今日のうたコラム - 歌ネット|歌詞検索サービス「歌ネット」

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  • なきごと
    歌詞と渋滞。
    歌詞と渋滞。

    なきごと

    歌詞と渋滞。

     2025年7月9日に“なきごと”がメジャーデビュー初となるEP『マジックアワー』をリリース! 発売に先駆けて、EPにも収録される新曲「たぶん、愛」を4月9日に先行配信リリースしました。新曲「たぶん、愛」は前作「愛才」と題材がリンクしている楽曲で、“大切な人と一緒に時間を過ごしすぎた心情”という恋愛要素もありながら、作家としての”モノをつくることに対する葛藤”を歌った楽曲となっております。    さて、今日のうたではそんな“なきごと”の水上えみりによる歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け! 第1弾は収録曲「 愛才 」にまつわるお話です。渋滞中の車内にて気づいた、渋滞と歌詞の意外な共通点とは…? ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください! こんにちは!  いや、こんばんは?  …おはようございます?   お久しぶりです。  なきごとVo.gt 水上えみりです。    1年ぶりの歌ネットコラム!  本日から3ヶ月間、全3本のコラム連載がはじまります。  やったー!!!楽しみだったぁ…!!!  ぜひお付き合いの程、よろしくお願いいたします!   さて、7月9日になきごとのメジャーデビューEP  『マジックアワー』がリリースされます。 個人的にかなりお気に入りの5曲が詰まっています。   今までかき溜めていた曲、 夏頃のリリースにこの曲入れたいな~とか、  こういうのやってみたかった!とか、  チームのこういうのどう?に応えた曲とか、  ドラマに書き下ろした曲とか、ね。    リリースまであと2ヶ月なので ぜひ楽しみにしていてください!      ―HK(話変わって)―     GWの渋滞って嫌だよね。   本日はGWの渋滞中の車からコラムをお届けいたします。   今年のGWは“みろくの里”という広島の遊園地でライブをしてきました! 今はそれの帰りなのですが、行きも帰りもまぁ渋滞しておりまして。   運転してくれているスタッフ陣が、 渋滞に負けずに頑張って家に帰してくれています。   「うわあああ」だの、「いやーーーー」だの、  “なきごと”をいいながら渋滞にハマっているのですが、 渋滞から若干抜けた時に、「わー!抜けた抜けた!」みたいになる 車内の空気がなんともいえないくらい好きですね。 (無免許で乗っけてもらっている分際なのでにぎやかしにだけ参加しています。)   あの渋滞を抜ける時の気持ちよさって、何かに似てるなぁと思いました。   ポケットにしまってぐしゃぐしゃになってしまったネックレスが やっと解けた時のような。 SAで買ったガチャガチャの知恵の輪が意外とむずくて それがやっと解けた時のような。 いや、もしかして、タイアップの楽曲を書き下ろせた時のような感覚!?  なのかな?   おっ   やっと、歌詞の話になってきたッ    過去にもコラムで話したことがありそうですが、  水上は曲を作るとき、俗に言う“詞先”です。    メロから作る人もいれば、 構成から作る人も、コードから作る人もいて。 作り方は人それぞれなので色々ありますが、 水上は歌詞からかきます。   音も、言葉も、空のように広く、海のように深くて、 無限に感じてしまうのですが、 歌いたい言葉が先に決まっていると、 もう少しだけ世界がコンパクトになってくれる感じがします。   あと、先にメロを作ってしまうと、 あとから歌詞をはめるのが作業に感じてしまう性でして… なるべく、歌詞は言葉の近くでありたいという 水上のエゴで先にかいています。   詞先といえど、  サビだけ、とか、Aメロだけ、  はたまたワンフレーズだけ…  みたいに、断片的にかくことも多いです。   実はこのEPの中にも、断片的な歌詞から、  膨らませて作った曲もあります。    「 愛才 」   ドラマのタイアップの曲で書き下ろしました。  原作を読んで脚本を読んで、  自分なりの解釈と、原作へのリスペクトを込めて  大切に書き下ろしました。    このタイアップで作った曲の数、半月で7曲。 人ってこんなに曲を作れるんだって思いましたね。    その中で、頭にふとよぎった言葉があって、    愛…才……    過去のメモを引っ張り起こしてみたのですが、  ビンゴ。    過去に自分でかいたメモの一部に  “愛情も才能も消耗品だわ” 曲もまだついていない書き殴った感じの乱雑な感じで残っていました。   これだーーーーーー!!!    あの時の感覚は、マジで渋滞を抜けた時の感覚に似ている気がしますね。   それを書いた当時の自分の気持ちとは違うのかもしれないけれど、 現在の自分の気持ちに消化して、  ドラマ、原作の伝えたいことを大切にして…  筆がちゃんと進みました。    そこから、作品との親和性をひとつひとつ確かめながら  丁寧に丁寧に言葉を重ねていきました。  先方からのオーダーにも応えながら、  大切に大切に作りました。    かなり味のする歌詞になったと思います。    愛才。 歌詞を見ながら改めて聴いていただけると嬉しいです。    あと、ふと降りてきた言葉はやっぱりメモ書きでも  残しておくのおすすめですね。    いつかの自分の渋滞を解消してくれるヒントになるかもです。   <なきごと・Vo.gt 水上えみり> ◆紹介曲「 愛才 」 作詞:水上えみり 作曲:水上えみり

    2025/05/09

  • yutori
    弱くてもあなたに寄り添いたい。
    弱くてもあなたに寄り添いたい。

    yutori

    弱くてもあなたに寄り添いたい。

     2025年4月30日に“yutori”がメジャーデビューシングル「スピード」をリリースしました。タイトル曲は、4月よりスタートするTVアニメ『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』エンディングテーマとして書き下ろされた1曲です。この先の未来へと進む道を自らで掴み取り、あなたの隣へと歩みを進める決意が込められております。    さて、今日のうたではそんな“yutori”よる歌詞エッセイを2週連続でお届け! 第1弾は浦山蓮が執筆。綴っていただいたのは、新曲「 スピード 」にまつわるお話です。自分の言葉で、誰かを救いたいとも、誰かが希望を持てるとも思っていなかった自身の、ある気づきとは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 初のアニメタイアップということもあり、最初はどこまで原作に寄って、どこまでyutoriとして伝えたいことを歌詞に落とし込むか、葛藤したりしました。   バンドをやり始める前まで、それこそついこないだまで、誰かを救いたいだなんて思っていなかったし音楽で救えるともあまり思えなかった。   自分は弱い人だと分かっているし、弱い人の言葉で誰かが希望を持てるとは思えなかったから。   ただ、原作を読み返し、yutoriが今までにリリースしてきた曲を聴き返してみたら、ずっと弱くて。“弱くてもあなたに寄り添いたい”というのが、ヴィジランテとyutoriの大きな共通点だなと。   その感情というか、衝動に近いモノを歌詞に落とし込む作業は凄い楽しくて。文字にすることで、「弱くてもいいんだ」、「そのままでいいんだ」という感情になることができました。   自分で描いた詩なんだけど、今までだったら使っていなかっただろう言い回しやワードが入っていて、自分なんだけど何処か他者が描いたような感覚です。知らず知らずのうちに主人公の航一と自分を重ねながら描いていたんだと思います。   これを読んでくれた人が、自分のことを弱いって思っててもそうでなくても、あなたはあなたのままでいいし、無理に変わろうとしなくていいってことを思ってくれたらいいな。   <yutori Dr.浦山蓮> ◆紹介曲「 スピード 」 作詞:浦山蓮 作曲:浦山蓮  ◆メジャーデビューシングル「スピード」 2025年4月30日発売   <収録曲> 1.スピード 2.スピード(Anime Size) 3.スピード(Instrumental) 4.スピード(Anime Size Instrumental)

