谷村新司作曲の歌詞一覧リスト  468曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
帰らざる日々犬塚ヒカリ犬塚ヒカリ谷村新司谷村新司最後の電話を握りしめて 何も話せずただじっと 貴方の声を聞けば何もいらない いのちを飲みほして目を閉じる  Bye,Bye,Bye 私の貴方 Bye,Bye,Bye 私の心 Bye,Bye,Bye 私の命 Bye,Bye,Bye,Bye my love  何か話さなきゃいけないわ わかっているけれど 目の前を楽しい日々が ぐるぐるまわるだけ  Bye,Bye,Bye 私の貴方 Bye,Bye,Bye 私の心 Bye,Bye,Bye 私の命 Bye,Bye,Bye,Bye my love  酒びたりの日も今日限り 私は一人で死んでゆく この手の中の夢だけを じっと握りしめて  Bye,Bye,Bye 私の貴方 Bye,Bye,Bye 私の心 Bye,Bye,Bye 私の命 Bye,Bye,Bye,Bye my love  貴方の声が遠ざかる こんなに安らかに 夕暮れが近づいてくる 私の人生の  Bye,Bye,Bye 私の貴方 Bye,Bye,Bye 私の心 Bye,Bye,Bye 私の命 Bye,Bye,Bye,Bye my love
昴 -すばる-中田譲治中田譲治谷村新司谷村新司目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ 荒野に向かう道より 他に見えるものはなし 嗚呼 砕け散る宿命の星たちよ せめて密やかに この身を照せよ  我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ  呼吸(いき)をすれば胸の中 凩(こがらし)は吠(な)き続ける されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり 嗚呼 さんざめく 名も無き星たちよ せめて鮮やかに その身を終われよ  我も行く 心の命ずるままに 我も行く さらば昴よ  嗚呼 いつの日か誰かがこの道を 嗚呼 いつの日か誰かがこの道を 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ 我は行く さらば昴よ
砂の十字架森口博子森口博子谷村新司谷村新司時乗浩一郎ライリー ライリー ライリー リラー 命かけて誓えど ライリー ライリー 背中の 羽根はすでに破れて 飛び立てば闇 振り向けば闇 光ははるか遠くに 見えない それでも真実は 伝わるはずだと  祈りを越えた愛だけを 心の糧に 祈りを越えた愛だけを 心の糧に  ライリー ライリー ライリー リラー 人は誰も旅人 ライリー ライリー 両手に 掴みきれない夢を 別離と引き換えに 涙と引き換えに 掴める者だけが 背おった十字架 ふるえるその指が 何かを伝える  祈りを越えた愛だけが 闘う力 祈りを越えた愛だけが 闘う力
群青谷龍介谷龍介谷村新司谷村新司空を染めてゆく この雪が静かに 海に積もりて 波を凍らせる 空を染めてゆく この雪が静かに 海を眠らせ 貴方を眠らせる 手折れば散る 薄紫の 野辺に咲きたる 一輪の 花に似て儚なきは人の命か せめて海に散れ 想いが届かば せめて海に咲け 心の冬薔薇  老いた足どりで 想いを巡らせ 海に向いて 一人立たずめば 我より先に逝く 不幸は許せど 残りて哀しみを 抱く身のつらさよ 君を背おい 歩いた日の ぬくもり背中に 消えかけて 泣けと如く群青の海に降る雪 砂に腹這いて 海の声を聞く 待っていておくれ もうすぐ還るよ  空を染めてゆく この雪が静かに 海に積もりて 波を凍らせる 空を染めてゆく この雪が静かに 海を眠らせて 貴方を眠らせる
いい日旅立ち木山裕策木山裕策谷村新司谷村新司出川和平雪解け間近の 北の空に向かい 過ぎ去りし日々の夢を 叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る ああ 日本のどこかに 私を待ってる 人がいる いい日旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を 道連れに  岬のはずれに 少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径を 帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯れ木で書くつもり“さよなら”と ああ 日本のどこかに 私を待ってる 人がいる いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を 道連れに  ああ 日本のどこかに 私を待ってる 人がいる いい日旅立ち 幸福(しあわせ)をさがしに 子供の頃に歌った歌を 道連れに
いい日旅立ち半崎美子半崎美子谷村新司谷村新司武部聡志雪解け間近の 北の空に向い 過ぎ去りし日々の 夢を叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を 道連れに…  岬のはずれに 少年は魚釣り 青い芒(すすき)の小径を帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を 道連れに…  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 幸福(しあわせ)をさがしに 子供の頃に歌った歌を 道連れに…
グレイス谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司石坂慶彦煌めきゆれる光に すべてが目覚めはじめる こんなに美しい朝に あなたが いる歓び  季節を知らせる風に 花咲き香りを運ぶ こんなに素晴らしい世界 しあわせ 感じる世界  眠りがくれる安らぎ 無限の星座のララバイ こんなに静かな夜に あなたと いる歓び  すべてを受け入れてゆく すべてを抱きしめてゆく 覚悟を決めたら今を 迷わず 活きぬいてゆく  Saying Grace oh Grace いのち溢れて 織り上げる日々は奇跡  Saying Grace oh Grace 愛には愛で 応えてく 生きてゆく この時を 感じて  Saying Grace oh Grace いのちは奇跡 意味のない 出逢いは ひとつも無い  Saying Grace oh Grace すべて抱きしめ 生かされてく 生きてゆく あなたと  Saying Grace [Saying Grace Saying Grace] Saying Grace [Saying Grace Saying Grace] Saying Grace [uh uh uh]
心花伝谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司石坂慶彦流れゆく白い雲 その姿変えながら 空に溶けて消える 思い残して  花が散るそのたびに 心はゆれて ふるえる 今は逢えずにいる 君を想う  風に委ねた 花のひとひら 風に託した 花の伝言(ことづて)  遠い空の下で 心寄り添わせて 同じ空見ている 人を思い出して 嗚呼  出逢いから別離まで そして再び逢うまで 時を越えてつのる 思い遥かに…  風に委ねた 花のひとひら 風に託した 花の伝言(ことづて)  遠い空の下で 心寄り添わせて 同じ空見ている 人を忘れないで 嗚呼  終らない夜はない 届かない 愛もない 春をうたうように 明日を生きよう 嗚呼 嗚呼 嗚呼
エスピオナージデーモン閣下デーモン閣下谷村新司谷村新司アリスFade Away 足音が冷たくこだまして 凍りつく落日に別離(わかれ)の口づけ Espionage 悲しき運命 Espionage 命は風に吹かれるまま  Fade Away いくつかの恋もしたけれど 目の前の幸福に心も揺れたけど Espionage 悲しき運命 Espionage 命は風に吹かれるまま  Every Day All Over The World Every Night All Over The World 拳銃を胸に握りしめたまま 夜空に祈り続けた  Fade Away この街が最後の街だろう Fade Away 消えてゆく男に赤いバラ  Fade Away 紫にけむる霧の中 耳につく秒針の時を刻む音 Espionage 悲しき運命 Espionage いつかは異国の土になる  Fade Away 脇腹をえぐる熱い風 目の前のガス燈が遠く消えてゆく Espionage 悲しき運命 Espionage いつかは異国の土になる  Every Day All Over The World Every Night All Over The World 愛を忘れた素振りをしながら 仮面の下で泣いていた  Fade Away この街が最後の街だろう Fade Away 消えてゆく男に赤いバラ  Espionage 悲しき運命 Espionage いつかは異国の土になる  Fade Away この街が最後の街だろう Fade Away 消えてゆく男に赤いバラ
いい日旅立ち山口かおる山口かおる谷村新司谷村新司DCO雪解け間近の北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに  岬のはずれに少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径(こみち)を帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 幸福(しあわせ)をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに
限りなき挑戦 -OPEN GATE-アリスアリス谷村新司谷村新司アリス・瀬戸谷芳治あなたは突然言った 守るべきものが出来たら 無茶をしないで生きること 考えてもいい頃だと  ぶつからないで生きてゆく ココロ半分 眠らせて 小さな空を見上げてる 半分だけで生きている  Born to be Free 命が問う ココロ半分で 生きたいのか  乗り越えられない程の 苦しみなんて無いことを 誰もがやがて気付いてく 答えなど誰も知らない  頼らないで生きてゆく ぶれない覚悟で生きてく 逞しく生きてゆくなら すべては大した事じゃない  Born to be Free 振り返るな 答えなど無い人生なら  涙こらえて 聴いてた歌 ふるえはじめた意味は 何だ  Oh Born to be Free 限りは無い ココロの果てに終りはない  Oh Born to be Free 限りは無い ココロの果てに終りはない Oh yeah   (C)ユニバーサル ミュージック
チャンピオンはやぶさはやぶさ谷村新司谷村新司周防泰臣つかみかけた 熱い腕を ふりほどいて 君は出てゆく わずかに震える 白いガウンに君の 年老いた悲しみを見た リングに向かう 長い廊下で 何故だか急に 君は立止まり ふりむきざまに 俺にこぶしを見せて 寂しそうに笑った やがてリングと 拍手の渦が ひとりの男を のみこんで行った (You're king of kings) 立ち上がれ もう一度その足で 立ち上がれ 命の炎燃やせ  君はついに 立ち上がった 血に染まった 赤いマットに わずかに開いた 君の両目に光る 涙が何かを語った 獣のように 挑戦者は おそいかかる 若い力で やがて君は 静かに倒れて落ちた 疲れて眠るように わずかばかりの 意識の中で 君は何を 考えたのか (You're king of kings) 立たないで もうそれで充分だ おお神よ 彼を救いたまえ  ロッカールームの ベンチで君は 切れたくちびるで そっとつぶやいた (You're king of kings) 帰れるんだ これでただの男に 帰れるんだ これで帰れるんだ Oh ライラライ ラライ…‥
いい日旅立ち今陽子今陽子谷村新司谷村新司Naoki Itai雪解け間近の 北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る あゝ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに…  岬のはずれに少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径を帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と あゝ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに…  あゝ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに…
いい日 旅立ち伊藤咲子伊藤咲子谷村新司谷村新司前田俊明雪解け間近の北の空に向かい 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに……  岬のはずれに少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径を帰るのか 私は今から想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに……  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 幸福(しあわせ)をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに……
いい日旅立ち城南海城南海谷村新司谷村新司荒幡亮平雪解け真近の 北の空に向い 過ぎ去りし日々の 夢を叫ぶとき 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を 道連れに  岬のはずれに 少年は魚つり 青いすすきの小径を 帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を 道連れに  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 幸せをさがしに 子供の頃に歌った歌を 道連れに
Keep On!谷村新司谷村新司五木寛之谷村新司瀬戸谷芳治希望という名の 夢を追いかけて やっとここまで来たけど 明日(あした)が見えない 今日はきのうの続きじゃないと わかっているけど 心が折れそうに だけど もう一度 歩きはじめよう きみの あの言葉を 思いだしながら Keep On!  自由という名の 未来 憧れて ずっと二人できたけど ときどき孤独に 明日(あした)はきょうの続きじゃないと わかっているけど 心が折れそうに だけど もう一度 歩き続けよう 重ねた歳月(としつき)を 慈(いつく)しみながら Keep On! Keep On! Keep On! Keep On!
いい日旅立ちシュガーシスターズシュガーシスターズ谷村新司谷村新司小原孝雪解け真近の 北の空に向い 過ぎ去りし日々の 夢を叫ぶとき 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を 道連れに  岬のはずれに 少年は魚つり 青いすすきの小径を 帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を 道連れに  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 幸せをさがしに 子供の頃に歌った歌を 道連れに
いい日旅立ち三浦祐太朗三浦祐太朗谷村新司谷村新司宮永治郎雪解け間近の北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに……  岬のはずれに少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径を帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに……  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに……
ジャスミン平原綾香平原綾香谷村新司谷村新司坂本昌之夢の中で泣いてたのは 遠い日の私だった 追いかけて 呼んでたのは なつかしい 名前だった  夕暮れに帰る あなたとの道 自転車の風に 髪がゆれてた ささやかな よろこび達に 包まれて 生きた日々  今はもう 戻れない あなたは もう ここにいない 今はもう 戻れない あなたは もう ここにいない  ジャスミンの花の香りが 好きだった あなたの背中 ほほよせて 感じたのは 幸せの香りだった  忘れることの 幸せの数 忘れ去れない 悲しみの数 それぞれは 同じ箱の 中でひざを 抱えてる  今はもう 戻れない あなたは もう ここにいない 今はもう 戻れない あなたは もう ここにいない  今はもう 戻れない あなたは もう ここにいない 今はもう 戻れない あなたは もう ここにいない  夢の中で泣いてたのは 大人になった この私 今も消えずに残るのは ただジャスミンの風
スタンダード谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司石坂慶彦・瀬戸谷芳治Someday Somewhere Someday Somehow  100年後 晴れた朝に 僕は戻ってくる もう一度 君に逢うために 僕は戻ってくる  はじまりに 終りがあると 人が決めたのなら 終らないものが あることを 君に伝えよう  悲しみよりも 歓びの日に 流す涙は あたたかいもの 何処から来たの そして 何処へ行くの 答えは誰も知らない  100年後 星降る夜に 僕は戻ってくる 終らないものが あることを 君に伝えよう  人を愛して 人に愛され 心の在処 さがしつづける 見えないものに 抱かれてる幸せ 感じる 君がいるなら  100年後 ほほえみながら 僕は戻ってくる この歌が はこぶいのちを 君に捧げよう  「100年後 君に逢うために 僕は戻ってくる…」  I shall Return Someday Somewhere Somehow
天童よしみ天童よしみ谷村新司谷村新司伊戸のりお目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ 荒野に向かう道より 他に見えるものはなし  ああ 砕け散る宿命の星たちよ せめて密やかに この身を照せよ  我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ  呼吸(いき)をすれば胸の中 凩(こがらし)は吠(な)き続ける されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり  ああ さんざめく 名も無き星たちよ せめて鮮やかに その身を終われよ  我も行く 心の命ずるままに 我も行く さらば昴よ  ああ いつの日か誰かがこの道を ああ いつの日か誰かがこの道を  我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ 我は行く さらば昴よ
哀のマリアージュ鈴木雅之鈴木雅之谷村新司谷村新司服部克久出逢いの時には 憂いをたたえて 別れのその時には 涙流れるまま ほほえんでいたいと つぶやく旅人  昨日、明日もなく 今だけに生きる 語りすぎていた愛 叫びすぎていた歌 ふるえるこころを 知るのは旅人  残酷なほど自由に 傷つけあえた 夏の日 臆病になる季節は セピアのシャンパン  雨に咲く花は 希望の灯 忘れかけたぬくもり 見つめ返す眼差し 重ねたくちびる よみがえる甘さよ  狂おしいほど激しく 抱きしめ合えた あの日に ふたたび逢えた奇跡は ピンクのシャンパン  哀しみの中には 愛がひそんでいる ひざをかかえながら 言葉を待っている  そっと寄り添えば 心が溶け合う それは夜明けのマリアージュ 光と影が重なる フィナーレは はじまり ボレロに包まれ
いい日旅立ち相川七瀬相川七瀬谷村新司谷村新司千葉"naotyu-"直樹雪解け間近の 北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢を 叫ぶとき 帰らぬ人たち 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る ああ 日本のどこかに 私を待ってる 人がいる いい日旅立ち 夕焼を探しに 母の背中で聞いた 歌を道連れに  岬のはずれに 少年は魚釣り 青いススキの小道を 帰るのか 私は今から 思い出を作るため 砂に枯木で書くつもり さよならと ああ 日本のどこかに 私を待ってる 人がいる いい日旅立ち ひつじ雲を探しに 父が教えてくれた 歌を道連れに  ああ 日本のどこかに 私を待ってる 人がいる いい日旅立ち 幸せを探しに 子供の頃に歌った 歌を道連れに
アルシラの星谷村新司×Kalafina谷村新司×Kalafina谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治人はなぜ 星に願いを 人はなぜ 星に惹かれる うつむいて いる時も 星はいつも 見ている  あの日 星にきいてみたの わたしのゆれてる心に 寄り添って歩いてくれる そんな人に逢えるの?  ひびいてる心の声を 信じつづけていられたら お伽話の そのように 星は叶えてくれる  夢を追う日々は短かく 待つ日々は長く それぞれの時を たばねて つながる ものが ある  人はなぜ 星に願いを 人はなぜ 星に惹かれる うつむいて いる時も 星はいつも 見ている  ある日 願いは突然に 流星が落ちてくるように この心ふるえはじめた そんな人に逢えたの  飛び立てる勇気があれば 銀の羽根 君にあげよう 愛の風 翼にかえた 終わらない物語  夢を追う日々は短かく 待つ日々は長く それぞれの時を つむいで つながる ものが ある  ゆたかさの意味をたずねた アルシラの星が答えた この心 信じること 心を信じること  人はなぜ 星に願いを 人はなぜ 星に惹かれる うつむいて いる時も 星はいつも 見ている  アルシラの贈りものに 心は答えていた
いい日旅立ち貴城けい貴城けい谷村新司谷村新司多田三洋雪解け間近の北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに‥  岬のはずれに少年は魚釣り 青いすすきの小径を帰るのか 私は今から想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに…  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに…
ハレバレ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司星勝アイをさがして アスをさがして 人の海を泳いでいるんだ 溺れそうになりながら  アイをさがして アスをさがして 誰かと話したいだけなんだ 淋しさは 知っているから  悲しいんじゃないよ せつないだけなんだ 心が折れそうで 人が恋しいだけなんだ  ハレバレ 晴れたら 何かが変わりそうで いつかは逢いたい 心に秘めた人 ハレバレ 晴れたら 何かが変わりそうで ハレバレ 感じたら そうだ 逢いに行こう  アイをさがして アスをさがして 星の海を見つめているんだ にじんでも 瞳こらして  アイをさがして アスをさがして 心の窓の鍵をあけて 外気を吸い込んでみる  悲しいんじゃないよ せつないだけなんだ 青空を見上げて 込み上げる そう 涙みたい  ハレバレ 晴れたら 何かが変わりそうで いつかは逢いたい 心に秘めた人 ハレバレ 晴れたら 何かが変わりそうで ハレバレ 感じたら そうだ 逢いに行こう  ハレバレ 晴れたら 何かが変わりそうで いつかは逢いたい 心に秘めた人 ハレバレ 晴れたら 何かが変わりそうで ハレバレ 感じたら そうだ 逢いに行こう
寿留女~スルメ~谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司星勝舞い踊れ 松を背負いて 踏み鳴らせ 火の木の祓い 舞い踊れ 下天の夢に ただ狂え いのち舞姫  はじまりは 水の滴の様 やがては それの流れる様 静寂切り裂く乱拍子 風をまき込み 渦になる  舞い踊れ 丹頂の鶴 踏み鳴らせ 玄武の響き 舞い踊れ 頭取りの声 闇の中 音は舞姫  はじまりは ちなみの種から やがては刻む 鼓動の夢 果ては二上がり 三下がり 風をまき込み 渦になる  舞い踊れ 寿祝(ことほ)ぎ祀れ 踊り手は 外へと踊れ 舞い踊れ いのち宿して 音秘めは ただ内に舞え
