陸奥明作曲の歌詞一覧リスト 42曲中 1-42曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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月がとっても青いから北島三郎 | 北島三郎 | 清水みのる | 陸奥明 | 福田正 | 月がとっても 青いから 遠廻りして 帰ろう あの鈴懸(すずかけ)の 並木路(なみきじ)は 想い出の 小径よ 腕を優しく 組み合って 二人っきりで さあ帰ろう 月の雫に 濡れながら 遠廻りして 帰ろう ふとゆきずりに 知り合った 想い出の この径 夢をいとしく 抱きしめて 二人っきりで さあ帰ろう 月もあんなに うるむから 遠廻りして 帰ろう もう今日かぎり 逢えぬとも 想い出は 捨てずに 君と誓った 並木路(なみきみち) 二人っきりで さあ帰ろう |
雪の渡り鳥二見颯一 | 二見颯一 | 清水みのる | 陸奥明 | 斉藤功 | 合羽からげて 三度笠 どこを塒(ねぐら)の 渡り鳥 愚痴じゃなけれど この俺にゃ 帰る瀬もない 伊豆の下田の 灯が恋し 意地に生きるが 男だと 胸にきかせて 旅ぐらし 三月三年 今もなお 思い切れずに 残る未練が 泣いている 払い除(の)けても 降りかかる 何を恨みの 雪しぐれ 俺も鯉名の 銀平さ 抜くか長脇差(ながどす) ぬけば白刃に 血の吹雪 |
雪の渡り鳥モングン | モングン | 清水みのる | 陸奥明 | 矢田部正 | 合羽からげて 三度笠 どこを塒(ねぐら)の 渡り鳥 愚痴じゃなけれど この俺にゃ 帰る瀬もない 伊豆の下田の 灯が恋し 意地に生きるが 男だと 胸にきかせて 旅ぐらし 三月三年 今もなお 思い切れずに 残る未練が 泣いている 払い除(の)けても 降りかゝる 何を恨みの 雪しぐれ 俺も鯉名の 銀平さ 抜くか長脇差(どす/脇差に対応) ぬけば白刃に 血の吹雪 |
雪の渡り鳥一条貫太 | 一条貫太 | 清水みのる | 陸奥明 | 伊戸のりお | 合羽からげて 三度笠 どこを塒(ねぐら)の 渡り鳥 愚痴じゃなけれど この俺にゃ 帰る瀬もない 伊豆の下田の 灯が恋し 意地に生きるが 男だと 胸にきかせて 旅ぐらし 三月三年 今もなお 思い切れずに 残る未練が 泣いている はらい除(の)けても 降りかゝる 何を恨みの 雪しぐれ 俺も鯉名の 銀平さ 抜くか長脇差(どす) ぬけば白刃に 血の吹雪 |
お座敷小唄2017近藤真彦 | 近藤真彦 | 不詳 | 陸奥明 | 太田光宏 | 富士の高嶺に降る雪も 赤坂あたりに降る雪も 雪に変わりはないじゃなし 溶けて流れりゃみな同じ 好きで好きで大好きで 死ぬ程好きな お方でも 電話もメールもつながらない 泣いて歩いた 渋谷橋 ぼくがしばらく来ないとて 短気おこして やけ酒を 飲んで身体を こわすなよ お前一人の 身ではない 一目見てから 好きになり ほどのよいのに ほだされて 会って遊んでいる内に 忘れられない only one girl 唄はロックかブルースか 唄の文句じゃないけれど 金も指輪もいらないわ 貴方一人が 欲しいのよ 富士の高嶺に降る雪も 乃木坂あたりに降る雪も 雪に変わりはないじゃなし 溶けて流れりゃ 溶けて流れりゃ 溶けて流れりゃみな同じ |
