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  • シナリオアート
    自慢できる点がひとつある。
    自慢できる点がひとつある。

    シナリオアート

    自慢できる点がひとつある。

     2024年6月19日に“シナリオアート”が7th Mini Album『sensitive sketch』をリリース! 今作には、未発表曲として「イマジナリーサマー」、「ハイティーン」、「ネムレヌイヌ」、「リンドン」以上4曲が収録。メンバー全員がそれぞれ作詞作曲を行なっており、まさに15年間で培った各々の力を総動員した“全員野球”のような1枚です。    さて、今日のうたではそんな“シナリオアート”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回が最終回です。執筆はハヤシコウスケが担当。綴っていただいたのは、収録曲「ネムレヌイヌ」にまつわるお話。眠れないし、いつも体はだるい。けれど、それ以外はずっと幸せであるその理由とは…。 今日は眠れなかった。昨日も眠れなかったし、明日もきっと眠れないのだろう。そんな具合に眠れない日々が続く。その理由は体質的なものか、精神的なものか、中学生の頃から続いているので、もはや私はプロの不眠症患者だ。朝方までただ天井を見つめたり、人生のわからなさについて考えたり、変わりゆく空の色をじっと眺めたり、星新一の本で時間を潰したりした。   先日、久しぶりに実家に帰った。そこで初めて、父親と自分が似ていることを感じた。仕草や話し方、趣味嗜好まで似ていて、改めて私たちは親子であることを実感した。今までこんなことを考えたことはなかった。 歳を重ねるにつれて、身につけた鎧がポロポロ取れて、最後に残るのは遺伝子由来の人格なのかもしれない。 父親もやはり眠れないらしい。神経質なところもそっくりだ。   これまで環境や出会いによって人間は変わっていくと思っていたが、私はこの年になって、結局は体質が全てを導いているのかもしれないと感じるようになった。 日中はぼんやりと過ごすことが多い。夢の中にいるようだ。「ゆっくりで穏やかで優しいね」とよく言われるが、私はただ頭がボーッとしているだけかもしれない。 そんな感じだから、いつも体はだるく、現代の人間としての負い目を感じながら生きている。   特に才能のない自分だが、自慢できる点がひとつある。それは「運の良さ」だ。 ただただラッキーボーイなのだ。いつもダウナーな人間が、運が良いと言っているのは滑稽だろう。しかし本当に良いんだ。 初詣で賽銭をいっぱい入れたり、徳を積んでいるわけでもないのに。 出会う人が優しくって、いつも導いてくれる。高校進学、大学進学、デビューも現在も、それは華麗に優しくて優秀な人が人生を進めてくれた。 好きなことで生きているし、欲しいものも手にしている。それに音楽だけで10年も生きれていることが奇跡だ。 人との巡り合わせや運命のおかげで、日々が成り立っている。まさかこれが努力の結果や実力というわけではない。超ラッキー。ほんと何もない男なはずなのにめっちゃツイテル。   眠れないし、毎分毎秒だるいけど、それ以外ずっと幸せだとおもう。そんなことを考えながら、新しいアルバムの楽曲「ネムレヌイヌ」を書いた。   何も考えてなさそうな、おうちのワンちゃんが実は哲学家で不眠症っていう感じの曲。ほら!気になるね!! 眠れない夜のお供として、ぜひ聴いて頂きたいと思います。   <シナリオアート Gt/Voハヤシコウスケ>   ◆7th Mini Album『sensitive sketch』 2024年6月19日発売   <収録曲> M1 アカネイロフィフティーン M2 イマジナリーサマー M3 ハイティーン M4 ネムレヌイヌ M5 メトロノームタワー M6 センシティブガール M7 リンドン  