タカラヅクシ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司星勝タカラヅクシに身を尽くし 願いをかける初詣 タカラヅクシの初夢は 富士のお山をこえてゆく  熊手がゆれてる酉の市 十日の戎(えびす)は笹の波 ゆらゆらと ゆれながら エガオ花咲く祝いの日  タカラヅクシに身を尽くし ひたすら回る盆踊り タカラヅクシの恩返し 集いて更ける夏の宵  燈籠流しの水辺には いのりを灯りにこめた人 ゆらゆらと ゆれながら 水面をすべる竹の舟  タカラヅクシに身を尽くし すべてのみ込む杜氏(とじ)の酒 タカラヅクシの心には そっと伝える 由縁(ゆえ)がある  あの日の安らぎ迎え火に あすへの願いを送り火に ゆらゆらと ゆれながら 往来(ゆきき)の空に溶けてゆく  ゆらゆらと ゆれながら アイを伝える タカラヅクシ ゆらゆらと ゆれながら いま黄泉返る もの語り
梅・桃・桜谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司星勝梅・桃・桜のころ 春を知らせる花便り 梅・桃・桜の庭 春の香りの花暦  掌を見つめるたびに 思い出す母のあれこれ やわらかで少しつめたい 儚さは そのつよさ  梅・桃・桜のころ 少女の厄を 流し雛 梅・桃・桜の庭 縁のそばには影ひとつ  母に似た私のとなり 私に似た娘がわらう 母と私、そして娘の 三代の花暦  水をやる接ぎ木の庭に ひとひらの花が舞いこむ 手のひらに受けてほほえむ 娘との一会の春よ  梅・桃・桜のころ 母と私と娘のうた 梅・桃・桜の庭 移ろう盛り 花暦  梅・桃・桜のころ 風に出逢える時を待つ 梅・桃・桜の庭 風待つ日々の花暦
鶴と亀谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司星勝君は鶴 僕は亀 金糸銀糸が結ばれる日 君は赤 僕は白 縁の糸が結ばれる日  遠い場所で それぞれに生まれ 出逢いの糸口をつかみ 織り上げた綾は二人の錦 この時を忘れないで  三三と九度の夢 角をかくして ほほえむ君 白無垢の清らかな頬 唇にさす 紅の色  選ばれた人が集いて 「おめでとう」の 祝いのことば 「ありがとう」それは「有り難い」こと この時を忘れないで  とりどりの涙の海に こぎ出して行く 二人  三千歳(みちとせ)と八千代を超えて 恋は愛へと姿変えて いとおしさに至る時まで この涙 忘れないで  添い遂げて 看取りあう時 鶴亀はひとつになる
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
風の時代谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治Go beyond the pain Go beyond the pain Go beyond the pain Go beyond the pain  すべてを運ぶ 風になる 祈りの時は もはや過ぎた 留まることは 消えゆくこと 壁を越えゆく 風になる  Moving on 100年後の君にはわかるだろう Moving on ガリレオの空に飛び立て 風はうず巻き 形 見せてくる 吹きわたるのは 風  Go beyond the pain Go beyond the pain Go beyond the pain Go beyond the pain  星を見上げた キャラバンの 心の中に 境はない 捨てる勇気が 生きること 風に吹かれて 知っていた  Moving on ジェネシスの魂にかえる時 Moving on コペルニクスの子供だろ まわり続ける 星が伝えている いのちは動く 風  Go beyond the pain Go beyond the pain Go beyond the pain Go beyond the pain  Go beyond the pain Go beyond the pain Go beyond the pain Go beyond the pain
谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司星勝ひたすら駈けてた 少年時代の写真 ひとり暮らしの部屋 聴いてた歌 学生仲間と 語り合い乗り損ねた 終電の後の 都会の風  それぞれにふるさとを 抱きしめて生きてる それぞれにゆれていた ふるさとへの思い  鼻眼鏡をかけ 新聞を読んでた父 母が愛した場所 南向きの部屋 みんなの笑い声 夕食に集う家族 支えあって暮らした あの日の家  それぞれのふるさとを 抱きしめて生きてる それぞれにゆれていた ふるさとへの思い  心を通わす 人と暮らしはじめた 遠い町で見上げる あの日の空 二人で歩こう 明日に続くこの道 心の中に建てた 希望の家  心が帰る場所 それは遠い記憶 心が向かう場所 それは近い明日  新しいふるさとを 創ろうよ一緒に 新しいふるさとが 夢を見せてくれる
吟遊詩人谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司星勝ギターひとつかかえた 街角のツタエビト しゃがんで聴いてる少女の 瞳にうつる空 ギターひとつかかえた 街角のツタエビト 足を止めた少年は 遠くでみつめてる  何処へ向かうんだろう 何をしたいんだろう ふざけあい ごまかした 大切なこと  誰にも言えない 不安だらけの中 ひびいてきたコトバが 素直に沁み込んだ 歌声に抱かれて 涙流れていた かたくなでいいんだと 歌がささやいた  ギターひとつかかえた 街角のツタエビト しゃがんで聴いてた少女が 明るくうなづいた ギターひとつかかえた 街角のツタエビト 背中向けた少年が 手をふり歩き出す  何処へ向かうんだろう 何をしたいんだろう それはあの日の私の 姿そのまま  誰にも言えない 辛さを抱いたまま 大人になれるなんて 思ってもいなかった 歌声に包まれ うなづきあえたなら 次の街へ旅立とう 風のそのように…  歌声に包まれ うなづきあえたなら 次の街へ旅立とう 風のそのように…
MIRAI谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司星勝Smile make a Smile エガオの花咲く MIRAIへ 闘いの世紀を越えて よろこびの種をまこう Smile make a Smile エガオの花咲く MIRAIへ スゴロクの振り出しと 上がりは そう この場所  時を超え 今も伝わるストーリー 美しい言葉がひらく 玉手箱  Smile make a Smile エガオの花咲く MIRAIへ 闘いの世紀を越えて 歌声を重ねよう Smile make a Smile エガオの溢れる MIRAIへ スゴロクの振り出しと 上がりは そう この場所  100億の星が伝えるストーリー 清らかな響きをくれるユートピア  Smile make a Smile エガオの花咲く MIRAIへ 1000年のほほえみ ひらく それはミュージック 歌うコトバ  100億の星が伝えるストーリー ほほえみは 夜明けを告げる陽の光  Make a MUSIC Make a MUSIC Make a MUSIC MIRAI It's a MUSIC It's a MUSIC It's a MUSIC MUSIC PRAY
北陸ロマンGOLD LYLIC谷村新司GOLD LYLIC谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治大人に変わったら 日本海に逢いたくなる あなたのあの言葉が 今も響いている 大人に変わったら 日本海に抱かれたくなる 青鈍(あおにび)の海の詩 聴こえる あの街へ 行きたい…  初めての旅は 遥かな夢の先 蜃気楼さがしの 憧憬をたどる旅 二度目の旅は 出逢いも別れさえも 美しい涙に かわる旅  大人に変わったら 日本海に逢いたくなる あなたのあの言葉に 今は頷いてる 大人に変わったら 日本海に抱かれたくなる 薄墨(うすずみ)の海の詩 聴こえる あの街へ 行きたい…  初めての旅は 家族からの旅立ち 一人で生きてゆく 淋しさを超える旅 二度目の旅は すべてを風にゆだねて ありがとう 伝える こころ旅  大人に変わる時 日本海に逢いに行こう 唐紅(からくれない)に染まる 夕陽のあの場所へ 大人に変わる時 日本海に抱かれに行こう やさしさの揺籃(ゆりかご)に 抱かれに帰ろう  ラィ ラィ ラィ ラィ ラララ ラ ラィ… ラィ ラィ ラィ ラィ ラララ ラ ラィ…
北陸ロマン ‐プレミアムデュエットバージョン‐谷村新司・仲間由紀恵谷村新司・仲間由紀恵谷村新司谷村新司大人に変わったら 日本海に逢いたくなる あなたのあの言葉が 今も響いている 大人に変わったら 日本海に抱かれたくなる 青鈍の海の詩 聴こえる あの街へ 行きたい…  初めての旅は 遥かな夢の先 蜃気楼さがしの 憧憬をたどる旅 二度目の旅は 出逢いも別れさえも 美しい涙に かわる旅  大人に変わったら 日本海に逢いたくなる あなたのあの言葉に 今は頷いてる 大人に変わったら 日本海に抱かれたくなる 薄墨の海の詩 聴こえる あの街へ 行きたい…  初めての旅は 家族からの旅立ち 一人で生きてゆく 淋しさを超える旅 二度目の旅は すべてを風にゆだねて ありがとう 伝える こころ旅  大人に変わる時 日本海に逢いに行こう 唐紅に染まる 夕陽のあの場所へ 大人に変わる時 日本海に抱かれに行こう やさしさの揺籃に 抱かれに帰ろう  ラィ ラィ ラィ ラ ラ ラィ ラィ ラィ ラィ ラ ラ ラィ ラィ ラィ ラィ ラ ラィ ラィ ラィ ラィ ラィ ラ…
三都物語花見桜こうき花見桜こうき多夢星人谷村新司胸さわぎの 旅は いま始まって 時の流れのままに こころを遊ばせ  この私は 誰を 訪ねるあてもなく まるで詩人のように 景色に染って  ああ なんて 街 それぞれ 美しいの ああ なんて 人 それぞれ 生きているの  昨日 今日 明日 変わり行く私 紅くいろづくときめきを 誰に告げましょう  風そよげば ひとり 胸抱きしめて 愛の不思議を思う 吐息をもらして  この泪は きっと 感じるよろこびね 揺れる瞳に映る 季節に恋して  ああ なんて 街 それぞれ 美しいの ああ なんて 人 それぞれ 生きているの  朝に舞う夢 黄昏に出会い ほんの一時のためらいを 誰に言いましょう  昨日 今日 明日 変わり行く私 紅くいろづくときめきを 誰に告げましょう
夢路谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治ここより遠くへ ここより遥かに 夢をふところに 風になろうよ  夢をもつ人は 夢に愛される 歌を口づさめば 歌に抱かれる  いつか来た道は いつも風の中 そして行く道も すべて風の中  歩き出す人は みんな風になる 星へ続く夢路 おなじ旅人  いつか来た道は いつも風の中 そして行く道も すべて風の中  ここより遠くへ ここより遥かに 夢をふところに 風になろうよ 星へ続く夢路 風になろうよ  星へ続く夢路 風になろうよ
いい日旅立ちフランク永井フランク永井谷村新司谷村新司若草恵雪解け真近の北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時 帰らぬ人達熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり旅に出る あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに……  岬のはずれに少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径を帰るのか 私は今から想い出を創るため 砂に枯れ木で書くつもり“さよなら”と あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに……  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち幸福(しあわせ)をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに……
いい日 旅立ち華原朋美華原朋美谷村新司谷村新司Kouhei Munemoto雪解け真近の北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時 帰らぬ人達  熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに  岬のはずれに少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径を帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 幸福(しあわせ)をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに
やくそくの樹の下で谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治明日また 逢おうね やくそくの 樹の下で 明日また 逢えたら 夢の続き きかせて  拡げてる この手は 涙もふけるよ 2人で 手をかさねたなら あたたかく なるよ  明日また 逢おうね やくそくの 樹の下で 明日また 逢えたら 夢の続き きかせて  この空に抱かれて 見上げる よろこび うつむいたままじゃ見えない さあ顔を上げて  明日また 逢おうね やくそくの 樹の下で 明日また 逢えたら 夢の続き きかせて  明日また 逢おうね やくそくの 樹の下で 明日また 逢えたら 夢の続き きかせて 夢の続き きかせて
サクラサク谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司石坂慶彦坂の上には 白い雲だけ 見上げるこの目に ただ汗が痛い 抱きしめている 夢を手放したら 私は私で なくなるだろう  向かい風も 登り坂も 自分で選んできたから 今ここで 捨てるのならば 最初(はな)から夢など見ない  ああ いつか サクラサク 涙を超える 人の胸に ああ いつか サクラサク 願い続ける 人の胸に  その日の為に 重ねる日々は 無邪気な子供と 変わらないけれど ひとりではなく 愛する人と ここまで歩いて これたのだから  花に祝され 花に送られ 人はこの世を 旅する すべての人は 心の中に 蕾を抱きしめ生きる  ああ いつか サクラサク 涙を超える 人の胸に ああ いつか サクラサク 願い続ける 人の胸に  ああ いつか サクラサク 冬を耐えてる 君の胸に ああ いつか サクラサク 今を生きてる 君の胸に
いい日旅立ち梓夕子梓夕子谷村新司谷村新司雪解け真近の北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶとき 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る あぁ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに  岬のはずれに少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径を帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と あぁ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに  あぁ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 幸福(しあわせ)をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに
夢でもいいから都はるみ都はるみ谷村新司谷村新司「君は日に日に綺麗になるね」と突然 テレもしないで 私につぶやくあなた 恐いくらいに幸福すぎると感じた 街はいつでもすべて輝いてみえた  あなたが着てたスーツの色で いつも季節を感じていたわ そしてあなたに抱かれるたびに 季節さえも忘れてたあの頃  嘘でもいいから「忘れない」と 言ってくれても いいでしょ 夢でもいいから 思い出して 愛し合った日のこと  せめて最後に5分だけ時間を下さい それが過ぎれば他人同志に戻るわ 夏の海辺やロードショーの後の街並 2人囲んだ友達のはずむ笑顔  あなたが脱いだスーツをいつも 肩にはおってフザケていたわ あなたしかない匂いの中で 流れ過ぎてた今日までの毎日  嘘でもいいから「忘れない」と 言ってくれても いいでしょ 夢でもいいから 思い出して 愛し合った日のこと  2人育てた時間も終り 冬の足音聞こえ始めた 明日私が目覚めた時は すべて昨日の出来事になるのね  嘘でもいいから「忘れない」と 言ってくれても いいでしょ 夢でもいいから 思い出して 愛し合った日のこと  夢でもいいから思い出して 愛し合った日のこと
It's a Time ~時は今~アリスアリス谷村新司谷村新司アリスTime Time Time It's a Time Time Time Time It's a Time  夢を抱けと 教えてくれていた そんな大人が いつもそばにいた  願い続ける 志だけが 次の扉を開く 鍵になる  俺達の失敗は 競い続けて 生きたこと 勝ちも負けも無いことに 気付けないままに 生きてきたこと  Time Time Time It's a Time HA~ Time Time Time It's a Time HA~  ひとり生きてく 覚悟もないままに 流れ続けて ここまで過ごしてた  孤独怖くて 群れに埋もれてた 楽に生きてく 道を選んでた  俺達の失敗は その場しのぎで 生きたこと やさしさとは 強さだと 気付けないままに 生きてきたこと  誰と 生きたいのか 心を決める 時は今 何を 伝えたいのか その声を上げよう 今がその時  俺達の失敗は 競い続けて 生きたこと 勝ちも負けも無いことに 気付けないままに 生きてきたこと  Time Time Time It's a Time HA~ Time Time Time It's a Time HA~
READY LADYアリスアリス谷村新司谷村新司アリス振り向く少女は 突然風になる 人混みすり抜けてく 素足で消えてゆく  踏み出す少女は リアルを身にまとい 思い出脱ぎすててく スピード増してゆく  高速で駈けぬける 削除の日々 運命の衝突で 止まるまで Wow Wow HA- Wow Wow HA-  Are you READY ルージュをひけば You are LADY 少女とは 呼ばれない夏  大人の言葉の 嘘を見抜いてゆく メタモルフォーゼの海を 笑顔で泳いでく  涙のステップ 泣きながら踏みしめ 傷つくたび少女は 輝き増してゆく  高速で駈けぬける 嵐の日々 運命の衝突で 止まるまで Wow Wow HA- Wow Wow HA-  Are you READY ルージュをひけば You are LADY 少女には 戻らない夏  Are you READY ルージュはナイフ You are LADY 境目は 音の無い夏  Are you READY ルージュはナイフ You are LADY 境目は 音の無い夏
スピリットアリスアリス谷村新司谷村新司アリス父の胸にある 悲しい程の強さとは 空に伸びてゆく この木の静けさに似てる  雨をその肩に 陽射しを防ぐその腕は いつも抱きしめる 小さな命の明日を  その強さが 時には儚くて ふるえてる 孤独の中で  遥か旅をゆく 1つの星を追いかけて そして風になる 男はみんな風になる  いのち巣立つまで 嵐に挑む盾になる そして伝えてく 母から生まれてきたこと  春の香り 運んだ風の中 忘れない あの日の歌よ Wow Wow Wow -  色褪せた メモリー 甦る メロディー あの時の メモリー 甦る メロディー  みんな風になる 緑にゆれる木々になる すべて愛されて いのちをつなぐ花になる  悲しみにも 辛さのその中にも 寄り添える 光はララバイ Wow Wow Wow -  色褪せた メモリー 甦る メロディー あの時の メモリー 甦る メロディー
Wonderful Dayアリスアリス谷村新司谷村新司アリスあなたと寄り添うこと あなたと生きること Wonderful day Wonderful day 今を感じてる  不思議で満たされてる 世界を生きてゆく Wonderful day Wonderful day 今を抱きしめよう  眠れない 夜を越え たどり着いた君の胸 だから悔やまない あなたを信じてる  未来は今この時 奇跡に包まれて Wonderful day Wonderful day 今を感じてる  静かに過ぎる日々が 本当は特別な Wonderful day Wonderful day 今を抱きしめよう  眠れない 夜を越え たどり着いた君の胸 だから悔やまない あなたを愛してる  WHY does my heart go on beating WHY does my heart fall in love with you  眠れない 夜を越え たどり着いた君の胸 だから夢を見る 明日の夢を見る  眠れない 夜を越え たどり着いた君の胸 だから愛したい すべてを愛したい
冷たくしないで西田敏行西田敏行多夢星人谷村新司きみの白く光る 寝顔見つめ 今夜もまた眠れない この広い空の下で二人 生きる うれしさに  夢みているね ちょうど今 うっすらと頬そめて またしあわせをかき抱(いだ)く そのしぐさいとおしい  どうかこの娘(こ)にだけは 冷たくしないで 神よ運命よ お願いします  きみが少しねだる 愛の言葉 ぼくは照れて話せない この顔を見れば わかる筈と いつも背を向ける  色づいてるね 今朝もまた くちびるも あざやかに 胸ときめかせ ラブソング このぼくに聞かせてる  どうかこの娘(こ)にだけは 冷たくしないで 神よ運命よ お願いします  どうかこの娘(こ)にだけは 冷たくしないで 神よ運命よ お願いします 神よ運命よ お願いします
いい日旅立ち倍賞千恵子倍賞千恵子谷村新司谷村新司小六禮次郎雪解け間近の 北の空に向かい 過ぎ去りし日々の 夢を叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から 一人きり旅に出る ああ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた 歌を道連れに……  岬のはずれに 少年は魚つり 青い芒(すすき)の 小径を帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で 書くつもり「さよなら」と ああ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた 歌を道連れに……  ああ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに……
This is my trial(私の試練)谷村新司×天海祐希谷村新司×天海祐希谷村新司谷村新司This is my trial 濡れた歩道を It's lonesome trial ただひたすらに ひきかえせない ふりむきもしない そう私は今まぎれもなく 自分で歩きはじめる This is my trial 私のゴールは 数えきれない人達の胸じゃない  This is my trial 仮面を捨てて It's lonesome trial 素顔で雨に向えば ほほを伝わる あつい涙よ そう私は今まぎれもなく 自分で歩きはじめる This is my trial 私のゴールは 数えきれない人達の胸じゃない  This is my trial 濡れた歩道を It's lonesome trial ただひたすらに ひきかえせない ふりむきもしない そう私は今まぎれもなく 歩き歩きはじめる This is my trial 私のゴールは 数えきれない人達の胸じゃない  This is my trial 私のゴールは 数えきれない人達の胸じゃない  “It's my It's my trial”
ラストローズ(名残のバラ)谷村新司×岩崎宏美谷村新司×岩崎宏美谷村新司谷村新司もう名前を呼ばないで 胸に書いた文字消して あなたの声、あなたの香り 悔やまないと決めたから もう涙は流さない すべてを思い出にして あなたの声、あなたの香り 夜明けの風にのせて  some day いつかどこかで some where また逢う時は some how 笑顔で会いたい なつかしい人として memory  もう傷つけあうような 激しい恋はしたくない あなたの声、あなたの香り きっと忘れないでしょう もう昨日に戻らない 私はうつむかないわ あなたの声、あなたの香り 今も好きでいたい  some day いつかどこかで some where また逢う時は some how 笑顔で会いたい なつかしい人として memory  夜明け前の 名残りのバラは 色を見せず香るだけ Last Rose In The Blue  もう名前を呼ばないで 胸に書いた文字消して あなたの声、あなたの香り 悔やまないと決めたから もう傷つけあうだけの 幼い恋はしたくない あなたの声、あなたの香り きっと忘れないでしょう  ラストローズ 香る 名残りのバラ
