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  • 感覚ピエロ
    吾輩は…である。名前はまだ無い。
    吾輩は…である。名前はまだ無い。

    感覚ピエロ

    吾輩は…である。名前はまだ無い。

     2024年4月25日に“感覚ピエロ”が3rd FULL ALBUM『NULL』(ヨミ:ヌル)をデジタルリリースしました。感覚ピエロの約2年ぶりとなる今作は、昨年公開された宮藤官九郎脚本、映画『ゆとりですがなにか イン ターナショナル』主題歌や、大人気ゲーム『テイルズオブ』シリーズ最新作『Tales of ARISE - Beyond the Dawn』テーマソング、映画『ブラッククローバー 魔法帝の剣』挿入歌など新旧含む全12曲を収録。    さて、今日のうたではそんな“感覚ピエロ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 第1弾はメンバーの滝口大樹(Ba.)が執筆。綴っていただいたのは、自身が作詞を手掛けた収録曲「 名無大行進曲 」にまつわるお話です。今までとは少し違ったアプローチで生まれた歌詞。そこに描きたくなったものとは…。ぜひ歌詞と併せてエッセイを受け取ってください。 4月25日に3rdアルバム『NULL』をリリースしました。 その中で1曲、アルバムとしても1曲目「名無大行進曲」を作詞しました。 ややこしいですね。笑 とりあえず、1です。   個人的には#HALのカップリング「ミステリアスに恋をして」以来の作詞なので結構久々に書いたのですが、今まで僕が書いてきた歌詞って愛だの恋だのといったものを取り上げた内容ばかりだったんですよ。   それにはまあちゃんとした理由も一応ありまして。 まず1つ目に、うちのメンバーの歌詞って曲によって様々な内容のものがあっても、一貫して自分の中から出てきた感情とか言葉ってのを綴ってるんですよ、多分。笑   なので、同じ方向から同じ方法でアプローチしても面白みがないとゆうか仕方がねえなってことで、大多数の人間が共感し易いであろう恋愛物をベーシックに、歌詞を書き始める前にまずはざっくりとした登場人物や設定、フィクションの物語を組み立てから、その中にほんの少し、コンマ0.数何ミリかだけの事実を織り込んで嘘付くの上手い奴みたいなやり方で歌詞を書いてきたんです。笑   あとは純粋に僕は書きたいことも伝えたいことも無いから。 根本、ベースだけ弾けたらそれでいい人間で逆を言えば別にそれ以外したくないんです。 誰かの背中を押せるようなそんな大層な言葉は等身大の僕の中からは出てきませんし、勝手に強く生きろよ!少年少女よ!!とゆう感じです。笑   だったのですが、今回は少しアプローチの仕方が変わりました。 僕がこの曲の歌詞を書くとなった時、仮歌詞にあった<いざ行け 大行進ピーポー>とゆうワードを生かしてほしいってオーダーがメンバーからあったんですね。   「大行進」と言われて思い浮かぶもの… 僕は兵隊さんの大行進列が浮かんだんです。 右向け右と言えば全員が右を向いて、跪けと言えば全員が跪く。 そういった姿が、様々なシチュエーションで「同調圧力」に従った大多数派の人間の姿と重なったんです。 その時に、はじめてふわっと自分の中から何となくですが書きたいことが出てきました。   なので、今回は100%自分の中から凝縮して出てきた言葉を綴りました。昨今のSNSの在り方やマジョリティへの僕なりのイメージや考え、そしてサビでは今は「まだ」何者でもない者達の背中を押せずとも、少しでも前を向けるような、そんな曲になってます。   名無し達が、アルバムを通して色んな感情に触れて育っていく。そんなひとつの物語だと思えばとても素敵なアルバムだと、そう思いませんか?   <感覚ピエロ・滝口大樹(Ba.)> ◆紹介曲「 名無大行進曲 」 作詞:滝口大樹 作曲:横山直弘 ◆3rd FULL ALBUM『NULL』 2024年4月25日発売   <収録曲> 01 名無大行進曲 02 壊れたハートに火をつけろ 03 咲き乱れ Boys&Girls  04 Can You Secret 05 the light 06 KARASAWAGI(feat. 小野武正 from KEYTALK)  07 スラムジャパン 08 ナンセンス 09 Break Together 10 LOVELESS 11 ノンフィクションの僕らよ 12 We Still 

    2024/05/01

  • 新山詩織
    拝啓 Ran様
    拝啓 Ran様

    新山詩織

    拝啓 Ran様

     2024年4月27日に“新山詩織”が Digital Single「春曇りfeat.Ran」「ゆらり」「Free~16 Strings ver~」計3曲をリリースしました。タイトル曲「 春曇り feat.Ran 」はRanとのコラボ楽曲となっております。    さて、今日のうたではそんな最新作を放った“新山詩織”と“Ran”による文通的エッセイをお届け!【前編】は、新山詩織からRanへのお手紙です。今回も音声版がございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 心地よい春の陽気を惜しむように、時もゆったりと流れていくようです。 Ranちゃん、いかがお過ごしですか?   今回リリースの「春曇り」という曲の言葉。 実は、母と他愛のない会話をしていたときに、ポンと出てきたものでした。   春といえば…卒業式や入学式、新生活スタート、桜満開の中でお花見!ピクニック! なんだかとても華やかで、穏やかで、キラキラしているそんなイメージがあります。   でも、この「春曇り」のデモを作っていた時の私はおそらく とてもブルーな気持ちでした…。   友人とのつながりや、新しい環境での自分と どう上手くやっていけばいいのか、関係を築いていけばいいのか。   ひとり部屋の隅で悶々としていた気持ちを、恋愛に例えて書いていました。   そんな当時の想いをノートを通じてRanちゃんに伝えた時 「了解です…! 書いてみます!」と、笑顔で返事をしてくれましたね。   その時の安心感と言ったら言葉では表せません。   Ranちゃんから歌詞をもらった時は、自身で描いてたイメージと 互いに共通していた“エモい”という言葉がギュッと詰まっていて感動しました。   どことなくはっきりしない、この曖昧ななんとも言えない関係性 穏やかな春の陽気の裏側で、そっと流れている物語のような。   そんなひとつのストーリーを、リズム感のあるメロに乗せて 老若男女問わずたくさんの方に届きますように…と強く願う、今日この頃です。   何度も言います。 Ranちゃん、素敵な歌詞をありがとう…!     詩織 ◆紹介曲「 春曇り feat.Ran 」 作詞:Ran 作曲:新山詩織 ★新山詩織&Ran Live 2024 ~Be with Us~ 開催決定!   日時:5月12日(日)開場:13:30/開演:14:00 会場:金沢・もっきりや  https://mokkiriya.com チケット料金:\5,500(飲食別) チケット問い合わせ: ・予約フォーム  https://mokkiriya.com/contact/ ・電話 076-231-0096(12:00?24:00)   ===   ★イベントライブ出演決定!   『ハピコレ!!vol.507』 日時:5月13日(月) OPEN 18:30 / START 18:45 会場:六本木unravel tokyo 出演:新山詩織 / 優利香 / Bitter & Sweet / ラストランプ / Ran チケット料金:\3,000(ドリンク代別)    ご予約はこちらから! https://tiget.net/events/308225   ===   新山詩織 オフィシャルファンクラブ~「ツナガル」~ 2nd Meeting「in my room」 https://fc.niiyama-shiori.com/contents/727179 ★こちらFC会員のみご参加いただけます。  

