加藤登紀子作詞の歌詞一覧リスト 150曲中 1-150曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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難破船林部智史 | 林部智史 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 西村真吾 | たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛が 見えてくるかもしれないと そんな強がりを 言ってみせるのは あなたを忘れるため さびしすぎて こわれそうなの 私は愛の難破船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ 抱いてほしい ほかの誰かを 愛したのなら 追いかけては 行けない みじめな恋 つづけるより 別れの苦しさ えらぶわ そんなひとことで ふりむきもせず 別れたあの朝には この淋しさ 知りもしない 私は愛の難破船 おろかだよと 笑われても あなたを追いかけ 抱きしめたい つむじ風に 身をまかせて あなたを海に沈めたい あなたに逢えない この街を こん夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま 通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難破船 |
母よタブレット純 | タブレット純 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 米内山尚人 | どれほどの道を 歩いてきたの どれほどの涙 笑顔に隠して その手を見せてごらん 指を開いて いくつも重い扉 開けて来たその手を こんなに小さな手で 僕を抱いてくれた 僕にはとても大きな 強い手に見えてた 思い出数えきれない 僕のページに でもあなたのことを本当は 何も知らない 誰かのことばかりを 心配してたね 僕らをいつもいつも 見ていてくれた あなたはいつも何かを 願い祈ってた 本当は何を夢見て 何を願ったの 思い出数えきれない 僕のページに でもあなたのことを本当は 何も知らない どれほどの道を 歩いてきたの どれほどの涙 笑顔に隠して |
時には昔の話を渋谷龍太(SUPER BEAVER) | 渋谷龍太(SUPER BEAVER) | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 武部聡志 | 時には昔の話をしようか 通いなれた なじみのあの店 マロニエの並木が窓辺に見えてた コーヒーを一杯で一日 見えない明日を むやみにさがして 誰もが希望をたくした ゆれていた時代の熱い風にふかれて 体中で瞬間を感じた そうだね 道端で眠ったこともあったね どこにも行けない みんなで お金はなくても なんとか生きてた 貧しさが明日を運んだ 小さな下宿屋にいく人もおしかけ 朝まで騒いで眠った 嵐のように毎日が燃えていた 息がきれるまで走った そうだね 一枚残った写真をごらんよ ひげづらの男は君だね どこにいるのか今ではわからない 友達もいく人かいるけど あの日のすべてが空しいものだと それは誰にも言えない 今でも同じように見果てぬ夢を描いて 走りつづけているよね どこかで |
時には昔の話を海蔵亮太 | 海蔵亮太 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 高山和芽 | 時には昔の話をしようか 通いなれた なじみのあの店 マロニエの並木が窓辺に見えてた コーヒーを一杯で一日 見えない明日を むやみにさがして 誰もが希望を託した ゆれていた時代の熱い風に吹かれて 体中で瞬間(とき)を感じた そうだね 道端で眠ったこともあったね どこにも行けない みんなで お金はなくても なんとか生きてた 貧しさが明日を運んだ 小さな下宿屋にいく人もおしかけ 朝まで騒いで眠った 嵐のように毎日が燃えていた 息がきれるまで走った そうだね 一枚残った写真をごらんよ ひげづらの男は君だね どこにいるのか今ではわからない 友達もいく人かいるけど あの日のすべてが虚しいものだと それは誰にも言えない 今でも同じように見果てぬ夢を描いて 走りつづけているよね どこかで |
難破船雨宮天 | 雨宮天 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛がみえてくるかもしれないと そんな強がりを言ってみせるのは あなたを忘れるため さびしすぎて こわれそうなの 私は愛の難破船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ 抱いてほしい ほかの誰かを 愛したのなら 追いかけては 行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ えらぶわ そんなひとことで ふりむきもせず 別れた あの朝には この淋しさ 知りもしない 私は愛の難破船 おろかだよと 笑われても あなたを追いかけ 抱きしめたい つむじ風に身をまかせて あなたを海に沈めたい あなたに逢えない この街を こん夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま 通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難破船 | |
今あなたにうたいたい島津亜矢 | 島津亜矢 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 田代修二 | 想い出に何をあげよう 通り過ぎた歳月に かぞえきれないさよなら もう 逢えない 友達 届かない手紙よりも この手のひらのぬくもり 明日の見える窓明り 今 届けられる ものなら あなたのために歌いたい 何処かで聴いてるあなたに あなたのために歌いたい 何処かで聴いてるあなたに 忘れない遠いあの日 届かない夢にすがり 幸せ急ぎつまずいた ほろにがい まがり角 哀しみを捨てたつもりで 強がりの笑顔 見せて ネオンライトの賑わいに 隠れて泣いたこともある あなたのために歌いたい 何処かで聴いてるあなたに あなたのために歌いたい 何処かで聴いてるあなたに あなたのために歌いたい 何処かで聴いてるあなたに あなたのために歌いたい 何処かで聴いてるあなたに |
乾杯!加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | ラーララ ラーララ ラーララ ラーララ ラーララ ラーララ ララララララララー ラーララ ラーララ ラーララ ラーララ ラーララ ラーララ ララララララララー 乾杯 乾杯 乾杯、乾杯 乾杯 乾杯 乾杯 乾杯 乾杯、盃あげて乾杯 実りの風 空から吹く さあ祝おうよ 喜びの酒を 遠い昔の 祈りの種 時を超えて 今ここに生きてる いく十年も 心をつなぎ いく百年も 人を支え続けて 乾杯 乾杯 乾杯、乾杯 乾杯 乾杯 乾杯 乾杯 乾杯、盃あげて乾杯 喜び悲しみ 憧れ夢 さよなら思い出 語り継ぐ酒を 昨日にありがとう 明日に踏み出す 今日の扉 開けるために乾杯 花咲く季節も 恋する季節も 旅立ちの日にも ひとりぼっちの夜にも 乾杯 乾杯 乾杯、乾杯 乾杯 乾杯 乾杯 乾杯 乾杯、盃あげて乾杯 乾杯 乾杯 乾杯、乾杯 乾杯 乾杯 乾杯 乾杯 乾杯、盃あげて乾杯 ラーララ ラーララ ラーララ ラーララ ラーララ ラーララ ララララララララー ラーララ ラーララ ラーララ ラーララ ラーララ ラーララ ララララララララー 乾杯 乾杯 乾杯、乾杯 乾杯 乾杯 乾杯 乾杯 乾杯、盃あげて乾杯 |
再会石川さゆり | 石川さゆり | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 若草恵 | この世にさよならする前に もう一度君に会いたいと 何十年ぶりなのに たった二行の 突然のあなたからの手紙 何があったの どうして今なの どこにいるの 大丈夫なの? 懐かしさと嬉しさに 溢れる想い こらえきれない 戸惑いと悔しさに 私の胸は 海になりそう すぐに会いたい でもそれでいいの? 「愛してる」って言っていいの? 別れたあの日の 寂しい約束 どうしたら忘れられるの 何があったの 会えない日々に どこにいたの 幸せだったの? 追い詰められた 嵐のように あなたの声が 私を呼んでる 打ちのめされた 翼のように 何もかもが あの日と同じ それが旅の終わりなら 夢のように美しく それが旅の始まりならば もう一度あなたと どこまでも行きたい それが旅の始まりならば もう一度あなたと どこまでも行きたい |
残雪石川さゆり | 石川さゆり | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 斎藤ネコ | 夜明け直近の北の空は 渡る鳥さえ凍りつく 渡る鳥さえ凍りつく 遠くに見える山並みに かすかに白く残雪光る かすかに白く残雪光る 忘れるな故郷を 帰ってくるな二度と 忘れるな故郷を 帰ってくるな二度と 出て行くあなたに 何ひとつ 見送る母の言葉さえない 見送る母の言葉さえない この日までの温もりと 小さな思い出ただ浮かぶ 小さな思い出ただ浮かぶ 忘れない故郷を 帰らない二度と 忘れない故郷を 帰れない二度と 流れる雲のように 静かに時を超えて 溢れる川のように 行けるところまで行け 飛び立つ鳥は ふり向かず 見知らぬ空へ身を任せ 見知らぬ空へ身を任せ 例えば翼が 傷ついて 土の上に倒れた時 土の上に倒れた時 思い出せ故郷を 帰れない故郷を 思い出せ故郷を 帰らない故郷を |
難破船坂本冬美 | 坂本冬美 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 坂本昌之 | たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛がみえてくるかもしれないと そんな強がりを言ってみせるのは あなたを忘れるため さびしすぎて こわれそうなの 私は愛の難破船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ 抱いてほしい ほかの誰かを 愛したのなら 追いかけては 行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ 選ぶわ そんなひとことで ふりむきもせず 別れたあの朝には この淋しさ 知りもしない 私は愛の難破船 おろかだよと 笑われても あなたを追いかけ 抱きしめたい つむじ風に身をまかせて あなたを海に沈めたい あなたに逢えない この街を 今夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま 通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難破船 |
難破船クレイジーケンバンド | クレイジーケンバンド | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | Masao Onose・Park・Ken Yokoyama | たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛が見えてくるかもしれないと そんな強がりを言ってみせるのは あなたを忘れるため さびしすぎて こわれそうなの 私は愛の難破船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ 抱いてほしい ほかの誰かを 愛したのなら 追いかけては 行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ えらぶわ そんなひとことで ふりむきもせず 別れたあの朝には この淋しさ 知りもしない 私は愛の難破船 おろかだよと 笑われても あなたを追いかけ 抱きしめたい つむじ風に身をまかせて あなたを海に沈めたい あなたに逢えない この街を 今夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま 通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難破船 |
江の川挽歌加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 鬼武みゆき | 誰が名付けたかこの川を あばれ川と人は言う 喜び悲しみ憧れを 悠揚はぐくむ江の川 遥か昔から人の世は 揺らぎ彷徨う乱れ雲 命を運ぶその日々を 見守り流れる江の川 みどり溢れる山里に 生まれ羽ばたく幼な子を 流れる水辺に抱き寄せて 煌めきほほえむ江の川 幾世隔てた川舟に 見果てぬ祈りの夢を乗せ 永遠の流れの静けさは 遠い宇宙のおくりもの 雪の白さに包まれて 凍る冬空輝いて ものみな眠る森深く 赤い椿の花が咲く 春は雪解け花吹雪 秋は神楽の祭り歌 夏の嵐の高鳴りに あふれる命の鼓動を聴く 誰が名付けたかこの川を あばれ川と人は言う 天と大地の気高さを 悠揚湛える江の川 天と大地の気高さを 悠揚湛える江の川 |
この手に抱きしめたい加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | この手にあなたを 抱きしめたい ひとりぼっちで 苦しんでいるあなたを あなたの涙を この指で拭きたい 触れてはいけない 頬を抱いて もどかしいくらい 足りないことや 無力な自分に 泣けてくるけど 生きるために 生き抜くために 私ここに あなたのそばにいます 生きるために 生き抜くために 私ここに あなたのそばにいます 愛するあなたを守れなくて 遠くで祈る人の声が聞こえますか あなたに明日を 運んでくるのは 明日を信じる ここにある希望 さよならも言えず 見送るなんて 神様お願い 力をください 窓を開けて 空を見上げて 愛する人を その手に抱く時まで 生きるために 生き抜くために 私ここに あなたのそばにいます 生きるために 生き抜くために 私ここに あなたのそばにいます | |
難破船おかゆ | おかゆ | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 多田三洋 | たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛が 見えてくるかもしれないと そんな強がりを 言ってみせるのは あなたを忘れるため さびしすぎて こわれそうなの 私は愛の難破船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ 抱いてほしい ほかの誰かを 愛したのなら 追いかけては 行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ えらぶわ そんなひとことで ふりむきもせず 別れたあの朝には この淋しさ 知りもしない 私は愛の難破船 おろかだよと 笑われても あなたを追いかけ 抱きしめたい つむじ風に 身をまかせて あなたを海に 沈めたい あなたに逢えない この街を こん夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま 通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難破船 |
時には昔の話をWakana | Wakana | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 橋本しん(Sin) | 時には昔の話をしようか 通いなれた なじみのあの店 マロニエの並木が窓辺に見えてた コーヒーを一杯で一日 見えない明日を むやみにさがして 誰もが希望をたくした ゆれていた時代の熱い風にふかれて 体中で瞬間(とき)を感じた そうだね 道端で眠ったこともあったね どこにも行けない みんなで お金はなくても なんとか生きてた 貧しさが明日を運んだ 小さな下宿屋にいく人もおしかけ 朝まで騒いで眠った 嵐のように毎日が燃えていた 息がきれるまで走った そうだね 一枚残った写真をごらんよ ひげづらの男は君だね どこにいるのか今ではわからない 友達もいく人かいるけど あの日のすべてが空しいものだと それは誰にも言えない 今でも同じように見果てぬ夢を描いて 走りつづけているよね どこかで |
時には昔の話を新井ひとみ | 新井ひとみ | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | MARI | 時には昔の話をしようか 通いなれた なじみのあの店 マロニエの並木が窓辺に見えてた コーヒーを一杯で一日 見えない明日を むやみにさがして 誰もが希望をたくした ゆれていた時代の熱い風にふかれて 体中で瞬間(とき)を感じた そうだね 道端で眠ったこともあったね どこにも行けない みんなで お金はなくても なんとか生きてた 貧しさが明日を運んだ 小さな下宿屋にいく人もおしかけ 朝まで騒いで眠った 嵐のように毎日が燃えていた 息がきれるまで走った そうだね 一枚残った写真をごらんよ ひげづらの男は君だね どこにいるのか今ではわからない 友達もいく人かいるけど あの日のすべてが空しいものだと それは誰にも言えない 今でも同じように見果てぬ夢を描いて 走りつづけているよね どこかで |
未来への詩Yae | Yae | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | Pray Forever Sing For Future Reach Your Arms Give Your Hearts Pray Forever Sing For Future Reach Your Arms Give Your Hearts 遠い昔から 人は歌い続けた どんなに暗い夜にも 朝が来るように どんなに暗い夜にも 朝が来るように 生きるすべての人に 幸せが来るように 人は愛を歌う 悲しみの時にも 人は愛を歌う 悲しみの時にも 泣いたり笑ったり 時は過ぎて行(ゆ)く 巡り合う嬉しさも さよならの涙も 叶わずに胸の中 終わってしまった恋も いつか届けたい 愛の歌に変わる Pray Forever Sing For Future Reach Your Arms Give Your Hearts Pray Forever Sing For Future Reach Your Arms Give Your Hearts 名もなき人の声が いくつも繋がって 風に運ばれて来る 知らない遠い町から 風に運ばれて来る 知らない遠い町から あなたの夢の中に きっと届くだろう 祈り歌い継がれた 未来への詩が 祈り歌い継がれた 未来への詩が 未来への詩が | |
