虞美人草泣くな いとしの わが妻よ 世間を棄てた 晴れの日に この花 悲しみ 忘れ花 虞美人草を つみながら 行こう 二人の 遠い道 触れちゃいけない 兄嫁と 手をとり 越えた国境い おぼろな月夜に見た君は 虞美人草の 美しさ 罪が二人を 強くする たった一度の 人生を 生きよう せめて正直に 重たい荷物を背負いつつ 虞美人草よ わが妻よ 行こう 二人の 坂道を | 五木ひろし | なかにし礼 | 木村好夫 | 斉藤恒夫 | 泣くな いとしの わが妻よ 世間を棄てた 晴れの日に この花 悲しみ 忘れ花 虞美人草を つみながら 行こう 二人の 遠い道 触れちゃいけない 兄嫁と 手をとり 越えた国境い おぼろな月夜に見た君は 虞美人草の 美しさ 罪が二人を 強くする たった一度の 人生を 生きよう せめて正直に 重たい荷物を背負いつつ 虞美人草よ わが妻よ 行こう 二人の 坂道を |
献身人は 誰のために生き 人は 何のために死ぬ こころ 迷うこともなく 今は 愛を選ぶ たった 二年添っただけ それが 夢の間(ま)であろうと 愛を 知った人ならば 長く重い月日 めぐり逢い 生きて生きて 抱き合い 燃えて燃えて 語り合い 泣いて泣いて こころは 満たされた もしも 運命(さだめ)すれ違い 別の 時代生きたなら 今のように ひたむきな 愛もないと思う そっと指をからませて じっと 胸で眠らせて そして 耳にささやいて 永遠(とわ)の愛を誓う めぐり逢い 生きて生きて 抱き合い 燃えて燃えて 語り合い 泣いて泣いて こころは 満たされた こころは 満たされた | 五木ひろし | 阿久悠 | 五木ひろし | 川村栄二 | 人は 誰のために生き 人は 何のために死ぬ こころ 迷うこともなく 今は 愛を選ぶ たった 二年添っただけ それが 夢の間(ま)であろうと 愛を 知った人ならば 長く重い月日 めぐり逢い 生きて生きて 抱き合い 燃えて燃えて 語り合い 泣いて泣いて こころは 満たされた もしも 運命(さだめ)すれ違い 別の 時代生きたなら 今のように ひたむきな 愛もないと思う そっと指をからませて じっと 胸で眠らせて そして 耳にささやいて 永遠(とわ)の愛を誓う めぐり逢い 生きて生きて 抱き合い 燃えて燃えて 語り合い 泣いて泣いて こころは 満たされた こころは 満たされた |
恋歌時は流れても 残る恋歌は 山の緑に染まり 川の音を聴き 春 夏 秋 冬をこえ 萌(も)え 咲き 散り 枯れて | 五木ひろし | 阿久悠 | 五木ひろし | | 時は流れても 残る恋歌は 山の緑に染まり 川の音を聴き 春 夏 秋 冬をこえ 萌(も)え 咲き 散り 枯れて |
恋歌酒場恋歌酒場 とどけよ恋よ 想いを籠(こ)めて 今宵も歌う ピアノのひとは 心やさしく あなたのためと 指輪を外す ああ せつなくも 哀しくも 熱きやわ肌 色づくような 恋歌よ 恋歌よ 乾いた砂漠に降る雨のごと 人(ひと)生(い)きる歌よ 恋歌酒場 名残りの夜の 心に満ちた 想いのたけを 更け行く窓に 雨の雫が 涙のふりで 滴(したた)り落ちる ああ 激しくも 苦しくも 時の流れをとどめるような 恋歌よ 恋歌よ 嘆きの巷に咲く花のごと 人(ひと)生(い)きる歌よ ああ 儚くも 空(むな)しくも 夢をうつつと信じるような 恋歌よ 恋歌よ いたみの心に注(つ)ぐ酒のごと 人(ひと)生(い)きる歌よ | 五木ひろし | 阿久悠 | 徳久広司 | 川村栄二 | 恋歌酒場 とどけよ恋よ 想いを籠(こ)めて 今宵も歌う ピアノのひとは 心やさしく あなたのためと 指輪を外す ああ せつなくも 哀しくも 熱きやわ肌 色づくような 恋歌よ 恋歌よ 乾いた砂漠に降る雨のごと 人(ひと)生(い)きる歌よ 恋歌酒場 名残りの夜の 心に満ちた 想いのたけを 更け行く窓に 雨の雫が 涙のふりで 滴(したた)り落ちる ああ 激しくも 苦しくも 時の流れをとどめるような 恋歌よ 恋歌よ 嘆きの巷に咲く花のごと 人(ひと)生(い)きる歌よ ああ 儚くも 空(むな)しくも 夢をうつつと信じるような 恋歌よ 恋歌よ いたみの心に注(つ)ぐ酒のごと 人(ひと)生(い)きる歌よ |
恋唄綴り涙まじりの 恋唄は 胸の痛さか 想い出か それとも幼い あの頃の 母に抱かれた 子守唄 あゝ夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば 飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ 窓にしぐれの この雨は あすも降るのか 晴れるのか それとも 涙がかれるまで 枕ぬらして かぞえ唄 あゝ夢はぐれ 恋はぐれ 泣けば 泣くほど 悲しいくせに あんた 抱かれたいよ あんた 逢いたいよ あゝ夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ | 五木ひろし | 荒木とよひさ | 堀内孝雄 | | 涙まじりの 恋唄は 胸の痛さか 想い出か それとも幼い あの頃の 母に抱かれた 子守唄 あゝ夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば 飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ 窓にしぐれの この雨は あすも降るのか 晴れるのか それとも 涙がかれるまで 枕ぬらして かぞえ唄 あゝ夢はぐれ 恋はぐれ 泣けば 泣くほど 悲しいくせに あんた 抱かれたいよ あんた 逢いたいよ あゝ夢はぐれ 恋はぐれ 飲めば飲むほど 淋しいくせに あんた どこにいるの あんた 逢いたいよ |
鯉名の銀平雪の伊豆路を 下田へ三里 なにを急ぎの 三度笠 脇差で斬れない 情けの糸に がんじがらめの はぐれ鳥 あれは 鯉名の銀平の 後姿だよう 義理の掟と 男のいのち はかりゃ重さは 九分一分 どうせ一天 地六の運命 死ぬを覚悟の 渡り鳥 あれは 鯉名の銀平の 破れ合羽だよう 死んだ心算が また逆戻り 廻り灯籠の 影芝居 雪は消えても 晴れ間は見えぬ 仲間外れの片羽鳥 あれは 鯉名の銀平の 男涙だよう | 五木ひろし | 藤田まさと | 五木ひろし | | 雪の伊豆路を 下田へ三里 なにを急ぎの 三度笠 脇差で斬れない 情けの糸に がんじがらめの はぐれ鳥 あれは 鯉名の銀平の 後姿だよう 義理の掟と 男のいのち はかりゃ重さは 九分一分 どうせ一天 地六の運命 死ぬを覚悟の 渡り鳥 あれは 鯉名の銀平の 破れ合羽だよう 死んだ心算が また逆戻り 廻り灯籠の 影芝居 雪は消えても 晴れ間は見えぬ 仲間外れの片羽鳥 あれは 鯉名の銀平の 男涙だよう |
恋の片道切符汽車はいま 傷ついた この胸を いたわるように ガタゴト ゆれて行く “バイ バイ ラヴ” さようなら 心にしみる その唄も あぁ 想い出の “別れのブルース” 一人淋しく 今は早や 再び会えぬ君の 優し笑顔 まぶたに ただ ただ 涙…… Choo Choo train a-chuggin' down the track Gotta travel on, never comin' back Oh got a one way ticket to the blues Oh got a one way ticket to the blues Bye bye love my baby's leavin' me Now lonely teardrops are all that I can see Woo got a one way ticket to the blues 一人淋しく 今は早や 再び会えぬ君の 優し笑顔 まぶたに ただ ただ 涙…… 悲しみに 胸もつぶれ にぎりしめる この手には あぁ…… “恋の片道切符” あぁ…… “恋の片道切符” Oh got a one way ticket to the blues… | 五木ひろし | Hank Hunter・Jack Keller | Hank Hunter・Jack Keller | 芳野藤丸 | 汽車はいま 傷ついた この胸を いたわるように ガタゴト ゆれて行く “バイ バイ ラヴ” さようなら 心にしみる その唄も あぁ 想い出の “別れのブルース” 一人淋しく 今は早や 再び会えぬ君の 優し笑顔 まぶたに ただ ただ 涙…… Choo Choo train a-chuggin' down the track Gotta travel on, never comin' back Oh got a one way ticket to the blues Oh got a one way ticket to the blues Bye bye love my baby's leavin' me Now lonely teardrops are all that I can see Woo got a one way ticket to the blues 一人淋しく 今は早や 再び会えぬ君の 優し笑顔 まぶたに ただ ただ 涙…… 悲しみに 胸もつぶれ にぎりしめる この手には あぁ…… “恋の片道切符” あぁ…… “恋の片道切符” Oh got a one way ticket to the blues… |
