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  • クジラ夜の街
    ファンタジーについて
    ファンタジーについて

    クジラ夜の街

    ファンタジーについて

     2025年7月23日に“クジラ夜の街”が2025年第二弾となる配信シングル「REAL FANTASY」をリリースしました。7月3日に渋谷WWW Xで開催した自主企画「QUJILA 8th ANNIVERSARY "リアル×ファンタジー"」に向けて書き下ろしたロックチューン。アレンジャー兼サウンドプロデューサーに、Teleのアレンジ・キーボード演奏をはじめ、BRADIOのアレンジ等にも参加している奥野大樹氏を起用した1曲となっております。    さて、今日のうたではそんな“クジラ夜の街”の宮崎一晴による歌詞エッセイをお届け。かつては、あえて自分たちを形容しないようにしていた彼が、“ファンタジーを創るバンド”という軸にたどり着いた理由とは。そして自身にとってのファンタジーとは…。ぜひ新曲「 REAL FANTASY 」と併せて、エッセイを受け取ってください。 5年くらい前に あるオーディション(街のテーマソングを募集するコンペ企画)があって、クジラ夜の街は一次審査を通過して、偉い人と面接することになったんですけど 「君たちってどういうバンドなんですか?」 って訊かれた時、ほんと、何も思いつかなかったんですね。   「歌詞が売りで…」とか 「演奏の巧妙さが…」とか 「ジャンルレスな音楽性で…」とか 当たり障りのない紹介文を、呪文のように、ダラダラダラダラ喋りまくって 「…まあ、的な感じっすね笑」 『なるほど笑』 みたいなやり取りをした時の、大人の顔に絶望して、そのあとの会話はあんま覚えてないです。   かなり自分にがっかりしました。 当時19歳で、バンド始めて3年が過ぎた頃だったんですけど。3年もやって自己紹介すらまともにできないって、なんだよそれってなっちゃって。   たぶんあの頃は、自分たちを形容することからずっと逃げていたんです。型にハマったらバンドは死ぬって思っちゃってて。当てずっぽうに色んな曲を書いてたと思います。   自分たちのやりたい事は言葉で説明するもんじゃない、音楽で伝えるんだ! みたいなのって聞こえはいいですけど、結局それって逃げでしかなくて。自分が何者で、何をしたいのかわからなければ、音楽に芯は生まれない。   あの頃のクジラ夜の街は、完全に迷子だったわけです。それもタチの悪いことに、迷っている自覚のない迷子です。   オーディションには普通に落ちました。   そのあと。 やっと俺たちは 「どういうバンドなんですか?」という問いに 1秒で切り返せるようにしたいと思い。やがて今の “ファンタジーを創るバンド”にたどり着きました。   ちっちゃい頃から、RPG(FFとかテイルズ)やジブリ、ディズニー作品に多く触れてきて、そういう御伽噺的世界観が俺は大好きだったので。そこで得た体験を、ロックバンドという器に落とし込めたら、ユニークでかっこいいんじゃないかな、と思って。   で、毎ライブ絶対に 「ファンタジーを創るバンド、クジラ夜の街です」と自己紹介するようにしていきました。するとライブの反応が圧倒的によくなって、よりたくさんのお客さんが見にきてくれるようになりました。   どういうふうにライブをするべきかの指針が明確に定まって、表現にブレが無くなったのがきっと良かったのだと思います。   なにより楽曲作りがすごく楽しくなりました。 型にハマるのを恐れていた自分でしたが 一度型を作ることで、その型から少しはみ出たり、壊したり。遊び方次第でむしろ曲作りの幅が広がっていったといいますか。やはり一個自分のスタイルを決めるのって大事なんだなと実感したわけです。   さまようばかりだった自分に、道を提示してくれたのが「ファンタジー」です。俺はこの興味深いテーマと、これからも真摯に向き合っていきたいと思っています。   よく、ファンタジーは現実逃避だと、言う人がいますが、自分はそうとも限らないと考えています。 子どもから大人まで、多くの人が幻想を追い求める理由は、辛い現実を忘れたいからではなく、むしろ、現実を生き抜くためのヒントをそこに見出したいからだと思います。 迷子だったクジラ夜の街が、進路を切り拓けたように。   ファンタジーは逃避ではなく どこまでも冒険で どこまでも挑戦な 我々が前へ進んでいく為の灯りです。   ミッキーも パズーも ネスも ティーダも 停滞しない。 物語の先を見つめています。 なのに僕らが、尻尾巻いて逃げるわけにはいかんわけです…。   さて次はどんな世界の曲を書こうかなーと、その前に 「REAL FANTASY」では一旦、自分のファンタジー観を共有するような歌詞を書きました。いわばクジラ夜の街の中間レポートのようなものです。これを皮切りに自分たちの音楽はもっと深い幻想へ進んでいきます。   <クジラ夜の街・宮崎一晴> ◆紹介曲「 REAL FANTASY 」 配信リンク: https://qujilayolu.lnk.to/realfantasy 作詞:宮崎一晴 作曲:宮崎一晴 