    2024/06/27

  • シナリオアート
    なんて恐ろしいのだバンドってやつは。
    なんて恐ろしいのだバンドってやつは。

    シナリオアート

    なんて恐ろしいのだバンドってやつは。

     2024年6月19日に“シナリオアート”が7th Mini Album『sensitive sketch』をリリース! 今作には、未発表曲として「イマジナリーサマー」、「ハイティーン」、「ネムレヌイヌ」、「リンドン」以上4曲が収録。メンバー全員がそれぞれ作詞作曲を行なっており、まさに15年間で培った各々の力を総動員した“全員野球”のような1枚です。    さて、今日のうたではそんな“シナリオアート”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第2弾です。執筆はメンバーのヤマシタタカヒサ(Ba/Cho)が担当。綴っていただいたのは、今作に収録されている全7曲のセルフライナーノーツです。曲ができあがるまでの軌跡や、メンバーのやり取り、想いを思い浮かべながらエッセイをお楽しみください。 ハヤシコウスケからの「作った曲を!全曲!褒められたい!俺は褒められたい!」(一部脚色有り)という願いに応え、今回は僕が担当して全曲セルフライナーノーツを書いてみる。   もしかしたら自分の言葉が各楽曲の本質を捉えてはいないかもしれないけど、制作していた頃の記憶を辿りながら、シナリオアートに、ハヤシコウスケに、ハットリクミコに想いを馳せながら書いていきたい。曲が出来る過程や僕たちの姿を思い浮かべながら読んでもらえたら。7曲分息切れせずに保つかな。頑張って。     M-1「アカネイロフィフティーン」 作詞:ハヤシコウスケ  作曲:ハヤシコウスケ/ハットリクミコ/ヤマシタタカヒサ   まだ歌詞もメロディもついていない、リハーサルスタジオで録ったデータが残っていたので聴いてみる。 なんとなく楽曲構成は完成したものに近いが、荒い演奏で手探りな感じが伝わってくる。だがそれが良い。 バンドが持っている衝動や荒さは、若さを含めて良いものとして語られることが多く、若ければ若い方が目立つしウケる。 結成15周年の僕たちにそんな若さはもうないけれど、15歳の頃の衝動とか、いつか偶然見た美しい夕日の景色とか、永遠に留めておけない時間を必死に掴もうとする、コウスケさんの足掻きみたいものが込められている気がして好きだ。     M-2「イマジナリーサマー」 作詞:ハヤシコウスケ 作曲:ハヤシコウスケ   2年ほど前からワンコーラスのデモがあったけど、中々完成に至らなかったこの曲。 コウスケさんの持つキャッチーなメロディセンスが詰まっていて、ポップで可愛らしい中に儚さも感じる。 夏の曲だけど強い真っ青な色じゃなくて、使い古した水性インクみたいに消えそうな青。 アレンジは基本全てコウスケさんがPC上で完結させてレコーディングに臨んだ。ベースとドラムのフレーズに派手さはないのだけど、その中でいかに心地良いノリを作れるかという部分にレコーディングではとても苦労した。音を伸ばして弾くか、短く切って弾くか。スネアの残響の長さはどうするか。ああだこうだ言いながら、限られた時間の中で音を録音していく。大変だけど楽しいけど大変な時間。     M-3「ハイティーン」 作詞:ハットリクミコ 作曲:ヤマシタタカヒサ   アルバムの曲を自分が制作するにあたってよく聴いていたのが2000年代のエモやポップパンク系のバンドで、その中でも“Fall Out Boy”の作品毎の音の変化は意識しながら聴いて、バンドの音にシンセの音をどれくらいのバランスで足していくか悩みながら作っていった。 この辺りの年代とジャンルのバンドは、高校生の時にコウスケさんから教えてもらったり、Fall Out Boyはクミコさんも当時大好きだったということもあり、メンバー3人が共通して影響を受けてきた楽曲の雰囲気を出したいというのが自分の中でテーマだったりする。 歌詞とメロはクミコさんが担当。クミコさんが書いた歌詞は基本コウスケさんが確認して2人で手直しのやり取りをしているのだけど、この曲が最も直しが少なかったと言っていたのが印象的。人は成長するっぽい。 サビのパワフルなリズムの上に、抜けの良い歌がハマってとても良い曲になった。     M-4「ネムレヌイヌ」 作詞:ハヤシコウスケ 作曲:ハヤシコウスケ   FACGCE この謎なアルファベットの並び、この楽曲のギターのチューニングである。ギターを弾いている人は分かるかもしれないが、変則チューニングと呼ばれるチューニングを使って作られた曲。 コウスケさんがベッドの上でポロポロとアコギを弾きながら作ってる姿が浮かんできて、コウスケさんらしい曲だなと思う(実際にはPCの前でボロボロになりながら作っていたみたいだけど)。 ペットの犬が実は眠れない夜は哲学的なことを考えている、みたいな曲でコウスケさん本人も昔から不眠に悩まされているので自分を投影したイヌなのかなと思ったり。 送られてきたデモにベースが入ってなかったので、どう弾けばいいのかとても悩んだ。 そもそも変則チューニングなのでコードも分からないな…と思いつつ、親指で弾いたり、ミュートして弾いてみたり、細かいフレーズを使ってみたりと試行錯誤しながら弾いたので、今作の中では1番自分らしいベースフレーズになったんじゃないかと思ってる。 眠れない人への子守唄になればいいな。そんな優しい楽曲。     M-5「メトロノームタワー」 作詞:ハットリクミコ 作曲:ハヤシコウスケ/ハットリクミコ/ヤマシタタカヒサ   楽曲制作用のスタジオ当日にコウスケさんが体調不良で来れなくなり、クミコさんと僕の2人で作り始めた曲。 クミコさんがピアノでコードや流れを作って、それを僕が持ち帰って打ち込みでワンコーラスバンドの曲にしたところまでは割とスムーズに進んでよかったが、そこからバンドで共有してスタジオで演奏しても中々先の展開が出てこず、スタジオ後にコウスケさんの家に集まってPC上で作業して、またスタジオに入って演奏して…という感じで苦労した記憶。 ただ、Cメロの<マーマレイド~>からのメロが良い。というか他の曲でもそうだけど、クミコさんの作るCメロのセンスはどの曲もすごいなと思う。J-POPからの影響が強いのかなって気はするけれど、そこも含めてCメロマスターって心の中では呼んでる。 アレンジというか楽曲の持つ雰囲気は、3人とも大好きで特にクミコさんが大好きな“People In The Box”を意識しながら制作。意識して聴けば聴くほどPeople In The Boxの凄さにやられた。 まだまだ僕らは未熟者。成長途中。     M-6「センシティブガール」 作詞:ハヤシコウスケ 作曲:ハヤシコウスケ/ハットリクミコ/ヤマシタタカヒサ   ゼロの状態から曲を作り始めてみようとリハーサルスタジオで少しずつ作っていった曲。 なんだけど、何からどうなって出来ていったのか全然覚えてない。ギターフレーズからできたのか、サビからできたのか、コード進行からできたのか。謎だ。 それもあってバンドの曲っていう印象がとても強い。その場で出てきたリズムにコードを付けて、フレーズを乗せて、そうやって何となく曲っぽくなっていく。 それは何とも不思議な作業で、手応えがあるような無いような、ゴールがありそうで無さそうな道を手探りで進んでる感じ。 サビがくるまで2分以上とすごく長い曲だけど、その分サビでの開放感が大きいね。カタルシス。     M-7「リンドン」 作詞:ハットリクミコ 作曲:ヤマシタタカヒサ   この曲こんな風に仕上がるのか、というのが出来上がった時の印象。 ポップパンク的な楽曲の雰囲気はデモを作った時からあったのだけど、あまりにもその感じが強すぎて正直自分でもデモのまま終わるかな?と思っていた。 メロディと声が持つ力というか、このバンドをシナリオアートたらしめるのが歌なんだなというのを改めて感じる曲になった。 あまり細かいアレンジはしてなくて、曲頭から100%がくる強いタイプの曲をアルバムの最後に持ってくることが無かったので、今作は聞き終わりの感覚がなんとも新鮮だ。       無理だ~出来ない~と言い合いながらまたこうして曲を作ってアルバムを出せた。 苦しくて尊くて、そんな日々の中でバンドって何だっけと考える。 音を鳴らし合う行為の事を指すのか。気持ちを寄せ合う集合体をそう呼ぶのか。   バンドを辞めた友人が、辞めて最初はとても楽になる、でもだんだん無くて苦しくなってくる。 って言っていた。なんて恐ろしいのだバンドってやつは。   <シナリオアート・ヤマシタタカヒサ(Ba/Cho)>   ◆7th Mini Album『sensitive sketch』 2024年6月19日発売   <収録曲> M1 アカネイロフィフティーン M2 イマジナリーサマー M3 ハイティーン M4 ネムレヌイヌ M5 メトロノームタワー M6 センシティブガール M7 リンドン  