    2025/05/08

  • クジラ夜の街
    救いについて
    救いについて

    クジラ夜の街

    救いについて

     2025年4月30日に“クジラ夜の街”が新曲「夕霊」をリリースしました。今作は学校生活における「いじめ」がテーマ。センシティブな社会問題を中心に物語が展開される楽曲。改めてクジラ夜の街はロックバンドという存在を再認識させる、疾走感溢れるセルフアレンジのサウンドに、希望の意志を力強く歌い切るメッセージソングとなっております。    さて、今日のうたではそんな“クジラ夜の街”の宮崎一晴による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「 夕霊 」にまつわるお話です。あなたは音楽に救いを求めたことはありますか? 時にわたしたちが音楽に救われる、その理由とは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 “夕陽は誰を照らすでもなく ただ、ひとりでに輝いています”   “ですから当然、そこに意図などありません 確かなのはその熱と、燈色の光だけであって それ以上、何かを見出せたのだとしたら きっとそれは認知上の幻覚”   “あるいは、あなたが無意識に夕陽へと映し出した感情そのものなのです”   ーーーーーーーーーーーーーーーーーー   この文章は 僕の大好きな詩人、オリバー・アースが書いた有名な一節を、日本語に翻訳したものです。 嘘です。 全て僕が書いた文章で、オリバー・アースなどという人物は存在しません。 エッセイの書き出しにしてはキザ過ぎるかなと思って、架空の作者をでっち上げてしまいました。ジョークですジョーク。   さて本題です。 “救いについて”とありますが 皆さんは音楽ってものに救いを求めてますか?   僕は求めてないです。 「救われたいな~」と思って誰かしらの歌を聴くとか、そんなんしたことない。 人が音楽を流す理由って、もっとシンプルで、言葉にもならんような原初の欲望が由来してると思うので。 まあ、何かを求めるにしたって 「元気出したい」とか 「泣きたい」とか 「元カレ忘れたい」とか せいぜいそんなところじゃないですか。 どれも“救い”ってほど大仰でも複雑でもない そんな深く考えないで突発的に聴くってのが大半かと思います。   ただですね。 僕は、音楽に救いを求めたことはないけど 音楽に救われたことは何度もあるんです。   そしてそういう音楽は結構 誰かを救うとか 共感を誘うみたいな意図が無さそうな曲が多い。 考えてみればおかしな話なんですけどね。 なんでもないような歌なのに 聴き終わった頃には 丸ごと救われたような気持ちになるなんていうのは。   けど実際、そういうのが起こり得る。 ですがそれを「音楽のチカラだ」みたいなふうにまとめるのは嫌なんです。 違うんですよ。 そんな救助システムはないんです。 音楽は医療じゃないんです。 在りし日には「不要不急」とまで言われちまった無力の賜物なんです。 ただの耳心地のいい振動なんです。 音楽のチカラなんてないんです。 ないはずなんですよ。   ではなぜ 救われたような気持ちになるのか。 それはきっと無意識に映し出すからです。 自覚すらしていない微細な感情や、透明な記憶を。 聴こえてくる、関係ないはずのメロディに。 知らず知らず映し出してしまうからです。   だから不意に涙がこぼれたり ずっと蟠っていた哀しみに、ふと折り合いがついたりする。 だけどそこに意図はない。 音楽は、鳴っているだけ。 詩は、そこにあるだけ。 手を差し伸べてくるわけでもないし 背中を押してくれるわけでもない。   それは夕陽のようです。 ただそこに存在しているだけなのに 皆、そこに想いを照らし出してしまう。 無為に放たれる光を前に 見えないはずのものが見えてしまう。 僕たちはその折、 チカラのような何かを感じ取ってしまうのかもしれません。   いじめをテーマにした本楽曲「夕霊」において 僕は、夕陽のような曲を書きたいと思いました。 人の痛みを必然的に癒すことなんて、絶対にできないですから 絶望も希望も同様に照らせるような歌をうたいたいと思いました。 あなたはこの曲に、何を映し出すでしょうか。 もしよろしければ、聴いてみてください。   という、ひと匙の意図が入り込んで。 夕暮れに霊が浮かび上がる。   <クジラ夜の街・宮崎一晴> ◆紹介曲「 夕霊 」 作詞:宮崎一晴 作曲:宮崎一晴

    2025/05/07

  • 湯木慧
    生きてゆく中で感謝できる人でありたい。
    生きてゆく中で感謝できる人でありたい。

    湯木慧

    生きてゆく中で感謝できる人でありたい。

     2025年4月23日に“湯木慧”がニューアルバム『僕がこの世界を歌うのなら』をリリース! LD&K所属最後の作品として贈る、渾身のアルバム。新曲「image」「earth」「being picky」をはじめ、過去の隠れた名曲「ふるさと」「バードコール」を収録。さらにファンの皆様から募集した楽曲の弾き語りバージョン5曲を加え、全12曲からなるアルバムとして結実しております。    さて、今日のうたではそんな“湯木慧”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。最終回は収録曲「image」にまつわるお話です。夢をいったん閉じようと決めたとき、気づいたこと。そして抱いた思いは…。今回も音声版がございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 小学生の時に掲げたミュージシャンになる。 という夢を追い続けて 中学生の時ネットで活動を始めてから12年。 事務所に所属して途中でメジャーデビューしたりして駆け抜けたのは8年。     私は今年、その8年所属した事務所を退所する。     小さな少女が抱いた夢の幕を、一旦閉じるのだ。   それはそれはいろいろな考えや きっかけがあってのことだったけど なんとも大切な一つの答えに辿り着いたから 退所するのだ。     それは、感謝。       いつからかいつも何かしらに不満を抱きイライラしていた。 でも環境のせいにして逃げるのも 環境のせいにする甘えも許せなかったので 活動を粛々と続けた。   それは逃げでも甘えでもないのに。     そんなんでうまくいくわけもないのに。     だんだんと私は 人に感謝することが減った。 だんだんと私は 幸せではないなと思うようになった。   感謝が大事とはわかっているけど 感謝できない自分を責めて自分が変わろうとするのは間違いで 感謝できる自分になれるように選択と行動しなきゃいけなかったみたいでした。       だから、私は、事務所をやめよう。と選択をした。       そして私は そう 決めた途端に あんなのにイライラしてたのに 感謝が湧いてきて。 ああこれが正解の選択だったのか。やっと見つけたよ。やっとわかったよ。 という気持ちだった。 そうすると途端に 光が出てきた。 あたたかくなった。 ああ、これだこれだ。と思い出しました。     人生の幸福度ってもしかして、 というか人生ってもしかして、感謝できるかできないか。 ではないだろうか。と気付いちゃったんです。     そして そう 決めた途端に 未来をイメージすることがまた、出来始めました。 小学生の時決めた夢ではなくて、この場所じゃなくて、 今、 自分はどういう人になりたくて、どこに行きたくて、何をしたいのか。 未来はどんな未来にしたいのか、 どうすれば感謝が溢れるのか。 イメージすることが、また、できたんです。   すごくワクワクして嬉しかった。   イメージすることはとても大切で、光であると、思います。 それはいつだって、誰だって、できる ひかり。     どれもこれも振り返れば、その通り。の話なのだけど、 なんとも当時では難しい問題ばかりなんですよね。       君は、今、どんな未来を夢に見ているだろうか。     僕は、今、どんな未来を夢に見ているだろうか。       そんなことを歌ったのが 「image」 という曲です。       私は生きてゆく中で感謝できる人でありたい。 と、思いました。       そんな私、湯木慧 4月23日にアルバムが出ます。 『僕がこの世界を歌うのなら』というアルバム。 今回書いたコラムは そのアルバムの表題曲についてでした。     以上 湯木慧でした。     <湯木慧>   ◆ニューアルバム『僕がこの世界を歌うのなら』 2025年4月23日発売   <収録曲> ≪1枚目≫ 1.image 2.かわるがわる感情に飲まれても 3.earth 4.ふるさと 5.being picky 6.となって。怒鳴って。 7.バードコール   ≪2枚目≫ (弾き語り収録) 1.一匹狼 2.金魚 3.スモーク 4.XT 5.バースデイ

    2025/05/02

  • Kucci
    苦い煙
    苦い煙

    Kucci

    苦い煙

     2025年5月1日に“Kucci”が『ときめきEP』をリリース! タイトル曲「ときめき」は、彼女のメジャーデビュー曲であり、映画『女神降臨』主題歌です。マンガ版『女神降臨』を愛読していたというKucciは、改めて日本版映画の脚本を読み、主人公・麗奈の心情に寄り添う楽曲を書き下ろしました。    さて、今日のうたではそんな“Kucci”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。最終回は、収録曲「苦い煙」にまつわるお話です。この曲の制作のきっかけとなった実話とは。そして、作曲に対する概念が変わったとある発見とは…。また、今回も音声版がございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 こんにちは、Kucciです!   第3回目は本日5月1日に配信リリースされたばかりの『ときめきEP』に収録されている「苦い煙」についてお話ししたいと思います。   この曲は実話というか、実話を少し別の視点から見て作った曲というのと、曲作りの概念が変わった曲でもあるんです。     実話というのは、高校時代の友達3人と数ヶ月ぶりに会って、いつもと変わらず他愛もない話をしていたんです。 一人の子が「ちょっと行ってきていい?」っていうから、私は「どこに?」って聞いた。そしたら「吸いに…」って。 「…わお!どうぞ!」って私は咄嗟に返答したけど、彼女が外でタバコを吸ってるのを見て、そっち側に行っちゃったんだってなんか勝手に悲しくなっちゃって。   そんなことをお家にまで持ち帰ってしまって。 これを曲にしたい、でもシュチュエーションがちょっとわかりにくい。 だから、「ずっと片想いしていた人に久しぶりに再会したら、新しい恋人の影響で大人になっていた」っていう設定にして書いてみた曲なんです。     “あなたは変わった 変わった 変わってしまった 咄嗟に僕は笑った 笑うことが僕を保った”     平然を装うことで精一杯。本人に言える立場ではないというこのもどかしさ。 そんなやるせない気持ちが詰まった1曲です。 あの時はモヤモヤして仕方なかったけど、こんなにも素敵な曲になったのでお友達ありがとう(笑)。   それから、作曲に対しての概念が少し変わったというのは、 私は曲を作る時、いつも物事について、「きっとこれってこうだよな」とか「こういう見方をしたら前を向けるかな」とか、結論づけるように考えていたけど。 「あれ、このモヤモヤだけを閉じ込めるのもいいのか、ありじゃん」みたいに新しい気づきがありました。   何かをきっかけに凹んだり落ち込んだりして、すぐに前を向けなくて焦る時もあるけど、「私は今焦っているんだ、辛いんだ」ということを叫んでもいいのか、なんてことをこの曲を作ってる時に学んじゃいました。   そんな思い出と発見が詰まっている「苦い煙」沢山聴いてくれると嬉しいです!!     そして、3回もコラムを書かせてもらえて、配信リリース当日に掲載してもらえて、とっても嬉しいです。   初めてのエッセイで何を書こうかすごく迷ったし上手く書けていないけど、私のことを少しでも知ってもらいたいという想いで書きました。   最後まで読んでくれてありがとう。   <Kucci> ◆『ときめきEP』 2025年5月1日発売  

    2025/05/01

  • bokula.
    最近の所どうも世の中曇っていて仕方がない。
    最近の所どうも世の中曇っていて仕方がない。

    bokula.

