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  • reGretGirl
    どうか誰よりも愛されますように。
    どうか誰よりも愛されますように。

    reGretGirl

    どうか誰よりも愛されますように。

     2025年6月11日に“reGretGirl”がMajor 3rd Full Album『LOVERS』をリリースしました。前作『tear』以来、約2年ぶりとなるフルアルバム。寄り添う= “愛” というテーマを持って、恋愛に限らずさまざまな角度から切り取った“愛” を届ける楽曲たち。2024年にリリースの「帰り道」「純ラブ」「ロスタイム」に加えて、2025年4月2日に先行リリースした「エバーソング」を含む新曲8曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイを2週連続でお届け!第2弾は収録曲「 ブルーアワー 」にまつわるお話です。不安を抱き締めながらも、自分の道を必死に進もうとしているあなたへ。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 この度、6月11日に3rd Full Album『LOVERS』がリリースされました。前回このコラムでアルバム『LOVERS』について書かせていただいたのですが、今回はこのアルバムの表題曲「ブルーアワー」について文章を寄せさせていただきました。   思い返すと十代、二十代前半ぐらいの頃は、“どこからともなく現れる不安”と“根拠のない自信”の二つを持って過ごしていて、その二つはうまくバランスを保っていた。将来のことを考えると、「このまま大人になって大丈夫やろか」と漠然と怯えている時もあれば、「なんかわからんけど、なんとかなるやろ」と大雑把だけど前向きになれる時があって、この二足で人生を歩んできた気がする。   それがあったからこそ、僕はバンドマンという不安定で先の見えない道をのらりくらりと歩いてこられたし、若い頃は大人になればこの正体不明の不安はなくなるのだとも思っていた。   それなのに、いざ三十を越えても正体不明の不安はなくならない。困ったものだ。ずっとどこかに小さく穴が空いた様な感覚で、その穴が大きくなったり小さくなったりすることはあれど、塞がることはない。   さらに、昔はあった根拠のない自信には根拠がないと自信を持てなくなった。知らぬ間にバランスを崩し、不安なんてないように振る舞うことばかり上手くなって、気がつけば不安を抱き締め動けなくなっていることもあった。   不安のバランス感覚が変化し今まで通りではなくなって、心許なくなって、三歩進んで二歩下がって、思い通りになんて全然行かないから誰かに本音を吐露したい。そしてその誰かに聞いてほしい本音は本当は誰でもいいわけじゃない。その聞いてほしい人に優しくされたいから、僕は誰かに優しくするのだ。   ブルーアワーは僕自身を救うために書いた。だからみんなもこの曲に勝手に救われてほしい。僕ら同じ道を歩いているわけではないけれど、きっとその道を必死に進もうとしていることは同じだ。辛くなったらreGretGirlを頼ってくれ。僕もみんなを頼りにしてる。   どうか誰よりも愛されますように。   <reGretGirl・平部雅洋> ◆紹介曲「 ブルーアワー 」 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋 ◆Major 3rd Full Album『LOVERS』 2025年6月11日発売 https://rgg.lnk.to/lovers ・通常盤 ¥3,300 (税込) ・コロムビアミュージックショップ限定盤 (限定タオル付き)  ¥4,500(税込) <収録曲> 1. ハンワライナー 2. 純ラブ 3. ブルーアワー 4. エバーソング 5. 知らんけど 6. ロスタイム 7. 陽のあたる言葉 8. オレンジ 9. オトナビゲーション 10. 摩訶不思議ヒステリー 11. 帰り道 特設サイトはこちら▼ https://columbia.jp/regretgirl/ ◆ライブ情報 <reGretGirl presents ONEMAN TOUR 2025"for LOVERS> 2025年6月19日(木) 千葉LOOK OPEN 18:30/START 19:00 2025年6月22日(日) 水戸LIGHT HOUSE OPEN 17:30/START 18:00 2025年6月29日(日) 奈良EVANS CASTLE HALL OPEN 17:15/START 18:00 2025年7月5日(土) 広島LIVE VANQUISH OPEN 18:00/START 18:30 2025年7月6日(日) 岡山YEBISU YA PRO OPEN 17:30/START 18:00 2025年7月11日(金) F.A.D YOKOHAMA OPEN 18:30/START 19:00 2025年7月13日(日) 前橋DYVER OPEN 17:30/START 18:00 2025年7月26日(土) 浜松窓枠 OPEN 18:00/START 18:30 2025年8月2日(土) 京都MUSE OPEN 18:00/START 18:30 2025年8月3日(日) 神戸太陽と虎 OPEN 17:30/START 18:00 2025年8月8日(金) 松本ALECX   OPEN 18:30/START 19:00 2025年8月9日(土) 富山SOUL POWER OPEN 18:00/START 18:30 2025年8月11日(祝月) 岐阜CLUB-G OPEN 17:30/START 18:00 2025年8月16日(土) 仙台Rensa OPEN 17:45/START 18:30 2025年8月17日(日) 郡山HIP SHOT JAPAN OPEN 17:30/START 18:00 2025年8月30日(土) 福岡DRUM LOGOS OPEN 17:00/START 17:45 2025年8月31日(日) 鹿児島SR HALL OPEN 17:00/START 17:30 2025年9月20日(土) 函館 club COCOA OPEN 18:00/START 18:30 2025年9月22日(月) 札幌PENNY LANE24 OPEN 18:15/START 19:00 2025年9月27日(土) 金沢EIGHT HALL OPEN 17:45/START 18:30 2025年10月3日(金) 高松DiME OPEN 18:30/START 19:00 2025年10月4日(土) 松山サロンキティ OPEN 18:00/START 18:30 <東名阪ホールワンマン編> 2025年11月7日(金) NHK大阪ホール OPEN 18:00 / START 19:00 2025年11月21日(金) 岡谷鋼機名古屋公会堂 大ホール OPEN 18:00 / START 19:00 2025年11月28日(金) LINE CUBE SHIBUYA OPEN 18:00 / START 19:00 詳細はこちら▼ https://www.regretgirl.com/news/detail/38674

    2025/06/16

  • reGretGirl
    愛情を他者に与えること
    愛情を他者に与えること

    reGretGirl

    愛情を他者に与えること

     2025年6月11日に“reGretGirl”がMajor 3rd Full Album『LOVERS』をリリースしました。前作『tear』以来、約2年ぶりとなるフルアルバム。寄り添う= “愛” というテーマを持って、恋愛に限らずさまざまな角度から切り取った“愛” を届ける楽曲たち。2024年にリリースの「帰り道」「純ラブ」「ロスタイム」に加えて、2025年4月2日に先行リリースした「エバーソング」を含む新曲8曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイを2週連続でお届け! 第1弾は“愛”についてのお話です。とある日の帰り道、感じた小さな喜びや優しさ。今の彼が思う“愛”とは…。ぜひ今作と併せて、エッセイをお楽しみください。 この度、6月11日にメジャー3rdフルアルバム『LOVERS』がリリースされました。 今回は愛を持つものたちへ向け、僕なりの“愛”をテーマにアルバムを作成しました。 アルバムが完成してから、早く皆さんの手に渡ってほしいと思い続けていたので、ようやくこの日を迎えることができて大変嬉しく思います。 今回はこのアルバム『LOVERS』にまつわる文章をかかせていただきました。是非ご一読ください。   快速電車に揺られ帰路に着く。自宅の最寄り駅に到着してもまだ日が登っている。「日が傾く時間もずいぶん遅くなってきたな」と、ここ数日毎日思っていることに気がつき、ひとりで少しニヤけてしまう。   帰宅ラッシュ。ホームの人混みの流れに身を任せ改札を出る。駅前の歩道橋で、お婆さんが階段を登るところを助けている男性を見かけた。荷物を代わりに持ち、優しく声をかけながらゆっくり段差を登る彼と、いっぱいの笑顔を浮かべ「ありがとう」と言っているお婆さんをみて、心が温かくなった。   その歩道橋を越えて僕はさらに家路をたどる。自宅手前のコンビニでビールを買い、この時間いつも働いている店員に普段はなかなか言えないのに、今日は「いつもありがとう」と言って店を出た。   日常に潜む小さな喜びや優しさは“愛”だ。他の誰かに心血を注ぎ込むのも愛だ。自分自身を抱きしめるのも愛だ。愛は、恋や執着や依存とは違う。独占的でも排他的でもなく、私欲とは対極にあるもので、その延長には「優しさ」や「思いやり」があると僕は考えている。   「誰かに優しくしてもらったから、また別の誰かに優しくしよう」みたいなことが続けばいいなと思っている。   愛情を他者に与えることは一筋縄ではいかなくて、良いと思ってるものや、好きな人には簡単に与えることができるけれど、生きていればどうしたって相容れない人がいて、そういう人たちに愛情を向けるのは容易じゃない。   そんな時、僕はいつも思うようにしていることがある。どんなに分かり合えない人でも“その人を大切に思う人がどこかにいるかもしれない”と思えば、なんだか憎むことはできなくて、嫌いにはなれない。   “相容れないやつにも優しくあろうとする意味”を紐解いていくと、「みんなが幸せになれる」みたいなところに繋がっていく気がしているから、別に好きにならなくてもいいけど嫌いにはならないでおこうと思える。自分を幸せにしたければ周りを幸せにできないとね。   うだうだ書き連ねたけど、この度、reGretGirlが最高のアルバムをリリースしました。 普遍的でもあり具体的でもあり、シンプルだけど自分らしさを忘れないように等身大で愛を表現したので、是非このアルバムを愛してやってください。   <reGretGirl・平部雅洋> ◆Major 3rd Full Album『LOVERS』 2025年6月11日発売 https://rgg.lnk.to/lovers ・通常盤 ¥3,300 (税込) ・コロムビアミュージックショップ限定盤 (限定タオル付き)  ¥4,500(税込) <収録曲> 1. ハンワライナー 2. 純ラブ 3. ブルーアワー 4. エバーソング 5. 知らんけど 6. ロスタイム 7. 陽のあたる言葉 8. オレンジ 9. オトナビゲーション 10. 摩訶不思議ヒステリー 11. 帰り道 特設サイトはこちら▼ https://columbia.jp/regretgirl/ ◆ライブ情報 <reGretGirl presents ONEMAN TOUR 2025"for LOVERS> 2025年6月19日(木) 千葉LOOK OPEN 18:30/START 19:00 2025年6月22日(日) 水戸LIGHT HOUSE OPEN 17:30/START 18:00 2025年6月29日(日) 奈良EVANS CASTLE HALL OPEN 17:15/START 18:00 2025年7月5日(土) 広島LIVE VANQUISH OPEN 18:00/START 18:30 2025年7月6日(日) 岡山YEBISU YA PRO OPEN 17:30/START 18:00 2025年7月11日(金) F.A.D YOKOHAMA OPEN 18:30/START 19:00 2025年7月13日(日) 前橋DYVER OPEN 17:30/START 18:00 2025年7月26日(土) 浜松窓枠 OPEN 18:00/START 18:30 2025年8月2日(土) 京都MUSE OPEN 18:00/START 18:30 2025年8月3日(日) 神戸太陽と虎 OPEN 17:30/START 18:00 2025年8月8日(金) 松本ALECX   OPEN 18:30/START 19:00 2025年8月9日(土) 富山SOUL POWER OPEN 18:00/START 18:30 2025年8月11日(祝月) 岐阜CLUB-G OPEN 17:30/START 18:00 2025年8月16日(土) 仙台Rensa OPEN 17:45/START 18:30 2025年8月17日(日) 郡山HIP SHOT JAPAN OPEN 17:30/START 18:00 2025年8月30日(土) 福岡DRUM LOGOS OPEN 17:00/START 17:45 2025年8月31日(日) 鹿児島SR HALL OPEN 17:00/START 17:30 2025年9月20日(土) 函館 club COCOA OPEN 18:00/START 18:30 2025年9月22日(月) 札幌PENNY LANE24 OPEN 18:15/START 19:00 2025年9月27日(土) 金沢EIGHT HALL OPEN 17:45/START 18:30 2025年10月3日(金) 高松DiME OPEN 18:30/START 19:00 2025年10月4日(土) 松山サロンキティ OPEN 18:00/START 18:30 <東名阪ホールワンマン編> 2025年11月7日(金) NHK大阪ホール OPEN 18:00 / START 19:00 2025年11月21日(金) 岡谷鋼機名古屋公会堂 大ホール OPEN 18:00 / START 19:00 2025年11月28日(金) LINE CUBE SHIBUYA OPEN 18:00 / START 19:00 詳細はこちら▼ https://www.regretgirl.com/news/detail/38674  

