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  • 藤田麻衣子
    SOS
    SOS

    藤田麻衣子

    SOS

     2025年3月5日に“藤田麻衣子”がアルバム『片想い』をリリースしました。ピアノ弾き語りをメインとし、切ない歌詞と美しいメロディーで女性ファンを中心に絶大な支持を誇る才能溢れるアーティスト。今作には、昨年8月に配信リリースをし、すでに名曲と名高い「朝月夜」をはじめ、女性の心情を独特の視点で描いた全10曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“藤田麻衣子”による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 最終回は収録曲「SOS」にまつわるお話です。日々、胸が痛くなるニュースを目の当たりにしては、思うこと。そして、友だちから聞いた印象的な言葉とは…。今を生きるすべてのひとへ。この歌詞とエッセイが届きますように。 ニュースでは、新聞やテレビしかなかった頃は耳に入ってこなかったことまで、今は何でも流れてきて毎日のように胸が痛い見出しがあったりします。思ったり口で言ったりするだけなら簡単だけれど、胸を痛めたところで自分が誰かを救うことができるのかと考えると、たった一人でも誰かを救うなんてことは本当に大変なことだと思うのです。   それでも、その時そばに誰か話せる人はいなかったのだろうか、とか、綺麗事を思い浮かべてしまうのでした。誰かに話せたとしても根本的な解決は難しいのが現実かもしれないし、本当にただの綺麗事になってしまいますが、どんな関係でもいいから一人に対して一人、というか数人、愛して守って向き合ってくれる人が必ず居るような世の中だったらいいのに…みたいなことをふと思ってしまったり。そんなこと簡単に口にも出してはいけないことなような気もしています。今書いてしまいましたが。   そういう漠然としたことを感じる日があったり、もっと身近なことでは、何年か前に友達が言っていた言葉が心に残っています。「甘い言葉とか恋のドキドキとか、そりゃ時々は欲しくなる時もあるけど、一緒に生きていく時に一番ありがたいのは協力と共感なんだよね」と。   男と女は違う生き物だ、というところでは、女性は共感する生き物だけど、男性はなかなか難しいのかな? なんて思いながらも、協力と共感のある旦那さんを見つけたその彼女は、私から見て今もなんだかんだ言いながらも幸せそうで。あの若さの秘訣は「旦那さんの協力と共感にあり」だなと思っています。   日々の暮らしの中でパッとみれば元気そうに見えている人でも、家の中や、職場、学校などで過酷な時間を過ごしているかもしれません。幸せだったとしても忙しすぎたり疲労困憊だったり、日常って大変。   一人の人が苦しんでいる時、アンパンマンみたいにどこかからヒーローが飛んできてくれることはなかなかないから、誰もがそばにいる人同士で気づきあって笑顔が生まれたらいいなと、また綺麗事を浮かべてしまうのでした。   こんなに恋の歌ばかり書いて、いまだにときめきについて掘り下げたがっている私ですが、ふと現実に戻ると、身近な人たちの協力と共感に私自身も救われて、毎日を生きています。   <藤田麻衣子> ◆フルアルバム『片想い』 2025年3月5日発売   <収録曲> 01.片想い 02.純白 03.振り向いて 04.夢を叶える方法 05.endless 06.朝月夜 07.新しい世界 08.防御して 09.darkness 10.SOS

    2025/03/17

  • 藤田麻衣子
    振り向いて
    振り向いて

    藤田麻衣子

    振り向いて

     2025年3月5日に“藤田麻衣子”がアルバム『片想い』をリリースしました。ピアノ弾き語りをメインとし、切ない歌詞と美しいメロディーで女性ファンを中心に絶大な支持を誇る才能溢れるアーティスト。今作には、昨年8月に配信リリースをし、すでに名曲と名高い「朝月夜」をはじめ、女性の心情を独特の視点で描いた全10曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“藤田麻衣子”による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 第2弾は収録曲「振り向いて」にまつわるお話です。ライブ会場で、ファンのみなさんと一緒に制作されたというこの歌。何をテーマに、どんな物語・メロディが描かれていったのでしょうか。ぜひ今作と併せて、エッセイをお楽しみください。 「振り向いて」という歌は、ライブ会場でみなさんと私とで一緒に作った歌でした。   2024年2月に開催したYouTube公開収録ライブvol.2の時にやってみた『みんなで歌を作ろう!のコーナー』では、客席のみなさんに、私が普段どんなふうに楽曲づくりをしているのか見てもらおうと思い、一緒にその場で作詞作曲することに挑戦しました。   私はいつも歌詞から書いているので、1人で作る時と同じように、まずは歌詞の内容から。   ①テーマ   ②情景、季節や日時、場面、関係   ③どんな感情に   という感じで、順番に客席からどんどん思いついた言葉を言ってもらいました。   「ドロドロ」「嫉妬」「一人の男性を取り合う」「あの子が憎い」など、みなさんがくれる言葉が凄くて…。やっぱりそういうのを求めているのね、と客席のみなさんと笑いながら考えていきました。「通学路」「桜」「サッカー部」「マネージャー」など、青春が見えてくる言葉もいろいろ。少し時間をもらい1コーラスその場で書きました。   次は曲作り。1コーラスの歌詞を前に置いて、どんな感じの曲にする? と客席のみなさんに聞くと、「途中から怖くなる曲」と具体的な構成まで…(笑)。   私の過去の作品で「嫉妬」という歌があるのですが、2サビまでは優しいメジャーコードの曲で、Dメロから雲行きが怪しくなり、最後のサビでは同じメロディを使ってマイナーコードの悲しい曲調に変わります。   YouTube公開収録ライブは100人も入れば満員になる会場で、コアなファンの方がたくさん参加してくださっていたので、ファンの方々の中では怖い歌といえば…&ドロドロといえば…「嫉妬」「写真」「触って」というタイトルが出てくるそうで、今回も私にドロドロ曲を作らせてくれました(笑)。   その場で歌詞に曲をつけて、1コーラス弾き語り演奏をしました。短時間で書こうとしたら焦りとの戦いで、集中してクタクタになりました。コーナー開始から、演奏終わりまで30分間でしたが、ものすごく疲労した30分になりました。   2~3ヶ月後にライブの録音を聞き直して、「振り向いて」は結構直すだろうなぁと思っていましたが、思いのほか良かったので、ほとんど直すことなく続きを作りました。   2A以降は家で作ったのですが、どんな物語にしていこうか…と考えていて。1コーラスは「通学路で恋をして、双子の妹と同じ人を好きになり、私はあの子にはなれない」という感じのちょっと怖い歌詞だったので、妹に嫉妬する理由は1つだけではないんじゃないか?と、過去に遡ってみようと思いました。そんなふうに、2コーラス目からの歌詞も書きました。   2024年5月のYouTube公開収録ライブで、「振り向いて」のフルコーラスをお披露目しました。歌い終わると、客席のみなさんが「怖いー!!」と言ってくれていました。自分でも家で歌詞を書きながら怖くて鳥肌が立ちました。   「振り向いて」をライブ中に作っていく映像を、YouTubeで【前編】【後編】にわけてアップしていきますので、ぜひ見てみてください。   MVは、3月のライブツアーでも一緒に演奏する20年来のサポートメンバーと一緒に撮りたくて、ピアノの山本清香さん、バイオリンの沖増菜摘さん、チェロの島津由美さんとスタジオの演奏シーンを撮りました。一瞬私が怖い目をしているところがあり、違うカメラの映像に変更したいと言ったのですが「これこそ藤田麻衣子だから」と言われ違うカットに変更せずに採用になりました…。   自分自身が双子の姉ではなくても、こういう気持ちわかるかもしれないと思ってしまう歌です。   <藤田麻衣子>   ◆フルアルバム『片想い』 2025年3月5日発売   <収録曲> 01.片想い 02.純白 03.振り向いて 04.夢を叶える方法 05.endless 06.朝月夜 07.新しい世界 08.防御して 09.darkness 10.SOS