雪の渡り鳥福田こうへい | 福田こうへい | 清水みのる | 陸奥明 | 山田年秋 | 合羽からげて 三度笠 どこを塒の 渡り鳥 愚痴じゃなけれど この俺にゃ 帰る瀬もない 伊豆の下田の 灯が恋し 意地に生きるが 男だと 胸にきかせて 旅ぐらし 三月三年 今もなお 思い切れずに 残る未練が 泣いている 払い除(の)けても 降りかかる 何を恨の 雪しぐれ 俺も鯉名の 銀平さ 抜くか長脇差(ながどす) ぬけば白刃に 血の吹雪 |
月がとっても青いから津吹みゆ | 津吹みゆ | 清水みのる | 陸奥明 | 石倉重信 | 月がとっても 青いから 遠廻りして 帰ろ あのすずかけの 並木路(じ)は 想い出の 小径よ 腕を優しく 組み合って 二人っきりで さあ帰ろう 月の雫に 濡れながら 遠廻りして 帰ろ ふとゆきずりに 知り合った 想い出の この径 夢をいとしく 抱きしめて 二人っきりで さあ帰ろう 月もあんなに うるむから 遠廻りして 帰ろ もう今日かぎり 逢えぬとも 想い出は 捨てずに 君と誓った 並木みち 二人っきりで さあ帰ろう |
あゝ草枕幾度ぞ鶴田浩二 | 鶴田浩二 | 徳土良介 | 陸奥明 | 寺岡真三 | ああ草枕 幾度ぞ 棄てる命は 惜しまねど まだ尽きざるか 荒野原 駒の吐息が 気にかかる 鞍を浸して 濁流を 超えてまた衝く 雲の峰 嘶(いなな)け黒馬(あお)よ 高らかに 俺もお前も つわものだ 思えば遠く 来しものぞ 渡る風さえ 母の声 未練じゃないが ふる里へ 夢や今宵は 通うらん |
軍国舞扇鶴田浩二 | 鶴田浩二 | 藤田まさと | 陸奥明 | 寺岡真三 | 可愛い二八の 花かんざしに ちらり咲かした 心意気 見やれ今宵も 賀茂川あたり 皇国(すめら)乙女の 舞扇 「何時どしたやろか、あてらもお国のために 立派な仕事せんとあかんなア いうていやったことがおましたなア。 そういうてからもう二年たったんどっせ。 一生懸命やったわ。 そやけどそれが、ようやっと実い結んで、 こないな嬉しいことあらへんわ。 あんたの心 あての心、 そして祇園中の心 が明日は日本の空へ向いて 飛び立つのどっせ。」 花の振りそで だらりの帯も かたちばかりの 浮き調子 勤めはなれりゃ 銃後のまもり 綾(あや)にかけます 紅だすき 「飛んだえ、飛んだえ、 あんた泣いてはんの、おんなしやわ。 あてかて、あてかて、 いゝえ祇園の人かて みんなおんなし気持やわ。 あてらの真心が天に通じたんどすもの、 泣いてもかまへんわ、 泣いてもかまへんわ。」 橋の擬球(ぎぼし)に 朝風受けて 待てばくるくる 銀の鳥 ほんに嬉しや 祇園の空を 晴れてひとさし 舞う翼 |
夢と兵隊杉狂児 | 杉狂児 | 宮本隆美 | 陸奥明 | 抜けば弾丸散る 日本刀の 冴えた切れ味 見事に見せて 敵の素っ首 刎ねたは良いが 数えきれずに 目が覚めた おやまた夢かい 夢なのかい こいつはまた夢でも愉快だね 敵の陣地へ 一番乗りの ちょいと嬉しい 手柄を立てて 咽喉も裂けよと 万々歳を 叫ぶとたんに 跳ね起きた おやまた夢かい 夢なのかい こいつはまた夢でも素敵だね 霜の露営の 夜寒の中で 外套被って 背嚢枕 ごろり寝転びゃ 心が飛んで 故郷の坊やに また会うた おやまた夢かい 夢なのかい こいつはまた夢でも嬉しいね | |
皇国の星小笠原美都子 | 小笠原美都子 | 門田ゆたか | 陸奥明 | ひとつ星 ひとつ星 朝(あした)またたく ひとつ星 皇国の勇士の額に光る 星も一つよ あの星に 誓う心も また一つ ひとつ星 ひとつ星 夕べほほえむ ひとつ星 華と散る気の 夫の肩の 星もひとつよ あの星に かけた心も 又一つ ひとつ星 ひとつ星 今宵輝く ひとつ星 窓に親子が 仰いで祈る 星も一つよ あの星に 願う心も また一つ | |
