再会の街KANA | KANA | 冬弓ちひろ | 小林宏和 | 佐藤和豊 | 夕暮れの人波に あなたを見つけた 揺れる想い 懐かしさに震える はにかんだその笑顔 昔のままだから 時が止まる 再会の街 待ってたの きっとこんな日を 別れてから 心の隅で ねえ… どんな風に 今は暮してるの 私なんて 相変わらずだけど ねえ… どんな女(ひと)が 今はそばにいるの あのぬくもり まどろみの中… わがままで臆病な 二人だったから 喧嘩しては 深く傷つけあった 時が過ぎこの胸の 痛みは消えたけれど あなた以上 愛せなかった ショーウィンドウ あかりが灯れば 待ち合わせた 昔のようね ねえ… どんな風に 今は暮してるの 私なんて 相変わらずだけど ねえ… どんな女(ひと)が 今はそばにいるの あのまなざし その腕の中… ああ… 「どこにいた」と そっと抱きしめてよ たとえそれが 上手な嘘だって… ああ… あなただけに そっと秘めた想い 口に出来ず 雑踏(ざわめき)の中… |
そんじょそこらの女KANA | KANA | 冬弓ちひろ | 小林宏和 | 佐藤和豊 | あんたの話は 退屈過ぎるわ 私を好きなら すべてを見せて No!No! 口先だけ No!No! 格好つけた No!No! 男らしさは いらない そんじょそこらの 女と違う 私 熱く熱く 燃える炎 バーニングハート そんじょそこらの 女と違う 魂(こころ)を抱いて あんたのカラダは 私を包める? ほんとの強さや 男を見せて No!No! 午前零時 No!No! うわっつらの No!No! 優しさなんて いらない そんじょそこらの 女と違う 恋は 熱く熱く 燃える炎 バーニングラブ そんじょそこらの 女と違う 覚悟を決めて そんじょそこらの 女と違う 私 熱く熱く 燃える炎 バーニングハート そんじょそこらの 女と違う 魂(こころ)を抱いて |
夏泊恋歌城之内早苗 | 城之内早苗 | 冬弓ちひろ | 蔦将包 | 蔦将包 | 車降りれば 風の群れ あなた追いかけ 夏泊 何も告げずに 去ることが あなた 選んだ愛ですか たとえ 愚かと言われても 愛しぬきたい 愛しぬきたいわたしです 照れるあなたに寄り添って あの日見上げた 冬の月 酔って気ままに くちずさむ あれは 津軽の唄ですね あなた 忘れるぐらいなら すべて忘れて すべて忘れてしまいたい いつかおまえに 見せたいと あなた言ってた この景色 あたり一面 藪椿 海をみつめて 咲いてます あなた も一度抱きしめて ここで幸せ ここで幸せみつけたい |
幸せになってもいいですか水森かおり | 水森かおり | 冬弓ちひろ | 桧原さとし | 伊戸のりお | あなたにほめて欲しくって 着物にしました 慣れないけれど 菓子屋横丁の にぎわいに この手離さず つないでいてね 小江戸 川越 時の鐘 幸せになってもいいですか あなたとここで 出逢うため 今まで哀しい 恋してきたの 千の風鈴 風に揺れ 音色奏でて ふたりの明日へ 小江戸 川越 縁結び 幸せになってもいいですか 自分のことは 後回し あなたも私も よく似ています 五百羅漢も 笑ってる こんないいひと どこにもいない 小江戸 川越 とおりゃんせ 幸せになってもいいですか |
人生ららばい北川大介 | 北川大介 | 冬弓ちひろ | 五木ひろし | 川村栄二 | 飢えた心で 彷徨(さまよ)って あの日覚えた 酒の味 生きてくことに がむしゃらで 誰かを傷つけ 傷ついた あれから すこしも変わっちゃいない 痛いと言えず ごめんと言えず 風に抱かれて 眠るだけ 人生ららばい 人生ららばい 男ってばかさ 一番大事なものを なくしてしまうのさ 勝つことだけが 幸せに 近い道だと 信じてた 守りたかった あの人を 気づけば寂しくさせていた 酒場の止まり木 溶けてく氷 痛いと言えず ごめんと言えず 煙草くゆらせ 苦笑い 人生ららばい 人生ららばい 男ってばかさ 一番大事なひとへ 帰れはしないのさ 人生ららばい 人生ららばい 男ってばかさ 一番大事なひとへ 帰れはしないのさ |
絆唄~キズナウタ~香西かおり | 香西かおり | 冬弓ちひろ | 都志見隆 | 上杉洋史 | 人は 生まれる時 ぎゅっと この手の中 糸を 握り締めて ひとり 生まれるの 糸の半分と書いて 絆 誰と結びましょう この糸を 人のはざまで もつれちぎれて でも人を 信じていたい 愚かでしょうか 不器用ですか こんな私 夢を 見ていました 遠い あのふるさと 何も 知らぬ頃の あどけない夢を 頬を伝うのは 涙のしずく 今は待つ人も いないけど 風に流され 落ちて踏まれて でも私 明日も歩く 生きてくことは 誰かと絆 結ぶことよ 人のはざまで もつれちぎれて でもあなた 信じてみたい 愚かでしょうか 不器用ですか 笑いますか |
通り雨石原詢子 | 石原詢子 | 冬弓ちひろ | 岡千秋 | 南郷達也 | 女は 淋(さみ)しいね 女は せつないね 恋はひとときの 通り雨 濡れたからだが くちびるが 別れたあなたを 恋しがる お酒を飲むたび 愚図るのよ 女は 淋(さみ)しいね 女は せつないね 恋は儚いわ 通り雨 明日を夢見た 幸せが 崩れてゆきます 砂のように 心が乱れて ふるえるの 女は 淋(さみ)しいね 女は せつないね 恋はまぼろしの 通り雨 つらい別れをするために あなたに出逢ったわけじゃない 面影探して 揺れるのよ |