恋の酒あんなにいい女(おんな) ふたりといない なんで消せよう恋の 恋の火を 未練ごころを 拳でたたき 叱る 叱る 叱る男の 男の涙 月よ、照らすな 露地裏屋台 好きだと抱いたら すむことなのに 肩で泣いてた女(ひと)は 人の妻 つのる想いに この身をこがし あびる あびる あびる男の 男の酒を とめてくれるな 露地裏屋台 どうにもならない この世の運命(さだめ) 酔ってせつない恋の 恋の酒 惚れていたんだ おまえにひとり ばかな ばかな ばかな男の 男のこころ 酒よ、せめるな 露地裏屋台 | 五木ひろし | たかたかし | 弦哲也 | | あんなにいい女(おんな) ふたりといない なんで消せよう恋の 恋の火を 未練ごころを 拳でたたき 叱る 叱る 叱る男の 男の涙 月よ、照らすな 露地裏屋台 好きだと抱いたら すむことなのに 肩で泣いてた女(ひと)は 人の妻 つのる想いに この身をこがし あびる あびる あびる男の 男の酒を とめてくれるな 露地裏屋台 どうにもならない この世の運命(さだめ) 酔ってせつない恋の 恋の酒 惚れていたんだ おまえにひとり ばかな ばかな ばかな男の 男のこころ 酒よ、せめるな 露地裏屋台 |
恋の町札幌時計台の 下で逢って 私の恋は はじまりました だまってあなたに ついてくだけで 私はとても 幸わせだった 夢のような 恋のはじめ 忘れはしない 恋の町札幌 はじめて恋を 知った私 やさしい空を 見上げて泣いたの 女になる日 だれかの愛が 見知らぬ夜の 扉を開く 私だけの 心の町 アカシヤも散った 恋の町札幌 淋しい時 むなしい時 私はいつも この町に来るの どこかちがうの この町だけは なぜか私に やさしくするの 恋人なのね ふるさとなのね 有難う私の 恋の町札幌 | 五木ひろし | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | ミッキー吉野 | 時計台の 下で逢って 私の恋は はじまりました だまってあなたに ついてくだけで 私はとても 幸わせだった 夢のような 恋のはじめ 忘れはしない 恋の町札幌 はじめて恋を 知った私 やさしい空を 見上げて泣いたの 女になる日 だれかの愛が 見知らぬ夜の 扉を開く 私だけの 心の町 アカシヤも散った 恋の町札幌 淋しい時 むなしい時 私はいつも この町に来るの どこかちがうの この町だけは なぜか私に やさしくするの 恋人なのね ふるさとなのね 有難う私の 恋の町札幌 |
恋人あなた たずねた窓辺にうつる ふたり 肩よせあう影 そうよ あの彼女(ひと)は あなた とうに切れたはずの 恋人 みじめさに くちびるかんで 雨の中 立ちつくす 扉をたたいても もうおそい こんなつらい 恋の終り あるなんて しろい カーテンかすかにゆれる ふたり 抱きしめあう影 うでの 花束を そっと 窓においたままで 帰るの さむざむと 冷えたこころに なぜあつい この涙 想い出かぞえても もうむだね こんなつらい 恋の終り あるなんて こんなつらい 恋の終り あるなんて | 五木ひろし | 山口洋子 | 平尾昌晃 | | あなた たずねた窓辺にうつる ふたり 肩よせあう影 そうよ あの彼女(ひと)は あなた とうに切れたはずの 恋人 みじめさに くちびるかんで 雨の中 立ちつくす 扉をたたいても もうおそい こんなつらい 恋の終り あるなんて しろい カーテンかすかにゆれる ふたり 抱きしめあう影 うでの 花束を そっと 窓においたままで 帰るの さむざむと 冷えたこころに なぜあつい この涙 想い出かぞえても もうむだね こんなつらい 恋の終り あるなんて こんなつらい 恋の終り あるなんて |
恋人よ枯葉散る夕暮れは 来る日の寒さをものがたり 雨に壊れたベンチには 愛をささやく歌もない 恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別ればなしが 冗談だよと笑ってほしい 砂利路(じゃりみち)を駆け足で マラソン人(びと)が行き過ぎる まるで忘却(ぼうきょく)のぞむように 止まる私を 誘っている 恋人よ さようなら 季節はめぐってくるけど あの日の二人 宵(よい)の流れ星 光っては消える 無情の夢よ 恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別ればなしが 冗談だよと笑ってほしい | 五木ひろし | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 若草恵 | 枯葉散る夕暮れは 来る日の寒さをものがたり 雨に壊れたベンチには 愛をささやく歌もない 恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別ればなしが 冗談だよと笑ってほしい 砂利路(じゃりみち)を駆け足で マラソン人(びと)が行き過ぎる まるで忘却(ぼうきょく)のぞむように 止まる私を 誘っている 恋人よ さようなら 季節はめぐってくるけど あの日の二人 宵(よい)の流れ星 光っては消える 無情の夢よ 恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別ればなしが 冗談だよと笑ってほしい |
恋舟いくら好きでも 運命(さだめ)の川に 想いを通わす 舟がない 風よ今夜は 哭(な)かないで 口紅忘れた くちびるが あなた恨んで 恋しがる 忘れたくない 恋は悲しい 未練のつくり花 木の葉舟でも あなたとならば 夢ではなかった 倖せも 窓に陽がさす 夜明けごろ あなたを探して 肩が泣く いつか慣れてた 腕枕 覚めて流れる 酒は悲しい 涙のさそい水 雨よ想い出 呼ばないで あなたのパジャマも 歯ぶらしも 捨てる勇気の 邪魔になる 今も燃えてる 愛が悲しい おんなの 恋艶歌 | 五木ひろし | 里村龍一 | 聖川湧 | | いくら好きでも 運命(さだめ)の川に 想いを通わす 舟がない 風よ今夜は 哭(な)かないで 口紅忘れた くちびるが あなた恨んで 恋しがる 忘れたくない 恋は悲しい 未練のつくり花 木の葉舟でも あなたとならば 夢ではなかった 倖せも 窓に陽がさす 夜明けごろ あなたを探して 肩が泣く いつか慣れてた 腕枕 覚めて流れる 酒は悲しい 涙のさそい水 雨よ想い出 呼ばないで あなたのパジャマも 歯ぶらしも 捨てる勇気の 邪魔になる 今も燃えてる 愛が悲しい おんなの 恋艶歌 |
公園の手品師鳩がとび立つ 公園の 銀杏(いちょう)は手品師 老いたピエロ うすれ日に ほほえみながら 季節の歌を ラララン ラララン ラララン うたっているよ 貸してあげよか アコーデオン 銀杏は手品師 老いたピエロ 雲が流れる 公園の 銀杏は手品師 老いたピエロ 口上は 云わないけれど なれた手つきで ラララン ラララン ラララン カードをまくよ 秋がゆくんだ 冬が来る 銀杏は手品師 老いたピエロ 風が冷たい 公園の 銀杏は手品師 老いたピエロ 何もかも 聞いていながら 知らぬ顔して ラララン ラララン ラララン すましているよ 呼んでおくれよ 幸せを 銀杏は手品師 老いたピエロ | 五木ひろし | 宮川哲夫 | 吉田正 | | 鳩がとび立つ 公園の 銀杏(いちょう)は手品師 老いたピエロ うすれ日に ほほえみながら 季節の歌を ラララン ラララン ラララン うたっているよ 貸してあげよか アコーデオン 銀杏は手品師 老いたピエロ 雲が流れる 公園の 銀杏は手品師 老いたピエロ 口上は 云わないけれど なれた手つきで ラララン ラララン ラララン カードをまくよ 秋がゆくんだ 冬が来る 銀杏は手品師 老いたピエロ 風が冷たい 公園の 銀杏は手品師 老いたピエロ 何もかも 聞いていながら 知らぬ顔して ラララン ラララン ラララン すましているよ 呼んでおくれよ 幸せを 銀杏は手品師 老いたピエロ |