人時谷村新司×押尾コータロー谷村新司×押尾コータロー谷村新司谷村新司あれは遠い日の ささやかな出来事 父の帰り待つ 駅の待合室 古い時計だけ 他に誰もいなくて ひとり待つ私 涙こらえていた やがて聞きなれた あなたの足音に 夢中で駆け出した あなたの胸の中に もう戻れないほど 大人になったけれど 忘れない あなたと生きた かけがえのない 灯(ひ)と刻(とき)  明日旅に立つ 別れの手紙を 綴り終えた今 あの日に戻っていた どうか元気で…と書いたインクの上に 言葉より伝えたい 滲む涙の跡 やがて夜が明ける 消えゆく星達に まごころ託したよ あなたに届くように もう戻れないほど 大人になったけれど 忘れない あなたと生きた かけがえのない 一時(ひととき)  何もないけれど あなたに抱かれていた そんな日常が とてもいとおしくて もう戻れないほど 大人になったけれど 忘れない あなたと生きた かけがえのない ひととき もう戻れないほど 大人になったけれど 忘れない あなたと生きた かけがえのない 人(ひと)・時(とき)
あれから谷村新司×夏木マリ谷村新司×夏木マリ谷村新司谷村新司夕暮れの中に 並んだふたつの影 あなたに手を引かれて 登る坂の小道  祭りのはやしに ときめいて駆けだした ほどいたあなたの手が ああ恋しくて  あれから こんなにも 遠くに離れて 私もあなたの年になり  つないだ手と ほどいた手が 別れを告げてた あの時 つないだ手と ほどいた手の 中で生きてる 私  あなたを見送り 私も年を重ね 思い出の数ばかり 増えたこの頃です  父と母の手を 両手に握りしめた 子供がはしゃぎながら 帰る黄昏れよ  あれから こんなにも 遠くに離れて 私もあなたの年になり  つないだ手と ほどいた手が 別れを告げてた あの時 つないだ手と ほどいた手の 中で生きてる 私  あれから こんなにも 遠くに離れて あなたのせつなさ知りました  つないだ手と ほどいた手が 別れを告げてた あの時 つないだ手を ほどいた手を じっと見つめる 私 つないだ手と ほどいた手を じっと見つめる 私
宝石心谷村新司×一青窈谷村新司×一青窈谷村新司谷村新司忘れないでね この日の事を 君がいくつになっても 目をふさいでも心に残る 宝石を君にあげる  忘れないよね 出逢えたんだよ こんなに広い世界で 誰も消せない想い出になる 宝石を君にあげる  また逢えるその時まで 心閉ざさないで また逢えるその時まで 僕を忘れないで  光の中手を伸ばせば 必ず僕がいるから  昔 僕らは 海を見つめて 遥かな君を思った そして出逢えた夢の形見に 宝石を君にあげる  抱きしめていて 君の両手で 輝きだした未来を 時が過ぎても光褪せない 宝石を君にあげる  また逢えるその時まで 心閉ざさないで また逢えるその時まで 僕を忘れないで  光の中手を伸ばせば必ず僕がいるから  忘れないでね 忘れないよね そして伝えていこうね 君の子供や僕の子供に 夢の宝石の意味を……  忘れないでね 忘れないよね そして伝えていこうね 君の子供や僕の子供に 夢の宝石の意味を……  夢の宝石の意味を……
朱音谷村新司×平原綾香谷村新司×平原綾香谷村新司谷村新司朱音の色に染まる夕暮れ 見上げる私にも勇気をくれる  朱音の色はトキメキの色 すべてを投げ出せる恋に逢いたい  もう子供でもなくて 大人でもない ただこの胸の中の 消せないあこがれ  自分さがしの旅に出よう 今が私の その時  遠い空ゆく鳥よ教えて 私のふるさとは誰の胸なの  遠いあの日に描いた未来 私を誘うの そう あの場所へ  もう子供でもなくて 大人でもない ただこの胸の中の 消せないあこがれ  自分さがしの旅に出よう 今が私の その時  もう子供でもなくて 大人でもない ただこの胸の中の 消せないあこがれ  もう一度あの場所へ 辿り着いたら 私を待つ誰かに 出逢える気がする  朱音の色に染まる私 自分さがしの旅立ち
はじまりの物語谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治愛される日々を 待ちながら 暮していた 気付かないうちに 自分を閉じ込めてた 私の心の 素直な声 聴きたいから 旅を決めた時が 私のはじまり  見知らぬ人なのに 声かけてすれ違う 何気ないあいさつが 背中押してくれる  私は変わる 予感の中 トキメく胸 私は変わる いにしへの街から  父と母が出逢い この私 生まれてきた 当たり前のことに 心がふるえている 愛されるよりも 愛しながら 生きていたい 旅の風の中で 私がはじまる  見知らぬ人なのに 声かけてすれ違う おだやかなほほえみが 背中押してくれる  私は変わる 予感の中 トキメく胸 私は変わる いにしへの街から  折り返しのない 心ひらく 本当の旅 命の切符を 生き尽くしたいから  私は変わる 時をこえた 出逢いの旅 私は変わる はじまりの街から  私は変わる 時をこえた 出逢いの旅 私は変わる はじまりの街から
伴奏谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司石坂慶彦はるか遠くまで 旅をしてきたね 星を数えて 夢見た夜明け  露にぬれた肌 あたためあいながら 歩き続けた 幾年幾月  時には遠く 時には寄り添いながら 感じてた君のぬくもり  共に越えてきた 河や山脈(やまなみ)も ゆれてにじんで 愛おしく見える  汗はかがやいて 涙に変わる時 僕のゴールは いつも君の胸  時には遠く 時には寄り添いながら ここまで一緒に旅をして 来たよね  粉雪舞う道も 陽炎立つ道も 凩吹く道も 桜見上げた道も それぞれの苦しみも悲しみも すべて 過ぎ去るものは必ず美しく変わる  夜が明けたなら 旅を奏でよう ゴールテープの君を抱きしめて いつかお互いの命果てる時 そっと笑顔で送りあおうね きっと………
人時坂本冬美坂本冬美谷村新司谷村新司萩田光雄あれは遠い日の ささやかな出来事 父の帰り待つ 駅の待合室 古い時計だけ 他に誰もいなくて ひとり待つ私 涙こらえていた やがて聞きなれた あなたの足音に 夢中で駆け出した あなたの胸の中に もう戻れないほど 大人になったけれど 忘れない あなたと生きた かけがえのない 灯(ひ)と刻(とき)  明日旅に立つ 別れの手紙を 綴(つづ)り終えた今 あの日に戻っていた どうか元気で…と書いたインクの上に 言葉より伝えたい 滲(にじ)む涙の跡 やがて夜が明ける 消えゆく星達に まごころ託したよ あなたに届くように もう戻れないほど 大人になったけれど 忘れない あなたと生きた かけがえのない 一時(ひととき)  何もないけれど あなたに抱かれていた そんな日常(にちじょう)が とてもいとおしくて もう戻れないほど 大人になったけれど 忘れない あなたと生きた かけがえのない ひととき もう戻れないほど 大人になったけれど 忘れない あなたと生きた かけがえのない 人(ひと)・時(とき)
いい日旅立ちつるの剛士つるの剛士谷村新司谷村新司塚田誠雪解け間近の 北の空に向かい 過ぎ去りし日々の夢を 叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る ああ 日本のどこかに 私を待ってる 人がいる いい日旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた 歌を道連れに‥  岬のはずれに 少年は魚つり 青い芒の小径を 帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と ああ 日本のどこかに 私を待ってる 人がいる いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた 歌を道連れに‥  ああ 日本のどこかに 私を待ってる 人がいる いい日旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った 歌を道連れに‥
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
今 伝えたい谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司君に会いたくて 僕はここにいる 君に会う為に 旅を続けてきた  二度とは戻らない 今を伝えたくて 君が笑顔になり 帰る その時まで  辛さは幸せの 一日前のこと だからもう 泣かないで 君の空 見つめていて だからもう 泣かないで 君の空 見つめていて  君に会いたくて 僕はここにいる 君に会う為に 旅を続けてきた  出逢いは奇跡だと 君に伝えたくて 僕があげるものは 勇気 ただそれだけ  辛さは幸せの 一歩前のこと だからもう 泣かないで 君の空 見つめていて だからもう 泣かないで 君の空 見つめていて  辛さは幸せの 一歩前のこと だからもう 泣かないで この空を 見上げていて だからもう 泣かないで この空を 見上げていて
コスモポリタン谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司腕時計を外し 身体の声を聴く 朝日の昇る音 月の沈む音 ココロの上着を一枚づつ脱いで ココロの翼で風をつかもう 昨日までの日々に サヨナラの勇気を そして旅立ちの白い帆を かかげたなら So Happy Birthday 新しい Only One  初めての港に 初めてのざわめき 初めて聞いた歌 なぜか響く歌 ココロの上着を脱ぎすてたその時 ココロの翼が風にふるえる 昨日までの日々に サヨナラの勇気を そして旅立ちの鐘の音に 身をまかせたら So Happy Birthday 新しい Only One  昨日までの日々に サヨナラの勇気を そして歌声が口唇(くちびる)に 戻ってきたら So Happy Birthday 歩き出す Only One  君は今 Only One 新しい Only One
スキタイの歌谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司空に交わる草原に 眠る三日月 白い馬 うたう少女はトビ色の 遠い瞳で星を見る  サクを越えゆく この歌に 翼があると教えてくれた  父はケルトの風になり 母はヤマトのサクラの花に ハイヤハー ハイヤハー  響くタリムの水の歌 遥かコタンの笛の音 うたう少女の黒い髪 胸に翡翠(ひすい)のペンダント  サクを越えゆく この歌に 命があると教えてくれた  父はガリアの風になり 母はヤマトのサクラの花に ハイヤハー ハイヤハー  サクを越えゆく この歌に 命があると教えてくれた  父はペルシャの風になり 母はヤマトのサクラの花に ハイヤハー ハイヤハー ハイヤハー ハイヤハー
儚きは谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司時代の風を ほほに感じて 見上げる空を 雲は流れる かなうなら愛する人と 肩を並べたまま 心伝う涙を 風にさらしてまで 君に伝えたい それを人は夢という  笑って泣いて 生きて暮らして 死ぬだけならば 夢はいらない かなうなら届かぬまでも 折れた翼広げ 雲の流れの果てを この目で見るまでは 今は目を閉じていたい それも夢の為  人が夢を見ると書けば 儚いという字に 誰が決めたのだろう 私は信じない  儚いという文字など 私は信じない 儚いという文字など 私は信じない
谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司父の背中を 縦糸に 母のみ胸を 横糸に 心と体 抱きしめながら 人は風の道を歩く  宿る命を 経糸(たていと)に 運ぶ命を 緯糸(よこいと)に 巡る旅路で 出逢うすべてを 一期一会の綾と呼ぶ  嗚々 悲しみの中にこそ ささやかな光を見る だから心閉ざさないで いつもそばにいるから だから目を閉じて見つめて いつもそばにいるから…ほら  雨は空から 縦糸に 風は頬うつ 横糸に 凍える胸を あたためあえる 人を求めて日々をゆく  送る哀しみ 経糸(たていと)に 結ぶ歓び 緯糸(よこいと)に 涙の糸で 織り上げられた 一期一会の綾の道  嗚々 苦しみの中にだけ 明日への光がある だから心閉ざさないで いつもそばにいるから だから目を閉じて見つめて いつもそばにいるから…ほら  だから目を閉じて見つめて 僕がそばにいるから…ほら
浪漫鉄道 <蹉跌篇>谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司名前も知らない駅の ホームで雪を見ている 枕木に落ちた夢の 跡を数えながらいま 右のレールは東京の街まで続く 左のレールは故郷のなつかしい街へと  挫折と憧れだけ 震えながら抱きしめた 線路の軋(きし)みは似てる 旅人の叫び声に  出逢いはいつも悲しい 別離(わかれ)の時を思えば 老人がつぶやいていた 人生は皆泡沫(うたかた) 右のレールは無惨な夢への誘い 左のレールはささやかな幸福の誘い  挫折と憧れだけ 震えながら抱きしめた 線路の軋(きし)みは似てる 旅人の叫び声に  挫折と憧れだけ 震えながら抱きしめた 線路の軋(きし)みは似てる 旅人の叫び声に  挫折と憧れだけ 震えながら抱きしめた 線路の軋(きし)みは叫び 戸惑う汽車は旅人
いい日旅立ちalanalan谷村新司谷村新司TATOO雪解け真近の 北の空に向い 過ぎ去りし日々の 夢を叫ぶとき 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を 道連れに  岬のはずれに 少年は魚つり 青いすすきの小径を 帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯れ木で書くつもり“さよなら”と ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を 道連れに  ああ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日旅立ち 幸せをさがしに 子供の頃に歌った歌を 道連れに
チャンピオン秋川雅史秋川雅史谷村新司谷村新司Edisonつかみかけた 熱い腕を ふりほどいて君は出てゆく わずかに震える 白いガウンに 君の年老いた 悲しみを見た リングに向かう 長い廊下で 何故だか急に 君は立止まり ふりむきざまに 俺にこぶしを見せて 寂しそうに笑った やがてリングと 拍手の渦が ひとりの男を のみこんで行った  立ち上がれ もう一度その足で 立ち上がれ 命の炎燃やせ  君はついに 立ち上がった 血に染まった 赤いマットに わずかに開いた 君の両目に 光る涙が 何かを語った 獣のように 挑戦者は おそいかかる 若い力で やがて君は 静かに倒れて落ちた 疲れて眠るように わずかばかりの 意識の中で 君は何を 考えたのか  立たないで もうそれで充分だ おお神よ 彼を救いたまえ  ロッカールームの ベンチで君は 切れたくちびるで そっとつぶやいた  帰れるんだ これでただの男に 帰れるんだ これで帰れるんだ ライラライ ラライ……
リメンバー谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司多田三洋あー 今も響きつづける あの歌 あの日のメロディー  抱きあいながら 感じてた別れ 狭い部屋のすみ 古いラヂオに流れてた歌が 思い出に変わる頃  Remember 忘れてたはずの Remember 記憶は消しゴムじゃ 消せないものを心の奥に 残してた あの日の歌に  あー 今も響きつづける あの歌 あの日のメロディー  さくらの下で ふざけてたあの日 アルバムに残る 君の写真は変わらない笑顔 制服の匂いまで  Remember 忘れてたはずの Remember 記憶は消しゴムじゃ 消せないものを心の奥に 残してた あの日の歌に  Remember 忘れてたはずの Remember 記憶は消しゴムじゃ 消せないものを心の奥に 残してた あの日の歌に  あー 今も響きつづける あの歌 あの日のメロディー
涙はyes谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司多田三洋涙は yes ココロの yes 流したら 空を見上げ  涙は yes 体の yes 流したら 生まれ変わる  愛されていた 抱きしめられていた 想い出を 閉じ込めないで  涙は yes ココロの yes だからもう 笑顔をみせて  瞳は yes 涙は yes 流したら 虹が見える  瞳は yes 涙は yes 流したら 歩き出せる  雨が上がれば 陽ざしを抱きしめて 歩き出す 明日の君が  涙は yes ココロの yes だからもう とまどわないで  涙は yes ココロの yes だからもう とまどわないで  涙は yes ココロの yes だからもう 笑顔をみせて
G・クレフ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司安部潤君が愛した あの歌も 君が見つめた あの空も  何も変わらないように 僕には見えるけれど  君が残した スコアには 君がしるした 音がある  ギターなぞり続けたら 気付いた君のメッセージ  叫び出す魂が 僕を引き裂いて 涙があふれてくる Yea Yea Yea Yea  愛を伝える G・クレフ 踊る五線を超えてゆく  歌おう 声を重ねたら うず巻く 命になる  叫び出す魂が 僕を引き裂いて 涙があふれてくる Yea Yea Yea Yea  愛を伝える G・クレフ 踊る五線を超えてゆく  歌おう 声を重ねたら うず巻く 命になる
咲きほこる花のように谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治あー君をただ見つめてる 咲きほこる花のように あー君に寄り添いながら 咲きほこる花のように  あの日見ていた 空は続いてる 雨も風も嵐の日も  あの日あの時 あの瞬間が もしもなかったらどうだろう  君と逢えたから 僕はここにいて こうして生きてる アリガトウ アリガトウ!!  あー君をただ見つめてる 咲きほこる花のように あー君に寄り添いながら 咲きほこる花のように  同じ時代の 同じこの時を 一緒に生きてる 奇跡を  涙と笑顔 そして歌声 ココロが震える その理由(わけ)  君と逢えたから 僕はここにいて こうして生きてる アリガトウ アリガトウ!!  あー君をただ見つめてる 咲きほこる花のように あー君に寄り添いながら 咲きほこる花のように  あー君をただ見つめてる 咲きほこる花のように あー君に寄り添いながら 咲きほこる花のように
ひまわり谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司多田三洋君の声が 心に響くから 僕はこうして 笑顔になる 君が寄り添う 僕はただ目を閉じる そして感じる 君がいること  そう、息をしている僕に 初めて気付いてる そう、息をしている君を うれしいと思った…今  僕の声は いつも届かなくて ひとりぼっちと 感じていた 君が寄り添う そのぬくもりの中で 春の陽だまり 思い出した  そう、息をしている僕に 初めて気付いてる そう、息をしている君を うれしいと思った…今  君とふたりで 見上げた青空が とてもまぶしくて 涙流れた…朝
ホタル谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司安部潤縁側に まよい込んだ ホタルをじっと 見つめてた  儚げな 光だけが 草の露 てらしている  この家で 暮らしてきた やさしさに 包まれてた  やがて来る 別れの時 ほほえみで 迎えたい  今までに ありがとうを かけがえのない日々を この私 生んでくれた そのことに ありがとう  さし出した 団扇(うちわ)の柄に ホタルがそっと 光ってる  儚げな そのいのち 見つめてる このいのち  今までに ありがとうを かけがえのない日々を この私 生んでくれた そのことに ありがとう  この家で 泣き笑い この家で重ねてきた あなたへの この思い 抱きしめてすごす夜  縁側に まよい込んだ ホタルをじっと 見つめてる 儚げな その命 見つめてる この命
星標(ほししるべ)谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司多田三洋星達はめぐりて まわる運命(さだめ)の中 永遠(とわ)に変らぬもの それを標(しるべ)と呼ぶ  幾億の時空(とき)を超えて 星がつたえること 人はなぜに空見上げ 心 ふるえるのか  嗚呼 影は響き 光は声になり うたがうまれる時 命は黄泉(よみ)がえる  古丹(こたん)の笛の声(ね)は 土がめざめる時 かがり火は朱々(あかあか) 水の命をさそう  幾億の風が運び いのち生かされてる 人はなぜに空見上げ 涙 流れるのか  嗚呼 影は響き 光は声になり うたがうまれる時 命は黄泉(よみ)がえる  嗚呼 影は響き 光は声になり うたがうまれる時 命は黄泉(よみ)がえる  うたがうまれる時 煌(きらめ)く星標(ほししるべ)
弓の月谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司三宅一徳弓月の下を 人は流れて 糸を重ねる 月の夜は花の中  酒に酔いながら 弓にたくした ふるえる思いは 千々(ちぢ)に乱れるだけ  ハイヤー ハイヤー 遥かな ふるさとよ ハイヤー ハイヤー とどけ 君の胸に  山の端(は)にかかる 眉月(まゆづき)の色 君はあの場所で 今も待つのだろうか  おくれ毛に触れる 風になれたら 淡い宵(よい)の夢 朧(おぼろ)の恋唄よ  ハイヤー ハイヤー 遥かな ふるさとよ ハイヤー ハイヤー とどけ 君の胸に  弓月に生まれ 音に抱かれる 恋も命も すべては唄の中
魁 -さきがけ-谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司三宅一徳嗚呼 海を渡る声が聴こえますか 嗚呼 空に響く声が聴こえますか  魁は かおり 魁は道に ゆれる静かな 陽炎(かげろう)  星に抱かれた旅人の願いは 命より確かなものを伝えること 時を超えて今 響き続けるのは 風によりそう 花の 花の心  嗚呼 海を渡る声が聴こえますか 嗚呼 空に響く声が聴こえますか  魁はしじま 魁は風が 明日を伝える 極光(オーロラ)  夜明けの前の深い闇の中で 閉ざされた瞳をこらして見つめる やがて一筋 描き出す光は 道を支える 石の 石の姿  嗚呼 海を渡る声が聴こえますか 嗚呼 空に響く声が聴こえますか  嗚呼 海を渡る声が聴こえますか 嗚呼 空に響く声が聴こえますか
さようならば谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治さようならば 今 別れん君と 名残りは尽きねど この手を離さん  出逢いて打ちとけし こころとこころ 君を忘れじと 無事を祈るだけ  月日を重ねた 無為なる日々を 悔やむことなかれと ほほえみは語る  出逢いて打ちとけし こころとこころ 君を忘れじと 今は別れゆく  嵐に散る花に 芽吹く緑に 去年(こぞ)の雪にも 君を重ねつつ  さようならば さようならば…… さようならば さようならば……
100年ラブソング谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治聞こえてる 100年過ぎても きっと 世界のどこかで 聴こえる  その歌は 命の種を抱きしめ ふりそそぐ 水になる  いつか誰かが 気付くその時 光の花が咲くだろう  恋人よ 口づけの中で 眠れ その歌に つつまれて 眠れ  聞こえてる 100年過ぎても きっと ココロひらけば 聴こえる  その歌が 伝える命 それは 目には見えない 真実  いつか誰かが 気付くその時 波がやさしく ほほえむ  恋人よ 口づけの中で 眠れ その歌に つつまれて 眠れ  恋人よ 口づけの中で 眠れ その歌に つつまれて 眠れ