    2024/06/19

  • シナリオアート
    バンド、続けることは美しいこと?
    バンド、続けることは美しいこと?

    シナリオアート

    バンド、続けることは美しいこと?

     2024年6月19日に“シナリオアート”が7th Mini Album『sensitive sketch』をリリース! 今作には、未発表曲として「イマジナリーサマー」、「ハイティーン」、「ネムレヌイヌ」、「リンドン」以上4曲が収録。メンバー全員がそれぞれ作詞作曲を行なっており、まさに15年間で培った各々の力を総動員した“全員野球”のような1枚です。    さて、今日のうたではそんな“シナリオアート”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第1弾です。執筆を担当したのはハヤシコウスケ。15周年を記念して制作された今作。めんどうだけれど、楽しくて愛おしい“バンド”という存在について、今の想いを綴っていただきました。 今年でシナリオアートは結成15年目。数字に過ぎないが、いちいち節目を祝っていきたい。 続けていられているのは奇跡だし、続けさせてもらえるのはありがたいことだ。   今回15周年を記念して『sensitive sketch』というアルバムを制作した。   3人がそれぞれ、作詞、作曲を担当し、シナリオアートとは?と問いながら制作した。   歌っている人間が同じでも、別の人間が作ると、やっぱりちょっとずつ違っていて、客観的に聞いていても、おもしろい。 3人しかいないバンドで、3人ともが作曲するのはめずらしいことじゃないか? とおもう。   曲制作なんてものは本来、1人で行なった方がスムーズでブレがない。昨今、ソロアーティストが台頭する理由の一つに、効率の良さがあると思う。一人でパソコンで作った方が早いし綺麗なんだもの。   バンドはめんどくさい。スタジオに入ったり、巨大な機材を運んだり。ケンカしたり。 人間の数だけ主義、主張があるし。 だけどそのめんどくさいの中に神が宿る瞬間があって、楽しい。 制作はリハーサルスタジオでセッションをしながらフレーズを決めていく。これは古風なバンドの楽曲制作スタイルだ。 小言を言って不機嫌になったり、上手くいって小躍りしたりを繰り返しながら作るとより一層、思い入れができて曲が愛おしくなる。そんな面倒な方法でしか出てこないアイデアもある。 あとさ、戦隊モノみたいでかっこいい。みんなが揃うとなんか強くなるかんじ、あるでしょ。 そうやって今までやってきたし、これからも出来る限り長くやりたい。   まあバンドによって美学なんて全然違うのだけれども 打ち上げ花火のように、勢いよく飛び出して、大空を彩って一瞬で燃え尽きるヤツもいれば 線香花火のように、小さく長く燃え続けるヤツもいる。   すべて尊いことだとおもう、だけど早々に燃え尽きてしまった戦友たちと まだまだ一緒に同じ時代を生きていたかったな~と思ったりする。 歴だけは長いので、いつもサヨナラと見送る側だ。時間は平等に流れていないことに気づく。 僕の1日は、君の100日かもしれない。同じ世界に生きているようで並走できるわけではない。   自分の美学は一日でも長く、やり続けることだとおもう。それを“美しいこと”にしたいのだ。   <シナリオアート・ハヤシコウスケ> ◆7th Mini Album『sensitive sketch』 2024年6月19日発売   <収録曲> M1 アカネイロフィフティーン M2 イマジナリーサマー M3 ハイティーン M4 ネムレヌイヌ M5 メトロノームタワー M6 センシティブガール M7 リンドン  