心黒髪に こころ こころ 縛られて さまよう街の やるせなさ 行くも帰るも 罪の坂 闇路(やみじ)に 白い 白い 白い 雪がふる 盃に こころ こころ 秘めたまま わかってくれと 目で話す 言えば 誰かを 傷つける 隠せば 胸が 胸が 胸が はりさける 君なしに こころ こころ 淋しくて みれんの橋が 渡れずに 逢えば情けの 深川に 流れて あえぐ あえぐ あえぐ 恋小舟 | 五木ひろし | 星野哲郎 | 船村徹 | | 黒髪に こころ こころ 縛られて さまよう街の やるせなさ 行くも帰るも 罪の坂 闇路(やみじ)に 白い 白い 白い 雪がふる 盃に こころ こころ 秘めたまま わかってくれと 目で話す 言えば 誰かを 傷つける 隠せば 胸が 胸が 胸が はりさける 君なしに こころ こころ 淋しくて みれんの橋が 渡れずに 逢えば情けの 深川に 流れて あえぐ あえぐ あえぐ 恋小舟 |
こころうたほろり ひとり ほろり 名も 知らぬ愛 めぐり めぐり逢いたい ああ 生きるこの世に 愛には愛の 人には人の 春も 夏も 秋も 冬も 刻む 歳月 なぜか なぜか身にしむ こころ こころうた ほろり ひとり ほろり 名も 知らぬ星 きらり きらり流れて ああ きえるひかりよ 星には星の 人には人の いつか 生命 燃えて つきる 運命 知るとき なぜか なぜか身にしむ こころ こころうた ほろり ひとり ほろり 名も 知らぬ花 ひとに ひとに踏まれて ああ 生きるつよさよ 花には花の 人には人の 見えぬ明日の 夢を信じ 生きてゆくとき なぜか なぜか身にしむ こころ こころうた | 五木ひろし | 曽我部博士 | 荒木圭男 | | ほろり ひとり ほろり 名も 知らぬ愛 めぐり めぐり逢いたい ああ 生きるこの世に 愛には愛の 人には人の 春も 夏も 秋も 冬も 刻む 歳月 なぜか なぜか身にしむ こころ こころうた ほろり ひとり ほろり 名も 知らぬ星 きらり きらり流れて ああ きえるひかりよ 星には星の 人には人の いつか 生命 燃えて つきる 運命 知るとき なぜか なぜか身にしむ こころ こころうた ほろり ひとり ほろり 名も 知らぬ花 ひとに ひとに踏まれて ああ 生きるつよさよ 花には花の 人には人の 見えぬ明日の 夢を信じ 生きてゆくとき なぜか なぜか身にしむ こころ こころうた |
心凍らせてあなたの愛だけは 今度の愛だけは 他の男とはちがうと 思っていたけど 抱かれるその度に 背中が悲しくて いつか切り出す 別れの言葉が怖くて 心 凍らせて 愛を凍らせて 今がどこへも 行かないように 心 凍らせて 夢を凍らせて 涙の終りに ならないように 綺麗な愛じゃなく 子供の愛じゃなく 生命すててもいいほど 慕っていたけど あなたのその胸は いつでも遠すぎて きっと理想の誰かを 宿して生きる 心 流されて 愛に流されて 今も想い出 つかまりながら 心 流されて 夢に流されて あなたの右手と はぐれぬように 心 凍らせて 愛を凍らせて 今がどこへも 行かないように 心 凍らせて 夢を凍らせて 涙の終りに ならないように | 五木ひろし | 荒木とよひさ | 浜圭介 | | あなたの愛だけは 今度の愛だけは 他の男とはちがうと 思っていたけど 抱かれるその度に 背中が悲しくて いつか切り出す 別れの言葉が怖くて 心 凍らせて 愛を凍らせて 今がどこへも 行かないように 心 凍らせて 夢を凍らせて 涙の終りに ならないように 綺麗な愛じゃなく 子供の愛じゃなく 生命すててもいいほど 慕っていたけど あなたのその胸は いつでも遠すぎて きっと理想の誰かを 宿して生きる 心 流されて 愛に流されて 今も想い出 つかまりながら 心 流されて 夢に流されて あなたの右手と はぐれぬように 心 凍らせて 愛を凍らせて 今がどこへも 行かないように 心 凍らせて 夢を凍らせて 涙の終りに ならないように |
心の三叉路青い日々が自転車をこいで 夢のほとりを横切ってゆく 名も知らない隣町の娘が 何故か心に浮かぶこの頃 声をかけてれば違う運命を 歩いたかも知れぬ あの日 人は数え切れない三叉路で 悩み悩んで道を選ぶ もしもあの時 ああすれば 悔やんでみても戻れない 時の三叉路 坂を上がりまた下がってゆく 人生なんて その繰り返し 長い橋の半分まで来て 向こう岸には何も見えない 本当は別の女性と生きてる 確率もあったと思う 人は数え切れない三叉路で 悩み悩んで道を選ぶ ただひとつだけ言えるのは 生き方だけはつらぬいた 時の三叉路 | 五木ひろし | 松本隆 | 金子隆博 | | 青い日々が自転車をこいで 夢のほとりを横切ってゆく 名も知らない隣町の娘が 何故か心に浮かぶこの頃 声をかけてれば違う運命を 歩いたかも知れぬ あの日 人は数え切れない三叉路で 悩み悩んで道を選ぶ もしもあの時 ああすれば 悔やんでみても戻れない 時の三叉路 坂を上がりまた下がってゆく 人生なんて その繰り返し 長い橋の半分まで来て 向こう岸には何も見えない 本当は別の女性と生きてる 確率もあったと思う 人は数え切れない三叉路で 悩み悩んで道を選ぶ ただひとつだけ言えるのは 生き方だけはつらぬいた 時の三叉路 |
心もようさみしさのつれづれに 手紙をしたためています あなたに 黒いインクが きれいでしょう 青いびんせんが 悲しいでしょう あなたの笑い顔を 不思議なことに 今日は覚えていました 十九になった お祝いに 作った歌も 忘れたのに さみしさだけを 手紙につめて ふるさとにすむ あなたに送る あなたにとって 見飽きた文字が 季節の中で うもれてしまう アア 遠くで暮らすことが 二人に良くないのは わかっていました くもりガラスの 外は雨 私の気持ちは 書けません さみしさだけを 手紙につめて ふるさとにすむ あなたに送る あなたにとって 見飽きた文字が 季節の中で うもれてしまう あざやか色の 春はかげろう まぶしい夏の 光は強く 秋風の後 雪が追いかけ 季節はめぐり あなたを変える アア…… | 五木ひろし | 井上陽水 | 井上陽水 | | さみしさのつれづれに 手紙をしたためています あなたに 黒いインクが きれいでしょう 青いびんせんが 悲しいでしょう あなたの笑い顔を 不思議なことに 今日は覚えていました 十九になった お祝いに 作った歌も 忘れたのに さみしさだけを 手紙につめて ふるさとにすむ あなたに送る あなたにとって 見飽きた文字が 季節の中で うもれてしまう アア 遠くで暮らすことが 二人に良くないのは わかっていました くもりガラスの 外は雨 私の気持ちは 書けません さみしさだけを 手紙につめて ふるさとにすむ あなたに送る あなたにとって 見飽きた文字が 季節の中で うもれてしまう あざやか色の 春はかげろう まぶしい夏の 光は強く 秋風の後 雪が追いかけ 季節はめぐり あなたを変える アア…… |
こしの都遥か昔に日本海 荒波越えた技(わざ)がある 人から人に受け継がれ 今も匠(たくみ)が生きている こしの都 こしの都 越前福井は歴史が香る いにしえに会いにゆく 路がひとつになりました 負けず嫌いが宝もの 雪の寒さに耐えて咲く 水仙みたいな人になれ 大古を偲ぶ花筐(はながたみ) こしの都 こしの都 越前福井は情けがあつい いにしえに会いにゆく 路がひとつになりました こしの都 こしの都 紫式部もいたという いにしえに会いにゆく 路がひとつになりました | 五木ひろし | 合田道人 | 五木ひろし | 若草恵 | 遥か昔に日本海 荒波越えた技(わざ)がある 人から人に受け継がれ 今も匠(たくみ)が生きている こしの都 こしの都 越前福井は歴史が香る いにしえに会いにゆく 路がひとつになりました 負けず嫌いが宝もの 雪の寒さに耐えて咲く 水仙みたいな人になれ 大古を偲ぶ花筐(はながたみ) こしの都 こしの都 越前福井は情けがあつい いにしえに会いにゆく 路がひとつになりました こしの都 こしの都 紫式部もいたという いにしえに会いにゆく 路がひとつになりました |