    2024/04/30

  • 土岐麻子
    少女は100年前の世の中に思いを馳せる。
    少女は100年前の世の中に思いを馳せる。

    土岐麻子

    少女は100年前の世の中に思いを馳せる。

     2024年4月24日に“土岐麻子”がソロデビュー20周年記念オールタイム・ベストアルバム『Peppermint Time ~20th Anniversary Best~』をリリースしました。2枚組となる CDアルバムのDisc1を「Pepper」サイド、Disc2を「Mint」サイドとして、過去作品からセレクトした30曲と、新録の「美しい顔 (with 礼賛)」を収録。都会的で、新しくて、それでいてどこか懐かしい、そんな土岐麻子の“シティポップ”を堪能できる作品となっております。    さて、今日のうたではそんな“土岐麻子”による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、ベストアルバム収録曲「 美しい顔 」にまつわるお話です。外見に不安を抱えているあなたへ。そして、無意識のうちに他者の身体的特徴を評価してしまうあなたへ。歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 2019年に書いた「美しい顔」。 内容は、歌詞としては分かりやすいものではないかもしれません。 制作時のメモはこのような感じでした。   2119年、少女は祖母が若かった頃の画像を見つめている。日付は100年前の2019年。とても輝いていて素敵な笑顔。しかし祖母は子どもの頃に外見を揶揄され苦しみ、そのコンプレックスから逃れるために危険な大手術を受け、顔を変えたそうだ。 少女は100年前の世の中に思いを馳せる。 「自分が美しいかどうかを誰かのものさしで堂々とはかられる時代があったなんて、人はどんなに生きづらかっただろう。祖母の生きた時代は野蛮で壮絶な時代だったのだな」と。   音が先にあって、あとから歌詞をつけていきました。最初はパーティーに出かけよう的なパッパラパー!なものでしたが、何曲も一緒につくってきたトオミヨウさんから初めて「うーん…」という反応が返ってきて、一度リセットして書き直すことにしました。そのときドキュメンタリーで泣きながら美容整形を受ける女性の姿を観て、この歌詞が出てきました。先にも述べたように、複雑な設定に迷いもありましたが、思い浮かんでしまってからはどうしても引き返せませんでした。 どんなメイクをしようが、まぶたを切ろうが骨を削ろうが、文様を入れようが穴を開けようが舌を割ろうが、自らがやりたいことならそうする自由があるし、飾ったり変身したりする選択肢があることは豊かなことです。 ただ、他人の言葉に左右され苦しみ、変身に追い込まれるようなことがあってはいけないはず。制作時に一番強く思っていたことは、自分の価値観で誰かの姿をはかることはおろかなことだ、ということです。 外見に不安を抱える人にも、誰かをそういう気持ちにさせる人にも、この曲を伝えたかったのです。   私自身、じつはどちらの立場も経験しています。誰かをけなした覚えはないけれど、反対に、たずねられてもいないのに誰かの顔の作りや体型を賞賛した覚えはあります。それは褒めているつもりでも、人の身体的特徴を自分勝手に評価する行為でしょう。   この数年で、価値観の違いを尊重する考え方や態度を身につけることがスタンダードになりつつあるように思います。 100年後の未来が、この歌詞の主人公が暮らすような「100年前のルッキズムを野蛮に感じるほど、生きやすい時代」になっていればいい…そう願います。楽観的でしょうか。   <土岐麻子> ◆紹介曲「 美しい顔 」 作詞:土岐麻子 作曲:トオミヨウ  ◆ソロデビュー20周年記念 オールタイム・ベストアルバム 『Peppermint Time ~20th Anniversary Best~』 2024年4月24日発売 配信リンク: https://asab.lnk.to/tokiasako_PT20 CD購入リンク: https://asab.lnk.to/tokiasako_PeppermintTime <収録曲> Disc1 -Pepper- 01. 美しい顔 (with 礼賛) 02. PINK 03. Rain Dancer 04. トーキョー・ドライブ 05. BOYフロム世田谷 06. Ice Cream Talk feat. G.RINA 07. CAN’T STOP feat.大橋トリオ 08. STRIPE 09. Gift ~あなたはマドンナ~ 10. Valentine 11. 乱反射ガール 12. Fancy Time 13. smilin’ 14. モンスターを飼い馴らせ 15. SUPERSTAR 16. 美しい顔   Disc2 -Mint- 01. Peppermint Town 02. エメラルド 03. ドア 04. mellow yellow 05. NEON FISH 06. High Line 07. RADIO 08. 夏夜のマジック 09. 愛のでたらめ 10. 都会 11. ファンタジア 12. NEW YEAR, NEW DAY 13. Rendez-vous in '58 (sings with バカリズム) 14. HOME 15. 眠れぬ羊 (with TENDRE)

    2024/04/26

  • アイビーカラー
    醒めぬ夢のままで
    醒めぬ夢のままで

    アイビーカラー

    醒めぬ夢のままで

     2024年4月17日に“アイビーカラー”が6th mini album『醒めぬ夢のままで』をリリースします。新体制以降、コンスタントなペースでの配信リリースを重ねてきましたが、ミニアルバム、流通音源として作品をリリースするのは2021年10月6日以来。バラエティに富みながらも、メロディ、歌詞、佐竹惇(Vo,Gt)が描きたい音楽、世界感が一貫している今作。じっくりとお楽しみください。    さて、今日のうたではそんな“アイビーカラー”の佐竹惇による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 今回が最終回。綴っていただいたのは、このアルバムリリースに至るまでの思いです。メンバー3人が脱退し、一人でアイビーカラーを背負う覚悟をした彼。そこから今に至るまでどのような気持ちを抱えてきたのか…。今作と併せて、エッセイを受け取ってください。 今回はエッセイを3作も取り上げてくださるということで、前の2作は「暮れる日の栞」「ice coffee」について書かせていただきました。   今回はこのアルバムリリースに至るまでの思いを書こうかなと思います。   2023年4月。 4人で活動していたアイビーカラー。 突然のメンバー3人脱退。   いつまでも、一生続くとは思ってない。 ただ終わってしまうとも思ってなかった。   アイビーカラーという名前は残して 居住を大阪から東京へ移した。   「一人でこれからもアイビーカラーを背負っていきます。」   自分がその時放った言葉。 思っている何倍も背負うものが大きかったと実感した1年だった。   名前は同じでもソロになるだけで急に何をしていいかわからなくなった。     がむしゃらに今とにかくやれることを。   ただただそれを胸に世に出した配信4曲。   1曲1曲にもちろん思いも自信もあった。 ただ少し、これでいいんだろうかという気持ちも少なからずあったことも事実。     ライブで答え合わせを重ねていってようやく自分で“自分の曲だ”と少しずつ認めることが出来るようになった。   音楽を好きな理由、続ける理由は沢山あるけど最終地点はライブ。   今になってもステージからそばにいてくれる人にとんでもなく力を貰えた1年。     そこから新曲3曲を加えてアルバムが出来て、 今ようやく自分の中で改めて今やるべきことが見えてきた気がする。     アルバムの内容としては 失恋の曲が比率として多くなったけど、 サウンドのバリエーションが豊富で絶対に飽きが来ない作品が出来たと思う。     皆さんの目の前で、アイビーカラーとして、   「醒めぬ夢のままで」の曲達を一緒に感じられる日を楽しみにしています。   <アイビーカラー・佐竹惇>   ◆6th mini album『醒めぬ夢のままで』 2024年4月17日発売   <収録曲> 1.She's gone 2.tumbler 3.暮れる日の栞 4.bath towel 5.だけどさ、 6.ice coffee 7.AM2:00

    2024/04/25

  • 家入レオ
    恋は終わってしまったかもしれないけど、愛は続けていいんだよ。
    恋は終わってしまったかもしれないけど、愛は続けていいんだよ。

    家入レオ

    恋は終わってしまったかもしれないけど、愛は続けていいんだよ。

     2024年5月22日にニューシングル「ワルツ」をリリース! 同曲は松本まりかの主演ドラマ『ミス・ターゲット』主題歌として書き下ろされました。作詞・作曲を家入が手がけた、真っ直ぐな恋愛ソング。愛することの切なさを歌いながらも、どこか芯の強さと光を内包したヴォーカル、アレンジのミディアムバラードとなっております。    さて、今日のうたではそんな“家入レオ”による歌詞エッセイを2ヶ月連続でお届け! 今回は第1弾です。綴っていただいたのは、新曲「 ワルツ 」にまつわるお話。時間が薬になって解決してくれると言うけれど、今「過去の記憶」に悩まされているあなたへ…。 「時間薬」の意味を調べると、「どんなに大変な困難を抱えても時間が薬となって解決してくれること」とあった。忘れる、ということ。これは神様が人間に授けた愛であると同時に、恐ろしいくらい残酷なギフトだと思う。   辛く悲しい記憶を1秒でも早く消し去りたい。覚えていたいのに愛したあの人の声をもう思い出せない。新しい環境にいるのに過去の痛みがふとした瞬間にフラッシュバックしてしまう。私たち人間は今目の前にいる「相手」に悩まされているようで、実は「過去の記憶」に悩まされているのかもしれない、と考えてしまう日もある。もし神様が人間の心にすぐ忘れられるスイッチを付けてくれていたら、もっと楽に生きられたのに、なんて馬鹿みたいなことを想像してみたりして。   だけど、もしそのスイッチが人間の設計図に書き加えられていたとしたら、誰かの悲しみを自分のことの様に感じることも、赦すことで赦される深さを知ることも、喜びに声を上げ涙する心の機微も、全て世界からなくなってしまうのだろう。それでも、暗闇の中を歩いていると、もう感情なんてなくなってしまえばいいのにと本気で願ってしまうのは私の弱さだろうか。   新曲「ワルツ」はドラマ『ミス・ターゲット』の主題歌として書き下ろした。主人公・すみれは結婚詐欺師。恋をして、本当の愛を知ることで変わっていく女性の姿が描かれているこの作品と私の心がクロスした。   傷付いた恋だったけど、「出会わなかったら良かった」と、どうしても思えなくて。「あの指も声も」忘れたいのに、忘れたくなくて。苦しかったけど、でもこの人を好きになれてよかった、私前よりもやさしくなれたかもって。そんな気持ちで紡いだ言葉とメロディ。傷付いたのは、ちゃんと傷付けたのは、その人のことが好きだったってことだから胸を張っていよう、って。泣きながら笑って誇って馬鹿みたいだけど、こんな私も悪くないってやっと思えます。そして、大切な人とお別れしたあなた。恋は終わってしまったかもしれないけど、愛は続けていいんだよ、ってハグしたいです。   <家入レオ> ◆紹介曲「 ワルツ 」 作詞:Leo Ieiri 作曲:Leo Ieiri ◆ニューシングル「ワルツ」 2024年5月22日発売  