難破船Ms.OOJA | Ms.OOJA | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | Yohei Kuriko | たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛が 見えてくるかもしれないと そんな強がりを 言ってみせるのは あなたを忘れるため さびしすぎて こわれそうなの 私は愛の難破船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ 抱いてほしい ほかの誰かを 愛したのなら 追いかけては 行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ えらぶわ そんなひとことで ふりむきもせず 別れたあの朝には この淋しさ 知りもしない 私は愛の難破船 おろかだよと 笑われても あなたを追いかけ 抱きしめたい つむじ風に 身をまかせて あなたを海に 沈めたい あなたに逢えない この街を こん夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま 通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難破船 |
未来への詩加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 鬼武みゆき・加藤登紀子 | Pray Forever, Sing For Future Reach Your Arms, Give Your Hearts Pray Forever, Sing For Future Reach Your Arms, Give Your Hearts 遠い昔から 人は唄い続けた どんなに暗い夜にも 朝が来るように どんなに暗い夜にも 朝が来るように 生きるすべての人に 倖せが来るように 人は愛を歌う 悲しみの時にも 人は愛を歌う 悲しみの時にも 泣いたり笑ったり 時は過ぎて行く 巡り合う嬉しさも さよならの涙も 叶わずに胸の中 終わってしまった恋も いつか届けたい 愛の歌に変わる Pray Forever, Sing For Future Reach Your Arms, Give Your Hearts Pray Forever, Sing For Future Reach Your Arms, Give Your Hearts 名もなき人の声が いくつも繋がって 風に運ばれて来る 知らない遠い町から 風に運ばれて来る 知らない遠い町から あなたの夢の中に きっと届くだろう 祈り歌い継がれた 未来への詩が 祈り歌い継がれた 未来への詩が 未来への詩が |
時には昔の話を朝倉さや | 朝倉さや | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 時には昔の話をしようか 通いなれた なじみのあの店 マロニエの並木が窓辺に見えてた コーヒーを一杯で一日 見えない明日をむやみにさがして 誰もが希望をたくした 揺れていた時代の熱い風にふかれて 体中で瞬間を感じた そうだね 道端で眠ったこともあったね どこにも行けない みんなで お金はなくても なんとか生きてた 貧しさが明日を運んだ 小さな下宿屋にいく人もおしかけ 朝まで騒いで眠った 嵐のように毎日が燃えていた 息がきれるまで走った そうだね 一枚残った写真をごらんよ ひげづらの男は君だね どこにいるのか今ではわからない 友達もいく人かいるけど あの日のすべてが空しいものだと それは誰にも言えない 今でも同じように見果てぬ夢を描いて 走りつづけているよね どこかで | |
難破船中孝介 | 中孝介 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 黒木千波留 | たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛が見えてくるかもしれないと そんな強がりを言って見せるのは あなたを忘れるため さびしすぎて こわれそうなの 私は愛の難破船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ 抱いてほしい ほかの誰かを 愛したのなら 追いかけては 行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ えらぶわ そんなひとことで ふりむきもせず 別れたあの朝には この淋しさ 知りもしない 私は愛の難破船 おろかだよと 笑われても あなたを追いかけ 抱きしめたい つむじ風に身をまかせて あなたを海に沈めたい あなたに逢えない この街を こん夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま 通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難破船 |
土耳古行進曲小沢昭一 | 小沢昭一 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 佐々永治 | 私の身体は鋼の強さ 朝晩鍛えた この腕 この足 正義のために 大地をけって 行け行け! トルコへ! (トルコへ!) 行け行け! トルコへ! (トルコへ!) 森や林をかけぬけて 砂漠の中のオアシスへ 行け行け! トルコへ! (トルコへ!) 行け行け! トルコへ! (トルコへ!) 行け行けどんどん行けどんどん 明日の心だ! 風吹け雨ふれ嵐も狂え 朝晩鍛えた この腕 この足 男の旅路を まっしぐら 行け行け! トルコへ! (トルコへ!) 行け行け! トルコへ! (トルコへ!) 三千世界の烏を殺し あなたとお手玉してみたい 行け行け! トルコへ! (トルコへ!) 行け行け! トルコへ! (トルコへ!) 行け行けどんどん行けどんどん 明日の心だ! 行く手は暗闇まわりは敵だ 朝晩鍛えた この腕 この足 荒波こえて またこえて 行け行け! トルコへ! (トルコへ!) 行け行け! トルコへ! (トルコへ!) 安寿恋しやホーイホイ ギンギンギラギラ日が沈む 行け行け! トルコへ! (トルコへ!) 行け行け! トルコへ! (トルコへ!) 行け行けどんどん行けどんどん 明日の心だ! |
焦がれ星佐々木秀実 | 佐々木秀実 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 美野春樹 | 恋よりほかに 何があると言うの? 生きる意味なんて ほかにあるの? 夢見るだけの 子供じゃあるまいし 好きな面影 忘れ形見 闇に隠れて 光る星のように 誰も知らない 恋の焦がれ星 愛よりほかに 何があると言うの? ひとりぼっちの胸に うづくもの 風に吹かれて そよぐ花のように 何も願わず 生きよと言うの? 流れる星の 煌めきのように 戸惑い迷う 恋の焦がれ星 流れる星も 砕ける星も 朽ち果てる星も 生まれる星も その時輝く その時叫ぶ 流れる星も 砕ける星も 朽ち果てる星も 生まれる星も その時輝く その時叫ぶ 恋の終わりは 悲しいだけじゃない 愛した日々を 燃やし尽くすの 泣きながらゼロに 帰るのもいいわ 砕けて光る 星のように 誰も知らない 恋の焦がれ星 誰も知らない 恋の焦がれ星 |
あなたを愛さないために佐々木秀実 | 佐々木秀実 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 美野春樹 | あなたを愛さないために 全てを失くすなんて 考えもしなかったあの日 あなたがほかの誰かと 遠くに行ってしまっても 泣いたりはしないと思ってた サヨナラの一言で 閉めたドアの隙間から 差し込んだ朝の眩しさ 今も胸に消えない 愛にさよなら 恋は思い出 いつもと同じ 幕が降りるだけ あなたを愛せないために 明日が消えるなんて 考えもしなかったあの日 あなたを愛せないことが こんなに淋しいなんて 知らなかった馬鹿な私 今もあなたが振り向いて笑った その声も面影も 好きだった青いグラス 今もあなたを待っているのに 愛にさよなら 恋は夢 いつもの部屋に ひとりぼっちの私 どうして朝が来るの? どうして今日があるの? そこにあなたがいたから どうして 窓を開けるの? どうして 歩き出すの? そこにあなたがいたから 愛にさよなら 恋は思い出 いつもと同じ 幕が降りるだけ |
難破船島津亜矢 | 島津亜矢 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 吉田弥生 | たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛が 見えてくるかもしれないと そんな強がりを 言ってみせるのは あなたを忘れるため さびしすぎて こわれそうなの 私は愛の難波船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ 抱いてほしい ほかの誰かを 愛したのなら 追いかけては 行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ えらぶわ そんなひとことで ふりむきもせず 別れた あの朝には この淋(さび)しさ 知りもしない 私は愛の難波船 おろかだよと 笑われても あなたを追いかけ 抱きしめたい つむじ風に 身をまかせて あなたを海に 沈めたい あなたに逢えない この街を 今夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま 通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難波船 |
大きな樹の物語加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 100年後も生きてるだろう 大きな樹の物語 雨の日の記憶も晴れの火照りも 刻まれて行く大きな樹の歌に 去年植えた小さな苗が 今年はもう肩まで伸びている 見えない土に根を張って 知らぬ間に空を見上げている 花を咲かせる季節は 短いけど 花の後に 大きな実をつける 時は 時は 流れていく 絶え間なく 力強く どこまでも 時は 時は 流れていく 見えない地平線の 向こうまで まだ10歳の少年に 父はそっと秘密を伝えた 父さんがもしも死んだとしても この樹の中に生きていると 人が生きる時間は 短いけど 残された命の声は 生き続ける 時は 時は 流れていく 絶え間なく 力強く どこまでも 時は 時は 流れていく どんな時も 迷わずに 生まれ続けて 父を送った少年は 思い出の樹にそっと耳を当てた 遠い昔が生きてるように いくつもの声が聞こえてくる その声がいつか溶け合って 大きな大きな 歌になる 時は 時は 流れていく 絶え間なく 力強く どこまでも 時は時は 流れていく どんな時も 迷わずに 生まれ続けて ×2 | |
Begin Again加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 今、始まる 今、始まる 今、始まる Begin Again ここから 今始まる 無限に続く毎日が いろんな色に染まって 輝いてあるように どこへ向かって行くのか それは誰にも分からない だけど確かなことは 今生きたいと思うこと 今、始まる 今、始まる 今、始まる Begin Again 大丈夫なんて言えない 何があるか分からない 思い出を消していく 時間という雨の中 走っても走っても ゴールなんかどこにもない あんまり急ぎ過ぎて しあわせを追い越すな 今、始まる 今、始まる 今、始まる Begin Again 決められたルールが 立ちはだかって見える時 もう一度はじめから スタートラインに立ってみる 自分の殻を脱ぎ捨てる その瞬間に解ること 自分を超える力は そこにしかないことを 今、始まる 今、始まる 今、始まる Begin Again 今、始まる 今、始まる 今、始まる Begin Again | |
想秋ノート手嶌葵 | 手嶌葵 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | TATOO | あれは19 夏の終わり 初めての恋 終わった夜 オレンジ色のコート脱ぎ捨て 黒いコートに心を包んだ ひとりが似合う それでいいわ 甘い恋などいらない 恋に破れて 初めて知った 秋色の空 その深さを 悲しみの色 喜びの色 燃える想いに 揺れてる このまま遠く 空の果てまで 一人旅する女でいたい それから10年 冬の終わり 暖炉に燃える 赤い火を見てる 窓の外は 木枯らしの音 凍えた空を見上げるあなた 大きな手の平 その温もり なぜか寂しさ 滲んだ笑顔 瞳の中に 小さな光 このまま二人 生きてみたい それぞれの愛 幸せを ともに抱きしめ生きるため 瞳の中に 小さな光 このまま二人 生きてみたい 瞳の中に 小さな光 このまま二人 生きてみたい |
白い街と青いコート手嶌葵 | 手嶌葵 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | TATOO | 夜明けの空 白い街を 彷徨い歩いてる あなたと私 きっと愛してる ずっと愛してる なのにどうして 言えないの 風に吹かれた 旅に 疲れたような 青いコートに 抱かれて眠りたいのに 人はどうして 旅を続けるの 愛する人を 愛せるために 夜が明けたら きっとあなたは 空の向こうに 行ってしまうわ そばにいたい ずっとそばにいたい なのにどうして 言えないの いつかもう一度 ふたり巡り会えたら 青いコートに 飛び込んでいくわ 人はどこかに まだ見ぬ明日が きっと待ってると 信じてるから 風に吹かれた 旅に 疲れたような 青いコートに 抱かれて眠りたいのに 人はどうして 旅を続けるの 愛する人を 愛せるために |
命結−ぬちゆい上間綾乃 | 上間綾乃 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 井上鑑 | はなれても 忘れない 美しい このふるさと 山に咲く しどけの花 春を呼ぶ つくし河原 どんな時も しずかな空の光に あしたへと つづく 時を信じていた ひとりでもひとりじゃない 命結にむすばれて どこまでもいつまでも までえのいのち咲かそ 吹きすさむ 嵐の日は あたたかな火を おこして 遠い日の 物語を 夢見て 歌い語れ どんな時も 小さな肌のぬくもり ほほをよせ 抱きしめ あしたへ 巣立ってゆけ ひとりでもひとりじゃない 命結にむすばれて どこまでもいつまでも までえのいのち咲かそ どんな時も しずかな空の光に あしたへと つづく 時を信じていた ひとりでもひとりじゃない 命結にむすばれて どこまでもいつまでも までえのいのち咲かそ までえのいのち咲かそ |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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百年の恋歌森昌子 | 森昌子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 暗い海のほとり あなたを待つわ 闇に迷わぬように 灯(あか)りともして あなたは深い海 私は貝の船 誰にも言えない恋 歌いつづける 大好きなあなた ただそれだけで こんなに幸せ この世の誰より 愛してる 愛してる 愛してる あなた 愛してる 愛してる 愛してる あなた あなたが逝ってしまったあの夜、私は海に身を投げました。 永遠にあなたと二人だけで生きるために。 幸せすぎたふたり 何もいらない この世に終わりが来ても ふたりは離れない 暗い海の中で 恋路(こいじ)はつづいてる もう誰もいない 二人だけの恋歌 涙を超えて行くわ あなたと二人 歌いつづける 百年の恋歌 愛してる 愛してる 愛してる あなた 愛してる 愛してる 愛してる あなた 愛してる 愛してる 愛してる あなた 愛してる 愛してる 愛してる あなた 海はいつまでも愛を歌い続けています。 二人のしあわせに終わりはありません。 |
翔び立つ鳥のように森昌子 | 森昌子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 咲いた花が枯れるように どんな恋もいつか終わると 痛いくらい 解っていても ひとは愛を信じたいもの しあわせになるのが怖くて ひとりが好きなフリをしてた 今はもう迷いたくない こんな気持ち初めてなの 鳥が空に身をあずけて 広い海を渡るように 信じたいの あなたの空 飛んでいくわ この翼で あしたへ 雨降る日も風吹くときも あなたの空 飛んでいくわ 青い空が荒れるときも きっと向こうに 虹が見えるわ 別れが来るのが辛くて 恋は嫌いと強がってた 今はもう迷いたくない あなたとふたり生きてみたい こんな時を待っていたの 夢の扉 開けて行くわ あしたからの何もかもが バラ色なんかじゃ なくてもいい あなたとなら 鳥が空に身をあずけて 広い海を渡るように 信じたいの あなたの空 飛んでいくわ この翼で あしたへ | |
難破船森昌子 | 森昌子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛が見えてくるかもしれないと そんな強がりを言ってみせるのは あなたを忘れるため さびしすぎて こわれそうなの 私は愛の難破船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ 抱いてほしい ほかの誰かを 愛したのなら 追いかけては 行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ えらぶわ そんなひとことで ふりむきもせず 別れたあの朝には この淋しさ 知りもしない 私は愛の難破船 おろかだよと 笑われても あなたを追いかけ 抱きしめたい つむじ風に身をまかせて あなたを海に沈めたい あなたに逢えない この街を こん夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま 通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難破船 | |
