ともしび夜霧の彼方へ 別れを告げ 雄々しきますらを いでてゆく 窓辺にまたたく灯に つきせぬ乙女の 愛の影 戦いにむすぶ 誓いの友 されど忘れえぬ 心の街 想い出の姿 今も胸に いとしの乙女よ 祖国の灯よ やさしき乙女の 清き想い 海山はるかに へだつとも 二つの心に 赤く燃ゆる 黄金のともしび 永遠に消えず | ボニージャックス | ロシア民謡・訳詞:楽団カチューシャ | ロシア民謡 | | 夜霧の彼方へ 別れを告げ 雄々しきますらを いでてゆく 窓辺にまたたく灯に つきせぬ乙女の 愛の影 戦いにむすぶ 誓いの友 されど忘れえぬ 心の街 想い出の姿 今も胸に いとしの乙女よ 祖国の灯よ やさしき乙女の 清き想い 海山はるかに へだつとも 二つの心に 赤く燃ゆる 黄金のともしび 永遠に消えず |
動物園へ行こう動物園へ行こうよ みんなで 行こうよ 動物園はZooってんだ さあ! 行こう! さあもうすぐ Zoo Zoo Zoo きみも You You You おいで Go Go Go そら! きたきた Zoo Zoo Zoo 象のハナは長いぞ ブラブラ 揺れるぞ エンピツみたいなおヒゲは オットセイ なんでもいる Zoo Zoo Zoo 象は ゾー ゾー ゾー おハナ ブン ブン ブン さあ! ごらんよ Zoo Zoo Zoo 赤いお尻 見つけた キョロ キョロ おサルだ 黒い熊は ノッソリ あくびする なんでもいる Zoo Zoo Zoo サルは キャッ キャッ キャッ 熊は Uoo Uoo Uoo ほら! ゆかいな Zoo Zoo Zoo 楽しいけど そろそろ お日さま 沈むぞ もう ねむいよ お家へ 帰ろうか おや! どうした スー スー スー みんな コックリコ きょうは いち日じゅう くたびれたよ Zoo Zoo Zoo 明日も行くぞ みんなで 行こうよ 行こうよ パパもママも 好きなんだ 動物園! なんでもいる Zoo Zoo Zoo パパと You You You ママと Go Go Go さあ! 行こうよ Zoo Zoo Zoo | ボニージャックス | T.パックストン・訳詞:海野洋司 | T.パックストン | 越部信義 | 動物園へ行こうよ みんなで 行こうよ 動物園はZooってんだ さあ! 行こう! さあもうすぐ Zoo Zoo Zoo きみも You You You おいで Go Go Go そら! きたきた Zoo Zoo Zoo 象のハナは長いぞ ブラブラ 揺れるぞ エンピツみたいなおヒゲは オットセイ なんでもいる Zoo Zoo Zoo 象は ゾー ゾー ゾー おハナ ブン ブン ブン さあ! ごらんよ Zoo Zoo Zoo 赤いお尻 見つけた キョロ キョロ おサルだ 黒い熊は ノッソリ あくびする なんでもいる Zoo Zoo Zoo サルは キャッ キャッ キャッ 熊は Uoo Uoo Uoo ほら! ゆかいな Zoo Zoo Zoo 楽しいけど そろそろ お日さま 沈むぞ もう ねむいよ お家へ 帰ろうか おや! どうした スー スー スー みんな コックリコ きょうは いち日じゅう くたびれたよ Zoo Zoo Zoo 明日も行くぞ みんなで 行こうよ 行こうよ パパもママも 好きなんだ 動物園! なんでもいる Zoo Zoo Zoo パパと You You You ママと Go Go Go さあ! 行こうよ Zoo Zoo Zoo |
夏の思い出夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬 遠い空 霧のなかに うかびくる やさしい影 野の小径 水芭蕉の花が 咲いている 夢みて咲いている 水のほとり 石楠花(しゃくなげ)色に たそがれる はるかな尾瀬 遠い空 夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬 野の旅よ 花のなかに そよそよと ゆれゆれる 浮き島よ 水芭蕉の花が 匂っている 夢みて匂っている 水のほとり まなこをつぶれば なつかしい はるかな尾瀬 遠い空 | ボニージャックス | 江間章子 | 中田喜直 | | 夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬 遠い空 霧のなかに うかびくる やさしい影 野の小径 水芭蕉の花が 咲いている 夢みて咲いている 水のほとり 石楠花(しゃくなげ)色に たそがれる はるかな尾瀬 遠い空 夏がくれば 思い出す はるかな尾瀬 野の旅よ 花のなかに そよそよと ゆれゆれる 浮き島よ 水芭蕉の花が 匂っている 夢みて匂っている 水のほとり まなこをつぶれば なつかしい はるかな尾瀬 遠い空 |
花春のうららの隅田川 のぼりくだりの船人が 櫂(かい)のしずくも花と散る ながめを何にたとうべき 見ずやあけぼの露浴びて われにもの言う桜木を 見ずや夕ぐれ手をのべて われさしまねく青柳を 錦おりなす長堤に くるればのぼるおぼろ月 げに一刻も千金の ながめを何にたとうべき | ボニージャックス | 武島羽衣 | 滝廉太郎 | | 春のうららの隅田川 のぼりくだりの船人が 櫂(かい)のしずくも花と散る ながめを何にたとうべき 見ずやあけぼの露浴びて われにもの言う桜木を 見ずや夕ぐれ手をのべて われさしまねく青柳を 錦おりなす長堤に くるればのぼるおぼろ月 げに一刻も千金の ながめを何にたとうべき |