    最近の所どうも世の中曇っていて仕方がない。

     2025年4月30日に“bokula.”がMajor 1st Full Album『MELT』をリリースしました。今作には、TVアニメ『一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる』OPテーマ「ライトメイカー」、2024年に開催されたワンマンライブツアーでの会場限定盤CD『若者が全て.』に収録されている「ブルースカイ」など既発曲6曲に加え、新曲6曲が追加収録されております。    さて、今日のうたではそんな“bokula.”のえい(Gt./Vo.)による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、今作『MELT』について。そして最近、晴れやかな気持ちになれないその理由のお話です。ぜひ今作と併せて、エッセイを受け取ってください。 bokula.というバンドでギターと歌をしています。 えいです、よろしくお願いします。   こんな風に何かに対して何百字で作文をするという事は案外嫌いじゃないのですが、今回は新しいアルバムについてという事で600字以内じゃ語りたりなくなっております。     ●Major 1st Full Album『MELT』について   今作、幾つかの媒体様でもお話しさせていただきましたが、J-POP、J-ROCKで括るには少しカテゴライズし難いのでは無いかと考えています。   というのも、今自分が好きだと言えて、尚且つ23年間生きてきただけの音楽への知識と引き出しが増えた全12曲だと自負していて。まさにそんなカテゴライズし難い音楽なら、いっそ溶かして混ざり合えばポップだロックだの言わなくても考えなくても済むじゃないかと。   それがきっと“bokula.らしさ”になってくれるんじゃないかと思っています。   ●それ以外の事について   最近の所どうも世の中曇っていて仕方がない。 僕だけの世界なのか、君にとってもなのか あまり晴れやかな気持ちになれないと感じていた。 SNS然り、音楽を最優先としない娯楽コンテンツを流し見していてハッとしたのだが 昔はこうじゃなかった。   もっと常に音楽に頼っていた様な気がする。   今に比べると簡単に再生出来るものじゃなかったから、手軽になった分、自分だけの救済措置という優越感と自分の世界に関与してくれるという自覚が芽生えなくなったのだろう。   サブスクや昨今のSNSが悪だと提示しているのではなく。音楽があって当然の様に扱ったり、消費する為だけの作詞作曲をしたりしてほしくないと、双方のプレイヤーに対して考えた。   もっとお互いに尊いものであるべきだ。 チープで簡略化された馴れ合いは音楽じゃなくてもない方がいい。   そしたら、世の中きっと晴れる気がする。   <bokula. えい> ◆Major 1st Full Album『MELT』 2025年4月30日発売 <収録曲> 1. 優しさに気づけば 2. 涙ばっかのヒロインさん 3. ブルースカイ 4. magatama feat. 内山ショート 5. ライトメイカー 6. 青くね 7. 最愛のゆくえ. 8. 欠片のルージュ 9. トラウマなんです 10. ハートにハグしよう 11. トラッシュミー 12. love!!bow!!flare!!

    2025/04/30

  • 汐れいら
    味噌汁とバター
    味噌汁とバター

    汐れいら

    味噌汁とバター

     2025年4月23日に“汐れいら”がニューシングル「味噌汁とバター」をリリースしました。タイトル曲は、TVアニメ『日々は過ぎれど飯うまし』エンディングテーマです。“飯テロ日常系アニメ『日々は過ぎれど飯うまし』”と、まさに最良の食い合わせの“汐れいら「味噌汁とバター」”の化学反応をお楽しみください!    さて、今日のうたではそんな“汐れいら”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「 味噌汁とバター 」にまつわるお話です。食べ物が大好きだからこそのこだわり。そして、そこに通ずる言葉の選び方へのこだわりとは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 味噌汁とバター よく、それって合うの?ってコメントを頂くけど、合うでしょ!味噌とバターは!味噌バタコーンラーメンとかあるんだもん。と思います。 でも普段から味噌汁はたべる(のむ?)のかと聞かれるとそれは飲まない。 ほんとうに高確率で飲みません。   わたしはたべものが好きで。なんで食による幸せ(おいしい)には慣れないのに、他の幸せには慣れるんだろうな、なんて疑問をずっと抱えていたのですが、ふと、欲張らないのがミソだなぁと思ったり。神のみぞ知る話だなぁ、あれ? 神の味噌汁話? と思ったり。色々がべしっと繋がって、一種のラッキーでこの曲ができました。   でも食べものがだいすきなぶん、死ぬまでに食べられる量が決まってることを考えると、とてもこだわりが強くなってしまいます。 食べなくていいものは食べないし 食べたいものは苦しくなるまで食べたい。   味の濃いものはあんまり好まなくて <これっておかずですよね?>のセンサーが立ってしまうと、白米がないと困ってしまいます。 麺類にはよくセットでついてますが、ハンバーガーとか炒飯たべるのにもお米欲しいし、ピザも生地の面積が狭くてお米欲しいです。 だから、ラーメンというよりつけ麺、カレーライスというよりカレー&ナン、っていう自分で調整できるものがすきで、味噌汁はもう調整しようがないのであんまり好んで食べないのです。   逆にバターはオールマイティ。そして見た目も名前もかわいくて大好きなので積極的に摂取しています(例えば、さつまいもに埋め込んで、あんこたい焼きに乗せて、既にバターなパンに塗りつけて、など)。 バターに限らず、なにに置いても見た目と名前はすごく大事だと思います。 大福はまるくてこじんまりして、手にちょうどおさまっていい感じだよサイズがきゅんとするし、無花果(イチジク・fig・いちじく)とかも味より名前に惹かれてすきになりました。   文章のかきかたもそうです。 並びかた、ひらがなにするかカタカナなのか、漢字なのか、イングリッシュ・はたまた別の国の言葉かっていうのも、すごく重要で、話すことがらによっても言葉選びは変わります。   今このエッセイを読んでくれているひとは、キュートな文章と思うかもしれない。でもこれは食べものの話をしてるから、なるべく丸っこい印象のものをあえて選びたいなと思ってかいてます(普段のわたしの考えている言葉イン脳味噌は、凝り固まっているので堅いのです。よくマッサージでも頭凝ってるねと言われます。柔らかくしたいのです)。   他の歌詞に対するコメントや以前かいた文章をみてくれたら、その度になんとなく文の雰囲気がちがうな、と感じてもらえるかも。 かきたい内容や気持ちによってコロコロ雰囲気が変わるから、言葉って素晴らしいなと思います。   これは歌詞のかきかたにおいてもで、 詩が並んだときの見ためや単語を選ぶことにも すごくこだわりがあります。   味噌汁とバターの歌詞の中でも、「記憶をつまみ食い」のところは<でも思い返せば>のニュアンスが伝わればいいなと思っていました。 それで、言葉としても、見ためのかんじも「つまみ食い」っていいなぁという私のミカク(見覚)でこれに決まりました。 他の部分もそうです。   でもおそらく食わず嫌いもあるんだろうな、とも感じていて、これからはいろんな歌詞のかきかたをしてみたいなと思っています(食べ物もしかり)。 もったいないから!   <汐れいら> ◆紹介曲「 味噌汁とバター 」 作詞:汐れいら 作曲:汐れいら

    2025/04/28

  • 湯木慧
    生きてゆく中で自分の人生を歩ける人でありたい。
    生きてゆく中で自分の人生を歩ける人でありたい。

    湯木慧

    生きてゆく中で自分の人生を歩ける人でありたい。

     2025年4月23日に“湯木慧”がニューアルバム『僕がこの世界を歌うのなら』をリリース! LD&K所属最後の作品として贈る、渾身のアルバム。新曲「image」「earth」「being picky」をはじめ、過去の隠れた名曲「ふるさと」「バードコール」を収録。さらにファンの皆様から募集した楽曲の弾き語りバージョン5曲を加え、全12曲からなるアルバムとして結実しております。    さて、今日のうたではそんな“湯木慧”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第2弾は収録曲「 being picky 」のお話です。他者の人生に口を出し、他者の人生を生きている誰かに、流されたくないあなたへ…。今回も音声版がございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 「ああ。またネットで部外者が暴れてる。   過度に首突っ込んで 誰かが追いやられて 精神病んでる。」     どうもこんにちは、こんばんは。湯木です。       今回のコラムは アルバム『僕がこの世界を歌うのなら』から 「being picky」という曲について。   この曲は つまり、うるさい。って曲です。       ほんとに ネット開けば 沢山 「間違えを許さねぇ、ヒーロー(部外者)」だらけですよね。     あなたのためだとかいって 人の人生を生きてる人ばっかりで 誰かを悪者にしたくてしょうがない部外者ばかりが、 やんややんや言葉を吐いていて嫌になりますね。       そんなことを歌いました。     周りのことばっかり気にしてないで、 悪物を作らずとも自分を認めてあげなさいよ。うるさいわね。 という曲ですね。 足を引っ張るのも、誰かを吊し上げるのも、不毛すぎ。そろそろやめな。 という曲ですね。       まぁこういう言葉も、そう言う人たちには理解できないんでしょうね。     だから。     だから、 僕たちだけでもいいから。流されないでね、乱されないでね。 リアルでいてね。     と曲にしました。       いい曲だと思います。 伝わる人に伝わればいいので、一回聞いてみてくださいね。 ネットの皆様。     それでは、次のコラムでお会いしましょう。   以上、湯木でした。     <湯木慧> ◆紹介曲「 being picky 」 作詞:湯木慧 作曲:湯木慧 ◆ニューアルバム『僕がこの世界を歌うのなら』 2025年4月23日発売   <収録曲> ≪1枚目≫ 1.image 2.かわるがわる感情に飲まれても 3.earth 4.ふるさと 5.being picky 6.となって。怒鳴って。 7.バードコール   ≪2枚目≫ (弾き語り収録) 1.一匹狼 2.金魚 3.スモーク 4.XT 5.バースデイ