    2025/07/25

  • BRADIO
    あったかい涙
    あったかい涙

    BRADIO

    あったかい涙

     2025年7月16日に“BRADIO”がメジャー5thアルバム『FUNK FIRE』をリリースしました。今作には全10曲が収録。メジャー通算5枚目のオリジナル・アルバムとなり、初回限定盤と通常盤の2形態で発売されます。初回限定盤には、2025年1月22日にLINE CUBE SHIBUYAにて行われた"BRADIO 15th Anniversary 「FUNKY SET」"のライヴ映像が収録!    さて、今日のうたではそんな“BRADIO”の真行寺貴秋による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第2弾は収録曲「 あったかい涙 」にまつわるお話です。8分の6拍子のバラードにトライしたこの歌。制作途中にぶつかった、歌詞面でのとある問題とは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 今回のアルバム『FUNK FIRE』は、「リズム」についての話題がよくあがった制作だったんじゃないかと思う。“踊れる=四つ打ち”は無意識にレパートリーには多くなりがちで、過去にも色々なビートをチャレンジしてはリリースしてきたけど、今回は特にリズムにスポットを当ててアルバム制作に取り掛かったと思う。   その流れもあり、8分の6拍子のバラードを作ろうというのがひとつあった。そもそもこの話は2年前の『DANCEHALL MAGIC』というアルバムの頃からで、当時から挑戦してはことごとく失敗して期限に間に合わずに忘れ去られる、ってのを2年繰り返して3度目のこの機会に再度トライしてみることに。   元々はスイートでセクシャルなソウルナンバーにしようとテーマを「My Fantasy」にして仮タイトルもこれ。曲と歌詞のプロットを同時進行で制作スタート。ちなみに、Ozoneというモータウンでハウスバンドもやっていたグループの好きな曲名から。   とってもセクシャルなラブソングを書こうと決めて制作をスタートしたが、前述した通りトライ3年目の今年も相変わらず全く思い通りにいかず。最終の曲の形になるまでに同名異曲が数十曲出来上がった。途中にっちもさっちもいかず投げ出して諦めて4分の4拍子の曲とかもつくった。   ついに、これでいこうと決めた満足のいく1曲が出来上がり、それを詰めていく制作の中で、またしても問題が勃発。当初から作りたかった“スイートでセクシャルなソウルナンバー”という構想から音がどんどんかけ離れ始め、言葉と音に悪いギャップを感じるようになってきたワケです。   自分は作詞をするにあたって、サウンドに影響を受けやすいところがあります。サウンドに寄り添った歌詞、サウンドとは逆張りの方が生きる言葉とか。以前にもあった話で、歌詞が出来上がって後はバンド録りだけって段階で、プリプロとは違う音が鳴ったことによって、自分の中でその曲の持つ世界・性格が変わってしまって。良い意味で、「このままじゃ歌詞が負けている」と一部を書き直したこともあった。   この「My Fantasy」という曲は、サウンドのイメージを作れば作るほど意に反して、良い意味で素敵な雰囲気を持つようになっていった。自分の想像していた、作ろうとしていた愛し合う求め合うセクシャルでねっとりした音から離れて、もっと人間讃歌とか情景ものとかハートにグッとくる系がいいんじゃないかと思うようになった。   