花のカノン冬の花見つけた ふきのとうを見つけた 白い雪の下で じっとがまんしてた じっとがまんしてた 春の花見つけた タンポポを見つけた 春の風にゆれて うれしそうにしてた うれしそうにしてた 夏の花見つけた ひまわりを見つけた 高く背のびをして 雲と話してた 雲と話してた 秋の花見つけた コスモスを見つけた 垣根をのり越えて 通る人をみてた 通る人をみてた | ボニージャックス | ともろぎゆきお | 峯陽 | | 冬の花見つけた ふきのとうを見つけた 白い雪の下で じっとがまんしてた じっとがまんしてた 春の花見つけた タンポポを見つけた 春の風にゆれて うれしそうにしてた うれしそうにしてた 夏の花見つけた ひまわりを見つけた 高く背のびをして 雲と話してた 雲と話してた 秋の花見つけた コスモスを見つけた 垣根をのり越えて 通る人をみてた 通る人をみてた |
花嫁募集中コーヒーショップはありません しゃれたブティックもありません だけど朝には 花が咲き 夜には星が 歌います 土の匂いの男ども ただ今 嫁さん募集中 求む やさしい娘さん 来たれ 明るい娘さん 静かなくらしはいかがですか 駅まで片道一時間 ファッション雑誌も月遅れ だけど 春 夏 秋 冬が どこより先に来るんです 澄んだ瞳の男ども ただ今 嫁さん募集中 求む やさしい娘さん 来たれ 明るい娘さん じょうぶな子供を生みませんか | ボニージャックス | 山川啓介 | 平尾昌晃 | 西脇久夫 | コーヒーショップはありません しゃれたブティックもありません だけど朝には 花が咲き 夜には星が 歌います 土の匂いの男ども ただ今 嫁さん募集中 求む やさしい娘さん 来たれ 明るい娘さん 静かなくらしはいかがですか 駅まで片道一時間 ファッション雑誌も月遅れ だけど 春 夏 秋 冬が どこより先に来るんです 澄んだ瞳の男ども ただ今 嫁さん募集中 求む やさしい娘さん 来たれ 明るい娘さん じょうぶな子供を生みませんか |
浜辺の歌あした浜辺を さまよえば 昔のことぞ しのばるる 風の音よ 雲のさまよ よする波も かいの色も ゆうべ浜辺を もとおれば 昔の人ぞ 忍ばるる 寄する波よ かえす波よ 月の色も 星のかげも はやちたちまち 波を吹き 赤裳(あかも)のすそぞ ぬれひじし 病(や)みし我は すべていえて 浜の真砂(まさご) まなごいまは | ボニージャックス | 林古溪 | 成田為三 | | あした浜辺を さまよえば 昔のことぞ しのばるる 風の音よ 雲のさまよ よする波も かいの色も ゆうべ浜辺を もとおれば 昔の人ぞ 忍ばるる 寄する波よ かえす波よ 月の色も 星のかげも はやちたちまち 波を吹き 赤裳(あかも)のすそぞ ぬれひじし 病(や)みし我は すべていえて 浜の真砂(まさご) まなごいまは |
はるかな友に静かな夜ふけに いつもいつも 想いだすのは おまえのこと おやすみやすらかに たどれ夢路 おやすみ楽しく こよいもまた 明るい星の夜は はるかな空に 想いだすのは おまえのこと おやすみやすらかに たどれ夢路 おやすみ楽しく こよいもまた さびしい雪の夜は いろりのはたで 想いだすのは おまえのこと おやすみやすらかに たどれ夢路 おやすみ楽しく こよいもまた | ボニージャックス | 磯部俶 | 磯部俶 | | 静かな夜ふけに いつもいつも 想いだすのは おまえのこと おやすみやすらかに たどれ夢路 おやすみ楽しく こよいもまた 明るい星の夜は はるかな空に 想いだすのは おまえのこと おやすみやすらかに たどれ夢路 おやすみ楽しく こよいもまた さびしい雪の夜は いろりのはたで 想いだすのは おまえのこと おやすみやすらかに たどれ夢路 おやすみ楽しく こよいもまた |
春爛漫の花の色春爛漫の花の色 紫匂う雲間より 紅深き朝日影 長閑(のど)けき光さし添えば 鳥はさえずり蝶は舞い 散り来る花も光あり 秋玲瓏(れいろう)の夕紅葉 山の端(は)近くかぎろえる 血潮の色の夕日影 岡の紅葉にうつろえば 錦栄(にしきは)えある心地(ここち)して 入相(いりあい)の鐘暮れて行く それ濁(だく)流に魚(うお)住まず 秀麗の地に健児あり 勤倹尚(きんけんしょう)武の旗の色 自治共同の笛の声 白雲なびく向陵(こうりょう)に 籠(こも)るも久し十余年 港を遠(とお)み夜(よ)はくらく さかまく怒濤(どとう)の大洋に 木(こ)の葉の如く漂(ただよ)える 舵(かじ)の緒(お)絶えたる小舟(おぶね)すら 遥かに見ゆる明星(みょうじょう)の 光に行手(ゆくて)を定むなり 自治の光は常闇(とこやみ)の 国を照せる北斗星(ほくとせい) 大和島根(やまとしまね)の人々の 心の梶を定むなり 若(も)し夫(そ)れ自治のあらずんば この国民(くにたみ)を如何(いか)にせん | ボニージャックス | 矢野勘治 | 豊原雄太郎 | | 春爛漫の花の色 紫匂う雲間より 紅深き朝日影 長閑(のど)けき光さし添えば 鳥はさえずり蝶は舞い 散り来る花も光あり 秋玲瓏(れいろう)の夕紅葉 山の端(は)近くかぎろえる 血潮の色の夕日影 岡の紅葉にうつろえば 錦栄(にしきは)えある心地(ここち)して 入相(いりあい)の鐘暮れて行く それ濁(だく)流に魚(うお)住まず 秀麗の地に健児あり 勤倹尚(きんけんしょう)武の旗の色 自治共同の笛の声 白雲なびく向陵(こうりょう)に 籠(こも)るも久し十余年 港を遠(とお)み夜(よ)はくらく さかまく怒濤(どとう)の大洋に 木(こ)の葉の如く漂(ただよ)える 舵(かじ)の緒(お)絶えたる小舟(おぶね)すら 遥かに見ゆる明星(みょうじょう)の 光に行手(ゆくて)を定むなり 自治の光は常闇(とこやみ)の 国を照せる北斗星(ほくとせい) 大和島根(やまとしまね)の人々の 心の梶を定むなり 若(も)し夫(そ)れ自治のあらずんば この国民(くにたみ)を如何(いか)にせん |