愛のくらし森昌子 | 森昌子 | 加藤登紀子 | Alfred Hause | この両手に 花をかかえて あの日 あなたの部屋をたずねた 窓をあけた ひざしの中で あなたは笑って迎えた 手をつなぎ ほほよせて くり返す愛のくらし 花は枯れて 冬が来ても すてきな日々はつづいていた 愛をかたる 言葉よりも 吹きすぎる 風の中で 求めあうぬくもりが 愛のかわらぬしるし 人はいくども 愛に出会い 終りのない 愛を信じた ある日気がつく 愛の終りに 人はいくども泣いた 手をつなぎ ほほよせて くり返す愛のくらし 花は咲いて 春が来ても すてきな日々は戻って来ない 愛をかたる 言葉よりも 風にこごえた この両手に あなたの身体のぬくもりが 今も消えずに残る | |
くちづけ森昌子 | 森昌子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | キスをしたあの夜 空は星をくれた ガラスの首飾り 空から降りてきた 秘密の首飾り 私の胸に 思い出もさよならも 何も知らない 子供のままの くちびるに ほんとの哀しみを 教えに来たの ひとりぼっちの さびしさを もしも時がすぎて 二人別れても あの日の星空は 消えないおくりもの はじめてのさよならが 光ってる首飾り 忘れてもかまわない 知らん顔して 誰かとの朝を むかえればいい けれどあの星空を 捨てるのならば 流れる川に 沈めてね 忘れてもかまわない 知らん顔して 誰かとの朝を むかえればいい けれどあの星空を 捨てるのならば 流れる川に 沈めてね | |
赤いダリア森昌子 | 森昌子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 赤いダリアの花を 窓辺にかざり あなたを待つの 風が窓を叩いて そんな私を あざ笑う あなたは戻らない 一度かぎりの恋人 それを知っていながら 今夜はあなたに逢いたい ラララ… 赤いダリアの花を 夜空に投げて あなたを呼ぶの どこかの街をさまよう あなたにきっと 聞こえるわ あなたは戻らない 一度かぎりの恋人 それを知っていながら 今夜はあなたに逢いたい 暗い夜空に舞い散る ダリアの花よ 赤い血のように どこかで笑いをふりまく あなたの胸につきさされ あなたは戻らない 一度かぎりの恋人 それを知っていながら 今夜はあなたに逢いたい ラララ… | |
ひとり寝の子守唄森昌子 | 森昌子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | ひとりで寝る時にゃよォー ひざっ小僧が寒かろう おなごを抱くように あたためておやりよ ひとりで寝る時にゃよォー 天井のねずみが 歌ってくれるだろう いっしょに歌えよ ひとりで寝る時にゃよォー もみがら枕を 想い出がぬらすだろう 人恋しさに ひとりで寝る時にゃよォー 浮気な夜風が トントン戸をたたき お前を呼ぶだろう ひとりで寝る時にゃよォー 夜明けの青さが 教えてくれるだろう 一人者(ひとりもん)もいいもんだと ひとりで寝る時にゃよォー ンー ララララ… | |
陽ざしの中で森昌子 | 森昌子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 松本俊明 | 陽ざしの中で感じたいの あなたのぬくもりを 愛は見えない海の広さ この手につかめない どんな言葉も似合わない さりげないしぐさの中で 二人の心はとけあう 空と雲のように 離れていても感じたいの あなたのぬくもりを ひざを枕に眠るあなたの 胸にほほを寄せて 息を止めても瞳閉じても あなたが聞こえない どんな言葉で言えばいいの あなたを愛していると もっと深く抱きしめて あなたの心になりたい 陽ざしの中で感じたいの 消えないぬくもりを どんな言葉で言えばいいの あなたを愛していると もっと深く抱きしめて あなたの心になりたい 陽ざしの中で感じたいの 消えないぬくもりを |
サヨナラの手紙森昌子 | 森昌子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | サヨナラを言わないで 別れの列車に飛び乗るわ 何も知らないあなたが いつものように帰る頃 灯りの消えたあの部屋で あなたは何を思うでしょう きっといつものように テレビをつけ ビールを飲むわ 冷たいベッドにもぐりこんで ひとり眠るその時 いつもと 違う何かに 気づくでしょうか サヨナラの手紙は 明日あなたに届くでしょう もう二度と戻らない 今度こそは本当なの いつもあなたを待ってたわ 小さな灯りをともして でもある日わかったの それは私の一人芝居 冷たいベッドに ひとりぼっち 眠れなくて寒い夜 どこからか 愛の終わりの歌が 聞こえた 誰のせいでもないのよ 愛が終わっただけなの 優しさや 寂しさだけじゃ 人は愛せない サヨナラの手紙を 泣きながら書きました あなたに 本当の愛 分かって欲しいから | |
百歌百会加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 人生に乾杯 出会いに乾杯 別れにも乾杯 そして今日の日に乾杯! 今日の出会いが この日限りでも この瞬間は 消えない花火 どこかへ向かう 二度とない日は ここで感じて ここから始まる 1分1秒のトキメキを ひとつひとつ花束にして 百歌百会の人生 抱きしめて 心の色は 十人十色 みなそれぞれに ここで生きてる 太陽の光は 千変万化 見えない時も 照らしているよ 何度でも始めればいい どんな時も窓を開ける 百歌百会の夢に 終わりはない 時が流れて いつの日か 今日の出会いが 歌になる 1分1秒のトキメキを ひとつひとつ歌に変えて 百歌百会の人生 歌い続ける ラーラ ララ ラララ 人生に乾杯 出会いに乾杯 別れに乾杯 今日の日に乾杯! 人生に乾杯 出会いに乾杯 別れに乾杯 今日の日に乾杯! | |
今は恥ずかし夢のなごり加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 鬼武みゆき | 今はもう何ひとつ 後悔しないさ 俺の人生は これでいい 旅から旅へと たどる道で めぐり会うもの みな美しく 貧しさも悲しみも みな愛しくて 敗れた夢さえも 今は懐かし 愛しても愛しても しあわせにできないと 思ってしまった 俺の負けさ 別れた後の 長い歳月 君を思わぬ 時はなかった 男と女は 空と海さ 遠く離れても 見つめあえる 忘れたふりをして 逃げてはみたが 過去の傷跡は 消えはしない 今は恥ずかし 夢のなごり 今も心に うずいてやまず どこまでいっても 俺は俺だよ 馬鹿な奴だなと笑うなら笑え 馬鹿な奴だなと笑うなら笑え |
無垢の砂~「パリは燃えているか」によせて~加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加古隆 | 時間という大きな土のかたまりは さらさらとふるいにかけられて 静かに地面に落ちていく 物言わぬ無名の人たちは 静かな白い砂粒だ そこはどんな国だったか どんな言葉を話したか どんな神様を拝んだか それはどこにも残らない 平和を愛し生きた人々は 静かな白い砂粒だ いつか海の底に集まり永遠の眠りについている ふるいにかけられた石ころは 時間の外に捨てられた ごりごりと醜い鉄くずは 捨てることさえはばかられた どぎつく彩られた王冠も 金文字の刻まれた墓石も 永遠の砂浜には決して帰ることはない いつからか時間の外に捨てられた 石ころや鉄くずや王冠や墓石を 人々は歴史と名付けた 物言わぬ白い砂は永遠の時間 平和を愛し生きた人々の美しい言葉はいつか 海の歌に変わる いつの日か歴史という大きな墓標が 無残に朽ち果てた時 人々は海の歌をうたう日をむかえるだろうか | |
今あなたに歌いたい加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 三浦秀秋 | 想い出に何をあげよう 通り過ぎた歳月に 数えきれないさよなら もう 逢えない 友達 届かない手紙よりも この手のひらのぬくもり 明日の見える窓明かり 今 届けられる ものなら あなたのために歌いたい 何処かで聴いてるあなたに あなたのために歌いたい 何処かで聴いてるあなたに 忘れない遠いあの日 届かない夢にすがり 幸せ急ぎつまづいた ほろにがい まがり角 哀しみを捨てたつもりで 強がりの笑顔 見せて ネオンライトの賑わいに 隠れて泣いたこともある あなたのために歌いたい 何処かで聴いてるあなたに あなたのために歌いたい 何処かで聴いてるあなたに |
冬の螢加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 川村栄二 | 冬の風に咲く花びら あなたにあげるわ 別れの思い出に 祈りをこめて 冬の朝に生まれた人は 冬を愛しつづけ 哀しみのその数だけ 人を愛せるわ ふきやむな冬の風よ 季節がかわっても 冬の螢のように はるかかなたへと とんでゆけ 太陽が空に沈むときあんなに赤くて美しいのは 太陽がさよならを言っているからだって 誰かが言ったわ 今 私があなたにさよならを言っても 空は赤く染まってはくれないけれど 出来ることなら空いっぱいに 花火を打上げてあなたに贈りたい 思い出のひとつひとつに火をつけて 冬の空いっぱいに花火を打上げて あなたに贈りたい それが私のさよなら それがあなたへのさよなら 冬の風に飛び立つ鳥は 冷たさを愛し ふきつける嵐の中へ 身を躍らせる 旅立つあなたの胸に今 火をともして 哀しみのその数だけ 燃やしてほしい ふきやむな冬の風よ 季節がかわっても 冬の螢のように はるかかなたへと とんでゆけ |
帆を上げて加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 川村栄二 | 帆を上げて出てゆくわ あなたの港から この舟につみこんだ 夢が色あせないうちに さよならは言わないわ 何気なくひとりで出てゆくわ あなたとの思い出が 追いかけてこないうちに まぶしいお陽さまが この空から消えない限り ふたりの旅は終わらないわ とどかぬ明日へ いつかどこかで逢えるまで ひとりで生きてゆくわ ありがとう今日までの あなたとの何もかも いくつもの曲がり角 いくつもの悲しみを越えて 迷いながら走り続けて つまずいた傷跡さえ 忘れられないおくりもの あなたが残してくれた さよならあの足音 すり切れたあの上着も 今日からはあなたなしで 生きてゆくわ 帆を上げて出てゆくわ 愛する港から |
駅加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 告井延隆 | 粉雪が今夜つもりそうね 二人のわかれを見送るように かよいなれたこの駅には もう二度と来ることはない 最終電車が来たらさよなら それが最後の約束 二人の思い出 今日まできざんだ 時計の針を止めて 目をとじても 火をつけても 消えない愛のダイアリー 破り捨てて 人影もまばらなホームの片隅 泣いてる私を見ないふりして 見知らぬ男が通りすぎるわ こごえそうな灯の中を 見送るあなたの無口な姿が 涙で見えなくなる 最終電車が来ないうちに 私を抱きしめて 目をとじても 火をつけても 消えない愛のダイアリー 忘れないわ |
愛を耕すものたちよ加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 愛を耕すものたちよ その胸の火を絶やさずに 愛を紡ぐものたちよ その手の恵み忘れずに 愛に育つものたちよ その温もりを抱きしめて 愛に生きるものたちよ あふれる水と共にあれ 土を耕すその時は 遥かな空の声を聞き 土の恵みを待つ日には 風の音に耳を澄ませ 土に戸惑うその時は 光りの中でうたを歌え 土に生きるものたちよ 今日の祈りとともにあれ 土に生きるものたちよ 今日の祈りとともにあれ Love Farmer 人は一粒の種 限り無い命を土に抱かれて Love Farmer 今日から明日へと 時の壁を 突き破って行く Love Farmer 闇にさまよう時にも 涙の雨に震える時にも Love Farmer 揺れ動く明日へ 燃える心で踏み出して行け Love Farmer 愛を耕すもの Love Farmer 今日を生きていけ Love Farmer 愛を耕すもの Love Farmer 輝いてあれ Love Farmer 愛を耕すもの Love Farmer 今日を生きていけ Love Farmer 愛を耕すもの Love Farmer 輝いてあれ | |
Hiroshima加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | Never Forget Hiroshima どんなに時が過ぎても Never Forget Hiroshima 残された悲しみを Never Forget Hiroshima この地球の上に Never Forget Hiroshima 人が生きてるかぎり 繰り返される愚かさを 誰もが知っているのに こうしているこの時にも 誰かが戦争を待ってる 愛するものを抱きしめ 生きている喜びを 飢えと不安と憎しみで 無残に壊してゆく 世界中のヒロシマ 泣き叫ぶヒロシマ 繰り返されるヒロシマ Hiroshima Never Forget Hiroshima Never Forget Hiroshima Never Forget Hiroshima Never Forget Hiroshima 広い宇宙の片隅 ちいさな星に生まれ ながいながい年月 歴史はめぐりめぐった 鳥や魚とおんなじ 自然に抱かれていた 遠い昔の暮らしを もう一度 思い出して 繰り返すなヒロシマ 忘れないでヒロシマ 泣き叫ぶヒロシマ Hiroshima Never Forget Hiroshima Never Forget Hiroshima Never Forget Hiroshima Never Forget Hiroshima Never Forget Hiroshima Never Forget Hiroshima Never Forget Hiroshima Never Forget Hiroshima |
遠い祖国加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 飛澤宏元 | 生まれた街の話をしよう そこは遠い北の街 戦争の中で生まれてそして 幼い日に追われた街 ゆれる木の音 風に咲く花 短い夏の陽ざし 知らないはずの風のにおいを 覚えているのは何故 燃えたつ色の街の灯に ジプシーの歌が聞こえた 石だたみの道をゆきかう馬車 とびかう物売りの声 自由の風に 胸を躍らせ この街を愛した人々 戦争の嵐に もてあそばれて 運命にひきさかれた街 この街に別れをつげた日は やけつく夏の終り 貨物列車の旅の終りに たどりついた街はもう秋 公園の片すみ むしろがこいに 身を寄せ合って眠った その夜暗い空から降った 白い白い粉雪 秋のはじめに 雪降る街 それが私の故郷 長い冬の訪れを 吹雪で飾る北国 たとえそこが 祖国とよべない 見知らぬ人々の街でも 私の街を呼ぶことを 許してくれますか |
1968加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 世界中が産みの苦しみにふるえていた 誰もが輝いて生きる世界を夢みて 命がけで愛し命がけで祈った よろこびの歌をうたいながら 午前0時の新宿歌舞伎町 ジャズバー「渚」で聞いたコルトレーン 泣きながら踊っていたアメリカンソルジャー あした戦場へ出て行くアメリカンソルジャー 1968 1968 1968 68 68 ベトナムの空にまかれたエージェントオレンジ 森も川も畑も汚されてしまった 何のために戦い人を殺すのか 答えのない戦争がつづいていた 街中にあふれるスチューデントパワー 自由を叫ぶスチューデントパワー 戦争のいらない未来のために 世界を変えよう今ここから 1968 1968 1968 68 68 野に咲く花がたとえ枯れ落ちても 希望の種は生きつづけている 傷ついた心が泣きつづけても 生きている今日が明日を拓く 生きている今日が明日を拓く 生きていく命が明日を変える 生きていく命が明日を変える 1968 1968 1968 1968… | |
モンスーン加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 告井延隆 | 雨に濡れて歩いてる ここはアジア 身体中の悲しみが あふれて流れる 流れるものはやまず とめどなくあふれる あふれるものはやまず どこまでも広がる 濡れた体を両手に抱いて 祈りの歌を 呼びもどす 忘れられた悲しみは 土にしみて 地の底の湖(うみ)にかわり 歌い続ける 無言のまま歌ってる 草の葉によりそい 吹きすさぶ風にかわり 花を震わす どろにまみれた地面の上に 身体を寄せてうずくまる モンスーン さまようAsia モンスーン 帰らぬAsia モンスーン 震えるAsia モンスーン 甦えるAsia 東京 北京 ホーチミン バンコック 沖縄 マニラ ヤンゴン 東京 北京 ホーチミン バンコック 沖縄 マニラ ヤンゴン 六月の雨 降り続けてる 過去のページを開けたまま 六月の空 哭きつづけてる 過去のページを開けたまま モンスーン さまようAsia モンスーン 帰らぬAsia モンスーン 震えるAsia モンスーン 甦えるAsia |
Now is the time加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 告井延隆 | 今 この瞬間 同じ時を生きている 宇宙の闇に浮かぶ ただ一つの星で それぞれの小さな窓から同じ空をみてる 人はこの世に生きる全ての生命を愛せるただ一つのもの いく万年もの歴史の中走りつづけ 迷いも怖れもなく夢をただ追いかけた 壊された大地の上に今聞こえる 人はこの世に生きる全ての生命を守れるただ一つのもの こんなにもたくさんのもの傷つけ失った 欲望の果ての空に響く沈黙の叫び 今すぐにやりなおせたらちがう明日があるはず あなたは今この瞬間気づいていますか 人はこの世に生きる全ての生命を愛せるただ一つのもの 人はこの世に生きる全ての生命を守れるただ一つのもの Let's change our lives...... |