    2025/06/11

  • reGretGirl
    他の誰かではない、僕らふたりだから集められるものを。
    他の誰かではない、僕らふたりだから集められるものを。

    reGretGirl

    他の誰かではない、僕らふたりだから集められるものを。

     2025年4月2日に“reGretGirl”がDigital Single「エバーソング」をリリースしました。同曲は日常のなかにある、ささやかだけど大きな愛について歌った直球ラブソング。サウンド面も壮大さはありながら、多幸感あふれる温かいバラードに仕上がっております。さらに、6月にはメジャー3rdフルアルバムのリリースが決定!    さて、今日のうたではそんな“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、新曲「 エバーソング 」にまつわるお話です。月日が経ち、ようやく意味を実感した歌のワンフレーズ。大切なひとに今思うことは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 この度、4月2日にアルバム先行シングル「エバーソング」がリリースされました。 大切な人へ素直な気持ちを歌いたくて、今回この楽曲を書きました。 普遍的でもあり具体的でもある、シンプルだけど自分らしさを忘れないような愛を等身大で表現しました。 今回はこのエバーソングにまつわる文章を書かせていただいたので、是非ご一読ください。   月日の流れは歳を重ねるほど速くなる。 目の前のことに追われながら、日々を過ごしていたらまた一年が終わる。   そんな目まぐるしく過ぎていく暮らしの中で、いつまでも互いを大切に思えるよう、気合いは入れなくていいけど手を抜かない愛情を持っていよう。   四六時中、相手のことを思ったりはしないけど、心に残る良い映画をみたり、ふらっと立ち寄った店のご飯が美味しかったりしたら、思い浮かぶ人であり続けよう。 繋いだ手に温もりを感じられるように、くだらない話を沢山しよう。くだらなくない話も沢山しよう。 休みの日にあえて早く起きたり、降りたことのない駅で降りてみたり、用もないのに空港へ行ったり、思いつきで夜の海を見にいこう。 知らない街をあてもなく歩いたり、公園のブランコで年甲斐もなく遊ぼう。こういった特別ではない、わざわざ思い出さないような日々を大切に持っていよう。   “君が僕にくれるもの” “僕が君にあげられるもの” そんなことをウダウダと考えるのはもうやめた。   キライになるには理由があった方がいいけど、スキであることに明確な理由はいらない。 ただなんとなく「笑っていられそうだから」で隣にいてよ。   昔、憧れのバンドマンが「“当たり前”の本当の意味は“積み重ねた小さな幸せ”」だと歌っていた。 あれから月日が経ち、ようやくあの歌の意味を実感した。 遠くにあるようで本当は近くにあった幸福。近くにあるようで本当は遠くにあった不幸。 側にいて気がつくことばかりだ。 これから続いていく時間の中で、身の丈に合った幸せをたくさん集めよう。 他の誰かではない、僕らふたりだから集められるものを。 “自分より大切な人”ができた喜びを忘れないように、この歌を幾つになっても歌う。 その時も目の前にいてくれることを願うよ。   <reGretGirl・平部雅洋> ◆紹介曲「 エバーソング 」 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋  ◆アルバム先行シングル 「エバーソング」 配信日: 2025年4月2日(水) https://rgg.lnk.to/eversong ◆Major 3rd Full Album『LOVERS』 2025年6月11日発売 通常盤 ¥3,300 (税込) コロムビアミュージックショップ限定盤 (限定タオル付き) ¥4,500(税込)   <収録曲> 1. ハンワライナー 2. 純ラブ 3. ブルーアワー 4. エバーソング 5. 知らんけど 6. ロスタイム 7. 陽のあたる言葉 8. オレンジ 9. オトナビゲーション 10. 摩訶不思議ヒステリー 11. 帰り道   特設サイトはこちら▼ https://columbia.jp/regretgirl/   【ライブ情報】 <reGretGirl presents  ONEMAN TOUR 2025"for LOVERS>   2025年6月19日(木) 千葉LOOK OPEN 18:30/START 19:00 2025年6月22日(日) 水戸LIGHT HOUSE OPEN 17:30/START 18:00 2025年6月29日(日) 奈良EVANS CASTLE HALL OPEN 17:15/START 18:00 2025年7月5日(土) 広島LIVE VANQUISH OPEN 18:00/START 18:30 2025年7月6日(日) 岡山YEBISU YA PRO OPEN 17:30/START 18:00 2025年7月11日(金) F.A.D YOKOHAMA OPEN 18:30/START 19:00 2025年7月13日(日) 前橋DYVER OPEN 17:30/START 18:00 2025年7月26日(土) 浜松窓枠 OPEN 18:00/START 18:30 2025年8月2日(土) 京都MUSE OPEN 18:00/START 18:30 2025年8月3日(日) 神戸太陽と虎 OPEN 17:30/START 18:00 2025年8月8日(金) 松本ALECX OPEN 18:30/START 19:00 2025年8月9日(土) 富山SOUL POWER OPEN 18:00/START 18:30 2025年8月11日(祝月) 岐阜CLUB-G OPEN 17:30/START 18:00 2025年8月16日(土) 仙台Rensa OPEN 17:45/START 18:30 2025年8月17日(日) 郡山HIP SHOT JAPAN OPEN 17:30/START 18:00 2025年8月30日(土) 福岡DRUM LOGOS OPEN 17:00/START 17:45 2025年8月31日(日) 鹿児島SR HALL OPEN 17:00/START 17:30 2025年9月20日(土) 函館 club COCOA OPEN 18:00/START 18:30 2025年9月22日(月) 札幌PENNY LANE24 OPEN 18:15/START 19:00 2025年9月27日(土) 金沢EIGHT HALL OPEN 17:45/START 18:30 2025年10月3日(金) 高松DiME OPEN 18:30/START 19:00 2025年10月4日(土) 松山サロンキティ OPEN 18:00/START 18:30   and more…   詳細はこちら▼ https://www.regretgirl.com/news/detail/38674

    2025/04/22

  • reGretGirl
    きっと季節が移ろうたびにこの日を思い出すのだろう。
    きっと季節が移ろうたびにこの日を思い出すのだろう。

    reGretGirl

    きっと季節が移ろうたびにこの日を思い出すのだろう。

     2024年9月4日に“reGretGirl”が新曲「ロスタイム」をリリースしました。愛する人を失った絶望を受け入れられずにもがき苦しむ心情を歌い上げた楽曲。“もう居ない相手”にすがり続け、現実を受け入れた時には「この世の終わり」と嘆く感情をリアリティ溢れる言葉で表現しております。また、サウンド面ではSUNNY氏をサウンドプロデューサーに迎えており、疾走感あふれるロックサウンドに。    さて、今日のうたではそんな“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、新曲「 ロスタイム 」にまつわるお話です。別れを告げられた日、蘇ってくるふたりで過ごした記憶、そして今の自分が抱く絶望…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 この度、9月4日にnew digital single 「ロスタイム」をリリースいたしました。今回はreGretGirlが得意とする“切ない歌詞”に“キャッチーなメロディ”を合わせた爽快なナンバーになりました。 今回もこのうたコラムに文章を掲載させていただく事、誠に感謝いたします。 いつもありがとうございます。     部屋に脱ぎ散らかしたままの靴下。流し台に溜まった食器。これらを咎める人はもういない。 ひとりで眠るダブルベッド。よくわからないまま使っている化粧水。空になった歯ブラシ立て。惰性で流れるYouTube。二つずつある食器。飲み終えていない安いワイン。埃の溜まった姿見。半分扉の開いた靴箱。半分になった生活。全てが詰まっていた暮らし。   嗚呼、また涙が出てきた。   あの時、僕は走馬灯を見た。 別れを告げられ、君を目の前にふたりで過ごした記憶がすごい速さで脳内を駆け巡った。今となっては死を感じるほどに、鮮烈で悦に入るはずの甘い記憶。その中のふたりはよく笑っていた。いつこうなってしまったのだろうか。もう取り返す時間はないのだ。「なにか言わなければ」と思えば思うほど、言葉に詰まり、そのうまく言えない言葉はジワジワと涙に変わり目からこぼれ落ちた。   程なく沈黙が続く。ふたりで過ごす間に沈黙を恐ろしいと感じたことは無かったのに、今はこの静寂に戦慄してしまいそうだ。俯いて黙ったままただ時間だけが過ぎてゆく。君がぽつりぽつりと別れる理由を話す言葉は殆ど耳に入らず、どうすればこの場所に留まってくれるのかをずっと考えていた。   まだ息はあがっている。いなくなった事への焦燥感で、あの日々を追いかけても意味はないのに。前に歩み出そうとしている君と、少しでも時間を遡ろうと反対方向に走っている僕とでは、うまく交わらないわけだ。冬を少しずつ運ぶ夜の風が頬に刺さる。きっと季節が移ろうたびにこの日を思い出すのだろう。   コンビニの前。人目を憚らず泣いた。でもそんなことはどうでもよかった。もう君はそばにいないから。   <reGretGirl・平部雅洋> ◆紹介曲「 ロスタイム 」 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋 