    2024/06/11

  • シナリオアート
    こんな気持ちを閉じ込めたくて、音楽を続けている。
    こんな気持ちを閉じ込めたくて、音楽を続けている。

    シナリオアート

    こんな気持ちを閉じ込めたくて、音楽を続けている。

      2023年11月29日に“シナリオアート”が新曲「アカネイロフィフティーン」をリリース! 結成15周年のメモリアルソングとして“15”というワードをテーマにした逸曲。聴いてるだけで美しい夕焼けが脳裏に浮かぶようなドラマティックなサウンドに、シナリオアートらしい優しい言葉がそっと寄り添ってくれるような楽曲となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな“シナリオアート”による歌詞エッセイを2週連続でお届け! 今回は第2弾。綴っていただいたのは、新曲「アカネイロフィフティーン」にまつわるお話です。結成15周年を迎えた今、“この瞬間にしか記録できない”想いを明かしてくださいました。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 夕暮れ空がきれいだと、ついカメラを向けてしまうのだが、全然上手く撮れないし、何だか寂しい。 数秒後には消えてしまうからこそ、寂しくて、あたたかい気持ちになれる、空の色。   こんな気持ちを閉じ込めたくて、音楽を続けている。   どんなに忙しくても、綺麗な空を見てしまうと、足を止めてしまう。 何も感じなくなった時に、自分はものづくりを辞めてしまうのだろうとおもう。     過去の自分が作った歌が、理解できないときがある。 今では反対のことを思っていることがあって、寂しい反面、ちゃんと生きてるんだな~って嬉しくなったりする。   人生は積み重ならないし、常に進化するわけでもない。 夕暮れの空の色が刻一刻と色を変えるように“ただ変化”してゆく。 どの場面もその時だけしかないものなので、素敵なことだと思う。   今日もこの瞬間にしか記録できない音楽を、シャッターを切るように残している。 曲作りは、日記でもあるし、その時だけのものだから尊い。     シナリオアートというバンドも来年で15周年。   音楽を始めた15歳の感覚と、バンド人生15年目の感性を重ね、変わっていく中にも 変わらない気持ちがあって、久しぶりにみた茜空にちょっと嬉しくなってしまって 曲にしました。アニバーサリーソングであり、感傷的な気持ちを切り取った ノスタルジックドエモソング(最後に大無しのボキャブラリー)ぜひ聴いて浸ってほしい。     <シナリオアート Gt/Vo ハヤシコウスケ>

    2023/11/28

  • シナリオアート
    いつか死ぬことを忘れるな。
    いつか死ぬことを忘れるな。

    シナリオアート

    いつか死ぬことを忘れるな。

     2023年10月11日に“シナリオアート”が新曲「センシィティブガール」をリリースしました。これまでにないベーシックなバンドサウンドで構成された楽曲となっており、現代の消費社会に対するアンチテーゼを表現した逸曲。またシナリオアートらしい異世界たっぷりな歌詞にも注目です。    さて、今日のうたコラムではそんな“シナリオアート”による歌詞エッセイを2週連続でお届け! 今回は第1弾。綴っていただいたのは、新曲「 センシティブガール 」にまつわるお話です。荒々しく、歪んでいて、初期衝動な音が込められた楽曲になった理由とは。そして「メメントモリ」というワードが自身に刺さるのは…。歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 誰かの宝物になる音楽を作りたい。 誰かのお守りになる楽曲を作りたい。 過去の自分を越えたい。 新しい発明をしたい。 そして自分が一生モノだっておもえる音楽を作りたい。   様々な思いを巡らせながら、気合をいれて曲を作ろうとすると、筆が進まない。 完成間近に、はて? これでよいのか? とぐしゃぐしゃに丸めてゴミ箱に捨ててしまう。 気づけば、1年3ヶ月も楽曲をリリースしていなかった。   どれだけ情熱をもって挑んでも、彫刻のように少しずつ繊細に作り上げても だれにも届かないような虚しい気持ちがあるが、あの超大作な映画も 忙しい現代人にかかれば早送りで、要点だけみる程度の価値しかない。   現代の僕らが一日に触れる情報は、江戸時代の1年分、平安時代の一生分だって言われている(しらんけど)。こんなにコンテンツに溢れかえった世界で、なにをうじうじやってんのか?   悩んでばっかりいないで、まず世間に投げかけてみろよ! そうやって数年かけて描いた繊細な絵を、破り捨てるような瞬間を、この音楽にこめた。   荒々しくって、歪んでいて、初期衝動な音を込めてみた。   歌詞の中にある「メメントモリ」というワード ラテン語で「いつか死ぬことを忘れるな」という意味あいの言葉を歌っている。   まさに自分に刺さるワードなのだ。最近は身近な人が病気になったり、突然いなくなることが多いのだが、それでもなんだか自分だけ死なない気がする、どこか楽天的な自分がいて   ちゃんとメメントモリを自覚しながら生きているのは、倍速で映画を見るセンシティブガール、アンドボーイなのじゃないか? と思うのだ。   そして「考える前にまずやってみろ!それも今すぐやれ!」という自分を鼓舞するような楽曲ができた。 サビまでちょっと長い曲に、果たしてどれだけの初聴きの人がついてこれるか   「センシティブガール」ぜひ聴いてくださいませ。   <シナリオアート Gt/Vo ハヤシコウスケ> ◆紹介曲「 センシティブガール 」 作詞:ハヤシコウスケ 作曲:ハヤシコウスケ・ハットリクミコ・ヤマシタタカヒサ