さよならのエアポート瀬口侑希 | 瀬口侑希 | 冬弓ちひろ | 大谷明裕 | 竹内弘一 | 今夜私は 旅に出る 最終便で ひとりきり 出発ロビーの アナウンス 遠い異国の 名を告げる 愛しあっても 同じ未来描けない そんな恋も あるから… 搭乗ゲートを くぐったら あなたの胸には 戻れない さよならのエアポート 愛しさふりきって 星空へ飛び立つ 別れの翼 ふたり暮らした あの街が 星屑みたいに 遠ざかる 青く輝く 滑走路 そっと見下ろす 窓の外 銀の翼 夜の海を越えたなら すべて過去に なるのね 地球のどこでも いいのです 私は私を 歩くから さよならのエアポート せつなさ抱きしめて 昨日から旅立つ 別れの翼 明日の見えない この恋を 断ち切るための 夜間飛行(ミッドナイトフライト) さよならのエアポート 涙を道づれに あなたから飛び立つ 別れの翼 |
愛された日々は過ぎてもハン・ジナ | ハン・ジナ | 冬弓ちひろ | 杉本眞人 | 猪股義周 | あふれる涙 くちびる寄せて 哀しみぬぐってくれたひと あなたの腕が 隣りにあれば この世にふたりだけでよかった 太陽が落ちて 星が砕け散っても こわくはないわ あなたがいれば 愛された日々は過ぎても あのぬくもりは 消えない かなうなら いつかあの空で わたしを抱いて 抱きしめて 淋しい夜は あなたの好きな ガーベラ飾って 眠るのよ あなたがいれば 何もいらない 想い出甘く 頬をよせるわ この胸の炎 やがて消える時まで あなたの愛と わたしは生きる 愛された日々は過ぎても まだきらめきは 残るわ ときめいて いつかあの空で も一度会える その日まで 愛された日々は過ぎても あのぬくもりは 消えない かなうなら いつかあの空で わたしを抱いて 抱きしめて |
アムール・ノワールMIHO | MIHO | 冬弓ちひろ | 杉本眞人 | 猪股義周 | 黒い闇だけが ふたりを包むわ 赤いワインで酔わせて 愛してほしいの 目隠しされたら 身動きできない あなたの毒をまわして 熱いキスで 抱き合う今が わたしのすべて 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き あなただけ 狂おしく amour noir… この部屋の中は 最後の楽園 白いシーツの波間を 何度も漂う 名前を呼ばれて 心も縛られ あなたと二人沈むの 海の底へ 愛はいつでも 幻だけど 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き あなたへと 乱れてく 好き… 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 抱きしめて 痛いほど amour noir… |
捨て猫じゃあるまいし岩波理恵 | 岩波理恵 | 冬弓ちひろ | 桧原さとし | 伊戸のりお | 雨 雨 冷たい雨 雨より 冷たい男(ひと) 濡れた舗道に 棄てられた 部屋の合鍵 そして…わたし 女だって 心ぐらい あるのよ あなたには見えなくても バカね バカね バカね 私 何もかもが 好きだった いいとしだもの 泣いたりしない 捨て猫じゃあるまいし 嘘 嘘 あなたの嘘 それでも 愛しい男(ひと) 他の誰かの 甘い影 見ないふりして 爪を立てた 女だって 心ぐらい あるのよ あなたにはガラクタでも バカね バカね バカね 私 裏切りさえ 愛してた 誰にも 今は なつけやしない 捨て猫じゃあるまいし バカね バカね バカね 私 どうしよもなく 好きだった いいとしだもの 泣いたりしない 捨て猫じゃあるまいし |
恋のすみだ川はやぶさ | はやぶさ | 冬弓ちひろ | 桧原さとし | 工藤恭彦 | 春はきらめく すみだの川面 ふたり初めて 屋形船 風に花びら あなたの髪に そっと触れたい この僕なのさ 「色は匂へど 桜の花は 好いたお方に 散りぬるを」 あ、チョイと はらり はらはら 花吹雪 ときめきあふれる 粋だね 風流だね 恋のすみだ川 夏の夜空に 打ち上げ花火 今日で二度目の 屋形船 浴衣姿の あなたに見とれ 甘くせつなく 震える心 「扇子 団扇で 扇いでみても 恋の炎は 消せやせぬ」 あ、チョイと そより そよそよ ほつれ髪 ため息こぼれる 粋だね 風流だね 恋のすみだ川 秋の満月 真冬の雪も ふたり並んで 屋形船 霧よ隠して 浅草あたり もっとお寄りよ 寒くはないか 「ゆこか戻ろか 思案はいらぬ いっそくぐろか 虹の橋」 あ、チョイと ゆらり ゆらゆら 夢一夜 ゆらめき流れる 粋だね 風流だね 恋のすみだ川 |
ゆけ!はやぶさレンジャーはやぶさ | はやぶさ | 冬弓ちひろ | 坂下正俊 | 坂下正俊 | 「ヘルプ!」僕らを呼ぶ声が 「ダッシュ!」今すぐ助けに行くよ 力と技で 羽ばたけば 負ける気しないぜ 勇気は無敵 悪を憎んで 人を憎まず 心に光の矢を放て! やけどするぜ デンジャー はやぶさレンジャー 遥か銀河を 越えてゆけ! 「ジャンプ!」地球にはびこった 「パンチ!」しぶとい悪党たおせ 僕らのいのち 輝けば 世界の闇夜も 照らせるはずさ 正義一筋 情熱ファイター 心の炎で焼き尽くせ! しびれちゃうぜ ジンジャー はやぶさレンジャー 太陽よりも 熱くなれ! 悪を憎んで 人を憎まず 心に光の矢を放て! 新世代 チャレンジャー はやぶさレンジャー 宇宙を駆ける 星になれ! |