古城松風騒ぐ 丘の上 古城よ独り 何偲ぶ 栄華の夢を 胸に追い ああ 仰げば佗し 天守閣 崩れしままの 石垣に 哀れを誘う 病葉(わくらば)や 矢弾(やだま)のあとの ここかしこ ああ 往古(むかし)を語る 大手門 いらかは青く こけむして 古城よ独り 何偲ぶ たたずみおれば 身にしみて ああ 空行く雁の 声悲し | 五木ひろし | 高橋掬太郎 | 細川潤一 | | 松風騒ぐ 丘の上 古城よ独り 何偲ぶ 栄華の夢を 胸に追い ああ 仰げば佗し 天守閣 崩れしままの 石垣に 哀れを誘う 病葉(わくらば)や 矢弾(やだま)のあとの ここかしこ ああ 往古(むかし)を語る 大手門 いらかは青く こけむして 古城よ独り 何偲ぶ たたずみおれば 身にしみて ああ 空行く雁の 声悲し |
国境の町橇(そり)の鈴さえ寂しく響く 雪の曠野(こうや)よ町の灯よ 一つ山越しゃ他国の星が 凍りつくよな国境 故郷はなれてはるばる千里 なんで想いがとどこうぞ 遠きあの空つくづく眺め 男泣きする宵もある 行方知らないさすらい暮し 空も灰色また吹雪 想いばかりがただただ燃えて 君と逢うのはいつの日ぞ | 五木ひろし | 大木惇夫 | 阿部武雄 | | 橇(そり)の鈴さえ寂しく響く 雪の曠野(こうや)よ町の灯よ 一つ山越しゃ他国の星が 凍りつくよな国境 故郷はなれてはるばる千里 なんで想いがとどこうぞ 遠きあの空つくづく眺め 男泣きする宵もある 行方知らないさすらい暮し 空も灰色また吹雪 想いばかりがただただ燃えて 君と逢うのはいつの日ぞ |
この愛に死んでもあなたに抱かれて 枯れ果てた わたしの 生命は 想いでの中 眠り続けて 生きているから… あゝすべてを投げ捨て このまま死にたい ああ… 身体を開いて 綺麗なままで あなたの他には 愛なんて もういらない この手で心を 切り裂いて あなたに 見せたい 愛がこれほど 私の中で 強いものだと… あゝ乱れるくらいに あなたに逢いたい ああ… 時間を破いて あの日のままで あなたを失くした人生(ゆめ)なんて もういらない あゝすべてを投げ捨て このまま死にたい ああ… 身体を開いて 綺麗なままで あなたの他には 愛なんて もういらない | 五木ひろし | 荒木とよひさ | 五木ひろし | 川村栄二 | あなたに抱かれて 枯れ果てた わたしの 生命は 想いでの中 眠り続けて 生きているから… あゝすべてを投げ捨て このまま死にたい ああ… 身体を開いて 綺麗なままで あなたの他には 愛なんて もういらない この手で心を 切り裂いて あなたに 見せたい 愛がこれほど 私の中で 強いものだと… あゝ乱れるくらいに あなたに逢いたい ああ… 時間を破いて あの日のままで あなたを失くした人生(ゆめ)なんて もういらない あゝすべてを投げ捨て このまま死にたい ああ… 身体を開いて 綺麗なままで あなたの他には 愛なんて もういらない |
この場所からこの場所から 何処へ どんな姿で 行こうとするのか見ていてほしい 別れも云わず 愛想も見せず ただ自然に旅立つ 僕の心を見ていてほしい 今だから歌える歌があり 今だから語れる夢があり 明日になれば もっともっと 唇に花咲くようになる アア この場所から この場所から この場所から 何を どんな想いを 感じているのかわかってほしい 気負いもなくて 飾りもなくて ただ素直にふるえる 僕の心をわかってほしい 愛あれば時代の風を知り 愛あれば季節の色を知り 涙を知れば もっともっと この胸が波立つようになる アア この場所から この場所から 明日になれば もっともっと 唇に花咲くようになる アア この場所から この場所から | 五木ひろし | 阿久悠 | 三木たかし | | この場所から 何処へ どんな姿で 行こうとするのか見ていてほしい 別れも云わず 愛想も見せず ただ自然に旅立つ 僕の心を見ていてほしい 今だから歌える歌があり 今だから語れる夢があり 明日になれば もっともっと 唇に花咲くようになる アア この場所から この場所から この場所から 何を どんな想いを 感じているのかわかってほしい 気負いもなくて 飾りもなくて ただ素直にふるえる 僕の心をわかってほしい 愛あれば時代の風を知り 愛あれば季節の色を知り 涙を知れば もっともっと この胸が波立つようになる アア この場所から この場所から 明日になれば もっともっと 唇に花咲くようになる アア この場所から この場所から |
このままずっと背中をみつめて 何度泣いたでしょう 涙を隠した 笑顔の下で いつもあなたが 欲しいのに 口に出しては 言えないの このままずっと このままずっと そばにいて欲しい 帰りの支度は 手伝いたくない レースのカーテン 淡い月明かり 季節を忘れた 風鈴ひとつ 風に遊ばれ フラフラと 揺られて揺れて すすり泣き このままずっと このままずっと 夜が明けるまで お願い私を 離さないでね あなたが残した ぬくもりを抱いて 話の続きは 鏡の私 なみだ顔など 見せないわ あなた責めたり しないから このままずっと このままずっと 愛されていたい あなたの心を 私に下さい | 五木ひろし | 松本礼児 | 幸耕平 | 佐藤和豊 | 背中をみつめて 何度泣いたでしょう 涙を隠した 笑顔の下で いつもあなたが 欲しいのに 口に出しては 言えないの このままずっと このままずっと そばにいて欲しい 帰りの支度は 手伝いたくない レースのカーテン 淡い月明かり 季節を忘れた 風鈴ひとつ 風に遊ばれ フラフラと 揺られて揺れて すすり泣き このままずっと このままずっと 夜が明けるまで お願い私を 離さないでね あなたが残した ぬくもりを抱いて 話の続きは 鏡の私 なみだ顔など 見せないわ あなた責めたり しないから このままずっと このままずっと 愛されていたい あなたの心を 私に下さい |
ごめんね好きだったの それなのに 貴方を傷つけた ごめんね の言葉 涙で 云えないけど 少しここに居て 悪ふざけで 他の人 身を任せた夜に 一晩中 待ち続けた 貴方のすがた 目に浮かぶ 消えない過ちの 言い訳する前に 貴方に もっと 尽くせたはずね 連れて行って 別離(わかれ)のない国へ せめて今夜 眠るまで 私を抱きしめて いつも我がままを 許してくれた場所まで 戻りたい 消えない過ちに 泣き続けるのなら このまま 二度と 目覚めたくない すごく すごく 貴方を苦しめた 滲む街のビルボード 淋しそうなスケッチ 世界中きっと いちばん 大切な恋を 無くしたのね 消えない過ちを 後悔する前に 貴方を もっと 愛したかった 何処にあるの 悲しまない国 消えない過ちの 言い訳する前に 貴方に もっと 尽くせたはずね 連れて行って 別離(わかれ)のない国へ | 五木ひろし | 高橋真梨子 | 水島康宏 | | 好きだったの それなのに 貴方を傷つけた ごめんね の言葉 涙で 云えないけど 少しここに居て 悪ふざけで 他の人 身を任せた夜に 一晩中 待ち続けた 貴方のすがた 目に浮かぶ 消えない過ちの 言い訳する前に 貴方に もっと 尽くせたはずね 連れて行って 別離(わかれ)のない国へ せめて今夜 眠るまで 私を抱きしめて いつも我がままを 許してくれた場所まで 戻りたい 消えない過ちに 泣き続けるのなら このまま 二度と 目覚めたくない すごく すごく 貴方を苦しめた 滲む街のビルボード 淋しそうなスケッチ 世界中きっと いちばん 大切な恋を 無くしたのね 消えない過ちを 後悔する前に 貴方を もっと 愛したかった 何処にあるの 悲しまない国 消えない過ちの 言い訳する前に 貴方に もっと 尽くせたはずね 連れて行って 別離(わかれ)のない国へ |