    2024/09/13

  • reGretGirl
    間違いなくこれは純粋な愛です。
    間違いなくこれは純粋な愛です。

    reGretGirl

    間違いなくこれは純粋な愛です。

     2024年7月10日に“reGretGirl”がDigital Single「純ラブ」をリリースしました。夏の恋のひとときを歌ったアップナンバー。思いを寄せる相手との時間を過ごすなかで、あと一押ししたいけどできない、という甘酸っぱい葛藤と純愛を歌った1曲。サウンドは、reGretGirlの持ち味である軽快なギターロックサウンドにリズミカルなストリングス等が融合した楽しく聴き心地の良いアレンジに仕上がっております。    さて、今日のうたではそんな“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、新曲「 純ラブ 」にまつわるお話です。待ち望んでいた<君>との時間。そして近づいてくる終わりのとき…。ぜひ、ひとつの恋物語を歌詞と併せてお楽しみください。 この度、2024年7月10日にnew digital single「純ラブ」をリリースいたしました。新しい曲が世に放たれるというのは何度経験しても嬉しい限りです。 今回もこのうたコラムに文章を掲載させていただく事、誠に感謝いたします。 いつもありがとうございます。     寝ても覚めても消えてくれない。君の事を考えない日はない。一挙手一投足、全てが君への想いへ繋がり、ひとりでは抱えきれない程の大きな恋心に手を焼いている。   この日が来るのをどれだけ待ち望んだことだろうか。 駅から徒歩五分。雑居ビルの四階にある雑多な居酒屋。二杯目のビールを飲みながら増えていく枝豆の莢。そして目の前にはほろ酔いの君がいる。騒々しい店内とアルコールのおかげで、距離は少し近くなる。君が身を乗り出して話を聞こうとしてくれるたび、僕の鼓動は早くなった。先日参加した友だちの結婚式の話だとか、偉そうなだけの上司の愚痴だとか、本当に他愛のない話をダラダラと続け、それと同時に刻一刻と終わりへと迫る時間をずっと気にしていた。「そろそろ帰ろうかな」と言われ、「そうだね」と思ってもいないことを口にする。あっという間に過ぎてしまった至福のひと時。悦楽感は焦燥感へ変わる。焦った所で「このままもう一軒行っちゃおうよ」とは言えないくせに。   最終電車へ続く改札の前。「またね」と言い改札へ向かう後ろ姿を見つめていたら、突然ドラマの最終回の様な素敵な音楽が流れ、僕の元へと走り出し「やっぱり」と頬を赤らめながら胸に飛び込んでこないかな。そしてそのままふたりはこの眠らない大都会の喧騒に消えた事をきっかけに、真実の愛で結ばれたりしないかな。   現実にそんなロマンスはなく、最終電車へ続く改札の前。もう君と過ごせる最後の時間。今ここで「帰らないで欲しい」と伝えたら君はどう思うだろうか。下心剥き出しな下世話な人間だと思い帰ってしまうだろうか。どうでもいい世間話はいくらでもできたのに、本当に伝えたいことは結局言えないままだ。   日が暮れても残る熱気は、夏のせいか君のせいか。都会の蒸し暑さは手に汗を握らせる。 揺れ続ける心。そこからは下心にみえますか。 間違いなくこれは純粋な愛です。   <reGretGirl・平部雅洋> ◆紹介曲 Digital Single「 純ラブ 」 2024年7月10日配信 品番価格:COKM-45199 ¥263 (tax in) 作詞・作曲:平部雅洋 ◆ライブ情報  reGretGirl presents SUMMER ONEMAN LIVE 2024 "どうにかなってしまいそうな野音編" 2024年8月11日(日) @大阪城野外音楽堂   "ひとりだと思わないためのホール編" 2024年8月29日(木) @昭和女子大学 人見記念講堂   <チケット>  一般発売中! ぴあ: https://w.pia.jp/t/rgg-natsuwanman24/ イープラス: https://eplus.jp/regretgirl/ ローチケ: https://l-tike.com/regretgirl/

    2024/07/26

  • reGretGirl
    reGretGirlを語る上でこの楽曲は欠かせない。
    reGretGirlを語る上でこの楽曲は欠かせない。

    reGretGirl

    reGretGirlを語る上でこの楽曲は欠かせない。

     2024年4月17日に“reGretGirl”がDigital Single「帰り道」をリリースしました。自主活動時代にリリースしたEP『おわりではじまり』に収録されている隠れ名曲の再録音バージョン。一人で歩く帰り道を恋人と二人で歩いた日の景色に重ねる様子を歌ったギターロックミドルナンバー。当時リリースされた原曲から楽器のアレンジや全体の尺を見直し、より洗練されたサウンドになっております。    さて、今日のうたではそんな“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、新曲「 帰り道 」にまつわるお話です。2015年に発表された楽曲をアレンジし、再リリースした同曲。この曲が生まれた当時、抱えていた思いとは…。今回は音声版もございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 この度、4月17日に我々reGretGirlはデジタルシングル「帰り道」をリリースいたしました。 この楽曲はデビュー前の2015年に発表した自主制作CDに収録されており、今回アレンジを加え再リリースという形になりました。 今回もこのうたコラムに文章を掲載させていただくことを誠に感謝いたします。 いつもありがとうございます。   遡ること10年程前。僕はまだreGretGirlというロックバンドを組んでいなかった。当時付き合っていた彼女にフラれ、「バンドで有名になってフッたことを後悔させてやる!」と意気込んだものの、直ぐにバンドを始められたわけではなく、1~2年程メンバーを探したり、弾き語りでライブ活動をしていた時期があった。その“バンドを始めるまでの期間”に書いた楽曲のひとつが、今回リリースした「帰り道」だ。   reGretGirlを語る上でこの楽曲は欠かせない。「いつかこの曲を再リリースしたい」と胸に秘めていたので、再び日の目を浴びることになり大変嬉しく思っている。   冒頭にも書いた10年程前。当時19歳ぐらいの僕は人生のどん底にいた。入学した大学には全然馴染めず、心の拠り所にしていた彼女にはフラれ、バンドを始めたいと思っている中、ライブハウスでは同世代の奴らが精力的に活動していたり、結果を出し始めたりで、本当に生きているのがつまらなかった。   毎日とにかく不安で、ずっと焦っていて、周りを見ては悔しくなった。大好きだったライブハウスにもあまり遊びにいかなくなり、大学もほとんど行かず、家に引きこもりがちな、うだつの上がらない日々を送っていた。   そんな時期に書いたのが「帰り道」だ。人生の明かりが消えかかっていた当時。この曲が僕の心に光を与えた。「いい曲ができた。メンバーがみつかったら必ずこの曲をバンドでやろう」そう思わせてくれた。少し大袈裟かもしれないけれど、僕に生きる理由をくれたのだ。   もう一度いう。reGretGirlを語る上でこの「帰り道」という楽曲は欠かせない。 最後に何年も眠っていたこの曲に言葉を送りたいと思う。   「デビューしてから発表した曲の中でお前が一番古い付き合いになる。お前が眠っていた間に、少しバンドに人気が出てきたぞ。メジャーデビューもしたし、ワンマンツアーを回れるようもになったぞ。まだまだ目指すところは沢山あるけど、昔じゃあ想像できないような日々を送っているぞ。あの時僕の元に来てくれてありがとう。起こすのが遅くなってごめんな。これからもずっとよろしく。」   <reGretGirl・平部雅洋> ◆紹介曲「 帰り道 」 配信リンク: https://rgg.lnk.to/wayback 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋

    2024/04/22

  • reGretGirl
    この言葉をもらったから僕は大丈夫だ。
    この言葉をもらったから僕は大丈夫だ。

    reGretGirl

    この言葉をもらったから僕は大丈夫だ。

     2023年11月1日に“reGretGirl”がMajor 2nd EP『告白e.p.』をリリースしました。『生活e.p.』以来約2年ぶりとなる、「告白」がキーワードになった5曲入りEP。失恋に関する曲を多くリリースしているreGretGirlですが、今回は恋愛に限らず、「思いを伝える」という大局的な意味で、幅広い層に聞いてもらいたい作品となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、収録曲「 月の色 」にまつわるお話です。ずっと“友達”だったふたり。ある日の彼女からの“告白”とは。そして僕からの“告白”とは…。今回は音声版もございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 この度、我々reGretGirlは本日11月1日に『告白e.p.』をリリースいたしました。“告白”をテーマにバラエティに富んだ渾身の5曲が詰まっております。 今回、この今日のうたコラムではそのE.P.から「月の色」に纏わる文章を掲載させていただきます。是非ご一読ください。       高さや時間、満ち欠けで月の色は違って見える。昼間に見える薄い月は白だったり、真夜中に見る低い月は濃い黄色だったり様々だ。日によって色々な表情をもつ月は、僕ら二人の関係に似ている気がした。   二人でいると居心地が良い。くだらないことでゲラゲラ笑い合え、無言が続いても気まずく思わない。意見が食い違うこともなく、共通の趣味も有る。食の好みも合う。まるでドとミ、隣同士のパズルピース。綺麗に噛み合わさり調和し合う関係。そんな僕と彼女は互いを「友だち」と呼んでいる。   ただ“友だち”と呼ぶけど少し近い気がしていて、“恋人”と呼ぶには違和感がある。特別な感情を抱きながら、互いに他に恋人がいても、嫉妬したり独占したいとは思わない。不思議な力で引き合わされた二人はいったい何なのだろうか。   この曖昧な関係が人間臭くて僕は好きだった。世の中白か黒かハッキリしていることの方が少なく、5段階評価の2~4みたいなことが大概だ。オラついているヤンキーが動物に優しかったり。温厚な人が平気でゴミをポイ捨てしたり。そんなうまく形容のできない所が優柔不断な僕たちみたいで良いなと思っていた。   今、彼女に告げられた「結婚することになった」という、自分は経験をしたことのない未知の言葉を目の前に少し困惑している。恋人がいるのは知っていたし、十分あり得る話しだと分かっていたはずなのに。祝福の気持ちももちろんある。ただ本音を言うと少し寂しく思っている。   会えなくてもずっと何処かで通じ合っていると思っていた二人の関係が、結婚を機に少し変わってゆく気がした。だから最後にずっと心の奥底に秘めていた思いを伝えた。   「結婚おめでとう。今更言うのアレだけど、僕らいつか一緒になると思ってたよ」   「ありがとう。もしかしたら私たち前世で一緒だったのかもね」   この言葉をもらったから僕は大丈夫だ。 もう今この気持ちが愛情だとか友情だとかどうでもいい。大切な人には変わりないのだから。   今夜見上げた月の色は、見たことのない赤だった。   <reGretGirl・平部雅洋> ◆紹介曲「 月の色 」 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋 ◆Major 2nd EP『告白e.p.』 2023年11月1日発売   <収録曲> 1. ページワン 2. バブルス 3. ワールド 4. マイフェアレディ 5. 月の色

