玄海ブルース氷川きよし | 氷川きよし | 大高ひさを | 長津義司 | 石倉重信 | 情け知らずと 嘲笑(わら)わばわらえ ひとにゃ見せない 男の涙 どうせ俺らは 玄海灘の 波に浮き寝の かもめ鳥 紅い灯かげの グラスに浮かぶ 影がせつない 夜更けのキャバレー 酔うて唄えど 晴れない胸は 銅鑼(ドラ)よ お前が 知るばかり 嵐吹きまく 玄海越えて 男船乗り 往く道ゃひとつ 雲の切れ間に きらりと光る 星がたよりの 人生さ |
喧嘩太郎石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 真鍋理一郎 | | バラ色の夢に吹く 真っ黒い雨と風 俺たちにゃこれ以上 我慢出来ない世界 唇を噛みしめて こらえてもこらえても こらえ切れなくなった時 喧嘩々々! 喧嘩々々! 喧嘩太郎の パンチが飛ぶぜ たそがれのビルの谷 音もなく散る枯葉 消えてゆく老兵の それがいとしい運命 唇を噛みしめて こらえてもこらえても こらえ切れなくなった時 喧嘩々々! 喧嘩々々! 喧嘩太郎の 命が燃える |
君忘れじのブルース淡谷のり子 | 淡谷のり子 | 大高ひさを | 長津義司 | | 雨ふれば 雨に泣き 風ふけば 風に泣き そっと夜更けの 窓をあけて 歌う女の 心は一つ ああ せつなくも せつなくも 君を忘れじの ブルースよ 面かげを 抱きしめて 狂おしの いく夜ごと どうせ帰らぬ 人と知れど 女ごころは 命も夢も ああ せつなくも せつなくも 君を忘れじの ブルースよ 君を忘れじの ブルースよ |
玄海ブルース三門忠司 | 三門忠司 | 大高ひさを | 長津義司 | | 情け知らずと わらわば笑え ひとにゃ見せない 男の泪 どうせ俺らは 玄海灘の 波に浮寝の かもめ鳥 紅い灯(ほ)かげの グラスに浮ぶ 影が切ない 夜更けのキャバレー 酔うて歌えど 晴れない胸は ドラよお前が 知るばかり 嵐吹きまく 玄海越えて 男船乗り 往く道ゃひとつ 雲の切れ間に キラリと光る 星がたよりの 人生さ |
君忘れじのブルース石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 長津義司 | | 雨ふれば 雨に泣き 風ふけば 風に泣き そっと夜更けの 窓をあけて 歌う女の 心は一つ あゝ せつなくも せつなくも 君を忘れじのブルースよ 面かげを 抱きしめて 狂おしの いく夜ごと どうせ帰らぬ 人と知れど 女ごころは 命も夢も あゝ とこしえに とこしえに 君を忘れじのブルースよ |
カスバの女石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 久我山明 | | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリヤ どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチュニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
王将・夫婦駒石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 野崎真一 | | あばれ香車(やり)なら どろんこ桂馬(けいま) 乱れ角行(かく)なら むかい飛車(びしゃ) 坂田三吉 勝負にゃ泣かぬ 可愛い小春の ために泣く 駒を握らしゃ 将棋の鬼で 俥ひかせりゃ 甲斐性無(がしんたれ) こんな男の 情にひかれ 今朝も小春の やつれ髪 勝てば王将 負ければ歩(ひよこ) 浪花 東京の 勝負どこ 命二つを 一つに燃やす 俺と小春は 夫婦駒 |
夜霧の慕情石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 野崎真一 | | 愛しても 愛しても 愛しきれない 君だった 夜霧の中に 泣いてかくれて 消えたまま 帰らぬ面かげ あゝ 泪の瞳 さよならの さよならの 声も哀しく かすれてた あの夜の別れ こんなやくざな 俺のため つくした真心 あゝ 忘れはしない いつの日か いつの日か 逢えるあてない 恋だけど せめても祈る 君の倖せ そればかり 夜霧に咽ぶよ あゝ 男の慕情 |