芭蕉布海の青さに 空の青 南の風に 緑葉の 芭蕉は情に 手を招く 常夏の国 我(わ)した島沖縄(うちな) 首里(しゅり)の古城の 石だたみ 昔を偲ぶ かたほとり 実れる芭蕉 熟れていた 緑葉の下 我した島沖縄 今は昔の 首里天(しゅいてぃん)じゃなし 唐ヲゥーつむぎ はたを織り 上納ささげた 芭蕉布 浅地紺地(あさじくんじ)の 我した島沖縄 | ボニージャックス | 吉川安一 | 普久原恒勇 | | 海の青さに 空の青 南の風に 緑葉の 芭蕉は情に 手を招く 常夏の国 我(わ)した島沖縄(うちな) 首里(しゅり)の古城の 石だたみ 昔を偲ぶ かたほとり 実れる芭蕉 熟れていた 緑葉の下 我した島沖縄 今は昔の 首里天(しゅいてぃん)じゃなし 唐ヲゥーつむぎ はたを織り 上納ささげた 芭蕉布 浅地紺地(あさじくんじ)の 我した島沖縄 |
ひとつふたつかぞえて真心そえた 手ざわりのやわらかさひとつ 誰にもました いつものやさしさふたつ ひとつふたつかぞえてなんになる 待ち遠しさの指折り 言葉少なく くわえた爪のつめたさひとつ 三日前の かなわない約束ふたつ ひとつふたつかぞえてなんになる むなしさのため息 どうしてこうなるの もっとシャンと歩きたい はじめから ひとつふたつかぞえてなんになる 三つかさねた喜びの重さ | ボニージャックス | 小倉久雄 | 西脇久夫 | | 真心そえた 手ざわりのやわらかさひとつ 誰にもました いつものやさしさふたつ ひとつふたつかぞえてなんになる 待ち遠しさの指折り 言葉少なく くわえた爪のつめたさひとつ 三日前の かなわない約束ふたつ ひとつふたつかぞえてなんになる むなしさのため息 どうしてこうなるの もっとシャンと歩きたい はじめから ひとつふたつかぞえてなんになる 三つかさねた喜びの重さ |
百万本のバラ信じてくれますか ひとりの若者が 小さな家を売り バラを買いました 信じてくれますか 嘘だと思うでしょう 町中のバラを あなたに贈るなんて バラをバラをバラを下さい ありったけのバラを下さい あなたの好きなバラの花で あなたをあなたをあなたを包みたい バラをバラをバラを下さい 百万本のバラを下さい ぼくのぼくのぼくのこの命 あなたにあなたにあなたに捧げましょう 貧しい絵描きのぼくに できるのはひとつ 何もかも捨てて あなたを想うこと 誰も知らない 心のささやきを 花びらに添えて あなたに贈りたい バラをバラをバラを下さい ありったけのバラを下さい あなたの好きなバラの花で あなたをあなたをあなたを包みたい バラをバラをバラを下さい 百万本のバラを下さい ぼくのぼくのぼくのこの命 あなたにあなたにあなたに捧げましょう 出会いは短く あなたはもういない あなたは踊り子 街からまた街へ 夜汽車の窓辺で あなたは思うだろう 見えない愛の灯が この世にあるのだと くるくるくるくるくるくる回る まっ赤なサテンのトウシューズ 残ったぼくの熱い心には 甘い思いで涙の雫 あなたに捧げたバラの花は 枯れても枯れても枯れてもわが命 あなたのあなたのあなたの胸に咲く あなたの姿は遠く消えても ぼくのぼくのぼくのある限り 君への君への君への愛は 燃えて燃えて燃えて燃えるよ 燃えて燃えて燃えて燃えるよ | ボニージャックス | R.パウルス・訳詞:松山善三 | A.ヴィズネセンスキー | | 信じてくれますか ひとりの若者が 小さな家を売り バラを買いました 信じてくれますか 嘘だと思うでしょう 町中のバラを あなたに贈るなんて バラをバラをバラを下さい ありったけのバラを下さい あなたの好きなバラの花で あなたをあなたをあなたを包みたい バラをバラをバラを下さい 百万本のバラを下さい ぼくのぼくのぼくのこの命 あなたにあなたにあなたに捧げましょう 貧しい絵描きのぼくに できるのはひとつ 何もかも捨てて あなたを想うこと 誰も知らない 心のささやきを 花びらに添えて あなたに贈りたい バラをバラをバラを下さい ありったけのバラを下さい あなたの好きなバラの花で あなたをあなたをあなたを包みたい バラをバラをバラを下さい 百万本のバラを下さい ぼくのぼくのぼくのこの命 あなたにあなたにあなたに捧げましょう 出会いは短く あなたはもういない あなたは踊り子 街からまた街へ 夜汽車の窓辺で あなたは思うだろう 見えない愛の灯が この世にあるのだと くるくるくるくるくるくる回る まっ赤なサテンのトウシューズ 残ったぼくの熱い心には 甘い思いで涙の雫 あなたに捧げたバラの花は 枯れても枯れても枯れてもわが命 あなたのあなたのあなたの胸に咲く あなたの姿は遠く消えても ぼくのぼくのぼくのある限り 君への君への君への愛は 燃えて燃えて燃えて燃えるよ 燃えて燃えて燃えて燃えるよ |
琵琶湖周航の歌我は湖(うみ)の子 放浪(さすらい)の 旅にしあれば しみじみと 昇る狭霧(さぎり)や さざなみの 滋賀(しが)の都よ いざさらば 松は緑に 砂白き 雄松(おまつ)が里の 乙女子(おとめご)は 赤い椿(つばき)の 森蔭(もりかげ)に はかない恋に 泣くとかや 波の間に間に 漂えば 赤い泊火(とまりび) 懐(なつか)しみ 行方(ゆくえ)定(さだ)めぬ 浪枕(なみまくら) 今日は今津(いまづ)か 長浜(ながはま)か | ボニージャックス | 小口太郎 | 小口太郎 | | 我は湖(うみ)の子 放浪(さすらい)の 旅にしあれば しみじみと 昇る狭霧(さぎり)や さざなみの 滋賀(しが)の都よ いざさらば 松は緑に 砂白き 雄松(おまつ)が里の 乙女子(おとめご)は 赤い椿(つばき)の 森蔭(もりかげ)に はかない恋に 泣くとかや 波の間に間に 漂えば 赤い泊火(とまりび) 懐(なつか)しみ 行方(ゆくえ)定(さだ)めぬ 浪枕(なみまくら) 今日は今津(いまづ)か 長浜(ながはま)か |
