流し唄流しの唄に 聞き惚れた 演歌の節が なつかしや 笑って聞ける はずなのに 二人別れた あの夜を 思い出しては 泣いている 涙をすてる 酒なのに 悲しくなるの 切ないわ ギターの音が 泣くように 心の底へ ひびいてる もう聞いたって 大丈夫よ 弾いて下さい もう一度 悲しさ捨てる 唄だから | 島倉千代子 | りゅうはじめ | りゅうはじめ | | 流しの唄に 聞き惚れた 演歌の節が なつかしや 笑って聞ける はずなのに 二人別れた あの夜を 思い出しては 泣いている 涙をすてる 酒なのに 悲しくなるの 切ないわ ギターの音が 泣くように 心の底へ ひびいてる もう聞いたって 大丈夫よ 弾いて下さい もう一度 悲しさ捨てる 唄だから |
涙の谷間に太陽をながれる涙 あるかぎり まだ悲しみに 耐えられる あなたよ 心に燃えている 若いいのちを 信じよう 呼ぼうよ 呼ぼうよ 太陽を 涙の谷間に 太陽を 愛されないと 泣くよりも 愛してゆこう どこまでも あなたよ この世を嘆くまい 空の青さは 誰のもの 呼ぼうよ 呼ぼうよ 太陽を 涙の谷間に 太陽を こがらしの道 つらくても ひとりじゃないぞ 負けないぞ あなたよ 明日の幸福は 結ぶこの手に 花ひらく 呼ぼうよ 呼ぼうよ 太陽を 涙の谷間に 太陽を 涙の谷間に 太陽を | 島倉千代子 | 西沢爽 | 和田香苗 | 森岡賢一郎 | ながれる涙 あるかぎり まだ悲しみに 耐えられる あなたよ 心に燃えている 若いいのちを 信じよう 呼ぼうよ 呼ぼうよ 太陽を 涙の谷間に 太陽を 愛されないと 泣くよりも 愛してゆこう どこまでも あなたよ この世を嘆くまい 空の青さは 誰のもの 呼ぼうよ 呼ぼうよ 太陽を 涙の谷間に 太陽を こがらしの道 つらくても ひとりじゃないぞ 負けないぞ あなたよ 明日の幸福は 結ぶこの手に 花ひらく 呼ぼうよ 呼ぼうよ 太陽を 涙の谷間に 太陽を 涙の谷間に 太陽を |
新妻鏡僕がこころの 良人なら 君はこころの 花の妻 遠く寂しく はなれても なくな相模の かもめ鳥 たとえこの眼は 見えずとも 清いあなたの おもかげは きっと見えます 見えました 愛の心の 青空に むかし乙女の 初島田 泣いて踊るも 生計(くらし)なら 清い二人の 人生を 熱い泪で うたおうよ | 島倉千代子 | 佐藤惣之助 | 古賀政男 | | 僕がこころの 良人なら 君はこころの 花の妻 遠く寂しく はなれても なくな相模の かもめ鳥 たとえこの眼は 見えずとも 清いあなたの おもかげは きっと見えます 見えました 愛の心の 青空に むかし乙女の 初島田 泣いて踊るも 生計(くらし)なら 清い二人の 人生を 熱い泪で うたおうよ |
ハッピーバースデー覚えててくれて ありがとうあなた とてもうれしいわ 女に生まれた しあわせをいつも おしえてくれた人ね 何もほしくはないの あなたがいれば… 愛されすぎて 息もできない 今も私 ずっと夢の中 あなたがくれた 愛のすべてに 私からも ハッピーバースデー 覚えていたのね ありがとうあなた 少し照れるけど つまづきながらも 二人で歩いた 今日までをありがとう 何もこわくはないの あなたがいれば… 愛されすぎて 息もできない だから私 ずっと夢の中 あなたと生きる 愛のすべてに 私からも ハッピーバースデー 私いつも ハッピーバースデー 二人のために ハッピーバースデー | 島倉千代子 | 島倉千代子 | 根本要 | 矢野立美 | 覚えててくれて ありがとうあなた とてもうれしいわ 女に生まれた しあわせをいつも おしえてくれた人ね 何もほしくはないの あなたがいれば… 愛されすぎて 息もできない 今も私 ずっと夢の中 あなたがくれた 愛のすべてに 私からも ハッピーバースデー 覚えていたのね ありがとうあなた 少し照れるけど つまづきながらも 二人で歩いた 今日までをありがとう 何もこわくはないの あなたがいれば… 愛されすぎて 息もできない だから私 ずっと夢の中 あなたと生きる 愛のすべてに 私からも ハッピーバースデー 私いつも ハッピーバースデー 二人のために ハッピーバースデー |
初恋の人さようなら青い月夜の 白砂に ひとりさみしく 呼びかける さようなら さようなら 初恋の あなたがくれた お別れの お手紙埋めて 泣いたのよ 忘れないよと 花の蔭 涙をふいて くれた人 さようなら さようなら なにもかも かなしい嘘ね 夢なのね 椿は咲いても 散るさだめ いつかふたりで 来た浜辺 今宵せつなく うたう波 さようなら さようなら いつまでも あなたを待って 居りますと つたえておくれよ 南風 | 島倉千代子 | 西沢爽 | 古賀政男 | | 青い月夜の 白砂に ひとりさみしく 呼びかける さようなら さようなら 初恋の あなたがくれた お別れの お手紙埋めて 泣いたのよ 忘れないよと 花の蔭 涙をふいて くれた人 さようなら さようなら なにもかも かなしい嘘ね 夢なのね 椿は咲いても 散るさだめ いつかふたりで 来た浜辺 今宵せつなく うたう波 さようなら さようなら いつまでも あなたを待って 居りますと つたえておくれよ 南風 |
花ごよみひとりでも 生きられる そっと つぶやいた 悲しみに 出会うたび いつも そうするの 何度も 恋をして 何度も 泣かされた それでも また恋をする 女の 花ごよみ ちょっと待てば 春はきっとくる 信じて待ちましょう 愛の 花ごよみ あなたなら 大丈夫 きっと くじけない 私から 私への つらい ほめことば 涙に 夢がある 涙に 明日がある それでも また泣くのでしょう 女の 花ごよみは ちょっと待てば 春はきっとくる 信じて待ちましょう 愛の 花ごよみ いつでも はなやかに いつでも 美しく こころも またしなやかに 女の 花ごよみ ちょっと待てば 春はきっとくる 信じて待ちましょう 愛の 花ごよみ | 島倉千代子 | 中山大三郎 | 浜口庫之助 | | ひとりでも 生きられる そっと つぶやいた 悲しみに 出会うたび いつも そうするの 何度も 恋をして 何度も 泣かされた それでも また恋をする 女の 花ごよみ ちょっと待てば 春はきっとくる 信じて待ちましょう 愛の 花ごよみ あなたなら 大丈夫 きっと くじけない 私から 私への つらい ほめことば 涙に 夢がある 涙に 明日がある それでも また泣くのでしょう 女の 花ごよみは ちょっと待てば 春はきっとくる 信じて待ちましょう 愛の 花ごよみ いつでも はなやかに いつでも 美しく こころも またしなやかに 女の 花ごよみ ちょっと待てば 春はきっとくる 信じて待ちましょう 愛の 花ごよみ |