マーキュリー谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治遠い街と街で 見上げてたあの空に 夜明けと夕暮れに 輝く星 2つの道はただ ぶつかっては寄り添い 風を抱きしめて 動き始めた  ひとりひとりがやがて2人に 2人はやがて1つの星の名前で呼ばれていた  それはマーキュリー マーキュリー 宵の星と夜明けの星だよ それはマーキュリー マーキュリー 違う名前の1つの星  水の星に生まれ 光に包まれていた 出逢えた人達を 愛していたい 炎は胸の中 心さえ焼きつくし 裸で生きている 人でありたい  ひとりひとりがやがて2人に 2人はやがて1つの星の名前で呼ばれていた  だからマーキュリー マーキュリー 影は光に 光は影になる だからマーキュリー マーキュリー 違う名前の1つの星  それはマーキュリー マーキュリー 宵の星と夜明けの星だよ それはマーキュリー マーキュリー 違う名前の1つの星  だからマーキュリー マーキュリー 影は光に 光は影になる だからマーキュリー マーキュリー 違う名前の1つの星
いい日旅立ち矢野顕子矢野顕子谷村新司谷村新司雪解け間近の 北の空に向かい 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶとき 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る  あゝ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる  いい日 旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに…  岬のはずれに少年は魚釣り 青い芒の小径を帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯れ木で書くつもり“さよなら”と  あゝ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる  いい日 旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに…  あゝ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる  いい日 旅立ち 幸せをさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに…
いい日旅立ち島倉千代子島倉千代子谷村新司谷村新司雪解け間近の北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る あゝ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに  岬のはずれに少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径を帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木でかくつもり“さよなら”と あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 幸福(しあわせ)をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに……
いい日旅立ち森光子森光子谷村新司谷村新司雪解け間近の北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに……  岬のはずれに少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径を帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに…… あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに……
チャンピオン桜井智樹(保志総一朗)・トモ子(藤田咲)桜井智樹(保志総一朗)・トモ子(藤田咲)谷村新司谷村新司つかみかけた熱い腕を ふりほどいて君は出てゆく わずかに震える白いガウンに 君の年老いた悲しみを見た リングに向う長い廊下で 何故だか急に君は立ち止まり ふりむきざまに俺に こぶしを見せて寂しそうに 笑った やがてリングと拍手の渦が 一人の男をのみこんで行った (You're King of Kings) 立ち上がれ もう一度その足で立ち上がれ 命の炎を燃やせ  君はついに立ち上がった 血に染まった赤いマットに わずかに開いた君の両目に光る 涙が何かを語った 獣のように挑戦者はおそいかかる 若い力で やがて君は静かに倒れて落ちた 疲れて眠るように わずかばかりの意識の中で 君は何を考えたのか (You're King of Kings) 立たないで もうそれで充分だ おお神よ彼を救いたまえ  ロッカールームのベンチで君は 切れたくちびるでそっとつぶやいた (You're King of Kings) 帰れるんだ これでただの男に帰れるんだ これで帰れるんだ ライ ラ ライ ラ ライ………………
いい日旅立ち中西保志中西保志谷村新司谷村新司雪解け間近の 北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢を 叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る  あゝ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる  いい日旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた 歌を道連れに…  岬のはずれに 少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径を 帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり “さよなら”と  あゝ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる  いい日旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた 歌を道連れに…  あゝ 日本のどこかに 私を待ってる人がいる  いい日旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った 歌を道連れに…
あさきゆめみし由紀さおり由紀さおり谷村新司谷村新司春の眠りから さめてもつのる思い 吾妻橋から 石ころ投げた かすむ隅田川へ  浴衣の袂に ときめきを忍ばせて 夜空に咲いた 花火追いかけ つまずいた恋心  ああ あさきゆめみし この恋は 水に流れて ゆくかしら… ああいまひとたびの この思い 願いかけたら叶うかしら…  あしたはあしたの 風に身を任せて 今宵は ほんのり さくらいろ  すすきを枕に あなたの夢を見るの 巽橋から 見上げた月の 兎も笑っている  老舗のそば屋に 雪が舞いこむ夜は なおさらつのる恋心 しんしんと降り積もる  ああ あさきゆめみし この恋は 雪の朝(あした)に 消えるかしら… ああいまひとたびの この思い 観音様にはわかるかしら…  あしたはあしたの 風に身を任せて 今宵は とことん 酔いたいね  あしたはあしたの 風に身を任せて 今宵は とことん 酔いたいね
MOON SHADOWアリスアリス谷村新司谷村新司It's a Moon Light… On The Tight Rope It's a Moon Light… On The Tight Rope つま先で踊る 目かくしのままで 胸元でゆれる 祈りのロザリオ Set Me Free Set Me Free 希望も夢も すべて光あせた It's a Moon Light…Came Through My Window It's a Moon Light, Real Moon Light 背中で踊る 悲しき Lonely Fate  It's a Moon Light… On The Tight Rope It's a Moon Light… On The Tight Rope かすかに聞こえる 緑の鐘の音 かすんで見えない マリアの横顔 Set Me Free Set Me Free 希望も夢も すべて光あせた It's a Moon Light…Came Through My Window It's a Moon Light, Real Moon Light 背中で踊る 悲しき Lonely Fate  Tu Lu Lu Lu Tu Tu Tu…… Take Me On Free Me Away Take Me On Free Me Away
ハドソン河-Hudson River-アリスアリス谷村新司谷村新司冬のハドソン・リバー 銀色の影が 摩天桜照らして 震えているよ 冬のハドソン・リバー この河を渡れば 二度とは戻らない 一人の少年 あの頃俺は 憧れていた 輝く都会にいつかは住みたいと 母は昔 家を棄てたけど 親父は黙ってじっと耐えてた 母を夢見て 枕濡らした夜 親父はやさしく歌ってくれた オール・マン・リバー 心の叫び 今も今も 忘れない 冬のハドソン・リバー 銀色の影が 摩天楼照らして 震えているよ 冬のハドソン・リバー この河を渡れば 二度とは戻らない 一人の少年 都会で俺は 恋に溺れて 一人の女と暮しはじめた 愛は時に 父親でさえも 忘れることさえ求めはじめる いつしか愛に 疲れた俺を 都会はやさしく包んでくれない オール・マン・リバー 心の叫び 今も今も 忘れない ある日突然 届いた報せ 親父がこの世を去ってしまったと 故郷に向かい 車走らせて 着いてもあなたは歌ってくれない 愛という名の 目隠しのために あなたを寂しく逝かせてしまった オール・マン・リバー 心の叫び 今も今も 忘れない‥‥
風は風-Windy or Breezy-アリスアリス谷村新司谷村新司開演間近のホールの外で 冷たい雨に打たれて 今日のコンサートの切符を右手に 震えながら握りしめていた 悲しい目をした少年は 一体何を求めるのか やめてしまえば終る旅だが それでも何故か 歌い続けてきた  雨が窓打つ楽屋の隅で 冷たいギターをかかえて つまびく一体誰の為に 歌い続けてきたのか 生きる為にも歌ってきた 金の為にも歌ってきた だけど見えない夢が確かに 見えてくるよな そんな気がしたから  長く続いた旅の途中で 誰にも言えない痛みに 天井を一人でじっと見つめて 朝の光を待ちわびた そんな時には心から 歌より確かな物が欲しい 暖かい手で包まれたなら 他には何も なくていいと思った  時が流れて年を重ねて 背負う荷物も増えたけど 今だから行かなけりゃ きっとこのまま二度と行けなくなりそうで 明日があるよと心の隅で 叫ぶ貴方の声がするけど Woo 今は聞かないまたいつの日か 再び出逢う その日のその時の為に  あー君達の熱い思いが 俺達のほこりだ あー君達の熱い思いが 俺達のほこりだ  風は風 ほほ打てばこそ 風は風 吹き荒れてこそ 風は風 ほほ打てばこそ 風は風 吹き荒れてこそ
ラ・カルナバルアリスアリス谷村新司谷村新司AI YAI YAI YA AI YAI YAI YA AI YAI YAI YA AI YAI YAI YA  サンバ 君に捧げる サンバ これが愛の唄 サンバ 命かけて 胸 焦した夜 カルナバルのざわめき遠く あの時の甘い囁きさえ 忘れかけている君に唄うよ サンバ 命かけた 愛の終りのサンバ  AI YAI YAI YA AI YAI YAI YA AI YAI YAI YA AI YAI YAI YA  すべては夏の束の間の夢 あー 消えてゆく跡形もなく サンバ 君に捧げる サンバ これが愛の唄 サンバ 命かけて 胸 焦した夜 カルナバルの人波に揺れ 確かめあえた 情熱さえ 戻せないなら せめて唄うよ サンバ 命かけた 愛の終りのサンバ  AI YAI YAI YA AI YAI YAI YA AI YAI YAI YA AI YAI YAI YA  すべては夏の束の間の夢 あー 消えてゆく跡形もなく サンバ 夜は短い サンバ せめて今夜だけ サンバ すべて忘れて 最後のカルナバル  AI YAI YAI YA AI YAI YAI YA AI YAI YAI YA AI YAI YAI YA
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
漂流者たちアリスアリス谷村新司谷村新司あー漂えば 街は夕暮れ 帰るあてない メロスよ あー君が行く 道は見えるか 不安に心 ふるわせ 立ち止まるなら それもいい 立ち止まれるならば  川は流れて 何も知らない 時にはつらいほど 速く流れる  あーさまよえば 人は夕暮れ 何を求める メロスよ あー時は行く 君の背中に 夢のを 残して 立ち止まるなら それもいい 立ち止まれるならば  川は流れて 何も知らない 時にはつらいほど 速く流れる  立ち止まるなら それもいい 立ち止まれるならば  川は流れて 何も知らない 時にはつらいほど 速く流れる
セントエルモスの火アリスアリス谷村新司谷村新司みつめてたスクリーン 雨の日の映画館 何度もうなずいて見た セントエルモス ファイヤー 傷つけて傷ついて 確かめるそれしかない まるで俺達みたい おかしすぎて涙が出る  バラバラさ人生は いくら寄り添ってみても 震える心までは 抱きしめられはしない だから一人で だから一人で 生きるしか出来なくて 不器用だけど それしか出来なくて……  禁煙の客席には よどんだ煙草のせい 流れた涙の理由(わけ)は セントエルモス ファイヤー 散り散りの仲間でも 元気でいてくれれば 冷えた缶のビールを そっとまぶたに押しあてた  バラバラさ人生は いくら寄り添ってみても 震える心までは 抱きしめられはしない だから一人で だから一人で 生きるしか出来なくて 不器用だけど それしか出来なくて……  バラバラさ人生は いくら寄り添ってみても 震える心までは 抱きしめられはしない だから一人で だから一人で 生きるしか出来なくて 不器用だけど それしか出来なくて……
LIBRA-右の心と左の心-アリスアリス谷村新司谷村新司Touch 君の胸に届けと歌い続ける Woo─── Touch 君と過ごす最後の夜かもしれない 右の心は闘いに 向かえと叫び続ける 左の心は寂しさに 震えて動けない Treason To My Heart It's Revolution 2つの心  Touch 俺の胸にその手で触れてみないか Woo─── Touch 俺は歌う明日のことなど知らない 右の心は明日へと ひたすら走り続ける 左の心は昨日への 想いに縛られて Treason To My Heart It's Revolution 2つの心  Cry ゆれる心 炎と氷の中で Cry ゆれる心 炎と氷の中で
帰らざる日々五木ひろし五木ひろし谷村新司谷村新司最後の電話を 握りしめて 何も話せず ただじっと 貴方の声を聞けば 何もいらない いのちを飲みほして 目を閉じる  Bye Bye Bye 私の貴方 Bye Bye Bye 私の心 Bye Bye Bye 私のいのち Bye Bye Bye Bye My Love  何か話さなきゃ いけないわ 分かっているけれど 目の前を 楽しい日々が ぐるぐるまわるだけ  Bye Bye Bye 私の貴方 Bye Bye Bye 私の心 Bye Bye Bye 私のいのち Bye Bye Bye Bye My Love  酒びたりの日も 今日限り 私は一人で 死んでゆく この手の中の 夢だけを じっと握りしめて  Bye Bye Bye 私の貴方 Bye Bye Bye 私の心 Bye Bye Bye 私のいのち Bye Bye Bye Bye My Love  貴方の声が 遠ざかる こんなに 安らかに 夕暮れが 近づいてくる 私の人生の  Bye Bye Bye 私の貴方 Bye Bye Bye 私の心 Bye Bye Bye 私のいのち Bye Bye Bye Bye My Love  Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye My Love  Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye My Love
五木ひろし五木ひろし谷村新司谷村新司目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ 荒野に向かう道より 他に見えるものはなし 嗚呼 砕け散る宿命の星たちよ せめて密やかに この身を照らせよ 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ  呼吸をすれば胸の中 凩は吠き続ける されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり 嗚呼 さんざめく 名も無き星たちよ せめて鮮やかに その身を終われよ 我も行く 心の命ずるままに 我も行く さらば昴よ  嗚呼 いつの日か誰かがこの道を 嗚呼 いつの日か誰かがこの道を 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ 我は行く さらば昴よ
ムジカ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司千住明六連星(むつらぼし) 七(なな)つ星 夢織る願い星 海の道 土の道 名もなき人の道  遥かなる旅人は 星に導かれて 昇る陽のふるの里へ 虹の橋をかける 嗚呼 咲き誇る 人は名もなき花 されど 夢を紡(つむ)ぐ 人はムジカの花  青丹(あおに)によし 朱丹(しゅに)もよし さほ鹿のまどろみ 絹の道 風の道 名もなき人の道  はるかなる旅人は 命より添わせて 昇る陽のその元へと 虹の橋をかける 嗚呼 咲き誇る 人は名もなき花 されど 夢を紡ぐ 人はムジカの花  嗚々 咲き誇る 歌は時を超えて 響くココロの音 それはムジカの花  嗚々 咲き誇る 歌は時を超えて 響くココロの音 それはムジカの花
童歌(ワラベウタ) ナラうた谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司石坂慶彦春はサクラによりそいて 鳥をむかえる わらべうた 月はおぼろに 山の辺を 描く まほろば ふるの里  夏はアスカのせせらぎに 蛍飛びかう 霧のあと 土をうるおす 夕立ちに 香る まほろば ふるの里  秋はシラキのふところに 眠る仔鹿の 浅き夢 風が彩る もみじ葉の ゆれる まほろば ふるの里  冬はスバルのしじまから 星が伝えし ものがたり 歌うこどもの 声の中 生きる まほろば ふるの里  四季を重ねて 節を立て 人が織りなす 綾のみち 柵を越えゆく ココロうた 鳴らす まほろば ふるの里  朔を紡いで 満ちるうた ひびく まほろば ナラのうた  ひびく まほろば ナラのうた
インターチェンジ水谷豊水谷豊谷村新司谷村新司赤いウィンカーチラチラと フロントグラスを染めはじめ ブルーのライトが淋しげに 家に帰れよと呼んでいる  友情という名の言葉を借りて 愛に別れを告げた人 雨のインターチェンジ 午前2時 引き返せない もう戻れない あー男と女それぞれに 長い夜が来る  心変わりをした俺は 別れる際までイキがって 元気でいろよと言えるほど お前を大事にしたろうか  友情という名の言葉を借りて 愛に別れを告げた人 雨のインターチェンジ 午前2時 引き返さない もう戻らない あー男と女それぞれに 長い夜が来る  友情という名の言葉を借りて 愛に別れを告げた人 雨のインターチェンジ 午前2時 引き返さない もう戻らない あー男と女それぞれに 長い夜が来る
オリエンタル・カフェ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司煙草のけむりが 不思議な絵を描く夜のキャフェ まつ毛の先まで 悲しみに濡れたようなWoman ひとり  The day's gone 国籍もないまま The day's gone さまよう2人 愛だけが ゆるやかに 甘く せつなく揺れるよ The day's gone  流れるジュークが なつかしい夢さそう夜のキャフェ くびれた腰まで 指先がたどるときはWoman ふたり  The day's gone 国籍もないまま The day's gone 夜にまぎれて 愛だけが ゆるやかに 甘く せつなく揺れるよ The day's gone F The day's gone 国籍もないまま The day's gone 夜にまぎれて 愛だけが ゆるやかに 甘く せつなく揺れるよ The day's gone
友達に変わる時谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司友達みたい 今の2人は もう恋人に きっと戻れない 時が過ぎれば 想い出になる 傷もいつかは 想い出に変わる  ふざけて過ぎた日々の中で 2人は確かに大人に変わった あなただけ 愛してた 激しい季節は きっと忘れない あなただけみつめてた あれが青春と思ってる 今も忘れない  冗談みたい 別れるなんて 友達だって きっと信じない 夏から秋に 風吹くように きっと誰もが 通り過ぎる駅  ふざけて過ぎた日々の中で 2人は確かに大人に変わった あなただけ 愛してた 激しい季節は きっと忘れない あなただけみつめてた あれが青春と思ってる 今も忘れない  As time goes by 街もいつか As time goes by 変ってゆく Wow ho Wow ho Wow ho Wow ho  あなただけ 愛してた 激しい季節は きっと忘れない あなただけみつめてた あれが青春と思ってる 今も忘れない  友達みたい 今の2人は もう恋人に きっと戻れない
シンガポール・スリング谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司右手を上げて車を止めた Wow Wow Wow in the Summer 古いホテルのロビーに着けば Wow Wow Wow そこに 時はない プールサイドの木陰でひとり 小説のページをめくる 時が音を立てて戻る Mu− 君に  ひと月前のささいなけんか Wow Wow Wow in the Summer 気付いていたね お互いにもう Wow Wow Wow そろそろ潮時と 友達のつもりの君にくらべ 僕は愛しはじめていた 好きな人が出来たなんて Mu− 嘘  グラスをかかげてにっこりと 笑った君がいつも飲んでいた シンガポールスリング グラスの向うで 君は何を見ていたの シンガポールスリング 何かひとことを 僕はきっと待っていた  あの時決めたひとりの旅を Wow Wow Wow in the Summer 君が読んでた小説の街 Wow Wow Wow 赤道 この街へ プールサイドの木陰でひとり 想い出のページをめくる 時が音を立てて戻る Mu− 君に  グラスをかかげてにっこりと 笑った君がいつも飲んでいた シンガポールスリング グラスの向うで 君は何を見ていたの  シンガポールスリング 何かひとことを 僕はきっと待っていた  右手を上げて車を止めた Wow Wow Wow in the Summer ひと月前のささいなけんか Wow Wow Wow in the Summer あの時決めたひとりの旅を Wow Wow Wow in the Summer
渚にて谷村新司谷村新司なかにし礼谷村新司ぼくの人生を 君に捧げよう ひたすら真面目に 生きてきたけれど ぼくの人生に 敗北の歌を 歌わせてみたい 涙もなく 君の美しさ ただそれゆえに 君のいとおしさ ただそれゆえに 愛の言葉など 年甲斐もなく 白い砂の上に書いた 乳房に顔を押しあてて 心臓の鼓動だけを聞いている うれしさ 愚かと 笑いたい奴は たんと笑うがいい 僕の恋の名は スキャンダル  ぼくの人生よ それがどうしたの 君の白い手の 指にも勝てない ぼくの人生よ それがどうしたの 君の唇の 敵ではない 時が足早に 過ぎてゆくゆえに 時が逆もどり 出来ないゆえに せめて今だけは 糸を引くよな キスをくりかえしておくれ 乳房のたしかな重さよ 僕の人生よりも豊かな 重さよ 愚かと 笑いたい奴は たんと笑うがいい 僕の恋の名は スキャンダル  乳房のたしかな重さよ 僕の人生よりも豊かな 重さよ 愚かと 笑いたい奴は たんと笑うがいい 僕の恋の名は スキャンダル
空にしずめる物語谷村新司谷村新司康珍化谷村新司邪魔しないと約束した わたしがなぜここにいるの? 風のエアポート 家族連れがはしゃぐロビー あなたひとり不意を突かれ 立ち止まる 胸のいちばん深い場所を 焦がした恋 自分なりに 答えを見つけたくて きのうあなたを困らせた Ah 必要とされているよりも 愛されていたいと言ったのは 逢うたびに悲しくなる恋を 慰めたかっただけなの? きのう恋が燃えて 白い灰になった  さようならは別れぎわの 長いキスにこめたつもり 風のエアポート 友達にはなりたくない 本気だったそのことだけ 覚えてて フライト・ナンバー 告げるアナウンス そばに寄り添うその人は 薄手の白いシャツで 子供達を気づかっている Ah 必要とされているよりも 愛されていたいと言ったけど もしもその気持ちがホントなら いつだって叶ったはずよ 忘れないと言えば 遠い嘘になるわ  Ah 逢うたび指輪を外してた やさしさと今でも信じてる 雲の海つばさが渡るとき 想い出を空に沈めて 青い空に愛が溶けて消える エアポート