二つのギター夕闇がたちこめて 身にしみる夜風のつめたさ 一人おまえは何を今頃してるだろう きこえるかい このつぶやき 伝わるかい 愛の叫びが 離れても二人の 燃えるこの炎は 誰も消せはしない 誰にもうばえない かき鳴らすこの胸 それはただおまえの やさしい指だけさ 旅する心の痛みをまぎらし おまえのつもりでつまびく哀しいギター 夜がふけるまで 夜が明けるまで 蒼ざめた泣き顔に いじらしい微笑みうかべて そんなおまえが この眼やきつきとてもつらい きこえるかい このためいき 伝わるかい 愛の鼓動が リラの咲く木陰で 今度会うその時 それが待遠しい いとしさ増すばかり できるなら今すぐ そのからだ抱きしめ くちづけしたいのさ さまようこの手がゆきつく所は おまえのかわりに囁く哀しいギター 夜がふけるまで 夜が明けるまで | ボニージャックス | 訳詞:八坂裕子 | ロシア民謡 | | 夕闇がたちこめて 身にしみる夜風のつめたさ 一人おまえは何を今頃してるだろう きこえるかい このつぶやき 伝わるかい 愛の叫びが 離れても二人の 燃えるこの炎は 誰も消せはしない 誰にもうばえない かき鳴らすこの胸 それはただおまえの やさしい指だけさ 旅する心の痛みをまぎらし おまえのつもりでつまびく哀しいギター 夜がふけるまで 夜が明けるまで 蒼ざめた泣き顔に いじらしい微笑みうかべて そんなおまえが この眼やきつきとてもつらい きこえるかい このためいき 伝わるかい 愛の鼓動が リラの咲く木陰で 今度会うその時 それが待遠しい いとしさ増すばかり できるなら今すぐ そのからだ抱きしめ くちづけしたいのさ さまようこの手がゆきつく所は おまえのかわりに囁く哀しいギター 夜がふけるまで 夜が明けるまで |
フニクリ・フニクラ赤い火をふくあの山へ 登ろう 登ろう そこは地獄の釜の中 のぞこう のぞこう 登山電車ができたので 誰でも登れる 流れる煙は招くよ みんなを みんなを ゆこう ゆこう 火の山へ ゆこう ゆこう 山の上 フニクリ フニクラ フニクリ フニクラ 誰も乗るフニクリ フニクラ ゆこう ゆこう 火の山へ ゆこう ゆこう 山の上 フニクリ フニクラ フニクリ フニクラ 誰も乗るフニクリ フニクラ 暗い夜空にあかあかと 見えるよ 見えるよ あれは火の山 ヴェスヴィアス 火の山 火の山 登山電車が降りてくる ふもとへ ふもとへ 燃える焔(ほのお)は 空に映え 輝(かがや)く 輝く ゆこう ゆこう 火の山へ ゆこう ゆこう 山の上 フニクリ フニクラ フニクリ フニクラ 誰も乗るフニクリ フニクラ ゆこう ゆこう 火の山へ ゆこう ゆこう 山の上 フニクリ フニクラ フニクリ フニクラ 誰も乗るフニクリ フニクラ | ボニージャックス | P.Turco・訳詞:清野協・青木爽 | L.Denza | | 赤い火をふくあの山へ 登ろう 登ろう そこは地獄の釜の中 のぞこう のぞこう 登山電車ができたので 誰でも登れる 流れる煙は招くよ みんなを みんなを ゆこう ゆこう 火の山へ ゆこう ゆこう 山の上 フニクリ フニクラ フニクリ フニクラ 誰も乗るフニクリ フニクラ ゆこう ゆこう 火の山へ ゆこう ゆこう 山の上 フニクリ フニクラ フニクリ フニクラ 誰も乗るフニクリ フニクラ 暗い夜空にあかあかと 見えるよ 見えるよ あれは火の山 ヴェスヴィアス 火の山 火の山 登山電車が降りてくる ふもとへ ふもとへ 燃える焔(ほのお)は 空に映え 輝(かがや)く 輝く ゆこう ゆこう 火の山へ ゆこう ゆこう 山の上 フニクリ フニクラ フニクリ フニクラ 誰も乗るフニクリ フニクラ ゆこう ゆこう 火の山へ ゆこう ゆこう 山の上 フニクリ フニクラ フニクリ フニクラ 誰も乗るフニクリ フニクラ |
ペチカ雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 昔 昔よ 燃えろよペチカ 雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ 表は寒い くりやくりやと 呼びますペチカ 雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ じき春来ます 今にやなぎも 萌えましょペチカ 雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ だれだか来ます お客さまでしょ うれしいペチカ 雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 火の粉ぱちぱち はねろよペチカ | ボニージャックス | 北原白秋 | 山田耕筰 | | 雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 昔 昔よ 燃えろよペチカ 雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ 表は寒い くりやくりやと 呼びますペチカ 雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ じき春来ます 今にやなぎも 萌えましょペチカ 雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ だれだか来ます お客さまでしょ うれしいペチカ 雪の降る夜は 楽しいペチカ ペチカ燃えろよ お話しましょ 火の粉ぱちぱち はねろよペチカ |