    2024/04/24

  • ヒトリエ
    オン・ザ・フロントライン。
    オン・ザ・フロントライン。

    ヒトリエ

    オン・ザ・フロントライン。

     2024年6月5日に“ヒトリエ”が両A面シングル『オン・ザ・フロントライン / センスレス・ワンダー[ReREC]』をリリース! 「オン・ザ・フロントライン」は、TVアニメ『無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~』第2クールのオープニングテーマ。「センスレス・ワンダー[ReREC]」は、2014年1月22日に、ヒトリエがメジャー1stシングルとしてリリースした楽曲を、現体制のシノダがボーカルを務める3人体制で再レコーディングしたものとなっております。    さて、今日のうたではそんな“ヒトリエ”のシノダによる歌詞エッセイを2回に渡りお届け。第1弾では配信リリースされた新曲「 オン・ザ・フロントライン 」にまつわるお話です。なぜ、このタイトルをつけたのか。10代の頃からずっと胸の内に溢れ続けている想いとは…。歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 何かスティール・ボール・ランとかボーイズ・オン・ザ・ランみたいな感じの言葉がきっと合うだろうなと思って色々考えてようやく捻り出せたのがこのタイトルでして、今のヒトリエになかなか相応しいものがつけられたんじゃないかと思います。   フロントライン、つまり最前線ですね。 別に自分達が音楽シーンの最先端に居るとは思っていないし、ずっと新しいことに挑戦しているとか、革新的なことをしているとかそういう風に思ってはいなくて、 ただ、わたしにとっての最前線とは現在進行形でバンドを走らせているこの状態であり、 ステージでフロアと対峙しているその瞬間でもあり、 この曲に限らず、過去の曲でもこれから先の曲でも、それがテレビでもラジオでも動画でもサブスクでもライブでもどんな形でもあなたの耳にヒトリエの音楽が届いた瞬間であり、いつでもその瞬間のことを考えているわたしの状態だったりします。   とにかく、聴いて欲しい聴いて欲しいという気持ちがこのバンドを始める前、それこそ10代の頃からずっとあってその気持ちが今もパンパンに張り詰めていてずっと苦しい。それは最早執念としか言いようが無く、その執念を燃やして走り続けているうちに多くの人を傷つけ、 沢山のものを失ったような気がするし、自分がまるで異形の怪物になってしまったようにも思う。最早人間のフリをするので精一杯だけどそれは今に始まったことじゃないような気もする。そんなわたしがメジャーの世界で10年も生き延びれたのだからやはり自分は音楽をやるべきだったし、続けるべきだったし、これからもきっとそうなのかもしれない。そうやってここまで生存してきたことをひとつの担保に、まだまだ先の長い未来に足を踏み入れていくのだと思う。 その先に何があるのか、みたいなことを考えられるほど自分は想像力豊かな人間ではないし、 メジャー10周年目のヒトリエの姿を誰が想像出来ただろうか。少なくともわたしにはできませんでした。   何だか色々とっ散らかったことをつらつらと述べた気がしますが、こういった気持ちを抱えたまま筆を滑らせていくとあのような歌詞が生まれたりするわけです。無職転生ⅡのOP曲になるのであまり作品世界を乱さないように言葉は選びましたが、割と自分の本音ファーストで書いた歌詞だったりします。   今、自分達がオン・ザ・フロントラインの名に恥じぬバンドかと問われれば、全然余裕ッスと胸張って言えるようになるまで多少時間は掛かってしまったかもしれませんが、 まあ、全然余裕ッスね~。   <ヒトリエ・シノダ> ◆紹介曲「 オン・ザ・フロントライン 」 作詞:シノダ 作曲:ゆーまお ◆両A面シングル『オン・ザ・フロントライン / センスレス・ワンダー[ReREC]』 2024年6月5日発売

    2024/04/23

  • reGretGirl
    reGretGirlを語る上でこの楽曲は欠かせない。
    reGretGirlを語る上でこの楽曲は欠かせない。

    reGretGirl

    reGretGirlを語る上でこの楽曲は欠かせない。

     2024年4月17日に“reGretGirl”がDigital Single「帰り道」をリリースしました。自主活動時代にリリースしたEP『おわりではじまり』に収録されている隠れ名曲の再録音バージョン。一人で歩く帰り道を恋人と二人で歩いた日の景色に重ねる様子を歌ったギターロックミドルナンバー。当時リリースされた原曲から楽器のアレンジや全体の尺を見直し、より洗練されたサウンドになっております。    さて、今日のうたではそんな“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、新曲「 帰り道 」にまつわるお話です。2015年に発表された楽曲をアレンジし、再リリースした同曲。この曲が生まれた当時、抱えていた思いとは…。今回は音声版もございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 この度、4月17日に我々reGretGirlはデジタルシングル「帰り道」をリリースいたしました。 この楽曲はデビュー前の2015年に発表した自主制作CDに収録されており、今回アレンジを加え再リリースという形になりました。 今回もこのうたコラムに文章を掲載させていただくことを誠に感謝いたします。 いつもありがとうございます。   遡ること10年程前。僕はまだreGretGirlというロックバンドを組んでいなかった。当時付き合っていた彼女にフラれ、「バンドで有名になってフッたことを後悔させてやる!」と意気込んだものの、直ぐにバンドを始められたわけではなく、1~2年程メンバーを探したり、弾き語りでライブ活動をしていた時期があった。その“バンドを始めるまでの期間”に書いた楽曲のひとつが、今回リリースした「帰り道」だ。   reGretGirlを語る上でこの楽曲は欠かせない。「いつかこの曲を再リリースしたい」と胸に秘めていたので、再び日の目を浴びることになり大変嬉しく思っている。   冒頭にも書いた10年程前。当時19歳ぐらいの僕は人生のどん底にいた。入学した大学には全然馴染めず、心の拠り所にしていた彼女にはフラれ、バンドを始めたいと思っている中、ライブハウスでは同世代の奴らが精力的に活動していたり、結果を出し始めたりで、本当に生きているのがつまらなかった。   毎日とにかく不安で、ずっと焦っていて、周りを見ては悔しくなった。大好きだったライブハウスにもあまり遊びにいかなくなり、大学もほとんど行かず、家に引きこもりがちな、うだつの上がらない日々を送っていた。   そんな時期に書いたのが「帰り道」だ。人生の明かりが消えかかっていた当時。この曲が僕の心に光を与えた。「いい曲ができた。メンバーがみつかったら必ずこの曲をバンドでやろう」そう思わせてくれた。少し大袈裟かもしれないけれど、僕に生きる理由をくれたのだ。   もう一度いう。reGretGirlを語る上でこの「帰り道」という楽曲は欠かせない。 最後に何年も眠っていたこの曲に言葉を送りたいと思う。   「デビューしてから発表した曲の中でお前が一番古い付き合いになる。お前が眠っていた間に、少しバンドに人気が出てきたぞ。メジャーデビューもしたし、ワンマンツアーを回れるようもになったぞ。まだまだ目指すところは沢山あるけど、昔じゃあ想像できないような日々を送っているぞ。あの時僕の元に来てくれてありがとう。起こすのが遅くなってごめんな。これからもずっとよろしく。」   <reGretGirl・平部雅洋> ◆紹介曲「 帰り道 」 配信リンク: https://rgg.lnk.to/wayback 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋

    2024/04/22

  • SARD UNDERGROUND
    春の衣替えは心が躍る。
    春の衣替えは心が躍る。

    SARD UNDERGROUND

    春の衣替えは心が躍る。

     2024年9月18日に“SARD UNDERGROUND”がデビュー5周年を迎えます。彼女たちは、令和の時代に“ZARD 永遠のスタンダード・ナンバー”を継なぐトリビュートバンド。2019年にZARDの数々の名曲が詰め込まれたトリビュートカバーアルバムでデビュー。そして現在に至るまで、数々のZARDのカバー曲と、坂井泉水の未公開詞によるオリジナル曲の他、ボーカル神野友亜によるオリジナル曲を発表し続けております。    さて、今日のうたではそんなアニバーサリーに向けて“SARD UNDERGROUND”の神野友亜による歌詞エッセイを1年を通じ、12ヶ月連続でお届け!今回は第8弾です。綴っていただいたのは、春の散歩のお話。今は笑うことが難しかったり、心が上向きにならなかったりするあなたへ。暖かい日はほんの少しだけ、外を歩いてみませんか? 春の衣替えは心が躍る。 服に彩りを持たせたくなるのは、街にカラフルな花たちが咲き始めているからでしょうか。   外に出てみると、今日も街があたたかい。   秋の散歩、 冬の散歩、 今月は、春の散歩。 ・ ・ ・ ただ手を繋いで、春の道を歩こう。 相手は誰でもいい、なんでもいい。 人でも、空気でも、お花でも、お気に入りのバッグでも。   …歩くたびに、あたたかいメロディーが生まれる。   時に、なんてことない道で小さな幸せを見つけることがある。 コンクリートに一輪咲いている小さなたんぽぽ。   “春が来たんだよ。そしてすぐ、夏が来る。”   今の心情が暗いオーラ放っていても、笑うことさえできなくても、小さな幸せはあなたから逃げることなく、目の前に留まっている。 考えや行動にも全て色がついているとすれば、そのたんぽぽに少し触れてみるだけで、“ふわっ”と心の一部が明るく変化するかもしれない。 ささやかな行動があなたの心を明るく染めてくれる。   視界が暗くなって、歩き続けることが怖くなったら、たまには立ち止まってみるのもいい。 美味しいものを沢山食べて、沢山寝たら、また一歩、勇気を出して踏み出してみよう。   春は旅立ち。そして新しい日々の始まり。 私には、お正月よりも、春を迎えるタイミングの方が“新しい一年を迎える”という言葉がしっくりくる。なぜだろう。   きっとあたたかいスタートにしたいから。   今年もあたたかく迎えましょう。 手を繋いで、春の道を歩き出しましょう。 < SARD UNDERGROUND・ 神野友亜> ◆ZARDの名曲カバーを厳選収録した 究極のトリビュート・ベストセレクション 『ZARD tribute Best Selection』 2024年3月20日発売   <収録曲> 1. あの微笑みを忘れないで [tribute 2024] 2. DAN DAN 心魅かれてく [tribute 2024] 3. Don't you see! [tribute 2024] 4. 負けないで [tribute 2024] 5. 心を開いて [tribute 2024] 6. 眠れない夜を抱いて 7. この愛に泳ぎ疲れても 8. 永遠 [tribute 2024]  9. 運命のルーレット廻して 10. マイ フレンド [tribute 2024] 11. 揺れる想い [tribute 2023] 12. きっと忘れない [tribute 2024] 13. Just believe in love 14. GOOD DAY