夕焼け人情商店街辰巳ゆうと | 辰巳ゆうと | 冬弓ちひろ | 桧原さとし | 塚田剛 | 出世払いと おばちゃんが からあげおまけの 帰り道 売っているのは 品物(もの)じゃない 夢と笑顔と 心意気 赤い夕陽が 目にしみる ああ ここは下町 人情商店街 今日も花屋の マドンナと 目が合うだけで 夢ごこち 時代遅れと 言われても ちょうどいいのさ この街が 雨が降る日も 風の日も ああ ここは駅前 人情商店街 かどの酒屋の おじちゃんは 配達途中で 草野球 小さなふれあい めぐりあい ぬくもり届ける 路地の風 空を見上げりゃ あかね雲 ああ ここは夕焼け 人情商店街 |
恋し雨辰巳ゆうと | 辰巳ゆうと | 冬弓ちひろ | 桧原さとし | 塚田剛 | あなたと一緒に 居られるだけで なんにもいらない 欲しくない 雨の路地裏 めぐり逢い 傘をさしかけ あの日から 惚れて惚れられ ほの字のわたし 雨よ雨よ 雨よ見ていて この恋を あなたが灯した 女のあかり 浮気な夜風で 消さないで やけのやんぱち やるせない ひとり待つ身は つらすぎる 惚れた弱みと 笑っちゃうけど 涙 涙 涙ほろりと 泣けてくる あなたに見せたい この胸の中 せつない恋しい 逢いたくて 傘はあなたに 貸したまま 恋の縁(えにし)を 切らないで 惚れて惚れられ ほの字のわたし 雨よ雨よ 雨よあなたを 連れてこい |
花筏暁月めぐみ | 暁月めぐみ | 冬弓ちひろ | 浅野佑悠輝 | 新屋豊 | 命 ひとひら 舞う花びら 無邪気に追う あなた 人は いつか 還ってゆく 時を流れる 花筏 今年も咲いたね この桜 虚ろな表情(かお)で 見るあなた 小さな私を 抱き上げて 「おかえり」と笑った あれは遠い日 幼ない子どもに戻ってく あなたに戸惑う 大人になりきれない私 命 ひとひら 散りゆく花 無邪気に追う あなた せめて せめて 昔みたいに 手をつないで 帰ろうね 私に絵本を くり返し 何度も読んでくれた母 あなたは今は ひだまりで 何度も同じ 話くり返す ここに嫁いで苦労した あなたがこぼした 悔し涙も 花になる 命 ひとひら あの子守唄 あなたは口ずさむ せめて せめて 昔みたいに 歌いながら 帰ろうね 命 ひとひら 舞う花びら 無邪気に追う あなた 人は いつか 還ってゆく 時を流れる 花筏 |
愛しの塩ラーメン暁月めぐみ | 暁月めぐみ | 冬弓ちひろ | 浅野佑悠輝 | 新屋豊 | 北風吹いたら逢いたくなるの 塩味恋しい 湯気の・れ・ん 男と女が 誘い誘われて チュルチュル シコシコ ダシがたまらない だから好き好き塩ラーメン 好き好き塩ラーメン 好き好き函館が 今夜は帰れない こんな気持ちは 初めてなのさ アッサリしてても クセになる 透明スープは 最後まで熱く 途中でぬるいの 嫌よ許さない だから好き好き塩ラーメン 好き好き塩ラーメン 中細ストレート メンマとチャーシユー 好き好き塩ラーメン 好き好き塩ラーメン 好き好き麩・ほうれん草 ナルトも入・れ・て・ね 好き好き塩ラーメン 好き好きイカそうめん 好き好き蟹も好き なまらうまいから 函館が好きです |
優しい嘘をくださいれいか | れいか | 冬弓ちひろ | 杉本眞人 | 猪股義周 | たまらない寂しさと 狂おしい愛しさが 今夜もこの部屋に たちこめる あなたの心には 誰かが棲んでますか? 抱き寄せられたら 何も聞けない ああ 優しい嘘をください 夢の続き 口移しにください ああ こんなに そばにいるのに あなたが遠くて… 危うげな人だから 愛してはいけないと 何度も言われたわ 友達に あなたの瞳には わたしは映ってますか? 出逢ったあの夜と おんなじように ああ 優しい嘘をください 綺麗だよと 愛してると 言ってよ ああ こんなに 抱かれていても 素肌が寒くて… ああ 優しい嘘をください 夢の続き 口移しにください ああ こんなに そばにいるのに あなたが遠くて… |
醜聞は夜作られるれいか | れいか | 冬弓ちひろ | 杉本眞人 | 猪股義周 | 赤い月に こころ乱され 迷いこんだ 男と女 甘い吐息 仕掛けた罠 まんまとはまった 可愛いひと 醜聞(スキャンダル)は夜作られる 炎上してもいい あなたとなら 好きか嫌いか 奪うか逃げるか 恋に善悪なんてないわ そうでしょ?モナムール 噂なんて 気にしないでね ネコのように 自由なだけよ 熱い視線 楽しまなきゃ 女に生まれた甲斐がない 醜聞は夜作られる 後ろ指さされたい あなたとなら ゆくか戻るか 盗むかじらすか 恋に正解なんてないわ そうでしょ?モナムール 醜聞(スキャンダル)は夜作られる 炎上してもいい あなたとなら 好きか嫌いか 奪うか逃げるか 恋に善悪なんてないわ 愛してモナムール |
遥かな道石原詢子 | 石原詢子 | 冬弓ちひろ | 岡千秋 | 南郷達也 | 雨が降る日は 雨の中 風の吹く日は 風の中 ただひたすらに ひたむきに 歩いて来ました この道を 生きてゆく生きてゆく 遥かな道を わたしは生きてゆく 生きていりゃこそ 哀しみは めぐりめぐって 花になる 幼い頃に 描いてた 大人になれない 私でも 生きてゆく生きてゆく 遥かな道を 明日も生きてゆく 明日の見えない あの頃は 春は遠くて 寒かった 悔し涙を 振りはらい 見上げた空には 星ひとつ 生きてゆく生きてゆく 遥かな道を わたしは生きてゆく |