    2025/03/10

  • 藤田麻衣子
    夢を叶える方法
    夢を叶える方法

    藤田麻衣子

    夢を叶える方法

     2025年3月5日に“藤田麻衣子”がアルバム『片想い』をリリースしました。ピアノ弾き語りをメインとし、切ない歌詞と美しいメロディーで女性ファンを中心に絶大な支持を誇る才能溢れるアーティスト。今作には、昨年8月に配信リリースをし、すでに名曲と名高い「朝月夜」をはじめ、女性の心情を独特の視点で描いた全10曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“藤田麻衣子”による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 第1弾は収録曲「夢を叶える方法」にまつわるお話です。ずっと大きな夢がなかった自分が、音楽という道にたどり着くまでの軌跡は…。そしてこれからの夢は…。ぜひ歌詞とあわせて、エッセイをお楽しみください。 私は20歳になるまで、これといって夢はありませんでした。子どもの頃は美容師になりたかったけれど、美容師のおねえさんに、「大変だからやめたほうがいいよー」と言われたら、そうなんだ…と思って気が変わったり。結局は、歯科衛生士の専門学校に行き、免許もとりましたが、夢ではなく目標でした。   勉強したいこともないのに親に高い学費を払わせてまで大学に行きたいと思えずに(国立に行けるほどの学力はなかったので… )、“手に職を”と考えた時に、母親が県立の歯科衛生専門学校の出身だったこともあり、私も同じ道を行こうと思いついたのでした。   そんなふうに歯科衛生士の専門学校へ通い始めると、音楽好きな友達がいてイベントに一緒に出て歌ったり、私自身も学生最後の記念に趣味で声楽の習い事に通ってみたりもしました。そんな中、声楽の先生と、母がそれぞれに同じミュージカルのオーディションを勧めてくれて、夏休みの思い出に受けてみることにしました。   アンサンブルで合格して、歯科衛生士の専門学校に通いながら、ミュージカルの稽古場にも行き始めると、もっともっと音楽がやりたくなりました。楽しさも、悔しさも、いろんな事が今まで知らなかった感情のレベルで、心の整理ができずに初めて作詞作曲をしてみたところ、それが自分のはけ口になりました。   ミュージカルも国家試験も終えて、音楽をやるなら東京だ!と勢いのままに上京し、やがて“自分が作詞作曲した歌でオーケストラコンサートをしたい”という夢を見つけました。   歌手になるなんて、考えたこともありませんでした。でも子どもの頃からいつも歌っていました。10代の頃は一人で好きな歌をアカペラアレンジして録音していました。ディズニー映画やミュージカルにもハマって、いつもミュージカルの音楽を聴いていました。歌う場所が欲しいんだと、気がついたのは20歳になってからでした。遅いと思っていたけれど、今思えば全然遅くもなくて、あの時に自分が本当に欲しいものに気がついてよかったです。   夢がなければいけないとは全く思いません。夢がなかった時間も、私自身楽しかったし幸せだったし。でも夢ができるととても楽しくて、苦しくて、悔しくて、そのどれもが素晴らしい感情です。   “みんながやっているから”“誰かが言うから”そういう理由じゃなくて、本当に自分がいいと思えるもの、好きなもの、欲しいもの、やりたいこと、なりたい自分…、それを見つけられたら、幸せだなって思います。   オーケストラコンサートの夢は、上京から13年を経て2017年に叶えることができました。次の私の夢は、2026年の20周年にまたオーケストラコンサートをすることです。これからもやりたいことを言葉にして、実現させていこうと思います。   大きな夢じゃなくても、小さな憧れでも、間近な目標でもなんでも、「本当に欲しいものに手を伸ばそう」この歌が一番伝えたいメッセージです。   <藤田麻衣子>   ◆フルアルバム『片想い』 2025年3月5日発売   <収録曲> 01.片想い 02.純白 03.振り向いて 04.夢を叶える方法 05.endless 06.朝月夜 07.新しい世界 08.防御して 09.darkness 10.SOS

    2025/03/05

  • 藤田麻衣子
    朝月夜について
    朝月夜について

    藤田麻衣子

    朝月夜について

     2024年8月28日に“藤田麻衣子”が新曲「朝月夜」を配信リリースしました。タイトルは、夏の終わりから秋にかけての、空に白く月が残っている明け方の様子。想いの届かぬ相手への不安や葛藤、弱気と勇気、抑えきれない愛おしさなどの心の揺れを、美しくも切ないメロディーに乗せ歌った“これぞ藤田麻衣子の真骨頂”といえる作品となっております。    さて、今日のうたではそんな“藤田麻衣子”による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、新曲「 朝月夜 」にまつわるお話です。夜、無性に切なくなるこの季節にぴったりのラブソング。どのように生まれたのか、どんなところにこだわったのか。MV撮影秘話も明かしてくださいました。ぜひ歌と併せて、エッセイをお楽しみください。 「お盆を過ぎると一気に涼しくなるで」は、毎年決まって母が言う言葉だ。   さすがに近年はお盆が終わっても猛烈に暑いけれど、今年のお盆を過ぎた頃に夜窓を開けたら、虫の声がして涼しかった。夏から秋になっていくんだなと感じて、毎年恒例の「お盆を過ぎると一気に涼しくなるで」を思い出した。   涼しくなってくるこの季節、特に夜は無性に切なくなる。記憶に残っているのは、10代の時にこの夜の涼しさを感じて「なんだこの気持ちは」と思った時のこと。恋をした時に人は切なくなるけれど、逆に恋でもしないとなかなかこのキュッとした症状は現れない。夏の終わりや秋の夜にだけは、恋をしなくてもキュッとなれるのだ。   わけもなくキュッとなる時に恋でもしていたら、好きな人を思うたびに切なさMAXだと思う。そんなふうに、とにかく私は子どもの頃からときめきと切なさが大好きなのだ。   「朝月夜」の歌詞は何年も前から書いてあった。好きな人のことを考えていたら眠れなくて、気づけば明け方になっていた。明け方の空はまた特別だったりする。現代の私たちにも時々そんな夜があるし、遥か昔の人もきっと同じように空を見上げて切なくなっていたんだと思う。   1コーラスと最後のサビだけができていて未完成のまま、自分の中でとても大事な歌になっていた。このタイミングで形にしたい、と思う時がようやくきて、とても短い形でこのまま完成にするか、書き加えるか迷ったけれど、一度書き加える方向で挑戦してみることにした。   和風な楽曲なので、普遍的な情景で時代を感じない歌にしたいという思いもあり、いつの時代でも重なるような言葉を使った。   MVには月と湖を映したくて、群馬県に行き明け方に撮ってもらった。湖には無数のトンボがいて、頭や服、指先いろんなところにとまってくれた。天気予報でも現地についても雷雨だったけれど、明け方に撮影が始まると雨が上がってくれた。いいタイミングでトンボも指にとまってくれた。撮影はみんなのがんばりが報われた日になった。   音でも映像でも、この大切な「朝月夜」をみなさんに届けられることに心から感謝したい。   <藤田麻衣子> ◆紹介曲「 朝月夜 」 作詞:藤田麻衣子 作曲:藤田麻衣子

