伍代夏子の歌詞一覧リスト  132曲中 1-132曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
愛燦燦雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね  それでも過去達は 優しく睫毛(まつげ)に憩(いこ)う 人生って 不思議なものですね  風 散々(さんさん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね  それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね  愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね  ああ 過去達は 優しく睫毛(まつげ)に憩(いこ)う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って嬉しいものですね伍代夏子小椋佳小椋佳雨 潸々(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね  それでも過去達は 優しく睫毛(まつげ)に憩(いこ)う 人生って 不思議なものですね  風 散々(さんさん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね  それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね  愛 燦々(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね  ああ 過去達は 優しく睫毛(まつげ)に憩(いこ)う 人生って 不思議なものですね ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って嬉しいものですね
哀愁波止場夜の波止場にゃ 誰(だ)あれもいない 霧にブイの灯(ひ) 泣くばかり おどま盆ぎり盆ぎり 盆からさきゃ おらんど…… あの人の 好きな歌 波がつぶやく 淋(さみ)しさよ  「ああ今夜もブイの灯(ひ)が…… 冷たい私の心のように うるんでいる あの人のいない港は 暗い海の波のように淋しいわ…… あの人がいつも唄った歌が 今夜も私を泣かすのね」  三月(みつき)待っても 逢うのは一夜(ひとよ) 恋も悲しい 波止場町(まち) 五ツ木くずしは しんから 泣けるよ…… 思い出の 滲(にじ)む歌 耳に残って 離れない伍代夏子石本美由起船村徹夜の波止場にゃ 誰(だ)あれもいない 霧にブイの灯(ひ) 泣くばかり おどま盆ぎり盆ぎり 盆からさきゃ おらんど…… あの人の 好きな歌 波がつぶやく 淋(さみ)しさよ  「ああ今夜もブイの灯(ひ)が…… 冷たい私の心のように うるんでいる あの人のいない港は 暗い海の波のように淋しいわ…… あの人がいつも唄った歌が 今夜も私を泣かすのね」  三月(みつき)待っても 逢うのは一夜(ひとよ) 恋も悲しい 波止場町(まち) 五ツ木くずしは しんから 泣けるよ…… 思い出の 滲(にじ)む歌 耳に残って 離れない
愛に燃えてこの恋は 一生一度の恋なのに ひと冬も ふたり越せない冬花火 ガラクタの はぐれ町 祭のあとの ふしあわせ 嘘でも燃えりゃ 夢になる 燃えて燃えて ひたすら燃えて あなたの胸で 眠りたい 抱いて抱かれて 燃えつきて あなたの隣りで 眠りたい  この傷は 忘れられても忘れない 逢いたくて 風の音にも身が細る しあわせの 万華鏡 面影ばかり 追いかける 旅人なんて 言わせない 泣いて泣いて 泣くだけ泣いて あなたの胸で 眠りたい 抱いて抱かれて 燃えつきて あなたの隣りで 眠りたい  ガラクタの はぐれ町 祭のあとの ふしあわせ 嘘でも燃えりゃ 夢になる 燃えて燃えて ひたすら燃えて あなたの胸で 眠りたい 抱いて抱かれて 燃えつきて あなたの隣りで 眠りたい伍代夏子吉岡治浜圭介川村栄二この恋は 一生一度の恋なのに ひと冬も ふたり越せない冬花火 ガラクタの はぐれ町 祭のあとの ふしあわせ 嘘でも燃えりゃ 夢になる 燃えて燃えて ひたすら燃えて あなたの胸で 眠りたい 抱いて抱かれて 燃えつきて あなたの隣りで 眠りたい  この傷は 忘れられても忘れない 逢いたくて 風の音にも身が細る しあわせの 万華鏡 面影ばかり 追いかける 旅人なんて 言わせない 泣いて泣いて 泣くだけ泣いて あなたの胸で 眠りたい 抱いて抱かれて 燃えつきて あなたの隣りで 眠りたい  ガラクタの はぐれ町 祭のあとの ふしあわせ 嘘でも燃えりゃ 夢になる 燃えて燃えて ひたすら燃えて あなたの胸で 眠りたい 抱いて抱かれて 燃えつきて あなたの隣りで 眠りたい
愛の橋あの町を 捨てたから もう戻れない ふたりです 世間の人には 見えない橋を 手を取り渡る ふたりです 愛されているのが わかるから 愛しているのが 愛しているのがわかります あなたとわたしの 愛の橋  寄り添える うれしさは なぜさびしさと 裏表 露草ばかりが 見上げる橋を 夜明けに渡る ふたりです 求めあうこころが わかるから いのちのふるえが いのちのふるえがわかります あなたとわたしの 愛の橋  しあわせを 望むより まだふしあわせ 選びます あなたの炎に 巻かれて燃える 不幸をきっと 選びます 届かない人だと わかるから いとしさなおさら いとしさなおさらつのります あなたとわたしの 愛の橋伍代夏子喜多條忠水森英夫前田俊明あの町を 捨てたから もう戻れない ふたりです 世間の人には 見えない橋を 手を取り渡る ふたりです 愛されているのが わかるから 愛しているのが 愛しているのがわかります あなたとわたしの 愛の橋  寄り添える うれしさは なぜさびしさと 裏表 露草ばかりが 見上げる橋を 夜明けに渡る ふたりです 求めあうこころが わかるから いのちのふるえが いのちのふるえがわかります あなたとわたしの 愛の橋  しあわせを 望むより まだふしあわせ 選びます あなたの炎に 巻かれて燃える 不幸をきっと 選びます 届かない人だと わかるから いとしさなおさら いとしさなおさらつのります あなたとわたしの 愛の橋
紅 燃ゆる 遠(とお)の空 語れるものは ほどなく尽きる  流れる時に 身を投げて 逆らうように 夢 追うばかり  心よ 何処(いずこ)へ 連れてゆく  ただこの先へ ただこの道を そこに暁 待つのなら  祈りもさらう 深い雲 逃れる術が ないこともある  彷徨いながら 見上げれば 一歩の跡に 星 瞬いて  心よ 何処(いずこ)へ 行けと言う  ただこの先へ ただこの道を そこに暁 待つのなら  ただこの先へ ただこの道を そこに暁 ある限り伍代夏子松井五郎杉本眞人猪股義周紅 燃ゆる 遠(とお)の空 語れるものは ほどなく尽きる  流れる時に 身を投げて 逆らうように 夢 追うばかり  心よ 何処(いずこ)へ 連れてゆく  ただこの先へ ただこの道を そこに暁 待つのなら  祈りもさらう 深い雲 逃れる術が ないこともある  彷徨いながら 見上げれば 一歩の跡に 星 瞬いて  心よ 何処(いずこ)へ 行けと言う  ただこの先へ ただこの道を そこに暁 待つのなら  ただこの先へ ただこの道を そこに暁 ある限り
雨情話雨がふる日は こころが濡れて 浮世小路の 灯も濡れる あなた好きよと お酒に酔って 肩にすがって 抱かれた夜の しあわせ駆け足 女のなみだ雨  わたしひとりの あなたにしたい それは悲しい 夢でした つらい思いを させるといって 抱いて泣かせた おとこの嘘が いまさら恋しい 女のなみだ雨  ひとり夜更けの 雨音きいて 酔えばあなたが 欲しくなる 雨よ返して ふたりの夜を つかむそばから こぼれて消える しあわせつかのま 女のなみだ雨伍代夏子たかたかし市川昭介雨がふる日は こころが濡れて 浮世小路の 灯も濡れる あなた好きよと お酒に酔って 肩にすがって 抱かれた夜の しあわせ駆け足 女のなみだ雨  わたしひとりの あなたにしたい それは悲しい 夢でした つらい思いを させるといって 抱いて泣かせた おとこの嘘が いまさら恋しい 女のなみだ雨  ひとり夜更けの 雨音きいて 酔えばあなたが 欲しくなる 雨よ返して ふたりの夜を つかむそばから こぼれて消える しあわせつかのま 女のなみだ雨
雨のめぐり逢い雨がとりもつ 縁かしら それとも誰かの いたずらか 皮肉なものね 運命は 忘れた頃に めぐり逢う  ちょっとだけ雨やどり 昔の人と あなたは子どもの手をひいて ちょっとだけときめいて 別れた人と 思い出たぐる 雨のめぐり逢い  とても平凡 主婦してる どこにもあるよな 家庭です 倖せそうに 微笑んで 愚かなウソに 傷ついて  ちょっとだけ雨やどり 昔の人に 今でも独りと 言えないわ ちょっとだけ振りむいて 別れた人に 心を濡らす 雨のめぐり逢い  ちょっとだけ雨やどり 昔の人と あなたは子どもの手をひいて ちょっとだけときめいて 別れた人と 思い出たぐる 雨のめぐり逢い伍代夏子吉岡治市川昭介雨がとりもつ 縁かしら それとも誰かの いたずらか 皮肉なものね 運命は 忘れた頃に めぐり逢う  ちょっとだけ雨やどり 昔の人と あなたは子どもの手をひいて ちょっとだけときめいて 別れた人と 思い出たぐる 雨のめぐり逢い  とても平凡 主婦してる どこにもあるよな 家庭です 倖せそうに 微笑んで 愚かなウソに 傷ついて  ちょっとだけ雨やどり 昔の人に 今でも独りと 言えないわ ちょっとだけ振りむいて 別れた人に 心を濡らす 雨のめぐり逢い  ちょっとだけ雨やどり 昔の人と あなたは子どもの手をひいて ちょっとだけときめいて 別れた人と 思い出たぐる 雨のめぐり逢い
ある女の詩雨の夜来て ひとり来て 私を相手に 呑んだ人 わたしの肩を そっと抱き 苦労したネと 言った人 ああ あなた 遠い遠い日の わたしのあなたでした  生きる哀しさ 悦(よろこ)びを わたしに教えて くれた人 グラスを置いて 手をとって 痩(や)せた手だネと 泣いた人 ああ あなた 遠い遠い日の わたしのあなたでした  俺の命は 君にやる わたしに嘘を ついた人 死ぬほど好きと 言いながら いつか遠くへ 消えた人 ああ あなた 遠い遠い日の わたしのあなたでした伍代夏子藤田まさと井上かつお雨の夜来て ひとり来て 私を相手に 呑んだ人 わたしの肩を そっと抱き 苦労したネと 言った人 ああ あなた 遠い遠い日の わたしのあなたでした  生きる哀しさ 悦(よろこ)びを わたしに教えて くれた人 グラスを置いて 手をとって 痩(や)せた手だネと 泣いた人 ああ あなた 遠い遠い日の わたしのあなたでした  俺の命は 君にやる わたしに嘘を ついた人 死ぬほど好きと 言いながら いつか遠くへ 消えた人 ああ あなた 遠い遠い日の わたしのあなたでした
淡雪牡丹はらはら舞い降る 雪の中 小さく芽生(めば)えた 恋ひとつ いのち一途に 愛されて こころ赫(あか)々 燃やしても 冷たい世間の 木枯らしよ 冬の花です… 淡雪牡丹  指折り数えて 逢える日は 着物の色彩(いろ)にも 迷います 倖せやれず ごめんねと 自分ひとりを 責めるけど おんなの想いは 七重八重(ななえやえ) 夢の花です… 淡雪牡丹  蛇の目を持つ手を 包みこむ その手のやさしさ 暖かさ 明日(あす)が見えない  ふたりでも 戻り道など もうないの あなたを信じて いいですね 春を待ちます… 淡雪牡丹伍代夏子仁井谷俊也徳久広司前田俊明はらはら舞い降る 雪の中 小さく芽生(めば)えた 恋ひとつ いのち一途に 愛されて こころ赫(あか)々 燃やしても 冷たい世間の 木枯らしよ 冬の花です… 淡雪牡丹  指折り数えて 逢える日は 着物の色彩(いろ)にも 迷います 倖せやれず ごめんねと 自分ひとりを 責めるけど おんなの想いは 七重八重(ななえやえ) 夢の花です… 淡雪牡丹  蛇の目を持つ手を 包みこむ その手のやさしさ 暖かさ 明日(あす)が見えない  ふたりでも 戻り道など もうないの あなたを信じて いいですね 春を待ちます… 淡雪牡丹
漁火情話三味(しゃみ)の音(ね)みたいな 木枯らしが 窓のガラスに つきささる 夜がくる度 女です 燃える心を さとしても 肌があなたを 忘れない 灯(とも)る漁火(いさりび) 片瀬波  三年先でも いいのです せめてあなたと 暮らせたら 紅を引く度 女です 腕をまくらに ゆりかごに 夢をみさせて 一夜でも 沖の漁火 誰を待つ  小雨がみぞれに 変わる頃 北の港は 雪の中 爪の先まで 女です いくら 私を泣かせたら あなた 心が済みますか ゆれる漁火 夜明け前伍代夏子たきのえいじ桜庭伸幸桜庭伸幸三味(しゃみ)の音(ね)みたいな 木枯らしが 窓のガラスに つきささる 夜がくる度 女です 燃える心を さとしても 肌があなたを 忘れない 灯(とも)る漁火(いさりび) 片瀬波  三年先でも いいのです せめてあなたと 暮らせたら 紅を引く度 女です 腕をまくらに ゆりかごに 夢をみさせて 一夜でも 沖の漁火 誰を待つ  小雨がみぞれに 変わる頃 北の港は 雪の中 爪の先まで 女です いくら 私を泣かせたら あなた 心が済みますか ゆれる漁火 夜明け前
一輪ざしやせたおまえの 肩先に 身の上話が 書いてある 何も聞かずに 私を抱いて 一輪ざしの 花のように 身を切るような 浮世の風も あなたがいれば 暖かい  ふたり暮らせる この町が 私にしてみりゃ 都です 酒場小路を 花道にして 手さぐりながら 夢をみる この手に余る しあわせなんか 欲しくはないわ この先も  橋のたもとの 友禅流し 一輪ざしの はなみずき 日向(ひなた)のような あなたの胸に 私の帰る ふるさとよ伍代夏子きたのえいじ杉本真人前田俊明やせたおまえの 肩先に 身の上話が 書いてある 何も聞かずに 私を抱いて 一輪ざしの 花のように 身を切るような 浮世の風も あなたがいれば 暖かい  ふたり暮らせる この町が 私にしてみりゃ 都です 酒場小路を 花道にして 手さぐりながら 夢をみる この手に余る しあわせなんか 欲しくはないわ この先も  橋のたもとの 友禅流し 一輪ざしの はなみずき 日向(ひなた)のような あなたの胸に 私の帰る ふるさとよ
いつか雨上がる泣きました 笑いました 日めくりの 裏表(うらおもて)  立ち止まり ふりかえり 人はみな 迷い子で  命が 戻れずの 道ならば 手を取って 手を取って くれますか  あゝ生きてこそ 陽も差そう この空の果て いつか雨上がる  捨てたのに 惜しくなり 後悔は 尽きぬもの  歩くほど 息も切れ 思い出に すがったり  命が きりのある 夢ならば 分け合って 分け合って みませんか  あゝ生きてこそ 陽も差そう この空の果て いつか雨上がる いつか雨上がる伍代夏子松井五郎杉本眞人猪股義周泣きました 笑いました 日めくりの 裏表(うらおもて)  立ち止まり ふりかえり 人はみな 迷い子で  命が 戻れずの 道ならば 手を取って 手を取って くれますか  あゝ生きてこそ 陽も差そう この空の果て いつか雨上がる  捨てたのに 惜しくなり 後悔は 尽きぬもの  歩くほど 息も切れ 思い出に すがったり  命が きりのある 夢ならば 分け合って 分け合って みませんか  あゝ生きてこそ 陽も差そう この空の果て いつか雨上がる いつか雨上がる
いのちの砂時計さらさらと落ちてゆく いのちの砂時計 誰も止められない 誰も戻せはしない 泣かないで あなた 私 哀しくない 限りある人生 だからこそ かけがえのないもの 空を 見上げれば 春は桜の 花びら砂時計 時は 流れゆく 夏は日差しの 木漏れ日砂時計  さらさらと落ちてゆく 私の砂時計 自分らしく生きて 何も悔やんでないの 泣かないで あなた いつも そばにいるの 目を閉じて私を 感じてね 抱きしめているから 空を 見上げれば 秋は色づく 枯葉の砂時計 時は 流れゆく 冬は舞い散る 粉雪砂時計  春のやさしさと 夏の輝き いのちの砂時計 秋のさみしさと 冬を越えゆく いのちの砂時計伍代夏子田久保真見林哲司萩田光雄さらさらと落ちてゆく いのちの砂時計 誰も止められない 誰も戻せはしない 泣かないで あなた 私 哀しくない 限りある人生 だからこそ かけがえのないもの 空を 見上げれば 春は桜の 花びら砂時計 時は 流れゆく 夏は日差しの 木漏れ日砂時計  さらさらと落ちてゆく 私の砂時計 自分らしく生きて 何も悔やんでないの 泣かないで あなた いつも そばにいるの 目を閉じて私を 感じてね 抱きしめているから 空を 見上げれば 秋は色づく 枯葉の砂時計 時は 流れゆく 冬は舞い散る 粉雪砂時計  春のやさしさと 夏の輝き いのちの砂時計 秋のさみしさと 冬を越えゆく いのちの砂時計
浮雲軒先を叩いて 降る雨が 一重 二重に 重なって 身をゆする 秋でもないのに 散る枯葉 女ごころの 写し絵か 心細さに指の先まで 凍(こご)えそうです 運命(さだめ) 悲しい 浮雲 あなた答えて 答えて  足もとにほどける帯の文字 あなたその手を投げだして 抱きしめて 夏でもないのに 飛ぶ蛍 燃えて悲しい夢のあと おとぎ話の きれい事だけ 残したままで ひとり 見送る 浮雲 連れて行ってよ 行ってよ  冬でもないのに 雪が舞う 泣けとばかりに つきささる 一人舞台の 恋ははかない 肌が恋しい 運命(さだめ) 悲しい 浮雲 あなた 答えて 答えて伍代夏子たきのえいじ市川昭介軒先を叩いて 降る雨が 一重 二重に 重なって 身をゆする 秋でもないのに 散る枯葉 女ごころの 写し絵か 心細さに指の先まで 凍(こご)えそうです 運命(さだめ) 悲しい 浮雲 あなた答えて 答えて  足もとにほどける帯の文字 あなたその手を投げだして 抱きしめて 夏でもないのに 飛ぶ蛍 燃えて悲しい夢のあと おとぎ話の きれい事だけ 残したままで ひとり 見送る 浮雲 連れて行ってよ 行ってよ  冬でもないのに 雪が舞う 泣けとばかりに つきささる 一人舞台の 恋ははかない 肌が恋しい 運命(さだめ) 悲しい 浮雲 あなた 答えて 答えて
浮世坂四角四面の 世間と言うが 胸突き八丁の 浮世坂 くよくよするなよ じたばたするな 人生勝負 一の苦労を 百と積み 夢に向かって 生きよじゃないか  泣いた数だけ 綺麗になれる 涙はおんなの 化粧水(みず) くよくよするなよ めそめそするな 人生勝負 ちょいとお侠(きゃん)な その笑顔 明日(あす)の幸せ 掴(つか)もじゃないか  桜花(はな)は散っても 季節が来れば 蕾(つぼみ)を咲かせる もとの枝 くよくよするなよ おたおたするな 人生勝負 向かい風など 吹き飛ばし 出世樽酒 飲もうじゃないか伍代夏子仁井谷俊也水森英夫四角四面の 世間と言うが 胸突き八丁の 浮世坂 くよくよするなよ じたばたするな 人生勝負 一の苦労を 百と積み 夢に向かって 生きよじゃないか  泣いた数だけ 綺麗になれる 涙はおんなの 化粧水(みず) くよくよするなよ めそめそするな 人生勝負 ちょいとお侠(きゃん)な その笑顔 明日(あす)の幸せ 掴(つか)もじゃないか  桜花(はな)は散っても 季節が来れば 蕾(つぼみ)を咲かせる もとの枝 くよくよするなよ おたおたするな 人生勝負 向かい風など 吹き飛ばし 出世樽酒 飲もうじゃないか
浮世つづり結んでください 二人の糸を 心に隠れた 蛍がさわぐ 未練 川端 浮世川 ひとりがつらい 今じゃ二年もひと昔 情通わす舟もない  あなたの両手をゆりかごにして 心に綴った しあわせ模様 命 重ねた 浮世川 小雨がしみる お酒飲むほど 酔えもせず ひとり枕を手なづける  燃えた かがり火 浮世川 あなたが欲しい 骨が鳴る程 抱きしめて 淋しがりやの この胸を伍代夏子たきのえいじ市川昭介結んでください 二人の糸を 心に隠れた 蛍がさわぐ 未練 川端 浮世川 ひとりがつらい 今じゃ二年もひと昔 情通わす舟もない  あなたの両手をゆりかごにして 心に綴った しあわせ模様 命 重ねた 浮世川 小雨がしみる お酒飲むほど 酔えもせず ひとり枕を手なづける  燃えた かがり火 浮世川 あなたが欲しい 骨が鳴る程 抱きしめて 淋しがりやの この胸を