北帰行窓は 夜露に濡れて 都 すでに遠のく 北へ帰る 旅人ひとり 涙 流れてやまず 夢は むなしく消えて 今日も 闇をさすろう 遠き想い はかなき希望(のぞみ) 恩愛(おんあい) 我を去りぬ 今は 黙(もく)して行かん なにを 又語るべき さらば祖国 愛しき人よ 明日は いずこの町か 明日は いずこの町か | ボニージャックス | 宇田博 | 宇田博 | | 窓は 夜露に濡れて 都 すでに遠のく 北へ帰る 旅人ひとり 涙 流れてやまず 夢は むなしく消えて 今日も 闇をさすろう 遠き想い はかなき希望(のぞみ) 恩愛(おんあい) 我を去りぬ 今は 黙(もく)して行かん なにを 又語るべき さらば祖国 愛しき人よ 明日は いずこの町か 明日は いずこの町か |
ヴォルガの舟歌えーこら えーこら もひとつ えーこら えーこら えーこら もひとつ えーこら それ曳け船を それ巻け綱を アイダダアイダ アイダダアイダ 樺の木に 巻いた えーこら えーこら もひとつ えーこら えーこら えーこら もひとつ えーこら それ曳け船を それ巻け綱を アイダダアイダ アイダダアイダ 樺の木に 巻いた えーこら えーこら もひとつ えーこら えーこら えーこら えーこら えーこら もひとつ えーこら それ曳け船を それ巻け綱を アイダダアイダ アイダダアイダ 樺の木に 巻いた えーこら えーこら えーんやこら えーこら えーこら えーこら もひとつ えーこら えーこら | ボニージャックス | 訳詞:門馬直衛 | ロシア民謡 | | えーこら えーこら もひとつ えーこら えーこら えーこら もひとつ えーこら それ曳け船を それ巻け綱を アイダダアイダ アイダダアイダ 樺の木に 巻いた えーこら えーこら もひとつ えーこら えーこら えーこら もひとつ えーこら それ曳け船を それ巻け綱を アイダダアイダ アイダダアイダ 樺の木に 巻いた えーこら えーこら もひとつ えーこら えーこら えーこら えーこら えーこら もひとつ えーこら それ曳け船を それ巻け綱を アイダダアイダ アイダダアイダ 樺の木に 巻いた えーこら えーこら えーんやこら えーこら えーこら えーこら もひとつ えーこら えーこら |
ポーリュシカ・ポーレポーリュシカ・ポーレ ポーリュシカはてしない 野をゆくひづめの音 おお たくましつわもの 娘たちは 別れをおしむよ いとしひとはいま行く おお たたかいめざして 娘たちよ みよ 嘆きすてて はるかにひらける道 おお 明るく輝く われらは行く ひらけ行くコルホーズ 娘よ 若きコルホーズ おお あたらしき力 エイ 空のかなた ただよう黒くも 森のかげにひろがる おお 黒き敵のかげ おお娘よ われらはたたかう 駒はいななきすすむ おお敵陣めがけて エイ 空に海に われらすすみ行く たたかうわかものたち おお 見守るヴォロシーロフ いざコルホーズ 祖国を守れよ はたらく人を守る おお われらはつわもの エイ 娘たちよ 涙をぬぐいて 歌ごえわきたたせよ おお たたかいの歌を ポーリュシカ・ポーレ ポーリュシカ涯(はて)しない 野をゆくひづめの音 おお たくましつわもの | ボニージャックス | V.Goussev・訳詞:井上頼豊 | L.K.Knipper | | ポーリュシカ・ポーレ ポーリュシカはてしない 野をゆくひづめの音 おお たくましつわもの 娘たちは 別れをおしむよ いとしひとはいま行く おお たたかいめざして 娘たちよ みよ 嘆きすてて はるかにひらける道 おお 明るく輝く われらは行く ひらけ行くコルホーズ 娘よ 若きコルホーズ おお あたらしき力 エイ 空のかなた ただよう黒くも 森のかげにひろがる おお 黒き敵のかげ おお娘よ われらはたたかう 駒はいななきすすむ おお敵陣めがけて エイ 空に海に われらすすみ行く たたかうわかものたち おお 見守るヴォロシーロフ いざコルホーズ 祖国を守れよ はたらく人を守る おお われらはつわもの エイ 娘たちよ 涙をぬぐいて 歌ごえわきたたせよ おお たたかいの歌を ポーリュシカ・ポーレ ポーリュシカ涯(はて)しない 野をゆくひづめの音 おお たくましつわもの |
ママごめんなさいママ ごめんなさい ママ ママ いたずらはやめます ねこのしっぽに ペンキをペタペタぬったの だーれ パパのしゃしんに ひげをかいたの だれのしわざ くつのしたに すべるバナナをおいたの だーれ ぼうしのなかに みみずをいれたの だれのしわざ ママ ごめんなさい いたずらしません ママ ごめんなさい ママ ママ いたずらはやめます ぼくは あすから みんなにめいわく かけないように ぼくは ぼくは いい子になること やくそくします ママ ごめんなさい いたずらしません ママ ごめんなさい ママ ママ いたずらはやめます ぼくは あすから みんなにめいわく かけないように ぼくは ぼくは いい子になること やくそくします やくそくします やくそくします | ボニージャックス | A.D.シモーネ・訳詞:泉恵 | E.カポトスティ | 若松正司 | ママ ごめんなさい ママ ママ いたずらはやめます ねこのしっぽに ペンキをペタペタぬったの だーれ パパのしゃしんに ひげをかいたの だれのしわざ くつのしたに すべるバナナをおいたの だーれ ぼうしのなかに みみずをいれたの だれのしわざ ママ ごめんなさい いたずらしません ママ ごめんなさい ママ ママ いたずらはやめます ぼくは あすから みんなにめいわく かけないように ぼくは ぼくは いい子になること やくそくします ママ ごめんなさい いたずらしません ママ ごめんなさい ママ ママ いたずらはやめます ぼくは あすから みんなにめいわく かけないように ぼくは ぼくは いい子になること やくそくします やくそくします やくそくします |