銀座の恋の物語石原裕次郎・牧村旬子 | 石原裕次郎・牧村旬子 | 大高ひさを | 鏑木創 | | 心の底まで しびれる様な 吐息が切ない 囁きだから 泪が思わず 湧いてきて 泣きたくなるのさ この俺も 東京で一つ―― 銀座で一つ―― 若い二人が 始めて逢った 真実の 恋の 物語り 誰にも内緒で しまっておいた 大事な女の 真ごころだけど 貴男のためなら 何もかも くれると言う娘の いじらしさ 東京で一つ―― 銀座で一つ―― 若い二人の 命を賭けた 真実の 恋の 物語り やさしく抱かれて 瞼をとじて サックスの嘆きを 聴こうじゃないか 灯りが消えても この侭で 嵐が来たって 離さない 東京で一つ―― 銀座で一つ―― 若い二人が 誓った夜の 真実(ほんと)の 恋の 物語り |
カスバの女青江三奈 | 青江三奈 | 大高ひさを | 久我山明 | | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 唄ってあげましょ わたしでよけりゃ セイヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の 今更かえらぬ 身の上を 貴男も妾も 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチュニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
江の島悲歌(エレジー)菅原都々子 | 菅原都々子 | 大高ひさを | 倉若晴生 | 山田栄一 | 恋の片瀬の 浜千鳥 泣けば未練の ますものを 今宵嘆きの 桟橋の 月にくずれる わが影よ 哀れ夢なき 青春を 海の暗さに 散らす夜 君は遥るけき 相模灘 漁(いさ)り灯よりも 遠き人 さらば情けの 江の島の みどり哀しき わが恋よ 南風(ハエ)の汐路の 流れ藻(も)に 明日は真白き 花と咲け |
連絡船の唄菅原都々子 | 菅原都々子 | 大高ひさを | 金海松 | 長津義司 | 思い切れない 未練のテープ 切れてせつない 女の恋ごころ 汽笛ひと声 汽笛ひと声 涙の波止場に わたし一人を 捨てて行く …連絡船よ お国なまりが 今さら悲し あれが形見か 別れの船唄よ 翼あるなら 翼あるなら 行きたい思いの わたし一人を 捨てて行く …連絡船よ 霧の海峡の 航海燈は いつか港に 返って来るものを 返るあてない 返るあてない 恋ゆえ身を焦く わたし一人を 捨てて行く …連絡船よ |
カスバの女天童よしみ | 天童よしみ | 大高ひさを | 久我山明 | | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリヤ どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチェニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
肩で風切るマドロスさん田端義夫 | 田端義夫 | 大高ひさを | 田端義夫 | | 肩で風切る マドロスさんに 白いかもめが ちょいとささやいた 港むすめに 惚れるじゃないよ 惚れりゃ出船が ちょいと辛くなる 粋なパイプの マドロスさんに 白いかもめが ちょいとささやいた 誰が情けの ほろ酔いきげん 襟の口紅(ルージュ)が ちょいと気にかかる 歌も陽気な マドロスさんに 白いかもめが ちょいとささやいた 恋にゃ泣いても 意地には泣かぬ うでの錨を ちょいと見せとくれ |
玄海ブルース田端義夫 | 田端義夫 | 大高ひさを | 長津義司 | | 情け知らずと わらわば笑え ひとにゃ見せない 男の泪 どうせ俺らは 玄海灘の 波に浮寝の かもめ鳥 紅い灯かげの グラスに浮ぶ 影が切ない 夜更けのキャバレー 酔うて歌えど 晴れない胸は ドラよお前が 知るばかり 嵐吹きまく 玄海越えて 男船乗り 往く道ゃひとつ 雲の切間(きれま)に キラリと光る 星がたよりの 人生さ |
玄海ブルースちあきなおみ | ちあきなおみ | 大高ひさを | 長津義司 | | 情け知らずと わらわば笑え ひとにゃ見せない 男の泪 どうせ俺らは 玄海灘の 波に浮寝の かもめ鳥 紅い灯(ほ)かげの グラスに浮ぶ 影が切ない 夜更けのキャバレー 酔うて歌えど 晴れない胸は ドラよお前が 知るばかり 嵐吹きまく 玄海越えて 男船乗り 往く道ゃひとつ 雲の切れ間に キラリと光る 星がたよりの 人生さ |
銀座の恋の物語西城秀樹 | 西城秀樹 | 大高ひさを | 鏑木創 | | 心の底まで しびれる様な 吐息が切ない 囁きだから 泪が思わず 湧いてきて 泣きたくなるのさ この俺も 東京で一つ 銀座で一つ 若い二人が 始めて逢った 真実(ほんと)の 恋の 物語り 誰にも内緒で しまっておいた 大事な女の 真ごころだけど 貴男のためなら 何もかも くれると言う娘の いじらしさ 東京でーつ 銀座でーつ 若い二人の 命を賭けた 真実(ほんと)の 恋の 物語り やさしく抱かれて 瞼をとじて サックスの嘆きを 聴こうじゃないか 灯りが消えても この侭で 嵐が来たって 離さない 東京で一つ 銀座で一つ 若い二人が 誓った夜の 真実(ほんと)の 恋の 物語り |