最後の雨さよなら呟く君が 僕の傘 残して 駆けだしてゆく 哀しみ降り出す街中が 銀色に煙って 君だけ 消せない 最後の雨に 濡れないように 追い掛けて ただ 抱き寄せ 瞳 閉じた 本気で忘れるくらいなら 泣けるほど愛したりしない 誰かに 盗られるくらいなら 強く抱いて 君を壊したい ほどいた髪を広げて 僕の夜 包んだ優しい人さ… 不安な波にさらわれる 砂の城 怖くて 誰かを求めたの? 強がりだけを 覚えさせたね 微笑みは もう 二人の夢を見ない 本気で忘れるくらいなら 泣けるほど 愛したりしない さよならを言った唇も 僕のものさ 君を忘れない 明日の君を 救える愛は 僕じゃない でも このまま 見つめている 言葉に 出来ないのが愛さ 言葉では 君を繋げない 行き場ない 愛がとまらない 傘を捨てて 雨を見上げてた 本気で忘れるくらいなら 泣けるほど愛したりしない 誰かに 盗られるくらいなら 強く抱いて 君を壊したい | 五木ひろし | 夏目純 | 都志見隆 | 清塚信也・坂本裕介 | さよなら呟く君が 僕の傘 残して 駆けだしてゆく 哀しみ降り出す街中が 銀色に煙って 君だけ 消せない 最後の雨に 濡れないように 追い掛けて ただ 抱き寄せ 瞳 閉じた 本気で忘れるくらいなら 泣けるほど愛したりしない 誰かに 盗られるくらいなら 強く抱いて 君を壊したい ほどいた髪を広げて 僕の夜 包んだ優しい人さ… 不安な波にさらわれる 砂の城 怖くて 誰かを求めたの? 強がりだけを 覚えさせたね 微笑みは もう 二人の夢を見ない 本気で忘れるくらいなら 泣けるほど 愛したりしない さよならを言った唇も 僕のものさ 君を忘れない 明日の君を 救える愛は 僕じゃない でも このまま 見つめている 言葉に 出来ないのが愛さ 言葉では 君を繋げない 行き場ない 愛がとまらない 傘を捨てて 雨を見上げてた 本気で忘れるくらいなら 泣けるほど愛したりしない 誰かに 盗られるくらいなら 強く抱いて 君を壊したい |
杯に歌のせていま まぶたをほんのり 赤く染め いま 涙をたたえて 佇むは 愛という名の戦い終えた 勇士たち 胸の傷など もう癒えた 友よ 歌え みんな 杯かかげて よろこび熱く伝えよ 生きて 愛し 夢をつむぐ 二人の未来に いま くちびる合せて 誓い合い いま たかぶる心で 躍るのは 愛の奇跡を信じて生きた 勇士たち 明日はやさしい人となる 友よ 歌え みんな 杯かかげて 人生 ともに語れよ 花と嵐 春と冬 駆けぬく二人に 友よ 歌え みんな 杯かかげて よろこび熱く 伝えよ 友よ 歌え 肩を組んで 今宵の宴に | 五木ひろし | 阿久悠 | 大野克夫 | | いま まぶたをほんのり 赤く染め いま 涙をたたえて 佇むは 愛という名の戦い終えた 勇士たち 胸の傷など もう癒えた 友よ 歌え みんな 杯かかげて よろこび熱く伝えよ 生きて 愛し 夢をつむぐ 二人の未来に いま くちびる合せて 誓い合い いま たかぶる心で 躍るのは 愛の奇跡を信じて生きた 勇士たち 明日はやさしい人となる 友よ 歌え みんな 杯かかげて 人生 ともに語れよ 花と嵐 春と冬 駆けぬく二人に 友よ 歌え みんな 杯かかげて よろこび熱く 伝えよ 友よ 歌え 肩を組んで 今宵の宴に |
桜貝おまえの口紅 とりあげて あの海はるかに 投げたっけ こころの傷は かくすなよ 素顔のままで いればいい おもいでの…桜貝 さしだす白い 掌(て)の平の このぬくもりは もう離さない ふりむきゃ涙の 人生を ささえてくれたね いつの日も あなたは夢に 生きるのと 信じた道を 歩くのと ありがとう…桜貝 口には出して 言わないが 忘れはしない そのやさしさを ちいさな陽だまり 肩よせて あの日の海辺へ 帰ろうか ふたりで越えた 歳月も 明日からきっと 倖せに 離れずに…桜貝 もいちど 生まれかわっても 命はひとつ いついつまでも | 五木ひろし | 水木れいじ | 弦哲也 | 南郷達也 | おまえの口紅 とりあげて あの海はるかに 投げたっけ こころの傷は かくすなよ 素顔のままで いればいい おもいでの…桜貝 さしだす白い 掌(て)の平の このぬくもりは もう離さない ふりむきゃ涙の 人生を ささえてくれたね いつの日も あなたは夢に 生きるのと 信じた道を 歩くのと ありがとう…桜貝 口には出して 言わないが 忘れはしない そのやさしさを ちいさな陽だまり 肩よせて あの日の海辺へ 帰ろうか ふたりで越えた 歳月も 明日からきっと 倖せに 離れずに…桜貝 もいちど 生まれかわっても 命はひとつ いついつまでも |
桜坂君よずっと幸せに 風にそっと歌うよ Woo Yeah 愛は今も 愛のままで 揺れる木漏れ日 薫る桜坂 悲しみに似た 薄紅色 君がいた 恋をしていた 君じゃなきゃダメなのに ひとつになれず 愛と知っていたのに 春はやってくるのに Woo Yeah 夢は今も 夢のままで 頬にくちづけ 染まる桜坂 抱きしめたい気持ちでいっぱいだった この街で ずっとふたりで 無邪気すぎた約束 涙に変わる 愛と知っていたのに 花はそっと咲くのに Woo Yeah 君は今も 君のままで 逢えないけど 季節は変わるけど 愛しき人 君だけが わかってくれた 憧れを追いかけて 僕は生きるよ 愛と知っていたのに 春はやってくるのに Woo Yeah 夢は今も 夢のままで 君よずっと幸せに 風にそっと歌うよ Woo Yeah 愛は今も 愛のままで | 五木ひろし | 福山雅治 | 福山雅治 | 山下康介 | 君よずっと幸せに 風にそっと歌うよ Woo Yeah 愛は今も 愛のままで 揺れる木漏れ日 薫る桜坂 悲しみに似た 薄紅色 君がいた 恋をしていた 君じゃなきゃダメなのに ひとつになれず 愛と知っていたのに 春はやってくるのに Woo Yeah 夢は今も 夢のままで 頬にくちづけ 染まる桜坂 抱きしめたい気持ちでいっぱいだった この街で ずっとふたりで 無邪気すぎた約束 涙に変わる 愛と知っていたのに 花はそっと咲くのに Woo Yeah 君は今も 君のままで 逢えないけど 季節は変わるけど 愛しき人 君だけが わかってくれた 憧れを追いかけて 僕は生きるよ 愛と知っていたのに 春はやってくるのに Woo Yeah 夢は今も 夢のままで 君よずっと幸せに 風にそっと歌うよ Woo Yeah 愛は今も 愛のままで |
酒きずな一度結んだ 命のきずな 結び通して どこまでも これが二人の 生甲斐(いきがい)ですと 決めた心に… エエエ… 嘘はない 晴れて添えない この世の運命(さだめ) 恨む気持ちは ないものを 私独りを 残して逝った あなたあの世は… エエエ… 遠すぎる 古い女と 笑われようと 肌は誰にも 許さない 月に淋しさ 打ち明けながら なみだ杯(さかずき)… エエエ… 酒きずな | 五木ひろし | 石本美由起 | 水森英夫 | | 一度結んだ 命のきずな 結び通して どこまでも これが二人の 生甲斐(いきがい)ですと 決めた心に… エエエ… 嘘はない 晴れて添えない この世の運命(さだめ) 恨む気持ちは ないものを 私独りを 残して逝った あなたあの世は… エエエ… 遠すぎる 古い女と 笑われようと 肌は誰にも 許さない 月に淋しさ 打ち明けながら なみだ杯(さかずき)… エエエ… 酒きずな |
酒尽尽忘れるために 飲む酒は かならず 想い出酒になる 消しても消えない 心の傷に 酒尽尽 酒尽尽 しみじみ 人生 秋の夜 雪降る街で 飲む酒は だんまり だるまの酒になる かえらぬ夢かよ 逃げ去る汽笛 酒尽尽 酒尽尽 さむざむ 醒めて 旅の夜 別れたひとと 飲む酒は あれこれ あぶない酒になる 愛しているのに 戻れぬふたり 酒尽尽 酒尽尽 ほろほろ 未練 雨の夜 消しても消えない 心の傷に 酒尽尽 酒尽尽 しみじみ 人生 秋の夜 | 五木ひろし | 能吉利人 | 桜井順 | | 忘れるために 飲む酒は かならず 想い出酒になる 消しても消えない 心の傷に 酒尽尽 酒尽尽 しみじみ 人生 秋の夜 雪降る街で 飲む酒は だんまり だるまの酒になる かえらぬ夢かよ 逃げ去る汽笛 酒尽尽 酒尽尽 さむざむ 醒めて 旅の夜 別れたひとと 飲む酒は あれこれ あぶない酒になる 愛しているのに 戻れぬふたり 酒尽尽 酒尽尽 ほろほろ 未練 雨の夜 消しても消えない 心の傷に 酒尽尽 酒尽尽 しみじみ 人生 秋の夜 |