愛機とともに東海林太郎 | 東海林太郎 | 藤田まさと | 陸奥明 | 戦の庭に 立つからは なんで惜しかろ この生命 笑って進む あの道は 笑って骨を うずむ道 母よ故国よ 戦友よ 愛機と共に 我は往く 父、母居ます 故郷の 土の香りも 空高く あの丘の上 屋根の上 うち振る 旗につい涙 母よ故国よ 戦友よ 愛機と共に 我は往く 翼に託す この身体 万里染め抜く この血潮 一弾もしも 損じなば 残るは一途 体当たり 母よ故国よ 戦友よ 愛機と共に 我は往く 勝てしからずんば 死あるのみ 天下分け目の この戦 誓いは固き 国ありて 翼は強き 母ありて 母よ故国よ 戦友よ 愛機と共に 我は往く | |
雪の満州里ディック・ミネ | ディック・ミネ | 島田義文 | 陸奥明 | 積る吹雪に 暮れゆく街よ 渡り鳥なら 伝えておくれ 風のまにまに シベリヤ烏 こゝは雪国 満州里 暮れりゃ夜風が そゞろに寒い さあさ燃やそよ ペチカを燃やせ 燃ゆるペチカに 心もとけて 歌えボルガの 船唄を 凍る大地も 春には溶けて 咲くよオゴニカ 真赤に咲くよ 明日の希望(のぞみ)を 語ればいつか 雪もしんしん 夜が白む | |
吹雪の橇(そり)菅原都々子 | 菅原都々子 | 石松秋二 | 陸奥明 | 白樺の 林にかかる 吹雪の橇よ 遠い街の灯 まだ見えぬ 風あげて ハイヨー 高らに 鞭を振り鳴らす うとうとと もたれて眠る 吹雪の橇よ 旅に疲れた母の顔 励まして ハイヨー 急げと 手綱引き違える 振りかえる 果てなき荒野 吹雪の橇よ ちらと瞼を 重ねゆく ふるさとは ハイヨー どちらが空か 暗い空 鳴れよ鳴れよ 鈴の音高く 吹雪の橇よ ここは国境 北の果て 風あげて ハイヨー いななけ馬よ まだ遠い | |
月の小道でホーイホイ菅原都々子 | 菅原都々子 | 河合弘氏 | 陸奥明 | 村道小道を ホーイホイ (ホーイホイ) 月影たよりに ホーイホイ むすんだ手と手が ホーイホイ (ホーイホイ) 解けて悲しや ホーイホイ (ホーイホイ) 水の流れに ホーイホイ (ホーイホイ) 雲の流れに ホーイホイ 片割れ同士の ホーイホイ (ホーイホイ) 夢は散り散り ホーイホイ (ホーイホイ) 一度逢いたい ホーイホイ (ホーイホイ) 達者でいるやら ホーイホイ 別れて三年 ホーイホイ (ホーイホイ) 待っていたとて ホーイホイ (ホーイホイ) 村の噂じゃ ホーイホイ (ホーイホイ) 帰ってきたそな ホーイホイ 思い切れずに ホーイホイ (ホーイホイ) 別れてきたそな ホーイホイ (ホーイホイ) | |
北上川悲歌(エレジー)菅原都々子 | 菅原都々子 | 大高ひさを | 陸奥明 | 柳青める 北上の 河原にひとつ 名なし草 君が作りし 恋唄に 命哀しく 忍び咲く 君を都に 送る夜は 岩手の山も なみだ雲 生きてふたたび 逢える日を 女ごころの 空だのみ 風は光れど 囁けど 北上川に 君はなし せめて名残りの 唄声を 永遠に伝えよ さざ波に | |
祇園エレジー(お座敷小唄)こまどり姉妹 | こまどり姉妹 | 不詳 | 陸奥明 | 富士の高嶺に 降る雪も 京の祇園に 降る雪も いとしあなたの てのひらに とけて流れりゃ おなじこと ひとめ見たのが 縁となり ほどのよいのに ほだされて 憎いことばを 交すうち 忘れられない 人となる どうかしたかと 背に手を どうもしないと うつむいて 目にはいっぱい 涙ため あなたしばらく こないから ぼくがしばらく 来ないとて 短気おこして やけ酒を 呑んで身体を こわすなよ お前ひとりの 身ではない あなたと言う人 できてから ほかの座敷が いやになり まゝになるなら いちどでも あなたと呼んで 暮したい 歌はさのさか どどいつか 歌の文句じゃ ないけれど お金も着物も いらないわ あなたひとりが 欲しいのよ | |