花散る下田二すじに 道もわかれて 去り行く人の 姿も淋し 吹く風に 赤い椿が ホロリ散る 心に秘めた 折鶴も 翼破れて 片羽鳥 「鶴さん!下田の浜で、 心も身体も一緒に育ったあなたとあたし、 別れ別れになったとて悲しい時はお互いに、 見えない遠いところからでも、 夢の中でも手を取り合って、生きて行こうね…… さようなら……」 冴えかえる 月のしずくが 冷たく濡らす 磯馴れの松の うしろかげ 呼んではならぬ 人の名を 心に抱いて 夜もすがら 月も泣いたか 明烏 | 島倉千代子 | 青山圭男 | 古賀政男 | 古賀政男 | 二すじに 道もわかれて 去り行く人の 姿も淋し 吹く風に 赤い椿が ホロリ散る 心に秘めた 折鶴も 翼破れて 片羽鳥 「鶴さん!下田の浜で、 心も身体も一緒に育ったあなたとあたし、 別れ別れになったとて悲しい時はお互いに、 見えない遠いところからでも、 夢の中でも手を取り合って、生きて行こうね…… さようなら……」 冴えかえる 月のしずくが 冷たく濡らす 磯馴れの松の うしろかげ 呼んではならぬ 人の名を 心に抱いて 夜もすがら 月も泣いたか 明烏 |
花なら花らしく朝焼け 美しい 街を見ると そっと 笑いかけたい気持 雨だれ 落ちる音 数えてると ふいに 涙あふれる 日もある いつも こころ感じるままにいたい つらい事も 沢山あるけど いま私が 歩いている この道 バラ色に なったらいいね 一度の人生よ 素適にときめいて 花なら花らしく 生きてゆきたい こもれ陽 振りむけば あなたがいる 夢がひとつ生まれた 出逢い 星空 見上げてる 恋人たち みんな 愛の願いを掛けるわ 時間は 手品みたいに移りかわる 昨日そして 今日から明日へ いま私が 歌っている この歌 幸せを 呼んだらいいね 一度の人生よ 素適にときめいて 花なら花らしく 生きてゆきたい 一度の人生よ 素適にときめいて 花なら花らしく 生きてゆきたい | 島倉千代子 | 建石一 | 大石明裕 | 伊戸のりお | 朝焼け 美しい 街を見ると そっと 笑いかけたい気持 雨だれ 落ちる音 数えてると ふいに 涙あふれる 日もある いつも こころ感じるままにいたい つらい事も 沢山あるけど いま私が 歩いている この道 バラ色に なったらいいね 一度の人生よ 素適にときめいて 花なら花らしく 生きてゆきたい こもれ陽 振りむけば あなたがいる 夢がひとつ生まれた 出逢い 星空 見上げてる 恋人たち みんな 愛の願いを掛けるわ 時間は 手品みたいに移りかわる 昨日そして 今日から明日へ いま私が 歌っている この歌 幸せを 呼んだらいいね 一度の人生よ 素適にときめいて 花なら花らしく 生きてゆきたい 一度の人生よ 素適にときめいて 花なら花らしく 生きてゆきたい |
花の素顔恋のかなりや 籠から逃げて こよいいずこの 小枝に眠る 絵筆抱いて 君の名呼べば 花の素顔も 見える月 すねてかなしく あなたと別れ 白い雲見る 十国峠 若い女の 涙よ乾け 旅のみどりの そよ風に 愛すればこそ 憎さもつのる 恋はくるしい 男と女 強く別れて 涙でよごす 花の素顔を 誰が知る | 島倉千代子 | 西條八十 | 服部良一 | 永作幸男 | 恋のかなりや 籠から逃げて こよいいずこの 小枝に眠る 絵筆抱いて 君の名呼べば 花の素顔も 見える月 すねてかなしく あなたと別れ 白い雲見る 十国峠 若い女の 涙よ乾け 旅のみどりの そよ風に 愛すればこそ 憎さもつのる 恋はくるしい 男と女 強く別れて 涙でよごす 花の素顔を 誰が知る |
ひとりじゃないよ窓に灯りが ともる頃 胸にかすかな風が吹く 空の向こうに 星ひとつ きっと誰かも みつけてる 寂しくないよ この空の下 友達がいる 歌がある 寂しくないよ 寂しくないよ 一緒に歌う歌がある みんな遠くへ 行くようで さよならなんて いやだけど 涙が出れば 大丈夫 次は笑顔がやってくる ひとりじゃないよ 隣を見れば 友達がいる 夢がある ひとりじゃないよ ひとりじゃないよ 一緒に目指す夢がある 寂しくないよ この空の下 友達がいる 歌がある 寂しくないよ 寂しくないよ 一緒に歌う歌がある みんなで歌う歌がある | 島倉千代子 | 友利歩未 | 杉村俊博 | | 窓に灯りが ともる頃 胸にかすかな風が吹く 空の向こうに 星ひとつ きっと誰かも みつけてる 寂しくないよ この空の下 友達がいる 歌がある 寂しくないよ 寂しくないよ 一緒に歌う歌がある みんな遠くへ 行くようで さよならなんて いやだけど 涙が出れば 大丈夫 次は笑顔がやってくる ひとりじゃないよ 隣を見れば 友達がいる 夢がある ひとりじゃないよ ひとりじゃないよ 一緒に目指す夢がある 寂しくないよ この空の下 友達がいる 歌がある 寂しくないよ 寂しくないよ 一緒に歌う歌がある みんなで歌う歌がある |