    2025/04/25

  • Kucci
    僕の中の僕
    僕の中の僕

    Kucci

    僕の中の僕

     2025年5月1日に“Kucci”が『ときめきEP』をリリース! タイトル曲「ときめき」は、彼女のメジャーデビュー曲であり、映画『女神降臨』主題歌です。マンガ版『女神降臨』を愛読していたというKucciは、改めて日本版映画の脚本を読み、主人公・麗奈の心情に寄り添う楽曲を書き下ろしました。    さて、今日のうたではそんな“Kucci”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第2弾は、“五十嵐 悠 starring 綱 啓永”に楽曲提供した映画『女神降臨』の劇中歌セルフカバー「特別なんて」にまつわるお話です。自身のなかで“孤独”という言葉が、この歌のフックになった理由は…。また、今回も音声版がございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 こんにちは、Kucciです! 第2回目は5月1日に配信リリース予定の『ときめきEP』に収録されている「特別なんて」についてお話ししたいと思います。     この曲は映画『女神降臨』の劇中歌として、五十嵐悠演じる綱啓永さんに初めて楽曲提供させていただいた曲です。 お話をいただいた時は本当に嬉しくて嬉しくて、大好きな作品の劇中歌まで担当させてもらえることに舞い上がりました。   今の私にどんな曲が書けるだろうか。 というかちゃんと映画に寄り添える曲を作れるのか、、、。 制作中すごくすごく悩み、もがきましたが、私にしか描けない唯一無二の曲を作りたいという一心で作りました。   私が脚本を読んで感じたこと、この曲に込めた想いを受け取ってもらえたら。 そしてあなたにとっても大切な曲になれたらとっても嬉しいです。     *僕の中の僕   作中のキャラクター・五十嵐悠は、麗奈の素直で真っ直ぐに夢を追いかける姿に恋心を抱きます。 それは、とっても一途な恋なんです。   私は、「麗奈の好きな人は自分ではない」とわかっていながらも、彼女の夢や生き方を尊重する悠の姿に、切なさだけでなく悠の強さをも感じました。 こんなに素敵に大切な人を想える悠の気持ちをちゃんと描きたい。 本当は伝えたいけれど胸の奥で抱えている本音のようなものを曲にしたい。 と強く思い、私の中でフックとなった言葉は「孤独」でした。   誰よりも近い存在である自分との関係について考えてみました。 私自身、孤独との付き合い方がまだ上手ではないから、悠はどんな風に孤独と向き合っているんだろうって想像したり。 悠の強さはきっと、自分自身と向き合う上での葛藤やもどかしさを乗り越えたからこそ生まれたものなのでは、と思い   <いつまでも僕は愛せない 鏡に映る自分でさえも> <止まない雨に嘆く夜も 尊い記憶になるかな> という歌詞を書きました。   本当は認めたくない自分の弱さを受け入れられるように。 苦しいな、寂しいなって時こそ自分の味方でいてあげられるように。 そんな祈りを込めて書いた歌詞です。     <心を捨てれば悲しみも知らない でもそれだけはダメなんだ>   これは私自身もすごく救われている歌詞で、この歌詞が生まれた日はなぜかやけに辛くて、悲しくて、すごく泣けた夜でした。 感情の嵐が過ぎ去ってから、「ああ、泣けるのはちゃんと心があるからなのかも」って、さっきまで辛かったはずなのに尊さを感じた瞬間があったんです。   私がこの言葉に救われたように「特別なんて」が作品に寄り添いつつ、物語を超えて誰かの心の痛みに寄り添えたらいいなって思います。   ひとりじゃないよって言われるよりも 私もひとりだよって言われたほうがひとりじゃないって感じるんです。   私はこれからも痛みとか本音みたいなものに寄り添い、前を向いて生きたいと思える曲を作っていきます。   最後まで読んでくれてありがとう。   <Kucci>   ◆『ときめきEP』 2025年5月1日発売  

    2025/04/24

  • ネクライトーキー
    怠惰でいいナ
    怠惰でいいナ

    ネクライトーキー

    怠惰でいいナ

     2025年3月26日に“ネクライトーキー”が2nd EP『モブなりのカンフー』を配信リリースしました。今作には、2024年7月にリリースされた、リアル脱出ゲーム『トラブルだらけのライブハウスからの脱出』テーマソング「人生なんにもわかんねえ!」、新曲「そういうものでしょう?」を含む全4曲が収録。疾走感溢れるロックからミディアムチューンまで、ネクライトーキーの真骨頂である痛快なサウンドを楽しめる作品となっている。    さて、今日のうたではそんな“ネクライトーキー”による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 最終回はもっさが執筆を担当。綴っていただいたのは、収録曲「 怠惰でいいナ 」にまつわるお話です。自分が勝手に作り上げた“理想の自分”の形に囚われすぎてしまうあなたへ。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 あ、今日ゴミの日だったのに出すの忘れてる!今気づいた。ちくしょー。 どうもこんにちは、ゴミを出し忘れた哀れな女、ネクライトーキーvo&gtのもっさです。 歌ネットに寄稿するのは初めてになるみたいです。いつもお世話になっております。   3月にEP『モブなりのカンフー』をリリースしました。ネクライトーキーメジャーデビュー5周年を飾ってくれる、バラエティ豊かな4曲となりました。その中で「怠惰でいいナ」という曲を作らせてもらったのですが、どうやら私、怠惰じゃないみたいなんです。   語弊があるかもしれないのですが、正確には「もっさってそんな怠惰じゃなくない?」と言われる事が多いのです。確かに私、朝ごはんはお味噌汁に目玉焼きにソーセージを焼いて食べるし、洗濯物はたたんでしまうし、トイレはサボったリングが出来るより前には掃除しちゃう。練習スタジオにお弁当を持って行くこともある。   ほうほう、割とちゃんとしてるやん!と思いました? しかし、一方では朝ごはんに使ったお皿を洗わずに家を出ることはあるし、取り込んだ洗濯物をすぐに畳まず、2日ぐらい経過しちゃうこともある。Amazonのダンボールが溜まってたり、休みの日に色々やんなきゃいけないことがあるのに、ベッドの中でディズニープラスのピーターパンを観てたりする。およそ3歳児と変わらぬ生活である。   さて、みんなから見た私は怠惰な人間ですか? 生活に波はあるし、人の基準はそれぞれだから、「そんなの出来て当たり前だろ!」と言う人もいれば、「それぐらい怠惰じゃないだろ!」と言う人もいる。誰と比べて、何を基準に己が怠惰であるかを考えるとキリがないのですが、少なくとも「ダメな自分」を感じる時は自分が勝手に作り上げた理想の自分の形からはみ出してしまった時なんだろうなと思う。   そう、私はいつのまにか理想の自分の形を作り上げてしまっていたのです。そんなものなければ、自分が怠惰だと自覚する事もなかったのだろうに。しかし出来ちゃったものは仕方ない。上手く付き合っていくしかないのだけれど、最近そのはみ出した部分を「もっと頑張らなくちゃ」の燃料だけに費やすんじゃなくて、「まぁいっか」の余白にもしっかり使ってあげたいと思うようになったのです。その方が肩の力が抜けて、なんだか大きな声が出せるような気がするんですよ。   ピーンと張り詰めてばかりはいられない、「まぁいっか」と気持ちを緩める瞬間を持つことも大事にしたいのです。あ、でも次のゴミ出しの日は絶対忘れないように出すんだぞ、私!   <ネクライトーキー もっさ(Vo/Gt)> ◆紹介曲「 怠惰でいいナ 」 作詞:もっさ 作曲:もっさ    ◆2nd EP『モブなりのカンフー』 2025年3月26日配信  