月がとっても青いから天童よしみ | 天童よしみ | 清水みのる | 陸奥明 | 月がとっても 青いから 遠廻りして 帰ろう あの鈴懸の 並木路(なみきじ)は 想い出の 小径(こみち)よ 腕を優しく 組み合って 二人っきりで サ帰ろう 月の雫(しずく)に 濡れながら 遠廻りして 帰ろう ふとゆきずりに 知り合った 想い出の この小径(みち) 夢をいとしく 抱きしめて 二人っきりで サ帰ろう 月もあんなに うるむから 遠廻りして 帰ろう もう今日かぎり 逢えぬとも 想い出は 捨てずに 君と誓った 並木路(なみきみち) 二人っきりで サ帰ろう | |
お吉物語中村美律子 | 中村美律子 | 藤田まさと | 陸奥明 | 泣いて昔が 返るなら なんで愚痴(ぐち)など 言うものか 花のいのちは 一度だけ よしておくれよ 気休めは (セリフ) 「なにもかもおしまいなんだ。 でもさ、わたしにゃわかったのさ。 どんなに男を憎(にく)んだって、女は女、 女ひとりじゃ暮らせないってことがさ。 世の中を渡り歩いて、しみじみそう思ったんだよ。 わたしだって女だものねぇ……」 夢も見ました 恋もした 二世を誓(ちか)った 人も居た 娘ごころの 紅つばき どこでどなたが 折ったやら (セリフ) 「ハリスさんも死んだ。鶴さんも死んだ。 今度は、わたしの番なんだ。 今のわたしは、穴のあいた 三味線(しゃみせん)みたいなものなんだ。 どんなにつくろって見たって、 もう昔の音(ね)なんか出やしない。 …お酒だよ。お酒おくれッー」 辛(つら)い浮世(うきよ)の 路地うらで 毒と知りつつ 呑むお酒 下田港(みなと)の お月様 明るすぎます お吉には | |
月がとっても青いから清水博正 | 清水博正 | 清水みのる | 陸奥明 | 月がとっても 青いから 遠廻りして 帰ろう あの鈴懸(すずかけ)の 並木路(じ)は 想い出の 小径よ 腕を優しく 組み合って 二人っきりで サ、帰ろう 月の雫に 濡れながら 遠廻りして 帰ろう ふとゆきずりに 知り合った 想い出の この径 夢をいとしく 抱きしめて 二人っきりで サ、帰ろう 月もあんなに うるむから 遠廻りして 帰ろう もう今日かぎり 逢えぬとも 想い出は 捨てずに 君と誓った 並木路(みち) 二人っきりで サ、帰ろう | |
雪の渡り鳥三門忠司 | 三門忠司 | 清水みのる | 陸奥明 | 合羽からげて 三度笠 どこを塒(ねぐら)の 渡り鳥 愚痴じゃなけれど この俺にゃ 帰る瀬もない 伊豆の下田の 灯が恋し 意地に生きるが 男だと 胸にきかせて 旅ぐらし 三月三年 今もなお 思い切れずに 残る未練が 泣いている 払い除(の)けても 降りかゝる 何を恨みの 雪しぐれ 俺も鯉名の 銀平さ 抜くか長脇差(ながどす) ぬけば白刃に 血の吹雪 | |
月がとっても青いから石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 清水みのる | 陸奥明 | 月がとっても 青いから 遠廻りして 帰ろう あの鈴懸の 並木路は 想い出の 小径よ 腕を優しく 組み合って 二人っきりで サ、帰ろう 月の雫に 濡れながら 遠廻りして 帰ろう ふとゆきずりに 知り合った 想い出の この径 夢をいとしく 抱きしめて 二人っきりで サ、帰ろう 月もあんなに うるむから 遠廻りして 帰ろう もう今日かぎり 逢えぬとも 想い出は 捨てずに 君と誓った 並木みち 二人っきりで サ、帰ろう | |
