… なんで今さら いいことばかり 三日月桟橋 あゝ…夢に見る 帰る人やら 帰らぬ人か あてにならない 風便り 女の命を 抱きしめた お伽ばなしね あの夜は… せめて教えて 身のふりかたを 三日月桟橋 あゝ…春が逝く |
港節あらくれ漁師の 背中には 海が恋しと 書いてある こんなに私を 惚れさせて あんた出てゆく かつお船 港おごじょの 火の情念 はるか赤道 越えてゆけ 炎えて 炎えて 阿修羅みたいに 飛んでゆけ 枕のさきまで 寄せる海 夢も時化ます 枕崎(まくらざき) あんたの命を 奪ったら ただじゃおかない 許さない 薩摩おごじょの 深情け 地獄踏む気の 恋づたい 炎えて 炎えて 腹に火を抱く 桜島 あんたの子供を 宿したと 無線打とうか 泣きながら くやしいけれども 逢いたくて 憎い海だよ かつお船 港おごじょの 恨み節 ともに呼ぶのか はぐれ鳥 炎えて 炎えて 阿修羅みたいに 舞ってゆけ | 立樹みか | 新條カオル | 弦哲也 | 丸山雅仁 | あらくれ漁師の 背中には 海が恋しと 書いてある こんなに私を 惚れさせて あんた出てゆく かつお船 港おごじょの 火の情念 はるか赤道 越えてゆけ 炎えて 炎えて 阿修羅みたいに 飛んでゆけ 枕のさきまで 寄せる海 夢も時化ます 枕崎(まくらざき) あんたの命を 奪ったら ただじゃおかない 許さない 薩摩おごじょの 深情け 地獄踏む気の 恋づたい 炎えて 炎えて 腹に火を抱く 桜島 あんたの子供を 宿したと 無線打とうか 泣きながら くやしいけれども 逢いたくて 憎い海だよ かつお船 港おごじょの 恨み節 ともに呼ぶのか はぐれ鳥 炎えて 炎えて 阿修羅みたいに 舞ってゆけ |
無法松の一生(度胸千両入り)小倉生まれで 玄海育ち 口も荒いが 気も荒い 無法一代 涙を捨てて 度胸千両で 生きる身の 男一代 無法松 空にひびいた あの音は たたく太鼓の 勇駒 山車の竹笹 堤灯は 赤い灯(あかし)に ゆれて行く 今日は祇園の 夏祭り 揃いの浴衣の 若い衆は 綱を引出し 音頭とる 玄海灘の 風うけて ばちがはげしく 右左 小倉名代は 無法松 度胸千両の あばれうち 泣くな嘆くな 男じゃないか どうせ実らぬ 恋じゃもの 愚痴や未練は 玄海灘に 捨てて太鼓の 乱れ打ち 夢も通えよ 女男波 | 立樹みか | 吉野夫二郎 | 古賀政男 | | 小倉生まれで 玄海育ち 口も荒いが 気も荒い 無法一代 涙を捨てて 度胸千両で 生きる身の 男一代 無法松 空にひびいた あの音は たたく太鼓の 勇駒 山車の竹笹 堤灯は 赤い灯(あかし)に ゆれて行く 今日は祇園の 夏祭り 揃いの浴衣の 若い衆は 綱を引出し 音頭とる 玄海灘の 風うけて ばちがはげしく 右左 小倉名代は 無法松 度胸千両の あばれうち 泣くな嘆くな 男じゃないか どうせ実らぬ 恋じゃもの 愚痴や未練は 玄海灘に 捨てて太鼓の 乱れ打ち 夢も通えよ 女男波 |
夫婦だんじり仕立ておろしの 法被を着せて 前で両襟 ぴっとひく 町のみんなが だんじりが あんたの出番を 待ってるわ 真似のできない 大わざで 見事きめてね やり回し 親子何代 だんじり曳いた 指で自慢の かぞえ合い そんなあんたが かけ出せば 女房は炊き出し にぎりめし 負けてなるかの かけ声が はるかとどろく かんかん場 春にゃ生まれる おなかの子ども きっと男と 信じてる だってこんなに 元気よく だんじり囃子で 動くのよ いつか揃って だんじりの 綱を曳く日が 目に浮かぶ | 立樹みか | 南澤純三 | 中村典正 | | 仕立ておろしの 法被を着せて 前で両襟 ぴっとひく 町のみんなが だんじりが あんたの出番を 待ってるわ 真似のできない 大わざで 見事きめてね やり回し 親子何代 だんじり曳いた 指で自慢の かぞえ合い そんなあんたが かけ出せば 女房は炊き出し にぎりめし 負けてなるかの かけ声が はるかとどろく かんかん場 春にゃ生まれる おなかの子ども きっと男と 信じてる だってこんなに 元気よく だんじり囃子で 動くのよ いつか揃って だんじりの 綱を曳く日が 目に浮かぶ |