    2023/11/20

  • シナリオアート
    歌詞を書かない自分が何を綴れるだろうか。
    歌詞を書かない自分が何を綴れるだろうか。

    シナリオアート

    歌詞を書かない自分が何を綴れるだろうか。

     2022年6月22日に“シナリオアート”が自身初となる2枚のアルバムを同時リリースしました。バンド盤・4th Full Album『Blue Smell』、アコースティック盤・1st Acoustic Mini Album『White Smell』となっております。そしてアルバムリリースに伴い、4年ぶりとなる東名阪ワンマンツアーを開催。7月23日(土)には東京都・渋谷WWW公演を予定!    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“シナリオアート”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回が最終回です。執筆はヤマシタタカヒサが担当。今作の収録曲でとくに耳に残ったフレーズ。曲順を考える際、歌詞をよく聴いたことで見えてきたもの。そして『Blue Smell』への想いを綴ってくださいました。ぜひ、歌詞と併せてエッセイをお楽しみください…! また今年も暑い夏がやってきた。 街で見かけるおへそが隠れない短い服を見ては 「あんた、そんなお腹出してお腹冷えるで?」と 自分の中の心配性オカンが顔を出す季節。夏。   3週連続歌詞エッセイの最終回、 歌詞を書かない自分が何を綴れるだろうかとパソコンの前で悩み続ける。 歌詞を書かないばかりか、一言一句歌詞を追いながら曲を聴くこともあまりしない。 かといって歌詞がなんでもいいかと言われるとそんなことも無くて、 聴いてる中で耳に残るフレーズがあればあるほど、その曲の好き度は高くなる。   例えば「 テンダーランド 」では   誰もいない劇場で歌っても 虚しくなることを忘れてた   という一節にグッとくるし 「 アイマイナー 」の   黄色線の外側 ギリギリの日々   は日常での映像と相まってずっと耳に残るフレーズだ。   あ、あと曲順を考えるときにも歌詞をよく聴いた。   今作のアルバム『Blue Smell』は、 ここ何年かで発表してきた曲達をアルバムとしてリリースしよう、 という流れの中でVo/Gtコウスケさんが持ってきた言葉だ。   でも青臭くストレートな思いやキラキラした思い出だけじゃなくて、 生きていれば誰もが辿り着く“終着点” そんな終わりの瞬間も曲の端端から感じて、 時間の経過と共に青い輝きが色を変えていくような、そんな曲の並びにしたつもり。   聴き終わった時にもう1周ループして再生したくなる、 何かちょうどいい爽快さと読後感とボリューム感がこのアルバムにあるよね。   あれ、無い?   いやいや、あるよ。     なんて主題がよくわからない文章になったけど最後に。   2021年に日本の作品として発売された新譜のアルバムは、 様々なジャンルを引っくるめておよそ5000枚(らしい)。   盤として発売されてないものや、ライブハウス等で自主制作して出されたものも含めるともっと多くなる。 今年もきっと同じくらいの枚数になるのかな?   そんな沢山のアルバムの中から、この『Blue Smell』に辿り着いて、耳を傾けてもらえた事が本当に嬉しい。 ふとした時に思い出して時々聴いてもらえるくらいに、ちょっとでも心に残る曲があったらいいなと思う。   <シナリオアート Ba/Cho ヤマシタタカヒサ> ◆4th Full Album『Blue Smell』 2022年6月22日発売 <収録曲> 1 テンダーランド 2 アイマイナー 3 ブルースメル 4 アオノリビドー 5 アンティークトロフィー 6 トワイヴェール 7 ドリーミーラブストーリー 8 ドリームイーツ 9 スーサイドスポット 10 アカシアホーム 11 スワンテイル

    2022/07/19

  • シナリオアート
    正真正銘、私は弱いのです。
    正真正銘、私は弱いのです。

    シナリオアート

    正真正銘、私は弱いのです。

     2022年6月22日に“シナリオアート”が自身初となる2枚のアルバムを同時リリースしました。バンド盤・4th Full Album『Blue Smell』、アコースティック盤・1st Acoustic Mini Album『White Smell』となっております。そしてアルバムリリースに伴い、4年ぶりとなる東名阪ワンマンツアーを開催。7月23日(土)には東京都・渋谷WWW公演を予定!    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“シナリオアート”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第2弾です。執筆はハットリクミコが担当。自問自答を繰り返し続けてきた先、見えたのは「自分は弱い」というひとつの答え。だからこそ歌詞に、今作『Blue Smell』に、込めた想いとは…。楽曲と併せてこのエッセイを受け取ってください。 バンドをこうも長く続けていると、正解とか進む方向とか、 何もかもがわけわからんくなってくる時がよくあって、 何のためにやってんのやろ? 何でこんなことやってんのやろ? って不毛な自問自答ばっかりに時間を割く   その結果ちゃーんと見えない闇の底に落ちてしまう   “正真正銘、私は弱いのです”   最近胸を張って言える唯一のことってこれだと気が付いた 悪い意味ではなくて、弱い自分を受け入れることができたんじゃないかなって ちょっと嬉しくなった 強くなきゃいけないって誰が決めたんだ!!くそう!!   そんな弱い弱い私を救ってくれるのは、シナリオアートで、 シナリオアートの作る音楽なのだ 私は一員としてこの素晴らしい曲たちを最高の状態でリスナーにお届けするために生きているようですよ   歌詞はというと、普段口にできないような胸の内を吐露するように書いている 自分の胸の内はまぁ~弱くて不安定で 「うるさーい!もう黙れ!」って言いたくなるようなことしか言わなくて嫌になります   ところがどっこい歌詞に落とし込むと、 共感してくれる世界が待っていたりするから、吐き出してよかったっていつも心から思う   つまりみんな結構よえぇんよな だから弱いの代表として居続けるからみんな安心してて あなたよりダメな人がここにいるから   自分のことやと思って歌詞を読んで聴いてほしい あなたを思い浮かべながら書いてるからね   未来には何が待ってるかわからんけどさ メンバーとスタッフと大切な仲間とファンが 幸せに生きてくれたら、笑って生きてくれたら 怒らないでいてくれたら それが私のいっちばんの幸せです みんなを幸せにしたい、その一心で生きていく 『Blue Smell』がみんなの幸せの一歩になったと信じて また音楽を続けていくことにします   <シナリオアート Dr/Vo ハットリクミコ> ◆4th Full Album『Blue Smell』 2022年6月22日発売 <収録曲> 1 テンダーランド 2 アイマイナー 3 ブルースメル 4 アオノリビドー 5 アンティークトロフィー 6 トワイヴェール 7 ドリーミーラブストーリー 8 ドリームイーツ 9 スーサイドスポット 10 アカシアホーム 11 スワンテイル