酒と泪と男と女忘れてしまいたい事や どうしようもない寂しさに 包まれた時に男は酒を飲むのでしょう 飲んで飲んで飲まれて飲んで 飲んで飲み潰れて寝むるまで飲んで やがて男は静かに寝むるのでしょう 忘れてしまいたい事や どうしようもない悲しさに 包まれた時に女は泪みせるのでしょう 泣いて泣いて一人泣いて 泣いて泣きつかれて寝むるまで泣いて やがて女は静かに寝むるのでしょう 又ひとつ女のほうが偉く思えてきた 又ひとつ男のずるさが見えてきた おれは男 泣きとおすなんて出来ないよ 今夜も酒を煽って寝むってしまうのさ 俺は男 泪は見せられないもの 飲んで飲んで飲まれて飲んで 飲んで飲み潰れて寝むるまで飲んで やがて男は静かに寝むるのでしょう | 五木ひろし | 河島英五 | 河島英五 | | 忘れてしまいたい事や どうしようもない寂しさに 包まれた時に男は酒を飲むのでしょう 飲んで飲んで飲まれて飲んで 飲んで飲み潰れて寝むるまで飲んで やがて男は静かに寝むるのでしょう 忘れてしまいたい事や どうしようもない悲しさに 包まれた時に女は泪みせるのでしょう 泣いて泣いて一人泣いて 泣いて泣きつかれて寝むるまで泣いて やがて女は静かに寝むるのでしょう 又ひとつ女のほうが偉く思えてきた 又ひとつ男のずるさが見えてきた おれは男 泣きとおすなんて出来ないよ 今夜も酒を煽って寝むってしまうのさ 俺は男 泪は見せられないもの 飲んで飲んで飲まれて飲んで 飲んで飲み潰れて寝むるまで飲んで やがて男は静かに寝むるのでしょう |
酒は涙か溜息か酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨(す)てどころ とおいえにしの かの人に 夜毎(よごと)の夢の 切なさよ 酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨(す)てどころ 忘れた筈(はず)の かの人に のこる心を なんとしょう | 五木ひろし | 高橋掬太郎 | 古賀政男 | | 酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨(す)てどころ とおいえにしの かの人に 夜毎(よごと)の夢の 切なさよ 酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨(す)てどころ 忘れた筈(はず)の かの人に のこる心を なんとしょう |
酒ひとり面影に 飲む酒なのか 未練を捨てる 酒なのか わざと冷たく 背を向けたのに 男ごころが 咽(むせ)ぶ夜半(よわ) あゝ 惚れてせつない 他人(ひと)の花 迷い舟 なぜ身をけずる 流れる闇の なさけ川 紅が哀しい おくれ毛泣いて つれて行ってと すがる女(ひと) あゝ 苦労させたく ないおんな 淋しかろ さぞ憎かろう 逢いたさつのる 意気地なし 浴びる火の酒 ひとりが寒い 遊びだったら 抱いていた あゝ 夢がよろける 影法師 | 五木ひろし | 土田有紀 | 岡千秋 | 池多孝春 | 面影に 飲む酒なのか 未練を捨てる 酒なのか わざと冷たく 背を向けたのに 男ごころが 咽(むせ)ぶ夜半(よわ) あゝ 惚れてせつない 他人(ひと)の花 迷い舟 なぜ身をけずる 流れる闇の なさけ川 紅が哀しい おくれ毛泣いて つれて行ってと すがる女(ひと) あゝ 苦労させたく ないおんな 淋しかろ さぞ憎かろう 逢いたさつのる 意気地なし 浴びる火の酒 ひとりが寒い 遊びだったら 抱いていた あゝ 夢がよろける 影法師 |
細雪泣いてあなたの 背中に投げた 憎みきれない 雪の玉 いまもこの手が やつれた胸が おとこの嘘を 恋しがる 抱いて下さい もう一度 あゝ 外は 細雪… 不幸つづきの おんなに似合う 掴むそばから 消える雪 背中合わせの ぬくもりだって あなたがいれば 生きられる 夢のかけらが 散るような あゝ 外は 細雪… 酔ってあなたが わたしにくれた 紅がかなしい 水中花 春になったら 出直したいと 心にきめて みれる酒 お酒下さい もう少し あゝ 外は 細雪… | 五木ひろし | 吉岡治 | 市川昭介 | | 泣いてあなたの 背中に投げた 憎みきれない 雪の玉 いまもこの手が やつれた胸が おとこの嘘を 恋しがる 抱いて下さい もう一度 あゝ 外は 細雪… 不幸つづきの おんなに似合う 掴むそばから 消える雪 背中合わせの ぬくもりだって あなたがいれば 生きられる 夢のかけらが 散るような あゝ 外は 細雪… 酔ってあなたが わたしにくれた 紅がかなしい 水中花 春になったら 出直したいと 心にきめて みれる酒 お酒下さい もう少し あゝ 外は 細雪… |
さだめ川明日のゆくえ さがしても この眼の見えぬ さだめ川 あなたの愛の 流れるままに ゆるした夜は 雨でした 二人の恋を 憎むよな うわさが辛い さだめ川 故郷の町を 逃がれる旅は いずこの山か また海か すべてを水に ながしては 生きて行けない さだめ川 あなたの愛に 次ぎの世までも ついて行きたい 私です | 五木ひろし | 石本美由起 | 船村徹 | | 明日のゆくえ さがしても この眼の見えぬ さだめ川 あなたの愛の 流れるままに ゆるした夜は 雨でした 二人の恋を 憎むよな うわさが辛い さだめ川 故郷の町を 逃がれる旅は いずこの山か また海か すべてを水に ながしては 生きて行けない さだめ川 あなたの愛に 次ぎの世までも ついて行きたい 私です |
寒い朝北風吹きぬく 寒い朝も 心ひとつで 暖かくなる 清らかに咲いた 可憐な花を 緑の髪に かざして今日も ああ 北風の中に 聞こうよ春を 北風の中に 聞こうよ春を 北風吹きぬく 寒い朝も 若い小鳥は 飛び立つ空へ 幸福求めて 摘みゆくバラの さす刺(とげ)いまは 忘れて強く ああ 北風の中に 待とうよ春を 北風の中に 待とうよ春を 北風吹きぬく 寒い朝も 野越え山越え 来る来る春は いじけていないで 手に手をとって 望みに胸を 元気に張って ああ 北風の中に 呼ぼうよ春を 北風の中に 呼ぼうよ春を | 五木ひろし | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 北風吹きぬく 寒い朝も 心ひとつで 暖かくなる 清らかに咲いた 可憐な花を 緑の髪に かざして今日も ああ 北風の中に 聞こうよ春を 北風の中に 聞こうよ春を 北風吹きぬく 寒い朝も 若い小鳥は 飛び立つ空へ 幸福求めて 摘みゆくバラの さす刺(とげ)いまは 忘れて強く ああ 北風の中に 待とうよ春を 北風の中に 待とうよ春を 北風吹きぬく 寒い朝も 野越え山越え 来る来る春は いじけていないで 手に手をとって 望みに胸を 元気に張って ああ 北風の中に 呼ぼうよ春を 北風の中に 呼ぼうよ春を |
さよなら次の冬も ここにいたら きっと 別れが 死ぬより辛い 肩寄せれば 言葉もなく カモメたち 夜明けを告げる さよなら 旅立つ時が来た 許してくれ 我がままな俺を 心残り 鞄につめて ドアを 開ければ 雲が流れる 俺のことは 忘れていい せかすように 響いた汽笛 さよなら おまえを好きだった どこにいても 想い出は消えない さよなら 旅立つ時がきた さよなら 明日(あす)からまた孤独(ひとり) | 五木ひろし | Jean Michel Franck Rivat・Franck Thomas・日本語詞:有川正沙子 | Jacques Revaux | 桜庭伸幸 | 次の冬も ここにいたら きっと 別れが 死ぬより辛い 肩寄せれば 言葉もなく カモメたち 夜明けを告げる さよなら 旅立つ時が来た 許してくれ 我がままな俺を 心残り 鞄につめて ドアを 開ければ 雲が流れる 俺のことは 忘れていい せかすように 響いた汽笛 さよなら おまえを好きだった どこにいても 想い出は消えない さよなら 旅立つ時がきた さよなら 明日(あす)からまた孤独(ひとり) |
さよならだけは言わないで別れ雨がわたしの 心を濡らす あなたはもう傘さえ 寄せてくれないのね あの楽しい日々は愛のかげぼうし夢だというの この街の角に春が来ても 明日からはひとり歩くわたしの前に うしろすがたのあなたが見えるだけ 行かないでひとこと ひざまづいても 心の奥のさびしさ いやせはしないのね 今さよならだけは言わないで そんな言葉を 幸せおきざりにたったひとつ そんな言葉を 二人の愛の想い出にしたくない 今さよならだけは言わないで あの楽しい日々は愛のかげぼうし夢だというの この街の角に春が来ても 明日からはひとり歩くわたしの前に うしろすがたのあなたが見えるだけ | 五木ひろし | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 別れ雨がわたしの 心を濡らす あなたはもう傘さえ 寄せてくれないのね あの楽しい日々は愛のかげぼうし夢だというの この街の角に春が来ても 明日からはひとり歩くわたしの前に うしろすがたのあなたが見えるだけ 行かないでひとこと ひざまづいても 心の奥のさびしさ いやせはしないのね 今さよならだけは言わないで そんな言葉を 幸せおきざりにたったひとつ そんな言葉を 二人の愛の想い出にしたくない 今さよならだけは言わないで あの楽しい日々は愛のかげぼうし夢だというの この街の角に春が来ても 明日からはひとり歩くわたしの前に うしろすがたのあなたが見えるだけ |