    2023/11/01

  • reGretGirl
    何も気にせず考えずふたりだけになれたらよかったのに。
    何も気にせず考えずふたりだけになれたらよかったのに。

    reGretGirl

    何も気にせず考えずふたりだけになれたらよかったのに。

     2023年9月13日に“reGretGirl”がDigital Single「ワールド」をリリースしました。歌詞に綴られているのは<「ふたりだけになれる世界がほしい」 僕もずっとずっと思っていた>という想い…。あの頃の“盲目の恋”の別れを歌ったミドルナンバーとなっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、新曲 「 ワールド 」 にまつわるお話です。彼女が居なくなって数週間、少しずつ狂い始めた生活の歯車。思い返してみると、手を離した理由は何だったのか…。今回は音声版もございます。ぜひ本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 この度、我々reGretGirlは11月1日に『告白e.p.』をリリースする事を発表しました。 それに伴い、そのe.p.から一曲「ワールド」を9月13日に先行配信リリースをさせていただきました。 今回、この今日のうたコラムではその「ワールド」に纏わる文章を掲載させていただきます。 是非ご一読ください。     このマンションの燃えるゴミの日は火曜日と金曜日。週に二回もチャンスがあるのに、今週は両日とも寝坊をしてゴミを出せなかった。金曜日。目が覚めると、ゴミ収集車から流れてくる、どこか切ない安価なメロディが遠ざかってゆくのが聞こえた。大きなため息をついて、ベッドから起きトイレに入ると、トイレットペーパーのストックがなくなっていた。あれ? いつも使ってたペーパーはどこのメーカーのやつだっけ?   彼女が居なくなって数週間。生活の歯車が少しずつ狂い始めた。   冷蔵庫を開けると買い溜めておいたはずの缶ビールは残り二本。ペットボトルのお茶はコップに半分ほどの微妙な量で残っていて、冷凍庫ではカチカチに凍った生ゴミが苦しそうに角で息を潜めている。「生ゴミはその日のうちに袋に入れて、ほんでジップロックに入れて臭う前に凍らすのが一番衛生的やねん」これは彼女の受け売りで、僕にもその習慣がついた。   元々この部屋は僕が借りた部屋だ。ひとりになろうと大した変化はないだろうと高を括っていたが、ただ強がっていただけのようだ。     最後の決め手はなんだっけ。 共通点が多くて付き合い始めたふたりの暮らしには、小さな違いが募った。 「来週の休みは少し遠くに行きたいな」 「思ってたよりカードの支払いがあったから来月にしようや」 「結婚するなら〇〇までにしたいな」 「うーん、そうやなあ、できたらいいなあ」 共に過ごす時間は間違い探しをしているようだった。気がつけば“一緒にいられない理由を”数えるようになっていた。 その小さな違い。一緒にいられない理由が数えきれなくなった時。僕らは手を離した。   「何も気にせず考えずふたりだけになれたらよかったのに」   最後に彼女が言った言葉に思わず涙がこぼれる。 体裁も、年齢も、金銭も、何もかも気にしなくていいふたりだけの世界が欲しかった。 僕もずっとずっと思っていたよ。   今更言っても遅いよな。 < reGretGirl・平部雅洋> ◆紹介曲「 ワールド 」 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋

    2023/09/13

  • reGretGirl
    栞にあの子の名前をつけよう。
    栞にあの子の名前をつけよう。

    reGretGirl

    栞にあの子の名前をつけよう。

     2023年7月26日に“reGretGirl”がDigital Single「ページワン」をリリースしました。「ページワン」はreGretGirlの約6ヶ月ぶりとなる新曲で、「告白」がキーワードになったリズミカルで軽快なギターロックナンバー。今後のライブでも楽しめるような曲に仕上がっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、新曲「 ページワン 」にまつわるお話です。十三になったばかりの少年の、一世一代の告白の結末は…。また今回は音声版もございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 この度、我々reGretGirlは7月26日に「ページワン」をデジタルリリースさせていただきました。それに伴い、この今日のうたコラムでページワンに纏わる文章を掲載させていただきます。是非ご一読ください。       それはもう風の如く自転車を漕いで帰った。   「え、一緒にプリクラ撮ったやん」「え、誕生日にプレゼントくれたやん」様々な思いが脳内を駆け巡り、通学ヘルメットを前カゴに突っ込み逃げるようにその場を立ち去った。 まさに一世一代。まだ十三になったばかりの少年は、己の人生で初めて愛を人に打ち明けたのだ。     あの子のことを考えると何も手につかなかった。教室の前ですれ違い、目が合うと微笑みかけてくれた。部活の先輩の愚痴を話し、家に帰ってもメールで他愛ないことをずっと話していた。あの子の家の方向にわざと遠回りして帰ったりもした。勉強も部活もそっちのけで、募らせた想いで今にも胸が張り裂けそうだった。   だからほとんど勢いで告白をした。   「まだ付き合うとかよくわからないから付き合えない、もう少し待っててほしい」   思春期真っ只中。周りの見えていない少年は、恋人になれるものだと思い込んでいたので、突然梯子を外され今にも泣き出しそうだった。「ここで泣いたら超カッコ悪い。余計嫌われる」と幼いプライドでグッと堪え、「そうかぁ、じゃあずっと待ってるわ!」とヘラヘラしながら答える事で精一杯だった。   募りに募らせた想いは、口に出して伝えてしまうと呆気なく、一世一代の恋は有耶無耶になったまま終わってしまった。     今だに僕の心のページには栞が挟まっている。その理由は、今になってもわからない。大人になっても色褪せず、むしろ色鮮やかになってゆくこの初恋のページを、事あるごとになぞり返し思い出す。   栞にあの子の名前をつけよう。   この物語は十数年の時を経て、再び読み進める事になるかもしれない。   いや、これはまた別の話だ。   <reGretGirl・平部雅洋> ◆紹介曲「 ページワン 」 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋

    2023/07/26

  • reGretGirl
    そばにいるからそばにいてほしい。
    そばにいるからそばにいてほしい。

    reGretGirl

    そばにいるからそばにいてほしい。

     2023年2月1日“reGretGirl”がメジャー2ndフルアルバム『tear』をリリースしました。今作には全12曲が収録。これまで作品の多くが”失恋”を題材に制作されてきましたが、本作では“涙”を通して「あなたに寄り添い続ける音楽を」というメッセージが込められております。失恋だけではない、あらゆる「泣きたいこと」に手を差し伸べるreGretGirlの新作にご注目を!    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、今作『tear』に通ずる想いです。年を重ねてきた彼が今、新たなアルバムを届けるにあたり、伝えたい言葉は…。歌詞と併せて、このエッセイを受け取ってください。 reGretGirlはこの度、2月1日にMajor 2nd Full Album 『tear』をリリースいたしました。これも日頃から応援してくださる皆様のおかげでございます。本当にありがとうございます。   今回はこのアルバム『tear』に纏わる、セルフライナーノーツの様なものを書かせていただきました。是非アルバムと合わせてご一読ください。   昼間から自室に引きこもり、気がつけば日は暮れ部屋は冷房で冷えきっていた。もう何時間も創作に頭を抱えていたので、進まない筆を置き缶ビールの栓を開けた。冷房の風は頭をより重く感じさせたので、夜風にあたるため窓を開けた。八月の十九時はまだ日光の残滓が混ざったような薄暗い空だ。この夜空には覚えがある。不意に蘇る記憶。これは十五歳の夏、吹奏楽コンクールの結果に悔し涙を流した夜と同じ夜だ。そう確信した瞬間込み上げてくるものがあり、何故だか涙が溢れた。   悲しいわけでも、悔しいわけでも、嬉しいわけでもない。この涙は「懐かしく」て流れたのだ。これは時間をかければかける程培われるもので、“大人になった”副産物であり、この涙をとても美しいものだと感じた。これから人生が続くほど、この尊き涙が流れるのであれば、大人になるのも悪くないと思えた。   「忘れられない瞬間」は一長一短で、歳を重ねるごとに増える。部活動に明け暮れ全てを注ぎ込んだ夏を、何も手につかなくなった身を焦がすほどの恋を、友が亡くなり空虚な心を埋め合うように居酒屋で飲んだビールを。他にも数え切れないほどその「瞬間」は存在する。不意にこれらの記憶の琴線に何かが触れ、また美しい涙を流せるようにありたい。   いくつになろうと悩み尽きぬ日々。現状へ満足を得られず満たされはしない。苦役を強いられている様だと感じる今、理不尽を目の前に、飲み込んだその言葉は溶かした鉄の様に熱く、心を焼き尽くす。「悔し涙を堪えるな、今日ぐらい泣いても良いのだ。」と先ず己に明言する。とりあえず生きてさえいれば、いつか笑える日を迎えることを覚えた僕から伝えたい事は単純だ。   「そばにいるからそばにいてほしい」   reGretGirlはフルアルバムをリリースした。きっと何度もこれから使う言葉だと思う、しかし大切だからここに書く。   「今の我々の“全て”が詰まったアルバムが完成しました。是非、愛してあげてください。」 <reGretGirl・平部雅洋> ◆Major 2nd Full Album『tear』 2023年2月1日発売   <収録曲> 1. ギブとテイク 2. best answer 3. サムデイルーザー 4. ダレヨリ (Album Ver.) 5. KAWAII 6. winter 7. ルックバック 8. 車の中から 9. サンシャワー 10. ハングオーバー 11. remind 12. tear