    2025/04/23

  • reGretGirl
    他の誰かではない、僕らふたりだから集められるものを。
    他の誰かではない、僕らふたりだから集められるものを。

    reGretGirl

    他の誰かではない、僕らふたりだから集められるものを。

     2025年4月2日に“reGretGirl”がDigital Single「エバーソング」をリリースしました。同曲は日常のなかにある、ささやかだけど大きな愛について歌った直球ラブソング。サウンド面も壮大さはありながら、多幸感あふれる温かいバラードに仕上がっております。さらに、6月にはメジャー3rdフルアルバムのリリースが決定!    さて、今日のうたではそんな“reGretGirl”の平部雅洋による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、新曲「 エバーソング 」にまつわるお話です。月日が経ち、ようやく意味を実感した歌のワンフレーズ。大切なひとに今思うことは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 この度、4月2日にアルバム先行シングル「エバーソング」がリリースされました。 大切な人へ素直な気持ちを歌いたくて、今回この楽曲を書きました。 普遍的でもあり具体的でもある、シンプルだけど自分らしさを忘れないような愛を等身大で表現しました。 今回はこのエバーソングにまつわる文章を書かせていただいたので、是非ご一読ください。   月日の流れは歳を重ねるほど速くなる。 目の前のことに追われながら、日々を過ごしていたらまた一年が終わる。   そんな目まぐるしく過ぎていく暮らしの中で、いつまでも互いを大切に思えるよう、気合いは入れなくていいけど手を抜かない愛情を持っていよう。   四六時中、相手のことを思ったりはしないけど、心に残る良い映画をみたり、ふらっと立ち寄った店のご飯が美味しかったりしたら、思い浮かぶ人であり続けよう。 繋いだ手に温もりを感じられるように、くだらない話を沢山しよう。くだらなくない話も沢山しよう。 休みの日にあえて早く起きたり、降りたことのない駅で降りてみたり、用もないのに空港へ行ったり、思いつきで夜の海を見にいこう。 知らない街をあてもなく歩いたり、公園のブランコで年甲斐もなく遊ぼう。こういった特別ではない、わざわざ思い出さないような日々を大切に持っていよう。   “君が僕にくれるもの” “僕が君にあげられるもの” そんなことをウダウダと考えるのはもうやめた。   キライになるには理由があった方がいいけど、スキであることに明確な理由はいらない。 ただなんとなく「笑っていられそうだから」で隣にいてよ。   昔、憧れのバンドマンが「“当たり前”の本当の意味は“積み重ねた小さな幸せ”」だと歌っていた。 あれから月日が経ち、ようやくあの歌の意味を実感した。 遠くにあるようで本当は近くにあった幸福。近くにあるようで本当は遠くにあった不幸。 側にいて気がつくことばかりだ。 これから続いていく時間の中で、身の丈に合った幸せをたくさん集めよう。 他の誰かではない、僕らふたりだから集められるものを。 “自分より大切な人”ができた喜びを忘れないように、この歌を幾つになっても歌う。 その時も目の前にいてくれることを願うよ。   <reGretGirl・平部雅洋> ◆紹介曲「 エバーソング 」 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋  ◆アルバム先行シングル 「エバーソング」 配信日: 2025年4月2日(水) https://rgg.lnk.to/eversong ◆Major 3rd Full Album『LOVERS』 2025年6月11日発売 通常盤 ¥3,300 (税込) コロムビアミュージックショップ限定盤 (限定タオル付き) ¥4,500(税込)   <収録曲> 1. ハンワライナー 2. 純ラブ 3. ブルーアワー 4. エバーソング 5. 知らんけど 6. ロスタイム 7. 陽のあたる言葉 8. オレンジ 9. オトナビゲーション 10. 摩訶不思議ヒステリー 11. 帰り道   特設サイトはこちら▼ https://columbia.jp/regretgirl/   【ライブ情報】 <reGretGirl presents  ONEMAN TOUR 2025"for LOVERS>   2025年6月19日(木) 千葉LOOK OPEN 18:30/START 19:00 2025年6月22日(日) 水戸LIGHT HOUSE OPEN 17:30/START 18:00 2025年6月29日(日) 奈良EVANS CASTLE HALL OPEN 17:15/START 18:00 2025年7月5日(土) 広島LIVE VANQUISH OPEN 18:00/START 18:30 2025年7月6日(日) 岡山YEBISU YA PRO OPEN 17:30/START 18:00 2025年7月11日(金) F.A.D YOKOHAMA OPEN 18:30/START 19:00 2025年7月13日(日) 前橋DYVER OPEN 17:30/START 18:00 2025年7月26日(土) 浜松窓枠 OPEN 18:00/START 18:30 2025年8月2日(土) 京都MUSE OPEN 18:00/START 18:30 2025年8月3日(日) 神戸太陽と虎 OPEN 17:30/START 18:00 2025年8月8日(金) 松本ALECX OPEN 18:30/START 19:00 2025年8月9日(土) 富山SOUL POWER OPEN 18:00/START 18:30 2025年8月11日(祝月) 岐阜CLUB-G OPEN 17:30/START 18:00 2025年8月16日(土) 仙台Rensa OPEN 17:45/START 18:30 2025年8月17日(日) 郡山HIP SHOT JAPAN OPEN 17:30/START 18:00 2025年8月30日(土) 福岡DRUM LOGOS OPEN 17:00/START 17:45 2025年8月31日(日) 鹿児島SR HALL OPEN 17:00/START 17:30 2025年9月20日(土) 函館 club COCOA OPEN 18:00/START 18:30 2025年9月22日(月) 札幌PENNY LANE24 OPEN 18:15/START 19:00 2025年9月27日(土) 金沢EIGHT HALL OPEN 17:45/START 18:30 2025年10月3日(金) 高松DiME OPEN 18:30/START 19:00 2025年10月4日(土) 松山サロンキティ OPEN 18:00/START 18:30   and more…   詳細はこちら▼ https://www.regretgirl.com/news/detail/38674

    2025/04/22

  • TRACK15
    春夏秋冬どの時期でもTRACK15はそばにいるよ。
    春夏秋冬どの時期でもTRACK15はそばにいるよ。

    TRACK15

    春夏秋冬どの時期でもTRACK15はそばにいるよ。

     2025年4月16日に“TRACK15”が2nd Mini Album『season』をリリースしました。今作には、全国各地のラジオ局でパワープレイに選出され、ドラマのエンディング主題歌にも起用された「千年計画」、恋の成就を願いながらも煮え切らない、初々しさを感じる恋心を歌った「青い夏」、冬の冷たさと恋愛の温もりを対比的に表現したラブバラード「ふゆのうた」など、バンドの飛躍的な成長と音楽性の深化を感じられる全7曲を収録。    さて、今日のうたではそんな“TRACK15”の蓮による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、今作の『season』というタイトルに込めた想い。そして収録されている全7曲それぞれのお話です。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 お久しぶりですTRACK15 Vo.蓮です。 春になって新生活がはじまってバタバタして、、 やっと落ち着いてきた頃かな。   そんな中、僕たちTRACK15は4月16日に新しいミニアルバムをリリースしました!!!   全7曲入り、タイトルは『season』。 自分の中で、四季というものは生活にすごく深く関わるものだと思っていて、そんな風にみんなと音楽で関われたら嬉しいし、春夏秋冬どの時期でもTRACK15はそばにいるよとそんなメッセージを込めて名付けました。 シンプルイズザベスト。   どこから触れていこうかなって感じですが、7曲とも全部大切な楽曲なので少しずつ、つまんで話そうかな。   まずはリード曲「 脇役スター 」 なんか感情がぐちゃぐちゃになる楽曲です。放ってる言葉の切なさ、音の切なさ、でもその気持ちを置き去るような疾走感、1曲目にしてぐちゃぐちゃです笑。   2曲目「 サンブンノイチ 」 これはリリースする前からライブでも演奏してた楽曲。ライブで聴くとよりワクワクです。曲の至る所に3って数字が散りばめられていて面白い。MVも面白い。   3曲目「 青い夏 」 2024年にデジタルシングルとしてリリースしていたけど今回のアルバムにも参戦。 個人的にめちゃくちゃお気に入り。 本当に夏を綺麗に表現できた気がします <この恋は戦慄迷宮ジレンマです>ここ1番好き。 4曲目「 君ノーベル 」 こちらはなんといっても歌詞。 遠く離れた人に向けて書いた手紙みたいな楽曲。CDを手にしてくれた方はよかったら歌詞カードに注目してみてほしい、何か気づくかも、、!   5曲目「 告白 」 やりたい事を詰め込んだ楽曲。 どの曲もなんやけど歌いながら映像が鮮明に浮かんでくる。言葉の語尾、息遣い、色んなものを想像通りにできた音達。 目をつぶって聴いてみてほしい。   6曲目「 ふゆのうた 」 現段階TRACK15ナンバーワンのバラードです。カラオケで友達が下手くそに歌ってくれたんですけど、それでもなぜか突き刺さって泣きそうになりました笑。   7曲目「 千年計画 」 このアルバムを締め括るのに相応しい楽曲。まずタイトルがお気に入り。 この楽曲はいつもより大きく?広い?愛!?なんていうかな、、 細かい小さな描写もあるんですけど、上限が広いというか、、? 近い視点、遠い視点、みたいに視点の移動がすごく綺麗だなと思ってます。 何言ってるかわからないと思うので是非聴いてください!笑   これでザッとですが、TRACK15の「season」が何者なのか伝わったかな? 是非もっと深く僕たちの音楽を堪能してほしいので、各CDショップに、サブスクリプションサービスにダッシュしてみてください!!! そしてそして、ライブハウスでお会いしましょう!!!そこでは音源以上のものを届けますお待ちしてます!!! ばいばーい!!!   <TRACK15 Vo.蓮>   ◆2nd Mini Album『season』 2025年4月16日発売   <収録曲> 1.脇役スター 2.サンブンノイチ 3.青い夏  4.君ノーベル  5.告白 6.ふゆのうた 7.千年計画