歌草子娘道成寺指が反るほど 抱きしめられて 三日三晩で 女になった 夜が来るたび 恋しさつのり 心ボーボー 火事になる もう離さない… 言ったあなたは うかれ街 もう離さない… 枝垂桜が 風に舞う 涙はらはら 恋もはらはら 墜ちる 娘道成寺  夢を袂(たもと)に 一杯つめて 恋の手習い 女になった 逢えば極楽 別れりゃ地獄 あなた慕って 蛇になる もう離さない… 恋も命も ただ一つ もう離さない… ちょうど死ぬには よい季節 涙はらはら 花もはらはら 燃える 娘道成寺  もう離さない… 言ったあなたは うかれ街 もう離さない… 枝垂桜が 風に舞う 涙はらはら 恋もはらはら 墜ちる 娘道成寺伍代夏子吉岡治浜圭介若草恵指が反るほど 抱きしめられて 三日三晩で 女になった 夜が来るたび 恋しさつのり 心ボーボー 火事になる もう離さない… 言ったあなたは うかれ街 もう離さない… 枝垂桜が 風に舞う 涙はらはら 恋もはらはら 墜ちる 娘道成寺  夢を袂(たもと)に 一杯つめて 恋の手習い 女になった 逢えば極楽 別れりゃ地獄 あなた慕って 蛇になる もう離さない… 恋も命も ただ一つ もう離さない… ちょうど死ぬには よい季節 涙はらはら 花もはらはら 燃える 娘道成寺  もう離さない… 言ったあなたは うかれ街 もう離さない… 枝垂桜が 風に舞う 涙はらはら 恋もはらはら 墜ちる 娘道成寺
裏町酒場雨にぬれてる 赤い灯が 俺にゃ似合いの 裏町酒場 泣いているのか あの唄も 酔えばおまえの 声になる よせよいまさら あゝひとり酒  肩を並べて 飲む夜が 俺とおまえの 幸せだった 夢を落した 盃を そっと笑って 飲んでいた 思い出すのさ あゝひとり酒  いつかおまえと みちづれに 俺はなろうと 思ったものを 箸(はし)の袋に 別れ文字 書いて残して どこ行った 馬鹿な奴だよ あゝひとり酒伍代夏子さいとう大三竜鉄也雨にぬれてる 赤い灯が 俺にゃ似合いの 裏町酒場 泣いているのか あの唄も 酔えばおまえの 声になる よせよいまさら あゝひとり酒  肩を並べて 飲む夜が 俺とおまえの 幸せだった 夢を落した 盃を そっと笑って 飲んでいた 思い出すのさ あゝひとり酒  いつかおまえと みちづれに 俺はなろうと 思ったものを 箸(はし)の袋に 別れ文字 書いて残して どこ行った 馬鹿な奴だよ あゝひとり酒
越後獅子の唄笛にうかれて 逆立ちすれば 山がみえます ふるさとの わたしゃ孤児(みなしご) 街道ぐらし ながれながれの 越後獅子  今日も今日とて 親方さんに 芸がまずいと 叱られて 撥(ばち)でぶたれて 空見あげれば 泣いているよな 昼の月  打つや太鼓の 音さえ悲し 雁(かり)が啼(な)く啼く 城下町 暮れて恋しい 宿屋の灯(あかり) 遠く眺(なが)めて ひと踊り  ところ変(か)われど 変わらぬものは 人の情の 袖時雨(そでしぐれ) ぬれて涙で おさらばさらば 花に消えゆく 旅の獅子伍代夏子西条八十万城目正笛にうかれて 逆立ちすれば 山がみえます ふるさとの わたしゃ孤児(みなしご) 街道ぐらし ながれながれの 越後獅子  今日も今日とて 親方さんに 芸がまずいと 叱られて 撥(ばち)でぶたれて 空見あげれば 泣いているよな 昼の月  打つや太鼓の 音さえ悲し 雁(かり)が啼(な)く啼く 城下町 暮れて恋しい 宿屋の灯(あかり) 遠く眺(なが)めて ひと踊り  ところ変(か)われど 変わらぬものは 人の情の 袖時雨(そでしぐれ) ぬれて涙で おさらばさらば 花に消えゆく 旅の獅子
越後草紙胸にからんだ 未練の糸を 何故にさばけぬ 経ち切れぬ 越後 みちゆき 親不知(おやしらず) ひと冬越しても冷めやせぬ あなた恋しと この体 雪に晒(さら)して 命をしぼる  逢うは別れの 運命(さだめ)が辛い 薄いえにしの 身が辛い 越後 海鳴り 日本海 ちぎれて舞い散る波の花 思い切れよと 吹く風が 愚図(ぐず)る私の 心を叱る  肌もふれずに どうして耐える 夢の名残りの 憎らしさ 越後 矢絣(やがすり) 単帯(ひとえおび) ほどけば涙がからみつく 抱いてください もう一度 声を殺して あなたを忍ぶ伍代夏子たきのえいじ八木架寿人佐伯亮胸にからんだ 未練の糸を 何故にさばけぬ 経ち切れぬ 越後 みちゆき 親不知(おやしらず) ひと冬越しても冷めやせぬ あなた恋しと この体 雪に晒(さら)して 命をしぼる  逢うは別れの 運命(さだめ)が辛い 薄いえにしの 身が辛い 越後 海鳴り 日本海 ちぎれて舞い散る波の花 思い切れよと 吹く風が 愚図(ぐず)る私の 心を叱る  肌もふれずに どうして耐える 夢の名残りの 憎らしさ 越後 矢絣(やがすり) 単帯(ひとえおび) ほどけば涙がからみつく 抱いてください もう一度 声を殺して あなたを忍ぶ
えにし坂夢と苦労の やりくりで やっと明日が みえてくる そんなあなたの ひと言を 信じて迷わず ついてきた ふたり 生きてく 心結んで えにし坂  涙笑いの 衣替え いくつしたやら みせたやら この身削れば その分は 巡ってくるのね しあわせが ふたり 生きてく 熱い思いの えにし坂  ひとり切りでは 運べない 幸という名の この積み荷 めくる日めくり その裏に 刻んだ命の 道がある ふたり 生きてく 春夏秋冬 えにし坂伍代夏子たきのえいじ水森英夫前田俊明夢と苦労の やりくりで やっと明日が みえてくる そんなあなたの ひと言を 信じて迷わず ついてきた ふたり 生きてく 心結んで えにし坂  涙笑いの 衣替え いくつしたやら みせたやら この身削れば その分は 巡ってくるのね しあわせが ふたり 生きてく 熱い思いの えにし坂  ひとり切りでは 運べない 幸という名の この積み荷 めくる日めくり その裏に 刻んだ命の 道がある ふたり 生きてく 春夏秋冬 えにし坂
江ノ電 -白い日傘-江ノ電降りたら 日暮れ坂 今でもそのまま 残ってる あれから何年 過ぎただろうか わたしも母と 同じ歳 白い日傘を くるくる回し あなたの真似して みるけれど ごめんなさいね しあわせを 少しはずれて 歩くけど  逗子から葉山へ 蝉しぐれ 昔の景色が そこにある 今では遠くへ 旅立った 母は綺麗な 人だった 白い日傘に 隠した涙 子供の頃から 知っていた ごめんなさいね 泣きながら ひとり帰って 来たけれど  白い日傘を くるくる回し あなたの真似して みるけれど ごめんなさいね しあわせを 少しはずれて 歩くけど伍代夏子荒木とよひさ都志見隆江ノ電降りたら 日暮れ坂 今でもそのまま 残ってる あれから何年 過ぎただろうか わたしも母と 同じ歳 白い日傘を くるくる回し あなたの真似して みるけれど ごめんなさいね しあわせを 少しはずれて 歩くけど  逗子から葉山へ 蝉しぐれ 昔の景色が そこにある 今では遠くへ 旅立った 母は綺麗な 人だった 白い日傘に 隠した涙 子供の頃から 知っていた ごめんなさいね 泣きながら ひとり帰って 来たけれど  白い日傘を くるくる回し あなたの真似して みるけれど ごめんなさいね しあわせを 少しはずれて 歩くけど
お江戸チョイチョイ節お江戸名物 チョチョイノチョイチョイ 火事に喧嘩に 深情け もしもしそちらの お兄さん 恋のつけ火に (ああ)ご用心  表向きには チョチョイノチョイチョイ 縁もゆかりも ない他人 後からこっそり 忍び逢い そしてそれから (ああ)野暮なひと  染井吉野は 江戸前育ち 啖呵切るよに 散り急ぐ 嫌です散らしちゃ この恋は 花の盛りが (ねえ)過ぎたって  粋でいなせな 男はチョイチョイ 星の数ほど いるけれど あなたが一番 いい男 だからあげます (はい)星三つ  飲めば今夜も チョチョイノチョイチョイ 何処にいるやら うちのひと 今すぐ帰ると 言ったきり 確かあれから (あら)もう三月  おまえ百まで わしゃ九十九まで 言ってください ねえあなた できれば一緒に 死にたいわ もしもその時 (まだ)生きてたら  小唄 都々逸 チョチョイノチョイチョイ 時は変われど 変わらない 男と女が いる限り 惚れたはれたで (はい)夜が明ける伍代夏子上田紅葉四方章人お江戸名物 チョチョイノチョイチョイ 火事に喧嘩に 深情け もしもしそちらの お兄さん 恋のつけ火に (ああ)ご用心  表向きには チョチョイノチョイチョイ 縁もゆかりも ない他人 後からこっそり 忍び逢い そしてそれから (ああ)野暮なひと  染井吉野は 江戸前育ち 啖呵切るよに 散り急ぐ 嫌です散らしちゃ この恋は 花の盛りが (ねえ)過ぎたって  粋でいなせな 男はチョイチョイ 星の数ほど いるけれど あなたが一番 いい男 だからあげます (はい)星三つ  飲めば今夜も チョチョイノチョイチョイ 何処にいるやら うちのひと 今すぐ帰ると 言ったきり 確かあれから (あら)もう三月  おまえ百まで わしゃ九十九まで 言ってください ねえあなた できれば一緒に 死にたいわ もしもその時 (まだ)生きてたら  小唄 都々逸 チョチョイノチョイチョイ 時は変われど 変わらない 男と女が いる限り 惚れたはれたで (はい)夜が明ける
大阪らぶそんぐ人がら実ちょく 初婚というし ミナミに住まいと 店舗があるし 仲人口と 承知のうえで そこまでいわれりゃ 心が弾む  幸せ ハネムーン らぶそんぐ ふたりで見上げる 虹の橋 あたし夢見て 嫁いだ先は ミナミの外れの たこ焼や  あゝ泣いたらあかん 泣いたらあかん この場で引いたら 女がすたる しゃァないわ しゃァないわ 喧嘩をするたび チラシで折った 鶴なら売るほど ありまんねん  育った子どもが お金を集め 海外旅行の ご褒美くれた 夫婦になって まる五十年 下げない目尻を あんたも下げた  幸せ キンコーン らぶそんぐ ふたりで眺める 青い海 あんたつねって あなたの頬っぺ 夢ならそのまま 放(ほか)しとこ  あゝ泣いたらあかん 泣いたらあかん この先一生 お願いします しゃァないわ しゃァないわ ハワイのホテルで 金婚式を 揃いのアロハで やりまんねん  あゝ泣いたらあかん 泣いたらあかん この先一生 お願いします ええじゃないか ええじゃないか ハワイのホテルで 金婚式を 揃いのアロハで やりまんねん伍代夏子吉岡治杉本眞人人がら実ちょく 初婚というし ミナミに住まいと 店舗があるし 仲人口と 承知のうえで そこまでいわれりゃ 心が弾む  幸せ ハネムーン らぶそんぐ ふたりで見上げる 虹の橋 あたし夢見て 嫁いだ先は ミナミの外れの たこ焼や  あゝ泣いたらあかん 泣いたらあかん この場で引いたら 女がすたる しゃァないわ しゃァないわ 喧嘩をするたび チラシで折った 鶴なら売るほど ありまんねん  育った子どもが お金を集め 海外旅行の ご褒美くれた 夫婦になって まる五十年 下げない目尻を あんたも下げた  幸せ キンコーン らぶそんぐ ふたりで眺める 青い海 あんたつねって あなたの頬っぺ 夢ならそのまま 放(ほか)しとこ  あゝ泣いたらあかん 泣いたらあかん この先一生 お願いします しゃァないわ しゃァないわ ハワイのホテルで 金婚式を 揃いのアロハで やりまんねん  あゝ泣いたらあかん 泣いたらあかん この先一生 お願いします ええじゃないか ええじゃないか ハワイのホテルで 金婚式を 揃いのアロハで やりまんねん
阿国伝説出雲大社へ旅をして 阿国のお墓を見つけました 惚けたような昼下がり 幾千万の日々越えて 笛や太鼓が聴えてきた……  百夜(ももよ)の愛より 一夜の逢瀬 阿国は 阿国は 命たぎらす恋がいい たとえあなたに 妻子(つまこ)がいても はやる心は止まらない 熱くはじけて 地獄に堕ちるまで  子どもの頃から 諸国をめぐり 阿国は 阿国は ややこ踊りの歩き巫女 四条河原で あなたと組んだ かぶく女の武家すがた 忘れられない あの日のときめきを  満つればやがて 欠けゆく月に 阿国は 阿国は なんと嘆いて 何処へゆく 武士の些細な 争いごとで 愛し山三は死んだとか 寒い!しぐれて寂しや 京の町伍代夏子吉岡治弦哲也出雲大社へ旅をして 阿国のお墓を見つけました 惚けたような昼下がり 幾千万の日々越えて 笛や太鼓が聴えてきた……  百夜(ももよ)の愛より 一夜の逢瀬 阿国は 阿国は 命たぎらす恋がいい たとえあなたに 妻子(つまこ)がいても はやる心は止まらない 熱くはじけて 地獄に堕ちるまで  子どもの頃から 諸国をめぐり 阿国は 阿国は ややこ踊りの歩き巫女 四条河原で あなたと組んだ かぶく女の武家すがた 忘れられない あの日のときめきを  満つればやがて 欠けゆく月に 阿国は 阿国は なんと嘆いて 何処へゆく 武士の些細な 争いごとで 愛し山三は死んだとか 寒い!しぐれて寂しや 京の町
おしどり夫婦じゃないけれど愛想笑いで 世渡りできりゃ もっと暮しは 楽でしょに 愚痴がはずみで けんかになって なんど茶碗が とんだやら おしどり夫婦じゃ ないけれど そんなあんたが あ~ 好きだから  うちのことより 他人のことを なんで そんなに 世話をする 聞こえよがしに 言ってはみたが 多分のれんに腕おしね おしどり夫婦じゃ ないけれど 惚れた わたしが あ~ まけですね  人に踏まれた 名もない草も 季節くるたび 花つける いいじゃないのよ ホンネで生きて ふたり死ぬまで つれ添うわ おしどり夫婦じゃ ないけれど いつか咲かせる あ~ 夫婦花伍代夏子吉岡治市川昭介愛想笑いで 世渡りできりゃ もっと暮しは 楽でしょに 愚痴がはずみで けんかになって なんど茶碗が とんだやら おしどり夫婦じゃ ないけれど そんなあんたが あ~ 好きだから  うちのことより 他人のことを なんで そんなに 世話をする 聞こえよがしに 言ってはみたが 多分のれんに腕おしね おしどり夫婦じゃ ないけれど 惚れた わたしが あ~ まけですね  人に踏まれた 名もない草も 季節くるたび 花つける いいじゃないのよ ホンネで生きて ふたり死ぬまで つれ添うわ おしどり夫婦じゃ ないけれど いつか咲かせる あ~ 夫婦花
おまえに惚れた俺にきめろよ まよわずに 言って降り向きゃ ついてくる 惚れた 惚れたよ おまえに惚れた 肩を抱きよせ 眸(め)をのぞきゃ 頬に紅さす おまえに惚れた  あなた躰(からだ)に 悪いわと 水でお酒を 割ってだす 惚れた 惚れたよ おまえに惚れた 言葉づかいも 女房を きどる今夜の おまえに惚れた  金じゃ幸せ 買えないと 俺を泣かせる 憎いやつ 惚れた 惚れたよ おまえに惚れた 空を見上げりゃ 星ひとつ そっと 指さす おまえに惚れた伍代夏子たかたかし徳久広司俺にきめろよ まよわずに 言って降り向きゃ ついてくる 惚れた 惚れたよ おまえに惚れた 肩を抱きよせ 眸(め)をのぞきゃ 頬に紅さす おまえに惚れた  あなた躰(からだ)に 悪いわと 水でお酒を 割ってだす 惚れた 惚れたよ おまえに惚れた 言葉づかいも 女房を きどる今夜の おまえに惚れた  金じゃ幸せ 買えないと 俺を泣かせる 憎いやつ 惚れた 惚れたよ おまえに惚れた 空を見上げりゃ 星ひとつ そっと 指さす おまえに惚れた
お祭りマンボ私のとなりの おじさんは 神田(かんだ)の生まれで チャキチャキ 江戸っ子 お祭(まつ)りさわぎが 大好きで ねじり鉢巻(はちまき) そろいのゆかた 雨が降(ふ)ろうが ヤリが降ろうが 朝から晩(ばん)まで おみこしかついで ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 景気(けいき)をつけろ 塩(しお)まいておくれ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ソーレ ソレソレ お祭りだ おじさんおじさん 大変だ どっかで半鐘(はんしょ)が なっている 火事は近いよ スリバンだ 何を言っても ワッショイショイ 何を聞(き)いても ワッショイショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ソーレ ソレソレ お祭りだ  そのまた隣りの おばさんは 浅草育(あさくさそだ)ちで チョッピリ美人で お祭りさわぎが 大好きで イキな素足(すあし)に しぼりのゆかた 雨が降(ふ)ろうが ヤリが降ろうが 朝から晩(ばん)まで おかぐら見物(けんぶつ) ピーヒャラ ピーヒャラ テンツク テンツク おかめと鬼が ハンニャと ヒョットコが ピーヒャラ ピーヒャラ テンツク テンツク ソーレ ソレソレ お祭りだ おばさんおばさん 大変だ おうちは留守(るす)だよ 空(から)っぽだ こっそり空巣(あきす)が ねらってる 何を言っても ピーヒャラヒャ 何を聞いても テンツクツ ピーヒャラ ピーヒャラ テンツク テンツク ソーレ ソレソレお祭りだ  お祭りすんで 日が暮(く)れて つめたい風の 吹く夜は 家を焼かれた おじさんと ヘソクリとられた おばさんの ほんにせつない ためいきばかり いくら泣いても かえらない いくら泣いても あとの祭りよ伍代夏子原六朗原六朗私のとなりの おじさんは 神田(かんだ)の生まれで チャキチャキ 江戸っ子 お祭(まつ)りさわぎが 大好きで ねじり鉢巻(はちまき) そろいのゆかた 雨が降(ふ)ろうが ヤリが降ろうが 朝から晩(ばん)まで おみこしかついで ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 景気(けいき)をつけろ 塩(しお)まいておくれ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ソーレ ソレソレ お祭りだ おじさんおじさん 大変だ どっかで半鐘(はんしょ)が なっている 火事は近いよ スリバンだ 何を言っても ワッショイショイ 何を聞(き)いても ワッショイショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ソーレ ソレソレ お祭りだ  そのまた隣りの おばさんは 浅草育(あさくさそだ)ちで チョッピリ美人で お祭りさわぎが 大好きで イキな素足(すあし)に しぼりのゆかた 雨が降(ふ)ろうが ヤリが降ろうが 朝から晩(ばん)まで おかぐら見物(けんぶつ) ピーヒャラ ピーヒャラ テンツク テンツク おかめと鬼が ハンニャと ヒョットコが ピーヒャラ ピーヒャラ テンツク テンツク ソーレ ソレソレ お祭りだ おばさんおばさん 大変だ おうちは留守(るす)だよ 空(から)っぽだ こっそり空巣(あきす)が ねらってる 何を言っても ピーヒャラヒャ 何を聞いても テンツクツ ピーヒャラ ピーヒャラ テンツク テンツク ソーレ ソレソレお祭りだ  お祭りすんで 日が暮(く)れて つめたい風の 吹く夜は 家を焼かれた おじさんと ヘソクリとられた おばさんの ほんにせつない ためいきばかり いくら泣いても かえらない いくら泣いても あとの祭りよ
おんな坂仮寝の宿を捜し 飛ぶ鳥が 私の身がわりに 鳴きじゃくる あなたが恋しい こんな夜は 雨の音さえ 沁みるおんな坂 この肩に番傘 あなた差しかけて  切り花ひとつ添えて 飲むお酒 暖簾(のれん)も色あせた かくれ茶屋 こぼしたしあわせ 目で追えば 涙しずくに 霞む おんな坂 抱きしめてください あなたここに来て  湯あがり後の肌も 寒すぎて 憎さと愛しさの 板ばさみ 暦もあれから ふたまわり 夢もおぼろに ゆれるおんな坂 切なさに今でも 胸が淋しがる伍代夏子たきのえいじ叶弦大蔦将包仮寝の宿を捜し 飛ぶ鳥が 私の身がわりに 鳴きじゃくる あなたが恋しい こんな夜は 雨の音さえ 沁みるおんな坂 この肩に番傘 あなた差しかけて  切り花ひとつ添えて 飲むお酒 暖簾(のれん)も色あせた かくれ茶屋 こぼしたしあわせ 目で追えば 涙しずくに 霞む おんな坂 抱きしめてください あなたここに来て  湯あがり後の肌も 寒すぎて 憎さと愛しさの 板ばさみ 暦もあれから ふたまわり 夢もおぼろに ゆれるおんな坂 切なさに今でも 胸が淋しがる
女の海どこまで続くの日本海 悲しさ波間にゆれている くちびる噛めば散る涙 ほろりほろりほろり あー肌を刺すよに 雪が海から噴き上げる この世を捨ててかまわない 一人じゃ辛すぎる 何処にいるのあなた 今すぐわたしを連れに来て  磯船群れ飛ぶかもめたち 家路を急いで遠ざかる 海鳴り風に砕け散る 夢が夢が夢が あー凍える指に 雪が海から噴き上げる この恋ひとつ失くしたら 生きてはゆけないわ 未練なのねあなた 今すぐわたしを抱きしめて  あー肌を刺すよに 雪が海から噴き上げる この世を捨ててかまわない 一人じゃ辛すぎる 何処にいるのあなた 今すぐわたしを連れに来て伍代夏子秋浩二伊藤雪彦どこまで続くの日本海 悲しさ波間にゆれている くちびる噛めば散る涙 ほろりほろりほろり あー肌を刺すよに 雪が海から噴き上げる この世を捨ててかまわない 一人じゃ辛すぎる 何処にいるのあなた 今すぐわたしを連れに来て  磯船群れ飛ぶかもめたち 家路を急いで遠ざかる 海鳴り風に砕け散る 夢が夢が夢が あー凍える指に 雪が海から噴き上げる この恋ひとつ失くしたら 生きてはゆけないわ 未練なのねあなた 今すぐわたしを抱きしめて  あー肌を刺すよに 雪が海から噴き上げる この世を捨ててかまわない 一人じゃ辛すぎる 何処にいるのあなた 今すぐわたしを連れに来て