    2024/04/19

  • アイビーカラー
    二人とも進まないice coffee
    二人とも進まないice coffee

    アイビーカラー

    二人とも進まないice coffee

     2024年4月17日に“アイビーカラー”が6th mini album『醒めぬ夢のままで』をリリースします。新体制以降、コンスタントなペースでの配信リリースを重ねてきましたが、ミニアルバム、流通音源として作品をリリースするのは2021年10月6日以来。バラエティに富みながらも、メロディ、歌詞、佐竹惇(Vo,Gt)が描きたい音楽、世界観が一貫している今作。じっくりとお楽しみください。    さて、今日のうたではそんな“アイビーカラー”の佐竹惇による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 今回は第2弾です。綴っていただいたのは、収録曲「 ice coffee 」にまつわるお話。結ばれた先、やがて訪れてしまう別れ。この歌の<僕>と<君>にはどんなラストシーンが待っているのでしょうか…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 今回はmini album『醒めぬ夢のままで』から収録録「ice coffee」についてお話しできたらと思います。   別れ話。   できれば避けたいことではあるけれど、 恋をする。誰かと結ばれる。それにセットでどうしてもついてきてしまうもので。   もうわかっているはずで、心の準備はばっちりのはずの答えなのに 実際に声を通して、自分の耳に伝わってくるとやっぱり心が急に痛いくらい冷たくなる。     響き渡る店の秒針 静まり帰るテーブル席   二人とも進まないice coffee     男心と女心はもう真逆と言っていいくらい違う。 女性というのはある一定のキャパを超えると気持ちが急ピッチに冷めてしまうものなので、こちらが気づいた時にはもう遅い。 世のカップルが別れる理由はほぼこれだと思う。     恋人同士になるということは その代償に、失えばもう二度とそのひとつ前の関係にすら戻れない。 一気にこれまでのカタチは崩れ去る。   なかよしこよしだったままで 触れない距離だったままで     もしあの時、友達以上を求めなければ うやむやなままでもこっちの方が君と長くいられたのかと思うと、あの美しい日々さえも後悔に変わっていく。     そんな話を曲にしました。 改めて「ice coffee」 切ないけれどとっても大好きな曲です。 みなさん是非とも、浸ってみてください。   <アイビーカラー・佐竹惇> ◆紹介曲「 ice coffee 」 作詞:佐竹惇 作曲:佐竹惇 ◆6th mini album『醒めぬ夢のままで』 2024年4月17日発売   <収録曲> 1.She's gone 2.tumbler 3.暮れる日の栞 4.bath towel 5.だけどさ、 6.ice coffee 7.AM2:00

    2024/04/18

  • bokula.
    涙 滲むのは心の本音です.
    涙 滲むのは心の本音です.

    bokula.

    涙 滲むのは心の本音です.

     2024年4月17日に“bokula.”がMajor 1st EP『涙 滲むのは心の本音です.』をリリースしました。今作には昨年12月にメジャーデビュー曲として発表されたバラード曲「最愛のゆくえ.」や、人間関係の複雑さや依存に焦点を当てたロックチューン「涙ばっかのヒロインさん」など全6曲を収録。そのうち「高鳴り」はCDのみに収録されます。    さて、今日のうたではそんな“bokula.”のえい(Gt./Vo.)による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、今作『涙 滲むのは心の本音です.』に通ずるお話です。どうして曲を書くのか。自分のなかの何が曲を求めるのか…。心の制御で本音を堪えてばかりのあなたへ。ぜひ今作と併せて、エッセイを受け取ってください。 涙は、流れない。   心の制御で本音を堪えるばかり だが、滲んだ。   人には言えない有耶無耶があって 自分しか分かってくれない問題がある もしも心を抑える必要がなかったら 人は人と向き合い続けられるでしょうか。   感情起爆剤はオーバードライブを介して サウンドの中にエンコード済   涙は、流れない。   心の制御で本音を堪えるばかり だから、滲んだ。   ーーーー   僕等の持ってるエネルギーは音を介して 時に微力に、時に莫大な可能性を秘める瞬間があって、求める声があるからこそ今日も今日とて机上にありつく。   誰かが求めてくれるから曲を書いて音楽をするんじゃあない。 自分自身が求めてるから曲を書いては誰かが見つけ、求めてくれるのだ。   僻みや卑屈ばかりが溢れる世界の傍、 哀愁と愛執が咽び泣いている。 本当は、心の内は、涙の本音は、 人と人だから“分かり合う”事よりも “分かち合おう”とする事の方が自然体である気がしている。 その中に1つ、カテゴライズされた『音楽』は 本音だからこそ言えず、表せない表現を 聴覚上発信する古来からのソーシャルメディアではないかと考える。   感情の起伏(喜怒哀楽)に必要なキッカケと要因は意外にも複雑にはならない事が多い。 気持ちの持ち用なんて結局は気持ち次第である 心を惑わしてしまえばどうって事ない“メロディが誤魔化すノイズ”だ。   悲しい時は泣いていたい。 嬉しい時は笑っていたい。   こんなにも単純で複雑な僕らはもっと弱くていい。打たれたらあっけなく倒れてしまう様な、そのくらい柔らかい感性を種は種であるが為に、あるがまま。ありのまま。   これくらいに複雑に長尺に書き連ねたエッセイも取り留めのない言葉の綾も、音楽も同じくらいに単純で良い。素直で愚直で良い。   ただ、   原動力を欲した合図は 時に音楽が必要だ。   心の本音は、涙より透明で意外にも柔軟だ。   <bokula. えい> ◆Major 1st EP『涙 滲むのは心の本音です.』 2024年4月17日発売   <収録曲> 01. 涙ばっかのヒロインさん 02. 怪火 03. 不完ロマンス 04. いつ失ってもいいように. 05. 最愛のゆくえ. 06. 高鳴り(ボーナストラック / CDのみ)

    2024/04/17

  • ゴホウビ
    これは間違いなく自分の歌。
    これは間違いなく自分の歌。

    ゴホウビ

    これは間違いなく自分の歌。

     2024年4月3日に“ゴホウビ”が1st EP『GOHOBI QUATTRO -sweet-』をリリースしました。メジャー1作目となる本作は「一糸まとわぬアイを見せてよ」「なんぼのもんじゃい」「ラブシャッフル」「MOKE MOKE」など、全曲勝負曲の6曲入りEP。男女混声豆腐メンタル4人組バンド、ゴホウビの名刺がわりのような作品となっております。    さて、今日のうたでは“ゴホウビ”のスージーによる歌詞エッセイを3週連続でお届け! 最終回は収録曲「 ヤコウチュウ 」にまつわるお話です。常夜灯のなかで果てている虫に自身を重ねたその理由とは。そして、この曲に描いた想いは…。今回も音声版がございます。本人の朗読もお楽しみください!  寝るとき部屋真っ暗にするのが怖くて 常夜灯にするんですが、   ある日電気カバーの中にどっからともなくやってきた小さな虫が果てているのを見つけて。   それをボヤーっと眺めてたら、 わたしもこのコと一緒だなって思ったんです。   「好きなことをしながら生きていく」 そう決断して上京しました。 現実はそう簡単じゃない。 覚悟したつもりでも やっぱり不安は 憧れや夢や、ときめきや自信を食べていく。     一時、 ただ誰かが何気なく放った一言や 偶然流れてきた情報に、踊らされまくっているときがありました。   この人の言うことさえ聞いてればうまくいく、 なんてありえないのに。   「現状を打破したい、 自分の音楽捻じ曲げてでも。」   いつしか<希望に見えるもの>に縋っていました。   でも他人に認めてもらえないことより、結局自分を否定することの方が私にとってはよほど辛かったみたいで、   ある日惨めで情けなくなって、大の大人が夜道で大泣きしながら帰りました(笑)。   そんな日々を経て、   この先思うような結果が出なかったとしても 「これが自分の作品だ」と、心から言えるものを貫き続けてしんだ方がいい。   と、今なら100%本気でそう言えます!   いつもは大切な人たちを浮かべて歌詞を書きますが、 これは間違いなく自分の歌。   救いたいわけでもなく、 庇いたいわけでもなく、 鼓舞したいわけでもなく、 ただ自分を自画像のように書きました。     泣きながら帰った帰り道、 この曲を書くきっかけになった ノートにメモした言葉です。   “光に群がるんじゃなくて 光放ちたい”     ----   とゆうことで、あっという間に3週目。 今回はこれで終わりです。   早いですね、時が経つのは。 私の住む街はあっという間に桜が散ってしまいました。4月はありがたいことに、ホビ活がたくさんスケジュールに入っていて目まぐるしいです。きっとこれを読んでいる方も、新年度、新学期、日々忙しく過ごしていることと思います。   今回は新しいEP『GOHOBI QUATTRO -sweet-』の中から3曲ピックアップしてエッセイを書かせていただいております。   朗読にもチャレンジさせてもらって、 下手な小芝居挟んでみたりして。 楽しかったです!     エッセイ、ホッとひと息つく時間になってたらいいなぁ。   今回は重めで息が詰まっちゃうかな。 すんません!最後なのに! でもこれからも全部歌にしていきます。 それがあなたの心に共鳴したとしたら ひとりじゃないってちょっと思えます。   歌ネットのエッセイ担当者さま、 また新しい作品出たら是非是非お願いします☆   読んでいただきありがとうございました。 ゴホウビのスージーでした! またね~。   <ゴホウビ・スージー> ◆紹介曲「 ヤコウチュウ 」 作詞:スージー 作曲:スージー  ◆1st EP『GOHOBI QUATTRO -sweet-』 2024年4月3日発売   <収録曲> M1.「MOKE MOKE」 M2.「ラブシャッフル」 M3.「なんぼのもんじゃい」 M4.「ヤコウチュウ」 M5.「一糸まとわぬアイを見せてよ」 M6.「好きな服」  