    2023/02/02

  • reGretGirl
    私は貴方を忘れたいけど、貴方には忘れられたくない。
    私は貴方を忘れたいけど、貴方には忘れられたくない。

    reGretGirl

    私は貴方を忘れたいけど、貴方には忘れられたくない。

     2022年秋に“reGretGirl”が、3ヶ月連続で新曲を配信リリース! 今回の連続リリースは、3曲を通してひとつの恋の行方が描かれ、歌詞世界のストーリーが繋がっております。9月14日に第1弾「ルックバック」が、10月12日に第2弾「車の中から」が、そして11月2日に第3弾に「 サンシャワー 」がリリースとなりました。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け!今回が最終回。綴っていただいたのは、新曲「 サンシャワー 」の歌詞世界をさらに掘り下げる感情です。別れたあの日から続く、長くて孤独な夜のお話…。ぜひ歌詞と併せて受け取ってください。 今日のうたコラムを3ヶ月掲載させていただく第3弾として、今回は「サンシャワー」にまつわる文章を書かせていただきました。かけがえのない人がいなくなった日から続く夜の話。是非ご一読ください。   ---------------------   「 サンシャワー 」   何も変わらないはずなのに灯りを消すと、辺りの静けさが更に研ぎ澄まされるような気がする。真暗な部屋に私ひとりだけ。今日もこの夜を抱きしめて眠る。   今この部屋は、雨が降る前のような重たい空気、嵐が来る前のような静寂が重なり合い、寂寥の感をさらに植え付ける。乾いた洗濯物は取り込むだけで床の上で山積みになり、「どうせ誰にも見られないから」とシワが付いたまま干される下着は、今の私を写し出しているようだ。同じベッドにふたりで眠っていた時の、壁に寄りかかって眠る癖が身体に染み付いていて、枕元に置いたスマートフォンの画面がパッと光るたび「もしかして」と目が覚める。   本当に長い夜だ。   ふたりで過ごした日々は、泡のように呆気なく弾け飛び、まるであの時間が嘘だったと錯覚してしまうほど儚かった。ただ幸か不幸か、今心に突き刺さった“別れ”という名の刃がもたらすこの痛みが、あの日々を現実だったと思わせてくれるのだ。   立ち行かなかったこの恋には、足りないものは無く、余計なものに邪魔をされたのだと自分に言い聞かせる。「私は貴方を忘れたいけど、貴方には忘れられたくない」この我儘をわかってくれるだろうか。どうやったって嫌いになれない存在を無理にでも嫌おうとするこの惨めさをわかってくれるだろうか。   よく笑う所が好きだった。でもその笑顔の奥底にはいつも雲が陰っているように思えた。まるで晴れているのに雨が降っているようだ。   これから車に乗るたびあの日の事を思い出し、私は記憶に囚われながら、何度も後ろを振り返りながら生きてゆく。もし次、別の誰かに巡り会えても、きっと私から手を離すのでしょう。今の貴方のように。   ---------------------   3ヶ月に渡る掲載ありがとうございました。現在我々は3ヶ月連続配信リリースと共に映像企画「Music Video&Story"煙の行方"」というショートムービーも公開しております。是非そちらも併せてご覧ください。   今年は本当にたくさんの今日のうたコラム書かせていただいております。またお呼びいただけるよう、これからも精進していきたいと思います。 <reGretGirl・平部雅洋> ◆紹介曲「 サンシャワー 」 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋

    2022/11/04

  • reGretGirl
    これは車の中からそれぞれの道へ進むふたりの話。
    これは車の中からそれぞれの道へ進むふたりの話。

    reGretGirl

    これは車の中からそれぞれの道へ進むふたりの話。

     2022年秋に“reGretGirl”が、3ヶ月連続で新曲を配信リリース! 今回の連続リリースは、3曲を通してひとつの恋の行方が描かれ、歌詞世界のストーリーが繋がっております。第1弾の楽曲「ルックバック」は9月14日に、そして第2弾の楽曲「車の中から」が10月12日にリリースされました。第3弾は11月2日にリリース!    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け!今回は第2弾。新曲「 車の中から 」の歌詞世界をさらに掘り下げる内容となっております。車の中から同じ景色を見つめ、別々のことを考える二人。それぞれの胸の内にある本音とは…。 うたコラムを3ヶ月連続で掲載させていただく第2弾として今回は、「車の中から」にまつわる文章を書かせていただきました。この楽曲の歌詞は1番は男性目線、2番は女性目線になっております。そちらも留意して聴いていただけると大変光栄です。この文章もまた前半は男性、後半は女性の目線で書いております。 「 車の中から 」   車を走らせ彼女の元へ。   いつも迎えにあがる駐車場。すでに「少し話したいことがある」とメッセージを送っていたが、到着してもまだ決意は揺らいでいた。何も言わずに助手席に乗り込んで来る彼女の、顔を見ないまま緑色のフェンスの格子を見つめ、言葉よりも先に涙が流れた。鼻を啜り、例え彼女を傷つけようともできるだけ嘘を付かないように、ぽつりぽつりと話し始めた。   自責と反省。散々頭を掻きむしった所で、どちらが誠意ある選択かを問われると、どちらも「誠意のない選択」になるとわかっている。ならば己に嘘を付かない事が唯一、筋の通る行いだと信じ手を離すことを決意した。   非常に烏滸がましく、この身勝手さにひたすら己を責め立てる事でしか彼女に申し訳が立たない。ただ一つ理解していて欲しいのは「僕は君をちゃんと愛していた」ということ。この涙の理由はそこにあると覚えていて欲しい。   立ち行かなかったこの関係。許されたいとかそういった事ではなく、これは彼女への敬意、存在の尊重である。   「僕は君を忘れない」     ----------------------     私は助手席で俯いていた。悪い予感はことごとく当たる。「少し話したいことがある」なんてメッセージに良い意味が込められていた事は、経験上一度だって無いのに慣れたりはしない。噛み締めた奥歯に「傷つきたくない」と怯えが挟まっている。   きっとこれから“前の人”のところへ行くのでしょう。貴方のその想いが実を結ぼうとも結ばずとも、此処へ帰ってくることは無いのでしょう。身を結ばなかった時、私が帰ってきて欲しいと言っても「筋が通らない」と言うのでしょう。私は貴方のそういったところが好きだった。   別れを告げられたのに「別れたくない」と自我を通せない自分に腹が立つ。この“優しい”とは呼ぶには頼りなさすぎる性格は、この先も私に損をさせるのだろう。   車内で顔を合わせず、涙を流しながら話す私たちの手だけはまだ繋がっている。今この手を強く握っているのは、「何処にも行かないでほしい」の思いが込められていることに気づいてくれるだろうか。私はこれから大切な人が離れていった事実と暮らしていかなければならない。   「私は貴方を忘れたい」     ----------------------     二人は“別れ話”をしながら他の事を考えている。それは“ふたりで過ごした時間”。恋愛の走馬灯は同じ記憶を違う角度で辿る。同じ景色は違う色で見えているだろう。ただ、意味は違えど深い悲しみに暮れるのは同じであった。   これは車の中からそれぞれの道へ進むふたりの話。 <reGretGirl・平部雅洋> ◆紹介曲「 車の中から 」 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋

    2022/10/12

  • reGretGirl
    僕は今繋いでいるこの手をどうするべきだろうか。
    僕は今繋いでいるこの手をどうするべきだろうか。

    reGretGirl

    僕は今繋いでいるこの手をどうするべきだろうか。

     2022年秋に“reGretGirl”が、3ヶ月連続で新曲を配信リリース! 今回の連続リリースは、3曲を通してひとつの恋の行方が描かれ、歌詞世界のストーリーが繋がっております。そして、9月14日に第1弾の楽曲「ルックバック」がリリースされました。過去の忘れられない恋と今の恋を重ねてしまう心を歌ったアップナンバー。第2弾は10月12日、第3弾は11月2にリリース!    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け!今回は第1弾。新曲「 ルックバック 」の歌詞世界をさらに掘り下げる内容となっております。とある夏フェス、とあるステージを恋人と手を繋ぎながら観て、涙がこぼれてしまった理由とは…。歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 この度、我々reGretGirlは9~11月にかけて、3ヶ月連続配信リリースをする運びとなり、それに加えて新たな試み、連続映像企画「Music Video&Story“煙の行方”」というものを制作させていただきました。ミュージックビデオとドラマのコラボレーションをお楽しみいただけたらと思います。3ヶ月連続リリースされる楽曲は1つの物語になっていますので、それを存分に味わってもらえる作品になっております。     そして今回はこのうたコラムにその楽曲たちを、更に掘り下げる文章を掲載させていただきます。是非ご一読ください。     「 ルックバック 」   あれは恋人と二人で夏のロックフェスに行き、僕が敬愛するロックバンドのステージを観た時だ。   開放的な空間、快晴と音楽に演者も客も我を忘れる程、熱狂していた。灼熱の会場に響き渡る轟音。「夏の匂いがした」と歌われた時、手を繋ぎ二人で涙を流した。ライブ演奏に感動したのは勿論なのだが、他にも心当たりがあった。この楽曲に紐付いて思い出される人。匂い、声色、仕草、全て鮮明に思い出される人。この涙を流した時、己の中に長らく霞がかっていた不明瞭な感情の正体がハッキリと見えてしまった。   「嗚呼、やっぱり僕は、まだ前の恋人を愛しているんだ」   新たな恋をして、新たな愛を育んでいるつもりでいた。しかし、大きな口を開けて無邪気に笑うところ。助手席ですぐ眠ってしまうところ。不貞腐れても少し優しく接すれば簡単に機嫌を取り戻すところ。共に過ごす日々を細かく摘み取れば、“あの人に似ている”と感じる事が数多くあった。   今、僕の前に存在しないだけで、今日も何処かで彼女は彼女の暮らしの中にいる。その事実が頭から離れなくなった。おそらく僕が握っている“幸せ”と名の付いたこの掌は、己を麻痺させ真実から目を背ける自己暗示に過ぎず、同じ涙を流せなかった時点で結末は決まっていて、あの人への執着から始まってしまった恋だったのかもしれない。   「いや、認めたくない」   粗悪で安価なプライドが邪魔をする。   しかし、心の奥底に執念深くこびり付いた“前の恋人”の記憶に、「懐かしくて」泣いたのではなく、まだ「悲しくて」泣いてしまった現実。いつまでも美しく輝き続け、燃え尽きることの無い太陽の様な眩しさに、火傷を負いそうな程に身を焦がす恋心。一度は立ちゆかなかった事実を忘却するかのように甘い記憶が蘇る。本当はもう駄目なのかもしれない。   僕は今繋いでいるこの手をどうするべきだろうか。離してしまおうか。いつまでも繋いでいようか。今大切にしたい人と手を繋ぎながら、忘れられない人のために涙を流す。もう答えは出ているのではないか。   僕はどうすればよいのだろうか。 <reGretGirl・平部雅洋> ◆紹介曲「 ルックバック 」 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋

    2022/09/27

  • reGretGirl
    ひとりでいる時間は常に歌詞を書いていると言っても過言ではない。
    ひとりでいる時間は常に歌詞を書いていると言っても過言ではない。

    reGretGirl

    ひとりでいる時間は常に歌詞を書いていると言っても過言ではない。

     大阪発のセンチメンタル・ロックバンド“reGretGirl”が、3か月連続で新曲をデジタルリリース!4月6日に第1弾「best answer」、5月18日に第2弾「ダレヨリ」、そして6月8日に第3弾「ハングオーバー」をリリースしました。リリースに伴い、6月から7月にかけて全国ツアー「LOVE×CALL TOUR2022」も開催決定!ツアーは6月16日(木)の東京・Zepp Diver Cityから7月7日(木)大阪・BIG CATまで、計6箇所で行われます。    さて、今日のうたコラムでは、そんな“reGretGirl”の平部雅洋 (Vo./Gt.)による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、自身の作詞・歌詞にまつわるお話です。作詞をする上で大切にしていることや、最近抱いたとある危機感…。ぜひ、新曲の歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 この度、我々reGretGirlは4月から6月にかけて「best answer」「ダレヨリ」「ハングオーバー」の3曲をリリースいたしました。皆さま聴いていただけたでしょうか。どの曲も“悲恋”の歌であるのですが。中身はそれぞれ異なるものになっています。皆さんに寄り添う“お気に入り”がこの中に有れば幸いです。     朝起きてコーヒーを飲んでいる時、電車に揺られている時、洗濯物を畳んでいる時、トイレに座っている時、素敵な映画を観た時、大好きな音楽を聴いている時、バンドのライブを観ている時も、ふと思い付いた言葉、文章、「これ歌詞にしよう」と思うもの全てスマートフォンのメモに書き込む。ひとりでいる時間は常に歌詞を書いていると言っても過言ではないのかもしれない。   そんな風に僕の生活に絡みつき、伸び伸びと蔦を伸ばすアサガオの様にぐんぐん成長し、歌詞は曲になり綺麗な花を咲かせる。そしてみんなの元へ届くのである。僕の歌を待ってくれている人がいる人生は、とても贅沢で、ありがたく、少し苦しい時もあり、何より喜びに満ち溢れている。       僕の書く歌詞は「君」か「アナタ」に向けた歌が殆どなのだけれど、歌詞や物語などこの仕組みになっているものは数多く存在する。そして言ってしまえば曲を聴いたり物語を読んだりする人たちは、内容と関係のない第三者であるのに、自分と関係のないこの世界に激しく感情を揺さぶられる。   勿論僕もこの感覚を度々経験し、過去を思い出したり、未来に憧れたり、時には涙を流したり、勇気をもらえたり、さまざまな思いを馳せた。そして自分が作詞をする上でもずっと大切にしているポイントである。   「僕は君が好きだけれど、君は僕が好きじゃない」かなり簡単に言ってしまうと僕の書く歌詞はどれも、この内容しか歌っていないなと可笑しくなった事がある。それと同時にこれだけで何曲も書き、様々なバリエーションを展開してる自分が誇らしく思えた。   「未練がましい」だなんだと散々言われるが、ここまでくればむしろ「堂々と清々しい」のではないだろうか(笑)。この“僕が君へ想いを馳せる”だけの小さな世界に、「まるで自分のことを歌われているみたい」と過去に僕が感銘を受けた歌詞に感じた事を言ってもらえるのはとても光栄である。     そういえば、作詞を何年も続けていて「この手の歌詞しか書かない」と思ったことは無いのだけれど、「この手の歌詞しか書けない」ことに最近気が付き、少し危機感を抱いた。 作詞はもっと自由でいいはずなのに、「もう少しわかりやすい表現をしないと自分らしく無い」とか書く歌詞にNOを言う事が増え、知らないうちに自分で制限やルールを設けていた。だからもう少し肩の力を抜いて「何を書いても僕の歌詞だ」と気を許そうと思う。拘りを持ちつつも「ルールを設けないというルール」で自由に。     これからも僕は歌詞を書き続けたい。 <reGretGirl・平部雅洋>

    2022/06/08

  • reGretGirl
    悲しいかな、離れてしまっても生活も人生も終わらない。
    悲しいかな、離れてしまっても生活も人生も終わらない。

    reGretGirl

    悲しいかな、離れてしまっても生活も人生も終わらない。

     2021年12月29日に“reGretGirl”が1st EP『生活e.p.』をリリースしました。作詞・曲を手掛ける平部(Vo.)が得意とする「リアリティのある失恋ソング」を追求した全4曲を収録。楽曲世界の舞台は、アートワークでも写っている平部の地元、大阪・和泉府中です。この地で起こった“一つの恋の終わり”を追体験できるような内容となっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイを2週連続でお届け。今回は【後編】です。綴っていただいたのは、3曲目「 LDK 」と4曲目「 オールディーズ 」のお話。それぞれの歌の“生活”がより鮮やかにくっきりと見えてくる歌詞エッセイ。是非、歌詞と併せてお楽しみください。 ―「生活e.p.」後編   ~M.3「 LDK 」~   “できる時にできる人がやる”制度で行う家事も気がつけば家にいる事が多い僕の仕事になっていた。メイク道具を前に朝の顔から昼の顔へ変わっていく様子を眺めていると、今日の天気予報がテレビから聞こえてくる。午後から雨が降るらしい。   バタバタと家を飛び出していく姿を見送り、洗濯物を部屋に干しはじめた頃、「傘忘れた…(泣)」と連絡が入る。「また?(笑) 帰り駅まで迎えにいくから今日も仕事がんばっといで」と機嫌を取るような日々を送っていた。   ふたり同じリズムで過ごしていくうちに、見えるようになったものと、見えなくなっていくものがあった。顔には出さない不安は部屋の彼方此方に隠れていて、共に暮らす様になるまで気が付かず、全てを曝け出せない君の思いやりの様なものは、毎日一緒にいるのに遠くにいるように感じさせた。   美味しくできあがった日も美味しくできなかった日もその料理の愛情を食べているのだと思えば、それだけで毎日が満たされていたはずだったのに。     ~M.4「 オールディーズ 」~   新しい靴を買った。帰り道に見た夕焼けが綺麗だった。誰かに見せるわけでもない写真を撮ってしまうのは、以前は見せる相手がいたからで、今は写真を撮る癖だけが残っている。   「アナタは本当優しいから」と言った君の優しさが、耳元を飛び回る羽虫のブーンという音の様に鬱陶しく頭の中で鳴り続ける。見上げた夜空は雲ひとつなく澄んでいて、半分に欠けた月明かりが窓から差し込む。眠れない夜は美しい光を浴びても報われはしない。“取り戻す”という救われる唯一の方法は有るはずなのに無いに等しいからだ。   色褪せるしかない記憶の干渉に浸っているのもどうせ僕だけなのだろう。同じ時間を同じだけ過ごして来たのに、どうしてひとりで打ち拉がれているのだろうか。いくら足掻いても無かった事にはできないのに、どうして僕を置いていったのだろうか。     生活は都合良く変貌しなかった。お互いの人生を委ね合う覚悟と責任から逃れようと、必死で抱き合った日々には虚無が待ち構えていて、臆病な愛情は日常の上で静かに崩壊していく。か細い一本の糸でしか繋がれないふたりは、「ずっと一緒にいられる」と己に嘘をつき、薄っすら遠くに見え続ける終わりに向かって歩いていた。“あの時つき合った嘘”とは互いが自分についた嘘だったのだ。   悲しいかな、離れてしまっても生活も人生も終わらない。“Life goes on”ふたりの人生は交わらない別の所で続いてゆく。   <reGretGirl Vo./Gt 平部雅洋> ◆紹介曲 「 LDK 」 作詞:Masahiro Hirabe 作曲:Masahiro Hirabe 「 オールディーズ 」 作詞:Masahiro Hirabe 作曲:Masahiro Hirabe ◆1st EP『生活e.p.』 2021年12月29日発売 完全限定生産盤 COCP-41654 ¥3,850(税込)   <収録曲> 1.ロードイン 2.シャンプー 3.LDK 4.オールディーズ

    2022/01/12

  • reGretGirl
    生活の上に成り立つのが恋愛で、恋愛に振り回されるのが生活だ。
    生活の上に成り立つのが恋愛で、恋愛に振り回されるのが生活だ。

    reGretGirl

    生活の上に成り立つのが恋愛で、恋愛に振り回されるのが生活だ。

     2021年12月29日に“reGretGirl”が1st EP『生活e.p.』をリリースしました。作詞・曲を手掛ける平部(Vo.)が得意とする「リアリティのある失恋ソング」を追求した全4曲を収録。楽曲世界の舞台は、アートワークでも写っている平部の地元、大阪・和泉府中です。この地で起こった“一つの恋の終わり”を追体験できるような内容となっております。    さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイを2週連続でお届け。今回は【前編】です。綴っていただいたのは、1曲目「 ロードイン 」と2曲目「 シャンプー 」のお話。それぞれの歌の“生活”がより鮮やかにくっきりと見えてくる歌詞エッセイ。是非、歌詞と併せてお楽しみください。 ―「生活e.p.」前編   はじめに、「生活e.p.」をリリースし、歌ネットでこの歌詞エッセイを二回に渡り掲載させていただける事に感謝を述べたいと思います。エッセイやセルフライナーノーツのように作品の解説を行なっている感じはないのですが、「生活e.p.」を聴くにあたり、作品をより良い方向に掘り下げられる文章になっているかと思います。     生活の上に成り立つのが恋愛で、恋愛に振り回されるのが生活だ。切っても切れない関係は、身がすくむ程心地よく、その尊さに怖気付いてしまいそうになるのだ。   ~M.1「 ロードイン 」~   「―まもなく2番線に20時9分発、関空紀州路快速、関西空港、和歌山方面行きが8両で参ります。危ないですのでホーム黄色の線より内側にお下がりください。電車の到着が遅れました事を深くお詫び申し上げます―」   JR阪和線は数分遅延し、仕事帰りの君を乗せ2番ホームに到着した。改札の向こう側から僕を見つけ、パッと表情に華が咲く。小走りで駆け寄り、「今日はどうする!?どこ行く!?何食べる!?」と息をつく間も無く投げつけてくる言葉が、この瞬間をいかに待ち望んでいたかを思わせ頬が緩んだ。主人に飛びつく子犬の様なその姿を肴に一杯飲めてしまえそうで、これから深くなるであろう夜への期待は高まった。   「金曜の夜は最強」らしい。調子良く飲み進めるのに付いて行くのがやっとで、よく二軒目に利用する店に入る頃、僕はかなり酔っ払っていた。「ひとりで酔うと虚しくなるのに一緒に酔うと本当に楽しいよな」と毎回言ってしまう。「わかった、わかった」と軽くあしらいながらも、目尻が下がりニヤニヤしている顔を見ると、君も酔っているのだなと思えて嬉しかった。皿に溜まっていくピスタチオの殻は、帰る時間を知らせているようで「続きは家で飲むか」と席を立ち上がった。アーケードをフラフラ歩く僕らの手はしっかり繋がっていた。     ~M.2「 シャンプー 」~   風呂上がり、君の髪を乾かす事が僕の一日で一番重要な仕事だった。   「あとでまた使うから」とコードを繋いだままのドライヤーは、会社のビンゴ大会で当てた高級なものだ。鏡の前の椅子に座らせ「お客さん今日はどんな感じでヤっちゃいます?ちょっと冒険しちゃう?」と鼻に付く話し方をするといつも笑ってくれた。   櫛を片手に丁寧に。ワンレンボブヘアーの毛先は内巻きに。ドライヤーの騒々しい風音の中、「なんて??」「なんも言ってないで!!」的なふたりしか笑えないお決まりのやりとり。コンタクトを外した目はどんどん眠たそうになっていく。永遠に続くかの様にゆっくり流れる夜の時間を贅沢に使い、髪が乾く頃には半分眠っていた。   “きっと明日も”がドライヤーの風と共に舞い上がる、ふたりは同じ髪の匂いがしていた。   <reGretGirl Vo./Gt 平部雅洋> ◆紹介曲 「 ロードイン 」 作詞:Masahiro Hirabe 作曲:Masahiro Hirabe 「 シャンプー 」 作詞:Masahiro Hirabe 作曲:Masahiro Hirabe ◆1st EP『生活e.p.』 2021年12月29日発売 完全限定生産盤 COCP-41654 ¥3,850(税込) <収録曲> 1.ロードイン 2.シャンプー 3.LDK 4.オールディーズ