    2025/04/21

  • 湯木慧
    生きてゆく中でトキメキを逃さない人でありたい。
    生きてゆく中でトキメキを逃さない人でありたい。

    湯木慧

    生きてゆく中でトキメキを逃さない人でありたい。

     2025年4月23日に“湯木慧”がニューアルバム『僕がこの世界を歌うのなら』をリリース! LD&K所属最後の作品として贈る、渾身のアルバム。新曲「image」「earth」「being picky」をはじめ、過去の隠れた名曲「ふるさと」「バードコール」を収録。さらにファンの皆様から募集した楽曲の弾き語りバージョン5曲を加え、全12曲からなるアルバムとして結実しております。    さて、今日のうたではそんな“湯木慧”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第1弾は収録曲「earth」にまつわるお話です。子どもの頃はきっと誰しも抱いていたはずのトキメキ。あなたには今、何かトキメキはありますか…? 今回は音声版もございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 青空や木漏れ日に胸が躍ったり、 季節の変わり目の風に体が宙を舞ったり、 ワクワクして、思わず、走り出しちゃいそう。 この地球で、トキメキと共に、生きてゆくのだ!という曲のお話。   小さい頃は空が飛べたし 虹を作り出せて 葉っぱで船を作って川を下れたんです。   木漏れ日は私だけのステージライトだし その下で踊り出しちゃう。 雨の後の匂いだってトキメキだし 秘密基地は至る所にあったんです。     みんなはそんなトキメキ、ありましたか? ありますか…?   私はなくしちゃってましたよ。   でも、また取り戻すことも 新しいトキメキを見つけることも まだまだできるよ!   一緒に行こうよ!   と言う曲です。     海や大地や風や空や生き物のイメージのアレンジで すごく前向きで、空を飛ぶ曲です。     生活している中でトキメキを逃さない人でありたいですね。       はい。 と言うことで 4月23日にアルバムが出ます。 『僕がこの世界を歌うのなら』というアルバム。 今回書いたコラムは そのアルバムの中のearthという曲についてでした。     以上 湯木慧でした。   <湯木慧> ◆ニューアルバム『僕がこの世界を歌うのなら』 2025年4月23日発売   <収録曲> ≪1枚目≫ 1.image 2.かわるがわる感情に飲まれても 3.earth 4.ふるさと 5.being picky 6.となって。怒鳴って。 7.バードコール   ≪2枚目≫ (弾き語り収録) 1.一匹狼 2.金魚 3.スモーク 4.XT 5.バースデイ

    2025/04/18

  • ORCALAND
    来るもの拒まず、去る者寂しいからちょっと待って。
    来るもの拒まず、去る者寂しいからちょっと待って。

    ORCALAND

    来るもの拒まず、去る者寂しいからちょっと待って。

     東京・下北沢発の「あらゆるポジティブを生み出す」ロックバンド“ORCALAND”がDigital EPを2作品リリースしました。2025年3月5日に『ぶちあげる-EP』を、3月26日に『だきしめる-EP』をリリース。時には先頭に立って手を引く力強さ、時には背中を押すような優しさを音楽で届けることができる彼らの楽曲は、多くのリスナーのポジティブのきっかけになること間違いなし!    さて、今日のうたではそんな“ORCALAND”の大塚祥輝による歌詞エッセイを2週連続でお届け。第2弾は『だきしめる-EP』にまつわるお話です。“誰一人置いていかない”というテーマをコンセプトに作り上げた今作。ORCALANDの根幹のひとつであるこのテーマへの自身の思いは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 2025年3月26日(水)『だきしめる-EP』デジタルリリース! 『ぶちあげる-EP』から二週間空けてのリリースになりました しっかりぶちあがってもらえたでしょうか。   前作に続き、初のプロデューサーを迎えての制作となった「Take it Happy!」 バンド5周年にあわせてリリースした「かっとばせ!!」など こちらもモリモリの内容でございます。   我々ORCALANDの“誰一人置いていかない” というテーマをコンセプトに作り上げた今回の作品。 活動初期から掲げてきたこのテーマが、ついに一つの作品として世に出る事になったなという思いがありますね。 今回もこのテーマの解釈は受け取ってくれた貴方に任せたいのですが、折角の歌詞エッセイですので俺なりの解釈をひとつ。 これはテーマであり、目標であり、俺と貴方の人生です。   誰一人置いていかないとか無理じゃない?笑 とか言われる事もあったけど、大事なのは そう思い続ける事、そう言い続ける事 だと思っています。   一人でいる人に手を差し伸べて連れ出したり、そのままの形を受け入れたり。一口に“置いていかない”といっても様々な形やアプローチがあると思います。 俺にとってはそのどれもが正解で、俺たちを知ってくれた人を置いていかないための言葉です。   ロックバンドの歌が、歌詞がまるで自分の人生を歌っているように聞こえた、という瞬間は音楽好きからしたらあるあるだと思うのですが、俺たちロックバンドは、リスナーにこれまでの人生や境遇を直接、ヒアリングして返答することは難しいです。   だから、ORCALANDにそれを感じてくれた時、“誰一人置いていかない”ロックバンドと名乗ることであなたの共感を、人生を、暗に肯定できるような存在になりたいな。なんて思っています   まぁ我々も人間なので!カバーしきれない範囲は多々あるかもしれないけど! もっともっと大きな存在になって、もう訳わかんないくらいたくさんの人が好いてくれるロックバンドになったとしても“一人”を抱きしめられる様に曲を作っていきます俺は。 来るもの拒まず、去る者寂しいからちょっと待っての精神です。   『ぶちあげる-EP』の「頭空っぽにして楽しむ」 『だきしめる-EP』の「誰一人置いていかない」 この二つのテーマが【あらゆるポジティブを生み出すロックバンド】ORCALANDの根幹。 出会ってくれた貴方という存在を、人生を、少しでも肯定できるように歌っていきます。   出会ってくれて、ここまで読んでくれてありがとう! <ORCALAND・大塚祥輝>   ◆『ぶちあげる-EP』 2025年3月5日発売   <収録曲> 1. チャーハン・ナイト 2. インターネットスナイパー 3. SPARK 4. テノヒラスパイラル 5. バニサマ   ◆『だきしめる-EP』 2025年3月26日発売   <収録曲> 1. Take it Happy! 2. かっとばせ!! 3. brand new day 4. オーガスタ 5. セーブポイント

    2025/04/17

  • ネクライトーキー
    そういうものでしょう?
    そういうものでしょう?

    ネクライトーキー

    そういうものでしょう?

     2025年3月26日に“ネクライトーキー”が2nd EP『モブなりのカンフー』を配信リリースしました。今作には、2024年7月にリリースされた、リアル脱出ゲーム『トラブルだらけのライブハウスからの脱出』テーマソング「人生なんにもわかんねえ!」、新曲「そういうものでしょう?」を含む全4曲が収録。疾走感溢れるロックからミディアムチューンまで、ネクライトーキーの真骨頂である痛快なサウンドを楽しめる作品となっている。    さて、今日のうたではそんな“ネクライトーキー”による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 第2弾は中村郁香が執筆。収録曲「 そういうものでしょう? 」のお話です。この歌詞で思い出した自身のここ5年間のこと。心身の不調がありながらも、なんとか踏ん張ることができたきっかけは…。ぜひ楽曲と併せて、エッセイを受け取ってください。 こんにちは、ネクライトーキー2回目を担当します!中村郁香です。EPの中で一番好きかもしれない「 そういうものでしょう? 」という曲なのですが、この曲の歌詞を見ながらふと思い出した、ここ5年の自分の話でもしようかなと思います。   東京に引っ越して5年ほど経ちました。そしてメジャーデビューもちょうど5周年ですね。この5年でコロナでライブが消えたりマスク着用ライブが始まったりといろいろありましたね。   仕事が情勢に翻弄されている間、自分も今までに体験した事のなかった体調の変化や心境の変化がありました。正直な所、マスクなしでのライブが解禁されてみんなが喜んでいる時、私だけが気持ちが追いつけずにいました。ステージに立つ事に抵抗を覚えてしまって、その理由がわからずにずっとモヤモヤしていたのを覚えています。ライブ解禁されたけどまだ行くのは怖いな…と思っていたのと同じ感覚だったのでしょう。   その時は、時間が経てばどうにかなるだろうと思っていました。ですが簡単にはいきませんでした。口では頑張るよと言っているものの、全く身体が動かないんですよね。焦れば焦るほど思うように自分をコントロールできないのに、スマホをつければ仕事のライン通知ばかりでしんどかったです。遅刻常習犯になり、メンバーを困らせている自覚もありました。   何かリセットして落ち着かせたい。そんな時、縁もありスキューバダイビングをやり始めました。最初の体験でのインストラクターさんの人柄もあり、とてもリラックスできたんです。それから別のショップでライセンスなどを取り始めましたが、以前より自分のコントロールがうまくできるようになっていきました。   そんなこんなで今の自分がここに立てているというわけです。主観的にみると大変だったなぁと思いますが、客観的にみると別に大したことではないし、そういう思いをした人は大勢いましたよね。ただ振り返った時、みんな見えない所で同じような気持ちでも頑張っていたんだなと思うと、自分もまだ踏ん張れるかなっと思いました。これが5年間の自分です。   このコラムを書いている時に、話が暗くなりすぎてどうしようと思っていましたが、ちょうどWiennersとの共同主催のライブイベントがあり、こうやって楽しく話せて、心の底から笑えるバンド仲間ができたのだから、しんどい時期に心が折れなくてよかったと思います。生きてて辛い事ばかりじゃないですから。   <ネクライトーキー・中村郁香> ◆紹介曲「 そういうものでしょう? 」 作詞:朝日 作曲:朝日  ◆2nd EP『モブなりのカンフー』 2025年3月26日配信  