東京ジンタ美月さくら | 美月さくら | 冬弓ちひろ | 杉本眞人 | 伊戸のりお | こんな大きな街なのに 眠る胸さえありゃしない 夜の東京ジンタのリズム 流れ流れて星の下 泣いているよに見えるのは うまく描けない眉のせい 寒い東京酔えないピエロ 今日もおどけて笑わせる なぜか身につく別れぐせ どうせ死ぬときゃ一人きり 雨の東京ジンタに浮かれ 歌い踊って根無し草 ビルの谷間に吹く風を よけてあたしは綱渡り ここは東京ジンタにつられ 今日も誰かがやってくる |
雪散華~ゆきさんげ~石原詢子 | 石原詢子 | 冬弓ちひろ | 徳久広司 | 前田俊明 | 空をちぎって 雪が舞う あなたの背中に 雪が舞う 出逢いはさだめ 別れもさだめ いいえ 無理です いっそこの手で 愛さえ殺したい 雪よ降れ 雪よ降れ降れ 帰りの道さえ 消し去って 百年 千年 降りしきれ あなたをどこへも行かせない 空に焦がれて 鳥がゆく 見送る私に 風が泣く 刃(やいば)の上を 踏むよな恋も 恋は 恋です なのにこの手を あなたはふりほどく 雪よ降れ 雪よ降れ降れ 心も命も 凍らせて この世の果てまで 降りしきれ あなたを誰にも 渡さない 雪よ降れ 雪よ降れ降れ 吹雪でこの街 埋め尽くし 百年 千年 降りしきれ あなたをどこへも行かせない |
こんな女に惚れてみろ北野好美 | 北野好美 | 冬弓ちひろ | 杉本眞人 | 溝淵新一郎 | 人はみかけじゃ わからない 女はなおさら わからない 嘘や愛想は 好かなくて 口は悪いが 請けにゃ厚い 津軽じょっぱり あとにはひかぬ こんな女に アアンア アンアン 惚れてみろ 雪の重さに 耐えてこそ 桜の花咲く 春が来る 道は険しく 遠くても こころ曲げるな 真っ直ぐ生きろ 津軽じょっぱり どこどこまでも こんな女に アアンア アンアン 惚れてみろ 夢は一輪 風に咲け 凍える寒さを 乗り越えて 後ろ向くのは 好かなくて 胆(はら)に決めたら 迷うな泣くな 津軽じょっぱり けっぱれ明日も こんな女に アアンア アンアン 惚れてみろ |
せんないね北野好美 | 北野好美 | 冬弓ちひろ | 杉本眞人 | 川村栄二 | いつから鳴らなくなったのか あの日夜店で 買った風鈴 泣けないあたしに よく似てる あんたの匂いが 今も恋しい 昨日の夢に 呼ばれるように あんたが街を 出てった日から 忘れな 忘れな 忘れてしまえ 風は叱るけど あゝ… せんないね あたしの帰りが遅い日は 窓辺に座り 煙草をぷかり あんたが今でもいるようで 窓辺を見上げりゃ 忘れ風鈴 思い出だけじゃ 生きられないよ 恋でもするさと 笑ってみても あんたが あんたが あんたが好きよ 風は嘆くけど あゝ… せんないね 昨日の夢を 消せない男 時計を止めて 待ってる女 バカだね バカだね あんたとあたし 風は歌うけど あゝ… せんないね |
永遠の桜KANA | KANA | 冬弓ちひろ | 小林宏和 | | 遠く離れて 君想ふ 逢えぬわが身の やるせなさ 夕空渡る 鳥になり 帰らん 君のもとへ いつの日か 暮れて流るゝ 星一つ 明日この身は 果てるとも 愛(いと)しきひとの 幸せを 今宵の月に祈る とこしえに 君の優しき 名を呼べば 肩に舞い散る 山桜 この瞬間(とき)生きる 君なれば 見守る空の果てで ただ愛(いと)し 夕空渡る 鳥になり 帰らん 君のもとへ いつの日か |
風のステーション高森有紀 | 高森有紀 | 冬弓ちひろ | 若草恵 | 若草恵 | 朝が来たら わたしはひとり 街を出てゆく たぶんあなたはあの約束 忘れているのね 朝が来たら あなたとふたり この街を出て やり直そうと誓い合った 南へ行(ゆ)こうと 夜明け間近の駅で 来ない未来を待った 風のステーション サヨナラの代わりに つたえてほしい 愛してたと いま 始発の汽車にひとり乗る 朝が来たら あなたはひとり 部屋に戻って テーブルの上 小さなメモ 見つけるのでしょう 朝が来たら わたしはひとり 旅に出るのよ 哀しいくらい自由になる 涙の数だけ これが最後の賭けと ずっと決めていたから 風のステーション サヨナラの代わりに つたえてほしい 待っていたと いま あの日の夢が消えてゆく 風のステーション サヨナラの代わりに つたえてほしい 元気でねと いま ふたりの街が遠ざかる |
微笑みを想い出すまでKANA | KANA | 冬弓ちひろ | 小林宏和 | 佐藤和豊 | 人はなぜ 繰り返す 愚かなことを 悲しみに打たれ 子供達が泣いてる 人はなぜ 奪い合う 大切なもの 世界のどこかで 嘆きの声聞こえる 今 抱きしめて めぐりあえた この奇跡 今 届けよう あふれる愛こそ 希望 くちびるが 微笑みを想い出すまで この愛の詩(うた)をわたしからあなたへ 今 この星で 生きることの喜びを 今 伝えたい 祈りと願いを込めて 泣き顔が 微笑みを想い出すまで この命の詩(うた)を 何度でもあなたへ ささやかな幸せは失くして気づく 優しいぬくもり 戻らない地球(ふるさと) くちびるが 微笑みを想い出すまで この愛の詩(うた)を あなたから 続く未来へ |