    2022/01/07

  • reGretGirl
    僕に悲しみを与える憂いの君と、新しい世界へ一歩踏み出す美しい君
    僕に悲しみを与える憂いの君と、新しい世界へ一歩踏み出す美しい君

    reGretGirl

    僕に悲しみを与える憂いの君と、新しい世界へ一歩踏み出す美しい君

     2020年4月15日に“reGretGirl”が1stシングル「スプリング」をリリースしました。切なく女々しい等身大な歌詞と、キャッチーでポップなメロディーが特徴な彼ら。そして今作のタイトル曲は、<新しくなった日々に似合わない 僕のことはもう忘れて>歩き出してしまう<君>への想いが綴られた、この春イチオシのラブソングとなっております。  さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放ったreGretGirlのボーカル・平部雅洋による歌詞エッセイをお届け!エッセイの前半で描かれているのは“あの春”の光景が浮かんでくるかのような回想シーン。そして後半では 「 スプリング 」 の歌詞に込めた想いについて綴っていただきました。是非、歌詞と併せてお楽しみください…! ~歌詞エッセイ「 スプリング 」~ 春眠は暁を覚えないらしい。四月、心地の良い気温の最中、新しい環境に身を置く事となる愛しの人へ捧げたこの想いは、いつのまに眠ってしまっていたのであろうか。 「今日は春の匂いがするね」 季節の変わり目を鋭く感じる鼻は、春の訪れをいち早く教えてくれる。大学生の長期休暇も終盤。手を繋ぎゆったり歩いても五分。昨年の黒鳥山公園の桜は格別であった。噴水の隣の枯れ果てた藤棚のベンチに腰掛け、ふたりで菓子パンを頬張った。淡い空色のデニムジャケット、綺麗に染められた栗色の長い髪、舞う花びらは桃色の風、視界に入るもの全てを華美だと感じ、そして「来年も一緒に見ようね」の言葉が耳を通り胸の奥におさまる。そしてこの年の桜を特別にしたのだ。愛おしいと思う瞬間は数あれど、この時は一段とそう思えた。だから嬉しくてパンを食べているのにまた手を繋いだ。 しかし、ひと月もしないうちに殆どが散ってしまう儚さは、“来年も一緒”など訪れないと揶揄していたのかもしれない。まだまだ若いふたりにとって一年という時間は、変化をもたらすのに充分であった。はやく大人になりたい彼女とまだ大人になりたくない自分では、一年後に同じ景色を見ることなど端からできなかったのだ。 見違える程成長した彼女の足を引っ張り続け、スマートフォンに収められた満開の桜に劣らない満面の笑みの写真を見返し、あの日食べた菓子パンのチョコレイトとクリームの執拗な甘さの様に、いつまでもいつまでも取り残されていた。 今までreGretGirlの歌詞は、衝動的にひたすら1つの悲しみについて書くことが多かったのですが、新曲「スプリング」では「彼女がいなくなってしまう嘆き」と「いつまでも変わることの出来ない自分への嘆き」の2つの思いを込めることができました。自分の体験を少し俯瞰で見られるようになったのかなと思います。 サビの最後に歌われる「春は憂いだ」と「春は綺麗だ」の“春”には本来の春そのものの意味ともう1つ“君”という意味を込めて書いています。僕に悲しみを与える憂いの君と、新しい世界へ一歩踏み出す美しい君のことです。 学生生活を終え社会に出ていく彼女と、夢を追いかけ定職に就かず暮らすことを選んだ僕とでは、すれ違うのも仕方なかったのでしょう。なのでこの曲は社会へ向かって飛び立つ彼女へ僕からの餞別の歌でもあります。 この季節は毎年誰にでもやって来ます。そこは希望に満ちているようですが、裏には必ず不安が潜んでいるのです。そいつに目を塞ぐほど僕は大人になれていない。ならなくてもいいのかもしれない。不安を煽るつもりはないけれど、希望の肯定は出来ない。それでも、不穏な思いを目の前に、優しく寄り添うことはしたい。 環境の変化に置いて行かれそうになる憂慮な感情を、和らげてくれるかの様に咲き乱れる花々と、そっと包み込んでくれる暖かい風に、思わず「春は綺麗だ」と吐露してしまう。そんな絶妙なバランスを持つ季節を僕は嫌いになれないのです。 <reGretGirl・平部雅洋> ◆紹介曲「 スプリング 」 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋 ◆1st Single「スプリング」 2020年4月15日発売 NBPC-0075~6 ¥1,600(税抜) <収録曲> 1.スプリング 2.インスタント

    2020/04/17

  • reGretGirl
    こんなことなら気持ち確かめるんじゃなかったよ。
    こんなことなら気持ち確かめるんじゃなかったよ。

    reGretGirl

    こんなことなら気持ち確かめるんじゃなかったよ。

     2019年9月25日に“reGretGirl”が3rdミニアルバム『soon』をリリースします。現在、発売に先駆け、収録曲「テレフォン」が先行配信中&歌詞公開中です。今日のうたコラムではそんな新曲をご紹介。これまで様々な失恋ソングを放ってきた彼らですが、この新曲にもまた、ひとつの恋が失われていくときのリアルな感情が綴られているんです。 顔を見ればまだ終わらせられそうにないって言うなら 別れる必要ないでしょ 「テレフォン」/reGretGirl  顔を見ればまだ終わらせられそうにない。だからこの「テレフォン(電話)」で終わりにしたい。そう恋人に告げられたところから、歌は幕を開けます。きっと恋人は、主人公のことを嫌いになったわけではありません。ゆえに会えば“情”が湧き、ズルズル続けてしまうこともわかるのでしょう。でも、かといって<別れる必要ない>わけではないんですよね。 最近なんだか冷たい 今どう思っているのか確かめてみたい 5月下旬、窓からの夜風と返事は冷たかった 「先が見えない」「一緒にいられない」 「でも会えば別れられそうにない」 納得のいかない言葉を耳に詰めるしかなかった ずっと同じでいる事はこんなにも難しいのか 「最後に会ってほしい」にどうして答えてくれないんだ 「テレフォン」/reGretGirl  そもそも何故、これが最後の電話になりそうなのか。それは主人公が<最近なんだか冷たい>恋人の言動を不安に思い、思い切って<今どう思っているのか>を<確かめてみた>から。すると、答えは歌詞の通り。まさか“別れ”までは予想してなかったことでしょう。ただ、恋人の言葉からはこの決断が突然のものではないことが伝わってきます。  まず、時は<5月下旬>です。恋愛サイトによると、恋人が別れやすい時期は、新年度が始まる少し前である2月下旬~3月だそう。4月までに中途半端な関係をリセットしたくなるため。ですが同時に、バレンタインデーやホワイトデーといった大きなカップルイベントもございます。おかげでひとまず魔の2月下旬~3月を乗り切れる恋人たちも多いんだとか。しかし、スタートの季節を過ぎた<5月下旬>頃、再び魔の時期は訪れるのです。  新しい環境で、新しいご縁が深まってきたり。逆に5月病に陥って、落ち込んでいたり。そんなとき「自分が一生一緒にいたい人とは…」と、恋愛面の現実もシビアに考えますよね。この歌の恋人も然り。それが<最近なんだか冷た>かった理由です。考え尽くした結果“もう無理”という答えにたどり着いたのでしょう。そして、決断の告げ時に迷っていたところ、タイミング良く(悪く?)主人公が電話をかけたのではないでしょうか。 確かめ合った愛、くだらない約束、 こぼした愚痴、ふたりだけの夜、 寂しさだけで押したボタン 内容なんて無くてよかった 「繋がり」をただ感じていたかった 会えない距離をいつも埋めてくれていた 「テレフォン」/reGretGirl  <ずっと同じで>いたかった。<内容なんて無くてよかった 「繋がり」をただ感じていたかった 会えない距離をいつも埋めてくれていた>と思っていた主人公。でも、恋人にとっては、それじゃダメだったのでしょう。変わりたかった、変わってほしかった、会って「繋がり」を感じたかった、電話じゃ<会えない距離>は埋まらなかった、でも変わりそうもない、二人の将来も想像できない…。それゆえの別れの決断なのです。 顔を見ないでサヨナラを言えてしまうこの時代に こんな事を言うのは大袈裟かもしれないけど もうこの世の終わりが本当に来てしまったみたいだ 何もかわらない二度と戻れない こんなことなら気持ち確かめるんじゃなかったよ 交わした言葉が全て無駄になるから どうかこの電話だけは切らないでよ 「テレフォン」/reGretGirl  こうして幕を閉じてゆく歌。今まで二人を繋いできた「テレフォン」が、終止符を打つきっかけとなり、この電話を切れば、この恋も終わってしまうと思うと苦しいですね…。何ひとつ納得できてないのに<顔を見ないでサヨナラ>されてしまい、<こんなことなら気持ち確かめるんじゃなかった>と嘆く主人公の悲しみも痛いほどわかります。    それでもやっぱりこの恋は寿命だったのでしょう。恋人にとって、もう“愛情”はただの“情”へと変わってしまっていたのだと思います。何より主人公は、恋人が「先が見えない」「一緒にいられない」と答えを出す前に<気持ち確かめる>べきだったのです。いろんなことを<顔を見ないで>済ませられるこの時代だからこそ、reGretGirl「テレフォン」のような悲しい結末にたどり着かないよう、人肌を感じる「繋がり」をより一層、大切にしていきたいですね…。 ◆紹介曲「 テレフォン 」 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋 ◆3rd mini album『soon』 2019年9月25日発売 NBPC-0072 ¥1,800(税抜) <収録曲> 1.12月29日 2.白昼夢から覚めて 3.キスの味 4.soak 5.ブロッサム 6.テレフォン 7.おわりではじまり