曲の持っている世界・性格が、セクシャルな言葉を当てると、伸び伸びできなさそうで曲が不良になってしまうんじゃないか。曲に対する親心とでもいうのか、そういったものが芽生え始めたので一旦、歌詞は当初の構想を壊して新たに作り直すことに決めた瞬間があった。   8分の6拍子のリズムからも歌詞への影響があったと思う。8分の6拍子って横に揺れやすいというか。子ども向けのアニメーションとかで、花が左右にツンチャンチャンって揺れるキュートで優しい感じ。   自分が見ていた景色は、フェスの大トリの終盤らへんに来るバラードで、疲れて寝ちゃった子どもを抱っこして肩を寄せ合う夫婦が、自然と左右に揺れて“これまでの私たち”を思い返しながら、言葉も交わさずにお互いが同じこと思ってるようなリズム。そういうリズムから見えるものもあって、さすがにそこにセクシャルは、家族団欒でテレビ観てたら濃厚なキスシーンが流れてなんかみんな気まずい、みたいな空気でちょっと…、と。   曲はできたが、構想・歌詞のプロットもろとも無くなった状態で、さてどうしようと決めかねていた時と同じくして、クインシー・ジョーンズの訃報を聞くことになった。彼の音楽に触れ言葉を思い返す時間があった。そんな中で一つ、彼の残した言葉がきっかけで歌詞を書き始めた。   「時間の大切さに気づいた 友達に今すぐ言おう 愛してる と 明日でも来週でもなく」   クインシー・ジョーンズがドキュメンタリーの中で言っていたこんな感じの言葉と、自分の中でこれまでになんだか見えていた景色や留めていた言葉、「人といる時に孤独は感じる」「あったかい涙」「優しさだけじゃ生きてはいけない世界で優しさだけで生きていくには」が繋がっていく感じが、この曲の歌詞世界を大きく前進させるきっかけになった。   ― 主人公が雑踏の中で、ヘッドホンをつける。周りの音が遮断されて自分の心の音だけが身体に響く。相変わらず目の前は雑踏だが無音。そこにDX7のイントロが鳴る。 主人公が目に映るものを通して想いを巡らせるストーリー。 転調後は同じ歌詞。同じ言葉でも違う景色。少し心がひらけた感じ。 そしてこの曲が終わったらヘッドホンを外してまた主人公も雑踏の中に消えていく。―     歌詞を書きながらMV作るならこんな感じ、みたいな感覚で見ていた一連の流れの景色。   おまけ 元々はスイートでセクシャルなソウルナンバーを書こうとしていたので、その名残でAメロの頭<悲しくもないのに>は<Good Bye My Fantasy>、サビの頭<優しいだけじゃ>には<You're My Fantasy>という仮歌詞がついていた。   やがて「My Fantasy」で走り出した楽曲は、<あったかい涙>に変わり、「My Fantasy」のテーマは後に全く別の曲にピッタリハマったので、それがアルバム『FUNK FIRE』の9曲目「My Fantasy」になるというややこしいことに。   <BRADIO・真行寺貴秋> ◆紹介曲「 あったかい涙 」 作詞:真行寺貴秋 作曲:BRADIO ◆メジャー5thアルバム『FUNK FIRE』 2025年7月16日発売   <収録曲> 1.未来サイダー 2.生存フラグのサタデーナイト 3.Ten 4.Say Cheese! 5.あったかい涙 6.On Fire 7.大人たちのPOPS 8.GABA 9.My Fantasy 10.バッカナーレ