    2022/07/13

  • シナリオアート
    そうやってまだ抗って生きている時間を、自分は青春と呼びたい。
    そうやってまだ抗って生きている時間を、自分は青春と呼びたい。

    シナリオアート

    そうやってまだ抗って生きている時間を、自分は青春と呼びたい。

     2022年6月22日に“シナリオアート”が自身初となる2枚のアルバムを同時リリースしました。バンド盤・4th Full Album『Blue Smell』、アコースティック盤・1st Acoustic Mini Album『White Smell』となっております。そしてアルバムリリースに伴い、4年ぶりとなる東名阪ワンマンツアーを開催。7月23日(土)には東京都・渋谷WWW公演を予定!    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“シナリオアート”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第1弾です。執筆はハヤシコウスケが担当。綴っていただいたのは、アルバム『Blue Smell』にまつわるお話です。Blue Smell = 青臭い。その言葉にたどり着いた心模様を明かしてくださいました。 窓を開けると“もわわわ~ん”という擬音語が聞こえそう。   アチい。遂にきたな~夏。梅雨はもういいのか?   夏がくると決まって同じ情景を思いだす。   地元の山、鳥居があって、石段があって、のぼっていくと、頂上に厳かな神社。   木漏れ日、蝉のこえ、汗だくになりながらグリコで階段を登る。負けたくなくて必死にジャンケンをした。誰と遊んでいたかもよく思い出せないけど、いつも夏の匂いと共にフラッシュバックするイメージ。   不思議だなあ。忘れてしまった、大切だった事でもあるのかな? 何にも思いだせないけど。   コロナ禍、外界から遮断され極端に人と話さなくなった。 ぼーっと部屋に引きこもっていると、昔のことを思い出す。   だめだ、だめだ!!ノスタルジーなんて、未来へ足枷だ。 あの頃はよかったなんて言いたくない。   しかし、こんな閉塞感のある現在で、今が最高なんて言えなくて   やっぱり思い出は綺麗であたたかくて   いま歌えるのは過去の事なのかも? と思った。   そして、過去のいろんな地点の情景をスケッチするように 今回の作品を制作した。   アルバムタイトルの Blue Smell = 青臭い    少々自虐でシニカルなニュアンスなのは ちょっとした照れ隠し。     こないだ突然上京してきた、昔のバンドメンバーと会った。 当時、組んでいたバンドのメンバーはこれで全員東京へ進出。   遂に本腰入れてやるんやなあ。感慨深いなあ。 で、どんなバンドしてんの? え?2人組? えらい攻めた構成やな。 ちゃうねん芸人やねん。芸人? バンドしかしてこなかったヤツが、お笑い芸人になる為に東京にやってきた。 なんやそれ。   「人生一度きりやしな!!」   なんか久しぶりに聞いたなあ、そんなセリフ。 忙しい日々には忘れがちな “人生一度きり” ほんとうに理解できているのか?  自分だけは永遠に死なない感覚で生きてないか?   明日はどうなるかわからない、見通しのきかない世界だからこそ 今この瞬間に言わなければいけない。   「「君と生きていたい、君がいないと悲しい」」   めめしくて、全然カッコよくない、スマートじゃない、時流のシティ感もゼロ   だけれども照れている猶予はないからなあ。   ストレートな思いをいっぱい歌った。   「Blue Smell」   がむしゃらに、青臭くぶつかっていたい   アンチテーゼであり、宣言みたい。   そうやってまだ抗って生きている時間を、自分は青春と呼びたい。   そんな作品ができたんですよね~   <シナリオアート Gt/Vo ハヤシコウスケ> ◆4th Full Album『Blue Smell』 2022年6月22日発売 <収録曲> 1 テンダーランド 2 アイマイナー 3 ブルースメル 4 アオノリビドー 5 アンティークトロフィー 6 トワイヴェール 7 ドリーミーラブストーリー 8 ドリームイーツ 9 スーサイドスポット 10 アカシアホーム 11 スワンテイル

    2022/07/06

  • シナリオアート
    ほんとはこんなことを、歌ってしまいたくないけど、歌わざるを得ない
    ほんとはこんなことを、歌ってしまいたくないけど、歌わざるを得ない