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
女のひとりごと幸せさえぎる 冷めたい雨に 何度もつまずき 消えた恋 男もつらい 女もつらい 泣いたそばから また惚れる そうゆうもんなんですね 女の恋は  なんにもいらない 指輪もいいわ あなたの背中が 好きだから 心の傷は どちらも同じ 好きになったら 止まらない そうゆうもんなんですね 女の恋は  女の一生 男できまる 奇麗なその眸(め)を 信じたい あなたの道は ふたりの道よ 愛し尽くして どこまでも そうゆうもんなんですね 女の恋は伍代夏子吉岡治水森英夫幸せさえぎる 冷めたい雨に 何度もつまずき 消えた恋 男もつらい 女もつらい 泣いたそばから また惚れる そうゆうもんなんですね 女の恋は  なんにもいらない 指輪もいいわ あなたの背中が 好きだから 心の傷は どちらも同じ 好きになったら 止まらない そうゆうもんなんですね 女の恋は  女の一生 男できまる 奇麗なその眸(め)を 信じたい あなたの道は ふたりの道よ 愛し尽くして どこまでも そうゆうもんなんですね 女の恋は
女のまことさむい夜更けの 盃に 男は夢を うかべ呑む 女は命を しずめ呑む あなた あなたと生きてゆく 惚れた男を 信じて守る それが女の 女のまこと  けして負けない 強さより 負けても挑む こころざし 男の誇りさ 傷痕は あなた あなたを抱きしめる 過去の痛みも 丸ごと受ける それが女の 女のまこと  誰も分かっちゃ くれないと 言ってるような 深い酒 だまって背中を 見つめます あなた あなたが好きなのよ 惚れた男に 明日を賭ける それが女の 女のまこと伍代夏子田久保真見岡千秋伊戸のりおさむい夜更けの 盃に 男は夢を うかべ呑む 女は命を しずめ呑む あなた あなたと生きてゆく 惚れた男を 信じて守る それが女の 女のまこと  けして負けない 強さより 負けても挑む こころざし 男の誇りさ 傷痕は あなた あなたを抱きしめる 過去の痛みも 丸ごと受ける それが女の 女のまこと  誰も分かっちゃ くれないと 言ってるような 深い酒 だまって背中を 見つめます あなた あなたが好きなのよ 惚れた男に 明日を賭ける それが女の 女のまこと
おんな夜景船のあかりや 灯台の 港夜景が つらいのは あのひとの顔 浮かぶから さびしいこころを ちぎって投げりゃ いいことばかりを ああ 想い出す  旅のホテルの 窓からは 町の夜景が またたいて 消えたしあわせ 夢あかり おんなの涙を 敷きつめながら 未練が揺れます ああ 恋あかり  春を競って あでやかな 桜夜景の 人波に ひとりぼっちで はぐれてる どうしてあの時 大声あげて 追いかけなかった ああ 悔みます伍代夏子喜多條忠水森英夫前田俊明船のあかりや 灯台の 港夜景が つらいのは あのひとの顔 浮かぶから さびしいこころを ちぎって投げりゃ いいことばかりを ああ 想い出す  旅のホテルの 窓からは 町の夜景が またたいて 消えたしあわせ 夢あかり おんなの涙を 敷きつめながら 未練が揺れます ああ 恋あかり  春を競って あでやかな 桜夜景の 人波に ひとりぼっちで はぐれてる どうしてあの時 大声あげて 追いかけなかった ああ 悔みます
海峡の宿人をだました こともない ふたりが世間を だましてる あなたの指が 頬紅に やさしく触れる そのあとを 涙 涙 ひと筋 こぼれます  このままでいいですか このままが このままがいいですか 朝がふたりを 引き離すまで 抱いて 抱いて 抱いてください 海峡の宿  海に黄色い 橋あかり 淋しい女の 首飾り あなたにめぐり 逢うまでは 泣くのは負ける ことでした こころ こころ 鞭打ち 生きて来た  甘えてもいいですか はじけても はじけてもいいですか 朝がふたりを 引き離すまで 夢を 夢を 夢を見させて 海峡の宿  このままでいいですか このままが このままがいいですか 朝がふたりを 引き離すまで 抱いて 抱いて 抱いてください 海峡の宿伍代夏子喜多條忠若草恵若草恵人をだました こともない ふたりが世間を だましてる あなたの指が 頬紅に やさしく触れる そのあとを 涙 涙 ひと筋 こぼれます  このままでいいですか このままが このままがいいですか 朝がふたりを 引き離すまで 抱いて 抱いて 抱いてください 海峡の宿  海に黄色い 橋あかり 淋しい女の 首飾り あなたにめぐり 逢うまでは 泣くのは負ける ことでした こころ こころ 鞭打ち 生きて来た  甘えてもいいですか はじけても はじけてもいいですか 朝がふたりを 引き離すまで 夢を 夢を 夢を見させて 海峡の宿  このままでいいですか このままが このままがいいですか 朝がふたりを 引き離すまで 抱いて 抱いて 抱いてください 海峡の宿
霞草小雨に打たれて 咲く時を知る 咲いてはかない 一年草 さみしさまぎれの 寄り道は 軒を並べた 縄のれん あなたが欲しい あなたが欲しい 一人切ない 霞草  あなたを思えば 女に戻る 未練ごころが また騒ぐ お酒を相手の 語り草 いつもあなたの ことばかり 注がせて欲しい 注がせて欲しい 雨が冷たい 霞草  寝返えりする度 手さぐりしてる 指が悲しい 夜更け頃 あなたの優しい 陽だまりに 抱かれたことも 夢の夢 結んで欲しい 結んで欲しい 命重ねて 霞草伍代夏子たきのえいじ緑一二三若草恵小雨に打たれて 咲く時を知る 咲いてはかない 一年草 さみしさまぎれの 寄り道は 軒を並べた 縄のれん あなたが欲しい あなたが欲しい 一人切ない 霞草  あなたを思えば 女に戻る 未練ごころが また騒ぐ お酒を相手の 語り草 いつもあなたの ことばかり 注がせて欲しい 注がせて欲しい 雨が冷たい 霞草  寝返えりする度 手さぐりしてる 指が悲しい 夜更け頃 あなたの優しい 陽だまりに 抱かれたことも 夢の夢 結んで欲しい 結んで欲しい 命重ねて 霞草
風の道北の大地に 風花舞うころは 時 満ちて 秘めた想いあふれ出す 人生(たび)の途中で 疲れたら ためいきひとつ それもいい 風がいざなう ひとすじの道 明日に向かって 歩いて行こう  風の大地に 揺らめく 水鏡 春浅き 山もやがて 笑い出す 耳をすませば 風に乗り 春告鳥の 道しるべ 風に向かって 両手を広げ いつか咲かそう 北風の花  心の荷物数えたら 明日のしあわせ遠ざかる 雨風 波風 どこ吹く風と 信じたこの道 歩いて行こう伍代夏子江戸霧子弦哲也南郷達也北の大地に 風花舞うころは 時 満ちて 秘めた想いあふれ出す 人生(たび)の途中で 疲れたら ためいきひとつ それもいい 風がいざなう ひとすじの道 明日に向かって 歩いて行こう  風の大地に 揺らめく 水鏡 春浅き 山もやがて 笑い出す 耳をすませば 風に乗り 春告鳥の 道しるべ 風に向かって 両手を広げ いつか咲かそう 北風の花  心の荷物数えたら 明日のしあわせ遠ざかる 雨風 波風 どこ吹く風と 信じたこの道 歩いて行こう
風待ち湊今朝はお立ちか 風待ち湊 碇を上げて 船がでる 来いというとて 行かりょうか わたし飼われた 籠の鳥 ついて行きたい ついて行けない 海のかもめの えーにくらしさ  きっと来てよと 背伸びをすれば 音戸(おんど)の瀬戸に 朝日(ひ)が昇る 両親(おや)の顔さえ しらないで 夜に育った 身がつらい ついて行きたい ついて行けない しぼる涙の えー船の人  たった一夜の 添い寝が仇に 想いを切れぬ わかれ波 こんど逢えるは いつの日か 問えば千鳥が 鳴くばかり ついて行きたい ついて行けない ここは湊の えーうかれ町伍代夏子たかたかし聖川湧今朝はお立ちか 風待ち湊 碇を上げて 船がでる 来いというとて 行かりょうか わたし飼われた 籠の鳥 ついて行きたい ついて行けない 海のかもめの えーにくらしさ  きっと来てよと 背伸びをすれば 音戸(おんど)の瀬戸に 朝日(ひ)が昇る 両親(おや)の顔さえ しらないで 夜に育った 身がつらい ついて行きたい ついて行けない しぼる涙の えー船の人  たった一夜の 添い寝が仇に 想いを切れぬ わかれ波 こんど逢えるは いつの日か 問えば千鳥が 鳴くばかり ついて行きたい ついて行けない ここは湊の えーうかれ町
悲しい酒ひとり酒場で 飲む酒は 別れ涙の 味がする 飲んで棄てたい面影が 飲めばグラスに また浮かぶ  「ああ別れたあとの心残りよ 未練なのね あの人の面影 淋(さび)しさを忘れるために 飲んでいるのに酒は今夜も 私を悲しくさせる 酒よどうしてどうして あの人を あきらめたらいいの あきらめたらいいの」  酒よこころが あるならば 胸の悩みを 消してくれ 酔えば悲しく なる酒を 飲んで泣くのも 恋のため  一人ぼっちが 好きだよと 言った心の 裏で泣く 好きで添えない 人の世を 泣いて怨(うら)んで 夜がふける伍代夏子石本美由起古賀政男ひとり酒場で 飲む酒は 別れ涙の 味がする 飲んで棄てたい面影が 飲めばグラスに また浮かぶ  「ああ別れたあとの心残りよ 未練なのね あの人の面影 淋(さび)しさを忘れるために 飲んでいるのに酒は今夜も 私を悲しくさせる 酒よどうしてどうして あの人を あきらめたらいいの あきらめたらいいの」  酒よこころが あるならば 胸の悩みを 消してくれ 酔えば悲しく なる酒を 飲んで泣くのも 恋のため  一人ぼっちが 好きだよと 言った心の 裏で泣く 好きで添えない 人の世を 泣いて怨(うら)んで 夜がふける
かりそめ川の流れを 朱に染める 燃える夕陽の 赤い帯 恋はかりそめ おもいでばかり 胸に散らして 消えてゆく あなたに逢いたい すがりたい  ひとり注ぎ足す この酒も やがて涙の 水になる 恋はかりそめ ひと夜の宴 過ぎてしまえば 色あせる 私を残して 行かないで  百の夢より ただひとつ せめて貸りたい 腕まくら 恋はかりそめ 音沙汰もなく 暦ばかりを まためくる あなたが恋しい 眠れない伍代夏子たきのえいじ緑一二三若草恵川の流れを 朱に染める 燃える夕陽の 赤い帯 恋はかりそめ おもいでばかり 胸に散らして 消えてゆく あなたに逢いたい すがりたい  ひとり注ぎ足す この酒も やがて涙の 水になる 恋はかりそめ ひと夜の宴 過ぎてしまえば 色あせる 私を残して 行かないで  百の夢より ただひとつ せめて貸りたい 腕まくら 恋はかりそめ 音沙汰もなく 暦ばかりを まためくる あなたが恋しい 眠れない
川の流れのように知らず知らず 歩いて来た 細く長い この道 振り返れば 遥か遠く 故郷(ふるさと)が見える でこぼこ道や 曲がりくねった道 地図さえない それもまた人生 ああ 川の流れのように ゆるやかに いくつも 時代は過ぎて ああ 川の流れのように とめどなく 空が黄昏に 染まるだけ  生きることは 旅すること 終わりのない この道 愛する人 そばに連れて 夢探しながら 雨に降られて ぬかるんだ道でも いつかはまた 晴れる日が来るから ああ 川の流れのように おだやかに この身を まかせていたい ああ 川の流れのように 移りゆく 季節雪どけを 待ちながら  ああ 川の流れのように おだやかに この身を まかせていたい ああ 川の流れのように いつまでも 青いせせらぎを 聞きながら伍代夏子秋元康見岳章知らず知らず 歩いて来た 細く長い この道 振り返れば 遥か遠く 故郷(ふるさと)が見える でこぼこ道や 曲がりくねった道 地図さえない それもまた人生 ああ 川の流れのように ゆるやかに いくつも 時代は過ぎて ああ 川の流れのように とめどなく 空が黄昏に 染まるだけ  生きることは 旅すること 終わりのない この道 愛する人 そばに連れて 夢探しながら 雨に降られて ぬかるんだ道でも いつかはまた 晴れる日が来るから ああ 川の流れのように おだやかに この身を まかせていたい ああ 川の流れのように 移りゆく 季節雪どけを 待ちながら  ああ 川の流れのように おだやかに この身を まかせていたい ああ 川の流れのように いつまでも 青いせせらぎを 聞きながら
寒咲あやめ雪空を眺めて ひっそり濃(こ)むらさき 寒咲あやめが咲いてます 人生は迷う 心を拾う旅 哀しい時計の針じゃない 愛したことも 恨んだ日々も 旅の途中の一コマと 艶(あで)やかに 寒咲あやめ 微笑んで 命かがやかす 生きるって 生きるって 健気(けなげ)でいいですね  幸福(しあわせ)という名の まぼろし手荷物に ずい分 寄り道しましたね 人生は夢の 在りかを探す旅 思い出ばかりの街じゃない 悩んだことも 悔しい日々も 今は私の宝もの 鮮やかに 寒咲あやめ 匂いたつ 春の道しるべ 生きるって 生きるって 愚かでいいですね  生きるって 生きるって 健気(けなげ)でいいですね伍代夏子吉岡治弦哲也宮崎慎二雪空を眺めて ひっそり濃(こ)むらさき 寒咲あやめが咲いてます 人生は迷う 心を拾う旅 哀しい時計の針じゃない 愛したことも 恨んだ日々も 旅の途中の一コマと 艶(あで)やかに 寒咲あやめ 微笑んで 命かがやかす 生きるって 生きるって 健気(けなげ)でいいですね  幸福(しあわせ)という名の まぼろし手荷物に ずい分 寄り道しましたね 人生は夢の 在りかを探す旅 思い出ばかりの街じゃない 悩んだことも 悔しい日々も 今は私の宝もの 鮮やかに 寒咲あやめ 匂いたつ 春の道しるべ 生きるって 生きるって 愚かでいいですね  生きるって 生きるって 健気(けなげ)でいいですね
寒つばめ忘れてしまえと 風が啼く 鳥も凍えて 身を削る ここは終着 北どまり あなた浮かべて涙ぐむ… 肌が淋しい 連れて行って 何も言わず 寒つばめ  離れて行く程 近くなる 好きなあなたの 面影が まるで私を 責めるよに 波が乱れて打ち寄せる… ついて行きたい ほどかないで 恋の絆 寒つばめ  うず巻く岬に なぜ通う 通うつばめの 性悲し 思い切れない 今もなお 募るみれんが 邪魔をする… 抱いてください せめて明日の夢が欲しい 寒つばめ伍代夏子たきのえいじ八木架寿人佐伯亮忘れてしまえと 風が啼く 鳥も凍えて 身を削る ここは終着 北どまり あなた浮かべて涙ぐむ… 肌が淋しい 連れて行って 何も言わず 寒つばめ  離れて行く程 近くなる 好きなあなたの 面影が まるで私を 責めるよに 波が乱れて打ち寄せる… ついて行きたい ほどかないで 恋の絆 寒つばめ  うず巻く岬に なぜ通う 通うつばめの 性悲し 思い切れない 今もなお 募るみれんが 邪魔をする… 抱いてください せめて明日の夢が欲しい 寒つばめ
ガス燈銀杏(いちょう)の並木に 傘の花が咲く それぞれの人生 ちりばめながら 夢の続き捜しても あなたはもういない 幕を降ろして消えてゆく 雨の交差点 ガス燈の灯りが この胸にしみる  別れの主役に させた憎い人 行き先も告げずに 置いてきぼりね 胸に飾る宝石も ほのかな香水も 今はなんにも欲しくない つのる恋心 ガス燈の灯りが おもいでを照らす  ビードロみたいね かりそめの恋は 足音も立てずに 横切るばかり 琥珀色(こはくいろ)の酒に酔い 歌った流行歌(はやりうた) そんなあなたのあの声が 耳につきささる ガス燈の灯りが 霧雨に煙る伍代夏子たきのえいじ市川昭介池多孝春銀杏(いちょう)の並木に 傘の花が咲く それぞれの人生 ちりばめながら 夢の続き捜しても あなたはもういない 幕を降ろして消えてゆく 雨の交差点 ガス燈の灯りが この胸にしみる  別れの主役に させた憎い人 行き先も告げずに 置いてきぼりね 胸に飾る宝石も ほのかな香水も 今はなんにも欲しくない つのる恋心 ガス燈の灯りが おもいでを照らす  ビードロみたいね かりそめの恋は 足音も立てずに 横切るばかり 琥珀色(こはくいろ)の酒に酔い 歌った流行歌(はやりうた) そんなあなたのあの声が 耳につきささる ガス燈の灯りが 霧雨に煙る
北の舟唄山背(やませ)が吠えて 海鳴りなけば 船は港で 待ちぼうけ やん衆かもめは 浜居酒屋で 夜毎(よごと)底なし 酒づかり いいからさ いいからさ 注がせておくれよ 私にも 一升徳利 呑み干したなら 唄ってあげよか 舟唄を  荒くれ波が 命をけずる そこがあんたの 夢舞台 辛口無口で ただうなづいて うなる雨戸を 指でさす いいからさ いいからさ その手で私を 抱きしめて すすけた柱の 暦をちぎり 待ってた分だけ 抱きしめて  いいからさ いいからさ 注がせておくれよ 私にも 一升徳利 呑み干したなら 唄ってあげよか 舟唄を伍代夏子たきのえいじ弦哲也山背(やませ)が吠えて 海鳴りなけば 船は港で 待ちぼうけ やん衆かもめは 浜居酒屋で 夜毎(よごと)底なし 酒づかり いいからさ いいからさ 注がせておくれよ 私にも 一升徳利 呑み干したなら 唄ってあげよか 舟唄を  荒くれ波が 命をけずる そこがあんたの 夢舞台 辛口無口で ただうなづいて うなる雨戸を 指でさす いいからさ いいからさ その手で私を 抱きしめて すすけた柱の 暦をちぎり 待ってた分だけ 抱きしめて  いいからさ いいからさ 注がせておくれよ 私にも 一升徳利 呑み干したなら 唄ってあげよか 舟唄を
京都から博多まで肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練が重い 鐘が鳴る鳴る 哀れむように 馬鹿な女と云うように 京都から博多まで あなたを追って 西へ流れて行く女  二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持をふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて行く女  京都育ちが 博多になれて 可愛いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も逢えずに泣く女伍代夏子阿久悠猪俣公章肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練が重い 鐘が鳴る鳴る 哀れむように 馬鹿な女と云うように 京都から博多まで あなたを追って 西へ流れて行く女  二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持をふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて行く女  京都育ちが 博多になれて 可愛いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も逢えずに泣く女
京都二年坂しょせん女は 裏方さんや 男はんとは 器が違う あなた叱って おくれやす 女 細うで 店のれん うちにゃ重たい 京都 つれづれ 二年坂  バカな女の 詮(せん)ない愚痴と 胸にしまって 両手を合わす 秋を信じぬ 蝉しぐれ 暮れてゆく空 見上げれば 時の流れに 京都 しみじみ 立ち尽くす  一度失くして 身につくものよ そうよ其処(そこ)から 見つけたものは あなた見ていて おくれやす 花は石をも 割って咲く うちが明日呼ぶ 京都 つれづれ 二年坂伍代夏子坂口照幸大地良前田俊明しょせん女は 裏方さんや 男はんとは 器が違う あなた叱って おくれやす 女 細うで 店のれん うちにゃ重たい 京都 つれづれ 二年坂  バカな女の 詮(せん)ない愚痴と 胸にしまって 両手を合わす 秋を信じぬ 蝉しぐれ 暮れてゆく空 見上げれば 時の流れに 京都 しみじみ 立ち尽くす  一度失くして 身につくものよ そうよ其処(そこ)から 見つけたものは あなた見ていて おくれやす 花は石をも 割って咲く うちが明日呼ぶ 京都 つれづれ 二年坂
金木犀路地にこぼれる 金木犀の 香りに揺れる面影よ 一年待てば 三年待てる あなたを信じて 待ちます私… 迷う気持は 捨てました ともす心の 恋灯り  ひとり待つ身の 女の弱さ 抱いて下さい この胸を 三年待てば 七年待てる 今夜の夢で 逢いたいあなた つらい噂は 聞き流す にじむ涙の ひとしずく  あなたのために綺麗でいたい 鏡をのぞいて なおす紅 七年待てば 一生待てる 明日を信じて 待ちます私… 悔いはしません 泣きません ともす心の 恋灯り伍代夏子麻こよみ水森英夫路地にこぼれる 金木犀の 香りに揺れる面影よ 一年待てば 三年待てる あなたを信じて 待ちます私… 迷う気持は 捨てました ともす心の 恋灯り  ひとり待つ身の 女の弱さ 抱いて下さい この胸を 三年待てば 七年待てる 今夜の夢で 逢いたいあなた つらい噂は 聞き流す にじむ涙の ひとしずく  あなたのために綺麗でいたい 鏡をのぞいて なおす紅 七年待てば 一生待てる 明日を信じて 待ちます私… 悔いはしません 泣きません ともす心の 恋灯り