    2025/07/24

  • BiTE A SHOCK
    青春が、またはじまった(HANANO)
    青春が、またはじまった(HANANO)

    BiTE A SHOCK

    青春が、またはじまった(HANANO)

     2025年7月16日に“BiTE A SHOCK”が新曲「Ready Steady Blue」をリリースしました。青春のきらめきと、今という瞬間に飛び込む若者たちの心情を“青(ブルー)”で描いた、エネルギッシュなポップロックナンバー。恋とも友情ともつかない曖昧な関係、飛び込みたくてもためらってしまう気持ちを、勢いのあるサウンドで一歩を後押しする楽曲。    さて、今日のうたではそんな“BiTE A SHOCK”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第2弾はHANANOが執筆。新曲「 Ready Steady Blue 」を聴きながら思ったのは、何度でも訪れる青春のこと。青春とは何なのか。改めて考えてみたときの気づきとは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 青春が、またはじまった   アーティストになって三年目。 自分たちの新曲を聴きながら、ふとそんなことを思った。 「はじまっていた」が、正しいのかもしれない。   その日は、ライブのリハーサルだった。 歌は思うように歌えず、頭で考えすぎて、不安ばかりが募っていった。 ふと、学生時代の習い事を思い出した。   新体操のクラブチームに所属していた。 うまくいかない練習。 レベルが上がっていくライバルたち。 補欠にされて、悔しくて泣いた帰り道。 でも今思えば、あの日々も、なんだかんだ青春だった。   気づいた。   学生の頃が「青春」だと思っていたけれど、 あの頃と今って、意外と変わらないのかもしれない。 必死に向き合って、失敗して、落ち込んで、それでも前を向く。 そんな瞬間がある限り、青春はまだ終わっていないんだ。   なにもかも覆したくて汗だくになったスタジオも、 自分にしかわからないような失敗で泣きじゃくったライブも、 当たり前のように仲間と集まって笑い合った日々も。 ぜんぶ、ちゃんと青春だった。   年齢とか、良い思い出じゃないとか、そんなの関係ない。 心が本気でぶつかった瞬間、 人生は、何度でも青春になる。   そして青春は、たしかにここにある。 今も、これからも。   <BiTE A SHOCK・HANANO> ◆紹介曲「 Ready Steady Blue 」 作詞:深川琴美(Relic Lyric, inc.) 作曲:Ryuji Yokoi・高瀬愛虹(Relic Lyric, inc.)   ◆新曲「Ready Steady Blue」 2025年7月16日発売  