    シナリオアート

    ほんとはこんなことを、歌ってしまいたくないけど、歌わざるを得ない

     男女ツインボーカル3ピースバンド“シナリオアート”が、2020年4月15日に3年ぶりとなるニューアルバム『EVER SICK』をリリース。今作には彼ら史上もっとも多い、全14曲が収録。独立後からの発表となるシングルや、ライブのみの演奏となっていた待望の音源化楽曲に加え、完全新曲が6曲。新生シナリオアートの至極の1枚が完成しました。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“シナリオアート”による歌詞エッセイを3週連続でお届けいたします! 第1弾 、 第2弾 に続く最終回で綴っていただいたのは、収録曲「 ブルーカラー 」にまつわるお話。まるで実体験かのように綴られているリアルな物語ですが、その芯にある想いこそが彼が本当に伝えたかったメッセージ。是非、歌詞と併せてじっくりとエッセイをご堪能ください…! ~歌詞エッセイ最終回:「 ブルーカラー 」~ “子供がほしいな~”から始まる歌詞 「ブルーカラー」という曲の歌い出しなのだけど ツッコミどころが多い。 あまりにも淡々と進む物語がリアルすぎて、 友人に聞かせると、 え?実話、、?って気まずそうにされる。 いやちがうし この曲は真面目に生きてきたはずの男が、 普通の幸せすら手に入れられない なんとも希望のない歌なんだけれども 最近、思うに 真面目に生きる人は、ほんとに素晴らしいよ。 友人にもそんな素敵な奴が何人もいる。 そんな友人を心から尊敬している。 そして真面目に生きるんだから、そういう人は 絶対報われるべき。 しかし、 「はあ??真面目を免罪符にして 逃げてないか?思考停止してない?」 ってマッチョな先輩が 根性論や精神論でまくし立てる世の中だよ。 そんなことないよ。 優しくまともでいることは、 圧倒的に不利なだけだよ、この世は。 ルールに則って、まっすぐ生きる奴が 一番報われるべきだとおもう。 しかし、世の中はそうじゃないことの方が多いよ。 ああ愛おしい奴らよ。 まっすぐ生きる奴らよ。幸せになって欲しいんだよ。 曲の最後に言い放つ、 「誰も言わないから 僕が言ってやるよ 現代には希望はない 夢なんてまやかし 希望なんてないよ 未来なんてないよ 奇跡なんてないよ 光なんてないよ 希望なんてないよ どこにも落ちてない」 辛辣なことを叩きつけるように歌う。 真面目に生きていても、 どうしようもなく情けない未来が 待っている確率が大きくなっている ほんとはこんなことを、 歌ってしまいたくないけど、歌わざるを得ない 持たざる者は疲弊し、 持つものは逃げ切ることを考えている。 こんな世界で 希望や光だけじゃ生きれない人に 僕たちの音楽が寄り添えたら 誰かが歌えばいい音楽は誰かにまかせるよ。 こんな情けなく足りない自分だからこそ、 歌える歌だけを歌って生きたい けどね 自分だって諦めてるわけじゃない。 いつか情けない奴らを大勢集めて、証明したいのだ。 こんな自分が大勢に受け入れられたら 全力で言える気がする お前はなんにも悪くないって包み込みたいのだ。 出口の見えない日々だけれども。 全て報われる日がくるまで、、、、 3回にわたって文章を書かせていただきました。 このような場を与えていただけて本当に嬉しかったです。 改めて3年ぶりのフルアルバム『EVER SICK』 よろしくお願いします!! <シナリオアート Gt/Vo ハヤシコウスケ> ◆紹介曲「 ブルーカラー 」 作詞:ハヤシコウスケ 作曲:ハヤシコウスケ ◆3rd Full Album『EVER SICK』 2020年4月15日発売 <収録曲> 1.スターサイドシンドローム 2.エバーシック 3.アダハダエイリアン 4.イッツオーライ 5.ワイ・エム・ピー 6.クジラノナカ 7.オンリーヒーロー 8.シブヤメルトダウン 9.ブルーカラー 10.リープスル 11.ビューティフォーサンデー 12.シーユーネバーランド 13.ドライフラワー(dramatic ver.) 14.アイクローン

    2020/04/22

  • シナリオアート
    今回のアルバムの登場人物は、どこかしら欠けてしまっている人ばかり
    今回のアルバムの登場人物は、どこかしら欠けてしまっている人ばかり

    シナリオアート

    今回のアルバムの登場人物は、どこかしら欠けてしまっている人ばかり

     男女ツインボーカル3ピースバンド“シナリオアート”が、2020年4月15日に3年ぶりとなるニューアルバム『EVER SICK』をリリースしました。今作には彼ら史上もっとも多い、全14曲が収録。独立後からの発表となるシングルや、ライブのみの演奏となっていた待望の音源化楽曲に加え、完全新曲が6曲。新生シナリオアートの至極の1枚が完成しました。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“シナリオアート”による歌詞エッセイを3週連続でお届けいたします! 第1弾 に続く、第2弾で綴っていただいたのは、今作『EVER SICK』に込めた想い。どのような気持ちでこのアルバムを作り上げたのか、そして世に送り出すのか。その言葉を受け取ってください…! ~歌詞エッセイ第2弾:『EVER SICK』~ シナリオアートの音楽に、 たどり着いてくれる人が好きだ。 同じ感性を持っているからこそ、 仲良くなれそうでしょ? 道端に咲いている花をみて、同じ思いを抱けたら 僕たちは友人になれる。 この音楽にたどり着いた人は、 同類の愛おしい友人にちがいない。 トモダチ、、トモダチ、、ほしい、、 ただの寂しがりやかよ! そうだ!基本的にはさみしーからやってんだ。 そして愛しの友人が悩んでる時、 辛い時は側にいたいと思うのだ。 “EVER SICK” 今回のアルバムの登場人物は、 どこかしら欠けてしまっている人ばかり。 不器用で損ばっかしてるやつ、 繊細で先のことばっか考えてナーバスになるやつ、 楽観的仮面で隠しているやつ。 欠けた場所にすっぽりと収まるパートナーや友人を、 見つけることができれば良いんだけど そんな都合のよいピースにはなかなか出会えないよね 音楽ができることは小さいかもしれないけど、 自信がなくなった夜に 友人として側にいれたらと思うのだ。 共感してほしいし、 逆にこんなダメなやつよりはマシだな、、 って思ってほしい。 そんな思いでこのアルバムを作った。 発売日は不要不急のレコードショップは 開いていないだろう。 そしてきっと僕らは今回の情勢によって 多くの在庫を抱えるだろう。笑 しかし、もはや チャートアクションや数字にはこだわらない。 どうでもいいのだ、ライフワークとして音楽を鳴らすし いつかちゃんと大勢に届くと信じている。 “EVER SICK”足りないものたちの14編14曲 よろしくおねがいします!!!! <シナリオアート Gt/Vo ハヤシコウスケ> ◆3rd Full Album『EVER SICK』 2020年4月15日発売 <収録曲> 1.スターサイドシンドローム 2.エバーシック 3.アダハダエイリアン 4.イッツオーライ 5.ワイ・エム・ピー 6.クジラノナカ 7.オンリーヒーロー 8.シブヤメルトダウン 9.ブルーカラー 10.リープスル 11.ビューティフォーサンデー 12.シーユーネバーランド 13.ドライフラワー(dramatic ver.) 14.アイクローン