ホノルル娘ディック・ミネ | ディック・ミネ | 大高ひさを | バッキー白片 | | わすれじの誓いを ウクレレにのせて ホノルルの娘の やさしき調べ 燃えさかる恋心 胸に秘めて ココ椰子の葉蔭に 我が名を呼ぶか 旅人の心に 思い出を残し ホノルルの娘の いとしき瞳 いつの日かまた逢わん 夢を残し 月照らす浜辺に 別れを惜しむ |
カスバの女ちあきなおみ | ちあきなおみ | 大高ひさを | 久我山明 | 高田弘 | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴり この頬 ぬらしただけさ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの夜に咲く 酒場の女の うす情け 唄ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ まぶたの都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の 今更かえらぬ 身の上を あなたもわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチュニスか モロッコか 泣いて手を振る うしろかげ 外人部隊の 白い服 |
カスバの女美輪明宏 | 美輪明宏 | 大高ひさを | 久我山明 | | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜(ひとよ)の火花 明日はチェニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
カスバの女エト邦枝 | エト邦枝 | 大高ひさを | 久我山明 | 久我山明 | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリヤ どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチュニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
泪が燃える石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 野崎真一 | 山倉たかし | 君は倖せ うすい女 俺は孤独の ながれ者 ああ愛しても ひと夜かぎりの 愛ゆえに 死ぬほど泣かねば ならない二人 もしも俺らが 堅気なら 抱いてやりたい 君だけど ああうち明けて 苦しめるのが 辛いから つれない素振りで 重ねるグラス 情けひとつも かけないで 夢のひとつも 残さずに ああ別れゆく 俺は無情な 奴だけど 心じゃ泣いてる 泪が燃える |
夜霧の恋の物語石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 鶴岡雅義 | 山倉たかし | 別れても また めぐり逢う 夜霧の中の 若い二人の 不思議な恋よ 君と僕 生きる世界は ちがうけど なにも云わずに 踊り明かそう そっと優しく 悲しげに また こぼれ散る 落ち葉もいとし 若い二人の 命の夜よ 恋の酒 胸にあやしく 沁みるから せめて今夜は 踊り明かそう そっと優しく 東京で また 大阪で めぐり逢う恋 若い二人の 夜霧の街よ 悲しくて 流す涙じゃ もうないね 夢を抱きしめ 踊り明かそう そっと優しく |
赤い谷間のブルース石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 野崎真一 | 山倉たかし | 果てなき銀嶺 仰ぐとき 男と男の 血が燃える やがては吹雪に埋もれて 赤い谷間に 消える歌 草原遥かに こだまして 呼べども帰らぬ うしろ影 たてがみ東風に なびかせて 馬も夕日に 泣きたかろ 愛情もいらない 夢もない 明日は他国の 渡り鳥 名残りの星屑 にじませて 赤い谷間に 霧が降る |
江の島悲歌水森かおり | 水森かおり | 大高ひさを | 倉若晴生 | 伊戸のりお | 恋の片瀬の 浜千鳥 泣けば未練の ますものを 今宵嘆きの 桟橋の 月にくずれる わが影よ 哀れ夢なき 青春を 海の暗さに 散らす夜 君は遥るけき 相模灘 漁り灯よりも 遠き人 さらば情けの 江の島の みどり哀しき わが恋よ 南風(ハエ)の汐路の 流れ藻(も)に 明日は真白き 花と咲け |