さよならを言う前に街のむこうへ 星が落ちて消えてゆく 今夜の別れの 涙のように 僕とあなたのいくつかの 出来ごとの 想い出の終りに 花を飾ろう 眼を閉じてみると あれが青春さ 傷つけあったことも 楽しんだことも 二人の人生には 大事なページ 小さなその手に さよならを言う前に もいちど言いたい 愛していると くらい夜道さ 気をつけてお帰りよ 見ていてあげよう この窓をあけて 星空の下で 君と一緒さ 別々の旅をしても 愛と言う糸で むすばれている二人 いつでも逢える いつでも逢える | 五木ひろし | 山口洋子 | 平尾昌晃 | | 街のむこうへ 星が落ちて消えてゆく 今夜の別れの 涙のように 僕とあなたのいくつかの 出来ごとの 想い出の終りに 花を飾ろう 眼を閉じてみると あれが青春さ 傷つけあったことも 楽しんだことも 二人の人生には 大事なページ 小さなその手に さよならを言う前に もいちど言いたい 愛していると くらい夜道さ 気をつけてお帰りよ 見ていてあげよう この窓をあけて 星空の下で 君と一緒さ 別々の旅をしても 愛と言う糸で むすばれている二人 いつでも逢える いつでも逢える |
山河人は皆 山河に生まれ、抱かれ、挑み、 人は皆 山河を信じ、和み、愛す、 そこに 生命(いのち)をつなぎ 生命を刻む そして 終(つ)いには 山河に還る 顧みて、恥じることない 足跡を山に 残したろうか 永遠の 水面の光 増す夢を 河に浮かべたろうか 愛する人の瞳(め)に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと。美しいかと。 歳月は 心に積まれ 山と映り 歳月は 心に流れ 河を描く そこに 積まれる時と、流れる時と、 人は誰もが 山河を宿す。 ふと想う、悔いひとつなく 悦びの山を 築けたろうか くしゃくしゃに嬉し泣きする かげりない 河を抱けたろうか 愛する人の瞳に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと。 顧みて、恥じることない 足跡を山に 残したろうか 永遠の 水面の光 増す夢を 河に浮かべたろうか 愛する人の瞳(め)に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと。美しいかと。 | 五木ひろし | 小椋佳 | 堀内孝雄 | 川村栄二 | 人は皆 山河に生まれ、抱かれ、挑み、 人は皆 山河を信じ、和み、愛す、 そこに 生命(いのち)をつなぎ 生命を刻む そして 終(つ)いには 山河に還る 顧みて、恥じることない 足跡を山に 残したろうか 永遠の 水面の光 増す夢を 河に浮かべたろうか 愛する人の瞳(め)に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと。美しいかと。 歳月は 心に積まれ 山と映り 歳月は 心に流れ 河を描く そこに 積まれる時と、流れる時と、 人は誰もが 山河を宿す。 ふと想う、悔いひとつなく 悦びの山を 築けたろうか くしゃくしゃに嬉し泣きする かげりない 河を抱けたろうか 愛する人の瞳に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと。 顧みて、恥じることない 足跡を山に 残したろうか 永遠の 水面の光 増す夢を 河に浮かべたろうか 愛する人の瞳(め)に 愛する人の瞳に 俺の山河は美しいかと。美しいかと。 |
サン・トワ・マミーふたりの恋は終ったのね 許してさえくれない貴方 サヨナラと顔も見ないで 去って行った男の心 楽しい夢の様なあの頃を思い出せば サン・トワ・マミー 悲しくて目の前が暗くなる サン・トワ・マミー 街に出れば男がさそい ただ意味なく つきまとうけど この私がゆきつくとこは 貴方の胸 ほかにないのよ サン・トワ・マミー 風の様に 大空を さまよう恋 サン・トワ・マミー 淋しくて目の前が暗くなる サン・トワ・マミー サン・トワ・マミー 淋しくて目の前が暗くなる サン・トワ・マミー サン・トワ・マミー サン・トワ・マミー | 五木ひろし | Salvatore Adamo | Salvatore Adamo | 美野春樹 | ふたりの恋は終ったのね 許してさえくれない貴方 サヨナラと顔も見ないで 去って行った男の心 楽しい夢の様なあの頃を思い出せば サン・トワ・マミー 悲しくて目の前が暗くなる サン・トワ・マミー 街に出れば男がさそい ただ意味なく つきまとうけど この私がゆきつくとこは 貴方の胸 ほかにないのよ サン・トワ・マミー 風の様に 大空を さまよう恋 サン・トワ・マミー 淋しくて目の前が暗くなる サン・トワ・マミー サン・トワ・マミー 淋しくて目の前が暗くなる サン・トワ・マミー サン・トワ・マミー サン・トワ・マミー |
365本のひまわり泣いている あなたを がんばれと 励ますより 泣きたいだけ 泣けばいい ずっと そばにいる 喜びの 背中には 哀しみが 隠れてるけど… 365日の 涙を そっと埋めれば 365本の ひまわりが いつか心に咲くだろう 太陽が みえない 暗闇を こわがるより 夜はきっと 明けること いつも 信じてる 哀しみの 背中には 喜びが 隠れてるはず… 365日の 涙が そっと乾けば 365本の ひまわりが 揺れてあなたに微笑むよ 揺れてあなたを見送るよ | 五木ひろし | 田久保真見 | 五木ひろし | 猪股義周 | 泣いている あなたを がんばれと 励ますより 泣きたいだけ 泣けばいい ずっと そばにいる 喜びの 背中には 哀しみが 隠れてるけど… 365日の 涙を そっと埋めれば 365本の ひまわりが いつか心に咲くだろう 太陽が みえない 暗闇を こわがるより 夜はきっと 明けること いつも 信じてる 哀しみの 背中には 喜びが 隠れてるはず… 365日の 涙が そっと乾けば 365本の ひまわりが 揺れてあなたに微笑むよ 揺れてあなたを見送るよ |
雑草空の青さに叶うような 一途な心でいたかった 誰かのためにできることを 自分の夢にしたかった つまづいた石さえ 拾ってやれる 大きな手しかないけれど 笑わば笑え 笑えばいい どんな道に咲く 雑草でもいい ふりむかないで ふりむかないで まっすぐ空に 手をかざし 空の広さも知らないで なにを語ればいいのだろう 正しいことを覚えるまで ひとはどれだけまちがうのか 咲いてもみなけれど 名前も知れぬ 小さな花もきっとある… 笑わば笑え 笑えばいい どんな道に咲く 雑草でもいい ふりむかないで ふりむかないで まっすぐ花を 咲かすまで 笑わば笑え 笑えばいい どんな道に咲く 雑草でもいい ふりむかないで ふりむかないで まっすぐ空に 手をかざし | 五木ひろし | 松井五郎 | 永井龍雲 | | 空の青さに叶うような 一途な心でいたかった 誰かのためにできることを 自分の夢にしたかった つまづいた石さえ 拾ってやれる 大きな手しかないけれど 笑わば笑え 笑えばいい どんな道に咲く 雑草でもいい ふりむかないで ふりむかないで まっすぐ空に 手をかざし 空の広さも知らないで なにを語ればいいのだろう 正しいことを覚えるまで ひとはどれだけまちがうのか 咲いてもみなけれど 名前も知れぬ 小さな花もきっとある… 笑わば笑え 笑えばいい どんな道に咲く 雑草でもいい ふりむかないで ふりむかないで まっすぐ花を 咲かすまで 笑わば笑え 笑えばいい どんな道に咲く 雑草でもいい ふりむかないで ふりむかないで まっすぐ空に 手をかざし |