Christmas Kiss谷村新司谷村新司秋元康谷村新司生まれて 何回目の イヴに降る雪だろう 街並もタキシードに 着替えて 祈るらしい 2人で過ごす夜は 言葉なんていらない キャンドルの炎だけが 静かに燃える I LOVE YOU Ah− そっと 見つめて そっと 抱き寄せ 愛は確かなぬくもり 少し長めの キスをしながら 君に贈る Merry Christmas Silent Night,Holy Night, Tonight  これから 何回もの イヴの夜が来ても いつだって 僕は君の 1番 近くのツリー 時間は 神様から 2人へのプレゼント 過ぎてゆく 今 この瞬間 降り積もるように I NEED YOU Ah− そっと 見つめて そっと 抱き寄せ 愛は確かなぬくもり 少し長めの キスをしながら 君に贈る Merry Christmas Silent Night,Holy Night, Tonight Silent Night,Holy Night, Tonight  Ah− 聖なる夜に 恋人たちは 100の言葉の代わりに 少し長めの キスをしながら 永遠を誓う Merry Christmas Silent Night,Holy Night, Tonight Silent Night,Holy Night, Tonight Silent Night,Holy Night, Tonight
昭和谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司白いハンケチ 胸に飾りて 母と歩いた この道 桜、花びら ひとひらおちて まばたきの間に 時はゆく 学舎は朽ちて 思い出は還らず 今 ひとたびの 夢をたぐれば 琥珀のアルバムに 友の笑顔  父が愛した 自転車の背に 夕陽が沈む 裏露路 迷い子の犬と 駆けたその後 見上げた空の 赤トンボ 食卓を囲む 家族のほほえみよ  今 ひとたびの 夢をたぐれば 悲しく遠ざかる 祭りのあと  我が袖にあそぶ 蛍はいま何処 行きて帰らぬ 時よ 流れよ 嗚呼 儚き春よ 昭和の夢  嗚呼 儚き春よ 昭和の夢
愚かしく美しく谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司愚かしく美しい 恋ならば知っている 一瞬が永遠に 感じれたあの夏の日 並んで見つめてた 『あの胸にもう一度』 バイクが空を舞う ラストシーンに 頷いたあの日の私 今も忘れてない あなたにはわからない 想い出の夏服を 着たままでいつまでも 待つことのあの淋しさは  くるぶしを濡らす波 戯れる黒い犬 あの年の出来事が 今はもう懐かしい 思い出になるために 愛したわけじゃない 忘れられる方が いい時もある 憎しみは愛の裏側 いつも光と影  並んで見つめてた 『あの胸にもう一度』 バイクが空を舞う ラストシーンに 頷いたあの日の私 今も忘れてない 冬の波舞うかもめ 夏服を脱ぎ捨てて 走り出すこの指に マニキュアはもうつけない
アデュー巴里谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司リラの花に埋もれたホテル 抱き合う影 交わす接吻 明日さえ見えない美しい旅 燃える程に悲しみは深く 傷はいつか想い出になる 別離の言葉は苦いシャンパン Un Adieu a Paris 身も心も投げ捨て互いに求めた Un Adieu a Paris この街にもやがて秋が訪れ Ce Soir Je t'aime Oh Oui Je t'aime 過ぎた夏を忘れてゆく  20歳の君輝いた街 肩寄せ合い車の海を 二人で泳いだ夜のシャンゼリゼ 狂えたなら幸福だった 恋は時に残酷な程 甘いナイフで胸を切り裂く Un Adieu a Paris 身も心も投げ捨て互いに求めた Un Adieu a Paris この街にもやがて秋が訪れ Ce Soir Je t'aime Oh Oui Je t'aime 過ぎた夏を忘れてゆく  Un Adieu a Paris 身も心も投げ捨て互いに求めた Un Adieu a Paris この街にもやがて秋が訪れ Ce Soir Je t'aime Oh Oui Je t'aime 過ぎた夏を忘れてゆく  Ce Soir Je t'aime Oh Oui Je t'aime 時は9月 別れの巴里
約束の“パレット”谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司風に逆らい乍ら 歩く想い出の街 次の角を曲がれば 約束の店の扉 画家や芝居をめざす 若者達の汗の 中に埋もれて聞いた あの頃の二人の歌 誰も信じてた 必ず俺達は 結ばれて幸福に 暮らすはずだと Just a Memory 忘れられないMelody 忘れられないあの店の あの時のラヴソング  無口だけどやさしい マスターが弾くピアノは 時に涙で聞いた 懐かしいあの日の歌 好きであれば暮らせる 思い込んでいた頃 例え別れた後も この店は忘れないで 誰も信じてた 必ず俺達は 結ばれて幸福に 暮らすはずだと Just a Memory 忘れられないMelody 忘れられないあの店の あの時のラヴソング  君がいつも居た 椅子を見つめてると よみがえる約束と 悲しいあの歌 Just a Memory 忘れられないMelody 忘れられないあの店の あの時のラヴソング  Just a Memory 忘れられないMelody 忘れられないあの時の 約束のラヴソング
10年前谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司Once Upon a Time 雨の日は部屋の窓を開ける Once Upon a Time あの頃の君を思い出す 憎しみの混ざる愛は 愛よりも強くて いつまでも醒めることない 哀しい夢ににている あー窓を開ければ昨日が 雨の向こうに見える  Once Upon a Time 雨の日は部屋の窓を開ける Once Upon a Time 約束は言葉の手錠さ 失くした鍵を捜して さまよい歩いた街 愛されることのつらさに 追いつめられていた君 あー今ならわかる気がする こんな雨の日には  憎しみの混ざる愛は 愛よりも強くて いつまでも醒めることない 哀しい夢ににている あー君が許せる気がする こんな雨の日には あー10年前に戻る こんな雨の日には……
戀(恋)谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司洒落た服を着て 洒落た言葉交わし 酒で本音を 隠したままで暮らす 見栄と強がりに 疲れた街角で 名前も知らない 女におぼれた夜 気まぐれに抱いた女と 眠るベッドの 夢の中で君が 寂しくほほえんだ  胸が痛む程 激しくはないけれど 仕事疲れで 帰る電車の中で 曇るガラス窓 君が見えた気がして そっとつぶやく 忘れられない名前 君はもう誰かを愛し 幸福だろうか 戀というならこれが その戀かもしれない  愛じゃない 愛じゃない 忘れられない 思い出せない 遠すぎて遠すぎて 君の姿も見えない  ゆきずりに名前も知らず抱いた女も 戀を胸に秘めた 男がいたのだろうか  ゆきずりに名前も知らず抱いた女も 戀を胸に秘めた 男がいたのだろうか
追憶谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司貴方がかつて誰かを 愛した時のように 私もかつて誰かを 愛した時のように 時計が時を刻む音を 言葉忘れて聞いている 互いの過去に目を閉じたまま二人は 遠くを見つめている もう何も言わない 想い出にもうとらわれない 流れていく この愛の滅びる日まで  貴方がかつて誰かを 愛した時のように 私もかつて誰かを 愛した時のように 窓辺に置いたバラの影 グラスに浮かべて飲み干せば 互いの過去がのどをうるおしてやがて 心に沁みてゆく もう何も言わない 想い出にもうとらわれない 過去は過ぎた日“忘れるために過ぎた日”  見つめる目と目が話してる 言葉忘れて話してる 抱きあう二人の肩に幾千万の 星が降りはじめる もう何も言わない 想い出にもうとらわれない 流れていく この愛の滅びる日まで  貴方がかつて誰かを 愛した時のように 私もかつて誰かを 愛した時のように LOVE LOVE L'AMOUR L'AMOUR
獅子の時代谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司風に舞う紅い薔薇 獅子の胸に落ちた時 眠りから覚めた獅子は空駆ける雲になる  戦いに敗れた 人にも真実はきっと あるはずだと思う 犯罪者と呼ばれ命終えた人の愛を 私は信じたい 一億の人の見せかけの愛より 愛する人の為 剣の上の 薔薇を素手で掴んでみせた それが獅子の まぎれない OH JUSTISE  悲しい時代にこそ 愛は輝きを増す  戦いに敗れた 人も誰かの為にきっと 夜明けを抱きしめた 言葉さえ残さず最後の日を生きた人を 私は信じたい 一億の人の見せかけの愛より 愛する人の為 剣の上の 薔薇を素手で掴んでみせた それが獅子の まぎれない OH JUSTISE  悲しい時代にこそ 愛は輝きを増す  一億の人の見せかけの愛より 愛する人の為 剣の上の 薔薇を素手で掴んでみせた それが獅子の まぎれない OH JUSTISE  悲しい時代にこそ 愛は輝きを増す
秋のソナタ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司突然に涙溢れ 泣き出す小さな目に いつも通りの笑顔で おまえだけは見送ると 心に決めていたのに…… 時間がない何でもいい一言話してくれ 汽車のベルが鳴り出した 耳に残しておきたい おまえの小さな声を  紙切れだけで 愛が裁けるものだろうか 女として生きてゆく 母のもとへ 汽車はホームを離れる  こぶしをかみ見つめている おまえが扉越しに 消えてゆく駅のホームに 秋のソナタが聞こえていた  おまえがいた部屋の隅に 小さなグラブ一つ 楽しかった公園の 二人きりの休日を 嫌でも思い出させる  紙切れだけで 愛が裁けるものだろうか 女として生きてゆく 母のもとで暮らす おまえの日々を  この部屋で思い出だけ 抱きしめ生きてゆける 強い男じゃないことだけは 今確かに気付いている この部屋の窓の外の おまえが生まれた日の 記念樹を植えた庭にも秋のソナタが聞こえている
神のマリオネット谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司今朝来た一枚のハガキ 手から落ちて 静かに目を閉じた祈る母の姿は マリア  勇敢に戦った一人きりの息子 名誉ある戦死だと誰が信じられる? 臆病者だから 誰よりも愛した 彼女以外の誰も 知らない彼の叫び  遠い異国の空の下 銃を抱きしめ見上げた空と 同じ世界の空の下 彼の声さへ聞こえない  悲劇の時代だと歴史は語るだけ 本当の悲しみを若い詩人達よ歌え……  怒りも憎しみも 何も持たない兵士が 戦場で殺しあう 皆んな母から生れて 抱きしめられ乍ら 愛を感じ乍ら 若者になったのに 何故に戦うのか?  遠い異国の空の下 銃を抱きしめ見上げた空と 同じ世界の空の下 彼の声さへ聞こえない  悲劇の時代だと歴史は語るだけ 本当の悲しみを若い詩人達よ歌え……  臆病者だから 誰よりも愛した 彼女以外の誰も 知らない彼の叫び  神よ貴方が神ならば 何故に消せない戦いを 宿命の糸に操られ錆びたナイフで糸を切られる  悲劇の時代だと歴史は語るけど 戦う若者は「神のマリオネット」ではない
SA YO NA RA−エピタフ−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司冬の雨が病葉を濡らして降る なつかしい名前を刻んだ石に  貴方と共に生きた柔らかな日々を 思えば寂しさはとめどなくつのるけれど SA YO NA RA 静けさに抱かれ乍ら SA YO NA RA 貴方に抱かれ乍ら  冬の雨が疲れた肩を濡らして 浸み透る“ひとり”の言葉の意味が  貴方に与えられた限りある日々を 生きれば辿り着くこの石は駅に似てる SA YO NA RA 静けさに抱かれ乍ら SA YO NA RA 貴方に抱かれ乍ら  一人で生きるならば生きる意味はない 誰かと生きなければ生まれてきた意味がない SA YO NA RA いつの日か逢える日まで SA YO NA RA 私は生きてみます SA YO NA RA 静けさに抱かれ乍ら SA YO NA RA 貴方に抱かれ乍ら
冬のメリーゴーランド谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司鉛の色した低い空の下で廻り続ける 冬のメリーゴーランド あの日のにぎわい口づける恋人 いくつもの恋の芽生え見ていた  色褪せた馬車を引く傷ついた木馬達 遠くを見つめては哀しく廻る 誇りある熱い日の想い出を抱きしめて GO-ROUND GO-ROUND 粉雪の中  ペンキの色さへ落ちた木馬達の誇りの為にも 廻り続けろ GO-ROUND  赤・青・黄色の風船に囲まれ廻り続ける 古いメリーゴーランド 背中に感じる肌の暖かさも今はないままに ただ廻るだけ  昔は誇り高き騎士と共に走った 胸踊る名誉だけ抱いた木馬よ 帰らない熱い日を想い出にしない為に GO-ROUND GO-ROUND 粉雪の中  ペンキの色さへ落ちた木馬達の“哀しい舞踏会” 冬のメリーゴーランドGO-ROUND  昔は誇り高き騎士と共に走った 胸踊る名誉だけ抱いた木馬よ 帰らない熱い日を想い出にしない為に GO-ROUND GO-ROUND 粉雪の中  ペンキの色さへ落ちた木馬達の“哀しい舞踏会” 冬のメリーゴーランドGO-ROUND  GO-ROUND GO-ROUND 粉雪の中 GO-ROUND GO-ROUND 粉雪の中 GO-ROUND GO-ROUND 粉雪の中
家路−私が死んだ日−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司私が死んだ日は 夜明け前から雨だった ぼんやり灯る街灯の下で じっと空を見上げてた 手首を握りしめた 見知らぬ人の手のひらの 暖かさに溢れ流れた 涙を雨が薄めてく  思いがけない異郷の街の 道端に倒れた時に 柄にもなく祈る真似など…… 神を信じた事もないのに 人は皆 泣き乍ら この世界に生まれた 哀しみだけを背負って生まれた 愛も知らずにこの世に生まれた  黄色い雨傘の 老人が見降ろしている 半分閉じた瞳の奥で 無意識に誰かを呼んだ 私は愛されてた 他の誰より父母に 柔らかな胸と広い背中が 私の生まれた故郷  夢も半ばの異郷の街の 道端に倒れた時に 柄にもなく手など合わせた…… 神より愛してくれた二人に 人は皆泣き乍ら辿り着く故郷に 愛と心を母に還す為に そして夢は父に返す為に  人は皆泣き乍ら辿り着く故郷に 愛と心を母に還す為に そして夢は父に返す為に
THE NAME谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司THE NAME 疲れ果て 風吹く丘にひざまずき THE NAME 問いかける 私の名前の意味を  OH あなたは強い鋼の弓 私に夢を託していた そして私は放たれた 愛の矢 THE NAME 唯一つだけの形見 胸を震わせ飛び続ける折れる日まで  THE NAME 眠れずに 迎えた朝の静けさに THE NAME アルバムを 開けばあの日の写真  OH あなたにいつも見つめられて 感じた勇気忘れない そして私は放たれた 愛の矢 THE NAME 唯一つだけの証明 夢に逢うまで飛び続ける折れる日まで  OH あなたは強い鋼の弓 私に夢を託していた そして私は放たれた 愛の矢 THE NAME 唯一つだけの形見 胸を震わせ飛び続ける折れる日まで  THE NAME 唯一つだけの形見 胸を震わせ飛び続ける折れる日まで
冬の扉谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司“送ってくれてありがとう 今夜は ここでいいわ 早く帰ってあげてね 待つ人がいるのよ あなたには あなたには”  不意に抱きしめられた 息も出来ない程に強く ちぎれたボタンが落ちてく 私の部屋の扉の前  お願いもうやさしくしないで 別れは肌で感じてた 最後の夜は出逢ったあの日と 同じようにすごすはずでしょう ねえあなた……  首筋に熱くかかる貴方の吐息も 今夜が最後ね これが貴方のさよならね 気付いているのよ私  不意に抱きしめられた 息も出来ない程に強く ちぎれたボタンが落ちてく 私の部屋の扉の前  歪んでいても狂って見えても 心に嘘はつけない あなたの好きなミツコの香りも 明日からは 二度とつけない もうつけない……  首筋に熱くかかる貴方の吐息も 今夜が最後ね これが貴方のさよならね 静かにうなずく私  冬の扉の前でおびえる貴方の 背中を見ていた 私は扉を開けた 25歳の最後の夜に
流行の女達谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司髪を短くしたのよ 別に意味などないけど 恋に疲れたみたいで 大人に見えるかしら すこし痩せたと言われるたびに 作り笑顔で 気付かれまいとつくろう肩に あなたの影が見える  街で流行のいい女になれないわ 夜明け前のベンチで きのうも泣いていた  仕事に生きれるなんて 少し憧れるけれど 仕事に生きる女は 皆どこか寂しそうで 強がるたびに見せるとまどい 隠しきれずに 眠れぬ夜をまぎらす為に グラスに夢を語る  街で流行のいい女になれないわ TVドラマは終われば 忘れてしまえるけど  街で流行のいい女になれないわ 今日も人混みの駅で 電車を待っている
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ガラスの風鈴谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司一人で爪をかむのは 貴方の悪いくせだった 見つけて叱る私を 貴方は愛してくれた  Wow−西陽にやけた カーテンをはずしながら Wow−旅の仕度を今 終えたところよ  貴方がくれたベコニアの花も 思い出と一緒に殺すつもり さよなら さよなら 私が愛した日々よ  二人で暮らし続けた 夢だけを握りしめて 明日も見えないままに 昨日も見ないままに  Wow−貴方の匂いの残る 部屋はつらすぎる Wow−貴方と二人で見ていた すべてのものも  この体さえ この心さえ 消せるなら他に何もいらない さよなら さよなら 私が愛した日々よ  Wow−あの頃買った ガラスの風鈴だけが Wow−テラスの隅で淋しく 揺れているわ  銀のナイフで糸を切ったら 粉々に夕陽に溶けていった  さよなら さよなら 私が愛した日々よ さよなら さよなら 私が愛した人よ
うたかた−泡沫−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司時のまばたきの間にも 泡沫は水に運ばれ 空をみつめたまま 涙すらも流せない いつか愛する人の胸で 心打ち明けるその時 過ぎた悲しみだと 忘れられるのですか  見つめて下さい 人はこんなに 小さいけれど 美しいでしょう  悲しみと虚しさの川に たとえ生まれたとしても あなたが見つめてくれるなら 微笑んで流れてゆく  春の雨が川面に落ちて 病葉を優しく包む 愛は音もたてず 愛はただひたすらに いつか青空のその下で 過ぎた道を振り返れば 遥かな悲しみだと 忘れられる日がくる  見つめて下さい 人はこんなに 小さいけれど 美しいでしょう  悲しみと虚しさの川に たとえ生まれたとしても あなたが見つめてくれるなら 微笑んで流れてゆく  悲しみと虚しさの川に たとえ生まれたとしても 愛という名前の大きな 海に抱かれる日がくる
アゲイン谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司暖炉の明りに揺れる君の影 渡された紙切れに印す愛の終り 迎えの車が着くまでの間 あたたかい珈琲一杯最後に入れてほしい あんなにはしゃいで暮らしたこの部屋 明日から君は誰に涙を拭いてもらうの 今感じてるよ 僕は若すぎた  別れをせかせるクラクションの音 もう一度刻んでおきたい君の淡い輪郭を あんなにはしゃいで暮らしたこの部屋 明日から君は誰と話して 時を過ごすの 今夜から僕は ぬけがらになる  あんなにはしゃいで 暮らしてた日々が この紙切れから くずれ落ちてく もう一度アゲイン めぐり逢えたなら FALL FALL IN LOVE AGAIN
再来谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司静かに流れる大河は濁らず こぼれる涙を薄めて流れる 家路は遥かに さまよう小舟に 都の花びら運んで流れる 岸辺に身を寄せて 手のひらにすくえば 花の香りに淡く重なる それは君の笑顔 命あれば 命あれば 再び巡り逢える 命あれば 命あれば 再び巡り逢える時がいつか  煌く星座は真冬の旅路を まばたき乍らも静かに見つめる 昨日の嵐に乱れた心も 見上げた夜空にやさしく抱かれて 思い出かき集め 火をつけた煙が 少し目にしむ息を吸い込み 呼んだ君の名前 命あれば 命あれば 再び巡り逢える 命あれば 命あれば 再び巡り逢える時が旅の終り  命あれば 命あれば 再び巡り逢える 命あれば 命あれば 再び巡り逢える時が旅の終り
いい日旅立ち中村美律子中村美律子谷村新司谷村新司雪解け間近の北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる  いい日 旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに……  岬のはずれに少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径を帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる  いい日 旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに……  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる  いい日 旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに……
花梨柏原芳恵柏原芳恵谷村新司谷村新司幼なじみの貴方に恋を 感じはじめていたのかしら 貴方は明日東京に越して行ってしまう “僕は必ず手紙を書く”と 貴方は笑顔で手を振った ひとつぐらい小説みたいな恋もしたい  花梨 花梨 実らぬ恋 季節が過ぎてもただ香るだけ 花梨 花梨 いつになれば 白い薔薇になれるのかしら  カリン カリン オモイデノ カリン カリンノハナ  お元気ですか 手紙がとだえ あれから一年がたちます 私はもうボーイフレンドも作りました 元気でいると手紙下さい ただ一言だけでいいから 朝のポスト 胸が痛みます 今も今も  花梨 花梨 実らぬ恋 つよがりも 嘘にも疲れました 花梨 花梨 いつになれば 白い薔薇になれるのかしら  花梨 花梨 実らぬ恋 季節が過ぎてもただ香るだけ 花梨 花梨 いつになれば 白い薔薇になれるのかしら  カリン カリン オモイデノ カリン カリンノハナ
伽羅谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司絹の夜に散れば 花びらも煌めく ワインの雨に散る時は 花びらも色めく  伽羅のくちづけを 首すじに感じて 愛に照れないで まつ毛を伏せないで 甘い夜を抱きしめて 裂けたシャツのまま 狂ってみればいいさ 愛に狂えたら 夜の匂いに気付く 甘くつらく せつない伽羅の 罪の深さも忘れさせる程 不思議な香りなのさ PLEASE YOUR MIND,DO YOUR MIND  誘惑のわなに 飛び込めばサファイアの 怪しげな碧に 瞳までも染まる けがれ知らぬ水晶も くだける扉の 向うに見える闇は 静かに息づく エロスの囁きさ 溶けてゆれて漂う伽羅の 罪の深さも忘れさせる程 不思議な世界なのさ PLEASE YOUR MIND,DO YOUR MIND  絹の夜に散れば 花びらも煌めく ワインの雨に散る時は 花びらも色めく  罪の深さも忘れさせる程 不思議な香りなのさ PLEASE YOUR MIND,DO YOUR MIND PLEASE YOUR MIND,DO YOUR MIND