    2024/08/28

  • 藤田麻衣子
    ありがとう
    ありがとう

    藤田麻衣子

    ありがとう

     2023年5月24日に“藤田麻衣子”がニューアルバム『Color』をリリースしました。今までリリースしたオリジナルアルバムでは全曲の作詞・作曲を藤田麻衣子自身が手掛けていましたが、今作では自身の手による先行配信シングル「漆黒」、橋口洋平(wacci)が楽曲提供した「鏡よ鏡」、世界的に活躍するSUNNY BOYが作曲を担当した「シンプル」をはじめとした、他のミュージシャンからの提供曲、THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLSに提供した「always」のセルフカバーなど、全10曲が収録。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“藤田麻衣子”による歌詞エッセイを3日連続でお届け。今回が最終回です。綴っていただいたのは、今作の収録曲 「 ありがとう 」にまつわるお話。この歌詞を手掛けた 柳田はるかさんとの出会い、ふたりの軌跡、そして藤田麻衣子自身の変化について明かしてくださいました。歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 私ががんばろうと思うのは 子どもたちに かっこいいお母さんだと 思ってほしいから     なんて素直で真っ直ぐで、胸を打つフレーズなんだろうと思う。全国のお母さん方、お父さん方は、こんな思いで毎日をがんばっているんじゃないだろうか…。この言葉を見た時、私はこのままメロディをつけたい、と思った。   Aメロでは、子どもの健気さと優しさに胸を打たれる。日記のような、自己紹介のようなこの歌詞は、全く同じような境遇ではなくても、重なる部分があったり、たくさんの人が勇気をもらえると思った。感動した一人である私と同じように。     この歌詞を書いたのは、テレビ番組『はじめてのおつかい』で出会った柳田はるかさん。彼女は目の病気の影響で視力が少しずつ失われてしまい、今は周囲に光を感じる程度だそう。   2017年8月に放送された24時間TVの中で、柳田はるさかんの娘さんの『はじめてのおつかい』が放送されて、オリジナル挿入歌で私の楽曲「素敵なことがあなたを待っている」が初めて流れた。   その後、ご家族でライブを観に来てくださって、私はなんだかとても話したい! と思いながらも、連絡先も聞けずさよならした。柳田はるかさんはその頃から、ギターの練習を始めていて、前向きに新しいことに挑戦している彼女と、いつか話してみたいとずっと感じていた。   2021年の1月に、『はじめてのおつかい』の中で、柳田はるかさんがご家族に向けて「素敵なことがあなたを待っている」を弾き語りしてくださっている姿が放送された。それを機に7月の名古屋でのライブにゲスト出演していただき、一緒に演奏することができた。   時々電話やLINEでお喋りするようになり、彼女も音楽活動をしていて楽曲作りの話もたくさんした。彼女の書いた歌詞を見せてもらったり、リリースに関係なく何か一緒に作ってみようかと話していた。「職業だから当たり前だけど、日頃はずっと仕事として作品をつくってるから、リリースとか関係なく一度ただ本気で遊びで作ってみたい」と、彼女にはどんどん本音で話せた。   彼女の日常の話は、私が聞いていると感動してしまうことが溢れていて、そのままエピソードや気持ちを書いたものが「ありがとう」の歌詞だった。   これを読んだ時の、私の衝撃といったら…。まず泣いた。いろんな場面が想像できたし、彼女の前向きさ、現実の捉え方、心がとても好きだと思った。私自身が勇気をもらったようなこの感覚を、きっと他の人も感じるはずだと。「この歌詞に曲をつけてみてもいいかな?」と、思わず言ってしまった。   「ありがとう」が出来上がって、彼女は自分のライブイベントで歌い始めた。私は何もできないけれど、何かできることはあるかな? と思い、彼女のいる愛知県は地元と近いということもあって、本格的ではないけれど簡単に歌を録音することならできるよと、田原市に遊びに行って彼女と歌を録音した。その後、その「ありがとう」の音源は田原市の写真たちを使ったリリックムービーと共にYouTubeにアップされた。     私自身が「新曲ができました」と、歌うような歌ではないけれど、時々いいタイミングがあればライブで「ありがとう」を歌えたらいいなと思った。客席で、この歌詞の前向きさに勇気づけられる人たちが見えるから。   ずっと私は自分で作詞作曲したものしかCDにしないと決めてきた。番外編でカバー曲はトライしたけれど、オリジナル曲は何がなんでも貫いてきた。理由は「思ってないことを歌いたくないから」…。私は私なりに、自分の歌にだけはなんというか、忠誠を誓っていた(笑)。いいと思わないのに、誰かに作ってもらった手前断れないなんていうことが、起きてしまったら。1曲でもそんなことが起きるのは許されなかった。本当に頑固(笑)。   ここまで全曲貫いてきて、そうじゃなくなるのは簡単だけれど、貫き続けられるのは時間をかけて守った人だけだと思うと、破りたくなかった。   でも「ありがとう」は、そんなことよりも、とにかくいい歌詞だった。私の歌を聴きにきてくれる人、客席のみなさんが力をもらってくれるのが見えると、ただ素直に歌いたいなと思った。   「私じゃなくても、誰が書いててもいいんだ。共感してるなら、感動してるなら、自分で書いてなくても自分の心でちゃんと歌えるんだ」と、頑なだった心を解いてもらったような気がした。   そんなことを思いながら、2022年に配信シングルを制作することになった。15周年を終えて、これからどんな歌を歌いたいのかゆっくり考えたいと思っていた時期。私は「曲を誰かに作ってもらって、歌詞は自分で書こうかな」と、スタッフに話した。   スタッフがびっくりしていた。あんなにもあんなにも頑なだった私が、そんなことを言うなんてと(笑)。   やがて「シンプル」が出来上がった。そして2023年のオリジナルアルバムは、自身の作詞作曲ではなく、いろんな人と制作してみようと決めた。共作もあるし、作詞だけ、作曲だけ、ボーカリストとして歌うだけのものも。そんなラインナップの中なら、自然と「ありがとう」も収録できると気づいて、柳田はるかさんに収録させてもらいたいとお願いした。   柳田はるかさんも、「ありがとう」を収録したCDを自分で作ってライブイベントで売り始めている。それぞれの場所で、この歌詞が今日も誰かに届いているんだと思うと、私はただただ嬉しい。   そして、私に新しい可能性や景色を見せてくれて「ありがとう」と、心から伝えたい。 < 藤田麻衣子> ◆紹介曲「 ありがとう 」 作詞:柳田はるか 作曲:藤田麻衣子 ◆メジャー7thオリジナルアルバム『Color』 2023年5月24日発売 配信サービス一覧: https://jvcmusic.lnk.to/fujitamaiko_color   <収録曲> 1. 漆黒 2. タンポポ 3. 戻りたい、もう戻れない 4. 鏡よ鏡 5. できるなら... 6. always  7. 足音 8. 美女と野獣 9. ありがとう 10. シンプル