東京の日曜日石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 鏑木創 | 鏑木創 | 風が吹く 風が吹く 俺とあんたの ために吹く 夢が飛ぶ 夢が飛ぶ 若い二人の ために飛ぶ 泪をこらえて 生きて来た 二十台の命に ほのぼのと 明るい陽ざしの 朝が来る ああ東京の 東京の日曜日 夜が来る 夜が来る 俺とあんたの ために来る 鐘が鳴る 鐘が鳴る 若い二人の ために鳴る 和光の時計の 針の様に せつなく寄りそう 影と影 零時の心が また燃える ああ東京の 東京の日曜日 |
街から街へつむじ風石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 鏑木創 | 鏑木創 | 東京の街にも 俺のよな 変った男が いるんだぜ 哀しみを 背負いこんで 歓びを 振りまいて 街から街へ 吹きぬける 俺は 俺は 気ままな つむじ風 曲った道なら 真直ぐに 通って見せるさ 命がけ 苦しさを 噛みしめて 泪ぐむ 星の下 街から街へ 吹きぬける 俺は 俺は 気ままな つむじ風 ほんとに愛して いる時にゃ なおさら邪慳に したくなる 面かげを 抱きしめて 口笛も さりげなく 街から街へ 吹きぬける 俺は 俺は 気ままな つむじ風 |
白樺の風石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 野崎真一 | 山田栄一 | 白樺に 白樺に 風の吹く朝 俺は見た あの娘の瞳の 真実を 紫 かすむ 高原に はじめて燃えた 恋の心 山小屋の 山小屋の 青いランプが 消えた時 知らない同志が 突然に 心と心 ふるわせて せつない風の 音を聴いた 郭公が 郭公が 山のロマンス 呼びかける 白樺林は 風の唄 茜の空に 今一度 あの娘と俺の あつい泪 |
俺の心に風が吹く石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 志摩千香子 | 牧野昭一 | 命かぎり 愛してみても どうせ儚い 行きずりの 波止場だよ 燃えてみたとて ひと夜の恋の 俺は流れ星 明日はいずこの 波間に 消えるやら 紅いバラの 花びら一つ 夜の暗さに 泣いていた お前だよ なまじ情けを かけたが辛い 俺は流れ星 咽び泣きする心に 風が吹く 錨あげりゃ いつまた逢える あてもなければ 夢もない 船出だよ せめて今夜は 飲むだけ飲んで 俺は流れ星 泪こらえた 笑顔の 見おさめさ |
天下を取る石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 野崎真一 | 小杉太一郎 | 天下を取る 天下を取る 天下を取るぞ 力とレディにゃ 意地と押し 俺たち新米 社員には 男を売り出す 虎の巻 オイコラ参謀! 抜かりはないか 嵐が呼ぶ呼ぶ 腕が鳴る 天下を取る 天下を取る 天下を取るぞ 俺たち社長に なる頃は あの娘もがっちり 淀君で 浮気の虫など ペチャンコさ オイコラ参謀! 杯あげろ 今夜の天下は 俺のもの 天下を取る 天下を取る 天下を取るぞ ゴルフに外遊 自家用車 課長や部長も いいけれど 俺たち目ざすは 社長椅子 オイコラ参謀! くよくよするな 夢ならでっかい やつを見ろ |
アラブの嵐石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 大久保徳二郎 | 大久保徳二郎 | 赤い夕陽に 燃えている 俺の心と ピラミッド ナイルの岸を 血に染めて 男同士の 祖国愛 あゝ命 命賭けなら 俺もやる 狭い日本の 東京の 俺は嫌やだぜ 熱帯魚 アラブの嵐 吹きすさぶ 男同士の 祖国愛 あゝなんで なんで見捨てて 行かりょうか 恋と言うよな 恋じゃない 俺にゃにが手の 女(ひと)なのさ カイロの夜の 想い出は 男同士の 祖国愛 あゝ明日は 明日は 輝け ペンダント |
若い魂石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 上原賢六 | 大久保徳二郎 | 嵐吹くから 荒さぶから 生きてく力が 湧いてくる 若い魂だ お前も俺も 辛い男の 花道ふんで 泪こらえて 唄うのさ 恋の吐息に むせぶ影 儚い望みに すがる影 若い魂だ あいつにこいつ みんないとしい オリオン星座 燃えて燦めく 金の星 命賭けても 一つだけ 散らしちゃならない 夢がある 若い魂だ 俺たちみんな せめて今夜は 杯あげて 花の青春 語ろうぜ |