倖せさがしてあなたのために生まれてきたのと おまえは羞らい 小指をからませる さがしていたんだよ ちいさなしあわせを 俺のこころをささえてくれる やさしい女を さがしていたんだよ からだのためにわるいと叱って おまえはタバコを笑ってとりあげる さがしていたんだよ ちいさなしあわせを 俺に一生ささげてくれる かわいい女を さがしていたんだよ きれいな花といわれるよりも おまえのような素直な花がいい さがしていたんだよ ちいさなしあわせを 胸にほのぼの灯りをともす おまえをひとり さがしていたんだよ | 五木ひろし | たかたかし | 木村好夫 | 京建輔 | あなたのために生まれてきたのと おまえは羞らい 小指をからませる さがしていたんだよ ちいさなしあわせを 俺のこころをささえてくれる やさしい女を さがしていたんだよ からだのためにわるいと叱って おまえはタバコを笑ってとりあげる さがしていたんだよ ちいさなしあわせを 俺に一生ささげてくれる かわいい女を さがしていたんだよ きれいな花といわれるよりも おまえのような素直な花がいい さがしていたんだよ ちいさなしあわせを 胸にほのぼの灯りをともす おまえをひとり さがしていたんだよ |
倖せの隠れ場所恋人よ 隣りにおいでよ 淋しさに 心濡らしたら 悲しみを脱ぎ捨て おいでよ 口紅を指で ふきとって この都会(まち)の屋根の下 倖せはきっとある つらい過去は みんなみんな 星になるから 恋人よ 隣りでおやすみ 倖せが眠る 隠れ場所 夜明けまで眠る 隠れ場所 恋人よ 隣りにおいでよ 傷ついた胸が 痛いなら 想い出を断ち切り おいでよ 身体から涙 追い出して この都会(まち)の窓灯り 倖せをゆらしてる つらい夜も いつかいつか 星になるから 恋人よ 隣りでおやすみ 倖せが眠る 隠れ場所 夜明けまで眠る 隠れ場所 この都会(まち)の屋根の下 倖せはきっとある つらい過去は みんなみんな 星になるから 恋人よ 隣りでおやすみ 倖せが眠る 隠れ場所 夜明けまで眠る 隠れ場所 | 五木ひろし | 荒木とよひさ | 五木ひろし | 猪股義周 | 恋人よ 隣りにおいでよ 淋しさに 心濡らしたら 悲しみを脱ぎ捨て おいでよ 口紅を指で ふきとって この都会(まち)の屋根の下 倖せはきっとある つらい過去は みんなみんな 星になるから 恋人よ 隣りでおやすみ 倖せが眠る 隠れ場所 夜明けまで眠る 隠れ場所 恋人よ 隣りにおいでよ 傷ついた胸が 痛いなら 想い出を断ち切り おいでよ 身体から涙 追い出して この都会(まち)の窓灯り 倖せをゆらしてる つらい夜も いつかいつか 星になるから 恋人よ 隣りでおやすみ 倖せが眠る 隠れ場所 夜明けまで眠る 隠れ場所 この都会(まち)の屋根の下 倖せはきっとある つらい過去は みんなみんな 星になるから 恋人よ 隣りでおやすみ 倖せが眠る 隠れ場所 夜明けまで眠る 隠れ場所 |
潮どきそうね 感じていました 背中に何故か 冷たい視線を ここらあたりが 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ 誰にも 会いたくないの ひとりで 好きにしといて ああ あの人に伝えてくださいね ああ こんな話は二人でするものでしょ ダメよ ダメよ ひとりになったら 足まで冷える ここがおんなの 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ いいえ あきらめたいのに こぼれる涙 どうして熱いの ここらあたりが 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ サヨナラ つめたいライター 今夜は お前と飲もう ああ あの人の残り火燃えている ああ おそすぎる私を灼きすぎた イヤよ イヤよ 昨日がなければ 幸せなのに ここがおんなの 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ ああ あの人に伝えてくださいね ああ こんな話は二人でするものでしょ ダメよ ダメよ ひとりになったら 足まで冷える ここがおんなの 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ | 五木ひろし | 岩谷時子 | 中村泰士 | | そうね 感じていました 背中に何故か 冷たい視線を ここらあたりが 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ 誰にも 会いたくないの ひとりで 好きにしといて ああ あの人に伝えてくださいね ああ こんな話は二人でするものでしょ ダメよ ダメよ ひとりになったら 足まで冷える ここがおんなの 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ いいえ あきらめたいのに こぼれる涙 どうして熱いの ここらあたりが 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ サヨナラ つめたいライター 今夜は お前と飲もう ああ あの人の残り火燃えている ああ おそすぎる私を灼きすぎた イヤよ イヤよ 昨日がなければ 幸せなのに ここがおんなの 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ ああ あの人に伝えてくださいね ああ こんな話は二人でするものでしょ ダメよ ダメよ ひとりになったら 足まで冷える ここがおんなの 潮どきなんだわ 私きれいに 身を引くわ |
しぐれ川春にそむいて しぐれ川 ふたりこぎ出す 情け舟 抜いた指輪を 川面に投げて これでわたしは あなたのものと すがるおまえを 離しはしない 着のみ着のまま ほつれ髪(げ)に せめてひとひら 花吹雪 明日の夢さえ 見えないけれど こころ通わす ぬくもりあれば 生きて行けると ほほえむおまえ にごり川でも いつの日か 陽光(ひかり)きらめく 海に出る 死ぬも生きるも ふたりと決めた 恋のさだめが 指さすままに ゆれて流れる あゝ しぐれ川 | 五木ひろし | 吉田旺 | 徳久広司 | | 春にそむいて しぐれ川 ふたりこぎ出す 情け舟 抜いた指輪を 川面に投げて これでわたしは あなたのものと すがるおまえを 離しはしない 着のみ着のまま ほつれ髪(げ)に せめてひとひら 花吹雪 明日の夢さえ 見えないけれど こころ通わす ぬくもりあれば 生きて行けると ほほえむおまえ にごり川でも いつの日か 陽光(ひかり)きらめく 海に出る 死ぬも生きるも ふたりと決めた 恋のさだめが 指さすままに ゆれて流れる あゝ しぐれ川 |
時雨の半次郎人の浮世を 二つに裂けば 野暮な掟の岐れ路 義理に生きるか 情けに死ぬか 無駄にゃしないさ 命は一つ 俺は時雨の半次郎 越える信濃路 飛ぶ上州路 飛べば近づく 江戸の空 どこに在すか 瞼のお人 遇えば捨てます 一本刀 俺は時雨の半次郎 人の情けに 掴まりながら 泥が洗えぬ 旅がらす 咲いた春から 萎んだ秋へ 花もいつしか 時雨に消えた 俺は時雨の半次郎 | 五木ひろし | 藤田まさと | 猪俣公章 | | 人の浮世を 二つに裂けば 野暮な掟の岐れ路 義理に生きるか 情けに死ぬか 無駄にゃしないさ 命は一つ 俺は時雨の半次郎 越える信濃路 飛ぶ上州路 飛べば近づく 江戸の空 どこに在すか 瞼のお人 遇えば捨てます 一本刀 俺は時雨の半次郎 人の情けに 掴まりながら 泥が洗えぬ 旅がらす 咲いた春から 萎んだ秋へ 花もいつしか 時雨に消えた 俺は時雨の半次郎 |
忍ぶ雨人目にふれる 花よりも 影で 寄り添う 花がいい めぐり逢わせの ふしあわせ なぜに 私についてくる 夢待ち 浮き草 忍ぶ雨 あなたを真似て 飲むお酒 胸の芯まで しみてくる 雨のすだれの 向こうには きっと ふたりの 明日がある さみだれ 浮き草 忍ぶ雨 うわべで飾る しあわせは しょせん ふたりの 身につかぬ 女ざかりの 短かさを あなた その手で 抱きしめて 夢待ち 浮き草 忍ぶ雨 | 五木ひろし | たきのえいじ | 市川昭介 | | 人目にふれる 花よりも 影で 寄り添う 花がいい めぐり逢わせの ふしあわせ なぜに 私についてくる 夢待ち 浮き草 忍ぶ雨 あなたを真似て 飲むお酒 胸の芯まで しみてくる 雨のすだれの 向こうには きっと ふたりの 明日がある さみだれ 浮き草 忍ぶ雨 うわべで飾る しあわせは しょせん ふたりの 身につかぬ 女ざかりの 短かさを あなた その手で 抱きしめて 夢待ち 浮き草 忍ぶ雨 |