    2023/05/26

  • 藤田麻衣子
    鏡よ鏡
    鏡よ鏡

    藤田麻衣子

    鏡よ鏡

     2023年5月24日に“藤田麻衣子”がニューアルバム『Color』をリリースしました。今までリリースしたオリジナルアルバムでは全曲の作詞・作曲を藤田麻衣子自身が手掛けていましたが、今作では自身の手による先行配信シングル「漆黒」、橋口洋平(wacci)が楽曲提供した「鏡よ鏡」、世界的に活躍するSUNNY BOYが作曲を担当した「シンプル」をはじめとした、他のミュージシャンからの提供曲、THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLSに提供した「always」のセルフカバーなど、全10曲が収録。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“藤田麻衣子”による歌詞エッセイを3日連続でお届け。今回は第2弾です。綴っていただいたのは、今作の収録曲「 鏡よ鏡 」にまつわるお話。wacciの橋口洋平による提供曲。その歌詞のなかで藤田麻衣子が一カ所だけ、引っかかったフレーズとは…? 歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 伏せたスマホと うつむくあなた 乾かしただけの髪が 私に悟らせる     「 鏡よ鏡 」の歌詞で一カ所だけ、この<乾かしただけの髪が 私に悟らせる>が引っかかった。   (どういう意味なんだろう?)と。     「鏡よ鏡」は、wacciの橋口洋平さんに楽譜提供をお願いした。橋口くんと私はもう15年以上前に知り合っていて、インディーズ時代一緒にライブしたこともあったし、wacciになってからもまた話すようになって、お互いに曲作りの話をよくしていた。   wacciの歌を街中でもよく耳にするようになって、改めて歌詞を読むと橋口くんは本当に素晴らしい歌詞を書くなぁと思った。wacciの歌を聴いていると、本当に良い曲を書くなぁと思った。私が誰かに楽曲提供をお願いしようと決めて、自分自身が感動したり、共感できる歌を歌いたいと思った時、一番に浮かんだのが橋口くんだった。   テーマは何にするか一緒に相談して、1曲は「白雪姫」をテーマに書いてもらうことになった。最近“ヴィラン”も熱いよねという話になって、白雪姫のヴィランと言えば、魔女。悪役だけど、共感できないこともない。   白雪姫みたいな人より、実は魔女みたいな人の方が現実には多いんじゃないかと思う。あそこまではしないけど、でも嫉妬したり、焦ったり、悔しいって思ったり。口にはしないけれどそういう感情になる日だってあるでしょう、女性は(男性の方が実は女々しい説もあるけれど)。   そんなこんなで、橋口くんは「鏡よ鏡」の歌を仕上げてくれた。比喩が素晴らしくて、白雪姫をテーマにしてどれだけ考えても、私にはこの歌詞は書けないと感動した。この歌詞の素晴らしさについてはいろんなところで話してるので、今日は一カ所だけ気になったところの話。   <乾かしただけの髪が 私に悟らせる>このフレーズ。   橋口くんは、「気になるところとか、直してほしいところがあれば言ってね」と言ってくれて、私はこの部分だけがどうしても気になって、言おうかなぁと思っていた。     その時、ちょうど友達に会って、「ちょっとこの歌詞読んでみてもらっていい? とりあえず読んでみて」と言って読んでもらった(もちろん読んでもらったのは口が堅い友達。笑)。   「すごくいいんだけど、一カ所だけ何か気になってるところあるんだよね」と言うと、「あぁ、なんか髪がどうみたいな所?」と言われて「そうそこなの!」と答えた。「あー確かになんかそこだけ、ん? とは思ったんだけど、でもこれって男性が最初の頃は髪をワックスとかでちゃんとセットしてるのが、だんだんしなくなったみたいなそういうことかな?」「あーそういうことだよね。あーなるほどね。髪型キマってないと、手を抜いてるなんて私思ったことないや。この主人公めちゃくちゃ女子だねっていうか、橋口くん女子より女子目線すごいね」としみじみ話した。   今までだったら、自分の歌詞ではちょっとわかりにくいとか何か気になるなぁってところは、結構直してきたと思う。例えば演奏や歌も、今は直そうと思えばいくらでも正確に直すこともできるけれど、直せば直すほど正しいのにつまらない、正しいのに気にならない惹かれない。そんなものになっていくような気がする。   引っかかるから気になって、議論する機会ができる。今回の橋口くんの<乾かしただけの髪が 私に悟らせる>、これはまさに私に議論する時間を生み出した。そう考えたら、ここはやっぱりこのままがいいなと思った。   ドキっとしてしまうくらい、女性の痛みやキレイではない部分を書いてくれた。「鏡よ鏡」は歌うたびに胸が痛い。   こんなにいい曲をもらえて、とても嬉しいし勉強になって、私はまた自分でも楽曲を作りたいという気持ちにもさせてもらった。誰かの力を借りて自分だけじゃできない素敵な作品ができるのも楽しいから、またこういう作り方もいいなと感じている。選択肢や楽しみが増えて、今はいろんな扉が開いている気がする。    <藤田麻衣子> ◆紹介曲「 鏡よ鏡 」 作詞:橋口洋平 作曲:橋口洋平  ◆メジャー7thオリジナルアルバム『Color』 2023年5月24日発売 配信サービス一覧: https://jvcmusic.lnk.to/fujitamaiko_color   <収録曲> 1. 漆黒 2. タンポポ 3. 戻りたい、もう戻れない 4. 鏡よ鏡 5. できるなら... 6. always  7. 足音 8. 美女と野獣 9. ありがとう 10. シンプル