    2025/04/16

  • Kucci
    嫌いと決めつける方が好きより楽だったりする
    嫌いと決めつける方が好きより楽だったりする

    Kucci

    嫌いと決めつける方が好きより楽だったりする

     2025年5月1日に“Kucci”が『ときめきEP』をリリース! タイトル曲「ときめき」は、彼女のメジャーデビュー曲であり、映画『女神降臨』主題歌です。マンガ版『女神降臨』を愛読していたというKucciは、改めて日本版映画の脚本を読み、主人公・麗奈の心情に寄り添う楽曲を書き下ろしました。    さて、今日のうたではそんな“Kucci”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第1弾は新曲「 ときめき 」にまつわるお話です。理想の自分を追い求めすぎて、今に自信を持てない、自己嫌悪を重ねてしまうあなたへ…。また、今回は音声版もございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 はじめまして、Kucciです! まずは、私を見つけてくれてありがとうございます。   この度、3月20日にデビュー曲「ときめき」を配信リリースしました!! 本当に本当に嬉しくて胸がいっぱいです。   このデビュー曲「ときめき」は、映画『女神降臨』の主題歌として書き下ろさせていただいた曲です!   デビュー曲が映画の主題歌という大きなチャンスを与えてもらい、喜びを抱く反面、正直かなりのプレッシャーもあって、抱えきれなくて嗚咽するほど泣いてしまった夜も何度かありました。   でも、そんな悩んだり迷ったりした過去の自分がいたからこそ、描けた歌詞が「ときめき」にたっくさん詰まっています。     <嫌いと決めつける方が、好きより楽だったりする>   自分を信じるってなんだろう。 好きでいてあげたいのに、大切にできない。 そんな自分に嫌気がさしてまた自己嫌悪。   だったらいっそのこと嫌いって言っちゃえ。大っ嫌い。   でもその言葉を受け入れた瞬間、 目の奥が熱くなって、なんだかすごく悲しくて、 ごめんねって自分を抱きしめてあげたくなった。   そっか、私って強くないんだ、そして弱くてもいいんだ。 誰かにならなきゃなんて思わなくていいんだ。   なんだかありのままの自分を受け入れることができるかもって思えた。   「理想」はきっと今の「現実」のプラスαであって、 今を否定するものではないはずだから、今の自分で十分に最高!!   でも、もっと最高になれるかも!って理想に対していつまでも優しい期待を抱いていたい。   明るさの中に見え隠れする痛みにちゃんと寄り添いたい。   そんな想いを込めて作った「ときめき」があなたに届きますように!   <Kucci> ◆紹介曲「 ときめき 」 作詞:Kucci 作曲:Kucci  ◆『ときめきEP』 2025年5月1日発売  

    2025/04/15

  • YUTORI-SEDAI
    YUTORI-SEDAIとは何かを知っていただけることを目指して
    YUTORI-SEDAIとは何かを知っていただけることを目指して

    YUTORI-SEDAI

    YUTORI-SEDAIとは何かを知っていただけることを目指して

     2025年4月9日に“YUTORI-SEDAI”がMajor 1st Debut EP『blanket』をリリースしました。今作には全4曲が収録。タイトルには「どんな時も、どんなあなたも温かく包み込めるように」という思い、「音楽を通して“あなたの全てを肯定する”ため、限られた状況下で使われる毛布やマフラーではなく、使用用途の多さや時期や状況を問わず使われるブランケットみたいな存在でありたい」という気持ちが込められております。    さて、今日のうたではそんな“YUTORI-SEDAI”の金原遼希による歌詞エッセイを2回に渡りお届け。第2弾も引き続き【EPに関して】のお話を綴っていただきました。収録曲「 私だって、 」「 新宿ロマンス 」「 ロックンロール 」それぞれに込めた想いは…。ぜひ歌詞とあわせて、エッセイをお楽しみください。 前回に引き続きEPのお話。   リード曲の「 私だって、 」は、実は約2年前ぐらいにメロディラインの一部は出来上がっていたんです。僕的には、絶対これだ!という確信があって。スタートはそこからでした。   歌詞は、過去の恋愛、学生時代、リアルに体験した出来事をベースに書きました。 当時、好きだった子がいたのですが、実は僕の近しい友人と付き合っていたことを後から知って。 友人が相手だったのもあって、伝えられず後悔して。 その時の歯痒さを思い出しながら歌詞に乗せました。   好きな人には好きな人がいる。 ただそれをどうにかできるわけではなくどうしようもない状況。 そのなんともいえない、もどかしくて切ない感情が、サビのストリングスが目立つ曲調ともピッタリだなと思っています。   大きく楽曲を通して伝えたいのは、どんな状況であっても、自分の価値観や思いを伝えることを大切にしてほしいということです。後から後悔してほしくない。 「私だって、」の先に込めた気持ちをしっかりと相手に伝えてほしい。 そんな想いで書いた楽曲です。   「 新宿ロマンス 」も、実際の経験から作った曲で、“情けない男の片想いソング”です。 もともと昭和歌謡が好きで、その雰囲気から楽曲制作に入りました。 無理だと思っていても少しの期待をして、そわそわした気持ちで誘いに乗るけど、 どこか不安だったり、あとひと押しができなかったり、そんな心情を表現しています。   この曲はタイトル通り、新宿が舞台で、実体験の情景描写をそのまま歌詞として書いているのでよりリアリティを感じてもらえると思います。 シーンは違ったとしても、誰しもが恋をしている時に体験したことのあるような感覚かなと思っているので、「あの甘酸っぱいけどほろ苦い感覚、そういえばあったな」と共感してくれたら嬉しいです。   「 ロックンロール 」は、今回のEPの中で唯一、恋愛曲ではなくメジャーデビュー作品のこのタイミングだからこそ自分へ向けて書いた曲です。   バンドだけでなく生きていく中で、一人孤独を感じて立ち止まってしまう場面が多いけど、立ち止まっていては何も始まらないし進まない。一旦、前に進んでみるとそこから勢いがついて進んでいくこともある。 そんなメッセージを伝えたい気持ちからこういう曲になりました。   岩が転がるとき、最初はぎこちないけれど、どんどん転がるうちに角が取れて丸くなり、スムーズに転がっていく。そんな様子をイメージしてタイトルは「ロックンロール」。   夢を追いかけている全ての人に届いてほしい、そんな1曲です。   今回初のメジャー作品なので、このEPでYUTORI-SEDAIとは何かを知っていただけることを目指して制作しました。 4曲通して聴きながら僕たちの音楽をしっかりと感じてもらえたら嬉しいです。   <YUTORI-SEDAI・金原遼希> ◆Major 1st Debut EP『blanket』 2025年4月9日発売   <収録曲> 01. ベストシーン 02. 私だって、 03. 新宿ロマンス 04. ロックンロール