火の酒あの人が あの人が 身体のこわれそうな せつなさを おしえた ひとよ 火の酒 火の酒 飲みたいよ もっともっと もっともっと 酔いたいの 駄目なのね 私って 情けに弱いのね おバカさんよ ひとりの男に惚れて 深酒しては 朝になる 火の酒 飲みたいよ こころの痛み とんでゆけ 人の世は 人の世は 男と女の 芝居だね 幕切れ悲し 火の酒 火の酒 飲みたいよ もっともっと もっともっと 酔いたいの 誰かとネ 誰かがサ いいことあってもね… いいじゃないか ひとのこと 私はわたし いのちの流れに 身をまかす 火の酒 飲みたいよ おんなの涙 華になれ 火の酒 飲みたいよ おんなの涙 華になれ | 島倉千代子 | 遠藤実 | 遠藤実 | 齊藤恒夫 | あの人が あの人が 身体のこわれそうな せつなさを おしえた ひとよ 火の酒 火の酒 飲みたいよ もっともっと もっともっと 酔いたいの 駄目なのね 私って 情けに弱いのね おバカさんよ ひとりの男に惚れて 深酒しては 朝になる 火の酒 飲みたいよ こころの痛み とんでゆけ 人の世は 人の世は 男と女の 芝居だね 幕切れ悲し 火の酒 火の酒 飲みたいよ もっともっと もっともっと 酔いたいの 誰かとネ 誰かがサ いいことあってもね… いいじゃないか ひとのこと 私はわたし いのちの流れに 身をまかす 火の酒 飲みたいよ おんなの涙 華になれ 火の酒 飲みたいよ おんなの涙 華になれ |
悲恋宿あの人を 信じて昨日まで 愛に生き つくした私 なのに何故 背を向けた この胸キリキリ 痛ませて 忘れる旅を あてもなく 死にたい思いの 雪の宿 命かけ 燃やした恋の火が いつまでも この身をこがす これからが つらすぎる 人生キレギレ きざまれて 湯船に落ちた 涙つぶ うつして悲しい 洗い髪 生きがいを なくした女には 時が過ぎ 消え去ることが せめてもの 願いだと 想い出チリヂリ ちりばめて 明日の夢を 追いながら やすらぎひととき 悲恋宿 | 島倉千代子 | 五十川天夢 | 五十川天夢 | 南郷達也 | あの人を 信じて昨日まで 愛に生き つくした私 なのに何故 背を向けた この胸キリキリ 痛ませて 忘れる旅を あてもなく 死にたい思いの 雪の宿 命かけ 燃やした恋の火が いつまでも この身をこがす これからが つらすぎる 人生キレギレ きざまれて 湯船に落ちた 涙つぶ うつして悲しい 洗い髪 生きがいを なくした女には 時が過ぎ 消え去ることが せめてもの 願いだと 想い出チリヂリ ちりばめて 明日の夢を 追いながら やすらぎひととき 悲恋宿 |
ひろしまの母この世のいのち 終わるとも わが子を想う 母の愛 哀しみ深い ひろしまの さだめを泣くか 大田川 あれから もう三十三年 もしも おまえが生きていてくれたら 幸せな日々が過ごせただろうに 街ですれちがう人の 後姿にも ふとおまえを偲ぶ 母の淋しさは 誰れに 誰れに打ち明けたら 誰れに 訪ねて来ても この母に 答えてくれる 声はない 御霊の眠る 慰霊碑に たむける涙 ただ熱い たとえ百まで 生きたとて 涙のかわく ときはない 平和を祈る 鐘の音に 両手を合わす 夏の朝 | 島倉千代子 | 石本美由起 | 古賀政男 | | この世のいのち 終わるとも わが子を想う 母の愛 哀しみ深い ひろしまの さだめを泣くか 大田川 あれから もう三十三年 もしも おまえが生きていてくれたら 幸せな日々が過ごせただろうに 街ですれちがう人の 後姿にも ふとおまえを偲ぶ 母の淋しさは 誰れに 誰れに打ち明けたら 誰れに 訪ねて来ても この母に 答えてくれる 声はない 御霊の眠る 慰霊碑に たむける涙 ただ熱い たとえ百まで 生きたとて 涙のかわく ときはない 平和を祈る 鐘の音に 両手を合わす 夏の朝 |
ふたりだけの太陽悲しみなんか まけないで 手をとって どこまでも 駈けて ゆきましょう 野をこえて 丘をこえて 湖こえて あなたと一緒に 探しましょう 遠くできっと 待っている ふたりだけの 太陽を 思い出だけに すがらずに 手をとって まっすぐに 駈けて ゆきましょう 泣かないで 嘆かないで ふりむかないで 明日の来るのを 見つめましょう バラ色雲に つつまれた ふたりだけの 太陽を 嵐のあとは 青い空 手をとって 今日もまた 駈けて ゆきましょう 愛しあい たすけあって ほほえみあって 心と 心を 信じましょう ふたりの胸に 燃えあがる ふたりだけの 太陽を | 島倉千代子 | 西沢爽 | 市川昭介 | | 悲しみなんか まけないで 手をとって どこまでも 駈けて ゆきましょう 野をこえて 丘をこえて 湖こえて あなたと一緒に 探しましょう 遠くできっと 待っている ふたりだけの 太陽を 思い出だけに すがらずに 手をとって まっすぐに 駈けて ゆきましょう 泣かないで 嘆かないで ふりむかないで 明日の来るのを 見つめましょう バラ色雲に つつまれた ふたりだけの 太陽を 嵐のあとは 青い空 手をとって 今日もまた 駈けて ゆきましょう 愛しあい たすけあって ほほえみあって 心と 心を 信じましょう ふたりの胸に 燃えあがる ふたりだけの 太陽を |
鳳仙花やっぱり器用に 生きられないね 似たような二人と 笑ってた 鳳仙花 鳳仙花 はじけてとんだ 花だけど 咲かせてほしいの あなたの胸で ふいても消せない 酒場(ネオン)の匂い やさしいあなたが こわいのよ 鳳仙花 鳳仙花 日陰が似合う 花だけど つくしてみたいの あなたのそばで おおきな夢など なくてもいいの しあわせ短い 一年草 鳳仙花 鳳仙花 いのちのかぎり 街の隅 わたしも咲きたい あなたと二人 | 島倉千代子 | 吉岡治 | 市川昭介 | | やっぱり器用に 生きられないね 似たような二人と 笑ってた 鳳仙花 鳳仙花 はじけてとんだ 花だけど 咲かせてほしいの あなたの胸で ふいても消せない 酒場(ネオン)の匂い やさしいあなたが こわいのよ 鳳仙花 鳳仙花 日陰が似合う 花だけど つくしてみたいの あなたのそばで おおきな夢など なくてもいいの しあわせ短い 一年草 鳳仙花 鳳仙花 いのちのかぎり 街の隅 わたしも咲きたい あなたと二人 |