もみじ橋懲りて覚えた 酒なのに 酔えばあなたが いとしく浮かぶ 風にはらはら もみじ橋 愛することは 大変だけど 忘れることも あゝ難しい 叶う夢さえ 叶わずに こぼす涙は 別れのしずく 流れさらさら もみじ橋 浮世の恋は いろいろだけど 嘘でもこころ あゝ縛られる 秋の夜長は 肌寒く ひとつ枕で 身を寄せあった 雪がちらちら もみじ橋 月日をかさね 築いた恋も 崩れてもろい あゝふしあわせ | 立樹みか | 久仁京介 | 徳久広司 | 蔦将包 | 懲りて覚えた 酒なのに 酔えばあなたが いとしく浮かぶ 風にはらはら もみじ橋 愛することは 大変だけど 忘れることも あゝ難しい 叶う夢さえ 叶わずに こぼす涙は 別れのしずく 流れさらさら もみじ橋 浮世の恋は いろいろだけど 嘘でもこころ あゝ縛られる 秋の夜長は 肌寒く ひとつ枕で 身を寄せあった 雪がちらちら もみじ橋 月日をかさね 築いた恋も 崩れてもろい あゝふしあわせ |
夜叉の海酔えば漕ぎだす 一夜船 グラスゆすれば 時化になる そうよあなた あなた助けてよ 爪の先まで 波しぶき ちらり ちらちら ちらり漁り火ゆれりゃ 追ってゆきます 夜叉の海… 憎さつのれば いとしさが 顔をのぞかす 恋の酒 そうよあなた あなたこの指が いまも夜更けに 恋しがる きりり きりきり きりりこころが泣いて 波も荒れます 夜叉の海… 酒でこの胸 海にして 惚れたあのひと 溺れさす そうよあなた あなた夜明けには 白い未練が 窓に降り ほろり ほろほろ ほろり涙もしぐれ 雪になります 夜叉の海… | 立樹みか | 中谷純平 | 中村典正 | 竜崎孝路 | 酔えば漕ぎだす 一夜船 グラスゆすれば 時化になる そうよあなた あなた助けてよ 爪の先まで 波しぶき ちらり ちらちら ちらり漁り火ゆれりゃ 追ってゆきます 夜叉の海… 憎さつのれば いとしさが 顔をのぞかす 恋の酒 そうよあなた あなたこの指が いまも夜更けに 恋しがる きりり きりきり きりりこころが泣いて 波も荒れます 夜叉の海… 酒でこの胸 海にして 惚れたあのひと 溺れさす そうよあなた あなた夜明けには 白い未練が 窓に降り ほろり ほろほろ ほろり涙もしぐれ 雪になります 夜叉の海… |
宿無しかもめ風の便りも ないけれど 沖から未練が 戻り波 バカだね 私― 涙をこぼして 酔うなんて 港の男はヨー 気まぐれかもめ 今頃 あんた あんた どこの波止場を 流れ酒 ひとりぼっちの 酒文字は 気がつきゃあんたの 名前だけ バカだね 私― あてない帰りを 待つなんて 港の男はヨー 浮気なかもめ 今頃 あんた あんた 若い雀と 恋泊り 酔いに抱かれた うたた寝は 背中の寒さに 目が醒める バカだね 私― このまま死にたく なるなんて 港の男はヨー 宿無しかもめ 今頃 あんた あんた どこで酔いどれ 旅まくら | 立樹みか | 新條カオル | 弦哲也 | | 風の便りも ないけれど 沖から未練が 戻り波 バカだね 私― 涙をこぼして 酔うなんて 港の男はヨー 気まぐれかもめ 今頃 あんた あんた どこの波止場を 流れ酒 ひとりぼっちの 酒文字は 気がつきゃあんたの 名前だけ バカだね 私― あてない帰りを 待つなんて 港の男はヨー 浮気なかもめ 今頃 あんた あんた 若い雀と 恋泊り 酔いに抱かれた うたた寝は 背中の寒さに 目が醒める バカだね 私― このまま死にたく なるなんて 港の男はヨー 宿無しかもめ 今頃 あんた あんた どこで酔いどれ 旅まくら |