雪の渡り鳥島津亜矢 | 島津亜矢 | 清水みのる | 陸奥明 | 池多孝春 | 合羽からげて 三度笠 どこを塒(ねぐら)の 渡り鳥 愚痴じゃなけれど この俺にゃ 帰る瀬もない 伊豆の下田の 灯が恋し 意地に生きるが 男だと 胸にきかせて 旅ぐらし 三月三年 今もなお 思い切れずに 残る未練が 泣いている 払い除(の)けても 降りかゝる 何を恨みの 雪しぐれ 俺も鯉名の 銀平さ 抜くか長脇差(どす) ぬけば白刃に 血の吹雪 |
雪の渡り鳥三波春夫 | 三波春夫 | 清水みのる | 陸奥明 | 合羽からげて 三度笠 どこを塒(ねぐら)の 渡り鳥 愚痴じゃなけれど この俺にゃ 帰る瀬もない 伊豆の下田の 灯が恋し 意地に生きるが 男だと 胸にきかせて 旅ぐらし 三月三年 今もなお 思い切れずに 残る未練が 泣いている はらい除(の)けても 降りかゝる 何を恨みの 雪しぐれ 俺も鯉名の 銀平さ 抜くか長脇差(どす) ぬけば白刃に 血の吹雪 | |
お吉物語天津羽衣 | 天津羽衣 | 藤田まさと | 陸奥明 | 福島正二 | 泣いて昔が 返るなら なんで愚痴など言うものか 花のいのちは 一度だけ よしておくれよ気休めは なにもかもお仕舞いなんだ でもさ わたしにゃ 判ったのさ どんなに男を憎んだって 女は女 女ひとりじゃ暮せないってことがさ 世の中を渡り歩いて しみじみそう思ったんだよ わたしだって女だものねぇ… 夢も見ました 恋もした 二世を誓った 人も居た 娘ごころの 紅つばき どこで誰方が折ったやら ハリスさんも死んだ鶴さんも死んだ 今度はわたしの番なんだ 今のわたしは穴のあいた三味線 みたいなものなんだ どんなに繕ってみたって もう昔の音なんか出やしない …お酒だよお酒をおくれッー 辛い浮世の 路地うらで 毒と知りつつ 呑むお酒 下田港の お月様 明るすぎます お吉には |
月がとっても青いから菅原都々子 | 菅原都々子 | 清水みのる | 陸奥明 | 長津義司 | 月がとっても 青いから 遠廻りして 帰ろう あの鈴懸(すずかけ)の 並木路(じ)は 想い出の 小径よ 腕を優しく 組み合って 二人っきりで サ、帰ろう 月の雫に 濡れながら 遠廻りして 帰ろう ふとゆきずりに 知り合った 想い出の この径 夢をいとしく 抱きしめて 二人っきりで サ、帰ろう 月もあんなに うるむから 遠廻りして 帰ろう もう今日かぎり 逢えぬとも 想い出は 捨てずに 君と誓った 並木路(みち) 二人っきりで サ、帰ろう |
片割れ月菅原都々子 | 菅原都々子 | 河合朗 | 陸奥明 | 長津義司 | 胸のともしび 冷たく消えて 明しかねては 涙にうるむ 乙女ごころも 三歳の昔 一つ一つの ああ 想い出淋し 夢がほんのり 訪れました 星の数程 訪れました 忘れようとて 忘られましょか 雲間雲間の ああ 片割れ月よ 港出船の 舳先で泣いた やるせないよな 片割れ月よ 今日もこのまま お別れしよか 想い想いの ああ 片割れ月よ |