香港の薔薇石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 塩瀬重雄 | 塩瀬重雄 | 霧がつめたい 香港の 夜の底から 拾った女 赤いドレスに 黒薔薇つけて 語る言葉も やけにくずれた 日本娘 沖のジャンクを 見つめてた 故郷は神戸か 横浜か 訊けば辛かろ 身の上ばなし 夢と地獄の うず巻く島で 生きているさえ 何故かいじらし 日本娘 泪かみしめ 踊ってた 連れて逃げるにゃ この俺も どうせ行く先 あてない躰 薔薇の花びら 夜霧の海へ 泣いてちぎって 捨てて別れた 日本娘 あれが名残りの 酒だった |
銀座・海・山石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 村沢良介 | 大久保徳二郎 | (セリフ)おい、真夜中の銀座って、イカすじゃないか 心と心 影と影 なんにも話すことはない そっと口づけ 交すだけ 若い俺たち 二人のために 夜霧 深い 銀座 ミッドナイト ランデブー (セリフ)ほーら、あれが江の島で、こっちが葉山だ ヨットの影も 何もない 静かな海と 月ばかり 青い渚の 砂だけが 若い俺たち 二人の恋を 知って 知らぬ 顔さ ミッドナイト ランデブー (セリフ)さあ、明日は、あの山を越えてゆくんだぜ ランプを消して、もう一度 山荘の窓で 囁けば 星の眸も 濡れている 若い俺たち 二人の胸も 甘く 濡れて 更ける ミッドナイト ランデブー |
夜の足音石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 速水純 | 大久保徳二郎 | 足音が 聞こえてくるぜ 真夜中の 俺の心に 裏町の 街燈が にぶく光る あの窓 静かにひらいて 誰か来るよ 殺し屋の ジャックじゃないし 黒猫の ドンでもないぜ 酔いしれた この俺の 胸の底を 淋しく 叩いているのは どこの誰だ 足音が 消えてく夜を 見おくれば あの娘じゃないか 五年前 上海で 俺のために 笑って コルトに斃れた 姑娘 サリー |
清水の暴れん坊石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 上原賢六 | 伊藤恒久 | (セリフ)何を!喧嘩ならもって来い 西瓜なら 喰ってやらあ! 粋な啖呵に ふりかえりゃ 見えぬ片目が 売りもので 遠州 森町 秋葉の生れ あれが あれが 石松 清水港の 暴れん坊 花は橘 茶の香り 男かずある その中で 涙もろさと あの飲みっぷり ぐっと ぐっといかすぜ 清水港の 暴れん坊 馬鹿は死ななきゃ 治らぬと 誰が決めたか 野暮な奴 意地と度胸にゃ 命を賭けた 男 男一匹 清水港の 暴れん坊 |
お前にゃ俺がついている石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 上条たけし | 塩瀬重雄 | 哀しい運命と 諦めず 泪をぬぐって 生きるのさ お前にゃ俺らが ついている この手をしっかり 握りしめ 行こう 茜に燃えて 流れる雲の 果てまでも つめたい浮世の 泥沼も 今夜を最後の 乾杯だ お前にゃ俺らが ついている 弱気を出さずに 今日かぎり 行こう 都の夜空 流れる雲の 果てまでも 嘆きの嵐も 吹かば吹け 真ごころ一つに 結ばれた お前にゃ俺らが ついている 命を賭けての 二人なら 行こう 眸も遥か 流れる雲の 果てまでも |
俺らにゃ俺らの夢がある石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 佐藤勝 | 佐藤勝 | 男なら 男なら 恋にゃ泣いても 泣かぬふり どうせ浮世の 裏通り どん底づたいの 俺だもの ああ 東京の空の下 あの娘にゃあの娘の 夢がある 思い出は 思い出は 辛いながらも 恋しいぜ 焼けたトタンの 隙間から いつかものぞいた 青い月 ああ 東京の空の下 兄貴にゃ兄貴の 夢がある 諦めて 諦めて そっと煙草を輪に吹いて 野暮な車の ハンドルに 頬ずりするのが 柄なのさ ああ 東京の空の下 俺らにゃ俺らの 夢がある |