東京ムーンライト門倉有希と宮本隆治(ユキ&リュウジ) | 門倉有希と宮本隆治(ユキ&リュウジ) | 冬弓ちひろ | 三木たかし | 塚田剛 | あなたはいいひとね 今夜も月のように わたしを優しく包むから 泣きたくなってくる あなたは悪いひと 今夜も月のように 心の窓からしのび込み 愛しさ盗むのさ もう何も 言わないで 聞かないで これからふたり 目と目でキスしたら 運命信じさせて あなたなら 最後の恋になるかも 東京ムーンライト 大人になれなくて 時には月を見上げ 子供に戻って思いきり 泣きたい夜もある 可愛くなれなくて 時には月を見上げ 失くしたぬくもり思いだし 泣きたい夜もある せつなくて 揺らめいて 恋しくて このままふたり 手と手を重ねたら 運命信じさせて あなたなら 最後の人に出来そう 東京ムーンライト もう何も 言わないで 聞かないで これからふたり 目と目でキスしたら 運命信じさせて あなたなら 最後の恋になるかも 東京ムーンライト |
すみだ川夜曲石原詢子 | 石原詢子 | 冬弓ちひろ | 杉本眞人 | 宮崎慎二 | 灯おとして 暖簾を入れて もすこし独りで 飲みましょか 外は花冷え あんたは来ない わらっておくれよ すみだ川 ああ 近頃 女もつらいやね 死ぬほど惚れても すがれない 帰っておいでよ ねぇ、あんた 言いわけ荷物を 背中にしょって 川は流れる 男の心 最後は女が 海になる そんな覚悟は さらさら無いが 今夜はどんぶら 子守歌 ああ やっぱり 男もつらいやね 泣きたい時にも 泣けなくて 帰っておいでよ ねぇ、あんた 冷たい体を ぬくめてあげる 煙草ふかして 深酒しても 叱ってもらえる 歳じゃなし 独りぽっちの ふたりじゃないか どうして切ない すみだ川 ああ 男も 女もつらいやね つっぱりきれずに 傷ついて 帰っておいでよ ねぇ、あんた あんたのまんまで 帰っておいで |
ゴーゴー!YOKOHAMAはやぶさ | はやぶさ | 冬弓ちひろ | 坂下正俊 | 坂下正俊 | 見たか聞いたか 噂のあいつ まかせて安心 みなとの未来 助けに行くよ 世界の果てまで キミの笑顔と 平和のために 力を合わせて 頑張れ明日も やればできるさ やらなきゃできない いーじゃん そうじゃん トウバンジャン サンキュー やるじゃん そりゃそうじゃん 誰にも 負けはしないさ 「行くぞ!」 あふれる きらめく 愛と勇気は光の雫 (レッド!グリーン!ブルー!) ゴーゴー!ヒーロー ゴーゴー!YOKOHAMA なせばなるなる なさねばならぬ 誰が呼んだか 気になるあいつ 正義の血潮が 真っ赤に燃える 助けに行くよ 今すぐ飛んでく キミの幸せ この手で守る 汗かきべそかき 頑張れ明日も 夢は見るもの 見なけりゃ叶わぬ いーじゃん そうじゃん ジャンバルジャン サンキュー やるじゃん いけてるじゃん 強いぞ 愛は負けない 「進め!」 ダメもと上等 夢と希望は心の虹さ (レッド!グリーン!ブルー!) ゴーゴー!ヒーロー ゴーゴー!YOKOHAMA 七つ転んで 八回起きろ あふれる きらめく 愛と勇気は光の雫 (レッド!グリーン!ブルー!) ゴーゴー!ヒーロー ゴーゴー!YOKOHAMA なせばなるなる なさねばならぬ なせばなるなる なさねばならぬ |
うたかたのタンゴうえだとしこ | うえだとしこ | 冬弓ちひろ | 西つよし | 川村栄二 | このまま お別れしましょう 微笑ってサヨナラするの 想い出刻んだ ダンスフロアー 向いあうのも これで最後ね 窓の外は雨 雨 雨がやむまでは 踊らせて あなたの腕の中 恋はうたかたの タンゴ 愛はいつも 美しすぎるまぼろし 楽しい 時間(とき)をありがとう 激しい 喧嘩もしたわ あなたと私は 似たもの同士 恨まないのが 大人のルール 窓の外は雨 雨 雨がやむまでは 踊らせて あの日のステップで 恋はときめきの タンゴ 愛はいつも 涙を連れて来るけど 窓の外は雨 雨 雨がやむまでは 踊らせて あなたの腕の中 恋はうたかたの タンゴ 愛はいつも 美しすぎるまぼろし |
さよならをワイン色に染めてうえだとしこ | うえだとしこ | 冬弓ちひろ | 西つよし | 川村栄二 | わたしなら大丈夫 ここで見送るわ あの日ふたり出逢った ステーション たとえ どんなにつらくても 背中向ける 愛があるの この街であなたと めぐりあって 愛した それがすべてよ 抱きしめて 心がきしむほど さよならを ワイン色に染めて 指と指からめあい 夜景みつめたわ 恋はまるで宝石(ジュエル)ね 目がくらむ だから ごめんと言わないで そうよ誰も 悪くないわ この街でふたりは 愛しあって 別れる それでいいのよ 忘れない 命が終わるまで 想い出を ワイン色に染めて この街であなたと めぐりあって 愛した それがすべてよ 抱きしめて 二度と会えなくても せつなさを ワイン色に染めて さよならを ワイン色に染めて |