    2024/04/16

  • 澤田空海理
    あなたの歌が聴きたい
    あなたの歌が聴きたい

    澤田空海理

    あなたの歌が聴きたい

     2024年4月3日に“澤田 空海理”がメジャー3rdシングル「作曲」をリリースしました。澤田 空海理にとっての作曲とは生活そのもの。嘘や誇張なく、自分に誠実に生活することから音楽は生まれる。さくら味を表現するための言葉選びよりも、春を食べたいという感情を優先する。そんな澤田 空海理が描く、生活と音楽の真ん中を手探りで見つける、日常の延長線上を描いた楽曲となっております。    さて、今日のうたでは“澤田 空海理”による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、新曲「 作曲 」にまつわるお話。この曲に設定した“表テーマ”、そして“裏テーマ”とは…。今回は音声版もございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 楽曲を作る際に“表テーマ”と“裏テーマ”を設定することがあります。もちろん全ての曲がそうであるわけではなく、“表”だけで事足りることもあれば、“裏”の設定をしようがない場合も存在します。“表テーマ”はメロディ、歌詞、編曲といった表面的なソングデザインから大多数の人たちが汲み取れるもの。拙作「作曲」に関して言えば、それは男女の普遍的な掛け合いであり、背伸びしない、手の届く範囲のものから僕たちの歌は生まれるんだよ、といった具合でしょうか。   そして、今回は明確な“裏テーマ”が存在します。ここ数年、楽曲制作に携わる人たちの間で度々「AI作曲」というものの是非が話題に上がるのを見かけるようになりました。自身で書いた歌詞にAIが楽曲をつけてくれる画期的な試みで、その精度には様々な意見が飛び交っていたものの概ね「叩き台やアイデア出しとしては十分実用性がある」といった論調に落ち着いたように思えます。   これに関しては、私も含めて自衛も兼ねたうえで発言していらっしゃる方も少なくないのではないでしょうか。私自身、細々ながらも商業作曲家としての活動もしておりますので、日進月歩どころか“秒進分歩”で進化を続けるそれは他人事ではありません。何なら作詞ですらAIに任せてしまえる時代です。   本人がディレクターないしはプロデューサーとして大まかな舵取りをして、その他実作業を全てAIに出力してもらい、その収益でご飯を食べる、という行為が横行する未来が簡単に予測できます。予測、というより既に現実で起きていることですね。その数はここから爆発的に増えると断言できます。   そして、それは創作という行為に今まで興味を持たなかった人、またはその行為に諦めや落胆を実体験で覚えてしまった人ほど、乗りこなし易いものである、というのも容易に想像がつきますし、後者に関しては痛いほど共感もできます。   制作の楽しさというのは“結果”ではなく“過程”だと言い切ると綺麗事が過ぎますが、今現在に音楽制作をされている方の大半がはじめたての頃は(もしかして今も)寝食を忘れて制作に没頭したのではないでしょうか。その成果物に一向に結果が伴わなかった場合、その怒りや落胆が自身ではなく外側の世界に向いてしまうのは、正直に言えばとても理解ができてしまいます。数字なんてなんの意味もない、という言葉は超俗的すぎます。意味は確実にあります。確固たる自我と高尚な指針を持ち続けられる人の方が稀有なのです。   前置きが長くなりましたが、「作曲」という楽曲は私がどうしたら音楽を長く続けられるかを綴ったものです。「心を作る仕事をしている」は大言壮語も甚だしいですが、せめて夢を見たいのです。音と言葉を自身の選択でする悦びは、10年と少し音楽を続けた今でも健在です。手放せません。日々、「もう音楽を辞めたい」なんて弱音を吐くと同時に必死に言い訳を探しています。「でも音楽以外でご飯を食べられる気がしない」とか「今の歳とスキルで雇ってくれる会社なんてない」とか。そんな迷い事をきっとこれからも発し続けると思います。そんな気はさらさら無いのに。   音楽ないしは芸術分野に従事する人に向けて、なんて大層なものではなく、せめて周りの仲間たち、今まさに日の目を見ようと歩を緩めない同士たちに向けて、「僕は続けるよ。だから一緒に居られるうちは一緒に居てね。あなたの歌を聴かせてね」と言いたかったのだと思います。全自動作曲の是非を問うというより、私が音楽制作に魅せられた理由のただの一つもそこには含まれていないということです。   <澤田 空海理> ◆紹介曲「 作曲 」 作詞:澤田空海理 作曲:澤田空海理 「作曲」各配信サイト: https://sorisawada.lnk.to/sakkyoku 

    2024/04/15

  • SCANDAL
    <永遠に1番近いところ>まで。
    <永遠に1番近いところ>まで。

    SCANDAL

    <永遠に1番近いところ>まで。

     2024年3月20日に“SCANDAL”がNew Album『LUMINOUS』をリリース! 前作『MIRROR』以来、2年ぶりとなる通算11枚目のアルバムとなる今作は昨年リリースしたシングル「Line of sight」「ハイライトの中で僕らずっと」に加え、Rhythmic Toy Worldとの共作「あなたへ」、EOWとの共作「Plum」を含む全11曲が収録。メンバー全員が作詞作曲に携わったバラエティに富んだ1枚となっております。    さて、今日のうたでは“SCANDAL”による歌詞エッセイを4回に渡りお届け! 今回が最終回です。執筆を担当したのはTOMOMI。綴っていただいたのは、収録曲「 ファンファーレ 」にまつわるお話です。“世界一”となったこのバンドのことを、初めて歌詞に落とし込んだこの歌。これまでのことを思い出し、今とこれからのことを考え、出てきたワードは…。 昨年の夏、私たちは世界一になった。 ガールズバンドとして世界で1番長くメンバーチェンジをせずに活動したらしい。 あまり実感はない。   あまり実感はないが、思い返してみれば確かにこの17年間でたくさんの仲間が活動を休止したり解散したりした。 同時期にデビューしたアーティストはほとんどいなくなった。   私たちはバンドを続けるということが得意だったみたいだ。 制服を着て「イイ子ちゃんなんて気取れない!」と歌っていた女子高生たちがまさかこんなにも続くとは誰一人として想像出来なかったと思う。 もちろん私自身も。   あの頃からずいぶん変化した。   制服を脱ぎ、作曲をし、プライベートレーベルを立ち上げた。 細かく挙げるともっとある。 大型のフェスに呼んでもらえるようになったこと、J-WAVEやFM802で曲がかかるようになったこと、バンド仲間が増えたこと、いつの間にか先輩になっていたこと。       世界一になる少し前、2023年の春頃に『HIGHSPEED  É toile 』というアニメのエンディングテーマのオファーを頂いた。 女の子が主役のカーレースの物語だ。   曲を作るにあたってアニメのスタッフの方々と打ち合わせをした際、物語に出てくる登場人物が“自立した女性”であることが大切なテーマのひとつだと伺った。 それは大人になった私たちが今活動する上で大切にしていることだった。   だから、 これから世界一になる私たちのことをアニメの世界観と絡めながら書くことにした。   実はバンドのことを歌詞に落とし込むのはほとんど初めてで、何から書けば、どこまで書けば良いのかわからなくなり、何度も何度も書き直した。   書きながらこれまでのことを思い出していた。   大きな山や谷はなかったけれど、自分たちなりに紆余曲折の日々を過ごしてきた。   常にコンプレックスを抱え、それに打ち勝つための試行錯誤は失敗の連続だったかもしれない。   そのくせ私は自分たちの終わりを具体的に考えたことが今まで1度もなかった。 多くの人と同じように、いつまでも続くものだとどこかで思っていたのだ。   だけど、いざ世界一になるという時に、この先どこまで行けるのか、あと何回4人でステージに立てるのか、ということが初めて頭をよぎり、終わる理由が出来てしまったことに気付いた。   考え始めると、これまでの奇跡がより愛おしくなり、途端に寂しくなる。 メンバーや周りにいてくれるスタッフやファンのみんなの顔も浮かんだ。 いつか終わりは来るものだとわかっていても、1秒でも長くこの人生が続くようにと願ってしまう。       考えて考えて考え抜いてやっと完成した歌詞に、初めて<フィナーレ>という言葉を使った。   それはもう、泣きながら書いた。 私なりの覚悟を込めて。   私たちがいつかそれぞれの人生を歩む時は、私たち史上最高の状態でフィナーレを飾りたい。   夢にも似たその目標を掲げながら、この先は<永遠に1番近いところ>まで4人で歩みを進めよう。   そんな事を思った制作だった。   とは言え、世界一になっても私たちの世界は今のところ何一つ変わることなく続いている。   <SCANDAL・TOMOMI> ◆紹介曲「 ファンファーレ 」 作詞:TOMOMI 作曲:MAMI   ◆New Album『LUMINOUS』 2024年3月20日発売   <収録曲> 01.群青pleats 02.ファンファーレ 03.私たち 04.Plum 05.CANDY 06.Vision 07.LOOP 08.Line of sight 09.あなたへ 10.1:47 11.ハイライトの中で僕らずっと  