ほれているのにボンボンボン ボンボンボン ボンボンボーン チャッチャチャ ボンボンボン ボンボンボン ボンボンボーン チャッチャチャ ひと目でほれた 「ヤンヤヤーン」 あなたに首ったけ 「ヤンヤヤーン」 愛してほしいのよ 「ヤンヤヤーン」 私の恋心 だけどあの人は つれないの 人の気持も 人の気持も 知らないで ボンボンボン ボンボンボン ボンボンボーン チャッチャチャ ボンボンボン ボンボンボン ボンボンボーン チャッチャチャ 逢いたい顔見たい 「ヤンヤヤーン」 ハートを抱きしめて 「ヤンヤヤーン」 いつでも思うこと 「ヤンヤヤーン」 あなたのことばかり だけどなぜかしら泣けてくる これが本当の これが本当の 恋かしら ボンボンボン ボンボンボン ボンボンボーン チャッチャチャ ボンボンボン ボンボンボン ボンボンボーン チャッチャチャ モシモシあなたでしょ 「ヤンヤヤーン」 ハイハイ私です 「ヤンヤヤーン」 デイトの約束を 「ヤンヤヤーン」 信じていいかしら だけどいつまでも待ちました 雨が降るのに 雨が降るのに 濡れながら ボンボンボン ボンボンボン ボンボンボーン チャッチャチャ ボンボンボン ボンボンボン ボンボンボーン チャッチャチャ 私が嫌いなの 「ヤンヤヤーン」 およばぬ恋かしら 「ヤンヤヤーン」 そんなことないさ 「ヤンヤヤーン」 あなたを信じてる だけどしあわせになれないの ほれているのに ほれているのに かなしくて ほれているのに ほれているのに かなしくて | 島倉千代子 | くるみ広影 | くるみ敏弘 | くるみ敏弘 | ボンボンボン ボンボンボン ボンボンボーン チャッチャチャ ボンボンボン ボンボンボン ボンボンボーン チャッチャチャ ひと目でほれた 「ヤンヤヤーン」 あなたに首ったけ 「ヤンヤヤーン」 愛してほしいのよ 「ヤンヤヤーン」 私の恋心 だけどあの人は つれないの 人の気持も 人の気持も 知らないで ボンボンボン ボンボンボン ボンボンボーン チャッチャチャ ボンボンボン ボンボンボン ボンボンボーン チャッチャチャ 逢いたい顔見たい 「ヤンヤヤーン」 ハートを抱きしめて 「ヤンヤヤーン」 いつでも思うこと 「ヤンヤヤーン」 あなたのことばかり だけどなぜかしら泣けてくる これが本当の これが本当の 恋かしら ボンボンボン ボンボンボン ボンボンボーン チャッチャチャ ボンボンボン ボンボンボン ボンボンボーン チャッチャチャ モシモシあなたでしょ 「ヤンヤヤーン」 ハイハイ私です 「ヤンヤヤーン」 デイトの約束を 「ヤンヤヤーン」 信じていいかしら だけどいつまでも待ちました 雨が降るのに 雨が降るのに 濡れながら ボンボンボン ボンボンボン ボンボンボーン チャッチャチャ ボンボンボン ボンボンボン ボンボンボーン チャッチャチャ 私が嫌いなの 「ヤンヤヤーン」 およばぬ恋かしら 「ヤンヤヤーン」 そんなことないさ 「ヤンヤヤーン」 あなたを信じてる だけどしあわせになれないの ほれているのに ほれているのに かなしくて ほれているのに ほれているのに かなしくて |
ほんきかしらほんきかしら 好きさ 大好きさ 世界で君が いちばん好きさ うれしいわ うれしいわ この喜びを どうしましょう 許してね 疑ったりして たのしいひとこと ききたかったのよ ほんきかしら 好きさ 大好きさ 知ってる くせに 好きと あなたから いってほしい 女ごころ じっと瞳をみて くちびる重ねましょう ほんきかしら 好きさ 大好きさ 世界で君が いちばん好きさ 昼も夜も おもかげを しのびながら 胸はずむわ 許してね こぼれる涙を やさしい言葉で 泣きたかったのよ ほんきかしら 好きさ 大好きさ 知ってる くせに いつも 愛を たしかめたい 女ごころ そっと瞳をとじ くちびる重ねましょう 許してね困らせたりして ときどき淋しい これが恋なのよ ほんきかしら 好きさ 大好きさ 知ってる くせに 夢のはかなさに ふるえている 女ごころ かたく手をとり くちびる重ねましょう | 島倉千代子 | 岩谷時子 | 土田啓四郎 | | ほんきかしら 好きさ 大好きさ 世界で君が いちばん好きさ うれしいわ うれしいわ この喜びを どうしましょう 許してね 疑ったりして たのしいひとこと ききたかったのよ ほんきかしら 好きさ 大好きさ 知ってる くせに 好きと あなたから いってほしい 女ごころ じっと瞳をみて くちびる重ねましょう ほんきかしら 好きさ 大好きさ 世界で君が いちばん好きさ 昼も夜も おもかげを しのびながら 胸はずむわ 許してね こぼれる涙を やさしい言葉で 泣きたかったのよ ほんきかしら 好きさ 大好きさ 知ってる くせに いつも 愛を たしかめたい 女ごころ そっと瞳をとじ くちびる重ねましょう 許してね困らせたりして ときどき淋しい これが恋なのよ ほんきかしら 好きさ 大好きさ 知ってる くせに 夢のはかなさに ふるえている 女ごころ かたく手をとり くちびる重ねましょう |
待つわかわいいふりしてあの子 わりとやるもんだねと 言われ続けたあのころ 生きるのがつらかった 行ったり来たりすれ違い あなたと私の恋 いつかどこかで 結ばれるってことは 永遠(とわ)の夢 青く広いこの空 誰のものでもないわ 風にひとひらの雲 流して流されて 私 待つわいつまでも待つわ たとえあなたが ふり向いてくれなくても 待つわいつまでも待つわ 他の誰かに あなたがふられる日まで 悲しい位に私 いつもあなたの前では おどけて見せる道化者 涙なんていらない わかりきってる強がり 平気で言ってみても 一人ぼっちの時には そっと涙を流す 誰も私の心 見ぬくことはできない だけどあなたにだけは わかってほしかった 私 待つわいつまでも待つわ たとえあなたが ふり向いてくれなくても 待つわいつまでも待つわ せめてあなたを 見つめていられるのなら 待つわいつまでも待つわ たとえあなたが ふり向いてくれなくても 待つわいつまでも待つわ 他の誰かに あなたがふられる日まで | 島倉千代子 | 岡村孝子 | 岡村孝子 | | かわいいふりしてあの子 わりとやるもんだねと 言われ続けたあのころ 生きるのがつらかった 行ったり来たりすれ違い あなたと私の恋 いつかどこかで 結ばれるってことは 永遠(とわ)の夢 青く広いこの空 誰のものでもないわ 風にひとひらの雲 流して流されて 私 待つわいつまでも待つわ たとえあなたが ふり向いてくれなくても 待つわいつまでも待つわ 他の誰かに あなたがふられる日まで 悲しい位に私 いつもあなたの前では おどけて見せる道化者 涙なんていらない わかりきってる強がり 平気で言ってみても 一人ぼっちの時には そっと涙を流す 誰も私の心 見ぬくことはできない だけどあなたにだけは わかってほしかった 私 待つわいつまでも待つわ たとえあなたが ふり向いてくれなくても 待つわいつまでも待つわ せめてあなたを 見つめていられるのなら 待つわいつまでも待つわ たとえあなたが ふり向いてくれなくても 待つわいつまでも待つわ 他の誰かに あなたがふられる日まで |