空港何も知らずに あなたは言ったわ たまにはひとりの旅もいいよと 雨の空港 デッキにたたずみ 手をふるあなた 見えなくなるわ どうぞ帰って あの人のもとへ 私はひとり 去ってゆく  いつも静かに あなたの帰りを 待ってるやさしい 人がいるのよ 雨に煙った ジェットの窓から 涙をこらえ さよなら言うの どうぞ戻って あの人のもとへ 私は遠い町へゆく  愛は誰にも 負けないけれど 別れることが 二人のためよ どうぞ帰って あの人のもとへ 私はひとり 去ってゆく伍代夏子山上路夫猪俣公章何も知らずに あなたは言ったわ たまにはひとりの旅もいいよと 雨の空港 デッキにたたずみ 手をふるあなた 見えなくなるわ どうぞ帰って あの人のもとへ 私はひとり 去ってゆく  いつも静かに あなたの帰りを 待ってるやさしい 人がいるのよ 雨に煙った ジェットの窓から 涙をこらえ さよなら言うの どうぞ戻って あの人のもとへ 私は遠い町へゆく  愛は誰にも 負けないけれど 別れることが 二人のためよ どうぞ帰って あの人のもとへ 私はひとり 去ってゆく
車屋さんちょいとお待ちよ 車屋さん お前見込んで たのみがござんす この手紙 内緒(ないしょ)で渡して内緒で返事が 内緒で来るよに出来ゃせんかいな エー 相手の名前は聞くだけ 野暮(やぼ)よ 唄の文句にあるじゃないか 人の恋路を邪魔する奴は 窓の月さえ 憎らしい エー 車屋さん  それでどうしたの 車屋さん お前さっぱり お役に立たない お人柄(ひとがら) 内緒(ないしょ)で渡して内緒の返事が 内緒で来たのに何処(どこ)へやったのさ エー 忘れて来るとは そりゃあんまりよ 唄の文句にあるじゃないか あてにならない お人は馬鹿よ あてにする人 もっと馬鹿 エー 車屋さん伍代夏子米山正夫米山正夫ちょいとお待ちよ 車屋さん お前見込んで たのみがござんす この手紙 内緒(ないしょ)で渡して内緒で返事が 内緒で来るよに出来ゃせんかいな エー 相手の名前は聞くだけ 野暮(やぼ)よ 唄の文句にあるじゃないか 人の恋路を邪魔する奴は 窓の月さえ 憎らしい エー 車屋さん  それでどうしたの 車屋さん お前さっぱり お役に立たない お人柄(ひとがら) 内緒(ないしょ)で渡して内緒の返事が 内緒で来たのに何処(どこ)へやったのさ エー 忘れて来るとは そりゃあんまりよ 唄の文句にあるじゃないか あてにならない お人は馬鹿よ あてにする人 もっと馬鹿 エー 車屋さん
恋縁歌恋には印紙も はんこもいらぬ 心通えば ふたりはひとつ 粋な噂で 花添えながら 好いた惚れたで 夜が更ける あ~ 夜が更ける  桜が咲こうが あやめが咲こが 恋を咲かすにゃ 季節は問わぬ 雨が降ろうと みぞれが降ろと 燃えた心は 冷めやせぬ あ~ 冷めやせぬ  ほんとにあなたは いい人だから きっと誰にも 好かれるお人 お酒呑んだら 極楽とんぼ 酔えばその後 気にかかる あ~ 気にかかる  調子がいいのが あなたの取得 たまにゃつねって あげたくなるの 隠し事さえ 出来ないだけに それが悩みの 種になる あ~ 種になる  まあるい玉子も 切りよで四角 犬が西向きゃ しっぽは東 ついておいでと 云われたからにゃ あなたひとりが 道しるべ あ~ 恋縁歌伍代夏子たきのえいじ市川昭介恋には印紙も はんこもいらぬ 心通えば ふたりはひとつ 粋な噂で 花添えながら 好いた惚れたで 夜が更ける あ~ 夜が更ける  桜が咲こうが あやめが咲こが 恋を咲かすにゃ 季節は問わぬ 雨が降ろうと みぞれが降ろと 燃えた心は 冷めやせぬ あ~ 冷めやせぬ  ほんとにあなたは いい人だから きっと誰にも 好かれるお人 お酒呑んだら 極楽とんぼ 酔えばその後 気にかかる あ~ 気にかかる  調子がいいのが あなたの取得 たまにゃつねって あげたくなるの 隠し事さえ 出来ないだけに それが悩みの 種になる あ~ 種になる  まあるい玉子も 切りよで四角 犬が西向きゃ しっぽは東 ついておいでと 云われたからにゃ あなたひとりが 道しるべ あ~ 恋縁歌
恋ざんげあれは七月 蝉しぐれ 瀬音したたる いで湯宿 ふたり渡った あの橋は 女と男の 紅(あか)い橋 あゝシュルル シュルル シュルル 明かりをつけても 暗すぎる あゝシュルル シュルル シュルル 淋しさばかりが 群(むら)がって 夜更けのテレビは 蝉しぐれ  いまは三月 風の笛 みぞれ窓うつ 港宿 砂に埋(うも)れた あの難破船(ふね)は 思い出ばかりの 恋ざんげ あゝシュルル シュルル シュルル 春だというのに 寒すぎる あゝシュルル シュルル シュルル 海峡こぎだす 櫂(かい)もなく 夜更けのテレビに 雪が舞う  あゝシュルル シュルル シュルル 手酌のお酒は 酔いすぎる あゝシュルル シュルル シュルル 帯とく音さえ せつなくて 夜更けに泣いてる 恋ざんげ伍代夏子吉岡治猪俣公章あれは七月 蝉しぐれ 瀬音したたる いで湯宿 ふたり渡った あの橋は 女と男の 紅(あか)い橋 あゝシュルル シュルル シュルル 明かりをつけても 暗すぎる あゝシュルル シュルル シュルル 淋しさばかりが 群(むら)がって 夜更けのテレビは 蝉しぐれ  いまは三月 風の笛 みぞれ窓うつ 港宿 砂に埋(うも)れた あの難破船(ふね)は 思い出ばかりの 恋ざんげ あゝシュルル シュルル シュルル 春だというのに 寒すぎる あゝシュルル シュルル シュルル 海峡こぎだす 櫂(かい)もなく 夜更けのテレビに 雪が舞う  あゝシュルル シュルル シュルル 手酌のお酒は 酔いすぎる あゝシュルル シュルル シュルル 帯とく音さえ せつなくて 夜更けに泣いてる 恋ざんげ
恋しぐれ古い女と 言われても 私はあなたに つくすだけ すみを流した 日本海 苦しみ呼んで 心が揺れる あぁ 風が吹く 恋しぐれ  がまんしろよと 言われても あなた以外は 見えないの 抱いてください 折れるほど 曇る景色は 涙のせいか あぁ 離れない 恋しぐれ  苦労させたと 言われても 私はそれが うれしいの あなたの手紙 にぎりしめ ダイヤの乱れ 私の心 あぁ かきむしる 恋しぐれ伍代夏子大地良大地良前田俊明古い女と 言われても 私はあなたに つくすだけ すみを流した 日本海 苦しみ呼んで 心が揺れる あぁ 風が吹く 恋しぐれ  がまんしろよと 言われても あなた以外は 見えないの 抱いてください 折れるほど 曇る景色は 涙のせいか あぁ 離れない 恋しぐれ  苦労させたと 言われても 私はそれが うれしいの あなたの手紙 にぎりしめ ダイヤの乱れ 私の心 あぁ かきむしる 恋しぐれ
恋挽歌日暮れまぢかの 駅裏通り 指でふきとる 涙つぶ あなたいいのよ 背中を向けて きれいごと等(など) 云わないで 夢もつかのま 夢もつかのま あ~恋挽歌  二・六・十二の 一年すぎて 人の情(なさけ)が 身に沁(し)みる 肩を寄せ合う 赤ちょうちんに 雨のしずくで 秋がくる 肌がさみしい 肌がさみしい あ~恋挽歌  ひとり手じゃくの お酒とかけて 橋の通わぬ 川ととく 渡りきれない あなたの胸に 酔えば切なく なるばかり 咲くに咲けない 咲くに咲けない あ~恋挽歌伍代夏子たきのえいじ市川昭介日暮れまぢかの 駅裏通り 指でふきとる 涙つぶ あなたいいのよ 背中を向けて きれいごと等(など) 云わないで 夢もつかのま 夢もつかのま あ~恋挽歌  二・六・十二の 一年すぎて 人の情(なさけ)が 身に沁(し)みる 肩を寄せ合う 赤ちょうちんに 雨のしずくで 秋がくる 肌がさみしい 肌がさみしい あ~恋挽歌  ひとり手じゃくの お酒とかけて 橋の通わぬ 川ととく 渡りきれない あなたの胸に 酔えば切なく なるばかり 咲くに咲けない 咲くに咲けない あ~恋挽歌
恋夜雨生まれたばかりの 嬰児(みどりご)は きっとこうして 眠るのね あなたの広い 胸の中 雨が泣きます 叩きます 許されない恋 責めるよに 夜が心を 叩きます  乱れて流れる この髪が いつかあなたを 縛るなら 黒髪切って 悔いは無い カンと響いた 鹿脅(ししおど)し 何かの合図に するように 夜がからだを 引き寄せる  明日(あした)が他人に また戻す 恋は目隠し 探り鬼(さぐりおに) つないだこの手 離さない 旅の終わりの 隠れ宿 戻れる世間は もう無いと 夜が教える 恋夜雨伍代夏子喜多條忠若草恵若草恵生まれたばかりの 嬰児(みどりご)は きっとこうして 眠るのね あなたの広い 胸の中 雨が泣きます 叩きます 許されない恋 責めるよに 夜が心を 叩きます  乱れて流れる この髪が いつかあなたを 縛るなら 黒髪切って 悔いは無い カンと響いた 鹿脅(ししおど)し 何かの合図に するように 夜がからだを 引き寄せる  明日(あした)が他人に また戻す 恋は目隠し 探り鬼(さぐりおに) つないだこの手 離さない 旅の終わりの 隠れ宿 戻れる世間は もう無いと 夜が教える 恋夜雨
こころ川浮くも沈むも 運命のままに 惚れて寄り添う 恋の舟 人の噂も 世間の風も 耐えてゆけるわ ふたりなら いのち預けた… こころ川  他人がみたなら 苦労の橋も 愛があるから 越えられる こんな男で いいのかなんて 照れるやさしさ 暖かさ かたい契りの… こころ川  夢をお猪口に 酌ぎあいながら 雲の向こうの 月をみる 明日という名の しあわせ岸辺 きっと着きます ふたりなら いのち重ねる… こころ川伍代夏子仁井谷俊也水森英夫南郷達也浮くも沈むも 運命のままに 惚れて寄り添う 恋の舟 人の噂も 世間の風も 耐えてゆけるわ ふたりなら いのち預けた… こころ川  他人がみたなら 苦労の橋も 愛があるから 越えられる こんな男で いいのかなんて 照れるやさしさ 暖かさ かたい契りの… こころ川  夢をお猪口に 酌ぎあいながら 雲の向こうの 月をみる 明日という名の しあわせ岸辺 きっと着きます ふたりなら いのち重ねる… こころ川
五百川川の瀬音が 耳元で 沁みてはじけて 渦になる あなた教えて 断ち切る術(すべ)を 日毎心が やせ細る 西の京都を ふりだしに 教えて みちのく 五百川  いいの私が 身を引くと 云ったことさえ 二度三度 無理を承知の 女の心 どうか判って 抱きしめて あなた恋しい 今更に 日暮れて 佇む 五百川  岩にはりつく 湯の花の 色の白さよ はかなさよ 燃える思いを どうすりゃいいの こぼす涙も 底をつく 雨に変われば 逃げ水が 競って 流れる 五百川伍代夏子たきのえいじ岡千秋川の瀬音が 耳元で 沁みてはじけて 渦になる あなた教えて 断ち切る術(すべ)を 日毎心が やせ細る 西の京都を ふりだしに 教えて みちのく 五百川  いいの私が 身を引くと 云ったことさえ 二度三度 無理を承知の 女の心 どうか判って 抱きしめて あなた恋しい 今更に 日暮れて 佇む 五百川  岩にはりつく 湯の花の 色の白さよ はかなさよ 燃える思いを どうすりゃいいの こぼす涙も 底をつく 雨に変われば 逃げ水が 競って 流れる 五百川
ごめん辛くないよと 首を振る そんなおまえに 借りがある くされ縁とか 運命(さだめ)とか 云って苦労の かけ通し ごめん ごめん ごめんよおまえ ごめんよおまえ  せめて人並 それでいい あとはおまけと 笑う奴 稽古不足と照れながら おちょこ 片手に さし向かい ごめん ごめん ごめんよおまえ ごめんよおまえ  どんな夢みて 眠るやら たてる寝息の いじらしさ 二度も三度も 道草を させて しあわせ 遠まわり ごめん ごめん ごめんよおまえ ごめんよおまえ伍代夏子たきのえいじ弦哲也前田俊明辛くないよと 首を振る そんなおまえに 借りがある くされ縁とか 運命(さだめ)とか 云って苦労の かけ通し ごめん ごめん ごめんよおまえ ごめんよおまえ  せめて人並 それでいい あとはおまけと 笑う奴 稽古不足と照れながら おちょこ 片手に さし向かい ごめん ごめん ごめんよおまえ ごめんよおまえ  どんな夢みて 眠るやら たてる寝息の いじらしさ 二度も三度も 道草を させて しあわせ 遠まわり ごめん ごめん ごめんよおまえ ごめんよおまえ
酒場にて好きでお酒を 飲んじゃいないわ 家(うち)にひとり帰る時が こわい私よ あのドアを開けてみたって あなたはいない 暗い闇が私を 待ってるだけよ また長い夜をどうして すごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋  どうぞお店が 終わるときまで ここにおいてひとりだけで 飲んでいるから 死ぬこともできず今でも あなたを想い 今日もひとり酒場で 泣いてる私 また長い夜をどうして すごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋  死ぬこともできず今でも あなたを想い 今日もひとり酒場で 泣いてる私 また長い夜をどうして すごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋伍代夏子山上路夫鈴木邦彦好きでお酒を 飲んじゃいないわ 家(うち)にひとり帰る時が こわい私よ あのドアを開けてみたって あなたはいない 暗い闇が私を 待ってるだけよ また長い夜をどうして すごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋  どうぞお店が 終わるときまで ここにおいてひとりだけで 飲んでいるから 死ぬこともできず今でも あなたを想い 今日もひとり酒場で 泣いてる私 また長い夜をどうして すごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋  死ぬこともできず今でも あなたを想い 今日もひとり酒場で 泣いてる私 また長い夜をどうして すごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋
さくら貝の歌美しき 桜貝一つ 去り行ける 君にささげん この貝は 去年(こぞ)の浜辺に われ一人 ひろいし貝よ  ほのぼのと うす紅染むるは わが燃ゆる さみし血潮よ はろばろと かよう香りは 君恋(こ)うる 胸のさざなみ  ああなれど 我が想いははかなく うつし世の なぎさに果てぬ伍代夏子土屋花情八洲秀章石田勝範美しき 桜貝一つ 去り行ける 君にささげん この貝は 去年(こぞ)の浜辺に われ一人 ひろいし貝よ  ほのぼのと うす紅染むるは わが燃ゆる さみし血潮よ はろばろと かよう香りは 君恋(こ)うる 胸のさざなみ  ああなれど 我が想いははかなく うつし世の なぎさに果てぬ
さくら さくらさくら さくら やよいの空(そら)は 見(み)わたす限(かぎ)り かすみか雲(くも)か 匂(にお)いぞ出(い)ずる いざや いざや 見(み)にゆかん  さくら さくら 野山(のやま)も里(さと)も 見(み)わたす限(かぎ)り かすみか雲(くも)か 朝日(あさひ)ににおう さくら さくら 花(はな)ざかり伍代夏子日本古謡日本古謡石田勝範さくら さくら やよいの空(そら)は 見(み)わたす限(かぎ)り かすみか雲(くも)か 匂(にお)いぞ出(い)ずる いざや いざや 見(み)にゆかん  さくら さくら 野山(のやま)も里(さと)も 見(み)わたす限(かぎ)り かすみか雲(くも)か 朝日(あさひ)ににおう さくら さくら 花(はな)ざかり
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
下町の太陽下町の空に かがやく太陽は よろこびと 悲しみ写す ガラス窓 心のいたむ その朝は 足音しみる 橋の上 あゝ太陽に 呼びかける  下町の恋を 育てた太陽は 縁日に 二人で分けた 丸いあめ 口さえきけず 別れては 祭りの午後の なつかしく あゝ太陽に 涙ぐむ  下町の屋根を 温(ぬく)める太陽は 貧しくも 笑顔を消さぬ 母の顔 悩みを夢を うちあけて 路地にも幸(さち)の くるように あゝ太陽と 今日もまた伍代夏子横井弘江口浩司石田勝範下町の空に かがやく太陽は よろこびと 悲しみ写す ガラス窓 心のいたむ その朝は 足音しみる 橋の上 あゝ太陽に 呼びかける  下町の恋を 育てた太陽は 縁日に 二人で分けた 丸いあめ 口さえきけず 別れては 祭りの午後の なつかしく あゝ太陽に 涙ぐむ  下町の屋根を 温(ぬく)める太陽は 貧しくも 笑顔を消さぬ 母の顔 悩みを夢を うちあけて 路地にも幸(さち)の くるように あゝ太陽と 今日もまた
失恋記念日初めてあなたと 旅したときの 寝台列車(ブルートレイン)に乗りました 心の隙き間に零(こぼ)れていたか 亡くした筈の 思い出たちが 停車のたびに 停車のたびに 顔を出します  わたしうとうと 夢ん中 失恋記念日 みれんがあって 船へと乗り継ぎ 小豆島 白い花は オリーブですね 三年前も咲いていた  引き潮だったら いっぽん道に 潮が満ちれば 海になる (エンジェルロード)の道行だもの 浜から島へ たどり着いたら ふたりの愛は ふたりの愛は 永遠なのに  わたしうらうら 店ん中 失恋記念日 乾杯しては 「弥助」で地魚 食べてます ちょっとピッチ 早すぎですか あなたをまるで忘れてる  わたしゆらゆら 船ん中 失恋記念日 今日から消して あなたに会わずに 帰ります トンとなにか 肩から落ちた 清(さや)かな風の瀬戸の朝伍代夏子吉岡治若草恵初めてあなたと 旅したときの 寝台列車(ブルートレイン)に乗りました 心の隙き間に零(こぼ)れていたか 亡くした筈の 思い出たちが 停車のたびに 停車のたびに 顔を出します  わたしうとうと 夢ん中 失恋記念日 みれんがあって 船へと乗り継ぎ 小豆島 白い花は オリーブですね 三年前も咲いていた  引き潮だったら いっぽん道に 潮が満ちれば 海になる (エンジェルロード)の道行だもの 浜から島へ たどり着いたら ふたりの愛は ふたりの愛は 永遠なのに  わたしうらうら 店ん中 失恋記念日 乾杯しては 「弥助」で地魚 食べてます ちょっとピッチ 早すぎですか あなたをまるで忘れてる  わたしゆらゆら 船ん中 失恋記念日 今日から消して あなたに会わずに 帰ります トンとなにか 肩から落ちた 清(さや)かな風の瀬戸の朝
信濃路暮色黄昏(きん)に染まった 信濃の川は まるで解いた 帯のよう あなた明日(あした)は 他人になって ちがう列車に 乗るけれど いいのよいいの 言葉にしたら 逃げてしまうわ 倖(しあわ)せが…  襟をくすぐる 浅間の風に 火照る素肌が 月を待つ ひと夜契りの 別れが来ても 乳房(むね)に宿して いたいから いいのよいいの 悲しくたって そばで眠れる 倖(しあわ)せが…  湯煙(ゆげ)に隠れた 小諸の里が もしもこの世の 果てならば ふたりこのまま 霞の中で 恋をつらぬき 暮すけど いいのよいいの 出逢えただけで そんな愛でも 倖(しあわ)せが…伍代夏子荒木とよひさ岡千秋黄昏(きん)に染まった 信濃の川は まるで解いた 帯のよう あなた明日(あした)は 他人になって ちがう列車に 乗るけれど いいのよいいの 言葉にしたら 逃げてしまうわ 倖(しあわ)せが…  襟をくすぐる 浅間の風に 火照る素肌が 月を待つ ひと夜契りの 別れが来ても 乳房(むね)に宿して いたいから いいのよいいの 悲しくたって そばで眠れる 倖(しあわ)せが…  湯煙(ゆげ)に隠れた 小諸の里が もしもこの世の 果てならば ふたりこのまま 霞の中で 恋をつらぬき 暮すけど いいのよいいの 出逢えただけで そんな愛でも 倖(しあわ)せが…
しのぶ吐息まじりに 微笑(わら)った 頬に淋(さみ)しい ほくろがひとつ どこかおまえに 似ている 似ているようで 酔いにまかせて 抱きよせた しのぶ…… しのぶ…… 小さな爪が ああ 背にいたい  不幸つづきの 運命(さだめ)が 痩(や)せたおまえを なお細くする なんでいまさら 旅路の 旅路のはてで すてたおんなの 名をなぞる しのぶ…… しのぶ…… のむほどにがい ああ こおり酒  おとぎばなしか 酒場は 酒のちからで 夢さえかなう ふたり咲かせる 小さな 小さな春を 逢いに帰ろうか あの路地へ しのぶ…… しのぶ…… さすらう町に ああ 冬の雨伍代夏子吉岡治市川昭介吐息まじりに 微笑(わら)った 頬に淋(さみ)しい ほくろがひとつ どこかおまえに 似ている 似ているようで 酔いにまかせて 抱きよせた しのぶ…… しのぶ…… 小さな爪が ああ 背にいたい  不幸つづきの 運命(さだめ)が 痩(や)せたおまえを なお細くする なんでいまさら 旅路の 旅路のはてで すてたおんなの 名をなぞる しのぶ…… しのぶ…… のむほどにがい ああ こおり酒  おとぎばなしか 酒場は 酒のちからで 夢さえかなう ふたり咲かせる 小さな 小さな春を 逢いに帰ろうか あの路地へ しのぶ…… しのぶ…… さすらう町に ああ 冬の雨