    2024/04/12

  • アイビーカラー
    暮れる日の栞
    暮れる日の栞

    アイビーカラー

    暮れる日の栞

     2024年4月17日に“アイビーカラー”が6th mini album『醒めぬ夢のままで』をリリースします。新体制以降、コンスタントなペースでの配信リリースを重ねてきましたが、ミニアルバム、流通音源として作品をリリースするのは2021年10月6日以来。バラエティに富みながらも、メロディ、歌詞、佐竹惇(Vo,Gt)が描きたい音楽、世界感が一貫している今作。じっくりとお楽しみください。    さて、今日のうたではそんな“アイビーカラー”の佐竹惇による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 今回は第1弾。綴っていただいたのは、収録曲「暮れる日の栞」にまつわるお話です。コロナ禍の初期に生まれたこの曲。改めて自身と向き合う時間ができたからこそ、気づいた思いは…。 今回はNew album『醒めぬ夢のままで』に収録されている「暮れる日の栞」という楽曲についてお話しできればと思っています。     もともとこの曲ができたのは2020年。 新型コロナウイルスが蔓延し、今までが嘘だと思うくらいの日常がはじまったところでした。   我々ミュージシャンだけでなく、もうほぼ全ての職業と言っていいほどの方々に大打撃を与えた地獄のような期間。 ライブもできず、ただただ家で事態の収束を祈るばかりで、毎日不安に駆られながら曲を作るしかありませんでした。   2019年まではバンド活動において一切歩みを止めてこなかった。 とにかく前へ。前へ。 あの頃は気持ちを止めず、自分を奮い立たせてがむしゃらに進めていたと思います。     そんな中での急なコロナ期間、我に返って自分自身と向き合う沢山の時間がありました。     自分のルーツや10代に受けた衝撃、そして続けることに対する思い。   コロナ前のあの頃、少しずつ、ほんの少しずつではあったけど、ワンマンもできるようになって曲を聴いてくれる人が増えてきた実感が出てきた。   それによって自分の生み出すものが「作品」であり、「商品」になる。そんな気持ちもようやく芽生えてきた頃でした。   その意識は自分にとってとてもプラスになるモチベーションであり、 でも逆に 「とにかくこんな曲を作りたい」 よりも 「こんな曲を作らなければならない」 にほんの少し変わっていっていた気がしました。   もちろんあの頃に書いた曲も大好きです。でも今一度、   「とにかく自分がやりたいと思う音楽を作ろう」   と思って書いた曲。 それが今回のアルバムに入れさせていただきました「暮れる日の栞」です。   あの頃はアコギと歌だけの弾き語り音源でこっそりと公開した楽曲ですが、 今になってまたリアレンジしてパワーアップして帰ってきました。   ノスタルジー、騒ぎ出す。 僕がアイビーカラーで伝えたい音楽です。   是非ともたくさんの人に届きますように。   <アイビーカラー・佐竹惇> ◆6th mini album『醒めぬ夢のままで』 2024年4月17日発売   <収録曲> 1.She's gone 2.tumbler 3.暮れる日の栞 4.bath towel 5.だけどさ、 6.ice coffee 7.AM2:00

    2024/04/11

  • さとう。
    足音を聞こえるように鳴らしてく
    足音を聞こえるように鳴らしてく

    さとう。

    足音を聞こえるように鳴らしてく

      2024年4月10日にシンガーソングライター“さとう。”が新曲「あの夜」を配信リリースしました。同曲は“さとう。”の新たな一面を見せる1曲。等身大の恋愛観は健在ながら、アップテンポでロックな曲調に、がなりや巻き舌のテクニックを使いこなし、悪い女を全体で表現。主人公の強さと弱さが混在し、変化してゆく心模様に注目を…!    さて、今日のうたではそんな“さとう。”による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、新曲「 あの夜 」にまつわるお話です。これまでとは、一味違った主人公像。ただの悪い女の歌ではなく、そこに垣間見える感情は…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 7ヶ月連続リリース、大事な折り返しとなる4月10日は「あの夜」。 1月から続いた恋愛三部作からはガラリと変わった、アップテンポのナンバーとなっております。 すでにライブではお馴染みの曲となっておりまして、サブスクで聴けるのを待ってくれていた方もいるのではないでしょうか。 私もずっと歌ってきた楽曲なので、今回このようなタイミングで配信することができて本当に嬉しく思っております。   さとう。はライブで、よく歌の主人公になりきって歌うことが多いのですが、 特に「あの夜」は、時に客席を睨みつけるように、時に余裕そうに笑いながら、普段の私とは全然違うかっこいい大人な女性になったように歌っています。 めちゃくちゃ楽しいです、リリースされた4曲の中でもライブで聞いて欲しい一曲です。 なので皆さんもこの曲は、悪い女になりきって街を堂々と闊歩しながら、 イヤホンで大音量で聞いていただきたい…!(周りの迷惑にならない程度に…)。   ただ、この歌はただの悪い女の歌ではなくて、「悪い女になりきろうとする強がり」が込められているのです。 どうとでもなれ、と投げやりになった主人公の孤独や認めたくない後悔が、歌詞やテンポに垣間見えると思います。 そこにもぜひ注目してみてください。   さてさて、あっという間に折り返しです。 7月19日に控えたワンマンライブのチケットも ありがたいことに半分が売れたみたいで、 私も喜びを噛み締めながら、精進する毎日です。 まだまだライブもリリースも続きます。 さとう。は一段飛ばしができない人間なので、一つ一つ着実に踏みしめていきたいです! どうか、その軌跡をリアルタイムで、その目で見守って頂けると嬉しいです。   <さとう。> ◆紹介曲「 あの夜 」 作詞:さとう。 作曲:さとう。 ◆さとう。ONEMAN LIVE『産声みたいで、』 2024年7月19日(金)渋谷 LOFT HEAVEN OPEN:19:00 START:19:30   ■3/10 20:00 ~ 券売中 TICKET: 【一般】¥3,300 【学割】¥2,900(+1Drink¥600) https://t.livepocket.jp/e/satou-oneman-719   TICKET媒体: Livepocket / 会場限定紙チケット(予定枚数終了) (先着順販売・整理番号座席指定なし)   TICKET入場順: 紙チケット(整理番号順)→livepocket(整理番号順)   ※紙チケット優先入場 ※学割 入場時学生証提示   公式HP https://satou-official-web-site.jimdosite.com/    

    2024/04/10

  • ゴホウビ
    わたしはあなたの最後の恋になる!!
    わたしはあなたの最後の恋になる!!

    ゴホウビ

    わたしはあなたの最後の恋になる!!

     2024年4月3日に“ゴホウビ”が1st EP『GOHOBI QUATTRO -sweet-』をリリースしました。メジャー1作目となる本作は「一糸まとわぬアイを見せてよ」「なんぼのもんじゃい」「ラブシャッフル」「MOKE MOKE」など、全曲勝負曲の6曲入りEP。男女混声豆腐メンタル4人組バンド、ゴホウビの名刺がわりのような作品となっております。    さて、今日のうたでは“ゴホウビ”のスージーによる歌詞エッセイを3週連続でお届け! 第2弾は収録曲「 ラブシャッフル 」にまつわるお話です。好きな人の過去を、自分が知らない好きなひとのあれこれを、想像して苦しくなってしまうあなたへ…。今回も音声版がございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください! 「ここ昔来たことあるなー」   「へぇ、なんで?」   「普通に遊びに。」   「誰と?」   「あー…友達みたいなやつと」   「みたいなやつ? どゆこと?」   「いや、なんていうか、まぁ元カノ」   「…ふーん」   「あ! ソフトクリーム売ってんじゃん。食べる?」   「いらない」   「あーそう…俺は食べるけど、いらないのね?」   「いらない」   ・・・沈黙・・・     みたいな経験ある人 わりといるんじゃないでしょうか。     好きな人の過去。   自分がまだ出会う前のあなた。   自分が知らなくて その子だけが知ってる表情とかあるのかな。   そんなこと考え出すと、 身悶えするほど 枕に顔を埋めて叫びたくなるほど 悔しい。       …わかるよねーーー!!   わかるよねこの気持ち! ちょっと、首縦に振りすぎてもげてるよ頭!   しかも過去の恋バナする時、 だいぶ美化して遠い目しながら喋る人いますよね。   恋人にそれされると正直ぶち腹立つ!!! ね!     …でも、 終わった恋があるというのは 多かれ少なかれ“別れ”に付随する 寂しさや悲しみを経験したということなわけで。   そのとき好きな人が独り たとえば部屋で、居酒屋で、帰り道で。   辛い時間を過ごしたんだろうか。 涙流したりもしたんだろうか。 と、思いを馳せると胸がギュッとなる。   「わたしはこの人のことが本当に大切なんだな」と感じる瞬間、   『失恋の痛みを乗り越えた先で 自分に出会ってくれたこと ありがとう』   と思える。     あわよくば好きな人の 初恋になってみたかったけど。   わたしはあなたの 最後の恋になる!!     …胸の内で密かに誓ったのでした。     それでは聞いてください。 ゴホウビで「ラブシャッフル」   冒頭のショートコント お粗末さまでした!また次回!   <ゴホウビ・スージー> ◆紹介曲「 ラブシャッフル 」 作詞:スージー 作曲:スージー ◆1st EP『GOHOBI QUATTRO -sweet-』 2024年4月3日発売   <収録曲> M1.「MOKE MOKE」 M2.「ラブシャッフル」 M3.「なんぼのもんじゃい」 M4.「ヤコウチュウ」 M5.「一糸まとわぬアイを見せてよ」 M6.「好きな服」  