    2023/05/25

  • 藤田麻衣子
    戻りたい、もう戻れない。
    戻りたい、もう戻れない。

    藤田麻衣子

    戻りたい、もう戻れない。

     2023年5月24日に“藤田麻衣子”がニューアルバム『Color』をリリースしました。今までリリースしたオリジナルアルバムでは全曲の作詞・作曲を藤田麻衣子自身が手掛けていましたが、今作では自身の手による先行配信シングル「漆黒」、橋口洋平(wacci)が楽曲提供した「鏡よ鏡」、世界的に活躍するSUNNY BOYが作曲を担当した「シンプル」をはじめとした、他のミュージシャンからの提供曲、THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLSに提供した「always」のセルフカバーなど、全10曲が収録。    さて、今日のうたコラムでは最新作を放った“藤田麻衣子”による歌詞エッセイを3日連続でお届け。今回は第1弾です。綴っていただいたのは、今作の収録曲 「 戻りたい、もう戻れない 」にまつわるお話。ズルいとわかっているけれど、切れなくて、離れられなくて、「友達になりたい」と言ってしまう。そんな恋のなかで葛藤しているあなたへ。この歌詞とエッセイを受け取ってください。 友達になりたいと 言ったのは私の方 離せなくて どんな形でもいいから 繋がっていたくて…     別れてからすぐに友達になるなんて、できるわけないのに「友達になりたい」と言ってしまったことがあった。たぶん何度かあった。もう会えなくなるのも、話せなくなるのも、淋しすぎて。今思い出しても胸が痛くなる。しがみつくというのは、なんて哀れなんだろう。   でも、覚えているのは友達には戻ってくれなかった人。付き合う前みたいに、また笑い合いたいと何度も願ったけれど、それは叶わなかった。どんなに会いたくなっても会えないなんて。ひょっとしたら会えるかな、なんて期待しても全く会えなくて。そんな日々はなんて苦しいんだと思ったけれど今となっては、諦めがついて良かったなと思う。ある意味あれは誠実さと優しさだったんだなと。   友達になってしまったら、結局は期待して諦めきれなくて、ずっとつらいまま。それでも、好きな人と別れを機に突然会えなくなるなんて、まだ好きな方にとってこんなつらいことはない。だから友達という都合の良い言葉にすがってしまう。   友達だったら、どこで誰と何をしてようが別にいいし(時々友達も束縛したい性格の人もいるけど…)。恋バナを聞いてもワクワクして楽しいはずだし、とにかく平気。苦しくなんかならない。モヤモヤ、イライラ、ズキズキするのは好きな証だと思う。   もう会えなくても、友達になってよく会える仲になってしまっても、どちらにしても失恋してもう通じ合えないというのはつらいのだ。時の流れが忘れさせてくれるのを待つか、新しい恋によってすっかり忘れさせてもらうしか、出口はない。     別れても連絡をとっていた人、あれはなんだったんだろうと今は思う。友達と言いながら結局未練がある関係。新しい恋人がどちらかにできれば、昔の恋人という友達なんかはっきり言って邪魔でしかない。気にしないという人もいるだろうけど。誰かをいやな気持ちにさせてまで、まだ繋がっていたいってなんだろうか。新しい相手に失礼だし、綺麗さっぱりしなさいよと言いたい。   時間が経った今は冷静に見つめられるけれど、その時はいろんなものが離せなかったし、切りたくなかったし、未練があった。ズルいけれど切れなかった。けれどズルい場所には幸せもなかった。   戻りたい、もう戻れない。それは、もう自分には必要なくなった場所なんだと思う。その先にきっと、新しい幸せが待っているはずだと私は信じている。 < 藤田麻衣子> ◆紹介曲「 戻りたい、もう戻れない 」 作詞:藤田麻衣子 作曲:MONJOE・SUNNY BOY  ◆メジャー7thオリジナルアルバム『Color』 2023年5月24日発売 配信サービス一覧: https://jvcmusic.lnk.to/fujitamaiko_color   <収録曲> 1. 漆黒 2. タンポポ 3. 戻りたい、もう戻れない 4. 鏡よ鏡 5. できるなら... 6. always  7. 足音 8. 美女と野獣 9. ありがとう 10. シンプル

    2023/05/24

  • 藤田麻衣子
    シンプルに求めてきたこと。
    シンプルに求めてきたこと。

    藤田麻衣子

    シンプルに求めてきたこと。

     2022年8月3日に“藤田麻衣子”がDigital Single「シンプル」をリリースしました。デビュー以来、発表してきたすべての楽曲の作詞/作曲を手掛けてきた藤田麻衣子が、デビュー16年目にして初めて、提供された曲に詞をつけるという試みにチャレンジ。作曲編曲はインディーズ時代からの旧友・SUNNY BOY が担当。どこにでもいるカップルの普通の日常を、藤田麻衣子の視線で描いたハートフルかつ活挑戦的な1曲となっております。    さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“藤田麻衣子”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「 シンプル 」にまつわるお話です。みなさんは恋愛に求めるもの、望むもの、理想のふたりの姿はどんなものでしょうか。藤田麻衣子がずっと“シンプル”に求めてきたこととは…? "好き"は薄れていくものじゃなく 積み重なっていくものだって   変わらない気持ちがあるんだと わかったのは 君に出会ったから     新曲「シンプル」はそんなふうに始まる。   私の中では"好き"は薄れていくものだとずっと思ってきたんだなぁと、ふと思った。   求めるもの、望むものは人それぞれにあって、例えば愛されたいだとか、人を好きになりたいだとか、浮気されたくないだとか、ケンカしたくないだとか、いろいろあると思う。私も浮気されたくないはしつこくいつも言っていることだったりする。   けれど、恋愛するたびにずっと求め続けてきたことがあった。薄れていかない"好き"に出会いたかった。好きになるのはたいてい自分から、そして終わらせるのもたいてい自分からだった。もちろん好きなのにフラれて悲しくてどうしようもなかったこともあるけれど。いつか終わりがくることで、新しい恋に出会えるといういいこともあったけれど。やがて終わりがくることが年を重ねるにつれてどんどん悲しくなった。   好きになって、戸惑って、幸せを感じて、不安になって、少し時が経つと、「あれ?」と感じる。何かが変わった…? と。いつも認めたくなかったけれど、残酷に言えば恋する気持ちが冷めたのを感じる瞬間。やがて終わらせてきたということは、恋が愛に変わることはなかったということなのだろうか。   何年経っても仲良しで、いつも楽しそうな二人がいる。友人夫婦は今は子どももいるけれど、二人だけの時間も長かった。ずっと燃えあがっていたわけじゃないけれど、ずっと冷めない二人を見て、私はいつもうらやましかった。   彼女は、「彼は共感性と協力性があるんだよね。一緒にいるのに一番ありがたいものかもしれない」と言ったことがあった。彼はいつも気持ちに頷いてくれたり寄り添ってくれる。そして、協力してくれる。それはどんな甘い言葉より、うんと愛されてると実感できると思う。いつも感謝できればずっと好きでいられそう。感謝するしないは自分だけの問題ではなく、やはり感謝したくなる相手かどうかは大きい。   ずっと一緒に歩いていくなら、いつまでもはドキドキしていられないし、かといって"好き"とも思えない相手とずっと一緒にいるのは…。   やっぱり求めるものはシンプルに、薄れていかない"好き"だと思うのだった。そしてそれは恋に落ちること以上に、うんと難しい。 <藤田麻衣子> ◆紹介曲 配信シングル「 シンプル 」 作詞:藤田麻衣子 作曲:SUNNY BOY   世界的にも活躍する“SUNNY BOY”が作った楽曲に、藤田麻衣子がタイトルの通り”シンプル“に好きな人への想いや感謝の気持ちを歌詞にしたラブソング。   配信はこちら! https://jvcmusic.lnk.to/simple     