ジョニーは戦場にいった谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司ジョニーは涙も見せず 乾いた笑顔で右手を出す とまどう俺は大きく息を吸い込んで 右の手を差し出す “マユミ”の心をどちらが先に 奪えるかと競った ナイフを捨てたおまえの影に 俺は勝てなかった 勝負はすでに見えていたのに 彼女の心も震えていたのに  何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 平和に酔うこの国から 何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 愛の為の戦いなど 俺は信じない  静かな基地の夜に 別れのバーボンを飲み干した ジョニーは星を見たまま かすれた声で俺に話し始めた “マユミ”の心に思い出として 残りたくはなかったと 形見の指輪を俺に預けて 彼は波止場へ駆けた 彼が死んだとわかる時まで 指輪は彼女に渡さないでくれと  何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 平和に酔うこの国から 何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 愛の為の戦いなど 俺は信じない  何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 指輪を握りしめたまま 何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 遠ざかる船を見ていた 星屑の下で
愛去りて谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司LOVE IS GONE 一人の部屋で 想い出に抱かれ 熱いコーヒーに 砂糖はひとつだったわね LOVE IS GONE 悲しいくせね 目覚めの電話を かけても誰も出ない 虚しいコール響くだけ 愛は愛は傷つくもの 逃れることは出来ない 愛は愛は傷ついても 悔やまないもの LOVE IS GONE 一人で歌う 貴方へのLOVE SONG やつれた指の隙間を 春が静かに過ぎてゆく 鳴々  LOVE IS GONE 窓の外から 舞い込む病葉 手のひらに受けて 涙一粒 重ねれば LOVE IS GONE 楽しい日々を 愛おしむように 貴方の残した本の ページに挟んで閉じたわ 愛は愛は傷つくもの 逃れることはできない 愛は愛は傷ついても 悔やまないもの  愛は愛は傷つくもの 逃れることはできない 愛は愛は傷ついても 悔やまないもの GONE IS LOVE 一人で歌う 貴方へのLOVE SONG 髪に混じる白さに 愛去りて時は過ぎゆく 鳴々
老優−キャスティング−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司若い俳優を軸に 熱気を帯びるセットの 陰で虚ろな視線を投げている 白髪混じりの老優 カチンコの響きだけは 今でも変わらないけど まぎれないこと彼はあの頃だけ 輝いてた過去の人 銀幕の上に描き続けてた 彼の青春のかけらとともに 涙流して胸おどらせた 人達も見ている 彼の視線の向こうに見えてる 遥かなシルク・スクリーン 遥かなシルク・スクリーン  見学の学生に囲まれて サインに疲れたポーズで カメラの前に戻る若いスターに 淋しくほほえむ老優 はなやかすぎた時代は やがてテレビに奪われ 無器用者と頑固な者だけが ささやかな夢を見てる 撮りたい映画と稼げる映画の 狭間で泣いてる人を見乍ら どんな役でも演じて見せる 彼はきっと知ってる 影には影の役割がある それが人生のキャスティング それが人生のキャスティング  パイプの椅子に体を預けて 少ない台詞の脇役に知る 影のない人はいない 年老いぬ人もいない 砂になるなら砂らしい砂に それが人生のキャスティング それが人生のキャスティング
デラシネの星座谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司曇り硝子に映る星を 指先でなぞりながら 夢が雫に変わり落ちる デラシネ 愛を語れぬもどかしさに 唇をかめば甘く 過ごした日々が胸をせめる デラシネ 彷徨えぬ人は悲し 彷徨う心知らず 夜の帳に遠く抱かれ 震えながら眠れば 冬も真近の空に デラシネの星座  風は花の命を運び 雨は痩せた肩を抱く 空は母のまなざしに似て デラシネ 男と女である前に 人として生きる為に 荒野に夢の石を投げる デラシネ 彷徨えぬ人は悲し 彷徨う心知らず 夜の静寂に強く抱かれ 震えながら眠れば 蒼く煌めき揺れる デラシネの星座  彷徨えぬ人は悲し 彷徨う心知らず 見知らぬ街の角で一人 震えながら叫ぶよ 愛する人を守れ デラシネの星座 愛する人を守れ デラシネの星座 愛する人を守れ デラシネの星座
トランジット・エイジ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司哀しきトランジット・エイジ 狂った歯車 はじかれたままで錆ついてゆく 機械時代の片隅 哀しきトランジット・エイジ ガラスの歯車 削られたままで色褪せてゆく 機械時代の片隅  あー恋もほどほどに生きてきた スーツにネクタイをしめて あー夢もほどほどに生きてきた だから乗り換えてもいいさ かまわない TONIGHT ささやかでもいいから 涙を取り戻せ BEGIN YOUR LOVE  哀しきトランジット・エイジ 狂った歯車 はじかれたままで錆ついてゆく 機械時代の片隅 哀しきトランジット・エイジ ガラスの歯車 削られたままで色褪せてゆく 機械時代の片隅  あー人はそれぞれに生きてきた 青い鳥だけを捜して あー人はそれぞれに生きてきた だから乗り換えてもいいさ かまわない TONIGHT 大事なものは愛だけ 笑顔を取り戻せ BEGIN YOUR LOVE  あー愛する人達と生きてゆく 笑顔と涙を求めて あー愛する人達と生きてゆく だから乗り換えてもいいさ かまわない TONIGHT 大事なものはこれだけ 時間を取り戻せBEGIN YOUR LOVE  哀しきトランジット・エイジ 哀しきトランジット・エイジ……
タクシードライバー谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司シグナルを待ち乍ら ふかした煙草の 煙が夜明けの街に消える あータクシードライバー  港が見える小さなホテルの前まで 乗せてきた女性は 一言も話さないまま窓を見ていた 午前0時を過ぎた道路は 冷たく静かに光るだけ 暖かい珈琲だけが無精に恋しい WOW WOW LONELY 空の座席は WOW WOW LONELY 想い出の箱 バックミラーに写る景色は セピアの映画だ  シグナルを待ち乍ら ふかした煙草の 煙が夜明けの街に消える あータクシードライバー  国道沿いの深夜のBARで 酔いつぶれてた男を乗せた うわごとのように女の名前を呼んだ 追い越してゆくトラックの音に 消された言葉の激しさと その悲しい響きだけが忘れられない WOW WOW LONELY 空の座席は WOW WOW LONELY 想い出の箱 バックミラーに写る景色は セピアの映画だ  9 to 5 MIDNITE SHOW 9 to 5 MIDNITE SHOW 一人きりの観客 タクシードライバー  9 to 5 MIDNITE SHOW 9 to 5 MIDNITE SHOW 一人きりの観客 タクシードライバー タクシードライバー タクシードライバー……
2000年のサブリナ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司OH サブリナ 暖炉の前で 思い出を開けば OH サブリナ 窓の外には 粉雪が舞い踊るよ パパとママに囲まれ 過ごした時の 真綿のような素敵な時を 忘れないでおくれ 泣かないで 耳を澄ましたなら ほら 聞こえるさ なつかしい鐘の音が 今夜だけは一人じゃないさ X'mas DAY  OH サブリナ いつかは彼と 想い出を語れば OH サブリナ 窓の外には 粉雪が舞い踊るよ 愛する人に抱かれて 過ごす夜は 2000年の寒い雪の 降る夜かもしれないね 泣かないで 耳を澄ましたなら ほら 聞こえるさ なつかしい鐘の音が 今夜だけは一人じゃないさ X'mas DAY  泣かないで 耳を澄ましたなら ほら 聞こえるさ なつかしい鐘の音が 今夜だけは一人じゃないさ X'mas DAY  OH サブリナ OH サブリナ OH サブリナ OH サブリナ  OH サブリナ OH サブリナ……
ビクトリーロ−ド−JOEの幻−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司こめかみの傷跡をテープで押え かすむ目で暗闇を見つめた ロードワークに明け暮れ 自分の影に呟いた“俺は負けない” 恋にときめく心隠し一人 夜のジムの片隅 鏡にうつるネオンサイン ねらいすましたカウンター スウェットシャツにしみ込んだ 汗と夢が今すべてだ  貧しくもない家庭に生まれた俺に 胸うつドラマもないけれど 会話のない父と母 自分の部屋で誓った“俺は負けない” 今は4回戦でもいつか 白く輝くベルトを この体にまきつけたい 誰の為でもないけれど 今駆けている夜の道 これが栄光に続く マイビクトリーロード  やさしく生きようとすれば 孤独になるしかないのさ やさしく生きようとすれば 孤独になるしかないのさ ビクトリーロード 影を道連れに 捜し続けたJOEの幻を ビクトリーロード 影を道連れに 捜し続けたJOEの幻を  ビクトリーロード ビクトリーロード
北風のエール谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司表か裏か一枚のコインを そっとはじいた君の背中に向けて 練習が終わった北風のグランド 男同志の少し照れた別れ ONE FOR THE ALL 一人はすべての ALL FOR THE ONE すべては一人の為に スクラムの中で震え乍ら泣いてた君を 僕は右の肩で感じてた ノーサイドの笛を聞き乍ら  夢はいつも見たレギュラーのジャージと ゴールポストに向って駆けてゆく 北風のベンチの隅で熱い視線 投げ続けてた君の最後のゲーム ONE FOR THE ALL 強くなかった ALL FOR THE ONE うまくもなかった君が 輝いた泥にまみれ乍ら走ったわずか 5分だけのレギュラーのゲーム 君が憧れ続けていた  ついてなかった学生時代から運がすべてとかたずけるわけじゃない せめて一度くらいヒーローになってくれ 誰のものでもない君の人生 ONE FOR THE ONE 君の試合だ ONE FOR THE ONE コインは表だ デコボコのさわやかな笑顔で旅立つ君に 僕は心でエールを贈ろう 僕は心でエールを贈ろう  ONE FOR THE ALL ALL FOR THE ONE GOOD LUCK!GOOD LUCK! ONE FOR THE ALL ALL FOR THE ONE GOOD LUCK!GOOD LUCK!
マラソンマン谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司正午の鐘と 同時にピストルが空を射技く 驚くように はじき出されるランナー ある男には それは賞金の為のゲームで ある男には それは名誉の為の リングに似ている あーそれぞれのレースの中で 嵐のようにその胸よぎるもの あーそれぞれの過去を 断ち切るようにして 陽炎たつアスファルト 踏みしめてゆく 勝利者には熱い拍手を そして敗者にはやさしいブルースを  目の前を行く 好敵手の背中の向こうには 白いテープと 群衆のどよめきが 金の為でも 名誉の為でもなく走れたら 長く待たせた 君の住むあの街に 迎えに行くのさ あー闘いは心の中の テープを胸で切るまで終わらない あー闘いは孤独 愛を捜し乍ら 希望というゴールを目指してゆく 勝利者には熱い拍手を そして敗者にはやさしいブルースを  あー愛だけを見つめ走る男達の 悲しくあえぐ背中に同じ太陽を 勝利者には熱い拍手を そして敗者にはやさしいブルースを
柊の街−RAINY DAY−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司道路を濡らす冬の雨 疲れた足をひきずり 電車に飛び乗る スチームと香水が けだるくたち込めたまま 景色が流れてゆく 車内ずりは相変わらず スキャンダルと人の噂 どうでもいいことばかりの RAINY DAY RAINY DAY RAINY DAY 一駅過ぎるたび 街燈がともり始め 見慣れた街並も 夕暮れの雨の中 待つ人がないままの 一人のあの部屋も 薄紫の冷たい雨の中 濡れて……  駅前の花屋には 季節を忘れたような 鮮かな赤い花 吐く息の白さとは まるで裏腹のように 夕闇の中に咲く この街を飛び出せないで この街で暮らし続けた 初めて来たあの日も確か RAINY DAY RAINY DAY RAINY DAY 二人で住もうと 誓った言葉さえも 凍えて消えていた 夕暮れの雨の中 わずかな想い出さえ あの音の向こう側に 連れ去ってゆく紫の雨の中 濡れて……  RAINY DAY 柊の街の RAINY DAY 柊の街の RAINY DAY 柊の街の RAINY DAY……
階段のオスカー谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司舞台がはねた薄暗い楽屋の出口 観客の拍手がまだ耳鳴りのようだ まぶしいライトの帯に包まれ乍ら歌ってた イカしたナンバー 少ない出番の中にすべてを賭けた スターのうしろでこぼれる笑顔のままで うまくいけばロングラン小さなチャンスもあるさ いつの日かSOMEDAY  誰も夢見てる AMERICAN DREAM 仲間はすべてが好敵手 今は1、2、3 踊るステップ YEA YEA YEA 暗い段階で一人 DANCE DANCE TONIGHT  午前0時の鐘が流れ出す街で 汗に濡れたシャツの上からはおったトレーナー この色褪せる迄にはきっとつかんでみせるさ あのゴールデンスター 劇場に続くビロードの夢の紅は いつも静かに燃え続ける約束の意味と ヒゲの裏方の彼がさりげなく教えてくれた あの日からSOMEDAY  誰も夢見てる AMERICAN DREAM 仲間はすべてが好敵手 今は1、2、3 踊るステップ YEA YEA YEA 暗い段階で一人 DANCE DANCE TONIGHT  今は1、2、3 踊るステップ YEA YEA YEA 暗い段階で一人 DANCE DANCE TONIGHT  いつか1、2、3 つかむオスカー その日の為に一人 DANCE DANCE TONIGHT
哀しみの9月の前に谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司あの時確かに愛されていた 小さく流れる深夜のラジオから あの人が好きだと口ずさんだ 雑音混じりのセプテンバー・ソング 抱きしめられた車の中で 言葉も忘れたままで このまま夜が明けなくてもかまわない そう感じてた 時よ止まれ 叶うなら 哀しみの9月の前に  あの時確かに愛されていた 真夏の野外で見ていたコンサート ステージを見つめるあなたの顔を じっと見つめてた客席で 抱きしめられた嵐の中で 見上げた瞳には夏の雨 背中にまわしたコーラの缶で 指を切ったあの時 時よ止まれ 叶うなら 哀しみの9月の前に  抱きしめられた熱さの中で 愛と憎しみを知った 傷も消えたこの指にまいた 包帯もほどけないままに 時よ止まれ 叶うなら 哀しみの9月の前に 時よ止まれ 叶うなら 哀しみの9月の前に
エデンの夏谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司君の仕草が 誰かに似ていた夕暮れ 僕はとまどいながら ラジオのヴォリュームを上げた 海風はあの時のまま 少女が女になる夏 恋したら気づかない 恋したら見えない 恋したら遠い傷跡も 激しい思い出に変わる 今も心はガラスのナイフのまま エデンの海をさまよう少年のとまどい  遠い昔に 誰かと歩いたこの街 僕は今年もまた 一人で歩いてみるよ 海風と甘いメロディ 突然星が降るようだ 恋したら寂しくて 恋したらつらくて 恋したら遠い傷跡も 激しい思い出に変わる 今も心はガラスのナイフのまま エデンの海をさまよう少年の一人さ
葬送セレナーデ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司GOOD BYE SERENADE 彼が死んだ 時の流れに逆らい GOOD BYE SERENADE 彼が残した たった一枚のハガキ 街も人もふざけ乍ら 生きているように見えた 時代は時に残酷な程に かけがえのないものまでゆがめてしまう  GOOD BYE SERENADE やさしさとは 毒を飲み干した後の GOOD BYE SERENADE グラスの底に そっと見えてくるもの 愛を茶化してやさしさを笑う こんな悲しい時代の 流れに小さな石を投げた彼の 死さえも誰も気付きはしないだろう  GOOD BYE SERENADE 友よ眠れ 君の分まで生きよう GOOD BYE SERENADE 友よ眠れ 愛の時代を信じて 人が渦巻く時の流れは いつか必ず還る 濁った水を涙がうすめて 大きな愛という海に還る  GOOD BYE SERENADE 友よ眠れ 君の分まで生きよう GOOD BYE SERENADE 友よ眠れ 愛の時代を信じて 人が渦巻く時の流れは いつか必ず還る 濁った水を涙がうすめて 大きな愛という海に還る  GOOD BYE SERENADE 友よ眠れ 君の分まで生きよう GOOD BYE SERENADE 友よ眠れ 愛の時代を信じて 眠れ 眠れ
龍のエムブレム谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司踏み出せば そこは見知らぬ空の下 言葉さえ通わぬ 人いきれの大地 名前なく抱き合える人も あるのは人間の誇りと魂  DRAGON DRAGON FOREVER 異国の地に倒れる人の胸に DRAGON DRAGON FOREVER 血の色に刻まれたエンブレム  愛、愛、愛、愛だけを心に 時、時、時、時を待つ いつ、いつ、いつ、いつの日かこの手で 夢を抱きしめる為  ポケットに入れた両手の熱さだけ それだけが名刺がわりの異邦人 風吹けば故郷を思う 試練も知らない なつかしのあの日よ  DRAGON DRAGON FOREVER 異国の地に倒れる人の胸に DRAGON DRAGON FOREVER 血の色に刻まれたエンブレム  愛、愛、愛、愛だけを心に 時、時、時、時を待つ いつ、いつ、いつ、いつの日かこの手で 夢を抱きしめる為
九龍の出来事谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司星が流れた九龍の空 紫にけむる 闇を引き裂き そびえるダイヤ 夜の摩天楼 STARFERRYの影、零時 獅子の丘に続く HIGH-WAY  君の肩を抱き寄せて 交わす熱い口づけ 奇蹟 奇蹟 奇蹟 九龍の夜はファッシネイション  新界までのトンネルの中 君は目を閉じた 闇の向うに国境がある まるで逃亡者 ビクトリアピークの 零時 慕情の中の二人MID-NIGHT  兩頭の灯がゆれている まるで二人のように 奇蹟 奇蹟 奇蹟 九龍の夜はファッシネイション 奇蹟 奇蹟 奇蹟 九龍の夜はファッシネイション
ベラドンナ・リリー谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司ボレロにあわせて踊る 女の胸に光る ダイヤのイミテーション 男を夢にいざなう 愛の手のひらの上で ころがしながら生きる ペイソスのイミテーション 演じ続ける君よ  FOOL OF LOVE BUT YOU KNOW I LOVE YOU FOOL OF LOVE TELL ME TOMORROW ただ一度だけ ベラドンナ リリー ベラドンナ リリー 悲しい悪魔の花 ベラドンナ リリー ベラドンナ リリー 悲しい悪魔の花  光の届かぬままに 涙も忘れたままに したたる汗だけが 君の生きてるし 体にをまとい 両手で過去をあたため ルージュで夢を隠した 君を忘れられない  FOOL OF LOVE BUT YOU KNOW I LOVE YOU FOOL OF LOVE TELL ME TOMORROW ただ一度だけ ベラドンナ リリー ベラドンナ リリー 悲しい悪魔の花 ベラドンナ リリー ベラドンナ リリー 悲しい悪魔の花  FOOL OF LOVE BUT YOU KNOW I LOVE YOU FOOL OF LOVE TELL ME TOMORROW ただ一度だけ ベラドンナ リリー ベラドンナ リリー 悲しい悪魔の花 ベラドンナ リリー ベラドンナ リリー 悲しい悪魔の花
憧れのチェン夫人谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司HEY LADY“CHENG”この街じゃ君は憧れ HEY LADY“CHENG”噂じゃ君は今LONELY LADY まぶしすぎるさ そんな君のSEXY WALK 若者は追いかける 気にもしないで今日も君はSEXY WALK 景色もかすむよ 寂しげな影までも憂いに見えてしまう 心は震えて すべてはCRAZY CRAZY  HEY LADY“CHENG”この街じゃ君は憧れ HEY LADY“CHENG”シルクの誘惑LONELY LADY からまで 早足で抜けてゆく 道行く男は皆んな振り返り視線を投げるよ 寂しげな影までも憂いに見えてしまう 心は震えて すべてはCRAZY CRAZY HEY LADY“CHENG”君を見つけた HEY LADY“CHENG”二人で歩きたい  寂しげな影までも憂いに見えてしまう 心は震えて すべてはCRAZY CRAZY HEY LADY“CHENG”夕暮れの街に消えてゆく HEY LADY“CHENG”君は背中に
ハリマウ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司You're the Lonely TIGER 荒野をリングにみたてたつもりの ゴングが響けば You're the Lonely TIGER アスファルトの街に希望という名の獲物を求めて wow wow wow HALIMAU HALIMAU 時代の河 目の前に果てしなく wow wow wow HALIMAU HALIMAU 生きねばならぬ運命(さだめ)なら より強く 孤独のファイナル  花吹雪の空まで 届けと叫ぶ声 それは出逢いの為の 決別(わかれ)の決別(わかれ)のメロディー  You're the Lonely TIGER おまえを走らせる 一塵(いちじん)の風よ その名は“悲しみ” You're the Lonely TIGER 愛する者たちを遠くに残して 淋しさに吠える wow wow wow HALIMAU HALIMAU 時代の河 目の前に果てしなく wow wow wow HALIMAU HALIMAU 生きねばならぬ運命(さだめ)なら より強く 孤独のファイナル  HALIMAU HALIMAU HALIMAU HALIMAU
朝日を求めて谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司夜明けも真近の街の静けさに 窓を開けてみれば心が痛む 何故か 新聞配達の少年が駆け抜ける 青みがかった道に視線を落とした 何故か  朝日よ早く 縮みかけた 俺の体を照らしてくれ 希望という名の光に飢えてる 俺のこの手のひらに SEARCHING 朝日を求めて早く SUNRISE SEARCHING 朝日を求めて早く SUNRISE  SEARCHING 朝日を求めて早く SUNRISE SEARCHING 朝日を求めて早く SUNRISE
名画物語谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司震える風の中で始まる短かい喜劇 すべては映画のように ゆれてる遠いジオラマ  光の中 まぶしげに腕組み歩いた名画通り 幾度も見た「卒業」だけは 君の大好きなラストシーン  僕は必ず君を奪って幸福にしなければと感じてた  震える風の中で始まる短かい喜劇 すべては映画のように ゆれてる遠いジオラマ  光の中 目を伏せて一人で歩いた名画通り 皮肉だろう「めぐり逢い」の文字 僕はケリーにはなれなかった  誰も夢見たハッピーエンド 「ライムライト」のチャーリーみたいにね  震える風の中で始まる短かい喜劇 すべては映画のように ゆれてる遠いジオラマ