三日月慕情苦労を楽しみ ここまで来たわ きっと明日も 流浪ぐらし 女の愛は 三日月慕情 思いはぐれて ふり向けば 月もひとりで わが身を削る 誰かを不幸に させたくないの ひとりあきらめ ひとりで耐える 妻にもなれず 母にもなれず 生きる女の つよがりの 裏を知るのは あの月ばかり 美人の涙は 笑顔に勝る こんなせりふは 男がつくる 大切なのは 心じゃないの 鏡のぞいて 紅をさす 指が淋しい 三日月慕情 | 島倉千代子 | 星野哲郎 | 弦哲也 | 前田俊明 | 苦労を楽しみ ここまで来たわ きっと明日も 流浪ぐらし 女の愛は 三日月慕情 思いはぐれて ふり向けば 月もひとりで わが身を削る 誰かを不幸に させたくないの ひとりあきらめ ひとりで耐える 妻にもなれず 母にもなれず 生きる女の つよがりの 裏を知るのは あの月ばかり 美人の涙は 笑顔に勝る こんなせりふは 男がつくる 大切なのは 心じゃないの 鏡のぞいて 紅をさす 指が淋しい 三日月慕情 |
昔も今も…女別れましょうかそれとも耐えて あなたの許へ 帰りましょうか 女がひとり 迷いを抱いて 日暮れを背中に径をゆく 嵯峨野 野宮さらさらと 風がなきます竹林 男の愛をあきらめた 女の嘆きが 聞こえます 一つの屋根にくらしていても こころ寂しい 他人のくらし 抱かれもせずに むなしく過ぎる 月日にいつしかなれてゆく 嵯峨野 祇王寺はらはらと 桜ちります音もなく 昔も今もかわらない 女のこころが 風になる 嵯峨野 細道迷い坂 つらい女のなみだ坂 あなたをもしも嫌いなら 別れもたやすく できるのに | 島倉千代子 | たかたかし | 幸耕平 | | 別れましょうかそれとも耐えて あなたの許へ 帰りましょうか 女がひとり 迷いを抱いて 日暮れを背中に径をゆく 嵯峨野 野宮さらさらと 風がなきます竹林 男の愛をあきらめた 女の嘆きが 聞こえます 一つの屋根にくらしていても こころ寂しい 他人のくらし 抱かれもせずに むなしく過ぎる 月日にいつしかなれてゆく 嵯峨野 祇王寺はらはらと 桜ちります音もなく 昔も今もかわらない 女のこころが 風になる 嵯峨野 細道迷い坂 つらい女のなみだ坂 あなたをもしも嫌いなら 別れもたやすく できるのに |
胸の振子柳につばめは あなたに わたし 胸の振子が 鳴る鳴る 朝から今日も 何も言わずに 二人きりで 空をながめりゃ なにか燃えて 柳につばめは あなたに わたし 胸の振子が 鳴る鳴る 朝から今日も 煙草のけむりも もつれるおもい 胸の振子が つぶやく やさしきその名 君のあかるい 笑顔浮かべ くらいこの世の つらさ忘れ 煙草のけむりも もつれるおもい 胸の振子が つぶやく やさしきその名 | 島倉千代子 | サトウハチロー | 服部良一 | 永作幸男 | 柳につばめは あなたに わたし 胸の振子が 鳴る鳴る 朝から今日も 何も言わずに 二人きりで 空をながめりゃ なにか燃えて 柳につばめは あなたに わたし 胸の振子が 鳴る鳴る 朝から今日も 煙草のけむりも もつれるおもい 胸の振子が つぶやく やさしきその名 君のあかるい 笑顔浮かべ くらいこの世の つらさ忘れ 煙草のけむりも もつれるおもい 胸の振子が つぶやく やさしきその名 |
紅葉笑われますか まるで初恋 頬のほてりが 止められないの 花咲く春も まばゆい夏も 目をふせながら 生きてきたけど 見渡せば紅葉 赤々と紅葉 私を女と 知らせるの きれいと言って くれますか 芯まで抱いて くれますか はらはらと ほろほろと 秋に燃え はらはらと ほろほろと 秋に燃え 臆病なのよ 若くないから 昔傷つき 泣いたりしたわ ひとさし指で 唇ふさぎ しゃべりすぎだと あなたは叱る 見渡せば紅葉 赤々と紅葉 今更女を ざわめかす 遅れた恋で いいですか すなおに信じて いいですか はらはらと ほろほろと 秋に燃え はらはらと ほろほろと 秋に燃え きれいと言って くれますか 芯まで抱いて くれますか はらはらと ほろほろと 秋に燃え はらはらと ほろほろと 秋に燃え | 島倉千代子 | 島倉千代子・石原信一 | 吉田拓郎 | 荻田光雄 | 笑われますか まるで初恋 頬のほてりが 止められないの 花咲く春も まばゆい夏も 目をふせながら 生きてきたけど 見渡せば紅葉 赤々と紅葉 私を女と 知らせるの きれいと言って くれますか 芯まで抱いて くれますか はらはらと ほろほろと 秋に燃え はらはらと ほろほろと 秋に燃え 臆病なのよ 若くないから 昔傷つき 泣いたりしたわ ひとさし指で 唇ふさぎ しゃべりすぎだと あなたは叱る 見渡せば紅葉 赤々と紅葉 今更女を ざわめかす 遅れた恋で いいですか すなおに信じて いいですか はらはらと ほろほろと 秋に燃え はらはらと ほろほろと 秋に燃え きれいと言って くれますか 芯まで抱いて くれますか はらはらと ほろほろと 秋に燃え はらはらと ほろほろと 秋に燃え |