    2022/08/05

  • 藤田麻衣子
    恋をしていたその時が、こんなにも永遠になるとは。
    恋をしていたその時が、こんなにも永遠になるとは。

    藤田麻衣子

    恋をしていたその時が、こんなにも永遠になるとは。

    2021年10月27日に“藤田麻衣子”が活動15周年を記念したメジャー6thオリジナルアルバム『忘れられない人』をリリースしました。今作は、藤田麻衣子が15年間の音楽活動で出会った、忘れられない出来事、忘れられないエピソードなど“忘れられない○○”をテーマに歌詞を綴った、彼女自身の過去と未来を紡ぐアルバム作品となっております。    今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“藤田麻衣子”による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、今作に収録の新曲「 手錠 (duet with 平川大輔) 」に通ずるお話です。新しい恋がしたいのに、忘れられない恋を思い出しては「もう一度、あの頃のように…」と願ってしまうあなたへ。是非、歌詞と併せてこのエッセイを受け取ってください。 思い出は美化されて残る。時間が過ぎるほど、さらに戻れない日々が愛しくなる。別れた理由が必ずあったはずなのに。 恋に年齢は関係ないし、若い時からたった1つの恋に時間をかけている人はもちろんいるとは思うけれど、10代20代の頃の方が出会いもまだあったし、恋のチャンスもあったように感じる。大人になるほど、出会いが少なかったり、フリーの人が少なかったり、先読みしすぎて行動に出る自分がいなくなったり、新鮮な気持ちがあまりないから心踊らなくなったり、とにかく恋が難しい。新しい恋をしなければ、過去を忘れるのもなかなか難しい。 女性は上書き保存だと言われるけれど、新しい恋をしても消えない恋もある。もちろん上書き保存は正解だとも思う。 もう一度、あの頃のように話ができたら。 もう一度、あの頃のように楽しく会えたら。 もう一度、あの頃のように愛し合えたら。 もう一度、あの頃の気持ちになりたいのだ。 一緒にいた時間を超えるほど、思い出す時間の方が長くなって、なんでもなかった一瞬一瞬が宝物だったことを知る。恋をしていたその時が、こんなにも永遠になるとは。恋は本当に素晴らしいものだなぁと思う。 新しい恋をしていても、あの人の方がよかったとか、あの人ならこうしてくれたとか。比べてしまうと、思い出の中の美化されたその人には誰も敵わないからつらい。美化男を超える人なんかそう出てこない。 ただ、今ならわかる。その時だからよかったのだ。その時の自分、その時の相手、その時の環境、その位置にいたからカチッとハマった。幸せも喜びも感じたし、切なくて辛くもあった。でももしも今同じ状況になっても、きっともう違う。だから昔好きだった人には、あまり会わない方がいい。 忘れられない人がいるというのは切ない。見えない手錠を、ずっとかけられているのだから。「あんなにも誰かを好きになることは、きっともうないと思う」と思いながら生きると、ずっと満たされないのかもしれない。けれど現実を日々受け止めて生きるだけより、思い出の中に浸っている時間のほうが幸せな時もある。だから、あの頃に戻って一人浸れるような思い出がもしもあるのなら、その人は幸せだと思う。 <藤田麻衣子> ◆紹介曲「 手錠 (duet with 平川大輔) 」 作詞:藤田麻衣子 作曲:藤田麻衣子 ◆メジャー6thオリジナルアルバム『忘れられない人』 2021年10月27日発売 <収録曲> 1. 君に会いたくなる夜は(duet with クリス・ハート) 2. 人魚姫 3. 手錠(duet with 平川大輔) 4. きみのあした 5. anniversary 6. いつか 7. 臆病な恋の歌(Album Ver.) 8. プレアデス 9. 雨 10. それでも朝は来る

    2021/11/08

  • 藤田麻衣子
    恋に落ちたのはほんの一瞬ではなかった。
    恋に落ちたのはほんの一瞬ではなかった。

    藤田麻衣子

    恋に落ちたのはほんの一瞬ではなかった。

     2021年3月3日に“藤田麻衣子”が、デビュー15周年記念となる弾き語りリクエストベストアルバム『15th Anniversary 弾き語りBest』をリリースしました。本作はファン投票によって選曲した楽曲を全て弾き語りにてレコーディングしたメジャーデビュー後初の弾き語りベストアルバムとなっております。2021年の藤田麻衣子に是非、ご注目を…!  さて、今日のうたコラムではそんな最新作を放った“藤田麻衣子”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、ドラマのとあるセリフから始まるお話。恋に落ちることとは? 出会った瞬間に感じる“何か”とは? 数々のラブソングを生み出してきた彼女のならではのエッセイをご堪能ください。 ~歌詞エッセイ:恋に落ちて~ 先日ドラマを見ていたら、落ち込んだ主人公に、かっこいい相手役の人が「やっと笑った」と言っていた。ときめくシーンだった。 ふと、私にも昔、全く同じことを言ってくれた人がいたなぁと思い出した。そんな少女漫画みたいなセリフもさらっと似合う感じの人だった。確かにその時、嬉しいというかあったかい気持ちにはなったけれど、同時に、ん?とも思った。うじうじしている私を、笑顔にさせてくれようとしたのは嬉しいけれど、ということは、させるための間の会話は取り繕ってるというか、なんかそこには真実がなかったような気がして。 「ほら笑って」みたいなセリフが、少女漫画を読んでいる私は嫌いじゃないし、そこに素敵なシチュエーションや、好みのイケメンが描かれていたら確実にときめく。でも現実で、例えば「ほら笑って」と言われたら、無理して笑わなきゃいけないじゃないか。私はまだまだうじうじしたかったり、モヤモヤをぶつぶつ言いたかったり、ひょっとしたらぶちまけて叫びたかったりするかもしれない。それでスッキリしたらやっと笑えるのかもしれないのに。 私のペースではなく彼のペースで私を笑わせ、私はちょっと心がよじれたまま笑顔を見せて、端から見ればとてもいい感じの流れ。でも私の心は満たされない。これはもう相性や好みの問題でしかないんだけれども、やっぱりその人のことはいいなと思ったものの、好きにはなっていなかったような気がする(結局付き合ってはいなかったんだと思う)。 私は私のペースでいさせてくれる人が好きなのだ。彼とはS極とS極だった。好みは人それぞれだと思う。 惹かれ合った時はS極とN極だったのに、付き合っていてだんだんと、やっぱり同じ極だった人もいた。ただそうやって、別れたりしないと、次の人とも出会えないわけで、別れはその時は悲しいけれど、過ぎてみれば感謝だと思う。 話は戻って、「やっと笑った」だけで、こんなことをダラダラと書ける時点で、恋に落ちていなかったのだとわかる。 恋に落ちるのはほんの一瞬で、その人を知るたびもっと好きになっていくものだから。出会った瞬間から、好きー!!!ってなるわけではないけれど、「あれ?」という違和感がたぶん残るんだと思う。 ある研究では、人々がある人物を魅力的かどうか判断するのには0.5秒しかかからないことが分かったそうな。それは見た目の好みだから、必ずしもその先に恋をするわけではないのか? いろんな人を好きになってきたけれど、本当にいい関係を築けた人ほど、付き合うまでにけっこう時間がかかった。恋だと気づくのにも時間がかかった。むしろ、恋に落ちたのはほんの一瞬ではなかった。でも今思うと、出会った瞬間のことはちゃんと思い出せる。だからやっぱり0.5秒は合ってるのかな? こんなに現実的な考え方をしていたら、恋の歌なんか書けないと思う。でも書いてきたから、きっとこれからも書けるんだと思う。 あぁときめきをチャージしたい。ドラマでじゅうぶんだから。 <藤田麻衣子> ◆『15th Anniversary 弾き語りBest』 2021年3月3日発売 初回限定盤 VIZL-1875 ¥4,800+税 通常盤 VICL-65486~7 ¥3,300+税 配信: https://jvcmusic.lnk.to/fujitamaiko15thBest