忍ぶ雨GOLD LYLIC人目にふれる 花よりも 影で 寄り添う 花がいい めぐり逢わせの ふしあわせ なぜに 私についてくる 夢待ち 浮き草 忍ぶ雨  あなたを真似て 飲むお酒 胸の芯まで しみてくる 雨のすだれの 向こうには きっと ふたりの 明日がある さみだれ 浮き草 忍ぶ雨  うわべで飾る しあわせは しょせん ふたりの 身につかぬ 女ざかりの 短かさを あなた その手で 抱きしめて 夢待ち 浮き草 忍ぶ雨GOLD LYLIC伍代夏子たきのえいじ市川昭介人目にふれる 花よりも 影で 寄り添う 花がいい めぐり逢わせの ふしあわせ なぜに 私についてくる 夢待ち 浮き草 忍ぶ雨  あなたを真似て 飲むお酒 胸の芯まで しみてくる 雨のすだれの 向こうには きっと ふたりの 明日がある さみだれ 浮き草 忍ぶ雨  うわべで飾る しあわせは しょせん ふたりの 身につかぬ 女ざかりの 短かさを あなた その手で 抱きしめて 夢待ち 浮き草 忍ぶ雨
忍ぶ雨(セリフ入り)人目にふれる 花よりも 影で寄りそう 花がいい  めぐり逢わせの ふしあわせ なぜに 私についてくる 夢待ち 浮き草 忍ぶ雨  (世渡り下手な私だけれど くやんでなんかいません あの花だって雨に打たれながら 咲く時をじっと待ってる… こんな私でよっかた いつまでもそばにおいてください。)  あなたを真似て 飲むお酒 胸の芯まで しみてくる 雨のすだれの 向こうには きっと ふたりの明日がある さみだれ 浮き草 忍ぶ雨  (両手広げたあなたの胸が 私の暮らす場所… 夢の灯りが点る場所… こんなにしあわせなのに 泣くなんておかしいわねぇ…)  うわべで飾る しあわせは しょせん ふたりの身につかぬ 女ざかりの 短さを あなた その手で抱きしめて 夢待ち 浮き草 忍ぶ雨伍代夏子たきのえいじ市川昭介人目にふれる 花よりも 影で寄りそう 花がいい  めぐり逢わせの ふしあわせ なぜに 私についてくる 夢待ち 浮き草 忍ぶ雨  (世渡り下手な私だけれど くやんでなんかいません あの花だって雨に打たれながら 咲く時をじっと待ってる… こんな私でよっかた いつまでもそばにおいてください。)  あなたを真似て 飲むお酒 胸の芯まで しみてくる 雨のすだれの 向こうには きっと ふたりの明日がある さみだれ 浮き草 忍ぶ雨  (両手広げたあなたの胸が 私の暮らす場所… 夢の灯りが点る場所… こんなにしあわせなのに 泣くなんておかしいわねぇ…)  うわべで飾る しあわせは しょせん ふたりの身につかぬ 女ざかりの 短さを あなた その手で抱きしめて 夢待ち 浮き草 忍ぶ雨
渋谷百年総踊り百年前にもお会いしましたか 朱鷺色浴衣 可憐な娘 金王八幡宮 子授け祈願 祭囃子も下る坂 手拍子合わせて ながめてかざす 踊れ弥栄 集えや谷へ 渋谷百年総踊り  秋田生まれで ふるさと東京 ハチと呼ばれて幾年か 景色変われど 花咲く笑顔 今日はどなたが待ち合わせ 手拍子合わせて ながめてかざす 踊れ弥栄 集えや谷へ 渋谷百年総踊り  百年先でもお会いしましょうね 緑豊かな街並みと 百軒店から恋文送ろうか 春の小川はさらさらと 手拍子合わせて ながめてかざす 踊れ弥栄 集えや谷へ 渋谷百年総踊り伍代夏子比嘉栄昇比嘉栄昇塩塚博百年前にもお会いしましたか 朱鷺色浴衣 可憐な娘 金王八幡宮 子授け祈願 祭囃子も下る坂 手拍子合わせて ながめてかざす 踊れ弥栄 集えや谷へ 渋谷百年総踊り  秋田生まれで ふるさと東京 ハチと呼ばれて幾年か 景色変われど 花咲く笑顔 今日はどなたが待ち合わせ 手拍子合わせて ながめてかざす 踊れ弥栄 集えや谷へ 渋谷百年総踊り  百年先でもお会いしましょうね 緑豊かな街並みと 百軒店から恋文送ろうか 春の小川はさらさらと 手拍子合わせて ながめてかざす 踊れ弥栄 集えや谷へ 渋谷百年総踊り
人生いろいろ死んでしまおうなんて 悩んだりしたわ バラもコスモスたちも 枯れておしまいと 髪をみじかくしたり 強く小指をかんだり 自分ばかりを責めて 泣いてすごしたわ ねえおかしいでしょ若いころ ねえ滑稽でしょ若いころ 笑いばなしに涙がいっぱい 涙の中に若さがいっぱい  人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの  恋は突然くるわ 別れもそうね そしてこころを乱し 神に祈るのよ どんな大事な恋も 軽いあそびでも 一度なくしてわかる 胸のときめきよ いまかがやくのよ私たち いまとびたつのよ私たち 笑いばなしに希望がいっぱい 希望の中に若さがいっぱい 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの  人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの  人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの伍代夏子中山大三郎浜口庫之助死んでしまおうなんて 悩んだりしたわ バラもコスモスたちも 枯れておしまいと 髪をみじかくしたり 強く小指をかんだり 自分ばかりを責めて 泣いてすごしたわ ねえおかしいでしょ若いころ ねえ滑稽でしょ若いころ 笑いばなしに涙がいっぱい 涙の中に若さがいっぱい  人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの  恋は突然くるわ 別れもそうね そしてこころを乱し 神に祈るのよ どんな大事な恋も 軽いあそびでも 一度なくしてわかる 胸のときめきよ いまかがやくのよ私たち いまとびたつのよ私たち 笑いばなしに希望がいっぱい 希望の中に若さがいっぱい 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの  人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの  人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの
人生にありがとう子供の頃は 夕焼け空に 遠くの未来 見つめてた 何故に生まれて 何処へ行くのか 心にいつも 話しかけ 切なくなるほど懐かしい 時代を駆け抜けて 一人の女性にしてくれた 追憶(おもいで)はあるけれど 明日はきっと世の中で 一番近い未来だから 愛する人のその胸で 人生にありがとう  都会の空の 四角い窓は いろんな暮らし 宿すけど 穏やかならば 温かならば 家路を急ぐ 場所がある 小さな倖せそれでいい 哀しみ抱きしめて 涙を一人にさせるけど 微笑みでさよならを 明日はきっと生きてきた 初めて出逢う未来だから 愛する人のその胸で 人生にありがとう  明日はきっと世の中で 一番近い未来だから 愛する人のその胸で 人生にありがとう 人生にありがとう伍代夏子荒木とよひさ羽場仁志林有三子供の頃は 夕焼け空に 遠くの未来 見つめてた 何故に生まれて 何処へ行くのか 心にいつも 話しかけ 切なくなるほど懐かしい 時代を駆け抜けて 一人の女性にしてくれた 追憶(おもいで)はあるけれど 明日はきっと世の中で 一番近い未来だから 愛する人のその胸で 人生にありがとう  都会の空の 四角い窓は いろんな暮らし 宿すけど 穏やかならば 温かならば 家路を急ぐ 場所がある 小さな倖せそれでいい 哀しみ抱きしめて 涙を一人にさせるけど 微笑みでさよならを 明日はきっと生きてきた 初めて出逢う未来だから 愛する人のその胸で 人生にありがとう  明日はきっと世の中で 一番近い未来だから 愛する人のその胸で 人生にありがとう 人生にありがとう
人生めぐり愛人生は めぐり愛 あなたに あなたにありがとう  夜汽車に揺られ 旅から旅と 明日(あした)も見えない道でした それでも歌に 命をかけて 走り続けた 私です 人生は めぐり愛 あなたが夢を 灯してくれた 幸せな めぐり愛 あなたに あなたにありがとう  夢のかけらも吹き飛ぶような 涙の夜も ありました それでも歌が 大好きで 走り続けた 私です 人生は めぐり愛 年を重ねて 幸せ知った 人生は これからね あなたに あなたにありがとう  幸せな めぐり愛 あなたに あなたにありがとう あなたに あなたにありがとう伍代夏子宮下康仁石田勝範石田勝範人生は めぐり愛 あなたに あなたにありがとう  夜汽車に揺られ 旅から旅と 明日(あした)も見えない道でした それでも歌に 命をかけて 走り続けた 私です 人生は めぐり愛 あなたが夢を 灯してくれた 幸せな めぐり愛 あなたに あなたにありがとう  夢のかけらも吹き飛ぶような 涙の夜も ありました それでも歌が 大好きで 走り続けた 私です 人生は めぐり愛 年を重ねて 幸せ知った 人生は これからね あなたに あなたにありがとう  幸せな めぐり愛 あなたに あなたにありがとう あなたに あなたにありがとう
瀬田の夕暮れ川面に映る 茜の空が 心変わりに 澄んで見える 遠い瞳(め)をして 黙ったままで あなたは誰を想うのか 瀬田の夕暮れ 宵の闇 ぽつりぽつりと 灯(ひ)がともる  寝ぐらに帰る 水辺の鳥が 翼広げて 飛び立つように 胸にさざ波 たててくひとよ あなたは何処へ帰るのか 瀬田の夕暮れ 穏やかに 川は琵琶湖へ 流れ往(ゆ)く  橋の欄干 擬宝珠(ぎぼし)が並び 恋の終わりを 見届けるよう 風が冷たく 心を梳いて 涙がふいに溢れだす 瀬田の夕暮れ 唐橋を ひとりきりでは 渡れない  瀬田の夕暮れ 宵の闇 ぽつりぽつりと 灯(ひ)がともる伍代夏子友利歩未羽場仁志川面に映る 茜の空が 心変わりに 澄んで見える 遠い瞳(め)をして 黙ったままで あなたは誰を想うのか 瀬田の夕暮れ 宵の闇 ぽつりぽつりと 灯(ひ)がともる  寝ぐらに帰る 水辺の鳥が 翼広げて 飛び立つように 胸にさざ波 たててくひとよ あなたは何処へ帰るのか 瀬田の夕暮れ 穏やかに 川は琵琶湖へ 流れ往(ゆ)く  橋の欄干 擬宝珠(ぎぼし)が並び 恋の終わりを 見届けるよう 風が冷たく 心を梳いて 涙がふいに溢れだす 瀬田の夕暮れ 唐橋を ひとりきりでは 渡れない  瀬田の夕暮れ 宵の闇 ぽつりぽつりと 灯(ひ)がともる
雪中相合傘あゝ あなた ここから先は 人生乱吹(ふぶき)の 旅ですね 恋はおもたい 峠は深い 相合傘で こえてゆく やみ間に雪の 目がひかる  あゝ あなた この不しあわせ それでもわたしが 好きですか 辛くないかと 小膝をさすり 抱きしめられりゃ 切なくて ほろほろ泣きの なみだ声  あゝ あなた 想いは同じ いで湯でゆったり やすみましょ 生きてみせます 死ぬ気になって 相合傘は いのち傘 お宿の灯り はやく来い…伍代夏子池田充男弦哲也南郷達也あゝ あなた ここから先は 人生乱吹(ふぶき)の 旅ですね 恋はおもたい 峠は深い 相合傘で こえてゆく やみ間に雪の 目がひかる  あゝ あなた この不しあわせ それでもわたしが 好きですか 辛くないかと 小膝をさすり 抱きしめられりゃ 切なくて ほろほろ泣きの なみだ声  あゝ あなた 想いは同じ いで湯でゆったり やすみましょ 生きてみせます 死ぬ気になって 相合傘は いのち傘 お宿の灯り はやく来い…
雪中花風に風に 群れとぶ鴎(かもめ) 波が牙(きば)むく 越前岬 ここが故郷(ふるさと) がんばりますと 花はりりしい 雪中花 小さな母の 面影揺(ゆ)れてます  紅(べに)を紅を さすこともなく 趣味は楽しく 働くことと 母の言葉が いまでも残る 雪をかぶった 雪中花 しあわせ薄い 背中を知ってます  いつかいつか 薄日(うすび)がさして 波もうららな 越前岬 見ててください 出直しますと 花はけなげな 雪中花 優しい母の 笑顔が咲いてます伍代夏子吉岡治市川昭介風に風に 群れとぶ鴎(かもめ) 波が牙(きば)むく 越前岬 ここが故郷(ふるさと) がんばりますと 花はりりしい 雪中花 小さな母の 面影揺(ゆ)れてます  紅(べに)を紅を さすこともなく 趣味は楽しく 働くことと 母の言葉が いまでも残る 雪をかぶった 雪中花 しあわせ薄い 背中を知ってます  いつかいつか 薄日(うすび)がさして 波もうららな 越前岬 見ててください 出直しますと 花はけなげな 雪中花 優しい母の 笑顔が咲いてます
千本曼殊沙華月が弓引く 夕間暮れ 長い廊下は つなわたり 行(ゆ)けば地獄 戻れど地獄 ならば ならば行(ゆ)きましょう 憎さ恋しさ じんじんと 逢えば逢うほど ふえてゆく 直らぬままの赤い傷 ああ 心一面 曼殊沙華(まんじゅしゃげ)  夢はやさしい 嘘なのに 知っていながら 夢をみる 泣けば地獄 叫べど地獄 いっそ いっそ微笑んで からむ手足の あやとりが もつれもつれて 離れない あなたが誰を愛しても ああ 私真っ直ぐ 曼殊沙華(まんじゅしゃげ)  強い夜風が 吹きぬける 金の稲妻 くもの糸 抱けば地獄 捨てても地獄 ならば ならば抱きましょう 恋の炎に 身を投げて 灰になりたい おんなです 幸せなんていらないの ああ 心一面 曼殊沙華(まんじゅしゃげ)伍代夏子田久保真見若草恵南郷達也月が弓引く 夕間暮れ 長い廊下は つなわたり 行(ゆ)けば地獄 戻れど地獄 ならば ならば行(ゆ)きましょう 憎さ恋しさ じんじんと 逢えば逢うほど ふえてゆく 直らぬままの赤い傷 ああ 心一面 曼殊沙華(まんじゅしゃげ)  夢はやさしい 嘘なのに 知っていながら 夢をみる 泣けば地獄 叫べど地獄 いっそ いっそ微笑んで からむ手足の あやとりが もつれもつれて 離れない あなたが誰を愛しても ああ 私真っ直ぐ 曼殊沙華(まんじゅしゃげ)  強い夜風が 吹きぬける 金の稲妻 くもの糸 抱けば地獄 捨てても地獄 ならば ならば抱きましょう 恋の炎に 身を投げて 灰になりたい おんなです 幸せなんていらないの ああ 心一面 曼殊沙華(まんじゅしゃげ)
走馬灯やさしい言葉の 数よりも 恋しいあなたの 腕まくら 屋形船さえ 肩寄せて 向こう岸まで 旅をする 隅田 駒形 走馬灯  千代紙細工の ほおづきを 飾った夜店の 路地伝い 古い映画を みるようで 何故か心が 辛くなる 吾妻 浅草 走馬灯  夢路の女に 似てるねと 口ぐせみたいに 云うあなた そんな昔も あったけど うしろ髪ひく 夢のあと 築地 千束 走馬灯伍代夏子たきのえいじ緑一二三やさしい言葉の 数よりも 恋しいあなたの 腕まくら 屋形船さえ 肩寄せて 向こう岸まで 旅をする 隅田 駒形 走馬灯  千代紙細工の ほおづきを 飾った夜店の 路地伝い 古い映画を みるようで 何故か心が 辛くなる 吾妻 浅草 走馬灯  夢路の女に 似てるねと 口ぐせみたいに 云うあなた そんな昔も あったけど うしろ髪ひく 夢のあと 築地 千束 走馬灯
袖しぐれあふれる涙を 蛇の目の傘に 隠して別れた 橋の上 形も見えない あなたの心 信じる私は 愚かでしょうか 後悔しません 愛したことは 胸に名残(なごり)の 雨が降る  あなたの吐息に 包まれながら 眠ったあの日の 雨の音 悲しい別れの 前触れさえも 気づかぬ振りして 抱かれた私 夢など見ません これから二度と 音もたてずに 雨が降る  あなたの唇 恋しい夜は 目を閉じ小指の 爪をかむ 明日(あした)がわからぬ 幸せだから 女はなおさら 尽くしてみたい 忘れはしません あなたのことは 恋を散らして 雨が降る伍代夏子麻こよみ四方章人前田俊明あふれる涙を 蛇の目の傘に 隠して別れた 橋の上 形も見えない あなたの心 信じる私は 愚かでしょうか 後悔しません 愛したことは 胸に名残(なごり)の 雨が降る  あなたの吐息に 包まれながら 眠ったあの日の 雨の音 悲しい別れの 前触れさえも 気づかぬ振りして 抱かれた私 夢など見ません これから二度と 音もたてずに 雨が降る  あなたの唇 恋しい夜は 目を閉じ小指の 爪をかむ 明日(あした)がわからぬ 幸せだから 女はなおさら 尽くしてみたい 忘れはしません あなたのことは 恋を散らして 雨が降る
旅一夜つるべ落しの 一筆に 染まる湯けむり かずら橋 髪の乱れで 涙を隠し ひとりで綴る 私小説 あなた恋しい あなた あなた恋しい 旅一夜  表通りも 色あせて 途中下車する人もない 時の流れを せき止めたって 戻れやしない ふり出しに 問わず語りの 問わず 問わず語りの 旅一夜  古いシネマを見ているようで 今ではすがる 胸もない 夢も手さぐり 旅一夜  みやこわすれの一輪を 添えて悲しい 仮の宿伍代夏子たきのえいじ村下孝蔵つるべ落しの 一筆に 染まる湯けむり かずら橋 髪の乱れで 涙を隠し ひとりで綴る 私小説 あなた恋しい あなた あなた恋しい 旅一夜  表通りも 色あせて 途中下車する人もない 時の流れを せき止めたって 戻れやしない ふり出しに 問わず語りの 問わず 問わず語りの 旅一夜  古いシネマを見ているようで 今ではすがる 胸もない 夢も手さぐり 旅一夜  みやこわすれの一輪を 添えて悲しい 仮の宿
津軽半島三味線(しゅみ)の太悼 響くよに 波がちぎれて 舞いあがる 一か八かの 夢ぶらさげて 体ひとつで あんた沖にでる 切ないね 女って 背中見送る 役ばかり 足手まといは 承知の上で ついて行きたい 風がしみる 津軽半島  岬まわれば カモメさえ 羽根をふるわせ 引き返す こんな日暮れは 心が時化(しけ)る 潮の匂いの 胸が恋しいよ 淋しいね 女って いつも未練の 綱を引く 海のあんたにゃ 余計な荷物 好いた惚れたは 胸が燃える 津軽半島  切ないね 女って 背中見送る 役ばかり 足手まといは 承知の上で ついて行きたい 風がしみる 津軽半島伍代夏子たきのえいじ弦哲也三味線(しゅみ)の太悼 響くよに 波がちぎれて 舞いあがる 一か八かの 夢ぶらさげて 体ひとつで あんた沖にでる 切ないね 女って 背中見送る 役ばかり 足手まといは 承知の上で ついて行きたい 風がしみる 津軽半島  岬まわれば カモメさえ 羽根をふるわせ 引き返す こんな日暮れは 心が時化(しけ)る 潮の匂いの 胸が恋しいよ 淋しいね 女って いつも未練の 綱を引く 海のあんたにゃ 余計な荷物 好いた惚れたは 胸が燃える 津軽半島  切ないね 女って 背中見送る 役ばかり 足手まといは 承知の上で ついて行きたい 風がしみる 津軽半島
月の宿月を映した 湯舟に浸り 洗い流そか 未練の涙 肩に舞い散る 花びらみたい 燃えて尽きれば よかったわ 愛し足りない 悔しさよ しんしん 深山の 月の宿  風の音にも ふと振り返り 窓にあなたの 面影さがす おんな心の 弱さでしょうか 夜の寒さに すすきさえ 泣いているよな 信濃路の しんしん 更けゆく 月の宿  別れようかと 言われる前に つらい旅立ち 選んだ私 二度とあなたに 帰れはしない すがる明日は 来るかしら お酒飲むほど この胸に しんしん 沁みます 月の宿伍代夏子竹田賢竹田賢月を映した 湯舟に浸り 洗い流そか 未練の涙 肩に舞い散る 花びらみたい 燃えて尽きれば よかったわ 愛し足りない 悔しさよ しんしん 深山の 月の宿  風の音にも ふと振り返り 窓にあなたの 面影さがす おんな心の 弱さでしょうか 夜の寒さに すすきさえ 泣いているよな 信濃路の しんしん 更けゆく 月の宿  別れようかと 言われる前に つらい旅立ち 選んだ私 二度とあなたに 帰れはしない すがる明日は 来るかしら お酒飲むほど この胸に しんしん 沁みます 月の宿
九十九坂傘に隠れて ふく涙  払いきれない 未練まで  耐えるのも 追いかけるのも  恋の道とか 言うけれど  登りきりたい 登れない  女 七(なな)坂 九十九(つづら)坂   ふたり重ねた おもいでを  あなたお願い 消さないで  その胸が ふるさとだから  抱いてください おもいきり  すがりつきたい すがれない  女 うたかた 九十九(つづら)坂   いくら手さぐり してみても  明日が見えない ひとりでは  もう一度 夢の荷造り  させてください 私にも  離したくない 離さない  女 うす紅 九十九(つづら)坂  伍代夏子たきのえいじ八木架寿人傘に隠れて ふく涙  払いきれない 未練まで  耐えるのも 追いかけるのも  恋の道とか 言うけれど  登りきりたい 登れない  女 七(なな)坂 九十九(つづら)坂   ふたり重ねた おもいでを  あなたお願い 消さないで  その胸が ふるさとだから  抱いてください おもいきり  すがりつきたい すがれない  女 うたかた 九十九(つづら)坂   いくら手さぐり してみても  明日が見えない ひとりでは  もう一度 夢の荷造り  させてください 私にも  離したくない 離さない  女 うす紅 九十九(つづら)坂  