夕月鴎が啼いてる 磯浜に ほのかに浮んだ 夕月が あなたと私の 別離(わかれ)の影を じっと黙って 見ていたの 月は雲間に 隠れても 別れの涙は 波まに残る 東京恋しや あの空に ほのかに浮んだ 夕月よ 山脈(やまなみ)越えて 都へゆこか ゆけば会えるか しあわせに 月にきいても おぼろ夜の 雲にきけよと 答えるばかり 見知らぬ都の 日暮れ時 流れの岸の 夕月が あなたと私の ならんだ影を じっと黙って 見ているの 会ってみたけど しあわせは 雲間にかくれて 消えていたのよ | 島倉千代子 | 菊田一夫 | 小関裕而 | 松尾健司 | 鴎が啼いてる 磯浜に ほのかに浮んだ 夕月が あなたと私の 別離(わかれ)の影を じっと黙って 見ていたの 月は雲間に 隠れても 別れの涙は 波まに残る 東京恋しや あの空に ほのかに浮んだ 夕月よ 山脈(やまなみ)越えて 都へゆこか ゆけば会えるか しあわせに 月にきいても おぼろ夜の 雲にきけよと 答えるばかり 見知らぬ都の 日暮れ時 流れの岸の 夕月が あなたと私の ならんだ影を じっと黙って 見ているの 会ってみたけど しあわせは 雲間にかくれて 消えていたのよ |
ゆずり葉の宿あのひとと 別れたら もう誰も 愛せないのよ 髪を切っても 男にゃなれないし 月と私と ただふたり ねざめの宿に 散ってゆく ゆずり葉の音に 身をぬらすのよ ゆずれない 恋なのに ゆずるわと 言ってしまった 他に代りのない 人だったのに もののはずみで そうなった 女の意地を あざわらう ゆずり葉の影が かなしいのよ 寄せ書きの 絵はがきに おめでとう 言ってあげない 汽車に乗っても どこにも行けないの 夜と私と ふたりきり 忘れることを 誓っても ゆずり葉の歌が 唄えないのよ | 島倉千代子 | 星野哲郎 | 弦哲也 | | あのひとと 別れたら もう誰も 愛せないのよ 髪を切っても 男にゃなれないし 月と私と ただふたり ねざめの宿に 散ってゆく ゆずり葉の音に 身をぬらすのよ ゆずれない 恋なのに ゆずるわと 言ってしまった 他に代りのない 人だったのに もののはずみで そうなった 女の意地を あざわらう ゆずり葉の影が かなしいのよ 寄せ書きの 絵はがきに おめでとう 言ってあげない 汽車に乗っても どこにも行けないの 夜と私と ふたりきり 忘れることを 誓っても ゆずり葉の歌が 唄えないのよ |
湯の町エレジー伊豆の山々 月あわく 灯りにむせぶ 湯のけむり あゝ 初恋の 君をたずねて 今宵また ギター爪びく 旅の鳥 風のたよりに 聞く君は 温泉の町の 人の妻 あゝ 相見ても 晴れて語れぬ この思い せめて届けよ 流し唄 あわい湯の香も 路地裏も 君住む故に なつかしや あゝ 忘られぬ 夢を慕いて 散る涙 今宵ギターも むせびなく | 島倉千代子 | 野村俊夫 | 古賀政男 | 佐伯亮 | 伊豆の山々 月あわく 灯りにむせぶ 湯のけむり あゝ 初恋の 君をたずねて 今宵また ギター爪びく 旅の鳥 風のたよりに 聞く君は 温泉の町の 人の妻 あゝ 相見ても 晴れて語れぬ この思い せめて届けよ 流し唄 あわい湯の香も 路地裏も 君住む故に なつかしや あゝ 忘られぬ 夢を慕いて 散る涙 今宵ギターも むせびなく |
夢おまもり子供のままで 大きくなった そんなあんたが 好きだから 隣で 夢のお手つだい 少し出来れば いいの 惚れたんやから 惚れたんやから 昨日なんか どこかへ飛んでゆけ 惚れたんやから 惚れたんやから あんたは 心の お守りだから お酒を飲めば 涙もろくて なにも出来ない 人だから いつでも そばで見守って 少し叱ってあげる 泣かんときな 泣かんときな 涙なんか どこかへ飛んでゆけ 泣かんときな 泣かんときな あんたは 心の お守りだから 惚れたんやから 惚れたんやから 昨日なんか どこかへ飛んでゆけ 惚れたんやから 惚れたんやから あんたは 心の お守りだから 惚れたんやから 惚れたんやから あんたは 心の お守りだから | 島倉千代子 | 荒木とよひさ | 浜圭介 | | 子供のままで 大きくなった そんなあんたが 好きだから 隣で 夢のお手つだい 少し出来れば いいの 惚れたんやから 惚れたんやから 昨日なんか どこかへ飛んでゆけ 惚れたんやから 惚れたんやから あんたは 心の お守りだから お酒を飲めば 涙もろくて なにも出来ない 人だから いつでも そばで見守って 少し叱ってあげる 泣かんときな 泣かんときな 涙なんか どこかへ飛んでゆけ 泣かんときな 泣かんときな あんたは 心の お守りだから 惚れたんやから 惚れたんやから 昨日なんか どこかへ飛んでゆけ 惚れたんやから 惚れたんやから あんたは 心の お守りだから 惚れたんやから 惚れたんやから あんたは 心の お守りだから |
夢飾りこの世に男が 住む限り 女は男の 夢飾り 夜に溺れて 夜に枯れ 堕ちてゆくのよ 蝶のよに 生きてるだけでも 辛いことなのに あなたの心が 解(わ)からないのよ 愛は 夢のようなもの 夢は 風のようなもの 恋は 悲しい 走馬燈 あなたは まぼろし 私は夜明けの 海が好き 優しい気持ちに なれるもの 憎いあなたを 憎まずに 波の彼方に やれるもの ゼンマイ仕掛の 踊り子みたいに 傷跡かさねる 女と男 窓の向こうに 朝が来る 愛は醒めて 水になる まわれ涙を 散りばめて あなたは まぼろし 生きてるだけでも 辛いことなのに あなたの心が 解(わ)からないのよ 愛は 夢のようなもの 夢は 風のようなもの 恋は 悲しい 走馬燈 あなたは まぼろし | 島倉千代子 | 里村龍一 | 浜圭介 | | この世に男が 住む限り 女は男の 夢飾り 夜に溺れて 夜に枯れ 堕ちてゆくのよ 蝶のよに 生きてるだけでも 辛いことなのに あなたの心が 解(わ)からないのよ 愛は 夢のようなもの 夢は 風のようなもの 恋は 悲しい 走馬燈 あなたは まぼろし 私は夜明けの 海が好き 優しい気持ちに なれるもの 憎いあなたを 憎まずに 波の彼方に やれるもの ゼンマイ仕掛の 踊り子みたいに 傷跡かさねる 女と男 窓の向こうに 朝が来る 愛は醒めて 水になる まわれ涙を 散りばめて あなたは まぼろし 生きてるだけでも 辛いことなのに あなたの心が 解(わ)からないのよ 愛は 夢のようなもの 夢は 風のようなもの 恋は 悲しい 走馬燈 あなたは まぼろし |