JADE−翡翠−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司凍える冬の光に 輝くエデンの海 あれは遠い日の 幻だった やさしく抱きしめても 消えれば翡翠の海 Jade in The Dark 思いは砕けて ただ闇を彷徨う  人影消えた街から 想い出たどり乍ら 丘に続く道を 一人行けば心に 無限の星が囁く 帰れと君の胸に Jade in The Dark 思いは砕けて ただ闇をさまよう  Jade in The Dark 思いは砕けて ただ闇をさまよう
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
RESISTANCE−ピアニストは撃たないで−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司幕が開く…… 私の戦場の 昇る陽に右の手をかざせば 赤く燃える血の色が私に 祈りの武器をとらせる  目を閉じて…… 深く息を吸い込み 手のひらで熱さを感じれば 時に愛の歌さえも貴方の 命を奪うかも知れない  体を焼くライトの雨 震えるほどのまなざし だけど だけど私の ピアニストは撃たないで  レジスタンス 私の歌は むくわれぬ愛の為に レジスタンス 明日を捨てた そんな人の為に……  脈を打ち……低くうねる魂 湧き上がる男の叫び声が 耳をふさいだ両手のすき間を すりぬけ心をゆさぶる  体を焼くライトの雨 震えるほどのまなざし だけど だけど私の ピアニストは撃たないで  レジスタンス 私の歌は むくわれぬ愛の為に レジスタンス 明日を捨てた そんな人の為に……
スーパースター-MY SUPER STAR-谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司テレビからほほえみかける 貴方を追いかけて街から街へ 誰よりも近くにいたい そんな毎日だったわ  貴方の歌に涙流して 貴方の歌に夢を託して 駅のホームで貴方を待てば 体さえも震えたわ  スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに…  雨の日も暗くなるまで 事務所の外でたちつくしてた 誰よりも早く知ったわ 貴方のスケジュール表  卒業すればやがて私も 会社に勤めて母を助ける いつまでも子供じゃないと 自分に言い聞かせたわ  スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに…  貴方を待った駅のホームを 小走りに会社に向かう私に 聞こえてきた貴方の歌が ベルとざわめきにまぎれ  スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに…  スーパースター 私の輝いた季節は スーパースター 貴方の歌とともに 過ぎた…
シェヘラザード谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司Speak Low 夜毎に 飲み干すワイン 血の色に脅えながら シェヘラザード Speak Low 囁く アラビアンナイト 命かけ愛を語る シェヘラザード  Thousand Night Thousand Night Of Love, Love and Fear Thousand Dream Thousand Dream Of Lave, Love and Fear Oh… シェヘラザード  Winds Blow 砂漠に 絵を描くナイト 月明かり窓の外に シェヘラザード Winds Blow 伝えて 愛だけが 命より永遠に続く シェヘラザード  Thousand Night Thousand Night Of Love, Love and Fear Thousand Dream Thousand Dream Of Love, Love and Fear Oh… シェヘラザード
心の痛み−NOBODY IN MY HEART−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司貴方を失くした夜は長く 夢を見るには浅すぎて 行くなと言えばそれですむ 愛の形も知らない  一夜限り Woman Woman ゆきずりの男と女だけど Woman Woman 心に残る痛みよ Nobody, Nobody in My Heart Yes, Yes, I'm Alone  身体を重ねた雨の夜の 窓に映した薔薇は 何処で死んでも貴方には 届くことさえないだろう  一夜限り Woman Woman ゆきずりの男と女だけど Woman Woman 心に残る痛みよ Nobody, Nobody in My Heart Yes, Yes, I'm Alone  Woman, Woman She's a Woman Woman, Woman Just a Woman Nobody, Nobody in My Heart  Yes, Yes, Yes, I'm, I'm Alone ……
ファイアフライ−蛍−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司私が死んだ時に生まれ変われるものならば 真夏の夜に咲く 金色の花になりたい それが叶うならば 明日死んでもかまわない  Firefly ゆれる心隠しきれない Firefly 長い夜を一人耐えたわ それでも気付かないふりで 貴方は煙草をふかして 火をつけたのは煙草なの 私の心なの  Firefly is Flying Flying in The Summer Night Firefly is Flying Flying in The Summer Night  Firefly 夏の闇にゆれて輝く Firefly はかない夢 短かい命 男の甘い溜息に ドレスも破りすてられて 心のを消す為に燃え尽きた 私は  Firefly is Blind Flying in The Summer Night Firefly is Blind Flying in The Summer Night Firefly Firefly ooh ……
雨の森−RAINY WOOD−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司一人で迷い乍ら さまよう心に 雨は音もなく やさしさもなく  灯りも見えないまま 戸惑う身体に 雨は音もなく やさしくもなく  Rainy Wood 私のあの頃は 愛から目をそむけ 暮らしつづけてた  Rainy Wood 私の青春は 光のない 雨の森のようだ…… Rainy Wood……Rainy Wood
愛・地獄篇谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司祈りを込めた指が 震えて君を抱く あわせる胸と胸が 伝える愛の奇蹟 巡り巡る季節は 嵐さえも引き連れ 離れ離れの二人に 試練の石を投げた 涙はほほを伝い 君は唇を噛む 許しておくれ二度と 一人では行かせない  波立つ水面にさえ 水鳥は帰るよ おまえの帰る海は 私の腕の中 巡り巡る季節は 悲劇で終る舞台に 離れ離れの二人の 糸をたぐり寄せてた それでも二人は今 宿命の糸を切り 静かに地獄までの 愛の旅を始める  巡り巡る季節は 悲劇で終る舞台に 離れ離れの二人の 糸をたぐり寄せてた それでも二人は今 宿命の糸を切り 静かに地獄までの 愛の旅を始める
少年の墓谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司波は岸辺に寄せ 貝殻を拾う君は けがれを知らぬ あの頃の 遠くを見る様な 瞳のままで  大人になった 夢を追い続けながら 私は目を伏せ 自分の影に目を落とした  影は細く淡く 悲しく震えて見えた それはまるで親を失くした 少年の墓のようだ  君は夢を語れ 私の分まで語れ 夢に命をかけるなら 他のすべてを すててまで  臆病者の これがせめてもの言葉だ 私は目を伏せ 自分の影に目を落とした  影は細く淡く 悲しく震えて見えた それはかなわぬ道に倒れた 少年の墓のようだ  君は海に向え 私は岸辺に立って 遠く思いを焦がすばかりの 少年の墓になろう……
流行の女達谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司髪を短くしたのよ 別に意味などないけど 恋に疲れたみたいで 大人に見えるかしら すこし痩せたと言われるたびに 作り笑顔で 気付かれまいとつくろう肩に あなたの影が見える  街で流行のいい女になれないわ 夜明け前のベンチで きのうも泣いていた  仕事に生きれるなんて 少し憧れるけれど 仕事に生きる女は 皆どこか寂しそうで 強がるたびに見せるとまどい 隠しきれずに 眠れぬ夜をまぎらす為に グラスに夢を語る  街で流行のいい女になれないわ TVドラマは終われば 忘れてしまえるけど  街で流行のいい女になれないわ 今日も人混みの駅で 電車を待っている
月曜の朝8:00谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司月曜日の朝 いつものホームに立てば 汗ばむ首筋に 貴方の匂いが残る 二人で過ごす時の 時計の速さに いつもとまどっているのよ 珈琲を入れても いつも怯えているのよ サヨナラの言葉に  学生時代から言われた 意気地なしねと そんな私でも 貴方に抱かれる度に 心の奥で別離を 覚悟しているの もう振り返りはしない どんなことがあっても もう笑っていたいわ 今までのぶんまで  ホームにすべり込んだ 電車の窓ガラス いつかアルバムにあった 母の顔に似ているわ 「いってきます。元気です。」私はいつも
嫉妬−ジェラシー−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司素直になれなくて 口紅さえも赤く染めて 気付いて こんな私に 気付いて 綺麗になりたくて 貴方の前にいる時だけ 見つめて こんな私を  貴方は罪人 私を狂わせて 目の前で他の人に 愛をささやくなんて ジェラシー ジェラシー ジェラシー  呼び出しの電話に 霧雨の中駆けてきたの 今でも あの時のまま 今でも ふざけていないで その人の肩にまわした手を 離して せめて今だけ  私は泣けない 貴方の目の前で 強がりの笑顔のまま 心震わせる ジェラシー ジェラシー ジェラシー  貴方は罪人 私を狂わせて 目の前で他の人に 愛をささやくなんて ジェラシー ジェラシー ジェラシー
男と女谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司何かが変わる 夏も過ぎた海は あの日のざわめきも 嘘のように夕凪のまま いくつもの愛を呑みこみ あんなに美しく煌めいて 私は変わる旅に出る前に 愛の亡骸を捨てにきたの  男と女が繰り返すドラマを演じてきた 下手な女優みたいに 終われば 唯の女  陽にやけた肌 ワイシャツでかくし 夕陽に染まる唇を重ね 確かめあった 一瞬の愛に気付かず 傷ついたあの夏の5日間 愛の嵐が過ぎた秋の海は 幕を忘れた夜の舞台  寄せては遠ざかる永遠のドラマも 二通りの終わり方しかないことを 砂と波は知らない  男と女が繰り返すドラマも 二通りの終わり方しかないことを 知っているはずなのに
この胸にもう一度−Let us try again−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司Let us try again 残された指輪だけを一人見つめ Let us try again 誰もいないこの部屋に立ちつくした  仕事だけに明け暮れた日々を 待ち続けた変わらぬ笑顔の 君に甘えてただけ 大人のつもりの一人よがりだった Let us try again もう二度と君を泣かせない Let us try again 叶うならばもう一度この胸に  憧れてた 君に声をかけた 学生達で賑わう街で 君は答えてくれた 見つめることしか出来ないけれど…と Let us try again 遅すぎたけれど許してほしい Let us try again 君の愛に気付いた初めて今  君の指輪を握り 車走らせ迎えにゆくよ Let us try again もう君を一人じゃ行かせない Let us try Let us try again この胸に この胸にもう一度 Let us try again 君に叫ぶ 今こそ「愛している」
父への遺言谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司御無沙汰でした あれから一年 二人の子供達も 元気でいます 夏が来るたび 小さくなった 貴方の後姿は 元気でしょうか  私は時々 あなたと旅した 遠い昔を想い出します 大きな背中を追いかけながら 貴方は強いと感じていました  電話もせずに 手紙も出さず 心配ばかりでしょうが 許して下さい 散歩がてらの 信号待ちで 老人が一人寂しそうに立って居ました  貴方は時々 私と旅した 遠い昔を 想うでしょうか 残り少ない 日々の暮らしで 貴方はなにを感じていますか  風が出てきた 丘の上から 横に座った 息子と二人 力の限りに 心の花を 貴方に向かって 投げてみました
去年(こぞ)の雪谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司右行けば遥かな空 斑雪の遠い道 左行けば吹雪の町 懐かしき灯りの家  我足は右に向かい 我心左に向かう あゝ せめて 道標だけ 示せ今朝の肩の雪  父ならば大きな手で 抱きしめて荒く強く 父ならば笑顔のまま 投げ出しておくれ空へ  我命君に授かり 我命夢に預けん あゝ 今も後髪ひく 想い出の去年の雪  あゝ 今も後髪ひく 想い出の去年の雪
それぞれの秋谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司陽溜まりの坂道に立ちどまり 通りすぎる学生を見ていた 俺もあの頃はあんなふうに きらきらと輝いて見えたろう 授業にも出ずに お茶を飲みながら くだらない夢を話した 突然おこった不精ひげのおまえも 噂では苦労していると  今も忘れられないのはあの時の言葉 幸せになろうなんて思っちゃいけない  愛した女ひとりと 苦労を共に出来たなら そんなささやかな人生も きっと悪くはない 夢、散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋  たしか去年の初夏の頃 届いた一通の手紙には 旅好きなあいつのおふくろから 痛々しいほどの細い文字 ある雨の朝 見知らぬ町で 自ら命を終えたと 母に残した一行の言葉 悲しみだけが人生  今も忘れられないのは あいつの口ぐせ 人は自分の死に場所を捜すために生きる  ささやかに 生きている友達の 人生とは 一体何んだろう あざやかに死んだ 友達の 人生とは、一体何んだろう 夢、散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋  今では二人の思い出も 忘れかけるほどの毎日 ふと立ちどまる道端に 悲しいほど赤い落日  夢、散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋 夢、散りじり夏はすぎ去り それぞれの秋
序曲~海を渡る蝶谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司Asia. The tiny storm arise Be aware my dear Asia. The tiny storm arise Be aware my friends  目覚めれば時は来たれり 錨を断ち切り さらば祖国よ さらば父母 二度とは逢うまい 進み行けど 海は暗く 進み行けど 風は強く 嗚呼 だけど誰も止められない 胸の震えを 海を渡る白い蝶が 波に溶け込む  Asia. The tiny storm arise Be aware my dear Asia. The tiny storm arise Be aware my friends  右の手に冬の北斗と吹雪をたずさえ 左手に燃える篝火行く手にかざして 進み行けば 雲は走り 進み行けば 空は紅く 嗚呼 君に誓う 夢はいつも 夢にあらずと 我を守り道を照らせ 狼の里  Across the Ocean Soul on my Wing ……
花束-最後の汽笛-谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司今汽笛を鳴らし最後の汽車が走る 汗とすすにまみれ走り続けてきた機関士がいた 娘は19 春になれば花嫁になってしまう それが 辛くもあり嬉しくもある そんな父親だった  この駅のはずれで泣いてた子供達も 成人式を終えて都会へと出て行って戻らない ルリ色の海 右手に拡がり通りすぎる踏切はかつて 妻の手を引いて家を出た想い出のあの場所  昨日の夜のこと 娘がぽつりつぶやいた 彼の望んでる都会へ 私もついて行きたい“お願い” “いいよ”と陽気に言っはみたが 思い出は消せるどころか 飲めない酒を浴びるほど飲み 天井を見つめて泣いた  この汽車が最後の駅に着いたその時には 私の人生の仕事はすべて終ってしまう 楽しい日々をくれた娘に精一杯の思いを込めて すすで汚れたこの手で今 最後の汽笛を贈ろう  ララ…… ララ……  汽車が着いた駅の古びた柱の影に 人垣をさけながら立たずむ白髪まじりの妻がいた 頬をつたわる涙ぬぐわず 白い花束をかかえて 声にはならないけれど かすかに唇が動いた “ごくろうさま”  ララ…… ララ……
浅き夢谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司前を行く子供の群れの中に 目に痛い白いハンケチゆれて 花は散りぬまどけき光の中 すべては幻か 目にしむ緑鮮か 真昼の校舎の陰で 我が恋打ち明けし友 病に倒れたと聞く 表札も変わったなつかしの家 匂いは今も変わらず この橋の上から水に映る 青空に小さな石を投げた 川はただ何も知らぬげに 私を置き去りにした あれから人は散りぢり 悲しき時の流れに かよわき足をすくわれ 帰らぬ人もいるけど もう行こう胸が痛くなる 誰もいない故郷  日暮れの風が吹くまで こうして歩き続けて つらさに耐えかねたなら そのままそっと目を閉じ 今行きて二度と帰らぬ時よ さらば浅き春の夢 さらば浅き春の夢
冬の雁谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司手紙はみんな破りすてた 燃やす勇気はあったけれど 雨の気配ね窓の外は 濡れてる人もいるんでしょうね  あなたがくれた言葉を生きがいに 暮らしつづけてきたそれも今日まで 悲しいけれどやさしさだけでは 生きてゆけない そんな年なのおかしいでしょう  食事の仕度をしなければ 母がいないと大変なのよ 雨の気配は道をおおい きっとあなたも濡らすでしょうね  人それぞれの幸せがあるらしいわ 私はこれできっと良かったのよ 好きやきらいで別れたりできる 遊びまがいの恋は出来ない おかしいでしょう  おかしいと言えばこの家で 生まれてずっと暮らしてきたわ 心配ばかりかけつづけの 出来の良くない娘だったわ  昨日の夜も父の背中を見ていると 私はゆけない私はゆけない 飛べない鳥は空を見つめて 涙流すけれど飛ばない鳥なの おかしいでしょう
砂漠谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司命を賭けても 悔いのないものがある それはなに… 時代は巡れど 変わらないものがある それはなに… 男がいて女がいて めぐり逢いのいたずらよ 誰か教えて 私は誰なの 空は茜色又はじまる 今日という名の昨日が  人は知らぬまに 生命受けて生まれ出る この世界に 生まれてきたこと それだけが確かなもの この世界で 信じられる人に逢う為 さまよい歩く人の砂漠 誰か教えて 私は誰なの 街が眠りから眼をさまして 歩きはじめる どこかへ  別れのたび 胸が痛む もう二度とは逢えぬかと 誰か教えて 生きてく その理由を 空は茜色又はじまる 今日という名の昨日が
Runnin'on−ランニング−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司Runnin' on my way 春爛漫 Runnin' on my way 花は桜  風に吹かれる 人の群れさえ 今は何も見えず  Runnin' on my way 春爛漫 Runnin' on my way 夜は嵐  一夜限りの花は紅 明日は土に帰るよ  叫んでも叫んでも 花びらさえ散らせず ならば言うな ならば言うな 花びらの色がうすいと  Runnin' on my way 明日の為 Runnin' on my way 今は語らず たかが一人の たかが一人の La La Runnin' on my way  Runnin' on my way 人の砂漠 Runnin' on my way 冬三日月  背中に負えば その冷たさに 心は震える  Runnin' on my way 人の砂漠 Runnin' on my way 春待月  冬の銀河は青くさざめき いつかは消える運命か  叫んでも叫んでも オリオンにもとどかず ならば言うな ならば言うな 冬空は 悲しすぎると  Runnin' on my way 勇気あれば Runnin' on my way 耳をふさげ たかが一人の たかが一人の La La Runnin' on my way  Runnin' on my way Runnin' on my way Runnin' on my way
終着駅谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司風が出てきた夜の匂いが 遊び疲れたメロスにささやく うつむきながら歩く仕草に イブの雪まで追いかけてくる  帰りそびれた冬の椰子の実 海に抱かれることもないまま 凍える指に息を吹きかけ 星も見えない空に呼ぶ  Claudia on my mind Claudia on my mind Claudia おまえの幸福 それがそれが all for me  もうすぐお別れだ 想い出は死んだ おまえの住む街に向って手を振るよ  けがれなき瞳よ うるわしの口唇よ 思いをこがした 若かりしあの頃  幾度冬が過ぎ 友は消え失せ 街はキラめいた幻の十字架  旅は終った 不幸と引き換えに おまえがくれたものは 裏切りと蒼ざめた夢  Claudia on my mind Claudia on my mind Claudia おまえの幸福 それがそれが all for me  髪にしみついた 白い哀しみ もう歩けない 素直な心では  Claudia on my mind Claudia on my mind Claudia いっそ殺してしまえば だけどだけど I miss you so!  もうすぐ汽車が出る すべてを終ろう みじめな映画のラストにふさわしい雪
レテの川-Lethe-谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司久し振りに会ったら 別れがつらい もしかしてこれが 最後かもしれない  さようならしたことが まるで嘘のようね あなたは今でも いい人だから  花が咲いてた リラの花が咲いてた 恋は終った 恋は終ったのに  貴方は元気そうね 若くみえるわ すてきな恋人ができたんでしょうね  川は流れ流れて 海に憩える もしかしてそれが 希望かもしれない  時は流れ流れて 一人の夜に 海を失くした 寒さを知る  花が咲いてた リラの花が咲いてた 恋は終った 恋は終ったのに  ほんの立ち話しでも うれしかったわ 二度目の別れね ほんとのさよなら  花が咲いたよ リラの花が咲いた 冬は終った 冬は終ったのに  人は流れ流れて 何処に帰れば 憩える所があるというのか  あるというのか あるというのか………
マイ・ボーイ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司My Boy いつの日か この手を離れて 大空に逃げてゆく時は 黙っておゆき My Boy さよならの言葉はいらない 心のおもむくままに 駆けてゆけばいい  おまえがこの世に生れた あの日の空は いつまでも 瞳の中にやきついて 消えないから  My Boy ふしくれたこの手で 今おまえの そのほほに 触れておこう おまえが気付かぬうちに  My Boy この胸の熱い高なりを おまえに伝える法はないけれど 感じておくれ My Boy この胸を力の限りに その足で蹴って飛び上がれ あの日のあの空へ  私はおまえのためだけに 生きてはいない 自分のために生きてそして 愛する人のために  My Boy 傷つくことを恐れちゃいけない つらくなった時は この空の青さを信じればいい  私がこの世に生れた その日の空を 私の父もきっと忘れず 生きていたにちがいない  My Boy いつの日か この手を離れて 大空に逃げてゆく時は 黙っておゆき  私がそうしたように 逃げておゆき