    2020/04/15

  • シナリオアート
    結局人生は、そうやって最低と最高を繰り返すんだよなあ。
    結局人生は、そうやって最低と最高を繰り返すんだよなあ。

    シナリオアート

    結局人生は、そうやって最低と最高を繰り返すんだよなあ。

     男女ツインボーカル3ピースバンド“シナリオアート”が、2020年4月15日に3年ぶりとなるニューアルバム『EVER SICK』をリリース。今作には彼ら史上もっとも多い、全14曲が収録。独立後からの発表となるシングルや、ライブのみの演奏となっていた待望の音源化楽曲に加え、完全新曲が6曲。新生シナリオアートの至極の1枚が完成しました。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“シナリオアート”のハヤシコウスケさんによる歌詞エッセイを3週連続でお届けいたします!まず、第1弾で綴っていただいたのは、収録曲「 スターサイドシンドローム 」にまつわるお話。夢を叶えてもなお“永遠に続きそうな渇き”を覚え、鬱々としていた彼の気持ちを変えた出来事とは…? 是非、最後までご堪能ください。 ~歌詞エッセイ第1弾「 スターサイドシンドローム 」~ 眠気まなこでコンビニへゆく、 ファンに目撃されたら、幻滅されてしまいそうな ビロビロに伸びたスエットで、、、 スェット?スヴェット? まあいいかスウェット、あ!コレ 永遠に終わりそうにない作詞作業。迫る締め切り。 目覚ましの缶コーヒーを買いにコンビニへ 店内のBGMは売れている後輩バンド、 レジには友人のライブツアー情報がちらちら。 焦燥感に駆られ、嫉妬心がHPを削り、膝から崩れ落ち 瀕死のほふく前進で週刊誌コーナへたどり着き ゴシップ記事を立ち読みしたところで 少し呼吸ができた。 みんな夢に向かって一直線だ。 勢いよく駆け上がっている。はあ。 夢ってなんだろう? 叶ってしまった瞬間に、それは現実になり 現実になった瞬間に夢は夢じゃなくなる。 叶わないうちが夢なのだ。 ハヤシ少年の夢は、音楽で生活していくこと。 まんまと叶ってここ5、6年は 音楽だけで生活をしている。 しかし、満たされることはなかった。 デビューしても、憧れのテレビ番組に出演したって この渇きは永遠に続きそうだった。 誰かにとって輝かしい夢の上にいるのにね。 夢の効力なんて、叶ったその日くらい。 その次の日には、物言えぬ不安に包まれ、 またその先を求め、渇く。 夢だった幸せなはずの日々だが、 心は貧相にやせ細り、ギスギスと余裕なく いつも顔をしかめている。 ああ、誰にも届きそうにない夜空の星になれたら、 この渇きから解放されるはずだ、、、 そうだ!!ロックスターになって死ぬのだ! 最高の瞬間に死ぬのだ。 そして伝説のまま生き続けるのだ!! はっはっは!!!! 最高の瞬間に死ぬのが、一番幸せ!!わーいわーい!! そんな自問と戯れが、頭の中で繰り広げられていた折 アーティストの友人が、最低な事案に巻き込まれ、 ひどく落ち込んでいることを知る。 旅行でも、、いくか、、、と誘い出し トートバックで収まる程度の荷物と、 アコースティックギター片手に飛行機へ飛び乗る。 何事も勢いが肝心。 そして、南の国へ、、 コテージのプールで酒を飲みながら、 タバコを蒸し、ギターを弾き、歌を歌い 体の皮膚がぶよぶよになるくらいまで、泳いで過ごす。 夕暮れサンセットきらめく中、 無言の時間がいつまでも続く。 「いま最高だな、最低だけど、、、最高だ!」 結局人生は、 そうやって最低と最高を繰り返すんだよなあ。。 日は暮れて、浜辺に寝転びながら夜空を眺め 「星は死ぬほど綺麗だ!! だがしかし男2人でみるもんじゃねえ!!」 って言い合って、幕を閉じた逃避行だった。 今は最高の瞬間を永遠にするために “死にたい”なんてことはもう思わない 破滅的な“27クラブ”な思想もすっかり消えた。 最高、最低、最高、最低 繰り返してやろうじゃないか! いつかまた今日を笑いとばそうぜ!って そんなことを心の中で言った気がする。 いつまでも終わりがないと、 わかっていながら今日も僕らは 最低な闇の中から一瞬の光を探すのだ。 愚かで愛おしいとおもう ますますこのご時世、最低の感情は加速していくけど こんな時に出会ってくれた人たちと、 最高の瞬間に出会えるまで なんとか生き延びたい。 以上 NEW アルバム『EVER SICK』から 「スターサイドシンドローム」の文章でした。 計3回コラムを書かせていただきます。 上手な文章は書けませんが、 今作の世界観、語り手の顔がみえるような 文章を書いていこうと思っております。 読んでくれてありがとうございました。 <シナリオアート コウスケ...> ◆紹介曲「 スターサイドシンドローム 」 作詞:ハヤシコウスケ 作曲:ハヤシコウスケ ◆3rd Full Album『EVER SICK』 2020年4月15日発売 <収録曲> 1.スターサイドシンドローム 2.エバーシック 3.アダハダエイリアン 4.イッツオーライ 5.ワイ・エム・ピー 6.クジラノナカ 7.オンリーヒーロー 8.シブヤメルトダウン 9.ブルーカラー 10.リープスル 11.ビューティフォーサンデー 12.シーユーネバーランド 13.ドライフラワー(dramatic ver.) 14.アイクローン

    2020/04/08

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