難破船華原朋美 | 華原朋美 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | Tetsuro Toyama | たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛が 見えてくるかもしれないと そんな強がりを 言ってみせるのは あなたを忘れるため さびしすぎて こわれそうなの 私は愛の難波船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ 抱いてほしい ほかの誰かを 愛したのなら 追いかけては 行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ えらぶわ そんなひとことで ふりむきもせず 別れたあの朝には この淋しさ 知りもしない 私は愛の難波船 おろかだよと 笑われても あなたを追いかけ 抱きしめたい つむじ風に 身をまかせて あなたを海に 沈めたい あなたに逢えない この街を 今夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま 通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難波船 |
百年の恋歌加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 暗い海のほとり あなたを待つわ 闇に迷わぬように 灯りともして あなたは深い海 私は貝の船 誰にも言えない恋 歌いつづける 大好きなあなた ただそれだけで こんなに幸せ この世の誰より 愛してる 愛してる 愛してる あなた 愛してる 愛してる 愛してる あなた 幸せすぎたふたり 何もいらない この世に終わりが来ても ふたりは離れない 暗い海の中で 恋路は続いている もう誰もいない 二人だけの恋歌 涙を超えて行くわ あなたと二人 歌いつづける 百年の恋 愛してる 愛してる 愛してる あなた 愛してる 愛してる 愛してる あなた |
名前も知らないあの人へ加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | あの夜私は 一人街角に立った すり切れたショールで 哀しみを隠して 道行く男達は 耳元で囁く いくらで寝るのさ あばずれ女 たとえ飢えて死のうと 見知らぬ男に 体を売るような 女じゃないわ だけどその夜私は 男の誘いに乗った たった10フランのお金が どうしても欲しくて ベールビル通りの 寒いホテルで 男は無造作に 私を抱いた たとえ殺されようと あんたなんかに 体を売るような 女じゃないのに 今日娘が死んだの たった2歳だった そばには誰もいなくて 一人ぼっちのまんま あの小さな手を 握ってくれる人もいなかった あの小さな頬に キスもされないまま 一人ぼっちで 死んでいったわ きっと今ごろあの空色の目で 私をさがしているわ あのほそい声で 私を呼んでいるわ ママずっとそばにいて 私を抱いて だから今夜私は あんたに抱かれるわ たった10フランのお金で お葬式を出すために だから今夜私は 何を捨ててもいいの 子供を見捨てた 罪を償うために だけど知っているわ すべては無駄なこと 罪をつぐなう事など 誰にも出来ない そう もうすべては無駄なこと 罪をつぐなうなんて 誰にも誰にも誰にも出来ない その夜 男は 黙って10フランをテーブルになげだすと 私を抱かずに 部屋を出ていった 最後に肩をすくめてこういったわ C'est la vie, それが人生ってもんさ C'est la vie, C'est la vie | |
ペールラシェーズ加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | Pere Lachaise Pere Lachaise 愛の歌を Pere Lachaise Pere Lachaise 歌いながら Pere Lachaise Pere Lachaise 花を抱いて Pere Lachaise Pere Lachaise あなたの胸に 今も街を流れる あの愛の歌 この世に人が生きてる限り 消えないあの歌 燃え上がる炎のように 力尽きるまで 吹き荒れる嵐の中を 突き抜けて愛した 激しすぎる恋ゆえに 今もなお消えないあの歌 誰もがきっと恐れている 見捨てられた孤独を 憎しみよりも裏切りよりも 果てしない淋しさ あふれる愛のために 涙がいるなら おぼれるほどの涙の海を 心にためていたい 苦しみを隠すために 鮮やかな微笑を 愛が終わる前に 別れていく誇りを 泣き叫ぶ顔など 誰にも決して 見られないように 永遠に愛するために 永遠の苦しみを抱いて Pere Lachaise Pere Lachaise 愛の歌を Pere Lachaise Pere Lachaise 歌いながら | |
Song for you 愛の歌を加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | Jorg Heible・Robert Plenk | ひとりぼっちのあなたに ふりそそぐ愛のうたを 愛し合うあなたに やるせない別れうたを 泣いてるあなたに 遠い風のうたを 風の中のあなたに 打ち寄せる海のうたを 海を渡るあなたに 果てしない空のうたを 空を飛ぶあなたに あつい涙のうたを 愛は果てしない 永遠の旅人 あふれる愛を 運びつづける 歌う風になって どこまでも 飛んで行くわ あなたに逢える その時まで 雨になったあなたに やわらかな土のうたを 土の上で眠るあなたに すきとおった朝のうたを 草原を走るあなたに 春を待つ花のうたを 花になったあなたに ひとりぼっちの私を 凍えたその頬に 燃えるくちづけを ふるえる夜明けにきらめく太陽 帰らぬ思い出に青い月の光を 夢見る心にたどりつくまで 愛を抱きしめて どこまでも飛んで行くわ Song my love 愛の歌を Song for love うたいつづける Song my love 愛の歌を Song for love うたいつづける 風の中のあなたに 打ち寄せる海のうたを 海を渡るあなたに 果てしない空のうたを 空を飛ぶあなたに あつい涙のうたを 雨になったあなたに やわらかな土のうたを 土の上で眠るあなたに すきとおった朝のうたを 草原を走るあなたに 春を待つ花のうたを 花になったあなたに ひとりぼっちの私を |
愛の木加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 久石譲 | ふるえている赤い果実 この胸にこぼれ落ちた 真珠のように白い乳房 燃える色に染めあげた はじめての愛の木 ひそやかに芽生えた はじめての愛の木 ひそやかに芽生えた 風の中に旅立つ朝に 見上げる空から涙が落ちた 閉じられた部屋の窓に 残された白い花 悲しみの愛の木 ひたすらに祈った 悲しみの愛の木 ひたすらに祈った 季節はめぐり いくども春を 見つめて愛の木 大きくなった 大空に葉を広げ 幾年も生き続けた 果てしもなく広がる夢と 叶わずにやぶれた想い ふるえてる愛の木 迷わずに愛の木 呼びかける愛の木 忘れない愛の木 ゆらゆら 空の旅人 届けてよ 愛の木の歌 いつまでも待っています |
My Song My Love加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 告井延隆 | My Song My Love 言葉はもう 愛をとどける鳥になれず My Song My Love 抱きしめても 手のひらのすきまから こぼれてゆく 誰よりあなたを好きだと感じてた 愛が見えなくなる その時どうしたらいいの あなたならどうしますか 泣きますか 逃げてゆきますか 愛をすてて闇の中へ My Song My Love 大きな愛で 歌うように 愛したい My Song My Love 大きな愛で 歌うように 愛したい My Song My Love 何気なく すれ違う心につまづいて My Song My Love こわれていく 男と女の物語 傷ついたままで 愛せるやさしさ わたしにください 空から降る雨のように かわいた胸の中へ とぎれた言葉をつないで 心にたどりつくまで My Song My Love あふれる愛で 風のように 抱きしめたい My Song My Love あふれる愛で 風のように 抱きしめたい My Song My Love 大きな愛で 歌うように 愛したい My Song My Love 大きな愛で 歌うように 愛したい あなたを |
ひとり寝の子守唄八代亜紀 | 八代亜紀 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | ひとりで寝る時にゃよォー ひざっ小僧が寒かろう おなごを 抱くように あたためて おやりよ ひとりで寝る時にゃよォー 天井のねずみが 歌って くれるだろう いっしょに 歌えよ ひとりで寝る時にゃよォー もみがら枕を 想い出が ぬらすだろう 人恋しさに ひとりで寝る時にゃよォー 浮気な夜風が トントン 戸をたたき お前を 呼ぶだろう ひとりで寝る時にゃよォー 夜明けの青さが 教えてくれるだろう 一人者も いいもんだと ひとりで寝る時にゃよォー ララララ…… |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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愛はあなたの胸に L'amour dans ton coeur加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | O combien de temps Jusqu'ou as tu marche? Ton corps desseche, prive de tout amour L'amour est ne a tes cotes Et dans ton coeur Quoiqu'il arrive tu ne le sauras jamais どれほど歩いたの 愛の雫 飲み干すように どこまで追いかけるの 届かぬ夢に 憑かれ焦がれて 愛は見えない あなたの胸の中に あふれているのに どこまで続いてる 愛の光 閉ざす闇は 争い傷つけあい 誰もが愛に 見捨てられて 悲しみは消えない あなたの胸の中で 愛に変わるまで Combien de temps Jusqu'ou as tu marche? Ton corps desseche, prive de tout amour L'amour est ne a tes cotes Et dans ton coeur Quoiqu'il arrive tu ne le sauras jamais | |
過ぎし日のラブレター加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 島健 | あなたが残した古いノート 遠いあの日の手紙 あなたの心が見えなくて 泣きながら書いた恋心 今も胸に響くのは あの日の愛の歌 もっと強く求め合えば もっと深く愛し合えた 愛しい人 愛しい思い 愛しい日々 今も胸に 風の便りに 聞こえて来た あなたの悲しい 知らせ 長い月日が嘘のように 蘇るあの日の恋心 今も胸に響くのは ふたりの愛の歌 あの日の愛もう一度 あの日のあなた抱きしめたい 帰らぬ人 帰らぬ思い 帰らぬ夢 今も胸に 帰らぬ人 帰らぬ思い 帰らぬ夢 今も胸に |
風歌 KAZEUTA加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 菅野よう子 | アーイヤラ アーイヤ アーイヤラ ヤーラヤ アーイヤラ アーイヤ アーイヤラヤ 風が呼んでる 空の彼方から 歌が聞こえる 雲の向こうから 祭太鼓が 響く大空に 今も聞こえる 勇者の叫び 何処へ行ったのか この世を超えて 夢の果て 暗闇を 彷徨いながら 無念の涙を 地上に降らせ 荒れ果てた 人の世の明日を守れ アーイヤラ アーイヤ アーイヤラ ヤーラヤ アーイヤラ アーイヤ アーイヤラヤ 花咲く丘を 超えてゆけ 鳥の呼ぶ声を 風に聞きながら 祭太鼓に 祈り込めて 歌い踊れよ 風歌を 同じ哀しみ 繰りかえすな 翼よ 大空の 光になれ どうしたら守れる 愛しい命 どうしたら蘇る あの日のすべて アーイヤラ アーイヤ アーイヤラ ヤーラヤ アーイヤラ アーイヤ アーイヤラヤ |
そこには風が吹いていた加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 星勝 | そこには風が吹いていた たえまなく音をたてて 遠い昔の物語が 語りかけてくるこの街に 古い上着を脱ぎ捨てるように 急ぎ足で歩いてきた 大切な過去たちを どこかに置き去りにしたままで 獲物を追いかける 狼のように 走り続けてる時だけ 生きてると感じてた どうして泣けてくるんだろう まだ旅の途中なのに 探し続けた星たちが 砂粒のようにみえてくるよ 思い出を禁じられた 孤独な亡骸のように 美しいこの街を 今一人で歩いているよ 忘れられた石畳に 咲きこぼれた花びらが きらめきを惜しむように 風の中で踊っているよ 君はまだ僕を忘れていないか ぼくはまだ生きているよ 君のかがやきの中で どうして泣けてくるんだろう たどりついたこの街で 求めたはずの未来たちが 遠い過去のように見えるよ |
水鏡加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 告井延隆 | 遠い昔とおんなじ 蒼にそまるやまなみが 風にゆれる水鏡に 静かに光っている 夕焼けにもえる雲は どこまでも広がって はるか海を越えてくる 鳥たちの夢を運ぶ もうすぐ秋だね ヨシ原も色づいて オニバスの葉のそばに むらさきの花が咲く このまちで生まれた人は この空を忘れない このまちを旅する人は ふるさとを思い出す 凍りつく水鏡に 舞い踊る粉雪 白一色のパレットに 大きな翼ひろげ はるか北国へ帰る 恋する白鳥 オオヒシクイの呼び声が 青い空にひびくよ もうすぐ春だね ヨシ焼きの火が燃える 雪どけの水音が かすかに聞こえてくる このまちを旅する人は この空を忘れない このまちを愛する人は ふるさとを忘れない |
青いこいのぼりと白いカーネーション加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 石川ハルミツ | 五月の空は かがやいてる その空の下 僕は走ってる 未来へと 時は動いてる 何も考えず ここにいるだけで 海のむこうに消えたあの時 おやじの残した古い時計は 僕の腕で時を刻んでる 今もまだ生きてるように 二人分 三人分 僕は生きてる だってみんな僕の胸の中に生きているから 大空を走れ 大空を泳げ 青い青いこいのぼり 夕暮れの空はなんて美しい 雲のむこうから声が聞こえる おかえりなさい元気だったと あの日のままの母さんの声が あなたは私の夢のすべてなの だからほかには何もいらないと しあわせそうに言ったあなたの 花のような笑顔がみえる 二人分 三人分 僕は生きてる だってみんな僕の胸の中に生きているから 大空に咲いて 大空にかがやけ 白い白いカーネーション (語り) 「僕のお父さんはもうここにはいない。 お母さんももうここにはいない。 でもお父さんの時計は僕の腕で今も動いている。 お母さんは僕の胸の中で今も笑っている。 だから僕はもう振り向かない。 僕はもう泣くのをやめたんだ。 僕が泣けば、胸の中のお母さんも泣いてしまうから。 僕が立ちどまればお父さんがきっと悲しむから。」 二人分 三人分 僕は生きてる だってみんな僕の胸の中に生きているから 大空を走れ 大空を泳げ 青い青いこいのぼり 大空に咲いて 大空にかがやけ 白い白いカーネーション 大空に咲いて 大空にかがやけ どこまでもつづくあしたへ |
別れの数え唄加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 森岡賢一郎 | ひとつ 日が暮れて ふたつ 船が出る みっつ 港町 いつまた帰る 赤いランプが水にゆれ さよなら さよなら さよならの 鐘が 鳴っている よっつ 酔いながら いつつ いつまでも むっつ むらさきの 雨に濡れてた 冷たい ほほを 抱いてくれた 大きな 大きな 大きな 手のひら 暖かかった ななつ 泣きながら やっつ 山道を ここのつ 小石けり 帰っていった 忘れられない あの人が さよなら さよなら さよならの 風が 吹いている |
風に吹かれていたら加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 福山敦夫 | 風に吹かれていたら 何も云えなくなって 一日中じっと座っていた 風に吹かれていたら とても淋しくなって 誰もいないところへ 行ってしまいたくなった 風に吹かれていたら 死んでしまった人の 口笛がすぐそこに 聞こえてきた 風に吹かれていたら 何も出来なくなって きっといつか何処かで 犬ころみたいに死ぬだろう |
ひとり寝の子守唄鳥羽一郎 | 鳥羽一郎 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | ひとりで寝る時にゃよォー ひざっ小僧が寒かろう おなごを抱くように あたためておやりよ ひとりで寝る時にゃよォー 天井のねずみが 歌ってくれるだろう いっしょに歌えよ ひとりで寝る時にゃよォー もみがら枕を 想い出がぬらすだろう 人恋しさに ひとりで寝る時にゃよォー 浮気な夜風が トントン戸をたたき お前を呼ぶだろう ひとりで寝る時にゃよォー 夜明けの青さが 教えてくれるだろう 一人者もいいもんだと ひとりで寝る時にゃよォー | |
ひとり寝の子守唄吉幾三 | 吉幾三 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 野村豊 | ひとりで 寝る時にゃよォー ひざっ小僧が 寒かろう おなごを 抱くように あたためて おやりよ ひとりで 寝る時にゃよォー 天井の ねずみが 歌って くれるだろう いっしょに 歌えよ ひとりで 寝る時にゃよォー もみがら枕を 想い出が ぬらすだろう 人恋しさに ひとりで 寝る時にゃよォー 浮気な 夜風が トントン 戸をたたき お前を 呼ぶだろう ひとりで 寝る時にゃよォー 夜明けの 青さが 教えて くれるだろう 一人者(ひとりもん)も いいもんだと ひとりで 寝る時にゃよォー ララララ… |