    2024/04/09

  • 新山詩織
    拝啓 Ran様
    拝啓 Ran様

    新山詩織

    拝啓 Ran様

     2024年3月29日に“Ran”がリスペクトする新山詩織との初のコラボ楽曲「あの日 feat.新山詩織」をリリースしました。Ranのコラボ企画第1弾となる今作。    さて、今日のうたではそんな最新作を放った“新山詩織”と“Ran”による文通的エッセイをお届け!【後編】は新山詩織からRanへのお手紙です。今回も音声版がございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 Ranちゃん、お手紙ありがとう。   ついこの間までレコーディングやインスタライブなど、顔を合わせる機会はたくさんありましたが、こうして改まって言葉を交わすのは少し気恥ずかしくもなりますね。でも嬉しいです。   当時、そのドラマに出演していた時の私は、まだまだ未熟で、Ranちゃんと同じく形の見えない不安みたいなものと常に葛藤していました。この先どうありたいのか、どう進んで行きたいのか。それでも、とにかく踏み出してみないと分からないことだらけ!と、がむしゃらに走っていた記憶があります。   でも、Ranちゃんが画面越しに私を見つけてくれたように、たくさんの出会いがあり、パワーを貰いました。なんだか書きながら今、涙が出そうです(笑)。憧れだなんて言われていいものか…なんて思ってしまう自分ですが。ありがとう。   渋谷WWWのライブも、遊びに来てくれましたね。お手紙はもちろん今も大切に持っています。 あの日は再スタートの日ということもあり、とても緊張感あふれるなかにいました。ライブ終了後、Ranちゃんと初めてお会いしてそのくしゃっと可愛い笑顔を見た時、なんだかとても心がスッとしたのを覚えています。私もライブが出来たこと、そしてRanちゃんと初めて対面できたこと、大切な瞬間のひとつです。   今回は初めてのコラボということで、Ranちゃんはどんな風にメロディを作るのか、どんな言葉を綴るのか…とてもワクワクしながらいました。そしてたくさんの時間を共にしていくなかで、Ranちゃんの「私はこうなんだ」という芯の強さや、そして私含め周りのスタッフやディレクター、エンジニアまでもみんなを明るく元気にしてしまうパワーに「本当にすごい人だ…」と、ひとり勝手に感動していました。その人柄に、私も何度も助けられていました。 こちらこそ素敵な時間を共有させていただいて、本当にありがとうございます。   同じくまだ、話し足りないことがたくさんありますが… これからライブやイベントなど盛り沢山なので、すぐに会えそうですね。   またRanちゃんと同じステージで歌を届けられること、心から楽しみにしています!     詩織 ◆紹介曲「 あの日 feat.新山詩織 」 作詞:Ran・新山詩織 作曲:Ran・新山詩織   ★新山詩織&Ran Live 2024 ~Be with Us~ 開催決定!   日時:5月12日(日)開場:13:30/開演:14:00 会場:金沢・もっきりや  https://mokkiriya.com チケット料金:\5,500(飲食別) チケット問い合わせ: ・予約フォーム  https://mokkiriya.com/contact/ ・電話 076-231-0096(12:00?24:00)   ===   ★イベントライブ出演決定!   『ハピコレ!!vol.507』 日時:5月13日(月) OPEN 18:30 / START 18:45 会場:六本木unravel tokyo 出演:新山詩織 / 優利香 / Bitter & Sweet / ラストランプ / Ran チケット料金:\3,000(ドリンク代別)    ご予約はこちらから! https://tiget.net/events/308225   ===   新山詩織 オフィシャルファンクラブ~「ツナガル」~ 2nd Meeting「in my room」 https://fc.niiyama-shiori.com/contents/727179 ★こちらFC会員のみご参加いただけます。     ■2024年 4月27日(土) 東京・赤坂 B-flat https://bflat.yamano-music.co.jp/   <第1部> OPEN 14:00 START 15:00  <第2部> OPEN 18:00 START 19:00   Special Guest:Ran(両部出演予定)   チケット料金:全席指定 6,500円(税込) スペシャルフード付き/飲食代別   ※各部 スペシャルフード付き (スペシャルフードの内容は第1部・第2部で異なります。) ※チケットに含まれるスペシャルフード以外の  ドリンク・フードはオーダー自由(飲食代別) ※トーク中心のファンミーティングとなります。

    2024/04/08

  • Sano ibuki
    涙は必需品じゃないからこそ美しい
    涙は必需品じゃないからこそ美しい

    Sano ibuki

    涙は必需品じゃないからこそ美しい

     2024年4月3日に“Sano ibuki”が新曲「ミラーボール」をリリースしました。同曲は、人気を博しシリーズ化しているドラマ『ソロ活女子 のススメ』シーズン4のエンディングテーマ。Sanoが同ドラマのテーマ曲を担当するのは、2021年放送のシーズン1のオープニングテーマを手掛けて以来約3年ぶり。シーズン4では、初の海外ソロ活として台湾を訪れるとのこと。ドラマに彩りを添える新曲をお楽しみに!    さて、今日のうたではそんな“Sano ibuki”による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、新曲「 ミラーボール 」にも通ずるお話です。思い出すたびに、ペンを握り、曲を書く、とある記憶。そして今、Sano ibukiが思い描く自分の音楽の在り方とは…。 保育園の先生が泣いている姿を今も思い出すことがある。   悲しかったからなのか、悔しかったからなのか、それとも僕がおバカさん過ぎて困り果ててしまったのかは覚えていないのだけど、辛い表情の先生の涙を拭ってあげたい気持ちとなんで泣いているのか分からない困惑と、冷たく、人っこ一人いない夕暮れ、保育室前の下駄箱を何故か覚えていて、良く見る夢のように思い出しては、その度にやっぱりちょっとだけ胸が痛んで、ちょっとだけ衝撃的なものを見た興奮のようなものを覚えるのだ。   きっと物心がついて初めて見た、他人の"大人"が泣いた瞬間で、そして明らかに自分のことを想っての涙だった。辛そうな人がいて、助けたくて、一緒に悩みを解決したくて、そんな想いの真ん中には自分のことを大切に想う人を見つけたという嬉しさが溢れ出ていた。   僕のために泣いてくれる人がいるんだ。と、この人のことを大切にしなきゃ。と、心に決めたからこそ未だに脳裏に焼き付いているのだろう。   大人になって泣くことを恥ずかしいと言う人がいるが、僕はそうは思わない。自分を守るために大切な機能だ。 寧ろ、耐え忍び、飛び出すことなく忘れ去られてしまった涙を無視して生きていくのはあまりに寂しい。   大人である先生の涙に愛情を感じた自分がいるように、言葉という感情の抜け殻では伝えられない何かを届けることができる手段だ。 まあそんなことを言ってもそれが簡単に出来たら苦労はしない。泣きたくなっても泣けない時も、泣きたくても泣ける相手がいない時もある。   そんなとき、少しだけ心の窓にカーテンを掛けて、誰にも見られず泣ける場所に僕はなりたい。 夕暮れ時、届かなかった先生の頬に今は届くように、拭える音楽でありたいなと、弱くいられる場所でありたいと思うのだ。   そうしたらいつか、記憶の片隅にもあの日のことを覚えていないであろう先生が、もし名前だけでも覚えていたのなら。誇りに思ってもらえる日が来るのかもしれない。僕が取り出せるハンカチはきっとそれくらいで、あの日何も出来なかった自分にできることなのだろう。   だからこそ思い出す度にペンを握り、曲を書く。 きっと今日も曲を書くのだろう。   <Sano ibuki> ◆紹介曲「 ミラーボール 」 作詞:Sano ibuki 作曲:Sano ibuki 

    2024/04/05

  • ゴホウビ
    愛とは研究だ!
    愛とは研究だ!

    ゴホウビ

    愛とは研究だ!