ミッシェルおばさん「わたしのかわいい ミケちゃんが けさから どこかへ いっちゃった」 ミッシェルおばさんは おおあわて はだしでおもてに とびだした ララララ………… 「おばさんぼくが ミケちゃんを みつけてきたらば なにくれる?」 となりのいたずら タロウくんは ミケちゃんを かくして いたのです ララララ………… 「みつけてくれたら ミケちゃんの ミルクののこりを あげましょう」 すると タロウくんは おおごえで ここぞとばかりに いいました ララララ………… 「ミッシェルおばさんのケチン坊」 | ボニージャックス | フランス民謡・訳詞:石井好子・寺島尚彦 | フランス民謡 | 寺島尚彦 | 「わたしのかわいい ミケちゃんが けさから どこかへ いっちゃった」 ミッシェルおばさんは おおあわて はだしでおもてに とびだした ララララ………… 「おばさんぼくが ミケちゃんを みつけてきたらば なにくれる?」 となりのいたずら タロウくんは ミケちゃんを かくして いたのです ララララ………… 「みつけてくれたら ミケちゃんの ミルクののこりを あげましょう」 すると タロウくんは おおごえで ここぞとばかりに いいました ララララ………… 「ミッシェルおばさんのケチン坊」 |
緑の雨江の島緑の緑の 雨がふる江の島 想い出は遠く さよならの風の中で わたしの肩を抱いて消えた人 ああ ああ 石の段ひとつひとつに 夏の日の 夏の日の ちぎれた愛が よみがえる ささやくささやく 声がする江の島 想い出は遠く さよならを告げる雨に 黄色い傘をさして消えた人 ああ ああ 稚児ヶ淵霞む波間に 夏の日の 夏の日の 崩れた影が よみがえる 涙に涙に つつまれた江の島 想い出は遠く さよならの言葉もなく 小さな舟にゆられて消えた人 ああ ああ 東浜白い渚に 夏の日の 夏の日の むなしい夢が よみがえる | ボニージャックス | 赤城芙士夫 | 磯部俶 | | 緑の緑の 雨がふる江の島 想い出は遠く さよならの風の中で わたしの肩を抱いて消えた人 ああ ああ 石の段ひとつひとつに 夏の日の 夏の日の ちぎれた愛が よみがえる ささやくささやく 声がする江の島 想い出は遠く さよならを告げる雨に 黄色い傘をさして消えた人 ああ ああ 稚児ヶ淵霞む波間に 夏の日の 夏の日の 崩れた影が よみがえる 涙に涙に つつまれた江の島 想い出は遠く さよならの言葉もなく 小さな舟にゆられて消えた人 ああ ああ 東浜白い渚に 夏の日の 夏の日の むなしい夢が よみがえる |
モスクワ郊外の夕べざわめきもいまはなく ものみなまどろむ 君知るや すばらしき 夕べのひととき 君知るや すばらしき 夕べのひととき 白き月の光に 河なみもしずか うたごえは 遠くながる ゆうべのしじまを うたごえは 遠くながる ゆうべのしじまを 恥らいに眼をふせて いとし恋人は わが胸に 頬よせて 明日をば夢みる わが胸に 頬よせて 明日をば夢みる 東ははや白みぬ よき朝のきたり 忘るるな この夏の ゆうべのひととき 忘るるな この夏の ゆうべのひととき | ボニージャックス | 訳詞:合唱団白樺 | ソロヴィヨフ・セドイ | | ざわめきもいまはなく ものみなまどろむ 君知るや すばらしき 夕べのひととき 君知るや すばらしき 夕べのひととき 白き月の光に 河なみもしずか うたごえは 遠くながる ゆうべのしじまを うたごえは 遠くながる ゆうべのしじまを 恥らいに眼をふせて いとし恋人は わが胸に 頬よせて 明日をば夢みる わが胸に 頬よせて 明日をば夢みる 東ははや白みぬ よき朝のきたり 忘るるな この夏の ゆうべのひととき 忘るるな この夏の ゆうべのひととき |
もずが枯木でもずが枯木でないている おいらは藁をたたいてる 綿挽車はお婆さん ゴットン水車もまわってる みんな去年と同じだよ けれどもたんねえものがある あんさのまきわる音がねえ バッサリまきわる音がねえ あんさは満州へ行っただよ 鉄砲が涙で光っただ もずよ寒いとなくがええ あんさはもっと寒いだろ あんさはもっと寒いだろ | ボニージャックス | サトウハチロー | 徳富繁 | | もずが枯木でないている おいらは藁をたたいてる 綿挽車はお婆さん ゴットン水車もまわってる みんな去年と同じだよ けれどもたんねえものがある あんさのまきわる音がねえ バッサリまきわる音がねえ あんさは満州へ行っただよ 鉄砲が涙で光っただ もずよ寒いとなくがええ あんさはもっと寒いだろ あんさはもっと寒いだろ |
椰子の実名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ 故郷の岸を離れて 汝(なれ)はそも波に幾月 旧(もと)の樹は生いや茂れる 枝はなお影をやなせる われも亦(また) 渚を枕 孤身(ひとりみ)の浮寝の旅ぞ 実を取りて胸にあつれば 新なり流離の憂(うれい) 海の日の沈むを見れば 激(たぎ)り落つ異郷の涙 思いやる八重の汐々 何れの日にか国に帰らん | ボニージャックス | 島崎藤村 | 大中寅二 | | 名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ 故郷の岸を離れて 汝(なれ)はそも波に幾月 旧(もと)の樹は生いや茂れる 枝はなお影をやなせる われも亦(また) 渚を枕 孤身(ひとりみ)の浮寝の旅ぞ 実を取りて胸にあつれば 新なり流離の憂(うれい) 海の日の沈むを見れば 激(たぎ)り落つ異郷の涙 思いやる八重の汐々 何れの日にか国に帰らん |