恋文電話をしても 前とは違う 別れの言葉が 怖いから 手紙を書きます 冬路を旅する あゝ 頼りなさ 文字も心も 乱れがち みちのく 雪舞う 夜汽車……  何度も家(うち)の そばまで行って 勇気がないから 遠見だけ 手紙を書きます 噂もきいてる あゝ 噂です 情けないほど 好きだから 返事はいらない あなた……  宛(あて)なく駅を 降りてくように 消しては破いて 書きおえた 手紙を出します 女と男の あゝ 夢違い 一夜泊(いちやどま)りで 帰ります みちのく 雪舞う 宿で……伍代夏子吉岡治水森英夫前田俊明電話をしても 前とは違う 別れの言葉が 怖いから 手紙を書きます 冬路を旅する あゝ 頼りなさ 文字も心も 乱れがち みちのく 雪舞う 夜汽車……  何度も家(うち)の そばまで行って 勇気がないから 遠見だけ 手紙を書きます 噂もきいてる あゝ 噂です 情けないほど 好きだから 返事はいらない あなた……  宛(あて)なく駅を 降りてくように 消しては破いて 書きおえた 手紙を出します 女と男の あゝ 夢違い 一夜泊(いちやどま)りで 帰ります みちのく 雪舞う 宿で……
遠くへ行きたい知らない街を 歩いてみたい どこか遠くへ 行きたい 知らない海を ながめていたい どこか遠くへ 行きたい  遠い街 遠い海 夢はるか 一人旅  愛する人と めぐり逢いたい どこか遠くへ 行きたい  愛し合い 信じ合い いつの日か 幸せを  愛する人と めぐり逢いたい どこか遠くへ 行きたい伍代夏子永六輔中村八大石田勝範知らない街を 歩いてみたい どこか遠くへ 行きたい 知らない海を ながめていたい どこか遠くへ 行きたい  遠い街 遠い海 夢はるか 一人旅  愛する人と めぐり逢いたい どこか遠くへ 行きたい  愛し合い 信じ合い いつの日か 幸せを  愛する人と めぐり逢いたい どこか遠くへ 行きたい
時の川女ひとりの 笹舟で 流れてきました 時の川 夢はいつでも 泡沫で 涙に溺れる ことばかり それでも 愛に愛につかまり 生きてきました ひたむきに  何度 渡ったことでしょう この頬流れる 涙川 いのち沈める 恋をして 裏切り滝にも 落ちました それでも あなたあなた一筋 惚れてきました ひたすらに  きっと誰もが 旅人で 流れてゆきます 時の川 舵のとれない おんな舟 積むのは未練と 哀しみと それでも あすをあすを信じて 生きてゆきます ひたむきに伍代夏子田久保真見徳久広司南郷達也女ひとりの 笹舟で 流れてきました 時の川 夢はいつでも 泡沫で 涙に溺れる ことばかり それでも 愛に愛につかまり 生きてきました ひたむきに  何度 渡ったことでしょう この頬流れる 涙川 いのち沈める 恋をして 裏切り滝にも 落ちました それでも あなたあなた一筋 惚れてきました ひたすらに  きっと誰もが 旅人で 流れてゆきます 時の川 舵のとれない おんな舟 積むのは未練と 哀しみと それでも あすをあすを信じて 生きてゆきます ひたむきに
長崎ランデヴー雨降るオランダ坂に あなたとふたり ふれる指さき アンブレラ はずかし嬉し 好きなのよ 好きなのよ こんな気持ちを あなた召しませ 召しませ恋を 心に愛が降ってきた 長崎ランデヴー  煉瓦(れんが)の古びたカフェ ランプの灯影(ほかげ) ロマンチックも 揺れている グラスの中で 踊りませう 踊りませう 甘いブルース あなた召しませ 召しませ恋を 心に愛が降ってきた 長崎ランデヴー  港の灯(あかり)が窓に シネマを映(うつ)す 接吻(ベーゼ)を待つの 目を閉じて 薔薇(バラ)の口びる 耳元で 耳元で そっと囁(ささや)き あなた召しませ 召しませ恋を 心に愛が降ってきた 長崎ランデヴー伍代夏子荒木とよひさ弦哲也雨降るオランダ坂に あなたとふたり ふれる指さき アンブレラ はずかし嬉し 好きなのよ 好きなのよ こんな気持ちを あなた召しませ 召しませ恋を 心に愛が降ってきた 長崎ランデヴー  煉瓦(れんが)の古びたカフェ ランプの灯影(ほかげ) ロマンチックも 揺れている グラスの中で 踊りませう 踊りませう 甘いブルース あなた召しませ 召しませ恋を 心に愛が降ってきた 長崎ランデヴー  港の灯(あかり)が窓に シネマを映(うつ)す 接吻(ベーゼ)を待つの 目を閉じて 薔薇(バラ)の口びる 耳元で 耳元で そっと囁(ささや)き あなた召しませ 召しませ恋を 心に愛が降ってきた 長崎ランデヴー
夏子音頭笑顔千両に 手拍子添えて 交わす情けの 湯のかげん 粋な同志が 肩寄せ合えば にじむ汗さえ 黄金(こがね)色 夏子音頭で夏子音頭で チョイトナ ソレ 夢飾り夢飾り  袖(そで)を振り合うも 多生(たしょう)のご縁(えん) 縁が実となる 花となる 誘い上手に 誘われ上手 恋はその日の 出来ごころ 夏子音頭で夏子音頭で チョイトナ ソレ 花飾り花飾り  千代に八千代に 末広がりに 枝も栄える 葉も繁る 十人十色の ふるさと自慢 お国なまりも 味なもの 夏子音頭で夏子音頭で チョイトナ ソレ 〆飾り〆飾り伍代夏子たきのえいじ猪俣公章笑顔千両に 手拍子添えて 交わす情けの 湯のかげん 粋な同志が 肩寄せ合えば にじむ汗さえ 黄金(こがね)色 夏子音頭で夏子音頭で チョイトナ ソレ 夢飾り夢飾り  袖(そで)を振り合うも 多生(たしょう)のご縁(えん) 縁が実となる 花となる 誘い上手に 誘われ上手 恋はその日の 出来ごころ 夏子音頭で夏子音頭で チョイトナ ソレ 花飾り花飾り  千代に八千代に 末広がりに 枝も栄える 葉も繁る 十人十色の ふるさと自慢 お国なまりも 味なもの 夏子音頭で夏子音頭で チョイトナ ソレ 〆飾り〆飾り
鳴門海峡GOLD LYLIC髪が乱れる 裳裾(もすそ)が濡れる 風に鴎が ちぎれ飛ぶ 辛すぎる 辛すぎる 恋だから 夢の中でも 泣く汽笛 鳴門海峡 船がゆく  待てといわれりゃ 死ぬまで待てる 想いとどかぬ 片情け この命 この命 預けてた 夢のほつれを たぐっても 鳴門海峡 波が舞う  潮が渦巻く 心が痩せる 頬の涙が 人を恋う 紅の 紅の 寒椿 夢の中でも 散りいそぐ 鳴門海峡 海が鳴るGOLD LYLIC伍代夏子吉岡治水森英夫髪が乱れる 裳裾(もすそ)が濡れる 風に鴎が ちぎれ飛ぶ 辛すぎる 辛すぎる 恋だから 夢の中でも 泣く汽笛 鳴門海峡 船がゆく  待てといわれりゃ 死ぬまで待てる 想いとどかぬ 片情け この命 この命 預けてた 夢のほつれを たぐっても 鳴門海峡 波が舞う  潮が渦巻く 心が痩せる 頬の涙が 人を恋う 紅の 紅の 寒椿 夢の中でも 散りいそぐ 鳴門海峡 海が鳴る
虹の橋深く身体 眠りつけば 心は風に乗り どこへだって 飛んでゆける 哀しいだけじゃない 自由になる 素敵よ 青い空の上 いつか また逢えるわ 大丈夫よ ひとりじゃない 虹の橋から 見つめているわ 離れやしないの 心は…  傷ついたり 傷つけたり 悩んだ日々は そう 自分らしい 想い出なの 心の彩りは 生きたあかし 素敵よ 青い空の上 みんな また逢えるわ 大丈夫よ そばにいるの 虹の橋から 逢いに来るから 離れやしないの 心は…  青い空の上 いつか また逢えるわ 大丈夫よ ひとりじゃない 虹の橋から 見つめているわ 離れやしないの 心は…伍代夏子田久保真見林哲司萩田光雄深く身体 眠りつけば 心は風に乗り どこへだって 飛んでゆける 哀しいだけじゃない 自由になる 素敵よ 青い空の上 いつか また逢えるわ 大丈夫よ ひとりじゃない 虹の橋から 見つめているわ 離れやしないの 心は…  傷ついたり 傷つけたり 悩んだ日々は そう 自分らしい 想い出なの 心の彩りは 生きたあかし 素敵よ 青い空の上 みんな また逢えるわ 大丈夫よ そばにいるの 虹の橋から 逢いに来るから 離れやしないの 心は…  青い空の上 いつか また逢えるわ 大丈夫よ ひとりじゃない 虹の橋から 見つめているわ 離れやしないの 心は…
拝啓 男どの拝啓 男どの そなた 変らず お元気ですね すっきり背中も さわやかに 両手に花が お似合いだから ひとつ蛇の目で 石畳 小雨が粋な あゝ 神楽坂  拝啓 男どの そなた あの露地 おぼえてますか ひところお世話に なったでしょ ご贔屓すじの 静かな店が いまは若いこ とりどりに そうですこれも あゝ 神楽坂  拝啓 男どの そなた 今宵は 別人ですわ にがむし噛むよに コップ酒 世のなかどこへ どう流れても 咲いていますよ 義理人情 毘沙門さまと あゝ このわたし伍代夏子池田充男弦哲也南郷達也拝啓 男どの そなた 変らず お元気ですね すっきり背中も さわやかに 両手に花が お似合いだから ひとつ蛇の目で 石畳 小雨が粋な あゝ 神楽坂  拝啓 男どの そなた あの露地 おぼえてますか ひところお世話に なったでしょ ご贔屓すじの 静かな店が いまは若いこ とりどりに そうですこれも あゝ 神楽坂  拝啓 男どの そなた 今宵は 別人ですわ にがむし噛むよに コップ酒 世のなかどこへ どう流れても 咲いていますよ 義理人情 毘沙門さまと あゝ このわたし
函館夢ごよみかたちばかりの 三三九度と 酔ってあなたは 浮かれ酒 ネオン函館 おんなごころも 知らないで 泣かないで 泣かないで わたしの恋は 雪に埋れて 咲いてます  つくし続けて 死ねるのならば 灰になるまで つくしたい 港函館 めくるおんなの夢ごよみ 消さないで 消さないで ちいさな灯り ひとり心に ともします  今日があるから 明日があるわ 辛棒づよさが 取得なの ネオン函館 飲めぬお酒が濃くなって 泣かないで 泣かないで わたしの春よ いつか似合いの 恋もある伍代夏子吉岡治市川昭介かたちばかりの 三三九度と 酔ってあなたは 浮かれ酒 ネオン函館 おんなごころも 知らないで 泣かないで 泣かないで わたしの恋は 雪に埋れて 咲いてます  つくし続けて 死ねるのならば 灰になるまで つくしたい 港函館 めくるおんなの夢ごよみ 消さないで 消さないで ちいさな灯り ひとり心に ともします  今日があるから 明日があるわ 辛棒づよさが 取得なの ネオン函館 飲めぬお酒が濃くなって 泣かないで 泣かないで わたしの春よ いつか似合いの 恋もある
花しぐれ心添えても 命まで 添える緑の 無いふたり 抱いて下さい 祈れるほど 泣いて貴方を 忘れます 私は涙の 涙の花しぐれ  苦(にが)いお酒も 酔うほどに 涙まじれば 甘くなる 夢よ夢です 倖せは 傷になる程 泣かされた 貴方を今でも 今でも憎めない  忘れられても 忘れない 恋が未練な 雨になる 濡れてゆきます 今夜から 傘をたむける 人もない  私は咲かない 咲かない花しぐれ伍代夏子里村龍一水森英夫馬場良心添えても 命まで 添える緑の 無いふたり 抱いて下さい 祈れるほど 泣いて貴方を 忘れます 私は涙の 涙の花しぐれ  苦(にが)いお酒も 酔うほどに 涙まじれば 甘くなる 夢よ夢です 倖せは 傷になる程 泣かされた 貴方を今でも 今でも憎めない  忘れられても 忘れない 恋が未練な 雨になる 濡れてゆきます 今夜から 傘をたむける 人もない  私は咲かない 咲かない花しぐれ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
花つむぎ雪の中から ひと彩(いろ)紅く 花を咲かせた 寒椿 花つむぎ… 花つむぎ… 恋の経(たて)糸 緯(よこ)の糸 思いのままに 織れなくて 今日も貴方を ひとり貴方を 待つおんな  母にそむいて 故郷(ふるさと)捨てる それが出来ない 私です 花つむぎ… 花つむぎ… 紬機(つむぎはた)織(お)る この町で 一途に燃えた 夢ひと夜 今も涙が 頬に涙が 零(こぼ)れます  忍ぶ恋でも ふた冬み冬 待てばふたりに 春が来る 花つむぎ… 花つむぎ… 好きな貴方の 面影を 瞼の裏に 抱きしめて 歩くこの道 生きるこの道 雪あかり伍代夏子仁井谷俊也徳久広司前田俊明雪の中から ひと彩(いろ)紅く 花を咲かせた 寒椿 花つむぎ… 花つむぎ… 恋の経(たて)糸 緯(よこ)の糸 思いのままに 織れなくて 今日も貴方を ひとり貴方を 待つおんな  母にそむいて 故郷(ふるさと)捨てる それが出来ない 私です 花つむぎ… 花つむぎ… 紬機(つむぎはた)織(お)る この町で 一途に燃えた 夢ひと夜 今も涙が 頬に涙が 零(こぼ)れます  忍ぶ恋でも ふた冬み冬 待てばふたりに 春が来る 花つむぎ… 花つむぎ… 好きな貴方の 面影を 瞼の裏に 抱きしめて 歩くこの道 生きるこの道 雪あかり
はまなす恋唄連絡船から ふらりと下りて はまなすみたいに 咲いた花です ほんの三月(みつき)の 腰かけが いまは第二の ふるさとと あなた あなた あなた… 勝手に心に 決めてます 渡り鳥渡る 北の空 小さな翼 打ち振りながら 頑張るね 頑張るね 飛んでゆく  スケトウ一本 ぶらさげながら あなたの姿が 遠くに見える 波止場通りに 陽がこぼれ まるで後光(ごこう)が 射すような あなた あなた あなた… キラキラ小雪と 光ります 渡り鳥渡る 北の街 愛(いと)しい人に 寄り添いながら けなげだね けなげだね 渡り鳥  渡り鳥渡る 北の街 愛しい人に 寄り添いながら けなげだね けなげだね 生きてゆく伍代夏子吉岡治猪俣公章連絡船から ふらりと下りて はまなすみたいに 咲いた花です ほんの三月(みつき)の 腰かけが いまは第二の ふるさとと あなた あなた あなた… 勝手に心に 決めてます 渡り鳥渡る 北の空 小さな翼 打ち振りながら 頑張るね 頑張るね 飛んでゆく  スケトウ一本 ぶらさげながら あなたの姿が 遠くに見える 波止場通りに 陽がこぼれ まるで後光(ごこう)が 射すような あなた あなた あなた… キラキラ小雪と 光ります 渡り鳥渡る 北の街 愛(いと)しい人に 寄り添いながら けなげだね けなげだね 渡り鳥  渡り鳥渡る 北の街 愛しい人に 寄り添いながら けなげだね けなげだね 生きてゆく
はまなす酒場指をまるめて 覗いてみても 愛想なしです 男がひとり なにか喋って はまなす酒場 酔いにまかせて 抱かれたら 命まとめて 命まとめて あげるのに  逢えばせつない 逢わなきゃつらい 女盛りを さらして生きる 外は雪です はまなす酒場 いくら惚れても 妻がいる せめて注がせて せめて注がせて 罪な酒  小皿落として 小指を切って どうかしてるわ 今夜のわたし いつか花咲く はまなす酒場 燃えて添い寝の 夢ごこち 女模様の 女模様の 万華鏡 伍代夏子吉岡治弦哲也指をまるめて 覗いてみても 愛想なしです 男がひとり なにか喋って はまなす酒場 酔いにまかせて 抱かれたら 命まとめて 命まとめて あげるのに  逢えばせつない 逢わなきゃつらい 女盛りを さらして生きる 外は雪です はまなす酒場 いくら惚れても 妻がいる せめて注がせて せめて注がせて 罪な酒  小皿落として 小指を切って どうかしてるわ 今夜のわたし いつか花咲く はまなす酒場 燃えて添い寝の 夢ごこち 女模様の 女模様の 万華鏡 
春の岬幸せになってねと 夢のまにまに 母の声です 迷っていたから なおさらに 心のなかまで 陽が射すような 菜の花 磯笛 春の岬  会うたびに 増えてゆく 白さまじった 母の髪です 何度もあなたに 背をむけて ごめんねようやく 気がつくなんて 潮騒 浮雲 春の岬  幸せになりますと やっと自分と 母に言えます あなたの涙の分までも 笑顔に取りかえ 岬をめぐる 漁火 灯台 春の岬伍代夏子吉岡治弦哲也南郷達也幸せになってねと 夢のまにまに 母の声です 迷っていたから なおさらに 心のなかまで 陽が射すような 菜の花 磯笛 春の岬  会うたびに 増えてゆく 白さまじった 母の髪です 何度もあなたに 背をむけて ごめんねようやく 気がつくなんて 潮騒 浮雲 春の岬  幸せになりますと やっと自分と 母に言えます あなたの涙の分までも 笑顔に取りかえ 岬をめぐる 漁火 灯台 春の岬
肱川あらしGOLD LYLIC非の打ちどころの ない人なんていませんよ こころに傷の ない人なんていませんよ 川を 流れる 霧あらし 町の灯りも ふたりの過去も 隠してください 肱川あらし  世間に顔向け 出来ない恋でいいですよ やさしく抱かれ あなたと死んでいいですよ 海も 染めゆく 白い霧 好きで出逢った ふたりの行方(ゆくえ) 教えてください 肱川あらし  涙の川なら いくつも越えてきましたよ こころが石に 変わったこともありました 大洲(おおず) 長浜 赤い橋 こころがわりの 切なさだけは こらえてください 肱川あらしGOLD LYLIC伍代夏子喜多條忠船村徹蔦将包非の打ちどころの ない人なんていませんよ こころに傷の ない人なんていませんよ 川を 流れる 霧あらし 町の灯りも ふたりの過去も 隠してください 肱川あらし  世間に顔向け 出来ない恋でいいですよ やさしく抱かれ あなたと死んでいいですよ 海も 染めゆく 白い霧 好きで出逢った ふたりの行方(ゆくえ) 教えてください 肱川あらし  涙の川なら いくつも越えてきましたよ こころが石に 変わったこともありました 大洲(おおず) 長浜 赤い橋 こころがわりの 切なさだけは こらえてください 肱川あらし
ひとり酒GOLD LYLICあなたと肩を並べて飲んだ お酒が恋しい 雨降る路地は おまえと呼ばれて 抱かれた夜の 女のしあわせ お猪口(ちょこ)についで チビリチビリ チビリチビリ… 夜の居酒屋 ひとり酒  煙草のけむりがこの目にしみる あなたの匂いを 懐(おも)いだすから いつかは一緒と こころにきめて 捧げてつくした 女のなみだ チビリチビリ チビリチビリ… 夜の居酒屋 ひとり酒  お酒のせいで泣くんじゃないわ 寂(さみ)しいこころを わかってほしい かなわぬ夢でも 生きてるかぎり 女の春を待つ 路地裏あかり チビリチビリ チビリチビリ… 夜の居酒屋 ひとり酒GOLD LYLIC伍代夏子たかたかし水森英夫あなたと肩を並べて飲んだ お酒が恋しい 雨降る路地は おまえと呼ばれて 抱かれた夜の 女のしあわせ お猪口(ちょこ)についで チビリチビリ チビリチビリ… 夜の居酒屋 ひとり酒  煙草のけむりがこの目にしみる あなたの匂いを 懐(おも)いだすから いつかは一緒と こころにきめて 捧げてつくした 女のなみだ チビリチビリ チビリチビリ… 夜の居酒屋 ひとり酒  お酒のせいで泣くんじゃないわ 寂(さみ)しいこころを わかってほしい かなわぬ夢でも 生きてるかぎり 女の春を待つ 路地裏あかり チビリチビリ チビリチビリ… 夜の居酒屋 ひとり酒
ひばりの佐渡情話佐渡の荒磯(ありそ)の 岩かげに 咲くは鹿(か)の子の 百合の花 花を摘みつみ なじょして泣いた 島の娘は なじょして泣いた 恋はつらいというて 泣いた  波に追われる 鴎(かもめ)さえ 恋をすりゃこそ 二羽で飛ぶ 沖をながめて なじょして泣いた 島の娘は なじょして泣いた 逢えぬお人というて 泣いた  佐渡は四十九里 荒海に ひとりしょんぼり 離れ島 袂(たもと)だきしめ なじょして泣いた 島の娘は なじょして泣いた わしもひとりというて 泣いた伍代夏子西沢爽船村徹佐渡の荒磯(ありそ)の 岩かげに 咲くは鹿(か)の子の 百合の花 花を摘みつみ なじょして泣いた 島の娘は なじょして泣いた 恋はつらいというて 泣いた  波に追われる 鴎(かもめ)さえ 恋をすりゃこそ 二羽で飛ぶ 沖をながめて なじょして泣いた 島の娘は なじょして泣いた 逢えぬお人というて 泣いた  佐渡は四十九里 荒海に ひとりしょんぼり 離れ島 袂(たもと)だきしめ なじょして泣いた 島の娘は なじょして泣いた わしもひとりというて 泣いた
秘め歌心のなかで 死なせた恋を 弱いおんなが またねだる 情けあるなら 叶えてほしい 泪のあしたと 知りながら  夜の長さに 人恋しさに 独りなじんだ 手酌酒 ぽつりぽつりと 想い出つづる 伝える人さえ ないままに  夜更けの雨に 打たれて落ちた 紅が哀しい 落椿 情けあるなら わかってほしい おんなのこころの 秘め歌を伍代夏子吉岡治弦哲也心のなかで 死なせた恋を 弱いおんなが またねだる 情けあるなら 叶えてほしい 泪のあしたと 知りながら  夜の長さに 人恋しさに 独りなじんだ 手酌酒 ぽつりぽつりと 想い出つづる 伝える人さえ ないままに  夜更けの雨に 打たれて落ちた 紅が哀しい 落椿 情けあるなら わかってほしい おんなのこころの 秘め歌を