玄冬記-花散る日-谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司通夜の夜には不釣合なほど 空一面の銀の星 黒い喪服の弔問客が 今日だけは明るい路地を抜けて  終電車が走り抜けた後 この部屋にも夜が来る この空の下で暮らしている 他の人よりも長い夜が来る  酒にのがれて逃げてもみたい 大きな声で歌でも唄おうか いつかは来ると今日という日が いつかは来ると知っていた  おしい人を失くしましたねと 隣の部屋で声がする 聞こえるはずのない貴方でも 伝えてみました二月の闇に  旅に疲れる様になってきました ホテルの窓から見る景色にも驚くことが 少なくなってきてしまいました 春がそこまできているというのに 胸さえときめかなくなりました 毎年毎年こんな風に何かを失くしながら 年を取ってゆくのかもしれません  貴方の胸に抱かれたかった 今夜しみじみそう思う 香の匂いにまぎれて香る 貴方が愛おしんだ冬の花  覚えてますか子供の頃に 買ってもらったズック靴 さよならすると貴方の後を 泣きながら追いかけた夏の夕暮れ  出逢える人の数よりもなお 別れる人の数が増えてきた いつかは来ると今日という日が いつかは来ると知っていた  通夜の夜には不釣合なほど 空一面の銀の星 泣きながら追いかけることさえ 出来ないくらい大人になりました
残照谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司足早に暮れてゆく 秋の夕陽のいさぎよさ 久しぶりに散歩する父と二人の遠回り はるか昔にこの人の背中で聞いた祭りばやし 遠く聞こえて道の向うに目をやれば 影を落として小さなカラスが空を行く  “人生は祭りのよう”何気なく貴方は言った その後の淋しさにたえる勇気が出来ました 残り少ない祭りの夜は せめて一緒にそばに坐って 酒でも飲んで同じ話を繰り返し 胸のページに書き写してすごしていよう  哀しくて哀しくて 体全部が哀しくて 目頭が熱くなり思わず貴方を追いこした 見えていますかこれが貴方の 見えていますかこれが貴方の 夢を削った 夢をこわした背中です 震えているのはきっときっと… 震えているのはきっときっと…
冬の嵐谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司キラめくライトの中で ほほえんで 夢をふりまいてる つもりだった 私 昨日まで確かに すべてのものは 私のまわりを まわっていた だけど今は どうだろう しらけきった客達のざわめきの中で 流れる汗の冷たさに 凍える体を うけとめてくれる人も 私にはもういない  The End The end of my life The End The end of my life  遠ざかるざわめきが 外は冬の嵐  鳴りやまない拍手の中で 手をあげて 人生の楽しさ 歌ってた 私 昨日まで確かに すべてのものは 私のまわりを まわっていた だけどそれは 悲しい錯覚 新しい星達の歌声のかげに 埋もれて 消えてゆくもの ただそれだけのこと 口紅も似合わないと 鏡に知らされた  The End The end of my life The End The end of my life
朱音谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司朱音(あかね)の空に 雲は流れて 夕暮れの中 染まる旅人  草原の道 風は歌うよ 想い出させる 遠い憧憬  今はもうとどかない思い出達や もう聞こえない あの日の歌声 ココロの箱につめて行(ゆ)こう それが私の旅立ち  朱音(あかね)の色に 染まる夕暮れ 星達までの 燃え立ついのち  つかの間の夢 ココロを決めて 歩きはじめる アイを抱きしめ  今はもうとどかない思い出達や もう聞こえない あの日の歌声 ココロの箱につめて行(ゆ)こう それが私の旅立ち  今はもうとどかない思い出達や もう聞こえない あの日の歌声 ココロの箱につめて行(ゆ)こう それが私の旅立ち
なつめの木谷村新司谷村新司POSITION・谷村新司谷村新司悲しいほど晴れて 空を自由に生きる 鳥とじっと見つめていた  ふるさとを離れて 今ここで生きてる 僕の自由って何だろう  目を閉じれば見える ふるさとの景色に 大きな木が風にゆれる  あの日の僕の目に映った未来が ココロの中でゆれてる  なつめの木にはやがて実がなり 明日へ向かう意味を教えてる 淡い緑のなつめの花びら ひとつ ただ風の中  あなたをおそれてた あなたを憎んでた だから僕は家を離れた  大人になった今も 口に出すまいと 誓った言葉「お父さん」  なつめの木にはやがて実がなり 明日へ向かう意味を教えてる 淡い緑のなつめの花びら ひとつ ただ風の中  父が倒れた知らせを聞いた日 ココロに風が吹き抜けた 今もあなたを許せないけど あなたに似ている僕がいる  なつめの木にはやがて実がなり 明日へ向かう意味を教えてる 淡い緑のなつめの花びら ひとつ ただ風の中  なつめの木にはやがて実がなり 明日へ向かう意味を教えてる 淡い緑のなつめの花びら ひとつ ただ風の中  悲しいほど晴れた 空を自由に生きる 鳥をじっと見つめている  ふるさとを離れて 今ここで生きてる 僕はあなたの「息子です」
昴〈すばる〉PLATINA LYLIC谷村新司PLATINA LYLIC谷村新司谷村新司谷村新司目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ 荒野に向かう道より 他に見えるものはなし  ああ 砕け散る宿命の星たちよ せめて密やかに この身を照せよ  我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ  呼吸(いき)をすれば胸の中 凩(こがらし)は吠(な)き続ける されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり  ああ さんざめく 名も無き星たちよ せめて鮮やかに その身を終われよ  我も行く 心の命ずるままに 我も行く さらば昴よ  ああ いつの日か誰かがこの道を ああ いつの日か誰かがこの道を  我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ 我は行く さらば昴よ
淋しい電話松坂慶子松坂慶子谷村新司谷村新司信田かずお真夜中に まわすダイヤル 名も知らぬ 誰かのところへ 誰れでも いいから私と 話して下さい どうぞ 昨日の出来事 そして野球の話 冗談まじりの恋の話 何でもいいの 誰でもいいの お願い電話は切らないで 切らないで  身の上話はしないわ 傷ついた昔の話も 随分勝手な電話と 驚いているでしょう ごめんね 名前も知らない 男と女だから 過去も知らない そんな二人 少しでいいわ 何でもいいわ お願い私に囁いて 囁いて  幼なじみの恵子の長電話も 今夜は不思議に 恋しくなるの 少しでいいわ 何でもいいわ お願い電話は切らないで 切らないで
桜は桜谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司多田三洋空一面のこの花吹雪 あなたの目にも見えていますか 今は逢えないあなたの背中(せな)で 共に見ていた昭和の春を  ご無沙汰でした 故郷の道 あの日別れた 駅までの道 25年の不孝の旅を 帰る燕に 叱られました  時は流れて 人は老いても 変わらぬものがあるようです 川の流れに 棹さす男が 一人くらいは いるものです  あなたの前で両手あわせて つぶやく声に風が答える 過ぎてはじめて気付くやさしさ ふるえる月に舞い散る桜  ご無沙汰でした 故郷の空 あの日見上げた 花酔いの空 25年の不孝の旅は あなたの胸に 続いてました  時は流れて 人は老いても 変わらぬものがあるようです 川の流れに 棹さす男が 一人くらいは いるものです  時は流れて 人は老いても 変わらぬものがあるようです 桜は桜 何処(いずこ)に果てても また来る春に この場所に咲く  桜は桜 何処(いずこ)に果てても また来る春に この場所に咲く
夢になりたい谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治小さな花が咲いたよ 気付いていますか 小さな花が散ったよ 気付いていますか  小さな星に生まれた 小さな僕らが 大きな夢を見ること 気付いていますか  あなたの夢になりたい あなたのすてきれない夢になりたい  愛され生きるよりも 愛しながら生きていたいね  小さな鳥が見上げる 大きな青空 小さな鳥を育てる 自然のゆりかご  肩を寄せ合い生きてる 小さな僕等を 支え続けてる命 みな同じ命  あなたの夢になりたい あなたのすてきれない夢になりたい  愛され生きるよりも 愛しながら生きていたいね  あなたの夢になりたい 希望になりたい あなたの夢を愛して 自分を愛して  あなたの夢になりたい 希望になりたい あなたの夢を愛して 自分を愛して  あなたの夢になりたい 希望になりたい あなたの夢を愛して 自分を愛して  あなたの夢になりたい 希望になりたい あなたの夢を愛して 自分を愛して
マカリイ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司服部隆之大いなる島に生まれ 海に抱(いだ)かれてきた 幾億の星達に いつも抱(いだ)かれてきた  舟に命を与える人がいて 舟を導く人が伝えること  ヨーソロー ヨーソロー ココロ運んでゆく 永久(とこしえ)の愛のふところ マカリイの星のもとへ  大ぞらをゆく鳥は 空に抱(いだ)かれている 母の手に身を委(ゆだ)ね 今は旅立つ時  海の女神よ 舟を守りたまえ 無垢(むく)の光りよ 人を守りたまえ  ヨーソロー ヨーソロー ココロ運んでゆく 永久(とこしえ)の愛のふところ マカリイの星のもとへ  ヨーソロー ヨーソロー ココロ運んでゆく 永久(とこしえ)の愛のふるさと マカリイの星をこえて  ヨーソロー ヨーソロー ココロ運んでゆく 永久(とこしえ)の愛のふるさと マカリイの星をこえて
十三夜谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治はるか旅をゆく 遠く流れてゆく 川も流れゆく ふるさとの海へ  人も流れゆく 土の道の上を 唄うこどもたち 輪になって日が暮れる  鐘の音が止めば 月と遊ぼう 帰り道照らす 夜空のあかり  通りゃんせ 帰りゃんせ 母の子守唄 今はもう消えた 十三夜のわらべうた  まるい十五夜の 月の出を待ちながら 手には笹の舟 願いを込めた指  人は生かされて 巡る ゆずりの葉に やがて思い出す わらべの唄の意味を  鐘の音が止めば 月と遊ぼう 帰り道急ぐ 虫の音たかく  通りゃんせ 帰りゃんせ 母の子守唄 今はもう消えた 十三夜のわらべうた  鐘の音が止めば 月と遊ぼう 帰り道照らす 夜空のあかり  通りゃんせ 帰りゃんせ 母の子守唄 今はもう消えた 十三夜のわらべうた
朱音 あかね平原綾香平原綾香谷村新司谷村新司藤井理央朱音(あかね)の色に染まる夕暮れ 見上げる私にも勇気をくれる  朱音(あかね)の色はトキメキの色 すべてを投げ出せる恋に逢いたい  もう子供でもなくて 大人でもない ただこの胸の中の消せないあこがれ  自分さがしの旅に出よう 今が私の その時  遠い空ゆく鳥よ教えて 私のふるさとは誰の胸なの  遠いあの日に描(えが)いた未来(みらい) 私を誘(いざな)うの そう あの場所へ  もう子供でもなくて 大人でもない ただこの胸の中の 消せないあこがれ  自分さがしの旅に出よう 今が私の その時  もう子供でもなくて 大人でもない ただこの胸の中の 消せないあこがれ  もう一度あの場所へ 辿(たど)り着いたら 私を待つ誰かに 出逢える気がする  朱音(あかね)の色に染まる私 自分さがしの旅立ち
ロード・ソング谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治風に吹かれたら あなたを想い出す 風に抱かれたら 涙が溢れる  人のココロにアイがあるように 花にも涙があると教えた人  はるかな道は ふり返る道 すべてゆらめく 陽炎の中に  風に吹かれたら あなたを想い出す 風に抱かれたら 涙が溢れる  時の魔法に しばられたココロ すてる勇気を 教えてくれた人  はるかな道は ふり返る道 すべてゆらめく 陽炎の中に  風に吹かれたら あなたを想い出す 風に抱かれたら 涙が溢れる  あなたの背中 追い続けた日々 別れの時が 私の旅立ち  はるかな道は ココロまでの道 すべてゆらめく 陽炎の中に
風のメロディー谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治あー あなたの声につつまれていた頃 おそれるものもなく 生きた頃 あー あなたの歌につつまれていた頃 悲しみも 涙も キラメキの中に  時は流れて 移る景色の 中でとまどう私に フイに聞こえた あの日のメロディー 心のすき間を 埋めてひびく  あー あなたの声につつまれていた頃 おそれるものもなく 生きた頃 あー あなたの歌につつまれていた頃 悲しみも 涙も キラメキの中に  夢は忘れたの 日々の暮らしに 押し流されてしまったの フイに聞こえた あの日のメロディー 心のすき間を 埋めてひびく  私は何を忘れてたのか あの日確かに感じてたトキメキ 私は何を忘れてたのか あの日の歌が 失くしてたものを教えてくれた  あー あなたの声につつまれていた頃 おそれるものもなく 生きた頃 あー あなたの歌につつまれていた頃 悲しみも 涙も キラメキの中に
ツバメ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治あなたに続くこの道は やがて私に帰る道 明日に向かうこの旅は ココロ開いた二度目の旅  風が流れる ホームにひとり 家路はるかに ツバメは何処に帰るのか  アイを下さい ふるえるココロに アイを下さい 今も あなたを忘れない  あなたと生きたあの頃は いつも何かに包まれてた 泣いて笑って悩みもした 憧憬だけの最初の旅  あの日離れた ホームに抱かれ 家路はるかに ツバメは帰る ふるさとへ  アイを下さい ふるえるココロに アイを下さい 今も あなたを忘れない  アイを下さい ふるえるココロに アイを下さい 今も あなたを忘れない
Slow Train谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司瀬戸谷芳治東に向かい 走り続ける汽車 遠くはないが 心地よいスピードで  1つずつ過ぎゆく 景色をしっかり見つめ 1人ずつほほえみ 交わしながら (Set me free) ゆっくり進む  朝焼け間近 線路は光り出す 地平を離れ オーロラに包まれる  1つずつ過ぎゆく 出逢いと別れを胸に 1人ずつほほえみ 交わしながら (Set me free) ゆっくり進む  ウサギとカメならカメでいい 各駅停車の生き方で 鼓動に合わせた生き方で Slow Train Slow Train  星空超えて 走り続ける汽車 シリウス抜けて オリオンのふところへ  1つずつ過ぎゆく 出逢いと別れがつくる 1人ずつほほえむ その笑顔が (Set me free) ココロをつくる  ウサギとカメならカメでいい 各駅停車の生き方で 鼓動に合わせた生き方で Slow Train Slow Train  東は西に (West unto the east) 大地は空になる (Catch your sky) 鼓動のままに (West unto the east) 走り続ける汽車 (Catch your star)
秋川雅史秋川雅史谷村新司谷村新司Sin目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ 荒野に向かう道より 他に見えるものはなし 嗚呼 砕け散る宿命の星たちよ せめて密やかに この身を照せよ 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ  呼吸をすれば胸の中 こがらしは吠き続ける されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり 嗚呼 さんざめく 名も無き星たちよ せめて鮮やかに その身を終われよ 我も行く 心の命ずるままに 我も行く さらば昴よ  嗚呼 いつの日か誰かがこの道を 嗚呼 いつの日か誰かがこの道を 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ 我は行く さらば昴よ
陽はまた昇るGOLD LYLIC谷村新司GOLD LYLIC谷村新司谷村新司谷村新司美野春樹夢を削りながら 年老いてゆくことに 気が付いた時 はじめて気付く空の青さに  あの人に教えられた 無言のやさしさに 今さらながら涙こぼれて 酔いつぶれたそんな夜  陽はまた昇る どんな人の心にも あー 生きてるとは 燃えながら暮すこと 冬晴れの空 流れる煙 風は北風  鉢植えの紫蘭の花 朝の雨にうたれ 息絶えだえに ただひたすらに遠い窓の外  もしかして言わなければ 別離ずにすむものを それでも明日の貴方の為に あえて言おう“さよなら”と  陽はまた昇る どんな人の心にも あー 生きてるとは 燃えながら暮すこと 春はまだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す  陽はまた昇る どんな人の心にも あー 生きてるとは 燃えながら暮すこと  春はまだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す 春はまだ遠く 哀しむ人よ 貴方を愛す
22歳GOLD LYLIC谷村新司GOLD LYLIC谷村新司谷村新司谷村新司福井峻白いシーツをまきつけ 背中でサヨナラの 悲しい別離を感じてた 窓の外は光る海  やさしさとか愛だとか 綺麗な言葉など 信じれる程 若くはない それは知っていたけれど  22歳になれば少しずつ 臆病者になるわ 何故かわかる? 貴方 私の髪の煙草の匂い 消えるまでの思い出ね 私の髪の煙草の匂い 消えるまでの思い出ね  やさしくもない貴方に 振りまわされた日々 遊びのふりを続けるには 夏は少し長すぎた  激しい愛の言葉で つづられた歌など しばらくは もう聞きたくない 強がるには疲れ過ぎた  22歳になれば少しずつ 臆病者になるわ 何故かわかる? 貴方 愛の映画に照れて笑った 貴方が寂しかったわ 愛の映画に照れて笑った 貴方が寂しかったわ  22歳になれば少しずつ 臆病者になるわ 何故かわかる? 貴方 あー 夏がゆく傷を残して 風はもう秋の気配 あー 夏がゆく傷を残して 風はもう秋の気配
群青PLATINA LYLIC谷村新司PLATINA LYLIC谷村新司谷村新司谷村新司服部克久空を染めてゆく この雪が静かに 海に積もりて 波を凍らせる 空を染めてゆく この雪が静かに 海を眠らせ 貴方を眠らせる 手折れば散る 薄紫の 野辺に咲きたる 一輪の 花に似て 儚なきは人の命か せめて海に散れ 想いが届かば せめて海に咲け 心の冬薔薇  老いた足どりで 想いを巡らせ 海に向いて 一人立たずめば 我より先に逝く 不幸は許せど 残りて哀しみを 抱く身のつらさよ 君を背おい 歩いた日の ぬくもり背中に 消えかけて 泣けと如く群青の 海に降る雪 砂に腹這いて 海の声を聞く 待っていておくれ もうすぐ還るよ  空を染めてゆく この雪が静かに 海に積もりて 波を凍らせる 空を染めてゆく この雪が静かに 海を眠らせて 貴方を眠らせる
明日への讃歌谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司ありす誰も知らない 花のように あなたのために 生まれた私 嘘で飾った 青春は 今日をかぎりに 忘れよう 明日から私は一人じゃないの 短かく苦しい人生だって あなたとならば悔やみはしない アー・アー・アー・アー・アー  羽根を失くした 鳥のように 涙で青空 見ていた私 さよならだけの 青春は 今日をかぎりに 忘れよう 明日から私は一人じゃないの 短かく苦しい人生だって あなたとならば悔やみはしない アー・アー・アー・アー・アー  雨に打たれて 咲いている 名もない花を 信じたい 生きてることの 幸せは 誰かを信じて 歩くこと 明日から私は一人じゃないの 短かく苦しい人生だって あなたとならば悔やみはしない アー・アー・アー・アー・アー  明日から私は一人じゃないの 短かく苦しい人生だって あなたとならば悔やみはしない アー・アー・アー・アー・アー アー・アー・アー・アー・アー
今ありてGOLD LYLIC谷村新司GOLD LYLIC谷村新司阿久悠谷村新司石坂慶彦新しい季節のはじめに 新しい人が集いて 頬そめる胸のたかぶり 声高な夢の語らい  ああ 甲子園 草の芽 萌え立ち 駆け巡る風は 青春の息吹きか  今ありて 未来も扉を開く 今ありて 時代も連なり始める  踏みしめる土の饒舌 幾万の人の想い出 情熱は過ぎてロマンに 花ふぶく春に負けじと  ああ 甲子園 緑の山脈 たなびける雲は 追いかける希望か  今ありて 未来も扉を開く 今ありて 時代も連なり始める  ああ 甲子園 緑の山脈 たなびける雲は 追いかける希望か  今ありて 未来も扉を開く 今ありて 時代も連なり始める 今ありて 時代も連なり始める とき じょうぜつ やまなみ やまなみ
帰らざる日々研ナオコ研ナオコ谷村新司谷村新司最後の電話を握りしめて 何も話せずただじっと 貴方の声を聞けば何もいらない いのちを飲みほして目を閉じる  Bye Bye Bye 私の貴方 Bye Bye Bye 私の心 Bye Bye Bye 私の命 Bye Bye Bye Bye my love  何か話さなきゃいけないわ 分かっているけれど 目の前を楽しい日々が ぐるぐるまわるだけ  Bye Bye Bye 私の貴方 Bye Bye Bye 私の心 Bye Bye Bye 私の命 Bye Bye Bye Bye my love  Bye Bye Bye 私の貴方 Bye Bye Bye 私の心 Bye Bye Bye 私の命 Bye Bye Bye Bye my love  酒びたりの日も今日限り 私は一人で死んでゆく この手の中の夢だけを じっと握りしめて  Bye Bye Bye 私の貴方 Bye Bye Bye 私の心 Bye Bye Bye 私の命 Bye Bye Bye Bye my love  貴方の声が遠ざかる こんなに安らかに 夕暮れが近づいてくる 私の人生の  Bye Bye Bye 私の貴方 Bye Bye Bye 私の心 Bye Bye Bye 私の命 Bye Bye Bye Bye my love  Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye Bye my love
いい日旅立ち井上あずみ井上あずみ谷村新司谷村新司米山拓巳雪解け間近の北の空に向い 過ぎ去りし日々の夢を叫ぶ時 帰らぬ人達 熱い胸をよぎる せめて今日から一人きり 旅に出る あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 夕焼けをさがしに 母の背中で聞いた歌を道連れに…  岬のはずれに少年は魚つり 青い芒(すすき)の小径を帰るのか 私は今から 想い出を創るため 砂に枯木で書くつもり“さよなら”と あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 羊雲をさがしに 父が教えてくれた歌を道連れに…  あゝ日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 幸福(しあわせ)をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに…
信天翁(あほうどり)梓みちよ梓みちよ谷村新司谷村新司男の前には海がある 暗くて淋しい海がある 瞳をこらして見つめても 何にも見えない海がある 男と生まれた哀しさは 所詮女にゃわからない 震える心をいやす為 女の乳房を夢に見る  いつでも女は手さぐりで 男の後をついてゆく 戻るに戻れぬ道ならば 泣き泣き歩いてゆくも良い 陽陰で育った道草に 春のひざしは似合わない それが男の気まぐれと わかっていながら夢を見る  笑顔のうしろは泣き顔と 教えてくれた人がいた 笑顔で暮して死ぬも良し 泣いて生きてもしれたもの 不幸の足音聞きながら どうにもならない恋をして 手を取りながらも震えてる 男と女はそんなもの
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