山寺の和尚さん山寺の 和尚さんが まりはけりたし まりはなし ねこをかんぶくろに おしこんで ポーンとけりゃ ニャーンとなく ニャーンがニャンとなく ヨイヨイ 山寺の こぞうさんが おきょういやいや あそびたし そっとにげだす かねつきどう ゴーンとつきゃ ゴーンとなる ゴーンがゴンとなる ヨイヨイ 山寺の たぬきさん たいこうちたし たいこなし そこでおなかを ちょいとだして ポンとうちゃ ポンとなる ポン ポン ポン ポン … ヘエィ! | ボニージャックス | 加藤省吾 | 加藤省吾 | 小川寛興 | 山寺の 和尚さんが まりはけりたし まりはなし ねこをかんぶくろに おしこんで ポーンとけりゃ ニャーンとなく ニャーンがニャンとなく ヨイヨイ 山寺の こぞうさんが おきょういやいや あそびたし そっとにげだす かねつきどう ゴーンとつきゃ ゴーンとなる ゴーンがゴンとなる ヨイヨイ 山寺の たぬきさん たいこうちたし たいこなし そこでおなかを ちょいとだして ポンとうちゃ ポンとなる ポン ポン ポン ポン … ヘエィ! |
山とあの娘と山にゃ行くなと あの娘(こ)は止めた じっと涙の 目で止めた あああー 惚れた あの娘(こ)と でっかい山は いつも下手(したて)に 手懐ける あああー 山を彩る 数々の花 俺にゃあの娘(こ)の あの笑顔あああー 町で待ってる 愛しいあの娘(こ) せめて見せたや 御来光あああー 山の男の 土産はひとつ 惚れて一途の この心 あああー 山を下りても あの娘(こ)の親を 腹で説きふす 山がある あああー | ボニージャックス | 甲斐新 | 黒木惇而 | | 山にゃ行くなと あの娘(こ)は止めた じっと涙の 目で止めた あああー 惚れた あの娘(こ)と でっかい山は いつも下手(したて)に 手懐ける あああー 山を彩る 数々の花 俺にゃあの娘(こ)の あの笑顔あああー 町で待ってる 愛しいあの娘(こ) せめて見せたや 御来光あああー 山の男の 土産はひとつ 惚れて一途の この心 あああー 山を下りても あの娘(こ)の親を 腹で説きふす 山がある あああー |
山に煙がのぼる山に煙がのぼる 白い白い煙だ 長いまつげとじて 煙になった君よ 好きな山の空で どんな夢を見るのか 好きな山の空で どんな夢を見るのか 山に風がほえる 遠い遠い風だ 父や母を呼んで 風になった君よ 今は深いねむり 胸でそっと祈ろう 今は深いねむり 胸でそっと祈ろう 山に花が咲いた 赤い赤い花だ 雪の中に消えて 花になった君よ せめて高くかおれ 山の友のしるべに せめて高くかおれ 山の友のしるべに | ボニージャックス | 横井弘 | 小川寛興 | | 山に煙がのぼる 白い白い煙だ 長いまつげとじて 煙になった君よ 好きな山の空で どんな夢を見るのか 好きな山の空で どんな夢を見るのか 山に風がほえる 遠い遠い風だ 父や母を呼んで 風になった君よ 今は深いねむり 胸でそっと祈ろう 今は深いねむり 胸でそっと祈ろう 山に花が咲いた 赤い赤い花だ 雪の中に消えて 花になった君よ せめて高くかおれ 山の友のしるべに せめて高くかおれ 山の友のしるべに |
山のけむり山の煙の ほのぼのと たゆとう森よ あの道よ 幾年(いくとせ)消えて 流れゆく 想い出の ああ 夢のひとすじ 遠くしずかに ゆれている 谷の真清水(ましみず) 汲(く)み合うて ほほえみ交し 摘んだ花 山鳩の声 聴(き)きながら 行きずりの ああ 君とともに 下りた峠の はろけさよ 山の煙の たそがれに 別れた人の うしろ影 あとふりかえり 手を振れば うすれゆく ああ 淡い夕日が 染めた茜(あかね)の なつかしく | ボニージャックス | 大倉芳郎 | 八洲秀章 | | 山の煙の ほのぼのと たゆとう森よ あの道よ 幾年(いくとせ)消えて 流れゆく 想い出の ああ 夢のひとすじ 遠くしずかに ゆれている 谷の真清水(ましみず) 汲(く)み合うて ほほえみ交し 摘んだ花 山鳩の声 聴(き)きながら 行きずりの ああ 君とともに 下りた峠の はろけさよ 山の煙の たそがれに 別れた人の うしろ影 あとふりかえり 手を振れば うすれゆく ああ 淡い夕日が 染めた茜(あかね)の なつかしく |
山のロザリア山の娘ロザリア いつもひとりうたうよ 青い牧場日暮れて 星の出る頃 帰れ帰れもいちど 忘れられぬあの日よ 涙流し別れた 君の姿よ 黒い瞳ロザリア 今日もひとりうたうよ 風にゆれる花のよう 笛をならして 帰れ帰れもいちど やさしかったあの人 胸にだくはかたみの 銀のロケット 一人娘ロザリア 山の歌をうたうよ 歌は甘く悲しく 星もまたたく 帰れ帰れもいちど 命かけたあの夢 うつりかわる世の中 花も散りゆく | ボニージャックス | 訳詞:丘灯至夫 | ロシア民謡 | | 山の娘ロザリア いつもひとりうたうよ 青い牧場日暮れて 星の出る頃 帰れ帰れもいちど 忘れられぬあの日よ 涙流し別れた 君の姿よ 黒い瞳ロザリア 今日もひとりうたうよ 風にゆれる花のよう 笛をならして 帰れ帰れもいちど やさしかったあの人 胸にだくはかたみの 銀のロケット 一人娘ロザリア 山の歌をうたうよ 歌は甘く悲しく 星もまたたく 帰れ帰れもいちど 命かけたあの夢 うつりかわる世の中 花も散りゆく |