しあわせになりたい!飛鳥とも美 | 飛鳥とも美 | 冬弓ちひろ | 坂下正俊 | ヒロ☆ヒロユキ | まじめにコツコツやったって はしごをはずされ ずっこけた (ファイト!) 仕事も遊びも がんばって 気がつきゃお局 すきま風 (さびしーっ!) 友だちどんどん かたづいて 出てゆくご祝儀 元とれない 男は愛嬌 女は度胸 みょーちくりんだよ 世の中は 「しあわせになりたーーーい」 どんとやろうよ でっかくやろう いつか花咲く その日まで ピッカピカの テッカテカ チャッチャメチャの ハッチャメチャ あしたはしあわせきっと来る 会社の同期が 減ったって 「おひとりさま」でも へっちゃらよ (ファイト!) 何度もふられ 泣いたって 出逢ってないだけ 赤い糸 (さびしーっ!) 桃栗三年 柿八年 笑う門には 福来る 今夜は終電 明日は始発 こんちくしょーだよ 世の中は 「しあわせになりたーーーい」 どんとやろうよ でっかくやろう どうせ一度の 人生さ ピッカピカの テッカテカ チャッチャメチャの ハッチャメチャ どこかで誰かが待っている どんとやろうよ でっかくやろう 夢は大きく 希望(のぞみ)は熱く ピッカピカの テッカテカ チャッチャメチャの ハッチャメチャ そのうち何とかなるだろう |
素敵なバースディ氷川きよし | 氷川きよし | 冬弓ちひろ | 伊藤薫 | 石倉重信・藤林昌彦 | ハッピー ハッピー バースディ トゥー ユー 今日は あなたの特別な日 ハッピー ハッピー バースディ トゥー ユー キャンドル灯し お祝いしよう おめでとう おめでとう 生まれてきてくれて ありがとう 1年365日 毎日誰かの大切な日 だけどあなたは この世に一人 あなたという 奇跡なんだよ ハッピー ハッピー バースディ トゥー ユー 今日は あなたの特別な日 ハッピー ハッピー バースディ トゥー ユー シャンパン抜いて お祝いしよう 照れないで 照れないで 生まれてきてくれて ありがとう 1年365日 毎日毎朝生まれ変わる そうさあなたは 生きてるだけで 誰かのほら 太陽なんだよ ハッピー ハッピー バースディ トゥー ユー 今日は あなたの特別な日 ハッピー ハッピー バースディ トゥー ユー ケーキとお花で お祝いしよう 歌いたい 歌いたい 生まれてきてくれて ありがとう 一つずつ歳を重ねて 増えてゆく 喜び 想い出 愛しきもの ハッピー ハッピー バースディ トゥー ユー 今日は あなたの特別な日 ハッピー ハッピー バースディ トゥー ユー キャンドル消して お祝いしよう おめでとう おめでとう 生まれてきてくれて ありがとう 生まれてきてくれて ありがとう |
永遠の月KANA | KANA | 冬弓ちひろ | 小林宏和 | 佐藤和豊 | 二十三夜 夢の中で あなたを探している 目覚めれば冷たい頬を 包みこむ月明かり 独りにしないと 約束したのに あなたは嘘つき 空に抱かれ もう戻ってこない ああ 逢いたくても 届かない永遠(とわ)の月 も一度そっと触れたい 優しかったその腕に ああ 瞳閉じて 描く遠い夏の日 月が照らすセレナーデ 今は風に消えた 最後の夜 白い部屋で 音もなく散った花 くちびるが「ありがとう」って 動くのが怖かった あれから季節は 私を置き去り 写真のあなたに話しかける 今も愛してると ああ あなたはもう 届かない永遠(とわ)の月 涙がこぼれないよう 見上げながら歩く夜 ああ 忘れるより 痛み抱いて生きたい 月が照らすエピローグ あの日生きた記憶 ああ 逢いたくても 届かない永遠(とわ)の月 も一度そっと触れたい 優しかったその腕に ああ 長い旅の終わりに また逢いたい 忘れないで見つめていて 遠い空でずっと… |
黄昏ララバイ小金沢昇司 | 小金沢昇司 | 冬弓ちひろ | 近江たかひこ | 伊戸のりお | 忘れたはずでも 寂しくて あなたの背中を 探してる 夕暮れの街を さ迷い歩けば 失くした愛の 破片(カケラ)がつき刺さる きらきらきら 灯りがにじむ ひとりきりの この街に ララバイ黄昏 愛にはぐれたままの 心を眠らせて くわえ煙草で 抱き寄せる あなたの匂いが 好きだった 夢から醒めれば その手を放せば 二度と戻らぬ 恋だとわかってた ゆらゆらゆら 想い出揺れる あなただけを 愛してた ララバイ黄昏 凍えそうなわたしの 心を暖めて |
六本木海峡藤田恵美 | 藤田恵美 | 冬弓ちひろ | 杉本眞人 | 周防泰臣 | お祭りさわぎが 終わったら 帰るところが みんなある 今夜はどこから かけてるの いつも最後は ひとりだね たいした話も ないくせに 先に切れない さびしんぼ 尖ってみせても 強がりが 氷みたいに 溶けてゆく 六本木海峡 ゆらゆら おぼれる前に 帰っておいで 六本木海峡 ゆらゆら おぼれかけてる 都会(まち)の魚は あんただけじゃない ほんとに男が 強いなら だれも女は 泣きゃしない 泣かせた女の その膝で 最後は甘えて 眠りなよ ひとりがいいさと 言いながら 独りがこわい ろくでなし 今夜で終わりと 誓っても 知らず知らずに 許してる 六本木海峡 ふらふら 忘れたふりで 戻っておいで 六本木海峡 ふらふら 生きるの下手な 都会(まち)の魚は あんただけじゃない 六本木海峡 ゆらゆら おぼれる前に 帰っておいで 六本木海峡 ゆらゆら 寂しがりやの 都会(まち)の魚は あんただけじゃない |