     2024年4月3日に“ゴホウビ”が1st EP『GOHOBI QUATTRO -sweet-』をリリースしました。メジャー1作目となる本作は「一糸まとわぬアイを見せてよ」「なんぼのもんじゃい」「ラブシャッフル」「MOKE MOKE」など、全曲勝負曲の6曲入りEP。男女混声豆腐メンタル4人組バンド、ゴホウビの名刺がわりのような作品となっております。    さて、今日のうたでは“ゴホウビ”のスージーによる歌詞エッセイを3週連続でお届け! 第1弾は収録曲「MOKE MOKE」にまつわるお話です。会話や思考のすれ違いを描いたこの歌。お互いに100%わかりあうことは無理だとしても、大切なのは…。今回は音声版もございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください! 「愛とは研究だ!」 と、ある日ふと思ったんです。   きっかけは、人とのいさかい。   “今なんでそれ言うの?” “なんでそんな言い方すんの? は? むかつく!!”   と、なった時。   むかつく! あいつ嫌い! で、終わらせていた青い日々。   でも、本当にそれでいいのでしょうか? もしかして相手も言葉にうまくできていない胸の内に秘めた想いというものがあるのかもしれない…。     今回の曲「MOKE MOKE」は 私たちが男女混声のバンドというのもあって、 男女の会話や思考のすれ違いを描いていますが、 性別や関係に限らず、自分以外の誰かというのを100%理解するなんて土台無理な話ですよね。   それでも! 相手を思いやる、 相手について考えを巡らせる。 その行動こそが愛や情なんじゃないか、と。   そして、考えに考え抜いて… 「君はこういうことが言いたかったんだよね?」 と、勇気を出して確かめたのにも関わらず 「は? 全然違うし! ばっかじゃないの!」 と、言われてしまうことも。 そして、「は! なんでそこまで言われなきゃいけないんだよ!」   あぁ無限ループ、いとおかし。   常識やら、性別やら年齢やら、生まれ育ちやら、型には到底当てはめられないし、答えにはすぐに辿り着けない。だから人と関わるのはすごく面倒くさく、とても面白いものなんだと近頃しみじみ思います。   やっぱり歌詞が浮かぶきっかけになる大抵は、誰かと会話した時なんです。ただ一言二言喋っただけで刺激がある。良いことですよね!   だからこそ苛立ちも葛藤もトライアンドエラーも丸っと含めて、人付き合いを楽しむ余裕。持っていたいです!   …私はまだかなり時間がかかりそうですが。 同じように、私も誰かに自分のことを考えてもらっているんだとしたら、それは本当にありがたく、愛おしいことだなぁと思うんです。     サウンド面では、 スージーとcodyの男女の掛け合いはもちろんのこと、 405の超絶テクなベース、 むんちゃのトリッキーかつドラマチックなドラム、 山崎裕也くんのカラフルに飛び散るギター、 バチバチのゴホウビにもご注目ください!   最後に、 再び歌ネットさんでコラムを書かせていただくことになりとても嬉しいです。何週かに渡ってお届けできるということなので、手持ち無沙汰なときにでも是非読んでください。   バンド活動スタートして6年目、メジャーデビューして1年経て、ようやく1st EP『GOHOBI QUATTRO -sweet-』をリリースすることができました。   2023年からリリースしてきた楽曲たち、 これから作っていく楽曲たち、 サウンドは常に冒険しながら、変わらないゴホウビスピリッツを胸に2024年も頑張っていきます!   2024年11月15日には、ゴホウビ史上最大キャパの渋谷クラブクアトロでのワンマンライブも開催することが決まっています。この一年はこの日に向かって、EPを引っ提げていけるとこまでいったろうと思っております。たくさんの人にゴホウビを聞いてほしいなぁー!!!   見えない未来。   やると決めてしまったらあとは、不安がるのは不毛な時間。ただ面白がってやったもん勝ち。   少しでも興味を持ってくださった方は是非、生で私たちの音楽を体感しにきてくださいねー。 いつでもお待ちしておりますよ!     さぁ、 「MOKE MOKE」のサビの歌詞のようにあなたも大切な人と   <パッとなってギュッとなってモケモケラ> お試しになってみてください。   なんですかそれって? ・ ・ ・ 愛とは芸術だ!   おっと、話が長くなりそうなので それについては今度お酒でも飲みながら。   読んでくれたあなた、 ありがとうございました~! ゴホウビのスージーでした! またね。   <ゴホウビ・スージー>   ◆1st EP『GOHOBI QUATTRO -sweet-』 2024年4月3日発売   <収録曲> M1.「MOKE MOKE」 M2.「ラブシャッフル」 M3.「なんぼのもんじゃい」 M4.「ヤコウチュウ」 M5.「一糸まとわぬアイを見せてよ」 M6.「好きな服」

    2024/04/04

  • Furui Riho
    愛のためなら唯一。
    愛のためなら唯一。

    Furui Riho

    愛のためなら唯一。

     2024年4月3日に“Furui Riho”がニューアルバム『Love One Another』をリリースしました。今作は自身の人生のテーマをタイトルに掲げたメジャー1st アルバム。リード曲「Your Love」、Furui Rihoらしいキャッチーさが光る「ピンクの髪」、多数のチャートインを果たした「Super Star」「LOA」、ドラマ『弁当屋さんのおもてなし』主題歌でファンからリリースを待望されていた「Friends」など新曲含む計9曲を収録!    さて、今日のうたではそんな“Furui Riho”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、今作のリード曲「 Your Love 」にまつわるお話です。不条理な世界のなか、生きている意味を見出せなくなりそうなとき、唯一の救いとなるものは…。ぜひ歌詞とあわせて、エッセイを受け取ってください。 2024年はどんな年になるだろう…! 大晦日は紅白を見てお笑いを見て 久しぶりにワインなんて飲みながら 夜更かしをしました   朝寝坊してお正月の陽気な テレビが流れる中で 飛び込んできた速報ニュースは 私たちが全く予期してないものでした   2024年の「始まり」は 驚きと不安と悲しみが なんだかどっと一気に 押し寄せてきたのを覚えています   お祝いムードから一転 なんだかわからないけれど この先に漠然と不安を感じるような そんな感覚で   「世の中ってなんて、不公平なんだろう」と そんな風に思いました。   暗くなってきた空を眺めながら それは1月のとても寒い日で たくさん雪が降っていました   わたしは空を見上げるといつも 宇宙のことに想いを馳せてしまいます 小さい頃の夢は天文学者で いつも天体の本を読んでいたのですが あるとき自分の学力では到底及ばぬことを悟り そっと諦めたのを覚えています。     宇宙の中で地球が位置しているのは太陽系というグループで そのグループを2000億個集めたら銀河になり そしてその銀河が1000億個集まってこの宇宙が出来ています   そんな事実を考えると自分がどれだけ無力で 儚くてちっぽけな存在かを思い知らされます   「わたしってなんで生きてるんだろう?」   幼い私は流石にそこまで深くは考えていなかったけれど 大人になるとそんな疑問も湧いてくるものです   この世界にたまたま偶然にできた個体が 意志を持って 生まれた理由や意味も持たず こうやってただ不条理な世界で死を待つ?   毎日こんなに必死で頑張ってるのに それで終わっていくなんて なんて虚しいんだろう   私はきっとどこかに 生きてる意味があると信じてるのですが 私が諦めてしまいそうな時は大抵 一人で頑張ろうとしている時です   なんでも1人で自分の力で 乗り越えようとしてしまうのわたしの癖は 何年経っても抜けないようで   目を開ければ 助けてくれるひとがいるのに すぐそばにいつもいるのに そんなことをすぐ忘れてしまいます   この曲の <でもせめてと 手を伸ばしてみたんだ> はそんな風に抱えきれなくなった私が 「助けてくれー!」と ホテルの天井に向かって手を伸ばした情景から描き始めています   毎日はとても刺激的で楽しいですが 辛いことや苦しいこともあり   でもその中で光り輝いて 本当の幸せを得られる瞬間があるんです   それは愛を感じた時です なんだか綺麗事かもしれないけれど でも本当にこの心を十分に満たしてくれる とんでもないパワーを愛は持っています   だから私は目に見えないこのものに 愛のためなら唯一生きていいかもと そう思えるんです   それを書いたのが「 Your Love 」です   今回アルバムのタイトル 『Love One Another』は お互い愛し合うという意味で 「Your Love」はリード曲としてリリースされました。 レコーディング直前まで粘って歌詞を書いただけあって しっかり先頭に立ってアルバムを引っ張ってくれる曲になったと思います       2ndアルバム『Love One Another』プチ情報   実はこの「Your Love」は2ndアルバムに入っている 「 We are 」と兄弟の曲です   一緒に作ったのはSayo Oyama で 私が昔から尊敬するゴスペルディレクター   初めにできたのはこの「Your Love」 でもその当時はこの雰囲気よりももっと軽快で明るくしたくて それが「We are」になりました   そして今回やっと3年越しに より原型に近い形で完成しました。 アレンジにはプロデューサー・knoakが入ってくれて、何倍にも曲を膨らませてくれています。 どちらも歌詞もメロディーも全く違うけど似てるところを是非探してみてください!   <Furui Riho> ◆紹介曲「 Your Love 」 作詞:Furui Riho 作曲:Sayo Oyama・Furui Riho  ◆ニューアルバム『Love One Another』 2024年4月3日発売   <収録曲> 1.LOA 2.Super Star 3.Your Love 4.PSYCHO 5.ウソモホント 6.ピンクの髪 7.Friends (Album ver.)  8.We are 9.SAPPORO TOKYO

    2024/04/03

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