夢一夜素肌に片袖 通しただけで 色とりどりに 脱ぎ散らかした 床に広がる 絹の海 着ていく服が まだ決まらない 苛立たしさに 口唇かんで 私ほんのり 涙ぐむ あなたに会う日のときめきは 憧憬(あこがれ)よりも 苦しみめいて あゝ 夢一夜 一夜限りに 咲く花のよう 匂い立つ 恋するなんて 無駄な事だと 例えば人に 言ってはみても あなたの誘い 拒めない 最後の仕上げに 手鏡みれば 灯の下で 笑ったはずが 影を集める 泣きぼくろ あなたに会う日のときめきは 歓びよりも 切なさばかり あゝ 夢一夜 一夜限りと 言い聞かせては 紅をひく あなたを愛した はかなさで 私はひとつ大人になった あゝ 夢一夜 一夜限りで 醒めてく夢に 身をまかす | 島倉千代子 | 阿木燿子 | 南こうせつ | | 素肌に片袖 通しただけで 色とりどりに 脱ぎ散らかした 床に広がる 絹の海 着ていく服が まだ決まらない 苛立たしさに 口唇かんで 私ほんのり 涙ぐむ あなたに会う日のときめきは 憧憬(あこがれ)よりも 苦しみめいて あゝ 夢一夜 一夜限りに 咲く花のよう 匂い立つ 恋するなんて 無駄な事だと 例えば人に 言ってはみても あなたの誘い 拒めない 最後の仕上げに 手鏡みれば 灯の下で 笑ったはずが 影を集める 泣きぼくろ あなたに会う日のときめきは 歓びよりも 切なさばかり あゝ 夢一夜 一夜限りと 言い聞かせては 紅をひく あなたを愛した はかなさで 私はひとつ大人になった あゝ 夢一夜 一夜限りで 醒めてく夢に 身をまかす |
夢待人涙の中に隠れてる 泣き虫よ でておいで ひとりぼっちの夜だから まくらかかえたこのひざに 悲しい恋をしてるなら 泣き虫よ でておいで 話し相手もいないから 少しお酒につきあって 涙はしあわせの忘れ物 いつか誰かが言ってたけれど 夢でいいの あの人は 私の心の宝もの 夢でいいの あの人は この世で一番好きだから 鏡の中に隠れてる 泣き虫よ でておいで 今日は逢えない夜だから 紅をふきとるこの指に 胸がそんなに痛いなら 泣き虫よ でておいで そして 面影ゆらしてよ そして 私をなぐさめて 涙は想い出の忘れ物 いまも背中が恋しいけれど 夢でいいの あの人は 私の心に 住んでれば 夢でいいの あの人は この世で一番好きだから 夢でいいの あの人は 私の心の宝もの 夢でいいの あの人は この世で一番好きだから | 島倉千代子 | 荒木とよひさ | 堀内孝雄 | | 涙の中に隠れてる 泣き虫よ でておいで ひとりぼっちの夜だから まくらかかえたこのひざに 悲しい恋をしてるなら 泣き虫よ でておいで 話し相手もいないから 少しお酒につきあって 涙はしあわせの忘れ物 いつか誰かが言ってたけれど 夢でいいの あの人は 私の心の宝もの 夢でいいの あの人は この世で一番好きだから 鏡の中に隠れてる 泣き虫よ でておいで 今日は逢えない夜だから 紅をふきとるこの指に 胸がそんなに痛いなら 泣き虫よ でておいで そして 面影ゆらしてよ そして 私をなぐさめて 涙は想い出の忘れ物 いまも背中が恋しいけれど 夢でいいの あの人は 私の心に 住んでれば 夢でいいの あの人は この世で一番好きだから 夢でいいの あの人は 私の心の宝もの 夢でいいの あの人は この世で一番好きだから |
夜のプラットホーム星はまたたき 夜ふかく 鳴りわたる 鳴りわたる プラットホームの 別れのベルよ さよなら さよなら 君いつかえる 女ってどうして最後まで 希みを捨てきれないのでしょう あなたが 今 目の前で さよならを言っているのに 私には未だ それが信じられない あなたは私のほつれ毛を なおしてくれたりして…… そんな あなたの優しさが 優しさが 悲しい 人は散りはて たゞひとり いつまでも いつまでも 柱によりそい たゝずむわたし さよなら さよなら 君いつかえる 君いつかえる | 島倉千代子 | 奥野椰子夫 | 服部良一 | 服部克久 | 星はまたたき 夜ふかく 鳴りわたる 鳴りわたる プラットホームの 別れのベルよ さよなら さよなら 君いつかえる 女ってどうして最後まで 希みを捨てきれないのでしょう あなたが 今 目の前で さよならを言っているのに 私には未だ それが信じられない あなたは私のほつれ毛を なおしてくれたりして…… そんな あなたの優しさが 優しさが 悲しい 人は散りはて たゞひとり いつまでも いつまでも 柱によりそい たゝずむわたし さよなら さよなら 君いつかえる 君いつかえる |
リンゴの唄赤いリンゴに 唇よせて だまって見ている 青い空 リンゴは何んにも 言わないけれど リンゴの気持は よく分かる リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ あの子よい子だ 気立のよい子 リンゴによく似た 可愛いゝ子 誰方が言ったか うれしい噂 軽いクシャミも 飛んででる リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ 唄いましょうか リンゴの唄を 二人で唄えば なお楽し みんなで唄えば 尚なお楽し リンゴの気持を 伝えよか リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ | 島倉千代子 | サトウハチロー | 万城目正 | 小川寛興 | 赤いリンゴに 唇よせて だまって見ている 青い空 リンゴは何んにも 言わないけれど リンゴの気持は よく分かる リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ あの子よい子だ 気立のよい子 リンゴによく似た 可愛いゝ子 誰方が言ったか うれしい噂 軽いクシャミも 飛んででる リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ 唄いましょうか リンゴの唄を 二人で唄えば なお楽し みんなで唄えば 尚なお楽し リンゴの気持を 伝えよか リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ |
りんどう峠りんりんりんどうの 花咲くころサ 姉サは馬コで お嫁に行った りんりんりんどうは 濃むらさき 姉サの小袖も 濃むらさき濃むらさき ハイノ ハイノ ハイ りんりんりんどうの 花咲く峠 姉サは馬コで あとふりかえる 姉サに行かれて なんとしよう いっしょに柴刈る ひとも無いひとも無い ハイノ ハイノ ハイ りんりんりんどうは 小雨にぬれる わたしゃ別れの 涙でぬれる りんりん鳴るのは 馬の鈴 姉サは峠に 消えてゆく消えてゆく ハイノ ハイノ ハイ | 島倉千代子 | 西条八十 | 古賀政男 | | りんりんりんどうの 花咲くころサ 姉サは馬コで お嫁に行った りんりんりんどうは 濃むらさき 姉サの小袖も 濃むらさき濃むらさき ハイノ ハイノ ハイ りんりんりんどうの 花咲く峠 姉サは馬コで あとふりかえる 姉サに行かれて なんとしよう いっしょに柴刈る ひとも無いひとも無い ハイノ ハイノ ハイ りんりんりんどうは 小雨にぬれる わたしゃ別れの 涙でぬれる りんりん鳴るのは 馬の鈴 姉サは峠に 消えてゆく消えてゆく ハイノ ハイノ ハイ |
別れのブルース窓を開ければ 港が見える メリケン波止場の 灯が見える 夜風汐風 恋風のせて 今日の出船は どこへ行く むせぶ心よ はかない恋よ 踊るブルースの せつなさよ 腕に錨の いれずみ彫って やくざに強い マドロスも お国言葉は 違っていても 恋には弱い すすり泣き 二度と逢えない 心と心 踊るブルースの せつなさよ | 島倉千代子 | 藤浦洸 | 服部良一 | 水谷良一 | 窓を開ければ 港が見える メリケン波止場の 灯が見える 夜風汐風 恋風のせて 今日の出船は どこへ行く むせぶ心よ はかない恋よ 踊るブルースの せつなさよ 腕に錨の いれずみ彫って やくざに強い マドロスも お国言葉は 違っていても 恋には弱い すすり泣き 二度と逢えない 心と心 踊るブルースの せつなさよ |
私って人の幸せが少し 羨ましい夜は ちょっぴり果実酒を飲みましょか それとも花でも 飾りましょうか… ほんとにほんとに ほんとに私って いくつになっても だめなのね 一人がいいわと 決めたのに こんな日は誰かに そばにいて欲しい 髪を何年かぶりで 栗色に染めたわ チラチラ鏡を のぞいては まだまだいけると 嬉しくなるの… ほんとにほんとに ほんとに女って いくつになっても うぬぼれや この肩抱き寄せ 耳もとで 似合うよと誰かに ささやいて欲しい ひとり眠れないままに 夜空を見上げれば またたく星の 優しさに なぜだか急に 泣きたくなるの… ほんとにほんとに ほんとに私って いくつになっても 淋しがり 吐息に震える ため息を こんな日は誰かに 抱きしめて欲しい | 島倉千代子 | 麻こよみ | 大谷明裕 | 伊戸のりお | 人の幸せが少し 羨ましい夜は ちょっぴり果実酒を飲みましょか それとも花でも 飾りましょうか… ほんとにほんとに ほんとに私って いくつになっても だめなのね 一人がいいわと 決めたのに こんな日は誰かに そばにいて欲しい 髪を何年かぶりで 栗色に染めたわ チラチラ鏡を のぞいては まだまだいけると 嬉しくなるの… ほんとにほんとに ほんとに女って いくつになっても うぬぼれや この肩抱き寄せ 耳もとで 似合うよと誰かに ささやいて欲しい ひとり眠れないままに 夜空を見上げれば またたく星の 優しさに なぜだか急に 泣きたくなるの… ほんとにほんとに ほんとに私って いくつになっても 淋しがり 吐息に震える ため息を こんな日は誰かに 抱きしめて欲しい |
私の小さな幸せの花心の庭に咲いている 私の小さな幸せの花 あの日の母の歳を越え 今でも道には迷うけど いつもあなたが胸(ここ)にいて そっと支えてくれている 誰も知らない花でいい まあるい笑顔でいればいい 私の小さな幸せの花 働き者の手をしていた 硬くて荒れてる そんな手だった 自分のことは後まわし 誰より私を想っていた 過ぎてからしか気づかない 大事なことは いつだって 無いものねだりをするよりも あるもの数えて行(ゆ)けばいい あなたが私に教えてくれた 誰も知らない花でいい まあるい笑顔でいればいい 私の小さな幸せの花 あなたと咲かせた幸せの花 | 島倉千代子 | 友利歩未 | 杉村俊博 | 杉村俊博 | 心の庭に咲いている 私の小さな幸せの花 あの日の母の歳を越え 今でも道には迷うけど いつもあなたが胸(ここ)にいて そっと支えてくれている 誰も知らない花でいい まあるい笑顔でいればいい 私の小さな幸せの花 働き者の手をしていた 硬くて荒れてる そんな手だった 自分のことは後まわし 誰より私を想っていた 過ぎてからしか気づかない 大事なことは いつだって 無いものねだりをするよりも あるもの数えて行(ゆ)けばいい あなたが私に教えてくれた 誰も知らない花でいい まあるい笑顔でいればいい 私の小さな幸せの花 あなたと咲かせた幸せの花 |
私は待つ夢を探しに 旅へでる それで あなたは 幸福(しあわせ)ね だけど 私は どうなるの ひとりぼっちに なっちゃうの いつの日か かえる あてもない あなたを ひとりぼっちで 待ってるの そっと心に 想い出の 灯りをつけて 待ちましょう とおく どんなに 離れても いつもあなたが 見えるよに 目をとじて 遠い 人の名を 呼びましょう いつも心に 通うよに | 島倉千代子 | 西沢爽 | 服部良一 | 服部良一 | 夢を探しに 旅へでる それで あなたは 幸福(しあわせ)ね だけど 私は どうなるの ひとりぼっちに なっちゃうの いつの日か かえる あてもない あなたを ひとりぼっちで 待ってるの そっと心に 想い出の 灯りをつけて 待ちましょう とおく どんなに 離れても いつもあなたが 見えるよに 目をとじて 遠い 人の名を 呼びましょう いつも心に 通うよに |