雪の降る街を雪の降る街を 雪の降る街を 思い出だけが 通り過ぎて行く 雪の降る街を 遠い国から 落ちて来る この思い出を この思い出を いつの日か包まん 温(あたた)かき幸せのほほえみ 雪の降る街を 雪の降る街を 足音だけが 追いかけて行く 雪の降る街を ひとり心に 満ちてくる この哀しみを この哀しみを いつの日かほぐさん 緑なす春の日のそよ風 雪の降る街を 雪の降る街を 息吹とともに こみあげてくる 雪の降る街を 誰も分からぬ わが心 このむなしさを このむなしさを いつの日か祈らん 新しき光降る 鐘の音(ね) | ボニージャックス | 内村直也 | 中田喜直 | | 雪の降る街を 雪の降る街を 思い出だけが 通り過ぎて行く 雪の降る街を 遠い国から 落ちて来る この思い出を この思い出を いつの日か包まん 温(あたた)かき幸せのほほえみ 雪の降る街を 雪の降る街を 足音だけが 追いかけて行く 雪の降る街を ひとり心に 満ちてくる この哀しみを この哀しみを いつの日かほぐさん 緑なす春の日のそよ風 雪の降る街を 雪の降る街を 息吹とともに こみあげてくる 雪の降る街を 誰も分からぬ わが心 このむなしさを このむなしさを いつの日か祈らん 新しき光降る 鐘の音(ね) |
雪山讃歌雪よ岩よ われらが宿り 俺たちゃ 町には住めないからに シールはずして パイプの煙 かがやく尾根に 春風そよぐ 煙い小屋でも こがねの御殿 早く行こうよ 谷間の小屋へ テントの中でも 月見はできる 雨が降ったら 濡れればいいさ 吹雪の日には 本当につらい ピッケルにぎる手がこごえるよ 荒れて狂うは 吹雪か雪崩(なだれ) 俺たちゃそんなもの恐れはせぬぞ 雲の間に間に きらきら光る 明日はのぼろよ あの頂(いただき)に 朝日に輝く 新雪ふんで きょうも行こうよ あの山越えて 山よサヨナラ ご機嫌よろしゅう また来る時にも 笑っておくれ | ボニージャックス | 西堀栄三郎 | アメリカ民謡 | | 雪よ岩よ われらが宿り 俺たちゃ 町には住めないからに シールはずして パイプの煙 かがやく尾根に 春風そよぐ 煙い小屋でも こがねの御殿 早く行こうよ 谷間の小屋へ テントの中でも 月見はできる 雨が降ったら 濡れればいいさ 吹雪の日には 本当につらい ピッケルにぎる手がこごえるよ 荒れて狂うは 吹雪か雪崩(なだれ) 俺たちゃそんなもの恐れはせぬぞ 雲の間に間に きらきら光る 明日はのぼろよ あの頂(いただき)に 朝日に輝く 新雪ふんで きょうも行こうよ あの山越えて 山よサヨナラ ご機嫌よろしゅう また来る時にも 笑っておくれ |
夢去りぬ夢いまだ さめやらぬ 春のひと夜 君呼びて ほほえめば 血汐おどる ああ 若き日の夢 今君にぞ通う この青春の夢も さめて散る花びら 過ぎし夢は はかなく 消えて悲し 今はただ 君がやさし 面影 むねにえがき 今日もまた ギターを弾きて 歌うは 君がよく歌った あの歌 今もせつなくひびく 恋の思い出よ 夢いまだ さめやらぬ 春のひと夜 君呼びて ほほえめば 血汐おどる ああ 若き日の夢 今君にぞ通う この青春の夢も さめて散る花びら | ボニージャックス | 加茂六郎 | 服部良一 | 服部克久 | 夢いまだ さめやらぬ 春のひと夜 君呼びて ほほえめば 血汐おどる ああ 若き日の夢 今君にぞ通う この青春の夢も さめて散る花びら 過ぎし夢は はかなく 消えて悲し 今はただ 君がやさし 面影 むねにえがき 今日もまた ギターを弾きて 歌うは 君がよく歌った あの歌 今もせつなくひびく 恋の思い出よ 夢いまだ さめやらぬ 春のひと夜 君呼びて ほほえめば 血汐おどる ああ 若き日の夢 今君にぞ通う この青春の夢も さめて散る花びら |
ゆりかごのうたゆりかごのうたを カナリヤが歌うよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ ゆりかごのうえに びわの実がゆれるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ ゆりかごの綱を 木ねずみがゆするよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ ゆりかごの夢に 黄色い月がかかるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ | ボニージャックス | 北原白秋 | 草川信 | 若松正司 | ゆりかごのうたを カナリヤが歌うよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ ゆりかごのうえに びわの実がゆれるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ ゆりかごの綱を 木ねずみがゆするよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ ゆりかごの夢に 黄色い月がかかるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ |
宵待草待てど 暮らせど 来ぬ人を 宵待草の 遣(や)る瀬なさ 今宵は月も出ぬそうな 待てど 暮らせど 来ぬ人を 宵待草の 遣(や)る瀬なさ 今宵は月も出ぬそうな | ボニージャックス | 竹久夢二 | 多忠亮 | | 待てど 暮らせど 来ぬ人を 宵待草の 遣(や)る瀬なさ 今宵は月も出ぬそうな 待てど 暮らせど 来ぬ人を 宵待草の 遣(や)る瀬なさ 今宵は月も出ぬそうな |