    2025/07/23

  • AYANE
    “ひとりじゃないんだ”って思える時間
    “ひとりじゃないんだ”って思える時間

    AYANE

    “ひとりじゃないんだ”って思える時間

     2025年6月18日に“AYANE”がNew EP『Valley Girl』をリリースしました。全6曲を通して描かれるのは、等身大の感情、恋と夢、そして自分自身との対話。力強くも繊細なメロディが響くこの一枚は、まさに“今”を生きるすべての人へのメッセージ。ジャンルを超え、心に響く言葉と音で魅せる『Valley Girl』は今をときめくAYANEのリアルが詰まった作品となっております。    さて、今日のうたではそんな“AYANE”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。最終回は“ライブ”にまつわるお話です。自身がどんな思いでステージに立っているのか、ライブとはどんな存在のものなのか…。ぜひ今作と併せて、エッセイをお楽しみください。 先週に引き続きAYANEです。   先日New EP『Valley Girl』をリリースしまして、それに伴い8月は大阪、東京でワンマンライブも決定しているのですが、今回は“ライブ”についてお話しようと思います。   皆さんは好きなアーティストのライブに行ったことはありますか? 最近はサブスクで音楽を聴いたり、SNSでライブ映像もよく目にするのではないでしょうか。   私は上手くいかなくて落ち込んだ時、好きなアーティストのライブに行ってパワーをもらってまた立ち上がることも多く、ライブって誰かの人生のきっかけを作れるくらいすごいものだなと感じています。   だからこそ私自身も、ライブをイメージして曲制作をすることもあるし、完成した曲はライブで歌って音源とはまた違った意味で、曲のメッセージをダイレクトに届けられると実感しています。   「最近恋人と別れて何もやる気起きなくて、、」 「進路をどこに進めばいいのか」 「自分が本当にやりたいことが何か分からない」 などなど、、色んなことに頭を抱え、その度に孤独を感じたり。 みんなそれぞれにトラブルがあると思います。   AYANEは実体験だったり、ファンの方からいただくDMだったり、リアルな体験、特に日常や恋愛の身近なモヤモヤや不安にフォーカスを当てて曲を作ることが多いです。 だからこそ、AYANEのライブに来てくれる方達の気持ちに寄り添えたり、共感して少しでも辛い気持ちが楽になったらいいと思うし、また頑張ろうねって背中をちょっとでも押せたらという気持ちで歌っています。   1人で家で曲を聴く時間も素敵ですが、“ひとりじゃないんだ”って思える時間に私も救われてきたので、来てくれた人みんなの人生を少しでもGoodな方向に後押しできたらと思っています。   パワーのあるライブはアーティストだけで作れるものでは無くて、ワクワクしたり、一緒に泣いたり、そこにいるお客さん一人一人の熱い思いがあってこそ成り立つものだと思います。   8月に行う私のワンマンライブ『Valley Girl』は今そんなモヤモヤを抱えている人にこそ足を運んでほしいライブです。   みんなのそれぞれの思いを持って、日々のモヤモヤや葛藤を吹き飛ばして全力で楽しみましょう! それではAYANEの音楽を聴いて、またどこかのライブでお会いできる日を心からお待ちしています!   <AYANE> ◆New EP『Valley Girl』 2025年6月18日発売   <収録曲> 1.Now or Never 2.MY LIFE 3.Promise 4.Summer Love 5.キミのせい 6.ラストシーン(ONEMAN LIVE 2025” my luv” )[LIVE]

    2025/07/22

  • Karin.
    孤独の先には
    孤独の先には

    Karin.