    2025/04/14

  • YUTORI-SEDAI
    些細な日々がきっとベストシーンなんだって
    些細な日々がきっとベストシーンなんだって

    YUTORI-SEDAI

    些細な日々がきっとベストシーンなんだって

     2025年4月9日に“YUTORI-SEDAI”がMajor 1st Debut EP『blanket』をリリースしました。今作には全4曲が収録。タイトルには「どんな時も、どんなあなたも温かく包み込めるように」という思い、「音楽を通して“あなたの全てを肯定する”ため、限られた状況下で使われる毛布やマフラーではなく、使用用途の多さや時期や状況を問わず使われるブランケットみたいな存在でありたい」という気持ちが込められております。    さて、今日のうたではそんな“YUTORI-SEDAI”の金原遼希による歌詞エッセイを2回に渡りお届け。第1弾は【EPに関して】のお話。タイトルに込めた想いとは。そして、ストレートに多幸感を描いた収録曲「 ベストシーン 」でもっとも伝えたいメッセージとは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。   今回、メジャーデビュー1作品目となる1st EP『blanket』をリリースすることができて本当に嬉しいです。   EPのタイトル『blanket』ですが、この根本には、僕たちYUTORI-SEDAIの主軸である“誰かに寄り添う音楽を届けたい”という気持ちが込められています。   YUTORI-SEDAIが届ける音楽は、どんな時も、どんな瞬間も、どんな感情も全てあなたを肯定したい。つまり、救いたいという想いから音楽制作をしています。そこから、用途の多さや状況、時期にとらわれず、どんな時もあなたを包み込んでくれる“blanket”のような存在でありたいという考えから今回のタイトルへとつながりました。   僕らの4曲を通して、ホッと安心するような気持ちを感じてくれると嬉しいです。   『blanket』は「全てがリード曲になるように!」と制作したので、僕たちの様々な楽曲ジャンルが楽しめる作品となっているのですが、その中でも「 ベストシーン 」は、今までのYUTORI-SEDAIらしさをしっかり表現したい楽曲でした。4曲の中で最も純粋に幸せ感、楽しさ、嬉しさの感情を表した歌詞になっています。   この楽曲を通して一番伝えたいことが1サビの歌詞に詰まっていて   何十年後だって 続いて欲しいと思うよ、だって アルバムにも残らないほどの 些細な日々がきっと ベストシーンなんだって 思うから、台本も無くたって どんな派手な場面よりもただ 二人で居られるなら   写真にすら残らないほどのそんな日常的な場面が一番幸せだったりするんじゃないか? そんな気持ちを伝えたい曲です。これは僕が過去の恋愛で後悔したこと、恋愛観を思い出して描いた楽曲でもあります。   当時は、目立ったことに目を向けがちで、それが理由で恋人と少しの喧嘩をすることもあったけど、そうではなく、些細な日常にこそ幸せの積み重ねがあり、そこに気づけばすごく幸せを感じられる。そんな僕の体験も交えた想いを込めました。   日常でふとした嬉しさや楽しさを感じて、聴いている全員の日常が「ベストシーン」になるように。   <YUTORI-SEDAI・金原遼希> ◆紹介曲「 ベストシーン 」 作詞:金原遼希 作曲:金原遼希 ◆Major 1st Debut EP『blanket』 2025年4月9日発売   <収録曲> 01. ベストシーン 02. 私だって、 03. 新宿ロマンス 04. ロックンロール

    2025/04/11

  • ORCALAND
    “ぶちあがる”ではなく“ぶちあげる”
    “ぶちあがる”ではなく“ぶちあげる”

    ORCALAND

    “ぶちあがる”ではなく“ぶちあげる”

     東京・下北沢発の「あらゆるポジティブを生み出す」ロックバンド“ORCALAND”がDigital EPを2作品リリースしました。2025年3月5日に『ぶちあげる-EP』を、3月26日に『だきしめる-EP』をリリース。時には先頭に立って手を引く力強さ、時には背中を押すような優しさを音楽で届けることができる彼らの楽曲は、多くのリスナーのポジティブのきっかけになること間違いなし!    さて、今日のうたではそんな“ORCALAND”の大塚祥輝による歌詞エッセイを2週連続でお届け。第1弾はEP『ぶちあげる-EP』にまつわるお話です。今作のテーマは「頭空っぽにして楽しむ」こと。自身がライブをしていくなかで生まれた大事な想いとは…。ぜひ歌詞とあわせて、エッセイをお楽しみください。 2025年3月5日(水)『ぶちあげる-EP』 デジタルリリース!めでたい!! こう、リリースにあたって文章を書く機会を頂けるのはとってもありがたいですね。   我々、ORCALANDの「頭空っぽにして楽しむ」 というテーマをコンセプトに作り上げた今回の作品。 初のプロデューサーを迎えての制作となった「 チャーハン・ナイト 」 NECレッドロケッツ川崎さん2024-25シーズン新プロモーションビデオとのタイアップ「 SPARK 」など、モリモリの内容でぶちあげる5曲を収録出来たと自負しています。   「頭空っぽにして楽しむ」の解釈は 聴いてくれた人それぞれでいいのですが、あえて俺が言うとすれば 難しいこと考えずに“今”を楽しもうぜ、というフレーズです。 それは日々ライブをしていく中で思ったこと。   普段の生活では大きな声を出したり、テンション上がって拳を突き上げたりなんて、おかしなことだと笑われるかもしれません。ライブハウスの中ではそれが許され、しかも迎合される。   ただ、ライブハウスに遊びに来る人の中には、初めてライブを見に来た人、思いっきり楽しみたいけど恥ずかしくて思っていたように楽しめない人もいると思います。 そんな人も、もともと楽しみに来た人も、我々も含めて、皆が余計な事を考えずに楽しむ事に集中できる空間、音楽を作っていきたいという想いがこのアルバムにはいっぱい詰まっています。   つまり、この作品はリリースしただけでは完成では無くて。 聴いてくれた人、受け取ってくれた人と一緒に、俺たちのライブで頭空っぽにして楽しむ事で出来上がるもの。だから“ぶちあがる”ではなく“ぶちあげる”な訳ですね。   音楽って常にそういうものと言ったらそういうものなのですが、最近の俺たちは音楽を生み出すだけではなく、“どう受け取ってほしいか”まで考えて曲を作り出しています。 ですが、自由な楽しみ方で、自由な受け取り方でワクワクする方向へ。このEPを楽しんで貰えたらと思っています。 そしてその上で!全国どこまでも人々の耳と心をぶちあげに行きます! この文章を読んでくれた貴方と、ライブハウスで遊べますように!   <ORCALAND ヨシキ>   ◆『ぶちあげる-EP』 2025年3月5日発売   <収録曲> 1. チャーハン・ナイト 2. インターネットスナイパー 3. SPARK 4. テノヒラスパイラル 5. バニサマ   ◆『だきしめる-EP』 2025年3月26日発売   <収録曲> 1. Take it Happy! 2. かっとばせ!! 3. brand new day 4. オーガスタ 5. セーブポイント

    2025/04/10

  • ネクライトーキー
    モブなりのカンフー
    モブなりのカンフー

    ネクライトーキー

    モブなりのカンフー

     2025年3月26日に“ネクライトーキー”が2nd EP『モブなりのカンフー』を配信リリースしました。今作には、2024年7月にリリースされた、リアル脱出ゲーム『トラブルだらけのライブハウスからの脱出』テーマソング「人生なんにもわかんねえ!」、新曲「そういうものでしょう?」を含む全4曲が収録。疾走感溢れるロックからミディアムチューンまで、ネクライトーキーの真骨頂である痛快なサウンドを楽しめる作品となっている。    さて、今日のうたではそんな“ネクライトーキー”による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 第1弾は藤田(Ba)が執筆。綴っていただいたのは、収録曲「 モブなりのカンフー 」にまつわるお話です。仮歌詞の段階から、自身がとても気に入っていたワードとは。そして、そのワードの行方は…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 どうも、ネクライトーキーのベース藤田です。 今日のうたコラムを書くの3回目でした。結構書いててびっくり。私は曲を書いている側ではないのですが、毎度の如く勝手にああだこうだ言いたいと思います。 では、今回は2025年3月26日に配信リリースされたEPから「モブなりのカンフー」について。   皆さんステゴロで闘ってますか? 私は絶対武器を持っていたい派です。最悪その辺の木の枝でも良い。出来る事なら事前に色々準備しておきたい。基本的に急な出来事への対応力が0に等しいので武器は多ければ多いほどいい。まぁ先に色々準備しといた癖にこれならいけるやろと余裕ぶっかまして全部忘れたりもするのですが。ウサギとカメならウサギですね。別にフィジカルが強い訳でもないからウサギにも失礼かもしれない。   そんな事はどうでも良くて、朝日がこの曲のデモを持ってきた時に仮歌詞として「ステゴロ一辺倒」が入っていました。それを私が甚く気に入ってしまい、朝日に対して呪詛のように歌詞に入れてほしいと懇願したのを今更ながら困らせたかもなぁ悪かったなぁと反省しております。朝日が歌詞を書く際、私が放った呪詛の影響を受けるタイプだとは思わないのですが、だからこそ少しでも脳に刷り込みたかった。「ステゴロ一辺倒」を。   だってかっこいいじゃないですか「ステゴロ一辺倒」!まず語感がめちゃくちゃ良い。武器を持たずに素手で闘い続けているのって憧れる。もしかしたら不器用だから故のステゴロかもしれないけれど、いや、やっぱり覚悟と信念をもってなんじゃないかな。どんな歌詞になるかまだ分かんないけど私この曲の主人公の事多分好きになっちゃうな。そんな予感がしたのです。まぁこの時点で相当好きなのですけどね。   歌詞が完全に決定するのは大抵ボーカルRECのタイミングなのですが、最終的に歌詞に「ステゴロ一辺倒」が入った時は小躍りしました。なんならアレンジの時点で最後にもう一回Aメロやって「ステゴロ一辺倒」で終わりたい!と猛アピールしていたものの、その歌詞を最終的に入れるかは朝日次第なのでドキドキしてたんですよね。入った。嬉しい。今も嬉しい。   皆さんにも、この曲のこの歌詞狂おしいくらい良いよなってポイントあると思います。私の場合は「ステゴロ一辺倒」でした。ちなみに朝日さん的には「大事な写真ならもっと嫌いになるほど見とけ」が気に入っているそうですよ。1行違いだね。だからなんだって話だね。   他にもこの曲の歌詞で好きなところが沢山あるのですがとっ散らかりそうなのでこの辺で締めたいと思います。   今回はなんかアツいオタク語りみたいになっちゃったな。そういう時もある。藤田はネクライトーキーの事好きなので。   <ネクライトーキー・藤田(Ba)> ◆紹介曲「 モブなりのカンフー 」 作詞:朝日 作曲:朝日  ◆2nd EP『モブなりのカンフー』 2025年3月26日配信  

    2025/04/09

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