ふたり坂ひとりは冷たい この世でも 寄り添うふたりは 暖かい 苦労・七坂 誰でもあるが 夢があるから 歩いてゆける 惚れて…惚れて… 惚れて道づれ ふたり坂  利口で可愛い 阿呆になれ 今夜もお酒に 酔って云う 口は悪いが 情けにあつい そんなあなたが こころの灯り 逢えて…逢えて… 逢えて倖せ ふたり坂  甘えてもたれた その背中 忘れた故郷の 匂いです 永い人生 これから先も ささえ・いたわり 明日に生きる 生命…生命… 生命ふたつの ふたり坂伍代夏子仁井谷俊也水森英夫ひとりは冷たい この世でも 寄り添うふたりは 暖かい 苦労・七坂 誰でもあるが 夢があるから 歩いてゆける 惚れて…惚れて… 惚れて道づれ ふたり坂  利口で可愛い 阿呆になれ 今夜もお酒に 酔って云う 口は悪いが 情けにあつい そんなあなたが こころの灯り 逢えて…逢えて… 逢えて倖せ ふたり坂  甘えてもたれた その背中 忘れた故郷の 匂いです 永い人生 これから先も ささえ・いたわり 明日に生きる 生命…生命… 生命ふたつの ふたり坂
ひとりでは漕げない 沖も見えない あなたと肩寄せ 棹を差す 辛い浮世の この桟橋で 夢を追いかけ 船出する この手で しあわせ ふたり舟  どこまでも迷わず ついて行きます 嵐も覚悟の この命 苦労さけては 渡れやしない 小春日和の 向こう岸 追い風 しあわせ ふたり舟  泣き言は 明日の邪魔になるから 言わない 聞かない こぼさない 会えてよかった あなたと私 生きて甲斐ある 昨日今日 必ず しあわせ ふたり舟伍代夏子たきのえいじ水森英夫ひとりでは漕げない 沖も見えない あなたと肩寄せ 棹を差す 辛い浮世の この桟橋で 夢を追いかけ 船出する この手で しあわせ ふたり舟  どこまでも迷わず ついて行きます 嵐も覚悟の この命 苦労さけては 渡れやしない 小春日和の 向こう岸 追い風 しあわせ ふたり舟  泣き言は 明日の邪魔になるから 言わない 聞かない こぼさない 会えてよかった あなたと私 生きて甲斐ある 昨日今日 必ず しあわせ ふたり舟
冬牡丹人という字に 連れ添った 夢という名の 儚なさを 何度も何度も 知りながら 冬の花咲いた 咲いた 咲いた心の 冬牡丹  雪になれない 風花が 心細げに 路地に舞う 泣かない泣かない 迷わない 冬の花咲いた 咲いた 紅も薄いろ 冬牡丹  ふたつ掌 重ね合う そんなぬくみが 春を呼ぶ 好きなら好きなら ひとすじに 冬の花咲いた 咲いた わたしあなたの 冬牡丹伍代夏子吉岡治弦哲也人という字に 連れ添った 夢という名の 儚なさを 何度も何度も 知りながら 冬の花咲いた 咲いた 咲いた心の 冬牡丹  雪になれない 風花が 心細げに 路地に舞う 泣かない泣かない 迷わない 冬の花咲いた 咲いた 紅も薄いろ 冬牡丹  ふたつ掌 重ね合う そんなぬくみが 春を呼ぶ 好きなら好きなら ひとすじに 冬の花咲いた 咲いた わたしあなたの 冬牡丹
ふれあい愛のささやき 聞くときの 耳が熱く 感じるの 今日もやさしく 燃やされて 甘い痛みが 走ります 二人の恋の 出逢う街 ふれあい 名城 東山  灯るネオンに こぬか雨 胸のときめき 切なさを 傘で隠して 寄りそえば 交わす瞳も うるみます 心と心 かよう街 ふれあい 納屋橋 五条橋  いくら好いても 好き足りぬ 恋は欲ばり 止まらない 腕にすがって 身をまかせ 無理を言います 甘えます 二人の恋の 濡れる街 ふれあい 若宮 広小路 伍代夏子杉江茂貞・補作詞星野哲郎弦哲也丸山雅仁愛のささやき 聞くときの 耳が熱く 感じるの 今日もやさしく 燃やされて 甘い痛みが 走ります 二人の恋の 出逢う街 ふれあい 名城 東山  灯るネオンに こぬか雨 胸のときめき 切なさを 傘で隠して 寄りそえば 交わす瞳も うるみます 心と心 かよう街 ふれあい 納屋橋 五条橋  いくら好いても 好き足りぬ 恋は欲ばり 止まらない 腕にすがって 身をまかせ 無理を言います 甘えます 二人の恋の 濡れる街 ふれあい 若宮 広小路 
紅一輪交わす目と目の ひと目惚れ 恋の運命(さだめ)を 信じたい 惚れた男の 懐(ふところ)で 咲いて女は 女です 向い風 吹こうとも おんな一輪 あなたのそばで 咲かせたい  足手まといに なるのなら きっとこの身を 引く覚悟 惚れた男の 見る夢に 燃えて女は 女です 咲く時も 散る時も おんな一輪 あなたにあげて 悔いはない  嘘のつけない 人だから いつも苦労を 背負(せお)い込む 惚れた男の ためならば 耐えて女は 女です 口紅を 引き直し おんな一輪 笑顔でいつも 支えたい伍代夏子麻こよみ水森英夫南郷達也交わす目と目の ひと目惚れ 恋の運命(さだめ)を 信じたい 惚れた男の 懐(ふところ)で 咲いて女は 女です 向い風 吹こうとも おんな一輪 あなたのそばで 咲かせたい  足手まといに なるのなら きっとこの身を 引く覚悟 惚れた男の 見る夢に 燃えて女は 女です 咲く時も 散る時も おんな一輪 あなたにあげて 悔いはない  嘘のつけない 人だから いつも苦労を 背負(せお)い込む 惚れた男の ためならば 耐えて女は 女です 口紅を 引き直し おんな一輪 笑顔でいつも 支えたい
鳳仙花やっぱり器用に 生きられないね 似たような二人と 笑ってた 鳳仙花 鳳仙花 はじけてとんだ 花だけど 咲かせてほしいの あなたの胸で  ふいても消せない 酒場(ネオン)の匂い やさしいあなたが こわいのよ 鳳仙花 鳳仙花 日陰が似合う 花だけど つくしてみたいの あなたのそばで  おおきな夢など なくてもいいの しあわせ短い 一年草(そう) 鳳仙花 鳳仙花 いのちのかぎり 街の隅 わたしも 咲きたい あなたと二人伍代夏子吉岡治市川昭介やっぱり器用に 生きられないね 似たような二人と 笑ってた 鳳仙花 鳳仙花 はじけてとんだ 花だけど 咲かせてほしいの あなたの胸で  ふいても消せない 酒場(ネオン)の匂い やさしいあなたが こわいのよ 鳳仙花 鳳仙花 日陰が似合う 花だけど つくしてみたいの あなたのそばで  おおきな夢など なくてもいいの しあわせ短い 一年草(そう) 鳳仙花 鳳仙花 いのちのかぎり 街の隅 わたしも 咲きたい あなたと二人
星影の小径静かに 静かに 手をとり 手をとり あなたの囁やきは アカシヤの香りよ アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 夢うつつ さまよいましょう 星影の小径よ  静かに 静かに じっとして じっとして 私は散ってゆく アカシヤの花なの アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 抱(いだ)かれて たたずみましょう 星影の小径よ  アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 夢うつつ さまよいましょう 星影の小径よ伍代夏子矢野亮利根一郎石田勝範静かに 静かに 手をとり 手をとり あなたの囁やきは アカシヤの香りよ アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 夢うつつ さまよいましょう 星影の小径よ  静かに 静かに じっとして じっとして 私は散ってゆく アカシヤの花なの アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 抱(いだ)かれて たたずみましょう 星影の小径よ  アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 夢うつつ さまよいましょう 星影の小径よ
ホの字屋の女房殿方(おとこ)の人はいいですね お酒のラベルで旅をする たとえば薩摩の桜島 コップを換えて土佐の海 昭和の汽笛を 聴きながら ぐらりと酔って 下さいね そんなあなたと ホの字の女房 どこにもあるよな 居酒屋で  わたしもそばにいいですか 止り木列車で連れてって 春なら伏見か京の町 秋なら紅葉(もみじ) 能登の国 昭和の香りを 注(つ)ぎ足して ほんのり心 染めましょね そんなあなたと ホの字屋の女房 どこにもあるよな 居酒屋で  ふたりぼっちもいいですね 映画みたいな停車場で このまま越後で乗り継いで 会津を背中、津軽まで 昭和の切符を にぎりしめ 月夜の晩に 酔いましょね そんなあなたと ホの字の女房 どこにもあるよな 居酒屋で伍代夏子荒木とよひさ花岡優平殿方(おとこ)の人はいいですね お酒のラベルで旅をする たとえば薩摩の桜島 コップを換えて土佐の海 昭和の汽笛を 聴きながら ぐらりと酔って 下さいね そんなあなたと ホの字の女房 どこにもあるよな 居酒屋で  わたしもそばにいいですか 止り木列車で連れてって 春なら伏見か京の町 秋なら紅葉(もみじ) 能登の国 昭和の香りを 注(つ)ぎ足して ほんのり心 染めましょね そんなあなたと ホの字屋の女房 どこにもあるよな 居酒屋で  ふたりぼっちもいいですね 映画みたいな停車場で このまま越後で乗り継いで 会津を背中、津軽まで 昭和の切符を にぎりしめ 月夜の晩に 酔いましょね そんなあなたと ホの字の女房 どこにもあるよな 居酒屋で
ほろよい酒場惚れた男は 気ままな夜風 今夜はどちらの 暖簾をゆらす 空けておきます いつもの席は 「ご予約様」の 三角札が ポツリ淋しい ほろよい酒場  水の違った あの人達も 今では気の合う お馴染み同士 口説き文句も それぞれだけど 私を酔わす 相手はひとり あなた一色(ひといろ) ほろよい酒場  お気をつけてと 見送る路地に よく似た人影 目で追いかける 灯り消さずに ため息ひとつ あなたのための 人肌酒が 冷めていきます ほろよい酒場伍代夏子森坂とも水森英夫前田俊明惚れた男は 気ままな夜風 今夜はどちらの 暖簾をゆらす 空けておきます いつもの席は 「ご予約様」の 三角札が ポツリ淋しい ほろよい酒場  水の違った あの人達も 今では気の合う お馴染み同士 口説き文句も それぞれだけど 私を酔わす 相手はひとり あなた一色(ひといろ) ほろよい酒場  お気をつけてと 見送る路地に よく似た人影 目で追いかける 灯り消さずに ため息ひとつ あなたのための 人肌酒が 冷めていきます ほろよい酒場
待つ女別ればなしが いつ出ても 不思議じゃないのと 目を伏せる 救けてと云われても 雨の居酒屋 飲むしかないわ 泣きたい女は世の中に 星の数ほど いるけれど……お泣き 泣きたけりゃ 涙かれはてるまで うしろ指 薄い胸で わたしも 待つ女  勝手気ままな 鳥だって いつかはねぐらに 舞い戻る 取り合えずふらふらと 雨の居酒屋 酔うしかないわ 演歌がじんわり 利いてくる 酒は似合いの鬼ごろし……お泣き 泣きたけりゃ 熱いあの夜のように うしろ影 夢の中で わたしも 待つ女  救けてと云われても 雨の居酒屋 飲むしかないわ 泣きたい女は世の中に 星の数ほど いるけれど……お泣き 泣きたけりゃ 涙かれはてるまで うしろ指 薄い胸で わたしも 待つ女伍代夏子吉岡治市川昭介斉藤恒夫別ればなしが いつ出ても 不思議じゃないのと 目を伏せる 救けてと云われても 雨の居酒屋 飲むしかないわ 泣きたい女は世の中に 星の数ほど いるけれど……お泣き 泣きたけりゃ 涙かれはてるまで うしろ指 薄い胸で わたしも 待つ女  勝手気ままな 鳥だって いつかはねぐらに 舞い戻る 取り合えずふらふらと 雨の居酒屋 酔うしかないわ 演歌がじんわり 利いてくる 酒は似合いの鬼ごろし……お泣き 泣きたけりゃ 熱いあの夜のように うしろ影 夢の中で わたしも 待つ女  救けてと云われても 雨の居酒屋 飲むしかないわ 泣きたい女は世の中に 星の数ほど いるけれど……お泣き 泣きたけりゃ 涙かれはてるまで うしろ指 薄い胸で わたしも 待つ女
満月燃える西陽を 浴びながら 真っ赤に染まる 竹の海 まるで神楽か 浮世絵か 人肌恋しい 隠れ茶屋  待ちましょう 耐えましょう 報われないなら それもいい 窓に満月 この身を焦がし あなた浮かべて 紅をさす  愚図る心を なぐさめる お酒の辛さ ほろ苦さ 軒に張りつく 風の群 涙が目尻を 駆けていく  抱き寄せて ねじ伏せて 素肌がきりきり うなる程 満ちて満月 あなたが欲しい 寝物語が よみがえる  待ちましょう 耐えましょう 報われないなら それもいい 窓に満月 この身を焦がし あなた浮かべて 紅をさす 紅をさす 伍代夏子たきのえいじ杉本眞人燃える西陽を 浴びながら 真っ赤に染まる 竹の海 まるで神楽か 浮世絵か 人肌恋しい 隠れ茶屋  待ちましょう 耐えましょう 報われないなら それもいい 窓に満月 この身を焦がし あなた浮かべて 紅をさす  愚図る心を なぐさめる お酒の辛さ ほろ苦さ 軒に張りつく 風の群 涙が目尻を 駆けていく  抱き寄せて ねじ伏せて 素肌がきりきり うなる程 満ちて満月 あなたが欲しい 寝物語が よみがえる  待ちましょう 耐えましょう 報われないなら それもいい 窓に満月 この身を焦がし あなた浮かべて 紅をさす 紅をさす 
見上げてごらん夜の星を見上げてごらん夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せをうたってる 見上げてごらん夜の星を ボクらのように名もない星が ささやかな幸せを祈ってる  手をつなごうボクと おいかけよう夢を 二人なら 苦しくなんかないさ  見上げてごらん夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せをうたってる 見上げてごらん夜の星を ボクらのように名もない星が ささやかな幸せを祈ってる伍代夏子永六輔いずみたく石田勝範見上げてごらん夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せをうたってる 見上げてごらん夜の星を ボクらのように名もない星が ささやかな幸せを祈ってる  手をつなごうボクと おいかけよう夢を 二人なら 苦しくなんかないさ  見上げてごらん夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せをうたってる 見上げてごらん夜の星を ボクらのように名もない星が ささやかな幸せを祈ってる
見返り美人恋はかりそめ なりゆきまかせ 軒ののれんは風まかせ 女ひとりじゃ 逆立(さかだ)ちしても 恋の稽古(けいこ)は 出来ません 扇子(せんす)片手に 見返り美人 うれしはずかし 通りゃんせ 誰に惚れたか 見返り美人 町はほの字の 花吹雪  浮名(うきな)流すは 男の器量 それは昔の紙芝居 見栄(みえ)をたたんで 袂(たもと)にしまい 見つめ合う目が 渡し舟 行くの戻るの 見返り美人 肩をすぼめて 日暮れ橋 お気に召すまま 見返り美人 吐息 ため息 気もそぞろ  扇子(せんす)片手に 見返り美人 うれしはずかし 通りゃんせ 誰に惚れたか 見返り美人 町はほの字の 花吹雪伍代夏子たきのえいじ渡辺よしまさ恋はかりそめ なりゆきまかせ 軒ののれんは風まかせ 女ひとりじゃ 逆立(さかだ)ちしても 恋の稽古(けいこ)は 出来ません 扇子(せんす)片手に 見返り美人 うれしはずかし 通りゃんせ 誰に惚れたか 見返り美人 町はほの字の 花吹雪  浮名(うきな)流すは 男の器量 それは昔の紙芝居 見栄(みえ)をたたんで 袂(たもと)にしまい 見つめ合う目が 渡し舟 行くの戻るの 見返り美人 肩をすぼめて 日暮れ橋 お気に召すまま 見返り美人 吐息 ため息 気もそぞろ  扇子(せんす)片手に 見返り美人 うれしはずかし 通りゃんせ 誰に惚れたか 見返り美人 町はほの字の 花吹雪
水なし川指を咬(か)んで 声しのばせて 泣いてみたって 水のない川 たどる岸辺も 明日(あした)もなくて 抱かれるたびに 乳房は溶けて 夜のせいよ あなたのせいよ 脱け殻だけの おんなになった  腕をぬけて 窓辺にたてば 月におぼろな 水のない川 愛しあっても 愛するほどに やすらぐことの 不幸を知った 誰のせいよ あなたのせいよ 別れるなんて できない私  雪が溶けりゃ 水なし川も 瀬音(せおと)をたてて 唄いもするわ 夜のせいよ あなたのせいよ あなたが欲しい あなたが欲しい伍代夏子吉岡治市川昭介指を咬(か)んで 声しのばせて 泣いてみたって 水のない川 たどる岸辺も 明日(あした)もなくて 抱かれるたびに 乳房は溶けて 夜のせいよ あなたのせいよ 脱け殻だけの おんなになった  腕をぬけて 窓辺にたてば 月におぼろな 水のない川 愛しあっても 愛するほどに やすらぐことの 不幸を知った 誰のせいよ あなたのせいよ 別れるなんて できない私  雪が溶けりゃ 水なし川も 瀬音(せおと)をたてて 唄いもするわ 夜のせいよ あなたのせいよ あなたが欲しい あなたが欲しい
みだれ髪髪のみだれに 手をやれば 赤い蹴出(けだ)しが 風に舞う 憎や 恋しや 塩屋の岬 投げて届かぬ 想いの糸が 胸にからんで 涙をしぼる  すてたお方の しあわせを 祈る女の 性(さが)かなし 辛らや 重たや わが恋ながら 沖の瀬をゆく 底曳(そこび)き網の 舟にのせたい この片情け  春は二重(ふたえ)に 巻いた帯 三重に巻いても 余る秋 暗や 涯てなや 塩屋の岬 見えぬ心を 照らしておくれ ひとりぼっちに しないでおくれ伍代夏子星野哲郎船村徹髪のみだれに 手をやれば 赤い蹴出(けだ)しが 風に舞う 憎や 恋しや 塩屋の岬 投げて届かぬ 想いの糸が 胸にからんで 涙をしぼる  すてたお方の しあわせを 祈る女の 性(さが)かなし 辛らや 重たや わが恋ながら 沖の瀬をゆく 底曳(そこび)き網の 舟にのせたい この片情け  春は二重(ふたえ)に 巻いた帯 三重に巻いても 余る秋 暗や 涯てなや 塩屋の岬 見えぬ心を 照らしておくれ ひとりぼっちに しないでおくれ
水無月の雨水無月(みなづき)六月 降る雨に 私の女が 泣きじゃくる ねんねんころりよ みれん虫 一里歩いて 二里もどる あなたの心よ ふる里よ  女がひとりで 飲む背中 哀れでしょうか 他人目(ひとめ)には ゆらゆら酔うたび 舟を出し あなたに夢路で たどり着く 逢えない人ほど 恋しくて  今ごろ一緒の 筈でした あなたと暮らせる 筈でした ねんねんころりよ 恋の雨 おまえの涙を 眠らせて 想い出忘れの 酒になる 今夜もひとりの 酒になる伍代夏子里村龍一弦哲也前田俊明水無月(みなづき)六月 降る雨に 私の女が 泣きじゃくる ねんねんころりよ みれん虫 一里歩いて 二里もどる あなたの心よ ふる里よ  女がひとりで 飲む背中 哀れでしょうか 他人目(ひとめ)には ゆらゆら酔うたび 舟を出し あなたに夢路で たどり着く 逢えない人ほど 恋しくて  今ごろ一緒の 筈でした あなたと暮らせる 筈でした ねんねんころりよ 恋の雨 おまえの涙を 眠らせて 想い出忘れの 酒になる 今夜もひとりの 酒になる
港恋唄指でおくれ毛 撫でつけて 紅もひと刷け 冬の花 あなた早く 早く気付いてよ 「おし乃」という名の 灯りをつけて 命焦がして 待っている 港恋唄 おんな唄  口は荒いが 優しくて 二人似たよな 傷がある あなたぐっと ぐっと呑み干して 昔のことなら 何処かに預け 酔いにまかせる 夢一夜 港恋唄 おんな唄  坂を下れば かもめ島 春が来そうに 光る海 あなたきっと きっと帰ってよ 約束ばかりが するりと逃げる そんな気がして 泣きそうな 港恋唄 おんな唄伍代夏子吉岡治弦哲也指でおくれ毛 撫でつけて 紅もひと刷け 冬の花 あなた早く 早く気付いてよ 「おし乃」という名の 灯りをつけて 命焦がして 待っている 港恋唄 おんな唄  口は荒いが 優しくて 二人似たよな 傷がある あなたぐっと ぐっと呑み干して 昔のことなら 何処かに預け 酔いにまかせる 夢一夜 港恋唄 おんな唄  坂を下れば かもめ島 春が来そうに 光る海 あなたきっと きっと帰ってよ 約束ばかりが するりと逃げる そんな気がして 泣きそうな 港恋唄 おんな唄
港町十三番地長い旅路の 航海終えて 船が港に 泊まる夜 海の苦労を グラスの酒に みんな忘れる マドロス酒場 ああ港町 十三番地  銀杏(いちょう)並木の 敷石道(しきいしみち)を 君と歩くも 久し振り 点るネオンに さそわれながら 波止場通りを 左にまがりゃ ああ港町 十三番地  船が着く日に 咲かせた花を 船が出る夜(よる) 散らす風 涙こらえて 乾杯すれば 窓で泣いてる 三日月様よ ああ港町 十三番地伍代夏子石本美由起上原げんと長い旅路の 航海終えて 船が港に 泊まる夜 海の苦労を グラスの酒に みんな忘れる マドロス酒場 ああ港町 十三番地  銀杏(いちょう)並木の 敷石道(しきいしみち)を 君と歩くも 久し振り 点るネオンに さそわれながら 波止場通りを 左にまがりゃ ああ港町 十三番地  船が着く日に 咲かせた花を 船が出る夜(よる) 散らす風 涙こらえて 乾杯すれば 窓で泣いてる 三日月様よ ああ港町 十三番地