青いこいのぼりと白いカーネーションうつみ宮土理 | うつみ宮土理 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 石川ハルミツ | 五月の空は輝いてる その空の下 僕は走ってる 未来へと 時は動いてる 何も考えず ここにいるだけで 海のむこうに 消えたあの時 おやじの残した古い時計は 僕の腕で 時を刻んでる 今もまだ 生きてるように 二人分 三人分 僕は生きてる だって みんな 僕の胸の中に生きているから 大空を走れ 大空を泳げ 青い青いこいのぼり 夕暮れの空はなんて美しい 雲のむこうから声が聞こえる おかえりなさい 元気だったの あの日のままの母さんの声が あなたは私の夢のすべてなの だからほかには何もいらないの しあわせそうに 言ったあなたの 花のような笑顔が見える 二人分 三人分 僕は生きてる だって みんな 僕の胸の中に生きているから 大空に咲いて 大空に輝け 白い白いカーネーション 「僕のお父さんはもうここにはいない。 お母さんも もうここにはいない。 でも お父さんの時計は 僕の腕で今も動いている。 お母さんは 僕の胸の中で今も笑っている。 だから 僕はもう振り向かない。 僕はもう泣くのをやめたんだ。 僕が泣けば、胸の中のお母さんも泣いてしまうから。 僕が立ち止まれば、お父さんがきっと悲しむから。」 二人分 三人分 僕は生きてる だって みんな 僕の胸の中に生きているから 大空を走れ 大空を泳げ 青い青いこいのぼり 大空に咲いて 大空に輝け 白い 白い カーネーション 大空に咲いて 大空に輝け どこまでも 続く 明日へ |
今どこにいますか加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 今どこにいますか 寒くはないですか お腹はすいてませんか 眠る場所はありますか 誰かと手をつないでますか 暖かな火はありますか 誰かを胸に抱いてますか 青い空を見上げてますか 大きな悲しみは嵐のように 突然に訪れるけど 夢じゃない 何もかも ほんとうの ことだから 今日一日を生きましたね あしたのために眠りましょう かなしみはあなたの胸で 大きな愛に変わるでしょう 出来るだけのことをして それでも足りなくて 悔しさに泣けてくる どうしようもない ことばかり 地団駄を 踏みながら 泣きたければ泣けばいい 大きな声で歌えばいい みんなで笑い合えばいい 子供のようにころげまわろう あしたは来る かならず来る 太陽はまわってる 出来ることをひとつずつ またひとつ 積み上げて 泣きたければ泣けばいい 大きな声で歌えばいい みんなで笑い合えばいい 子供のようにころげまわろう ララーラララー ラーララー...... |
命結−ぬちゆい加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 新良幸人・加藤登紀子 | はなれても 忘れない 美しい このふるさと 山に咲く しどけの花 春を呼ぶ つくし河原 どんな時も しずかな空の光に あしたへと つづく 時を信じていた ひとりでもひとりじゃない 命結にむすばれて どこまでもいつまでも までえのいのち咲かそ 吹きすさむ 嵐の日は あたたかな火を おこして 遠い日の 物語を 夢見て 歌い語れ どんな時も 小さな肌のぬくもり ほほをよせ 抱きしめ あしたへ 巣立ってゆけ ひとりでもひとりじゃない 命結にむすばれて どこまでもいつまでも までえのいのち咲かそ ひとりでもひとりじゃない 命結にむすばれて どこまでもいつまでも までえのいのち咲かそ までえのいのち咲かそ |
蒼空加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 星勝 | どこまでも蒼い空 ふりそそぎ満ちてくる 限りない海の底から あふれ出る波のように 胸をつたう あつい涙 突き抜ける遠い空 陽を浴びてはずむ心 踏みしめる大地の上に 絶え間なく響く鼓動 胸の奥に うずく想い この蒼空(あおぞら)を 超えて行く鳥のように さびしさも うれしさも いとしさも 抱きしめて 届かない無限の空 狂おしく叫ぶ風 抱きしめる胸のうちに 呼びかける愛の炎 指をつたう あつい涙 |
悲しみの海の深さを加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 悲しみの海の深さを 誰が知っているだろう 愛する者をなくした時 何も見えなくなった この手に触れる温もりを ただ探し続けた この世にたった一人きりの 迷い子のように 泣きたい夜に 泣けもしないで 明日はどこから来る あふれる思い 誰にも言えず 一人眠る夜に 降り続いた雨がいつか 降り止んだ朝に 病み上がりの様に 密やかな太陽が見えた 「なんて素敵な朝なの」と君の声が聞こえた すぐそこに笑いながら 微笑んでいる君が 信じられない 信じたくない あの日のすべてを 君はまだここにいるよ 僕のそばにずっと 忘れない永遠に 生き続けてる君を 忘れない永遠に 生き続けてる君を 苦しみの嵐の中で 誰もがやさしくなった 愛するものを見つけた時の 少年のように 何もかもが嘘のように 消えていってしまうよ 誰もがどこか遠くへ ちりぢりになって 悲しみの海の深さを 忘れずにずっと 心に抱いて いつまでも君といたいのに 忘れない永遠に 生き続けてる君を 忘れない永遠に 生き続けてる君を |
絆 ki・zu・naKOBUDO -古武道- feat 加藤登紀子 | KOBUDO -古武道- feat 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 村上てつや・妹尾武 | 妹尾武 | 命尽きる瞬間に 一筋の光 受けて 生きた時間の全てを 消えゆく心に刻む 地平線の彼方へ 誘(いざな)うものは運命 悲しみと痛みに 縁どられた レクイエム どんな時も走りつづけ ゼロに帰るまで あふれる愛に抱かれても たどりつけない 手にした夢の重さだけ 人は闇をくぐる 激しい川の流れを こぎ渡る小さな木の舟 修羅の涙に運ばれ あらがえぬ波に打たれる どれほど夢 越えたなら 愛に気づくだろう 哀しいほどに追いかけても 心は届かず 見えない愛の深さだけ 人は 求め合う あふれる愛に抱かれても たどりつけない 手にした夢の重さだけ 人は愛を刻む この胸に残された 心の絆 消えない |
強気な女センチメンタル・シティ・ロマンス | センチメンタル・シティ・ロマンス | 加藤登紀子 | 中野督夫 | ひとりぼっちがこわいから おまえはいつでも陽気な女 夜空で月が笑っているよ そうさ昔からおまえを見ていた おまえの愛がこんなにあるのに 愛する人は気がつきもしない 拒まれるよりはこのまま知らんぷり 負けたくないからこのまま知らんぷり 背中を向けても聞こえてくるよ おまえの愛の叫ぶ声が 強気な女さ 寂しがりのくせに 強気な女さ 寂しがりのくせに おまえの愛がこんなにあるのに 愛する人は気がつきもしない おまえの愛がこんなにあるのに 愛する人は気がつきもしない 泣きたけりゃ好きなだけ 泣くがいい涙の枯れるまで 叫んでも 叫んでも 力尽きることはない 強気な女さ 寂しがりのくせに 強気な女さ 寂しがりのくせに 強気な女さ 寂しがりのくせに 強気な女さ 寂しがりのくせに 寂しがりのくせに | |
難破船藤あや子 | 藤あや子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 十川ともじ | たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛が見えてくるかもしれないと そんな強がりをいって見せるのは あなたを忘れるため さびしすぎて こわれそうなの 私は愛の難破船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ 抱いて欲しい ほかの誰かを 愛したなら 追いかけては 行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ えらぶわ そんなひとことで ふりむきもせず 別れたあの朝には この淋しさ 知りもしない 私は愛の難破船 おろかだよと 笑われても あなたを追いかけ 抱きしめたい つむじ風に身をまかせて あなたを海に沈めたい あなたに逢えない この街を こん夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま 通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難破船 |
時には昔の話を新垣勉 | 新垣勉 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 時には昔の話をしようか 通いなれた なじみのあの店 マロニエの並木が窓辺に見えてた コーヒーを一杯で一日 見えない明日を むやみにさがして 誰もが希望をたくした ゆれていた時代の 熱い風にふかれて 体中で瞬間を感じた そうだね 道端で眠ったこともあったね どこにも行けない みんなで お金はなくても なんとか生きてた 貧しさが明日を運んだ 小さな下宿屋にいく人もおしかけ 朝まで騒いで眠った 嵐のように毎日が燃えていた 息がきれるまで走った そうだね 一枚残った写真をごらんよ ひげづらの男は君だね どこにいるのか今ではわからない 友達もいく人かいるけど あの日のすべてが空しいものだと それは誰にも言えない 今でも同じように 見果てぬ夢を描いて 走りつづけているよね どこかで | |
ひとり寝の子守唄藤圭子 | 藤圭子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 青木望 | ひとりで寝る時にゃよォー ひざっ小僧が寒かろう おなごを抱くように あたためておやりよ ひとりで寝る時にゃよォー 天井のねずみが 歌ってくれるだろう いっしよに歌えるよ ひとりで寝る時にゃよォー もみがら枕を 想い出がぬらすだろう 人恋しさに ひとりで寝る時にゃよォー 浮気な夜風が トントン戸をたたき お前を呼ぶだろう ひとりで寝る時にゃよォー 夜明けの青さが 教えてくれるだろう 一人者もいいもんだと ひとりで寝る時にゃよォー ムムム…… ラララララララララ………… |
時には昔の話を井上あずみ | 井上あずみ | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 菅原敏 | 時には昔の話をしようか 通いなれた なじみのあの店 マロニエの並木が窓辺に見えてた コーヒーを一杯で一日 見えない明日を むやみにさがして 誰もが希望をたくした ゆれていた時代の熱い風にふかれて 体中で瞬間を感じた そうだね 道端で眠ったこともあったね どこにも行けない みんなで お金はなくても なんとか生きてた 貧しさが明日を運んだ 小さな下宿屋にいく人もおしかけ 朝まで騒いで眠った 嵐のように毎日が燃えていた 息がきれるまで走った そうだね 一枚残った写真をごらんよ ひげづらの男は君だね どこにいるのか今ではわからない 友達もいく人かいるけど あの日のすべてが空しいものだと それは誰にも言えない 今でも同じように見果てぬ夢を描いて 走りつづけているよね どこかで |
君が生まれたあの日加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 菅野よう子 | 君が生まれたあの日 僕は君に手紙を書いた 窓の外は吹雪 寒い朝だった 白い空を見上げて 僕は言葉をさがした あふれる想いそれは うれしさと何故か涙 強くなくてもいい 熱い心を持て 幸せばかり追いかけるな 思いきり今日を生きてゆけ 初めて歩いたあの日 僕は思わず祈った 小さな手を離して 君を見守りながら 運のいいやつになれ 太陽を味方にして 誰も君を守れない 君だけの人生だから 時の流れがいつの間にか 君を大人にしてゆくだろう 急がずに恐れずに つまずきながら歩いてゆけ 二十歳になった今日 贈る言葉が見つからない 静かに盃を上げて 君を送り出そう 海はあまりに広く 舟はちっぽけだ 風をいっぱい帆に受けて 外海へひとり出てゆけ 時の流れがいつの間にか 君を大人にしてゆくだろう 急がずに恐れずに つまずきながら歩いてゆけ 急がずに恐れずに つまずいても歩いてゆけ |
ひとり寝の子守唄石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | ひとりで寝る時にゃよォー ひざっ小僧が寒かろう おなごを 抱くように あたためて おやりよ ひとりで寝る時にゃよォー 天井のねずみが 歌って くれるだろう いっしよに 歌えよ ひとりで寝る時にゃよォー もみがら枕を 想い出が ぬらすだろう 人恋しさに ひとりで寝る時にゃよォー 浮気な夜風が トントン 戸をたたき お前を 呼ぶだろう ひとりで寝る時にゃよォー 夜明けの青さが 教えてくれるだろう 一人者も いいもんだと ひとりで寝る時にゃよォー ララララ…… | |
恋の花ひらく時加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | ひとりでも生きて行ける 誰にでもそんな日が来る 淋しさを見つめながら ゆれる心紡いで すれ違う言葉もなく 笑えない冗談もない 気まぐれなひとり暮らし それもいいと感じてた 何げないあの日 いつもの街で 季節はずれの コートのえりを 立てて歩いてた あなたに逢うまでは 恋の花ひらく時 それは今 春の風 吹くように 突然に 悲しみを かくしてた 胸の中 忘れてた 愛の泉 あふれさす はじまりはただのあいさつ たちどまる交叉点で 白い空見上げながら 「雨だね」と言った、それだけ 肌寒い日曜の午後 降り出した雨の中を コートを傘にかぶりながら 肩をよせ走った 言葉はいらない そばにいるだけで こんなに近く 心がとどく ずっと昔から そばにいたように 愛してもいいですか 今すぐに さりげなく 心寄せて いつまでも あしたから ひとりじゃない そばにいて これからの 何もかもを 夢見たい 恋の花ひらく時 それは今 恋の花ひらく時 それは今 | |
花筐~Hanagatami~加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 村上てつや | 別れがくる前に もいちど抱きしめて 最後のくちづけが 永遠に消えない花筐 遠く離れても 愛を忘れない 今は泣かないわ こんなにも愛してる 春が夏に変わるように 夏が秋に変わるように 冬もいつか花の季節によみがえる 何かがはじまるわ 時間は動いてる 誰にも止められない 歩き出した 明日への足音 二人で描いた 夢を忘れない 今も生きている 大切な花筐 春が夏に変わるように 夏が秋に変わるように 冬もいつか花の季節によみがえる 二人で描いた 夢を忘れない 今も生きている 大切な花筐 春が夏に変わるように 夏が秋に変わるように 冬もいつか花の季節によみがえる 春が夏に変わるように 夏が秋に変わるように 冬もいつか花の季節によみがえる | |
されどわが心加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 去りゆくものは 日々にうとし 花の生命は短い 燃える炎は いつか消え 過ぎ行くものは 帰らない されど いとしき想いは 熱く 胸の奥に あふれてやまず されど いとしき想いは 熱く 胸の奥に あふれてやまず 愛は迷いのはじめなり 人の心はうつろう サヨナラだけが人生の 道のりを深く きざむ されど 愛する想いは 深く 君の心を 求めてやまず されど 愛する想いは 深く 君の心を 求めてやまず 届かぬものよ されどわが心 尽きせぬものよ されどわが人生 されど 愛する想いは 深く 君の心を 求めてやまず されど 愛する想いは 深く 君の心を 求めてやまず めぐりめぐる 時のいたずら 悲しみさえも 心を飾る めぐりめぐる 時は休まず 見知らぬものに めぐり合わせる ラララ… | |
自由に生きるってどんなことだろう加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 大きなものにまかれたくないと しこしこ自分らしく生きて来たんだ 強いものから逃げて来たわけじゃないが 強くなればなるほど無理をさせられる 自由に生きるってどんなことだろう 誰にも気がねせずに生きるってことだろうが 仕事じゃそんな余裕はないし みんな自分を捨てて生きてしまうんだ 久し振りに逢えばもとのお前だが 昔みたいなバカはもう出来ないだろう ここは戦場じゃないよ 何を気にしているのさ ここは自由の国だよ もっと自分らしく生きていいのさ こんなはずじゃなかったなんて 誰かのせいにするつもりかい 結局ぜんぶ自分の人生 みんな自分が蒔いた種 かっこよく生きたいと いきがって来たさ これからだってまだまだ遅くはないよ 俺たちの底力 見せてやるのは 今が大事な正念場 そろそろ本気出して間違いだらけの世の中に はっきりもの申す時が来ているのさ ここは戦場じゃないよ 何を気にしているのさ ここは自由の国だよ もっと自分らしく生きていいのさ ここは戦場じゃないよ 何を気にしているのさ ここは自由の国だよ もっと自分らしく生きていいのさ 生きていいのさ 生きていいのさ | |
いく時代かがありまして加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | いく時代かがありまして 茶色い戦争もありました いく時代かがありまして 死んだ人もありました いく時代かがすぎてゆき 忘れさることのかぎりを続け 淋しさはこのからだに 消えては灯るちらちら明かりのように 仮の世のたわむれに 酔うて唄って夜が明けた 酔うた心に身を任せ 人気のない街を歩く 大通りの曲り角に ほら赤い灯が見えるじゃないか 熱いうどんを一杯 湯気をあげてすすろうか きょうは少し寒いね 焜炉の火鉢がうれしいね 酔い醒めの夜明けには 笑った顔がよく似合う もういく度こんな風に 夜が明けるのを見たのだろうか 顔ぶれもさしてちがわず いない人がちらりほらり いく時代かがすぎてゆき それでも同じことをくり返し 淋しさはこの体に 消えては灯るちらちら明かりのように 仮の世の静けさに 酔うて騒いで夜が明けた | |