お座敷小唄天童よしみ | 天童よしみ | 不詳 | 陸奥明 | 富士の高嶺に 降る雪も 京都先斗町(ぽんとちょう)に 降る雪も 雪に変りは ないじゃなし とけて流れりゃ 皆同じ 好きで好きで 大好きで 死ぬ程好きな お方でも 妻と言う字にゃ 勝てやせぬ 泣いて別れた 河原町 ぼくがしばらく 来ないとて 短気おこして やけ酒を 飲んで身体を こわすなよ お前一人の 身ではない 一目見てから 好きになり ほどの良いのに ほだされて よんでよばれて いる内に 忘れられない 人となり どうかしたかと 肩に手を どうもしないと うつむいて 目にはいっぱい 泪ため 貴方しばらく 来ないから 唄はさのさか どどいつか 唄の文句じゃ ないけれど お金も着物も いらないわ 貴方ひとりが 欲しいのよ | |
月がとっても青いから氷川きよし | 氷川きよし | 清水みのる | 陸奥明 | 石倉重信 | 月がとっても 青いから 遠廻りして 帰ろ あのすずかけの 並木路(じ)は 想い出の 小径よ 腕を優しく 組み合って 二人っきりで さあ帰ろう 月の雫に 濡れながら 遠廻りして 帰ろ ふとゆきずりに 知り合った 想い出の この径 夢をいとしく 抱きしめて 二人っきりで さあ帰ろう 月もあんなに うるむから 遠廻りして 帰ろ もう今日かぎり 逢えぬとも 想い出は 捨てずに 君と誓った 並木みち 二人っきりで さあ帰ろう |
雪の渡り鳥五木ひろし | 五木ひろし | 清水みのる | 陸奥明 | 合羽からげて 三度笠 どこを塒(ねぐら)の 渡り鳥 愚痴じゃなけれど この俺にゃ 帰る瀬もない 伊豆の下田の 灯が恋し 意地に生きるが 男だと 胸にきかせて 旅ぐらし 二年三年 今もなお 思い切れずに 残る未練が 泣いている 払い除(の)けても 降りかゝる 何を恨みの 雪しぐれ 俺も鯉名の 銀平さ 抜くか長脇差 ぬけば白刃に 血の吹雪 | |
お座敷小唄和田弘とマヒナスターズ with 安倍律子 | 和田弘とマヒナスターズ with 安倍律子 | 不詳 | 陸奥明 | 富士の高嶺に 降る雪も 京都先斗町に 降る雪も 雪に変りはないじゃなし とけて流れりゃ 皆同じ 好きで好きで 大好きで 死ぬ程好きな お方でも 妻という字にゃ 勝てやせぬ 泣いて別れた 河原町 どうかしたかと 肩に手を どうもしないと うつむいて 目にはいっぱい 泪ため 貴方しばらく 来ないから 唄はさのさか とどいつか 唄の文句じゃ ないけれど お金も着物も いらないわ 貴方ひとりが 欲しいのよ | |
お吉物語島津悦子 | 島津悦子 | 藤田まさと | 陸奥明 | 泣いて昔が 返るなら なんで愚痴(ぐち)など 言うものか 花のいのちは 一度だけ よしておくれよ 気休めは (セリフ) 「なにもかもおしまいなんだ。 でもさ、わたしにゃわかったのさ。 どんなに男を憎(にく)んだって、女は女、 女ひとりじゃ暮らせないってことがさ。 世の中を渡り歩いて、しみじみそう思ったんだよ。 わたしだって女だものねぇ……」 夢も見ました 恋もした 二世を誓(ちか)った 人も居た 娘ごころの 紅つばき どこでどなたが 折ったやら (セリフ) 「ハリスさんも死んだ。鶴さんも死んだ。 今度は、わたしの番なんだ。 今のわたしは、穴のあいた 三味線(しゃみせん)みたいなものなんだ。 どんなにつくろって見たって、 もう昔の音(ね)なんか出やしない。 …お酒だよ。お酒おくれッー」 辛(つら)い浮世(うきよ)の 路地うらで 毒と知りつつ 呑むお酒 下田港(みなと)の お月様 明るすぎます お吉には | |