金沢 Cry Me a River藤田恵美 | 藤田恵美 | 冬弓ちひろ | 伊藤薫 | 周防泰臣 | この川は どこへ行くの あの日のふたりが 水面に揺れる 天神橋から 梅の橋 ならんで見ていた 友禅流し 覚えてますか 忘れましたか どうにかなるさと あなた言ったこと この川は どこへ行くの 黄昏の 浅野川 哀しみを 隠し流れる どこかわたしに似てるね 金沢 CryMe a River 小雨降る 主計町(かずえまち)の 紅殻格子(べんがらごうし)を 想い出濡らす 暗がり坂から あかり坂 あなたは上って 私は下りた だからいいのよ うらんでいいの 忘れられるのは 寂しすぎるから この川は どこへ行くの 宵闇の 浅野川 いとしさを 底に沈めた 女心に似てるね 金沢 Cry Me a River この川は どこへ行くの 酔いどれて 浅野川 せつなさを 抱いて流れる どこかわたしに似てるね 金沢 Cry Me a River |
ねぇ…あんた藤田恵美 | 藤田恵美 | 冬弓ちひろ | 杉本眞人 | 周防泰臣 | 淋しい恋を 捨てるなら 黄昏よりも 昼下がり 「じゃあね」と微笑って 背をむけりゃ 強がるあたしを 風が抱く 男には 聞こえない声で 女は泣くのです ジリジリと 身を焦がし 胸を震わせ むせび泣く せつないよ ねぇ…あんた 言葉にならない 蝉しぐれ 頬杖ついて 部屋の隅 思い出たどる 子守唄 どの道終わりは 同じでも あたしはあんたが 好きだった 男には わからない嘘が 女は得意です ひとり寝の 長枕 となりを空けて 眠る癖 恋しいよ ねぇ…あんた まぼろし抱いてる 夜明け前 うたかたの 羽をつけ 夢が遠くへ 飛んでゆく 行かないで ねぇ…あんた まぶたを閉じれば 蝉しぐれ |
原っぱパラダイス氷川きよし | 氷川きよし | 冬弓ちひろ | 羽場仁志 | 伊戸のりお | 町工場(まちこうば)の裏にある 原っぱは みんなの指定席 紙芝居のおじさんが 拍子木たたけば 夢の世界 ソースせんべい 食べながら 正義の味方に 手に汗握る あの頃 あの空 あの笑顔 パラパラ パパパ パラダイス 懐かし うるわし パラダイス 土管の中は 秘密基地 原っぱは みんなの宝島 前の駄菓子屋 ばあちゃんの 何より大事な 猫のミケ どこへ行ったの 見かけない 鰹節(かつぶし)あげるよ 帰っておいで あの頃 あの道 あの夕陽 パラパラ パパパ パラダイス 懐かし うるわし パラダイス カバンを置いて 集まれば 原っぱは みんなの野球場 たまに練習 みてくれる 工場のにいちゃん 油まみれ 今日も明日も 残業さ この次教えて 秘密の魔球 あの頃 あの風 あの匂い パラパラ パパパ パラダイス 懐かし うるわし パラダイス 懐かし 恋しや パラダイス |
濃尾恋歌石原詢子 | 石原詢子 | 冬弓ちひろ | 吉幾三 | 京建輔 | 伊吹(いぶき)おろしが 刺すよに吹けば 濃尾平野は 冬間近 木曽の流れは 海へと帰る 空よ風よ鳥たちよ 伝えておくれ 私はひとり ひとり待っている 郡上(ぐじょう)踊りで あなたと出逢い 夜明け惜しんだ 夏の夜 白と藍(あい)との 浴衣が揺れた 山よ月よ花たちよ 叶わぬ想い 私は夢を 夢を見ていたの 桜花びら 川面(かわも)に降れば 濃尾平野は 春さなか 霞む山より あなたが遠い 空よ風よ鳥たちよ 教えておくれ 私は生きて 生きてゆけますか |
雪虫北野好美 | 北野好美 | 冬弓ちひろ | 杉本眞人 | 川村栄二 | 寂しがりやの 男はみんな 風に浮かんだ 雪虫さ 忘れた頃に 訪ねて来ては 冬の寒さを 置いてゆく ふわり ゆらゆらり 逢いにきて どこへどこへ 帰るのさ あたしの乳房で 溶けてゆけ ぎゅっと抱いたら 飛んでった 夢を食べてる 男はみんな 夜に漂う 雪虫さ ひとりの胸に 棲めないくせに 窓の灯を 恋しがる ふわり ゆらゆらり 抱きにきて すぐにすぐに 逃げてゆく 心を冷たく 濡らすだけ ぎゅっと掴めば まぼろしさ ふわり ゆらゆらり 逢いにきて どこへどこへ 帰るのさ 春まであたしと 暮らそうよ ぎゅっと抱いたら 消えちゃった |
おんな虹色花吹雪北野好美 | 北野好美 | 冬弓ちひろ | 杉本眞人 | 川村栄二 | 色は匂へど 散りぬる女 どうせ散るのが さだめなら 咲いて見せましょ 二度三度 生きてりゃいろいろあるわいな さくら ぼんぼり 花見酒 酔って浮世の 憂さ晴らし 憂さ晴らし あんな野暮天 ほっといて 今夜は飲もうよ えじゃないか おんな 虹色 花吹雪 涙の数だけ 艶(あで)やかに 歌え 歌えや ええじゃないか 踊れ 踊れよ ええじゃないか 好きなお方と 桃色月夜 恋もしました 夢も見た みんないいひと 悪いひと 女はいろいろあるわいな おかめ ヒョットコ 花見酒 辛い浮世も テレツクテン テレツクテン 逢うも別れも 晴れ舞台 稽古は出来ない えじゃないか おんな 七色 花吹雪 ため息つくなら 色っぽく さくら ひらひら ええじゃないか 恋も 涙も ええじゃないか 「さあさ みなさん ご一緒に」 おんな 虹色 花吹雪 涙の数だけ 艶やかに 夢か うつつか ええじゃないか 嘘も 真も ええじゃないか |
ちょっと待ってよヨコハマはやぶさ | はやぶさ | 冬弓ちひろ | 桧原さとし | 伊戸のりお | 潮風揺れる 本牧で 別れ言葉を きりだすあなた 僕の心を 奪っておいて カモメみたいに サヨナラなんて… ちょっと ちょっと ちょっと待ってよヨコハマ ふたりのこの恋 いけない遊びにしないでよ ちょっと ちょっと ちょっと待ってよヨコハマ あなたは気まぐれ 年上のひと 港が見える あの丘で 白い客船 見ていたあなた いつかふたりで 乗れたらなんて あれは儚い まぼろしですか… ぎゅっと ぎゅっと ぎゅっと抱いてよヨコハマ せつないこの恋 よくある終わりにしないでよ ぎゅっと ぎゅっと ぎゅっと抱いてよヨコハマ 冷たくしないで 年上のひと フランス坂の 風見鶏 愛という名の 魔法をかけて あの日ぼくらは 見えない糸に 引かれるように 出逢ったけれど… ちょっと ちょっと ちょっと待ってよヨコハマ 本気のこの恋 あぶない遊びにしないでよ ちょっと ちょっと ちょっと待ってよヨコハマ あなたが好きです 年上のひと |