都忘れ秘めやかに 密やかに 通う小径に 咲く花は 夕暮れに 匂い立つ 都忘れに よく似てる  慣れない土地での戯れですか 淋しさまぎらすためですか 週末ごとに 掛けてる電話 あなたの声が 和(なご)んでる 私の知らない顔ですね 染み染み優しい声ですね  いつの日か 帰ってく あなたの家の 庭先きに 紫の鉢植えの 都忘れが 見えるよう  私を抱くのは慰めですか 孤独を埋(うず)めるだけですか 子供の写真 隠れて見てる あなたの瞳 愛(いと)しそう 終わりが決まった恋ですね 世間によくあることですね  出逢いはひとつの偶然ですか 縁(えにし)を感じはしませんか 何かの時の連絡先が 暦の隅に書かれてる 泡沫(うたかた)みたいな日々ですね 束の間 見ている夢ですね伍代夏子阿木燿子平尾昌晃秘めやかに 密やかに 通う小径に 咲く花は 夕暮れに 匂い立つ 都忘れに よく似てる  慣れない土地での戯れですか 淋しさまぎらすためですか 週末ごとに 掛けてる電話 あなたの声が 和(なご)んでる 私の知らない顔ですね 染み染み優しい声ですね  いつの日か 帰ってく あなたの家の 庭先きに 紫の鉢植えの 都忘れが 見えるよう  私を抱くのは慰めですか 孤独を埋(うず)めるだけですか 子供の写真 隠れて見てる あなたの瞳 愛(いと)しそう 終わりが決まった恋ですね 世間によくあることですね  出逢いはひとつの偶然ですか 縁(えにし)を感じはしませんか 何かの時の連絡先が 暦の隅に書かれてる 泡沫(うたかた)みたいな日々ですね 束の間 見ている夢ですね
霧笛橋胸におさめた はずなのに 霧も隠せぬ 恋がある 揺れるこころに 霧笛が鳴れば おんなごころの 舟が出る この身預けて あなたの舟に 乗ってゆきたい あぁ 霧笛橋  夢に出てくる あなたには 胸で抱かれる 泣きじゃくる 港あかりを 見おろす丘に つなぐ手もない 人もない つらい 淋しい せつない 寒い けれどいとしい あぁ 霧笛橋  今度生まれて 来る時は けっしてほどかぬ 赤い糸 たとえ世間に 土下座をしても ついてゆきます あなたなら むせぶ汽笛と 流れる霧に 叫ぶ想いの あぁ 霧笛橋伍代夏子喜多條忠水森英夫前田俊明胸におさめた はずなのに 霧も隠せぬ 恋がある 揺れるこころに 霧笛が鳴れば おんなごころの 舟が出る この身預けて あなたの舟に 乗ってゆきたい あぁ 霧笛橋  夢に出てくる あなたには 胸で抱かれる 泣きじゃくる 港あかりを 見おろす丘に つなぐ手もない 人もない つらい 淋しい せつない 寒い けれどいとしい あぁ 霧笛橋  今度生まれて 来る時は けっしてほどかぬ 赤い糸 たとえ世間に 土下座をしても ついてゆきます あなたなら むせぶ汽笛と 流れる霧に 叫ぶ想いの あぁ 霧笛橋
戻り川涙みせたら あなたが困る いいの いいのよ 眠ったふりして 闇の中 足音が遠ざかる 追いかけて 風が哭(な)く 愛しても ふたり渡れない 戻り川  燃えてせつない 命火だけど いいの いいのよ あなたに抱かれる それだけで 愛しさが 憎しみが こみあげて 走る爪 ひとりでは 生きてゆかれない 戻り川  幸せは うばえない ひとすじに 待ってます 愛しても ふたり渡れない 戻り川伍代夏子吉岡治市川昭介涙みせたら あなたが困る いいの いいのよ 眠ったふりして 闇の中 足音が遠ざかる 追いかけて 風が哭(な)く 愛しても ふたり渡れない 戻り川  燃えてせつない 命火だけど いいの いいのよ あなたに抱かれる それだけで 愛しさが 憎しみが こみあげて 走る爪 ひとりでは 生きてゆかれない 戻り川  幸せは うばえない ひとすじに 待ってます 愛しても ふたり渡れない 戻り川
木綿の鴎右に石狩 左に小樽 昔(むか)しゃ鰊(にしん)の 銀の海 あたしゃ一生 木綿の鴎(かもめ) 飛べはしないさ 陸(おか)なんて あんたが恋しきゃ 籾殻(もみがら)枕 冷酒(ひや)で一杯 引っかけて 早よ寝れや 早よ寝れや 乳房(むね)をおさえて 早よ寝れや  春は遅かろ 鉛(なまり)の空は 晩(よる)にゃ吹雪が 戸板(と)を叩く あたしゃテレビで 流行(はやり)の演歌(うた)を 一度行きたい 東京へ 強がり言っても 淋しいときにゃ 写真のあんたに 手を合わす 早よ寝れや 早よ寝れや 汽車の夢見て 早よ寝れや  あんたが恋しきゃ 籾殻(もみがら)枕 冷酒(ひや)で一杯 引っかけて 早よ寝れや 早よ寝れや 乳房(むね)をおさえて 早よ寝れや伍代夏子荒木とよひさ羽場仁志右に石狩 左に小樽 昔(むか)しゃ鰊(にしん)の 銀の海 あたしゃ一生 木綿の鴎(かもめ) 飛べはしないさ 陸(おか)なんて あんたが恋しきゃ 籾殻(もみがら)枕 冷酒(ひや)で一杯 引っかけて 早よ寝れや 早よ寝れや 乳房(むね)をおさえて 早よ寝れや  春は遅かろ 鉛(なまり)の空は 晩(よる)にゃ吹雪が 戸板(と)を叩く あたしゃテレビで 流行(はやり)の演歌(うた)を 一度行きたい 東京へ 強がり言っても 淋しいときにゃ 写真のあんたに 手を合わす 早よ寝れや 早よ寝れや 汽車の夢見て 早よ寝れや  あんたが恋しきゃ 籾殻(もみがら)枕 冷酒(ひや)で一杯 引っかけて 早よ寝れや 早よ寝れや 乳房(むね)をおさえて 早よ寝れや
矢車草 ~やぐるまそう~あなたに出逢って あなたを愛し 人恋う涙を 知りました 矢ぐるまの… 矢ぐるまの… 花はむらさき 秘めた恋 ひとり手鏡 覗(のぞ)いては 次の逢瀬を 待ちわびる  女のせつなさ 逢いたさ辛(つら)さ 一途に燃えてる 胸の炎(ひ)よ 矢ぐるまの… 矢ぐるまの… 花に託した この想い いのち重ねて 結ばれた 夢をみました 今日もまた  こんなに小さな 幸せだけど こころに大事に 抱きしめる 矢ぐるまの… 矢ぐるまの… 花はあしたに 凛(りん)と咲く たとえ添える日 遠くとも 愛を信じて 生きてゆく伍代夏子仁井谷俊也徳久広司前田俊明あなたに出逢って あなたを愛し 人恋う涙を 知りました 矢ぐるまの… 矢ぐるまの… 花はむらさき 秘めた恋 ひとり手鏡 覗(のぞ)いては 次の逢瀬を 待ちわびる  女のせつなさ 逢いたさ辛(つら)さ 一途に燃えてる 胸の炎(ひ)よ 矢ぐるまの… 矢ぐるまの… 花に託した この想い いのち重ねて 結ばれた 夢をみました 今日もまた  こんなに小さな 幸せだけど こころに大事に 抱きしめる 矢ぐるまの… 矢ぐるまの… 花はあしたに 凛(りん)と咲く たとえ添える日 遠くとも 愛を信じて 生きてゆく
憂愁平野遠く野末に 夜汽車のあかり 闇に流れて 溶けてゆく 思い出だけの 蛍火を 抱いて宛ない おんなの旅は 夜が夜が 淋しすぎます 憂愁(ゆうしゅう)平野  恋のぬけ殻 湯舟に沈め 寒い心を あたためる ひと冬きりの 薄氷 しのぎ切れない おんなの宿は じんとじんと 酒が沁みます 憂愁(ゆうしゅう)平野  春のレールを 辿ってゆけば いつか涙も 花になる 抱かれたことが 夢ならば 夢に逢いたい おんなの旅路 雪が雪が 空に連れ舞う 憂愁(ゆうしゅう)平野伍代夏子吉岡治弦哲也馬場良遠く野末に 夜汽車のあかり 闇に流れて 溶けてゆく 思い出だけの 蛍火を 抱いて宛ない おんなの旅は 夜が夜が 淋しすぎます 憂愁(ゆうしゅう)平野  恋のぬけ殻 湯舟に沈め 寒い心を あたためる ひと冬きりの 薄氷 しのぎ切れない おんなの宿は じんとじんと 酒が沁みます 憂愁(ゆうしゅう)平野  春のレールを 辿ってゆけば いつか涙も 花になる 抱かれたことが 夢ならば 夢に逢いたい おんなの旅路 雪が雪が 空に連れ舞う 憂愁(ゆうしゅう)平野
夢追い海峡もしも私が 鴎なら あなたの後を 追うものを 桟橋離れ 汽笛に泣いて 握りしめてる 別れのテープ 切れないで…切れないで おんな美恋(みれん)の 夢追い海峡  炎(も)える想いを 曳いてゆく 潮路に沈む 恋ひとつ あなたはどうせ 仕事を捨てて ここで暮らせる 人ではないわ 言わないで…言わないで おんな美恋(みれん)の 夢追い海峡  だけどどこかで 逢えたなら ただそれだけで 泣くでしょう 一途な女 綺麗な海で 愛に溺れて 死にたいものを さようなら…さようなら おんな美恋(みれん)の 夢追い海峡伍代夏子山田孝雄宮田城司前田俊明もしも私が 鴎なら あなたの後を 追うものを 桟橋離れ 汽笛に泣いて 握りしめてる 別れのテープ 切れないで…切れないで おんな美恋(みれん)の 夢追い海峡  炎(も)える想いを 曳いてゆく 潮路に沈む 恋ひとつ あなたはどうせ 仕事を捨てて ここで暮らせる 人ではないわ 言わないで…言わないで おんな美恋(みれん)の 夢追い海峡  だけどどこかで 逢えたなら ただそれだけで 泣くでしょう 一途な女 綺麗な海で 愛に溺れて 死にたいものを さようなら…さようなら おんな美恋(みれん)の 夢追い海峡
夢しぐれ春がくるのを 待ちきれず 咲いて悲しい 沈丁花 つかず離れず あなたのそばで 肩に甘える 洗い髪 風にこぼれる 夢しぐれ  にごり水さえ 七色に 街の灯りに 染まる頃 めぬき通りの人ごみさけて 交わすお酒の ほろ苦さ 命通わす 夢しぐれ  野暮な人ほど お人好し いつもしあわせ 遠まわり 明日の行方を 手さぐりながら 肌を重ねる 夜更け頃 腕を枕に 夢しぐれ伍代夏子たきのえいじ市川昭介春がくるのを 待ちきれず 咲いて悲しい 沈丁花 つかず離れず あなたのそばで 肩に甘える 洗い髪 風にこぼれる 夢しぐれ  にごり水さえ 七色に 街の灯りに 染まる頃 めぬき通りの人ごみさけて 交わすお酒の ほろ苦さ 命通わす 夢しぐれ  野暮な人ほど お人好し いつもしあわせ 遠まわり 明日の行方を 手さぐりながら 肌を重ねる 夜更け頃 腕を枕に 夢しぐれ
夢待ち港汽笛がひとつ 鳴るたびに お酒注(つ)ぎ足す 雪が降る いい人だったね 今度の人は それでもどこかへ 消えちゃった 北の酒場は 夢待ち港  問い刺し網に 問うてみりゃ 馬鹿にばっかり 惚れてるね 度胸に惚れたり 見掛けに惚れて 小魚みたいに 捨てられて 凍る漁火 夢待ち港  おんなのひとり 幸せに 出来ぬ男が 情けない 荒波ばかりが 勝負じゃないよ おんなのまごころ 仕留めておくれ きっと来る春 夢待ち港伍代夏子喜多條忠船村徹蔦将包汽笛がひとつ 鳴るたびに お酒注(つ)ぎ足す 雪が降る いい人だったね 今度の人は それでもどこかへ 消えちゃった 北の酒場は 夢待ち港  問い刺し網に 問うてみりゃ 馬鹿にばっかり 惚れてるね 度胸に惚れたり 見掛けに惚れて 小魚みたいに 捨てられて 凍る漁火 夢待ち港  おんなのひとり 幸せに 出来ぬ男が 情けない 荒波ばかりが 勝負じゃないよ おんなのまごころ 仕留めておくれ きっと来る春 夢待ち港
夜明け坂凍る根雪(ねゆき)の その下で 私の倖せ 春を待つ 人を信じて 傷ついて 転(ころ)ぶ涙の 水たまり まさかまさかの 坂道登りゃ もうすぐ夜明けの 陽が昇る  めぐり合わせの ふしあわせ いつでも哀しい 役まわり 笑うことさえ つらい日を つくり笑顔で 耐えてきた まさかまさかの 坂道だけど もうすぐ夜明けの 鳥が飛ぶ  ままにならない この世でも 捨ててはいません 夢だけは 後ろ見ないで 歩いたら いつか出会える 倖せに まさかまさかの 坂道越えりゃ もうすぐ夜明けの 春が来る伍代夏子下地亜記子弦哲也凍る根雪(ねゆき)の その下で 私の倖せ 春を待つ 人を信じて 傷ついて 転(ころ)ぶ涙の 水たまり まさかまさかの 坂道登りゃ もうすぐ夜明けの 陽が昇る  めぐり合わせの ふしあわせ いつでも哀しい 役まわり 笑うことさえ つらい日を つくり笑顔で 耐えてきた まさかまさかの 坂道だけど もうすぐ夜明けの 鳥が飛ぶ  ままにならない この世でも 捨ててはいません 夢だけは 後ろ見ないで 歩いたら いつか出会える 倖せに まさかまさかの 坂道越えりゃ もうすぐ夜明けの 春が来る
宵待ち灯り酔ってうたた寝 あなたの頬に 触れてしみじみ 幸せ思う 広い背中が 寂しそうな あなたがやっぱり 好きだから 窓にこぼれる 月あかり ふたり寄り添う 裏通り  女心の 過去(むかし)のことは 何も聞かずに わかってくれる 生きることさえ 手探りで 眠れぬ夜さえ ありました 嬉し涙の あたたかさ 会えて良かった あなたです  もしも別れの その日が来たら きっと笑顔で 見送りましょう 今の幸せ 続くよに あなたに結んだ 赤い糸 胸に優しい 月あかり 通う ぬくもり 沁みる夜伍代夏子麻こよみ四方章人前田俊明酔ってうたた寝 あなたの頬に 触れてしみじみ 幸せ思う 広い背中が 寂しそうな あなたがやっぱり 好きだから 窓にこぼれる 月あかり ふたり寄り添う 裏通り  女心の 過去(むかし)のことは 何も聞かずに わかってくれる 生きることさえ 手探りで 眠れぬ夜さえ ありました 嬉し涙の あたたかさ 会えて良かった あなたです  もしも別れの その日が来たら きっと笑顔で 見送りましょう 今の幸せ 続くよに あなたに結んだ 赤い糸 胸に優しい 月あかり 通う ぬくもり 沁みる夜
横顔慕情薄紅の爪 今日もすねている 綺麗に塗り替えても 私が噛むから 花占いも 恋占いも どれも待ち人来たらず 両手に花なんて 男の身勝手ね いつまで待てばいい あなたの肩越にまた 誰か居るのね つれない 横顔慕情  薄墨の眉 夜は泣いている なだらかな三日月が ハの字に変わるわ 星占いも 夢占いも みんな明日(あした)が見えない たった今の私 ピアスの片割れね ぽつんと揺れている 遙かな瞳(め)をしてあなた 誰を見てるの 切ない 横顔慕情  両手に花なんて 男の身勝手ね いつまで待てばいい あなたの肩越にまた 誰か居るのね つれない 横顔慕情伍代夏子阿木燿子平尾昌晃若草恵薄紅の爪 今日もすねている 綺麗に塗り替えても 私が噛むから 花占いも 恋占いも どれも待ち人来たらず 両手に花なんて 男の身勝手ね いつまで待てばいい あなたの肩越にまた 誰か居るのね つれない 横顔慕情  薄墨の眉 夜は泣いている なだらかな三日月が ハの字に変わるわ 星占いも 夢占いも みんな明日(あした)が見えない たった今の私 ピアスの片割れね ぽつんと揺れている 遙かな瞳(め)をしてあなた 誰を見てるの 切ない 横顔慕情  両手に花なんて 男の身勝手ね いつまで待てばいい あなたの肩越にまた 誰か居るのね つれない 横顔慕情
横濱エラヴィータ赤いレンガの 倉庫が並ぶ 風の横濱 港の酒場(バール) ドアが開(あ)くたび 振り向くたびに 今日もため息つくばかり  悪い人には思えなかった 心さらって行ったまま  E la vita E la vita 人生なんてそんなもの E la vita E la vita 過去は飲み干すしかないの  時をくゆらす 煙草の煙 何故か無口な 客しかいない 月の滴が グラスに揺れる 何処へあなたは消えたのか  私の夜は いつまで続く 失くした恋は いつまで疼く  E la vita E la vita 人生なんてそんなもの E la vita E la vita うまくいかないことばかり  E la vita E la vita 人生なんてそんなもの E la vita E la vita 過去は飲み干すしかないの伍代夏子友利歩未都志見隆赤いレンガの 倉庫が並ぶ 風の横濱 港の酒場(バール) ドアが開(あ)くたび 振り向くたびに 今日もため息つくばかり  悪い人には思えなかった 心さらって行ったまま  E la vita E la vita 人生なんてそんなもの E la vita E la vita 過去は飲み干すしかないの  時をくゆらす 煙草の煙 何故か無口な 客しかいない 月の滴が グラスに揺れる 何処へあなたは消えたのか  私の夜は いつまで続く 失くした恋は いつまで疼く  E la vita E la vita 人生なんてそんなもの E la vita E la vita うまくいかないことばかり  E la vita E la vita 人生なんてそんなもの E la vita E la vita 過去は飲み干すしかないの
夜桜迷い子提灯の紅あかり 浮きたつ桜に 誰を待つ ちらちらと散るでなく 花冷えしたまま咲くでなく 夜桜迷い子 闇ん中 大勢いたって 賑やかし  夜桜迷い子 逢いたいよ あんた 花の盛りのその最中(さなか) 有無をいわさず 抱きしめて  見上げればなみだ目で 淋しく傘さす おぼろ月 くらくらと酔うほどに 明日もなおさら 行き暮れる 夜桜迷い子 愚痴っぽく いまさら未練の 賑やかし  夜桜迷い子 もう一度 あんた 夢のつづきがあるのなら 桜散るまに 話してよ  夜桜迷い子 逢いたいよ あんた 花の盛りのその最中(さなか) 有無をいわさず 抱きしめて伍代夏子吉岡治竜崎孝路提灯の紅あかり 浮きたつ桜に 誰を待つ ちらちらと散るでなく 花冷えしたまま咲くでなく 夜桜迷い子 闇ん中 大勢いたって 賑やかし  夜桜迷い子 逢いたいよ あんた 花の盛りのその最中(さなか) 有無をいわさず 抱きしめて  見上げればなみだ目で 淋しく傘さす おぼろ月 くらくらと酔うほどに 明日もなおさら 行き暮れる 夜桜迷い子 愚痴っぽく いまさら未練の 賑やかし  夜桜迷い子 もう一度 あんた 夢のつづきがあるのなら 桜散るまに 話してよ  夜桜迷い子 逢いたいよ あんた 花の盛りのその最中(さなか) 有無をいわさず 抱きしめて
わかれうた途に倒れて だれかの名を 呼び続けたことが ありますか 人ごとに言うほど たそがれは 優しい人好しじゃ ありません  別れの気分に 味を占めて あなたは 私の戸を叩いた 私は 別れを 忘れたくて あなたの眼を見ずに 戸を開けた  わかれはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り  あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむ  だれが名付けたか 私には 別れうた唄いの 影がある 好きで別れ唄う 筈もない 他に知らないから 口ずさむ  恋の終わりは いつもいつも 立ち去る者だけが 美しい 残されて 戸惑う者たちは 追いかけて 焦がれて 泣き狂う  わかれはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り  あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむ伍代夏子中島みゆき中島みゆき途に倒れて だれかの名を 呼び続けたことが ありますか 人ごとに言うほど たそがれは 優しい人好しじゃ ありません  別れの気分に 味を占めて あなたは 私の戸を叩いた 私は 別れを 忘れたくて あなたの眼を見ずに 戸を開けた  わかれはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り  あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむ  だれが名付けたか 私には 別れうた唄いの 影がある 好きで別れ唄う 筈もない 他に知らないから 口ずさむ  恋の終わりは いつもいつも 立ち去る者だけが 美しい 残されて 戸惑う者たちは 追いかけて 焦がれて 泣き狂う  わかれはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り  あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむ
わかれ宿風にその身を 震わせながら 泣いて散る散る 恋紅葉(こいもみじ) これが最後の 逢瀬(おうせ)なら 抱いて下さい 折れるほど 今宵(こよい)限りに 溺(おぼ)れてみても 明日は他人の わかれ宿  季節外れの 一軒宿は 他にたずねる 人もない 揺れるランプの 灯(ひ)に浮かぶ やせたあなたの 横顔に 同じ悩みを 初めて知った 名残(なご)り切ない わかれ宿  惚れて添(そ)えない 二人の仲を 何でのぞくか 窓の月 いっそあなたの 腕の中 命燃やして 燃え尽きて 灰になっても 悔(く)いなどないわ 旅の終りの わかれ宿伍代夏子竹田賢水森英夫南郷達也風にその身を 震わせながら 泣いて散る散る 恋紅葉(こいもみじ) これが最後の 逢瀬(おうせ)なら 抱いて下さい 折れるほど 今宵(こよい)限りに 溺(おぼ)れてみても 明日は他人の わかれ宿  季節外れの 一軒宿は 他にたずねる 人もない 揺れるランプの 灯(ひ)に浮かぶ やせたあなたの 横顔に 同じ悩みを 初めて知った 名残(なご)り切ない わかれ宿  惚れて添(そ)えない 二人の仲を 何でのぞくか 窓の月 いっそあなたの 腕の中 命燃やして 燃え尽きて 灰になっても 悔(く)いなどないわ 旅の終りの わかれ宿
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