お座敷小唄小沢昭一 | 小沢昭一 | 不詳 | 陸奥明 | 佐々永治 | 富士の高嶺に 降る雪も 京都先斗町(ぽんとちょう)に 降る雪も 雪に変りは ないじゃなし とけて流れりゃ 皆同じ 好きで好きで 大好きで 死ぬ程好きな お方でも 妻という字にゃ 勝てやせぬ 泣いて別れた 河原町(かわらまち) ぼくがしばらく 来ないとて 短気おこして やけ酒を 飲んで身体を こわすなよ お前一人の 身ではない 一目見てから 好きになり ほどの良いのに ほだされて よんでよばれて いる内に 忘れられない 人となり どうかしたかと 肩に手を どうもしないと うつむいて 目にはいっぱい 泪ため 貴方しばらく 来ないから 唄はさのさか どどいつか 唄の文句じゃ ないけれど お金も着物も いらないわ 貴方ひとりが 欲しいのよ |
月がとっても青いから遊佐未森 | 遊佐未森 | 清水みのる | 陸奥明 | 月がとっても 青いから 遠廻りして 帰ろう あの鈴懸(すずかけ)の 並木路(なみきじ)は 想い出の 小径よ 腕を優しく 組み合って 二人っきりで サ、帰ろう 月の雫に 濡れながら 遠廻りして 帰ろう ふとゆきずりに 知り合った 想い出の この径 夢をいとしく 抱きしめて 二人っきりで サ、帰ろう 月もあんなに うるむから 遠廻りして 帰ろう もう今日かぎり 逢えぬとも 想い出は 捨てずに 君と誓った 並木路(なみきみち) 二人っきりで サ、帰ろう | |
おしどり道中五木ひろし | 五木ひろし | 藤田まさと | 陸奥明 | 惚れてなるかと 浅間のからす 気障なせりふを 二つ三つ 情け知らずと 嗤(わら)わば嗤え これがやくざの 泣きどころ 泣けと云うなら 泣いても見せる 死ねと云うなら 死にもする 野暮な野郎で ム(ござ)んすけれど 惚れた気持にゃ 嘘はない 馴れた草鞋(わらじ)も 日昏れにゃゆるむ ましておしどり 二人旅 聞いてくれるな 草鞋のことは どこで解こうと 結ぼうと | |
雪の渡り鳥氷川きよし | 氷川きよし | 清水みのる | 陸奥明 | 伊戸のりお | 合羽からげて 三度笠 どこを塒(ねぐら)の 渡り鳥 愚痴じゃなけれど この俺にゃ 帰る瀬もない 伊豆の下田の 灯が恋し 意地に生きるが 男だと 胸にきかせて 旅ぐらし 三月三年 今もなお 思い切れずに 残る未練が 泣いている はらい除けても 降りかゝる 何を恨みの 雪しぐれ 俺も鯉名の 銀平さ 抜くか長脇差(ながどす) ぬけば白刃に 血の吹雪 |
壺坂小唄天津羽衣 | 天津羽衣 | 藤田まさと | 陸奥明 | 恋のいろはを 手さぐりに 書いておしえて 三年(みとせ)越し 杖になりたや 心のつえに 三つ違いの えーえまあ 兄(あに)さんの 「あんまりです。あんまりです。沢市っあん、お目が見えないばっかりに、 世間の口に欺されて、夫の為なら、命までもと誓っている女房まで、疑う なんて、それではあんまりこの里が可哀そうです。え、可哀そうです。」 人の噂を 真にうけて 愛憎ずかしや 悋気沙汰(りんきざた) わけがあるなら 撲(ぶた)れもするが 割って見せたい えーえまあ この胸を 今日も聞える 壺坂の 諸行無常の 鐘の声 鏡に情けが 若しあるならば せめて夫を えーえまあ 元の身に | |
満州里小唄森繁久彌 | 森繁久彌 | 島田義文 | 陸奥明 | 松井八郎 | 「シベリヤと満州との国境、満州里は、 今日も吹雪に暮れてゆく。 人々はその風の中に、 どんなにか春をまつのだ。 丈余の氷の解ける音に、 雪を割って咲くアゴニカの 紅い花に、春のしらせをきき、 ウォツカの杯をかさねれば、 暁の窓を打つものは、 又してもヒョウヒョウと舞い狂う 朔北の粉雪である。」 積もる吹雪に 暮れゆく街よ 渡鳥なら つたえておくれ 風のまにまに シベリアがらす ここは雪国 満州里 暮れりゃ夜風が そぞろに寒い さあさ燃やそよ ペチカを燃やそ 燃えるペチカに 心もとけて 唄えボルガの舟唄を 凍る大地も 春にはとけて 咲くよアゴ二カ 真赤に咲いて 明日ののぞみを 語ればいつか 雪はまたふる 夜はしらむ |