絆 ki・zu・na加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 村上てつや・妹尾武 | 命尽きる瞬間に 一筋の光 受けて 生きた時間の全てを 消えゆく心に刻む 地平線の彼方へ 誘(いざな)うものは運命 悲しみと痛みに 縁どられた レクイエム どんな時も走りつづけ ゼロに帰るまで あふれる愛に抱かれても たどりつけない 手にした夢の重さだけ 人は闇をくぐる 激しい川の流れを こぎ渡る小さな木の舟 修羅の涙に運ばれ あらがえぬ波に打たれる どれほど夢 越えたなら 愛に気づくだろう 哀しいほどに追いかけても 心は届かず 見えない愛の深さだけ 人は 求め合う あふれる愛に抱かれても たどりつけない 手にした夢の重さだけ 人は愛を刻む この胸に残された 心の絆 消えない | |
あまのじゃく加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 「大丈夫」って言ったけど 「大丈夫じゃないよ」って聞こえたよ 「頑張ってね」って言うかわりに 「頑張らなくていいよ」って笑うのね 「わかってる」って言ったけど 「わからないよ」って聞こえたよ 「どうでもいい」って逃げた時 「どうにかしてよ」って泣いてたね 「愛してる」って言えなくて 「愛してないよ」って嘘をつく 「大好きだよ」って言えなくて 「大嫌い」って逃げるのね 「淋しくないよ」って言った時 ちょっぴり淋しいってわかるのよ 「何にもいらない」って言った時 何かほしいんだってわかるのさ 「どこにもいかない」って言った時 どこかへ行ってしまうとわかってしまうの ひとりぼっちの天邪鬼 素直になったらあなたじゃない そんなあなたが大好きなのに どうしてもそのひとことが言えないの 「愛してる」って言えなくて 「愛してないよ」って嘘をつく 「大好きだよ」って言えなくて 「大嫌い」って逃げるのね ひとりぼっちの天邪鬼 素直になったらあなたじゃない そんなあなたが大好きなのに どうしてもそのひとことが言えないの そんなあなたが大好きなのに どうしても素直に言えないの |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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ロンド -輪舞-加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 星勝 | 人生はロンド まわる まわる かなしみ よろこび 抱きしめて踊るロンド 人生はロンド まわれ まわれ 夢のなか すべては消えて行く 恋の花さえも 枯れて行く 信じてはいけないの? この胸のときめきを 愛してはいけないの? どんなに強く抱きしめても いつかは終わるの? 人生はロンド まわる まわる 愛して 恋して 泣きながら踊るロンド 人生はロンド まわれ まわれ 夢のよう どうしても好きな人 いとしいあなたを 愛します 信じてはいけないと ささやく声聞こえる 愛してはいけないと 美しいほど恋の花は ゆれる 信じてはいけないの? この胸のときめきを 愛してはいけないの? どんなにつらい別れが来ても 後悔しないわ どこまでも | |
ギタリズム加藤登紀子×村上てつや | 加藤登紀子×村上てつや | 加藤登紀子 | 宇佐美秀文 | こんなに愛してる あなたは気づかないけど 大好き それだけでしあわせなの このまま時間をとめていたい 愛はゆれうごく振り子だよ 二度と同じ瞬間は来ない 今生まれる愛に乾杯 だから ここでこうして踊るだけで ふたり 愛を感じてたい あしたどこかへ消えるのなら さよならは言わないで 誰にも言わないよ 冗談だよと笑われる 大好き それだけでしあわせだよ ほかには何んにもいらないよ 愛は止まらないつむじ風 空の上をとんでゆけるわ どこまでも愛の果てるまで だから ここでこうして踊るだけで ふたり 愛を感じてたい あしたどこかへ消えるのなら さよならは言わないで 愛は突然の花火なの 暗い夜空に燃え上がる 誰も知らないふたりの空 だから ここでこうして踊るだけで ふたり 愛を感じてたい あしたどこかへ消えるのなら さよならは言わないで ここでこうして踊るだけで ふたり 愛を感じてたい あしたどこかへ消えるのなら さよならは言わないで | |
この世に生まれてきたら加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 花よ花よ いつともな わずか見ゆる 美しき こころの羽を うち振りて 遠き空へ 飛びたたん 風よ風よ いつともな 来ては去りし 面影よ 草の青に むかし 想い とどめ雨を 流すらん 空よ空よ いつともな 涙色に 染まりゆく 母の 胸を 想いきゆ 遥か永久の 時を超えて はかなき人の世は 恋し こころ 深きもとめ わびし こころ 古き想い | |
棘あるバラ加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 棘(とげ)あるバラのようなそんな女だと 別れてゆく男たちはみんなそう言うわ 一人で生きている女はいつのまにか こわれたガラスのように変りつづける 私が愛したあなたでさえ 造花のような女を求めるの 変らぬ愛などはほしくはないのよ ただこの胸のときめきをわかってほしいの 飛べない鳥のようになりたくないのよ たとえ毎日が同じくり返しにみえても ころがり続けてきっといつの日にか まだ見ぬ世界のはてへたどりつくわ 立ち止まらずに歩くために あなたの愛が今私はほしいの 戻っておいでよもう一度 あなたとならばきっとうまくやれるわ 立ち止まらずに歩くために あなたの愛が今私はほしいの 戻っておいでよもう一度 あなたとならばきっとうまくやれるわ | |
逢瀬加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 後姿のさびしい男に かける言葉は見つからない 肌をよせるには冷たすぎて ただだまって歩いていた 一番電車に 乗りましょうか それともこのまま別れましょうか 二人でいればなおさら さびしい夜明けの裏通り 後姿のさびしい男は 言葉でひたすら笑っていた 安い酒場でほらを吹いて 酔える限りに酔いどれた 誰もいない夜空の下で 声をあげて歌おうか 朝が来るまでこのままずうっと 抱き合ってねむろうか 後姿のさびしい男は その背中でさえ笑ってみせる 使い古したコートのように さびしさもいきがりも色あせた 生きることは生き続けること 悲しいくり返し 二人でいればなおさら さびしい夜明けの裏通り 二人でいればなおさら さびしい夜明けの裏通り | |
ひとり寝の子守唄美空ひばり | 美空ひばり | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 佐々永治 | ひとりで寝る時にゃヨー ひざっ小僧が寒かろう おなごを抱くように あたためておやりよ ひとりで寝る時にゃヨー 天井のねずみが 歌ってくれるだろう いっしよに歌えるよ ひとりで寝る時にゃヨー もみがら枕を 想い出がぬらすだろう 人恋しさに ひとりで寝る時にゃヨー 浮気な夜風が トントン戸をたたき お前を呼ぶだろう ひとりで寝る時にゃヨー 夜明けの青さが 教えてくれるだろう 一人者もいいもんだと ひとりで寝る時にゃヨー ララララ…… |
今あなたにうたいたい和田アキ子 | 和田アキ子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 想い出に何をあげよう 通り過ぎた歳月に かぞえきれないさよなら もう 逢えない 友達 届かない手紙よりも この手のひらのぬくもり 明日の見える窓明かり 今 届けられる ものなら あなたのために歌いたい 何処かで聴いてるあなたに あなたのために歌いたい 何処かで聴いてるあなたに 忘れない遠いあの日 届かない夢にすがり 幸せ急ぎつまずいた ほろにがい まがり角 哀しみを捨てたつもりで 強がりの笑顔 見せて ネオンライトの賑わいに 隠れて泣いたこともある あなたのために歌いたい 何処かで聴いてるあなたに あなたのために歌いたい 何処かで聴いてるあなたに | |
雨上がり加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 水たまりに 薄陽がさして 長い雨はもうやんだ 道端におちた花の なんて赤いあざやかさ 赤い花を咲かせたのがあなたなら それをちぎって捨てたのもあなたでした 泣きながら花をちぎり ふみつぶしたあの時 飛び散った花びらのあざやかさを あなたはおぼえていますか 忘れていた何もかもが 突然によみがえる あの日のあなたと私の なんてみじめなつよがり 自分で描いた夢に自分で背を向け 泣きながらふみつぶした赤い花 届かない手紙のように 別れの一つずつに向かって唄う 咲いた花のあまさより 落ちた花のあざやかさ 自分で描いた夢に自分で背を向け 泣きながらふみつぶした赤い花 | |
青い月のバラード加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | Themba Christopher Mkhize | 夜の底に光る 青い月のように ひとり歩いていく あなたの後姿 孤独の中へ 出て行く人のために 何が出来るの? ただ見送るだけ 花は花のように 鳥は鳥のように ひとり咲きつづけて ひとり飛びつづける 未知の中へ 一瞬の運命に 身をあずけて 振りむかずに 風が花を咲かせ 月が鳥を誘う あの日同じ哀しみと 同じ夢を見て 二人愛を重ねた 風が花を咲かせ 月が鳥を誘う あの日同じ哀しみと 同じ夢を見て 二人愛を重ねた 花は花のように 鳥は鳥のように かわらぬ愛を求め どこまでも夢を追いかける 激しさと さまよう強さを持ち 孤独の痛みを 輝きにかえて もしも出来るなら あなたを抱きしめたい 青い月のように | |
雪柳加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 雪の白さよりもっと白く 咲いていたよ雪柳 あなたとはじめて夜を過ごした その朝に 雨の淡さよりもっと淡く 咲いていたよあじさいの花 ぬれた体をあなたのコートで つつんだ夜に 風の甘さよりもっと甘く 咲いていたよ沈丁花 二人で暮らした部屋の窓の その下に めぐりめぐる季節の中で 別れても追いかけて 求め続けた 海の青さよりもっと青く 澄んだ秋の空の中へ 出てゆくあなたに何をあげよう その手に | |
あなたに捧げる歌加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 砂に書いた愛の言葉は 寄せる波に消えて 荒れた土に咲いた花も いつかは枯れる まして愛する言葉もいえずに 別れて行く人に 今夜ここで逢えたうれしさ どうして伝えよう できることなら燃えるこの手に あなたを抱いて 二人をへだてる川の流れに 身を沈めていたい 届かぬ愛の激しさゆえに 揺れるこの胸に 今夜ここで逢えたうれしさ 忘れずにいたい ラララ……… 届かぬ愛の激しさゆえに 揺れるこの胸に 今夜ここで逢えたうれしさ 忘れずにいたい 今夜ここで逢えたうれしさ 忘れずにいたい | |
私は修羅加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 海の広さの ただ中に 赤い血汐の ひとしづく すべてこの世は ゆるぎなく 修羅の叫びを 誰が知る 怒りの炎 消えゆかず 憎しみ はぎしり ゆききする 乱れる心の つたなさに あふるる涙 あてどなく けわしき山の 岩肌に 小さく咲いた 花ひとつ ただひたすらに 美しく 修羅は地に伏し 涙する | |
残照加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | いくつの別れに 唇かんだの どれほど悔しさに 涙をふいたの 叫んでも祈っても 守れない生命を 抱きしめ暖めて 守ろうとしてきた 破られたページに 綴られた言葉を 誰がうけとめ 届けてくれるか 母を妻を いとしい我が子を もしもなくしたら 何があるだろう 暗闇の向こうに 呼ぶ声が聞こえたら 夢中で走るよ 救えるものなら いくつの淋しい戦いが終わって どれほど いとしい人をなくした 荒れ果てた故郷に戻ったその時 抱きしめ暖めるものはなかった どうしたら守れる こわれた心を どうしたら愛せる からっぽの人生 無力な男に ようしゃなく降る雨 残された男に 答えはなかった | |
今があしたと出逢う時加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 告井延隆・山内貴美子 | 小さな体に宇宙の風を 受けてまぶしい光の中へ 大きな愛に出逢うために 奇蹟のこの星に生まれたあなた 結んだ手の平にあしたをつかみ ありったけの力で泣くのは何故 風吹く大地の土を踏んで こがれる夢の中走ってお行き どんな時にも弾む心で 風に向って翼広げて 燃える心のままに あしたを越えて行けばいい 燃える心のままに あしたを越えて行けばいい 無限の不思議に包まれて 偶然の日に出逢ったふたり 見えない輪の中結ばれて 今夜恋する時を迎える 愛する人と手をつないで 光の中へ旅立つあなた 風吹く大地の土の上に 根を張り花咲く大樹のように どんな時にも弾む心で 色とりどりの夢を紡いで 愛の日々を重ね あしたを越えて行けばいい 愛の日々を重ね あしたを越えて行けばいい 燃える心のままに あしたを越えて行けばいい 燃える心のままに あしたを越えて行けばいい |
檸檬 Lemon加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 告井延隆 | 庭に植えた檸檬の木が 少し大きくなって 春の風に誘われて 白い花を咲かせた いつの間に時が過ぎて いくつ春を数えたのか 思い出だけがいつまでも 木漏れ日にゆれている 忘れないあの夏の日 二人で歩いた 森の中どこまでも 地図にない小道を 空に響く鳥たちの声 騒ぎ立てる小さいいのち 山から吹く風に乗って とどいてくる夏のざわめき 何ひとつ変わらない 何もかもあの日のまま ただひとつあなたがいない それだけが夢のよう 街の灯に迷い込んで さびしさにとまどう どしゃぶりの雨の中 涙が止まらない あなたのいない夜も朝も ひとりきりのこの部屋で 同じように生きている 私だけがいる不思議 あなたのいない今日も明日も 窓を開けて陽射し受けて 言葉のない風のように 夢のつづき探している 夢のつづき探している 秋のはじめ檸檬の木に 小さな実がゆれてる |
真夜中の電話加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 早川博二 | こんな時間に 電話をかけてごめんね さみしくって 眠れないんだ 君の笑顔 見た日から あいたくて 心がさわぐんだ こんなに君を 愛してる僕に 可愛いゝ君の声を 聞かせてね こんな時間に 電話をかけてごめんね こいしくって 眠れないんだ 君と恋をした日から 一人の夜が とっても つらいんだ こんなに君を 愛してる僕に やさしい君の声を 聞かせてね こんな時間に 電話をかけてごめんね くるしくって 眠れないんだ 君と別れた あの日から 君の夢を 毎日見るんだ こんなに君を 愛してる僕に も一度君の声を 聞かせてね 声を 聞かせてね… |
少年は街を出る加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 採譜:加藤登紀子 | 朝焼けのこの街を 一人出かけてゆく 片手に荷物をさげ 口笛吹きながら 見知らぬ風に吹かれて 道は遠くつづく 別れの手紙を残し 少年は街を出る 住みなれた街のすみずみ 歩いて別れをつげ 好きだった橋にもたれて 花を一輪なげた 流れる水に流され ゆけるとこまでゆけ 広い海に出たなら 船をこぎ出すのだ 船をこげ 船をこげ 朝焼けの海へ 僕の涙のしずく 海に帰しておくれ 船をこげ 船をこげ 朝焼けの海へ ラララ……… | |
さよならの口笛加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | ジミー時田 | 別れの朝の口笛は 何故かいいもんだね 背中合わせの耳もとで またいつか会おうね 西に東に離ればなれよ 海のみえる街に来たら 手紙をおくれよ ひとりぼっちの夜ならば 小指をみておくれ それが最後の約束なのさ 別れの朝のほほえみは なぜかさみしいね さよならをするその前に 最後の口づけ 西に東に離ればなれよ 別れの朝の口笛は なぜかさみしいね さよならをするその前に 最後の口づけ 最後の口づけ |
海からの願い加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 深町純 | 生まれたばかりの魚のように 初めて知った 水の冷たさ ふるさとの 川の流れに 今 手を入れて なぜか 身体がふるえ なぜか 涙が あふれる なんでも ないのに ただ その冷たさを これから何がはじまるのかも 何も知らずにいた あの頃 ふるさとの 浜辺でひろった 白い貝がらを 海の彼方に うかべ 赤い夕焼けの中を どこまでも 泳いでいった あの頃 赤い夕焼けの中を はるか 海の彼方へ 赤い夕焼けの中を はるか 海の彼方へ |
風の舟唄加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 佐藤勝 | あんたの背中に 赤い夕陽がおちて ヒュアラリー 西の山々 もう暗い 瀬戸の汐風 南の山をこえて ヒュアラリー 海のかなたへ とんでいく 段々畑に 赤い花が咲く頃 ヒュアラリー 風に吹かれて 泣いたあの夜 盆のおくり火 かえらぬ人を呼んで ヒュアラリー 遠い海なり 聞こえてやまぬ 舟こぐ男の 体に風が吹き荒れ ヒュアラリー 灯りをつけても 吹きやまぬ | |
かもめ挽歌加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 深町純 | 港で生まれて 港で死んだ 白いカモメを知ってるかい よごれた港町 都会のはずれ 一羽のカモメが 飛んでいる 青い空と青い海がどこまでも広がっているよ もっと遠く飛んでゆけ 海のむこうの 見知らぬ港まで それでもカモメは海を見て 生まれた港をはなれはしない 出て行く船の上に輪をかいて なじみの水夫たちにわかれをつげる 青い空と青い海がどこまでも広がっているよ もっと遠く飛んでゆけ 海のむこうの 見知らぬ港まで 港で生まれて 港で死んだ 白いカモメを知ってるかい まぶしい日射しに 羽をやすめて 一羽のカモメは何を見る 青い空と青い海がどこまでも広がっているよ もっと遠く飛んでゆけ 海のむこうの 見知らぬ港まで |