男の友情背番号・3 ミレニアム・バージョン石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 上原賢六 | | 背番号・3 言わずと知れた 男、長嶋 イカスじゃないか 打って走って つかんで投げて 茂よ、頑張れ かっ飛ばせ 晴れのペナント 飾るまで 背番号・3 くよくよするな たまにゃスランプ ゴシップなんぞ それも一発 場外ホーマー 茂よ、敗けるな この俺が あとについてる 信じてる 背番号・3 伊達にはつけぬ ホットコーナーは 男の見せ場 ピンチなりゃこそ にっこり笑い 茂よ、打ってけ 三冠王 秘めた誓いを 果たすまで |
ひとりぽっちの青春石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 上条たけし | | あの女が 泣いたって いゝや俺らの せいじゃない 重ねたグラスに 訊いてみな 窓に光る あの星かげより 冷たく 生きてく 俺らのこれが 青春さ ラララララ…… 恋をして 夢をみて あまい口づけ しただけで 別れてゆく夜の 憎い影 俺は嫌だ 真実ひとつに 命を 賭けても 生きたいように 生きるんだ |
天と地を駈ける男石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 小杉太一郎 | 小杉太一郎 | 雨だ 霧だ 嵐だ 俺らの地球は 逆さまだ 恋の地図の フライトプラン そっとあの娘に 囁けば 雲が呼ぶ 夢が飛ぶ 風が鳴る 風が鳴る 空は― 空は男の 泣きどころさ 酒だ 金だ 女だ 俺らの地球は 逆さまだ 泪こらえて 操縦桿押せば 人の情けと 言う奴が 七色の 虹の輪に のぞいてる のぞいてる 空は― 空は男の 泣きどころさ |
俺は東京のタフ・ガイさ石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 大森盛太郎 | 大森盛太郎 | 酒は好きだが喧嘩は嫌やだ 野暮な人情は なお嫌やだ さあさ乾杯 くよくよするな 辛い夢など 地獄へ消えろ 肩で風切る 若さが元手だよ 俺らは東京のタフ・ガイさ 命がけなら惚れてもやるぜ 嵐呼ぶよな 恋ならば 拗ねた素振り イカすじゃないか そこで泣かれちゃちょっぴり困る 肩で風切る 若さが元手だよ 俺らは東京のタフ・ガイさ 銀座、 新宿 女も酒も悪かないけど おい兄弟 こんな晩にゃ夜更けの空へ 腹の底から怒鳴ってみろよ 肩で風切る 若さが元手だよ 俺らは東京のタフ・ガイさ |
ひとりぼっちの青春ちあきなおみ | ちあきなおみ | 大高ひさを | 上條たけし | 倉田信雄 | あの女(ひと)が 泣いたって いゝや俺らの せいぢゃない 重ねたグラスに 訊(き)いてみな 窓に光る あの星かげより 冷めたく 生きてく 俺らのこれが 青春さ 恋をして 夢をみて あまい口づけ しただけで 別れてゆく夜の 憎い影 俺は嫌だ 真実ひとつに 命を 賭けても 生きたいように 生きるんだ |
女は愛に生きるもの菊池章子、ディック・ミネ | 菊池章子、ディック・ミネ | 大高ひさを | 大久保徳二郎 | 大久保徳二郎 | 花に夜露が やどるよに 私の心も 濡れていた あゝ あの夜の君の 熱い頬 なんで忘らりょ ひとすじの 女は愛に 生きるもの 街の夜風の つめたさが ドレスの素肌に しみたとて あゝ うつしえ優し 君ゆえに なんで泣きましょ この命 女は愛に 生きるもの 窓にきらめく 星のかず 夜毎にせつない 夢のかず あゝ 幾とせ君は 還らねど なんで捨てましょ 花一つ 女は愛に 生きるもの |
カスバの女工藤静香 | 工藤静香 | 大高ひさを | 久我山明 | 澤近泰輔 | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリヤ どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチェニスかモロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
カスバの女藤圭子 | 藤圭子 | 大高ひさを | 久我山明 | | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴり この頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリヤ どうせカスバの夜に咲く 酒場の女の うす情け 唄ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の 今更かえらぬ 身の上を 貴男もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチェニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