    2021/03/05

  • 藤田麻衣子
    私たち、もうサヨナラしなくていいんだね。
    私たち、もうサヨナラしなくていいんだね。

    藤田麻衣子

    私たち、もうサヨナラしなくていいんだね。

    「またね」って言葉 また会えるんだ 私たち もうサヨナラしなくていいんだね 「またね」/藤田麻衣子  2019年3月20日に“藤田麻衣子”がニューアルバム『wish』をリリースしました。今日のうたコラムでは、その収録曲から、失恋ソングとも、片想いソングとも、両想いソングとも言い切れないけれど、たしかにラブソングである「またね」をご紹介いたします。まず「またね」って言葉で、気軽に別れの挨拶をする【現在】シーンから幕をあける歌。    みなさんなら、誰かに「またね」と手を振るとき、どんな気持ちであることが多いですか? 別に“二度と会わない”と決めている場合じゃない限り、あまり気にしないことが多いのではないでしょうか。友達だから。永遠のサヨナラじゃないから。「またね」はそのまま「また都合が合うときにでも会おうね!」くらいの意味合いだと思います。 友達にはなれないとわかった むなしい期待してしまうから 忘れられないまま 一人前に進めなくなるから 両腕で精一杯 その胸を押して 遠ざけて 断ち切って 必死にがんばったんだよ 「またね」って言葉 言わないように 私たち もうサヨナラ選んだ二人 もう会わないと何度決めて 泣いただろう でも本当は会いたかった 「またね」/藤田麻衣子  しかし時には、簡単に「またね」とは言えないこともあるんですよね。それがかつての<私>でしょう。歌は【現在】から【過去】の回想シーンへ移ります。そこに見えるのは、まだ<友達には>戻れそうもない二人。<もうサヨナラ選んだ二人>です。ではなぜ、あの時の<私>は<「またね」って言葉 言わないように>と、堪えたのでしょうか。    大きな理由は3つ。1つは<その胸>に嘘をつきたくなかったから。世の中には「またね」と別れておきながら、もう二度と会わないひとだってたくさんいます。だけど<私>はちゃんとお別れしたかった。希望なんて匂わせたくなかった。それは同時に、自分自身も<むなしい期待して>しまいたくなかったからという、もう1つの理由にも繋がります。    二人のラストシーンが脳内再生されたとき、やっぱり「またね」という言葉から“また会える可能性”を抱いてしまいますもんね。そしてもう1つは「またね」という言葉に本音が滲んでしまわないようにです。本当はまた会いたかったし、まだ愛していた。でもだからこそ「またね」をグッと堪えて、<両腕で精一杯 その胸を押して 遠ざけて 断ち切って 必死にがんばった>のです。二人のために“言わない”選択を貫いたのです。 あれからもうどれくらい経つかな 髪型もお互い変わったね ねぇこんなふうに普通に 話せる日が来るなんてね あんなにかき乱された この胸が今は 穏やかに 見つめられる 甘酸っぱさ残しながら 好きな気持ちは形を変えて 私たち もう本当の友達になったね なんか少しね 淋しいね だけどね きっと嬉しいことなんだよ 「またね」/藤田麻衣子  さて、歌が進み、シーンはまた【過去】から【現在】へ。時は随分と流れ、なんと二人には<こんなふうに普通に 話せる日>が来たのです。絶対に<友達にはなれないと>思ったはずだったのに。あんなに<かき乱され>泣いたのに。今、お互いの胸の中にあるのは<穏やか>で<甘酸っぱ>くて、少し<淋し>くて、だけど<嬉しい>気持ちです。  そんなふうに<本当の友達>になることができた“今”があるのは、あのとき<私>が言わなかった言葉があるからです。それが「またね」のひと言。二人のために、前に進むために、わざと「またね」とは言わずにサヨナラをした。その“言わなかった言葉”こそが<私たち>の<好きな気持ち>を新しい形で繋いでくれたように思えますね。 「またね」って言葉 また会えるんだ 私たち もうサヨナラしなくていいんだね 胸の中には温かい この気持ち 広がってく 笑顔になれる 好きな気持ちは形を変えて 私たち もう本当の友達になったね なんか少しね 淋しいね だけどね きっと嬉しいことなんだよ またね 「またね」/藤田麻衣子  そして今<私たち>は、あの頃言えなかった「またね」を、笑顔で、温かい気持ちで、本当の友達として、口にすることができるのです。別れは淋しいけれど、でも、人生に残る大切なものはそれだけじゃない。そう教えてくれるのが、藤田麻衣子「またね」ではないでしょうか。この曲を聴いているあなたも、まだ「またね」とは言えそうもない大切なひとと、いつか優しい再会を果すことができますように。 ◆紹介曲「 またね 」 作詞:藤田麻衣子 作曲:藤田麻衣子 ◆メジャー4thアルバム『wish』 2019年3月20日発売 [初回限定盤] VIZL-1564 ¥4,700+税 [通常盤] VICL-65166 ¥3,000+税 <収録曲> 01 出会えただけで 02 これからも 03 in fact (Self Cover) 04 wish ~キボウ~ 05 何度も何度でも 06 またね 07 始まり 08 ハピネス 09 気持ちの整理できるまで 10 テントウ虫  Bonus Track  トライアングル(Piano ver. / duet with 奥華子) ※初回限定盤のみ

    2019/04/09

  • 藤田麻衣子
    この髪を切り終わる頃には、この心はもうあなたのものじゃない。
    この髪を切り終わる頃には、この心はもうあなたのものじゃない。

    藤田麻衣子

    この髪を切り終わる頃には、この心はもうあなたのものじゃない。

    この髪を切り終わる頃には この心はもう あなたのものじゃない 前に進む時が来たみたい 「さよならありがとう」/藤田麻衣子  2018年1月10日に“藤田麻衣子”が、約2年ぶりのオリジナルアルバム『思い続ければ』をリリースしました。今日のうたコラムでは、収録曲から切ないラブソング「さよならありがとう」をご紹介!みなさんも、失恋して髪をバッサリ切った経験ありませんか…? この歌の舞台は、おそらく美容院。カットをしてもらいながら、別れた<あなた>に想いを馳せる【最後の時間】が描かれているのです。  つまり<髪を切り終わる頃には この心はもう あなたのものじゃない>けれど、カット途中の今、心はまだ少しだけ<あなたのもの>なのだと思います。伸びた髪は、一緒に過ごした時間の証。また、別れてからも忘れられずに過ぎ去った時間の証。そして<私>はだんだん切り落とされてゆく髪を見つめ、同時に、その髪が記憶している<あなた>とのすべてを思い出しているのでしょう。ちゃんと“あの時間”と決別するために。 「そういうのがほしいのなら 他の人を選べ」と言ってた 求める幸せが お互いに 違うと感じるたび つらかった 「さよならありがとう」/藤田麻衣子  「そういうのがほしいのなら他の人を選べ」と言ってた、あなた。私とは求める幸せが違った、あなた。さらに歌詞には<まるで正反対の二人>だったこと。<ぶつかり合って ケンカした>こと。だからこそ<私は変わったし あなたは優しくなった>こと。それでも<会えてよかった>と想っていること。だけど、ずっと<大きな大きな片思いをしているみたい>で、お互いに<苦しくて 苦しめて>いた恋だったこと。良いもの、そうでないもの、様々な記憶と想いが綴られております。 さよならありがとう 本当はずっと 待ってた あなたのこと いつも さよならありがとう もう待てない もう待たない 幸せを見つけたの 「さよならありがとう」/藤田麻衣子  そして<私>はサビで<本当はずっと待ってた>という本音もこぼしております。きっと“もしもあなたを待ち続ければ…思い続ければ…シアワセな未来だってあるかもしれない…”そんな希望を捨てきれずにいたのでしょう。しかし、やっと<さよならありがとう もう待てない もう待たない>と言い切ることができたのは、新しい<幸せを見つけた>から。やはり、失恋の傷を癒すのは、新しい恋なのです。 彼はとても素敵な人だよ 素直に気持ちを伝えてくれる 穏やかに時間が過ぎてく あんなに高い壁に思えたことも 彼となら私はきっと 自然に越えていく 気がするの 何もかもが優しく 進んでいく 「さよならありがとう」/藤田麻衣子  新しい<彼>は多分<あなた>が「そういうのがほしいのなら他の人を選べ」と言ってた“そういうの”をすべて<私>にくれる人である気がします。そんな素敵な人が現れたからこそ<私>は<あなた>とのあの日々を客観的に、冷静に、決別の想いをもって見つめることができたのではないでしょうか。ある意味“あなたとじゃなきゃシアワセになれない”という呪縛から解放されたとも言えるかもしれません。 さよならありがとう 本当はずっと 待ってた あなたのこと いつも さよならをしたって 気持ちがなくなるわけじゃない それでも さよならありがとう 短くなった髪にも きっと気づかないでしょう あなたを見つめても もう揺れない 揺らいだりしない 幸せを見つけたの 幸せを見つけたの 「さよならありがとう」/藤田麻衣子  さて、歌はこのように幕を閉じてゆきます。カットは終わり、短くなった髪。髪も心も、あなたには<もう揺れない 揺らいだりしない>のです。そしてラスト二回、繰り返される<幸せを見つけたの>というフレーズは、自分自身に言い聞かせているようでもあり、確かな幸せの強さを表しているようでもあり、最後の<あなた>へのメッセージのようでもありますね。いずれにせよ、新しい髪形で、新しい道を自ら選択した、新しい<私>に、末永く幸せが続いてゆきますように…!  最近、失恋してしまって、なかなかドン底モードから抜け出せないというあなた。藤田麻衣子「さよならありがとう」を聴いて、思い切って髪をバサッと切ってみてはいかがでしょうか。髪を切ったくらいで<気持ちがなくなるわけじゃない それでも>見える景色がほんの少しだけ、変わるかもしれません…! ◆メジャー3rdアルバム 『思い続ければ』 2018年1月10日発売 初回限定盤 VIZL-1292 ¥5,200+税 通常盤 VICL-64905 ¥3,000+税 <収録曲> 01.素敵なことがあなたを待っている 02.オクリモノ 03.きっと感じてた 04.思い続ければ 05.恋ってどうやってするものだっけ? 06.嫉妬 07.秋風鈴 08.一緒に暮らそう 09.さよならありがとう 10.やるしかない 11.どこまで行けば 12.あなたがいるから[album Ver.]