悲しみよ河になれ加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 福井峻 | 水の流れに 身をしずめ まぶしい日射しに 目をとじれば 遠いあの日の ぬくもりも 胸にきざまれた 傷跡も あふれて あふれて 消えてゆく あふれて あふれて 消えてゆく 空の青さに 悲しみよ河になれ あの空へつれてゆけ 悲しみよ河になれ あの空へつれてゆけ 空に浮かんだ ひとつ星 つまずきたおれて ふり返れば 街にあふれた ほらふきピエロ 臆病者たちの 綱渡り どこまで行くのか はぐれ人 どこまで行くのか はぐれ人 ひとりぼっちで 悲しみよふりむくな 泣きながら 駆けてゆけ 悲しみよふりむくな 泣きながら 駆けてゆけ ひざの間に 手を入れて こごえた指先 ぬくめれば 遠い昔の人の世の 肌にしみこんだ 哀しみが あふれて あふれて 流れてくる あふれて あふれて 流れてくる 胸のすき間に 悲しみよ河になれ あの人に逢いにゆけ 悲しみよ河になれ あの人に逢いにゆけ |
ない・もの・ねだり加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 白井良明 | 恋すれば 別れを夢に見る ひとり旅に出れば 人恋し すじ書き通りのお芝居には なじめない男がいるものさ だから今夜うかれ気分に まぎれて踊るのもわるくない 嘘つきでいじわるなあんたの ほんとの夢がみえてくるさ ないものねだりくり返す それが男の夢物語 ないものねだりくり返す それが男の夢物語 街中祭りのにぎわいで きらめく誘惑はあるけれど そんな夢さえ近づいたら こんなに色あせてみえるもの しあわせよりも みじめにふられた気分が 忘れられないもの 追いかけて 叫んで泣いたら ほんとの愛が みえて来るさ ないものねだりくり返す それが男の夢物語 ないものねだりくり返す それが男の夢物語 |
七色の罪加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 佐藤隆 | 星勝 | 目を閉じて 息とめて 舞い踊る 人形になりたい とぎれた時間の 割れめに落ちて 幻の海に 沈んでいくまで 誰にも知られず 秘密の部屋へ 七色 罪人 夢の中へ 帰らない とどかない 捨てられた ときめきのかけらよ 無限の夜が 淋しすぎるから 見知らぬ人に 抱きついてしまう 誰でもいいから 愛をしようよ 七色 罪人 夢の中へ 誰でもいいから 愛をしようよ 七色 罪人 夢の中へ |
夜の静けさの中で長谷川きよし・加藤登紀子 | 長谷川きよし・加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 玉木宏樹 | 夜の静けさの中で おまえを抱きしめる 遠い日のあの空の色が 二人をつつんでいるよ 長い旅は今始まる おまえとの出会いの中で 愛する二人は小舟のように 海の広さへこぎ出した 愛する二人は小舟のように 海の広さへこぎ出した 俺の手のひらのぬくもりが おまえに届いているかい 寒い朝にとり残された 一羽の雀のように 長い旅の始まりに おまえはふるえているのか 愛する二人は小舟のように 海の広さへこぎ出した 愛する二人は小舟のように 海の広さへこぎ出した 長い旅は今始まる おまえとの出会いの中で 愛する二人は小舟のように 海の広さへこぎ出した 愛する二人は小舟のように 海の広さへこぎ出した |
薔薇と月 Rose and Moon加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 原田真二 | 空のかなたから ふりそそぐ 光を受けて 咲く薔薇の花 広い宇宙をさまよって 地上を照らす空の月 薔薇が月に恋して 月が薔薇を愛したら 花の季節は短すぎて 月は 雲の中 旅の空 恋にこがれる薔薇と月 蕾の中で 目をとじて 花咲くときを待つ薔薇の花 満ち欠けながら 時をかぞえ 花にさそわれる 空の月 薔薇の咲いてるうちに 月はかがやくでしょうか 花の都は花のころ 月は空から ふりそそぐ 恋にこがれる 薔薇と月 恋にこがれる 薔薇と月 | |
色織り坂加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 告井延隆 | 色織り坂を登れば そこは金色の海岸 燃えるような太陽が お前の体をつきさす 無言の空と海 風に咲く赤い花 よせては消えていく はてしない波の音 流れ人の血のさだめ 予感のままに身をこがし 一人の男を愛し 夢も体も血に染めた 十五の少女のように 両手を広げて うちよせる波の瀬に ゆらゆらとゆれている お前の愛の激しさ 男の心を狂わす 小鳥のように自由に はばたくお前のからだを 男はその胸に 抱きしめ愛して 乳房のぬくもりに 赤い血のおくりもの 色織り坂を登れば そこは金色の海岸 |
Revolution加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 碧い海に かこまれた 小さな国に 生まれ ふりそそぐ光の ぬくもりの中で 平和な時代に育った 愛をはばむ 戦争もなく 飢えて死ぬ人もいない 捨てるほどのものにかこまれて ほんとに欲しいものがみえない 400年前の森を切りきざんで 砂浜や川や湖を コンクリートでかためて 生きものたちを 豊かさの いけにえにしていく 気づかないうちに 何かが変わった いとしいはずのものたちを ふとしたはずみで 殺してしまえる そんな息子たちが今ふるえている 生きてることは 愛することだと ほんとはわかっているのに 自由なはずの 誰もかれもが がんじがらめの とらわれ人なのか La Revolution 夢ではなく 今一人きりで心にきめた La Revolution 大事なこと 体中で感じるために La Revolution ながされずに 愛するものを 抱きしめるために La Revolution 夢ではなく 今たしかに 心に決めた La Revolution 生きてることは 愛することだと ほんとはわかっているのに 自由なはずの 誰もかれもが がんじがらめの とらわれ人なのか La Revolution 夢ではなく 今一人きりで心にきめた La Revolution 大事なこと 体中で感じるために | |
私のヴァンサンカン加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | こんな日があったことなど いつか 誰もが忘れてしまうだろう もう二度と逢えるはずのない人の 淋しい横顔見つめていた 夢でも恋でもなく ただむやみに 自由だけがとりえのヴァンサンカン 息がつまるほどに抱きしめて さよならの言葉しか 言えなかった 音をたててこわれてゆく むこうみずな夢たちよ 明日から先は闇の中 きしむ音だけが聞こえていた 思い出は哀しみさえ美しく ほろ苦い甘さにそめあげる 淋しさが窓を打つ夜更に 冬の星のようにきらめいて 夢でも恋でもなく ただむやみに 自由だけがとりえのヴァンサンカン なくしたものばかりに見えるけど 何もかもがいとおしい 私のヴァンサンカン 夢でも恋でもなく ただむやみに 自由だけがとりえのヴァンサンカン なくしたものばかりに見えるけど 何もかもがいとおしい 私のヴァンサンカン | |
美しき20歳加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | はじめてのキス こわされた窓 かわした約束 感じたまま 生まれかわる 誰からも自由 家出の朝 とまどいの駅 つめたい沈黙 いいわけの嘘に 気になる夜 つよがりの手紙 最高の夢 おどる心 最悪の電話 きまらない今日 終わらない昨日 にげていく明日 未熟な恋 くりかえすドジ とどかない言葉 呼びたいほど ひとりぼっち 地団駄の孤独 誰のものでもない 二度とこない季節 待ちこがれた愛 抱きしめた人 Tre's beau davoir vingt ans Tre's beau davoir vingt ans Tre's beau davoir vingt ans Tre's beau davoir vingt ans 煙草のけむり 謎の不安 もてあます自由 信じていたい 信じられない 信じてみたい 踏切の鐘 ふりしきる雨 近づく足音 二人だけの 秘密の時間(とき) ふるえるときめき 誰のものでもない 二度とこない季節 待ちこがれた愛 抱きしめた人 Tre's beau davoir vingt ans Tre's beau davoir vingt ans Tre's beau davoir vingt ans Tre's beau davoir vingt ans |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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バラ色のハンカチ加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | バラ色のハンカチに 思い出をつつんだら 過ぎた日々の何もかもが 夢のまま目をさます 帰れない戻れない忘れない あの頃を すりきれたあのレコード 夜明けまで聞いていたね 伝えたくて言えないまま それだけで終わった恋 消えかけたイニシャルは あの時のあなたのもの 忘れたくて忘れられない いくつもの思い出 今はもう逢えない 懐かし恋人 青空のまん中に それぞれの飛行船 夢より遠く歩いたのさ いつの間に時が過ぎて 戻れない 振り向かない あの頃の 何もかも 忘れたくて忘れられない いくつもの思い出 今はもう逢えない 懐かしの恋人 帰れない とどかない 忘れない あの頃を | |
川は流れる加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 川は流れる ずっとずっと昔から ただひたすらに だまりこんだままで どこから来て どこへ行くのか それは誰も 知らない オオオー オオオー この小さな星の上に 生まれ合わせて 生きている 道に迷った子羊のように 悲しみをくり返して ほんの短い人生だから 喜びあふれて 輝いてあれ オオオー オオオー 熱い胸に 抱きしめる おさえきれないいとしさ それが確かな答えだと 感じてきたのに たったひとつの愛さえ こんなにこんなに こわれやすい オオオー オオオー 川は流れる ずっとずっと昔から ただひたすらに だまりこんだままで めぐり逢うものを 抱きしめみつめて どこまでもどこまでも 流れて行く オオオー オオオー オオオー オオオー オオオー オオオー | |
ふるさとは忘れない加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | どこまでも遠く 果てしない旅路を 何を求め見つめて 何をさがしているの ふるさとは あなたを ずっとずっと待ってる カタカナと紅色に 糸紡ぐはた音 風に揺れるビンロージュ 庭に咲くタンタワン この道を出てゆく 陽をあびてゆれながら どうしてとめられないの ここにあるぬくもりで 火を燃やす煙は どこへどこへ届くの この空のどこかで 夕暮れを見ている あの人に伝えてよ 待ちわびる想いを 帰れない旅人の 歌がきこえる (語り) 愛するものを守りたくて ふるさとを離れる かなしみを忘れたくて 思い出を捨てる 今日よりあしたが いいものであるために きのうのやすらぎを失い 夢をかかえすぎた街角で たったひとつの夢が消える よみがえれ大地 すべての生命のために とりもどせ愛を 途方にくれた迷子たち 満たされぬ想いに すべてが空しくみえる時も あふれる淋しさで おぼれそうになる時も 目を閉じて思い出せ 裸足で走った草原を 体中で思い出せ 空にとどく声を 帰れない旅人の 歌がきこえる | |
難破船加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛が 見えてくるかもしれないと そんな強がりを 言ってみせるのは あなたを忘れるため さびしすぎて 壊れそうなの 私は愛の難破船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ抱いてほしい ほかの誰かを 愛したのなら 追いかけては 行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ選ぶわ そんな一言で 振り向きもせず 別れたあの朝には この淋しさ 知りもしない 私は愛の難破船 愚かだよと 笑われても あなたを追いかけ抱きしめたい つむじ風に身をまかせて あなたを海に沈めたい あなたに逢えない この街を 今夜ひとり歩いた 誰もかれも 知らんぷりで 無口なまま通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難破船 | |
陽ざしの中で加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 陽ざしの中で感じたいの あなたのぬくもりを 愛は見えない海の広さ この手につかめない どんな言葉も似合わない さりげないしぐさの中で 二人の心はとけあう 空と雲のように 離れていても感じたいの あなたのぬくもりを ひざを枕に眠るあなたの 胸にほほを寄せて 息を止めても瞳閉じても あなたが聞こえない どんな言葉で言えばいいの あなたを愛していると もっと深く抱きしめて あなたの心になりたい 陽ざしの中で感じたいの 消えないぬくもりを どんな言葉で言えばいいの あなたを愛していると もっと深く抱きしめて あなたの心になりたい 陽ざしの中で感じたいの 消えないぬくもりを | |
愛がとどかない加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | VOICE | カラカラまわってる 迷い子の風車 朝焼けが染めている 鏡の中 誰よりも浮気な 夜明けの鳥 起き出した街角で 木もれ陽をついばむ 一人では生きていけない この空は広すぎて あふれる愛がとどかない 翼を広げても 寂しさにうずくまる ベッドのぬくもり とまらない風の音 こごえる窓 とまどいの嵐に 迷い子になる いじわるな胸さわぎ 乾いた靴音 一人では生きていけない この空は広すぎて あふれる愛がとどかない 翼を広げても 一人では生きていけない この空は広すぎて あふれる愛がとどかない 翼を広げても 一人では生きていけない この空は広すぎて あふれる愛がとどかない 翼を広げても | |
LOVE LOVE LOVE加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | LOVE LOVE LOVE あなたを愛して LOVE LOVE LOVE あなたと生きたい この手があなたの翼になれるように 大きく広げて あなたを感じたい あなたの胸に 風が吹くなら 耳をあてて その音を聞くわ 悲しみが あふれるなら その泉の水を 飲むわ 愛は川 流れていつか ひとつにとけ合うまで この手をはなさないで どんな時も LOVE LOVE LOVE あなたを信じて LOVE LOVE LOVE 終りが来ないように あなたの汗のにおいに 胸をうずめていると むこうみずな少年の 夢がみえてくるわ つまずいても笑いながら 駆けてゆく 顔がみえるわ 傷ついても 夢だけを 両手ににぎりしめて 愛は風 吹き荒れていつか はなればなれになっても 私を見失わないで 空をこえても LOVE LOVE LOVE あなたを信じて LOVE LOVE LOVE 終りが来ないように LOVE LOVE LOVE あなたを信じて LOVE LOVE LOVE はてしない旅路を | |
18の頃 -Chez Maria-加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | Chez Maria いとしい日々を Chez Maria 画びょうでとめて Chez Maria きえゆく瞬間(とき)を Chez Maria 壁に残した Chez Maria ほんのつかのま すべては昨日の出来事 Chez Maria 時計の針がむやみに走っただけさ 時は過ぎて 春はめぐり それぞれに生きたんだね でも今は 思い出すよ あの日のままのあなたを ラララララ………… Chez Maria 忘れないで Chez Maria 18の頃 Chez Maria 不安なままで Chez Maria 明日にかけた Chez Maria こわれやすくて気ままな夢の歯車 Chez Maria ちがう自分に出逢うためのさよなら 時は過ぎて 春はめぐり 何もかもがかわるけれど でも今夜 消えないままの あの歌が聞こえるよ ラララララ………… Chez Maria こわれやすくて気ままな夢の歯車 Chez Maria ちがう自分に出逢うためのさよなら 時は過ぎて 春はめぐり それぞれに生きたんだね でも今夜 18の頃 あの歌が聞こえるよ ラララララ………… | |
愛さずにはいられない加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 愛なんてどうでもいいと 言ってた私 それは嘘 好きな人が そこにいたら ひとりきりでは いられない 野に咲く花は 何も知らず 空にたわむれて 咲いている 切られたままで 何も言わず 咲く花もあるのに 愛さずには いられなくて 今日もあの人 呼んでみるの 愛さずには いられなくて 泣いてる私 あなた知らぬ 思い出だけは 捨てたくないと 言ってた私 それは嘘 写真の中で やさしすぎる あなたの笑顔 答えない 夏の終りの 雨はいつか 明日のページを 消してゆく めぐる季節の おとずれを 信じたい 夜明けに 愛さずには いられなくて 今日も窓を 開けてみるの 愛さずには いられなくて 誰かの手を 抱いてみるの 愛さずには いられなくて 今日も窓を 開けてみるの 愛さずには いられなくて 誰かの手を 抱いてみるの | |
Rising加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 日が昇り 日が沈む 天と大地の間に 雨が降り 草が生える 天と大地の間に 日が昇り 日が沈み 人は生まれ死んでいく 日が昇り 日が沈み 人は生まれ死んでいく 一人の男が 草を刈り 牛に食わせ 木を切り倒し 火をたいて 死んでいった その後から 一人の子供が草を引き抜き 土を掘り 種を蒔いた 大きな花の 日が昇り 日が沈む 天と大地の間に 雨が降り 草が生える 天と大地の間に 日が昇り 日が沈み 花は大きく開いた 花の香りは 天に向かって 昇っていった 日は昇り 日は沈み 花はやがて枯れた だが天まで 昇っていった 花の香りは 今もまだ 天と大地の間にある 日は昇り 日は沈む 天と大地の間に 雨が降り 草が生える 天と大地の間に ライライライ……… | |