カスバの女美空ひばり | 美空ひばり | 大高ひさを | 久我山明 | | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴり この頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリヤ どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ 私でよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方も私も 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチェニスか モロッコか 泣いて手を振る うしろかげ 外人部隊の 白い服 |
静かな雨のロマンス勝新太郎 | 勝新太郎 | 大高ひさを | 大久保徳二郎 | 伊藤恒久 | 静かな静かな雨が 旅路の心を 愛しく濡らして降る ロケ先のことさ 行きずりの喫茶店で ふと見た人の きれいな瞳がなぜか 忘れられない 「えー そうです。ぼく勝新太郎ですけど、なにか… あゝ あなたがあの… いつもS・Yっていう頭文字だけでお手紙を下さる… あゝそうですか あれ、あなただったんですか…。」 静かに静かに語る あの夜の二人を 思えば懐かしい夢 ひとときの恋さ ほの香るも香の味も いつしか冷めて 寂しい笑顔でそっと 別れたけれど 「あの時もやっぱり S・Yって言っただけで… とうとう本当の名前を教えてくれなかったけど… あゝあ あの若き日の思い出にまたたく瞳… S・Yの君か…」 静かな静かな雨に 暮れゆく過た日の うつろな心にまた 浮かびくる瞳 あの夜の喫茶店で しょんぼり一人 今頃あの娘はなにを 思ってるだろう |
元気でいろよ達者でね勝新太郎 | 勝新太郎 | 大高ひさを | 上条たけし | 宮脇春夫 | 別れの花たば 抱いて あの娘が手をふる 波止場 左様ならのひと言も 泪でうるむ せつない気持ちは 俺らもおんなじことさ 元気でいろよ 達者でね また会うその日まで せめても笑顔を 見せて 形見のパイプを 吹かしゃ あの夜のあの夢が 心にしみる 忘れやしないぜ 信じて待ってゝおくれ 元気でいろよ 達者でね また会うその日まで 名残りのテープも 切れて 往く手は果てない 潮路 船唄ものんびりと マドロス稼業 錨をあげたら 未練はのこさぬものさ 元気でいろよ 達者でね また会うその日まで |
カスバの女舟木一夫 | 舟木一夫 | 大高ひさを | 久我山明 | | 涙じゃないのよ 浮気な雨に ちょっぴりこの頬 濡らしただけさ ここは地の果て アルジェリア どうせカスバの 夜に咲く 酒場の女の うす情け 歌ってあげましょ わたしでよけりゃ セーヌのたそがれ 瞼の都 花はマロニエ シャンゼリゼ 赤い風車の 踊り子の いまさらかえらぬ 身の上を 貴方もわたしも 買われた命 恋してみたとて 一夜の火花 明日はチュニスか モロッコか 泣いて手をふる うしろ影 外人部隊の 白い服 |
銀座の空にも星がある石原裕次郎・牧村旬子 | 石原裕次郎・牧村旬子 | 大高ひさを | 野崎真一 | 野崎真一 | 泣けてくるほど 好きなら それでいゝのさ 俺たち 赤いネオンに まぎれて みんな忘れて いるけど 銀座の空にも 星がある 銀座の星にも 夢がある ビルの谷間に しょんぼり 影を失(な)くして 行く奴 思い出してよ あの夜 心しびれる あの唄 銀座の空にも 星がある 銀座の星にも 夢がある どうせ二人にゃ 縁ない 黄金(きん)とミンクの 飾り窓(ウインドー) ガラスヘだてた 世界も せめて夢みる だけなら 銀座の空にも 星がある 銀座の星にも 夢がある |
別れ出船田端義夫 | 田端義夫 | 大高ひさを | 長津義司 | | 情け知らずの 銅羅の音に 泣いて泣かせる 磯千鳥 乙女椿も ほろり散る 青い月夜の 名残り船 肩を抱きよせ ひとしずく 胸に涙の しみのあと きいてくれるな その先は 海の男の 生きる道 消えてせつない 泡沫(うたかた)も こんど椿の 咲く日まで 島よあの娘よ さようなら 別れ出船に 残す唄 |
連絡船の唄君夕子 | 君夕子 | 大高ひさを | 長津義司 | | 思い切れない 未練のテープ 切れてせつない 女の恋ごころ 汽笛ひと声 汽笛ひと声 涙の波止場に わたし一人を 捨ててゆく 連絡船よ 霧の海峡の 航海燈は いつか港に 返って来るものを 返るあてない 返るあてない 恋ゆえ身を焦く わたし一人を 捨てて行く 連絡船よ |