    2018/01/11

  • 藤田麻衣子
    東京都心で初雪が観測!“初雪”は過去を思い出すスイッチ…?
    東京都心で初雪が観測!“初雪”は過去を思い出すスイッチ…?

    藤田麻衣子

    東京都心で初雪が観測!“初雪”は過去を思い出すスイッチ…?

     1911年、日本人が初めてスキーを行ったことから「スキーの日」と呼ばれている1月12日。そんな記念日とタイミングを合わせるかのように、東京都心で初雪が観測されました! 尚、東京都心の初雪は平年より9日遅く、昨冬より29日も遅いそうな。厳しい寒さは13日まで続くとのことなので外出する際には十分に厚着をしてくださいね…!  ちなみに、歌詞検索で曲名に「初雪」が含まれるものは15件。本日のニュースではその中から、是非歌詞を読んでいただきたいオススメの1曲をご紹介いたします♪ “初めて君と会った日 電話で話した日 初めて手を繋いだ日 抱きしめる強さを知った日 全部忘れないだろう 半分欲しがったマフラー 駐車場の雪だるま しばらくはまだ 思い出してしまうけど 音量上げたテレビは 初雪のニュース 「寒いしくっつけるから 嬉しい」なんて言って笑ってた 君の好きな冬が来る 君のいない冬が来る” 「金曜日、君のいない初雪」/藤田麻衣子  男性目線で描かれた冬の失恋ソング、切ないですねぇ(泣)。初雪というものは、しばしば“過去を思い出すスイッチ”になることがあります。さらにそれが、小説のようなラブソングに定評があるシンガーソングライター“藤田麻衣子”の手にかかれば、よりいっそう<君の好きな冬>の記憶を鮮明に伝える“初雪ソング”となるのです。マグカップに残ったままのマニキュアの跡、マフラー、雪だるま、たわいもない話…。そんな過去の思い出からふと<君のいない冬>という現実に戻る淋しさがたまりません…。  尚、この「金曜日、君のいない初雪」は藤田麻衣子が2014年11月にリリースした1st Album『one way』に収録されていますが、2015年12月にリリースした2ndアルバム『恋愛小説』には「火曜日、聞かなきゃよかった話」という楽曲が。さらに、遡ると2012年「木曜日、出会いがないだけの私」、2011年「月曜日、謎のスイッチ」、2010年「土曜日、ゆずらない私」、2008年「日曜日、僕は荷物持ち」、2007年「水曜日、もえないゴミと私」と“1週間シリーズ”のラブソングがあるんです!是非、“私”と“僕”によるそれぞれの物語も楽しんでみてください!

    2016/01/12

  • 藤田麻衣子
    ニューアルバム“回想型失恋ソング”の「井の頭線」をピックアップ!
    ニューアルバム“回想型失恋ソング”の「井の頭線」をピックアップ!

    藤田麻衣子

    ニューアルバム“回想型失恋ソング”の「井の頭線」をピックアップ!

    バイバイが言えずに 二人いくつも電車 見送った日 泣きながらあなたの 姿を探した日 いつでもただ あなたが好きだった 各駅停車はもうすぐ 思い出の駅に 停まるところ 日差しが暖かい この井の頭線 「井の頭線」/藤田麻衣子  恋するキモチを歌い紡ぐ女性シンガーソングライター“藤田麻衣子”が、12月2日にリリースした2nd アルバム「恋愛小説」はもう入手しましたか? 今作は、物語のようなラブソングに定評がある彼女ならではの<恋うた>を中心に構成されており、まるで短編小説集のような一面を持つことから「恋愛小説」と名付けられました。冒頭でご紹介したのは5曲目に収録されている「井の頭線」という楽曲。失ってしまった恋の記憶を“あの電車”の中でひとつひとつ思い出す“回想型失恋ソング”です…。  曲のはじまりでは“あの頃”の、駅に向かうまでのドキドキや、改札で待っていてくれるあなたへのトキメキが歌われていますが、“やがて季節は巡り”最後の夜が訪れます。当時の自分には、相手を信じることも許すことも受け入れることも難しかったのです…。でも、“あなたとは別の道”を歩いてきた今の“私”だからこそ、思い出の電車であの日々を振り返り、暖かい日射しを感じることができるのかもしれません。また、その電車は“各駅停車”なので、思い出の駅に一駅、また一駅と近づきながらゆっくり回想をしている様子が伝わってきますよね!ちなみに藤田麻衣子の楽曲には「各駅停車」というタイトルの素敵なラブソングもあります♪ “夕日が差し込む 各駅停車 今朝までこの空 覆ってた雲も 遠くへ行った 外は澄んだ青 ブレーキかかるたび 眠る君が 僕の肩に少しもたれ掛かる 動けないまま でも迷惑じゃないんだ” 「各駅停車」/藤田麻衣子  先日、日テレのニュース番組「every.キーワード」では、電車において“時間を買う”時代になっているという特集がされていました。鉄道各社が今、朝のラッシュ時に“確実に座って通勤”できる電車の導入を進めていること、人口減少に悩む自治体による「特急料金の補助」の動きも出てきていることなどが紹介されており、次々と“快適さや時間”がお金に換算される傾向になっているのが現代だそうな。でも、ゆっくりな“各駅停車”だからこそ感じることができる、お金に換算できない“想い”を音楽で楽しむのもイイですよね…♪ ◆藤田麻衣子 メジャー2ndアルバム『恋愛小説』 2015年12月2日(水)発売 完全初回盤(CD+DVD+グッズ) VIZL-913 ¥5,300+税 通常盤(CD) VICL-64480 ¥3,000+税

    2015/12/08

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