春待草加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 北の街 夢走る 雪の中 降りつもる 思い出 あふれて 春を待つこずえの 鳥のようにふるえて 抱きしめた ほのかな夢の色 こごえた 両手を 燃える火に かざして 明日を 描いた 淋しさも夢も 燃える火のように 移り行く つかの間のかがやき 通り過ぎる歳月を 忘れたくないから あなたとの思い出の すべてを書きとめた この街で暮らした 二度とない季節 それはいつか花開く 春待草 北の街 海風に ゆれる船 遠い日の 憧れに 帆をかけて 春が来ていつか 飛び立つ鳥のように 抱きしめた はるかな夢の色 風吹く港町の かたすみに咲いている 燃えるような赤い花を あなたは知ってますか めぐりくる季節を 待ちながら愛した それはきっと胸おどる 春待草 めぐりくる季節を 待ちながら愛した それはきっと胸おどる 春待草 | |
思春記加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 愛がまぶしすぎて あなたが遠くに見えるわ 言葉で言えないこの想い どうしたら届くの 海の風の中を あなたは走って行く 何にも考えたくない 感じるままでいたい 灼けつく陽射しに 心が壊れそう このままどこか遠く 二人きりで行きたい この世の外でいいわ 誰もこないところへ 愛が少しずつ 想い出に変わって行く 何故かこわくてふるえてた 秋の終わりの頃 雪の上を歩く 二人の足跡が いつまでも消えないように 祈ってる私に 冬の風が さよならを教える このままどこか遠く 二人きりで行きたい 終りの来ない愛が 続くところへ このままどこか遠く 二人きりで行きたい 終りの来ない愛が 続くところへ | |
まっすぐ見つめたい加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | まっすぐあなたを見つめたい 揺れる思いを胸にとめて まっすぐあなたを見つめたい あふれる愛がとどくまで 朝の日射し 熱いコーヒー 触れる指先 洗い髪を濡らしたまま くゆらす煙草 あなたは春風 私を酔わせる あなたは大空 私を迷わせる まっすぐあなたを見つめたい はずむ想いを隠せなくて まっすぐあなたを見つめたい ワイングラスに愛を満たしたの 街のあかりが 謎を運ぶ 夢の時間に ざわめく星 うかれ気分 ふるえる夜に あなたは春風 私を酔わせる あなたは大空 私を迷わせる あなたは春風 私を酔わせる あなたは大空 私を迷わせる | |
あの小さな家加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 後ろを向いてきたわけじゃない ひらすら歩いてきた なのにいつも見えるのは 子供の頃のあの家 朝日を受けて立っていた あの小さな家 傍には川が流れて 柿の木が一本 風が吹けばがたがた揺れる 雨が降れば雫がしみとおる 破れた障子の穴からいつも 庭に咲いた花が 風に揺れているのを 見ていたあの頃 冷たすぎる風に震え 遠い山の道を ひとりでとぼとぼ歩いた あの寂しい黄昏 夕日を受けて立っていた あの小さな家 屋根から鳥が飛び立ち 赤い陽に染まった 幸せだったわけじゃないのに 風のにおいがいつまでも消えない 今はもうどこにもない あの小さな家 今はもう帰れない あの小さな家 後ろを向いて来たわけじゃない ひたすら歩いてきた… | |
難破船中森明菜 | 中森明菜 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 佐山雅弘 | たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛が 見えてくるかもしれないと そんな強がりを 言ってみせるのは あなたを忘れるため さびしすぎて こわれそうなの 私は愛の難破船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ 抱いてほしい ほかの誰かを 愛したのなら 追いかけては 行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ えらぶわ そんなひとことで ふりむきもせず 別れたあの朝には この淋しさ 知りもしない 私は愛の難破船 おろかだよと 笑われても あなたを追いかけ 抱きしめたい つむじ風に 身をまかせて あなたを海に 沈めたい あなたに逢えない この街を こん夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま 通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難破船 |
ひとり寝の子守唄渥美清 | 渥美清 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 池田孝 | ひとりで 寝る時にはよォー ひざっ小僧が 寒かろう おなごを 抱くように あたためて おやりよ ひとりで 寝る時にはよォー 天井のねずみが 歌って くれるだろう いっしよに歌えよ ひとりで 寝る時にはよォー もみがら枕を 想い出が ぬらすだろう 人恋しさに ひとりで寝る時にはよォー 浮気な夜風が トントン 戸をたたき お前を呼ぶだろう ひとりで 寝る時にはよォー 夜明けの青さが 教えてくれるだろう 一人者もいいもんだと ひとりで 寝る時にはよォー ララララ………… |
あなたの行く朝加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | いつの間にか夜が明ける 遠くの空に 窓をあけて朝の息吹を この胸に抱きしめる あなたの行く朝の この風の冷たさ 私は忘れない いつまでも もしもあなたが見知らぬ国で 生きていくなら その街の風のにおいを 私に伝えておくれ あなたのまなざしの はりつめた想いを 私は忘れない いつまでも 海の色がかわり 肌の色がかわっても 生きていく人の姿にかわりはないと あなたはいったけれど あの晩好きなうたを 次から次へとうたいながら あなたが泣いていたのを 私は知っている 生まれた街を愛し 育った家を愛し ちっぽけな酒場や ほこりにまみれた部屋を愛し 兄弟たちを愛したあなたを 私は知っている いつかあなたが見知らぬ国を 愛しはじめて この街の風のにおいを 忘れていく日が来ても あなたの行く朝の 別れのあたたかさ 私は忘れない いつまでも | |
時には昔の話を加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 時には昔の話をしようか 通いなれた なじみのあの店 マロニエの並木が窓辺に見えてた コーヒーを一杯で一日 見えない明日を むやみにさがして 誰もが希望をたくした ゆれていた時代の熱い風にふかれて 体中で瞬間(とき)を感じた そうだね 道端で眠ったこともあったね どこにも行けない みんなで お金はなくても なんとか生きてた 貧しさが明日を運んだ 小さな下宿屋にいく人もおしかけ 朝まで騒いで眠った 嵐のように毎日が燃えていた 息がきれるまで走った そうだね 一枚残った写真をごらんよ ひげづらの男は君だね どこにいるのか今ではわからない 友達もいく人かいるけど あの日のすべてが空しいものだと それは誰にも言えない 今でも同じように見果てぬ夢を描いて 走りつづけているよね どこかで | |
ひとり寝の子守唄加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | ひとりで寝る時にはよォー ひざっ小僧が寒かろう おなごを抱くように あたためておやりよ ひとりで寝る時にはよォー 天井のねずみが 歌ってくれるだろう いっしよに歌えるよ ひとりで寝る時にはよォー もみがら枕を 想い出がぬらすだろう 人恋しさに ひとりで寝る時にはよォー 浮気な夜風が トントン戸をたたき お前を呼ぶだろう ひとりで寝る時にはよォー 夜明けの青さが 教えてくれるだろう 一人者(ひとりもん)もいいもんだと ひとりで寝る時にはよォー ラララ……… | |
灰色の季節加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 真赤なドレスに身をつつんでも 心の中は悲しみばかり 燃えない女とあなたは言うけど はじける花火に あなたは気づかない 灰色の季節なんてもう二度といらない あふれるままに愛したい 悲しみを燃やして 暗い目をして気取っているけど ほんの少しだけ 憶病なだけね 淋しい女とあなたは言うけど 言えない言葉が胸をかけめぐる 灰色の季節なんてもう二度といらない あふれるままに愛したい 悲しみを燃やして 踊っているのに心が燃えない 愛しているのになんで淋しいの 陽気な女とみんなは言うけど 一人のさびしさ誰も気づかない 灰色の季節なんてもう二度といらない あふれるままに愛したい 悲しみを燃やして 灰色の季節なんてもう二度といらない あふれるままに愛したい 悲しみを燃やして | |
時代おくれの酒場加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | この街には不似合な 時代おくれのこの酒場に 今夜もやって来るのは ちょっと疲れた男たち 風の寒さをしのばせた 背広姿の男たち 酔いがまわればそれぞれに 唄の一つも飛び出して 唄を唄えば血がさわぐ せつなさに酔いどれて 気がつけば窓のすきまに 朝の気配がしのびこむ あーあどこかに何かありそうなそんな気がして 俺はこんな所にいつまでもいるんじゃないと この街には住みあきて 俺の女もどこかへ行った あいつ今頃どこでどうして どんな男といるんだろう 夢のにがさを知りもせず 夢をさがしているんだろう あーあどこかに何かありそうなそんな気がして 俺はこんな所にいつまでもいるんじゃないと この街には不似合な 時代おくれのこの酒場に 今夜もやって来るのは 違う明日を待つ男 今夜もやって来るのは 昨日を捨てた男たち | |
忘れ草加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 一人の男を愛した時から 男はみんないとしく見えたわ 人は誰でも気ままな女と 言うけど私はそれでいいのよ 一人の女を愛したのならば そんなに淋しい背中をしないで 男は誰も孤独なものだと 思いこんだまま去っていくのね 愛しているのに悲しい男と女 忘れたいことがもしもあるのなら 私があげるわ一輪の花を みじめな思い出や胸のいたみを きれいに忘れさす忘れ草を 男と女は変わりつづけるもの 変わらぬ愛などあるはずがないわ あなたはあなたらしく生きてほしいの 私は私で生きてゆくから 愛しているのに哀しい男と女 | |
赤いダリア加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 赤いダリアの花を 窓辺にかざり あなたを待つの 風が窓を叩いて そんな私を あざ笑う あなたは戻らない 一度かぎりの恋人 それを知っていながら 今夜はあなたに逢いたい 赤いダリアの花を 夜空に投げて あなたを呼ぶの どこかの街をさまよう あなたにきっと 聞こえるわ あなたは戻らない 一度かぎりの恋人 それを知っていながら 今夜はあなたに逢いたい 暗い夜空に舞い散る ダリアの花よ 赤い血のように どこかで笑いをふりまく あなたの胸につきさされ あなたは戻らない 一度かぎりの恋人 それを知っていながら 今夜はあなたに逢いたい | |
難破船桃井かおり | 桃井かおり | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛が見えてくるかもしれないと そんな強がりを言ってみせるのは あなたを忘れるため さびしすぎて こわれそうなの 私は愛の難破船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ 抱いてほしい ほかの誰かを 愛したのなら 追いかけては 行けない みじめな恋 つづけるより 別れの苦しさ えらぶわ そんなひとことで ふりむきもせず 別れたあの朝には この淋しさ 知りもしない 私は愛の難破船 おろかだよと 笑われても あなたを追いかけ 抱きしめたい つむじ風に身をまかせて あなたを海に沈めたい あなたに逢えない この街を こん夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま 通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難破船 | |
帰りたい帰れない加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 淋しかったら 帰っておいでと 手紙をくれた 母さん元気 帰りたい 帰れない 帰りたい 帰れない もしも 手紙を書きたくなっても 僕は書かない 母さん 呼んでも答えぬ 人波にもまれて まいごの小犬は ひとりでないた 帰りたい 帰れない 帰りたい 帰れない 破れたコートの ポケットにいつも リンゴの花の 想い出をいれて 帰りたい 帰れない 帰りたい 帰れない 一人ぼっちが つらくなっても 僕は泣かない 母さん 春になの花 夏には祭り 秋の七草 木枯らしの冬に 帰りたい 帰れない 帰りたい 帰れない 帰りたい 帰れない 帰りたい 帰れない 帰りたい 帰れない 帰りたい 帰らない | |
むくげの花加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | あふれる水の 行く先を とめる事を出来ず どこまでも 人は あてなく 流れ 流れて 悲しみの海へゆく むくげの 白い 花のように はげしい 夏を 咲きとおして 散って ゆくなら それでもいいと 燃えつくるまで 咲いた 忘れるな 白い花よ 夏の想い出 さよならを くり返し 旅する時に この胸に おいで 白い花よ くらやみの中を 逃げてゆかずに 想いは 必ず 届いて ゆくさ どんなに 遠くても はげしい 愛の おろかさを 知りながら 人は 何も出来ない 思いのままに 流れ 流れて いつかは たどりつく 忘れるな 白い花よ 夏の想い出 さよならを くり返し 旅する時に 忘れるな 白い花よ 夏の想い出 さよならを くり返し 旅する時に | |
じらさないで中島啓江 | 中島啓江 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 菅野ようこ | 好きだと言って じらさないで じらさないで 笑ってばかりじゃ わからない ほんとの気持で じらさないで じらさないで 苦しいくらいに抱きしめて 感じたときが最高なのよ 待ちくたびれて 逃げてしまうわ 感じたままに 言ってほしいの じれったいのは あなたの悪いくせ 終わりが来ても かまわないわ かまわないわ 今夜の気持が ほんとなら 思わせぶりは 好きじゃないわ 好きじゃないわ じょうだんみたいに 言わないで もてあそぶのは やめてほしいの 私の気持 限界なのよ 感じたままに 言ってほしいの そうよみんな中途半端 好きもきらいも はっきりしない 何がこわくて ごまかしてるの 気をつけるにもほどがある 感じたときが最高なのよ 待ちくたびれて逃げてしまうわ 感じたときが最高なのよ 待ちくたびれて逃げてしまうが 感じたときが最高なのよ 待ちくたびれて逃げてしまうわ 感じたままに 言ってほしいの じれったいのは あなたの悪いくせ |
忘れないわ中島啓江 | 中島啓江 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 菅野ようこ | 忘れないわ あなたのことを めぐり逢えただけで しあわせだった 他の人と遠くへ行くのね さよなら笑顔残したままで どんなにはなれても いつかまたあえるわ しあわせ祈ってる 友だちの気持で 好きだったと 言えなかったこと くやんだこともあったけれど 今はもう何も言わないわ 笑顔でさよなら言えてよかった あしたは晴れるでしょう はじめての時のように 今度はどしゃ降り 思い出を流すわ ガラス窓に指先で好きと 書いて笑ってた あの時のふたり 恋人と呼べばよかった 誰より大事な友達だから 忘れないわ あなたのことを めぐり逢えただけで 幸せだったわ |
ANAK<息子>アイ・ジョージ | アイ・ジョージ | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 母の胸に抱かれておまえは生まれた 喜びの朝をはこんで 寝顔を見つめるだけで うれしさがあふれる 父はお前の明日を祈った 夜には母さんがねむりもせずミルクをあたためた 朝には父さんがおまえを抱きあげてあやしてた おまえは大きくなり気ままな自由を求めた 母はとまどうばかり 日に日に気むずかしく変わってゆくおまえは 話を聞いてもくれない 嵐の吹き荒れる夜におまえは突然出て行く おまえを呼びとめる父や母の声をふりすてて 時は流れておまえは今 すさんだ暮ししてると聞いた 息子よおまえに何が あったのだろうか ひとり暮しの月日に おまえの胸には母の声が今聞こえてる 遠くはなれた母の声におまえは泣いたよ | |
時代おくれの酒場高倉健 | 高倉健 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 「人が心に思うことは誰も止めることはできない…」 この街には 不似合いな 時代おくれの この酒場に 今夜もやってくるのは ちょっと疲れた男達 風の寒さを しのばせた 背広姿の 男達 酔いがまわれば それぞれに 歌の一つもとびだして 歌を歌えば 血がさわぐ せつなさに酔いどれて 気がつけば 窓のすき間に 朝の気配が しのび込む どこかに何か ありそうな そんな気がして 俺はこんなところにいつまでも いるんじゃないと この町には 住みあきて 俺の女も どこかへ行った あいつ今頃どこでどうして どんな男といるんだろ 夢の苦さを 知りもせず 夢をさがしているんだろ ルルル… | |
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