お座敷小唄松尾和子&和田弘とマヒナスターズ | 松尾和子&和田弘とマヒナスターズ | 不詳 | 陸奥明 | 富士の高嶺に降る雪も 京都先斗町に降る雪も 雪に変りはないじゃなし とけて流れりゃ皆同じ 好きで好きで大好きで 死ぬ程好きなお方でも 妻という字にゃ勝てやせぬ 泣いて別れた河原町 ぼくがしばらく来ないとて 短気おこしてやけ酒を 飲んで身体をこわすなよ お前一人の身ではない 一目見てから好きになり ほどの良いのにほだされて よんでよばれている内に 忘れられない人となり どうかしたかと肩に手を どうもしないとうつむいて 目にはいっぱい泪ため 貴方しばらく来ないから 唄はさのさかどどいつか 唄の文句じゃないけれど お金も着物もいらないわ 貴方ひとりが欲しいのよ | |
東海道の野郎ども勝新太郎 | 勝新太郎 | 萩原四朗 | 陸奥明 | 伊藤恒久 | 野郎ども おう! 東海道の野郎ども 野暮な刀は ひっこめな 威張るお方は わしゃ嫌い 川はのんびり 流れてる 雲もやさしい 姿をしてるぜ 落着きな 娘さん おう! 謎かけ好きの娘さん あつい気持は 判るけど 俺ははたちを 出たばかり いまに名代の 貸元に なってからでも 遅くはなかろぜ 我慢しな 鼻唄で おう! 東海道を鼻唄で 飛ばすつもりで 来たものを なんだかんだと 楽ぢゃない 俺は三下 風来坊 早く消えなきゃ まごまごしてたら 日が昏れる |
あゝ草枕幾度ぞ東海林太郎 | 東海林太郎 | 徳土良介 | 陸奥明 | あゝ草枕 幾度ぞ 棄てる命は 惜しまねど まだ尽きざるか 荒野原 駒の吐息が 気にかかる 鞍(くら)を浸(ひた)して 濁流(だくりゅう)を 越えてまた衝く 雲の峰 いななけ黒馬(あお)よ 高らかに 俺もお前も つわものだ 思えば遠く 来しものぞ 渡る風さえ 母の声 未練じゃないが ふる里へ 夢や今宵は 通(かよ)うらん | |
軍国舞扇東海林太郎 | 東海林太郎 | 藤田まさと | 陸奥明 | 可愛い二八の 花かんざしに ちらり咲かした 心意気 見やれ今宵も 賀茂川あたり 皇国(すめら)乙女の 舞扇 「何時どしたやろか、 あてらもお国のために立派な仕事 せんとあかんなア いうていやったことがおましたなア。 そういうてからもう二年たったんどっせ。 一生懸命やったわ。 そやけどそれが、ようやっと実い 結んで、こないな嬉しいことあらへんわ。 あんたの心 あての心、 そして祇園中の心が明日は日本の空へ 向いて飛び立つのどっせ。」 花の振そで だらりの帯も かたちばかりの 浮調子 勤めはなれりゃ 銃後のまもり 綾(あや)にかけます 紅だすき 「飛んだえ、飛んだえ、 あんた泣いてはんの、おんなしやわ。 あてかて、あてかて、 いゝえ祇園の人かてみん なおんなし気持やわ。 あてらの真心が天に通じたんど すもの、泣いてもかまへんわ、 泣いてもかまへんわ。」 橋のぎぼしに 朝風受けて 待てばくるくる 銀の鳥 ほんに嬉しや 祇園の空を 晴れてひとさし 舞う翼 | |
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