    2019/08/19

  • reGretGirl
    これじゃ甘かった? どうすればよかったんだ
    これじゃ甘かった? どうすればよかったんだ

    reGretGirl

    これじゃ甘かった? どうすればよかったんだ

    一生恋していたいと思う君に 出会ったと思い込んでいたんだ 勘違い 見当違い イタい ツラい わかってない 情けない って思わないで 「(L)ONLY」/reGretGirl  2018年10月17日に“reGretGirl”が2nd mini album『take』をリリースしました。収録されているのは、とことん切ない全7曲の失恋ソング。今日のうたコラムでは今作から新曲「(L)ONLY」をご紹介いたします。まずタイトルには、お気づきのとおり【ONLY】と【LONLY】2つの言葉が掛けられているんです。  たった一人の【ONLY】な<一生恋していたいと思う君に 出会ったと思い込んでいた>主人公。でも残念ながら、それはやがて<勘違い 見当違い イタい ツラい わかってない 情けない>現実へ繋がり、今は【LONLY】状態に…。さらに歌が進むにつれ、いろんな面で<僕>が【ONLY】な“思い込み”をしていたことが明らかになってゆきます。 いつか一緒になれたらいいね 式はちゃんと挙げようね 僕らの家族友達もみんな呼んで盛大に祝おうね 子どもはやっぱ2人がいいかな 僕は3人欲しいと思ってる ふたりの愛の形を少しでも多く残しておきたいから ずっとそんなこと思ってた もしやちょっとイタかった? これでうまくやっていけると本気で思ってた 「(L)ONLY」/reGretGirl  みなさんが<君>の立場ならどう感じますか? この歌の<僕>のように、具体的に将来の希望を口にしてくれる男性はそう多くない気もするので、嬉しいと思う方もいるでしょう。しかし<僕>は「君はどう思う?」など、相手の意見はまったく訊いていないんですよね。しかも「僕はこう思うけどどう?」ではなく「(僕ら)~したいね」と伝えているんです。    これは、相手の方が逆の意見を持っていた場合、非常に苦しいのではないでしょうか。たとえ<いつか一緒になれたらいいね>という気持ちは同じだとしても、式は挙げなくていい派かもしれない。家族と仲が良くないかもしれない。友達は呼ばずに身内だけで祝いたいかもしれない。子どもは欲しいと思っていない、もしくは産めないかもしれない。    だけど<僕>が自分【ONLY】の未来予想図をあまりに本気で語るから、期待を裏切りたくなくて<君>は本音を言えないのです。好きなら尚更。それに相手の気持ちも見えていないのに<ふたりの愛の形を少しでも多く残しておきたい>と“目に見える”理想ばかりを口にするような<僕>に対して、やはり“不安”は膨らんでいったことでしょう。 僕が働いて君が家を守るみたいな古臭いのはやめよう 君も働いていいんだし僕も子どもの成長見守ってたい そんなことをずっと考えている時が楽しかったんだよ やっぱりだ君を置いてけぼりにしていた 「(L)ONLY」/reGretGirl  続く歌詞でも<僕>は相変わらず、自分の「~したい」だけをガンガン伝えていますね。一見、寛大にも思わせる言葉たちですが、見方を変えればただの押し付けです。言えないけれど<君>のほうは<僕が働いて君が家を守るみたいな古臭い>形が夢かもしれませんし、かといって<君も働いていいんだ>なんて許可を<僕>に出してもらう筋合いもありません。    そんな<僕>の自分【ONLY】未来予想図を聞き続けて、日に日に<君>は【LONLY】を強く感じるようになっていったのだと思います。そして結果、選んだのがお別れです。一方<そんなことをずっと考えている時が楽し>くて浮かれていた<僕>は、思いがけずフラれ、その原因を考え、やっと<君を置いてけぼりにしていた>ことに気がつきました。 愛は失踪 恋は暴走 いつだって愛想尽かされそう 安易な妄想 単純な思考 すでに壊れそうもうヤバそう これじゃ甘かった? どうすればよかったんだ イタい?ツラい?できっこない? ダサい?クサい?わかってない? わかってないも 全部言われても 一生恋していたいと思う君に 出会ったと思い込んでいたんだ 勘違い 見当違い イタい ツラい わかってない 情けない って思わないで 一生分の愛を貰えるんだと 勝手に期待をしていたんだ 思い違い 御門違い ダサい クサい わかってない 情けない って思わないで 「(L)ONLY」/reGretGirl  これじゃ甘かった? どうすればよかったんだ。今さらどんなに考えても、もう<君>は戻ってきません。無邪気で身勝手な自分の【ONLY】のせいで【LONLY】な今にたどり着いてしまったのです。最後の最後<君>は今までの気持ちが爆発し<勘違い 見当違い イタい ツラい わかってない 情けない><思い違い 御門違い ダサい クサい わかってない 情けない>と本音をぶつけたのでしょうか…。    一生分の愛を貰えるんだと期待しすぎた<僕>の立場で聴いても、一生分の愛を貰えるんだと期待されすぎた<君>の立場で聴いても、胸が苦しくなってくるのが、reGretGirlの「(L)ONLY」です。こんな恋に身に覚えがあるという方は、その行き場の無い想いを重ねながら、この歌を聴いてみてください…! ◆紹介曲「(L)ONLY」 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋 ◆2nd mini album『take』 レーベル:No Big Deal Records <収録曲> 1. Shunari 2. replay 3. (L)ONLY 4. イズミフチュウ 5. よわむし 6. ピアス 7. 黒鳥山公園

    2018/10/25

  • reGretGirl
    「また僕を好きになりますように」と願っているだけ。
    「また僕を好きになりますように」と願っているだけ。

    reGretGirl

    「また僕を好きになりますように」と願っているだけ。

    もう帰ろう ふたり出会った頃に 手を繋ぐだけで鼓動が高鳴っていたあの頃に 「Shunari」/reGretGirl  そんなフレーズで幕を開けるのは、2018年10月17日に“reGretGirl”がリリースする2ndミニアルバム『take』の収録曲「Shunari」です。現在、歌詞先行公開中。冒頭のフレーズだけ読むと<ふたり>はただの倦怠期で、まだ可能性があって、だからこそ主人公は<君>に出会った頃の初心へ<もう帰ろう>と語りかけているように感じられますよね。しかし、残念ながらそうではありません。ふたりはもう、終わっているのです…。 ふたりの写真を消す覚悟はまだない 不意に見返してまた苦しくなる 君はこうやって見返すこと無いんだろうな ていうかすでに全部消したんだろうな できるだけ嫌な出来事を思いだそうとするも それさえも愛おしくなってしまう 何やってみてもどう過ごしてみても 意味なくて 結局君にまた会いたくなる いちいち頭の中を駆け巡る君に追いつけなくて ほっておいたらそのうち頭から飛び出していかないかな なんて考えているうちは消えないよな 「Shunari」/reGretGirl  この曲はすでにMVが公開されていて、リスナーの方々からは「歌詞が重なり過ぎて泣いた」「めちゃくちゃ刺さるし全くその通り過ぎてつらい」「自分の状況と感情に当てはまりすぎて」など、痛切な共感の声が非常に多く届いております。描かれているのは、それほどにド直球な失恋の苦しみ。<ふたりの写真を消す>くらいじゃ忘れられないけど、<ふたりの写真を消す覚悟>さえないようじゃ尚更、忘れられないんですよね。  <僕>は今そんな、消せない、消えない、ツラさの上に<君はこうやって見返すこと無いんだろうな ていうかすでに全部消したんだろうな>という“消される”哀しみも抱え、もはや三重苦状態です。残酷に伝わってくる、別れたふたりの温度差…。ちなみに、失恋した心が回復していくには【拒絶】→【怒り】→【取引】→【抑うつ】→【受容】という5つのステップがあるんだとか。  そこで<僕>もまた【怒り】の段階に進むため、意識的に<できるだけ嫌な出来事を思いだそうとする>のですが<それさえも愛おしくなってしまう>という有様。むしろ<何やってみてもどう過ごしてみても 意味なくて 結局君にまた会いたくなる>と愛情を改めて確認してしまっております。<ほっておいたらそのうち頭から飛び出していかないかな なんて>考えてしまうほどに、頭の中は<君>だらけなのです。 色違いでつけてた携帯電話のケースも きっと僕だけがまだずっとつけていて ふたりで作ったアルバム まだ増えるだろうからって 白紙のページとか作るんじゃなかったな 誕生日にフラれかけた事も バイト先まで謝りにいった事 その後に食べたプリンの味も そういえば 「Shunari」/reGretGirl  さらに歌詞が進むにつれ、記憶は次々と溢れ出してきます。いい加減<ふたりの写真を>消さなきゃと、携帯を取り出すたびに<色違いでつけてた携帯電話のケース>を目にしてズキン。その携帯を開いて、写真を<不意に見返して>いるうちに<ふたりで作ったアルバム>も思い出して手に取り、<まだ増えるだろうからって>作った<白紙のページ>を目にしてズキン。そうやって「そういえば…」「そういえば…」を繰り返し、思い出スパイラルに陥ってゆくのでしょう。  また、歌詞をよく読んでみると<僕>は【~だろうな】や【きっと~】といった言葉を使っていますよね。それは「きっともうダメなんだろうな、でも、もしかしたら…」という期待の欠片の象徴なのかもしれません。戻ってきてくれるかも、まだ可能性はゼロじゃないかも、と思ってしまうから<ふたりの写真>も<色違いでつけてた携帯電話のケース>も<ふたりで作ったアルバム>も手放すことが出来ないのではないでしょうか。 もう帰ろう ふたり出会った頃に 手を繋ぐだけで鼓動が高鳴っていたあの頃に 無くせない 失くしたくない でも取り返せないから 「また僕を好きになりますように」と願っているだけ 「Shunari」/reGretGirl  その期待の欠片が、もっと大きく歌詞に表れているのが、サビ部分です。もう帰れないとわかっているのに<もう帰ろう>と呼びかける。もう<取り返せない>のに<無くせない 失くしたくない>と思い続けている。やはり<僕>は、失恋した心が回復していく5ステップのうちの【拒絶】段階で、ずっと立ち止まってしまっているのでしょう。とはいえ、今さらできるのは期待の欠片を握り締めて<「また僕を好きになりますように」と願っているだけ>なのがまた、切ないですね…。    恋人と別れたのに<手を繋ぐだけで鼓動が高鳴っていたあの頃>を諦められずに苦しんでいるというあなた。是非、reGretGirl「Shunari」に心を重ねながら聴いてみてください。ふたりの写真を何度も見返してしまう時間を、「そういえば…」と思い出スパイラルに陥ってしまう時間を、ほんの少しだけ音楽が救ってくれるかもしれません…! ◆紹介曲「Shunari」 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋 ◆2nd mini album『take』 2018年10月17日発売 NBPC-0059 ¥1,800(税抜) <収録曲> 1. Shunari 2. replay 3. (L)ONLY 4. イズミフチュウ 5. よわむし 6. ピアス 7. 黒鳥山公園

    2018/09/20

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