六本木海峡すぎもとまさと | すぎもとまさと | 冬弓ちひろ | 杉本眞人 | | お祭りさわぎが 終わったら 帰るところが みんなある 今夜はどこから かけてるの いつも最後は ひとりだね たいした話も ないくせに 先に切れない さびしんぼ 尖ってみせても 強がりが 氷みたいに 溶けてゆく 六本木海峡 ゆらゆら おぼれる前に 帰っておいで 六本木海峡 ゆらゆら おぼれかけてる 都会(まち)の魚は あんただけじゃない ほんとに男が 強いなら だれも女は 泣きゃしない 泣かせた女の その膝で 最後は甘えて 眠りなよ ひとりがいいさと 言いながら 独りがこわい ろくでなし 今夜で終わりと 誓っても 知らず知らずに 許してる 六本木海峡 ふらふら 忘れたふりで 戻っておいで 六本木海峡 ふらふら 生きるの下手な 都会(まち)の魚は あんただけじゃない 六本木海峡 ゆらゆら おぼれる前に 帰っておいで 六本木海峡 ゆらゆら 寂しがりやの 都会(まち)の魚は あんただけじゃない |
涙はいらないKANA | KANA | 冬弓ちひろ | 杉本眞人 | すぎもとバンド | フワフワ陽気に 笑っていても 案外性根は 淋しがり 何かのはずみで 好きと言われりゃ 朝から晩まで そいつが全て ただ嬉しくて まとわりついて すぐに男に 嫌われる I'm sorry So much I love you 愛しすぎちゃって ごめんネ I'm sorry So much I love you うまい愛し方を 誰か教えて もう もう… 涙はいらないよ そこそこ勝気に 振舞うけれど 本音を言ったら 弱虫よ 風の強い日は ひとり眠れない 嫌われたくなくて 我慢してたら 君はひとりで 生きてゆけるね ある日 男は背を向ける I'm sorry So much I love you 愛しすぎちゃって ごめんネ I'm sorry So much I love you うまい愛され方を 誰か教えて もう もう… 涙はいらないよ I'm sorry So much I love you 愛しすぎちゃって ごめんネ I'm sorry So much I love you うまい忘れ方を 誰か教えて もう もう… 涙はいらないよ |
風の線路(一宮浩二に捧ぐ…)すぎもとまさと | すぎもとまさと | 冬弓ちひろ | 杉本眞人 | | 帰りの道を 忘れるくらい 夢中で遊んだ ガキの頃 ローカル線の レールをたどり 兄貴と歩いた 遠い夏 あの日履いてた 泥んこズック 捨てちゃいないさ 胸ん中 帰ろうよ 帰ろうよ 靴紐 結びなおし 帰ろうよ 帰ろうよ もう一度 故郷の空へ続く 風の 風の線路 どうして人は 忘れてしまう 出逢ったよろこび ときめきを 見慣れたはずの おまえの笑顔 今さら思うよ きれいだと あの日見つけた 大事な花を 守りたいんだ これからも 帰ろうよ 帰ろうよ 愛しさ言葉にして 帰ろうよ 帰ろうよ あの頃へ 昨日から明日へ続く 風の 風の線路 帰ろうよ 帰ろうよ 靴紐 結びなおし 帰ろうよ 帰ろうよ もう一度 まだ醒めぬ夢は続く 風の 風の線路 |
わすれ傘内田明里 | 内田明里 | 冬弓ちひろ | 杉本眞人 | 矢野立美 | あれは初恋 片思い 兄貴みたいな人でした 淡い口紅 似合うひと 肩を抱き寄せ歩いてた 広い背中に 父親の 影をかさねて あこがれた 妻も子もある人だけど 離れられない恋でした 男は だれかの忘れ傘 あんたも だれかの忘れ傘 きっと幸せつかもうと 同じ名字をくれた人 ふいに天国 行っちゃって 抱いてくれない お星さま 二度と恋などしなくても 生きてゆけるわ 思い出と だけど時々 寂しくて ほんのつかのま 恋宿り 男は だれかの忘れ傘 あんたも だれかの忘れ傘 口説く仕草も 不器用で そっと信じてみたい人 いっそ一夜の 夢になれ そんな哀しい知恵もつく こんな暮らしはさせないと 腕をつかんで 抱きしめる 少しこわいの その若さ 賭けてみようか やめようか 男は だれかの忘れ傘 あんたも だれかの忘れ傘 |
酒場のカナリア一葉 | 一葉 | 冬弓ちひろ | 杉本眞人 | | あたしの店には色がない 窓から港が見えるだけ 小雨が続けば客もない おんぼろギターで唄うだけ ルルララル 男なんて 嘘つきばかり 逢いたいよ 逢いたいよ 逢いたいよ 逢えない恋なら死んだも同じ さえずりも酔いどれた 酒場のカナリア あたしの店には花もない ブリキのランタン灯るだけ ハシケは寂れて歌もない 遠くで霧笛がぐずるだけ ルルララル 女ぐらい きれいに捨てな 待ちわびて 待ちわびて 待ちわびて 抱かれぬこの身は死んだも同じ せつなさに羽を噛む 酒場のカナリア ルルララル 男なんて 嘘つきばかり 逢いたいよ 逢いたいよ 逢いたいよ 逢えない恋なら死んだも同じ さえずりも酔いどれた 酒場のカナリア あたしはカナリア |