雪酒場酒場の窓をふるわせて 海が荒れます 泣きじゃくる あなた あなた死んでも 死んでもいいですね… 未練ひとつのため息が 背中にこぼれて 雪になる お酒じゃきえぬ淋しさと かけて積もれぬ雪と解く あなた あなた死んでも 死んでもいいですね… 心騙してゆきずりに 抱かれてみたって あなただけ 港はきょうも雪に暮れ 酔ってわたしは 口紅をひく あなた あなた死んでも 死んでもいいですね… すがる胸さえないままに 女の生活が 荒れてゆく | 立樹みか | たかたかし | 中村典正 | | 酒場の窓をふるわせて 海が荒れます 泣きじゃくる あなた あなた死んでも 死んでもいいですね… 未練ひとつのため息が 背中にこぼれて 雪になる お酒じゃきえぬ淋しさと かけて積もれぬ雪と解く あなた あなた死んでも 死んでもいいですね… 心騙してゆきずりに 抱かれてみたって あなただけ 港はきょうも雪に暮れ 酔ってわたしは 口紅をひく あなた あなた死んでも 死んでもいいですね… すがる胸さえないままに 女の生活が 荒れてゆく |
雪ほたる暦の中は 春なのに 心は今も 冬景色 恋のはかなさ おしえて消えた あなた偲べば 北の街 みれん…みれん舞い飛ぶ 雪ほたる 涙のしずく 凍らせて 浮かべた酒は ほろ苦い 路地の灯りに すがった風も 噂たずねて すすり泣く なごり…なごり盛り場 雪ほたる 女の肌は 寒がりで ぬくもりなけりゃ 眠れない 置いて行くのに 抱き癖つけた 罪なひとでも 憎めない 夢で…夢で逢わせて 雪ほたる | 立樹みか | 高橋直人 | 島浩二 | 松井タツオ | 暦の中は 春なのに 心は今も 冬景色 恋のはかなさ おしえて消えた あなた偲べば 北の街 みれん…みれん舞い飛ぶ 雪ほたる 涙のしずく 凍らせて 浮かべた酒は ほろ苦い 路地の灯りに すがった風も 噂たずねて すすり泣く なごり…なごり盛り場 雪ほたる 女の肌は 寒がりで ぬくもりなけりゃ 眠れない 置いて行くのに 抱き癖つけた 罪なひとでも 憎めない 夢で…夢で逢わせて 雪ほたる |
夢きずなあれから三年 帳尻合わせ 越えた苦の字の 山や坂 路地の酒場が 馴れ初めで ひょんなことから 縁結び つかず離れず ねぇあんた 惚れて一生 惚れて一生 夢きずな 一文無しとは 言い過ぎだけど 何もなかった あの頃は わずか二間の 仮ずまい それも今では 笑い草 住めば都の 辰巳風 ゆれる風鈴 ゆれる風鈴 夢きずな 目と目を合わせりゃ あんたが判る 所帯構えりゃ なおさらに 先を急いじゃ 逃げていく 明日という日も しあわせも そっと柱に 手を伸ばし めくる日めくり めくる日めくり 夢きずな | 立樹みか | たきのえいじ | 弦哲也 | 前田俊明 | あれから三年 帳尻合わせ 越えた苦の字の 山や坂 路地の酒場が 馴れ初めで ひょんなことから 縁結び つかず離れず ねぇあんた 惚れて一生 惚れて一生 夢きずな 一文無しとは 言い過ぎだけど 何もなかった あの頃は わずか二間の 仮ずまい それも今では 笑い草 住めば都の 辰巳風 ゆれる風鈴 ゆれる風鈴 夢きずな 目と目を合わせりゃ あんたが判る 所帯構えりゃ なおさらに 先を急いじゃ 逃げていく 明日という日も しあわせも そっと柱に 手を伸ばし めくる日めくり めくる日めくり 夢きずな |
夢情話男は女を 抱き寄せて 女は男に 抱き寄せられる 一つ枕で 燃え上がり 夜をこがして 咲く花となる やがて散るとも 知らないで それを愛だと 信じてる あえぐはじける ほとばしる 恋はうたかた 夢情話 男は女に 背を向けて 女は男に 背を向けられる 泣いて別れて 泣きくずれ 熱い吐息が 行き場を失くす やっと見つけた 赤い糸 持てばすり抜け 逃げて行く もろいはかない たよりない 恋はこの世の 夢情話 空に未練の おぼろ月 この手伸ばして 届かない ゆれるもだえる うずくまる 恋はまぼろし 夢情話 | 立樹みか | 鈴木紀代 | 田尾将実 | 伊戸のりお | 男は女を 抱き寄せて 女は男に 抱き寄せられる 一つ枕で 燃え上がり 夜をこがして 咲く花となる やがて散るとも 知らないで それを愛だと 信じてる あえぐはじける ほとばしる 恋はうたかた 夢情話 男は女に 背を向けて 女は男に 背を向けられる 泣いて別れて 泣きくずれ 熱い吐息が 行き場を失くす やっと見つけた 赤い糸 持てばすり抜け 逃げて行く もろいはかない たよりない 恋はこの世の 夢情話 空に未練の おぼろ月 この手伸ばして 届かない ゆれるもだえる うずくまる 恋はまぼろし 夢情話 |