    孤独の先には

     2025年6月18日に“Karin.”がSingle「言わなきゃ良かった」をリリースしました。今作は、独立後2作目となるバンドサウンド。6月8日で音楽を始めてから7年、1stアルバム『アイデンティティクライシス』でデビューをしてから6年。そして6月27日に開催される独立後初となるワンマンライブ『my identity』を記念した作品となっております。    さて、今日のうたではそんな“Karin.”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「 言わなきゃ良かった 」にまつわるお話です。今までひとりで戦ってきた孤独。しかし音楽活動のなかで、他者の存在や優しさに触れ、気づいたことは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。     誰も信じなければ誰からも裏切られないのに。 そんなことを言ったって、誰も信じずに生きるのは難しい。極めて不可能だ。 家族だから信じる、大切な人だから信じる、好きだから信じる。 理由や形は様々ななかで 私は誰に聴いてほしくて 誰に何を言えば、何を歌えば この孤独から抜け出せるんだろう。   音楽を始めて7年が経った。 数字だけ見ると、「自分は7年も一つのことと向き合い続けてこられたのか」と感慨深くなる。   7年前というと当時、高校2年生。 とにかく自分のことが心底嫌いで受け入れられず、 学校の教室に閉じ込められている毎日を苦痛に感じていた。   教室にいると、「ここが世界(すべて)なんだ」と思ってしまい、 毎日嫌われないように 普通の枠からはみ出さないように生活を送っていた。   そんな時に始めた音楽活動は私にとって光のようなもので スポットライトが自分を照らす度に 何も持っていない私を優しく包み込んでくれるように思えた。   あれから7年。 私は今でも毎日音楽と向き合い続けている。   音楽によって手に入れたものもあれば、奪われたものもあった。 自分の居場所を確立するために必死に曲作りをしていた高校時代とは違い、 今は孤独の先にある他者の存在や優しさ、生活の中で生まれる音楽も作れるようになった。   音楽を始めなければこんなに傷つくこともなかったと思う反面、 音楽をやっていなかったらきっと今頃 自分はこの世界に存在していなかっただろうとも思う。 自分の言葉で、足で立って、始めた音楽は 様々な形に変化し、メジャーデビューをしたり、そこから独立したり Karin.というプロジェクトはたくさんの人に携わってもらった。   昔は人間不信で 自分が相手を睨みつけようが泣き喚こうが 周りから見たら、ただの景色として映ってるんだと思い、 勝手に期待して、勝手に傷ついていた。 誰かに自分を肯定してもらう度に 「私の何を知った気でいるつもり?」 と心の牙を向けることだって多々あった。   でも今は違う。 私が今にも孤独に押し潰されそうになって作った曲を 音源にすることができて 世に送り出すことができて 聴いてくれる人がいる。   きっとこれは誰かを信じなければ何一つ叶わないことだし 「孤独の先には人がいるということを私は信じて待っている」 そういうふうに思えた。   本当の私は孤独ではなかったのかもしれない。   たくさんの人に支えられ いろんな景色を見ることができた。 今回リリースした楽曲「言わなきゃ良かった」は 出会いや別れ、ときめきや悲しみ、 社会に広がる小さな世界を描きました。   人を好きになるって楽しいことばかりじゃない。 大切な人の代わりなんていないと思うように 自分の代わりもいないということ。 夜空に瞬く数多くの星のように人々の悩みは尽きないけれど 「出会えて良かった」 そんなふうに思える人が今後の人生にもたくさん現れますように。   <Karin.> ◆紹介曲「 言わなきゃ良かった 」 作詞:Karin. 作曲:Karin.

    2025/07/21

  • BRADIO
    未来サイダー
    未来サイダー

    BRADIO

    未来サイダー

     2025年7月16日に“BRADIO”がメジャー5thアルバム『FUNK FIRE』をリリースしました。今作には全10曲が収録。メジャー通算5枚目のオリジナル・アルバムとなり、初回限定盤と通常盤の2形態で発売されます。初回限定盤には、2025年1月22日にLINE CUBE SHIBUYAにて行われた"BRADIO 15th Anniversary 「FUNKY SET」"のライヴ映像が収録!    さて、今日のうたではそんな“BRADIO”の真行寺貴秋による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第1弾は収録曲「 未来サイダー 」にまつわるお話です。アニメ『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う 2nd Season』OPテーマとして書き下ろしたこの歌。作品に寄り添いながらも、BRADIO節全開な歌詞のこだわりについてとことん綴っていただきました。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 アニメ『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う 2nd Season』の書き下ろし楽曲。最初のデモ出しではワンコーラスを6曲作り、その中でも自分は一番「俺自販機」のイメージにぴったりなオケだなと感じた楽曲へ、その雰囲気に身を任せる感じでメロディと歌詞をつけた。   時と場合にもよりますが、こういったタイアップものの場合、いくつかマイルールがあり、そのひとつに“作品への寄り添い”がある。歌詞にアニメのワードを盛り込んだり、におわせたり。アニメのオープニングを想像しながら、アニメファンの方々に向けて書くのはもちろんだけど、まずはBRADIOを選んでくれたアニメ制作チームへのサプライズという気持ちでもメロディや歌詞を制作したい。   コチラとしては、「意気込んでやってやるぜ」ってスタンスだけど、制作チームの方々から、「BRADIO節でいつも通りお願いします」って言っていただけるパターンが多くなった気がする。ありがたいし、だからこそ、さらにその期待を越えなきゃならない、という思いを持ちたいと思っている。   今回は一期も担当させていただいたアニメという事もあって、ストーリーやキャラクターの雰囲気も前回より把握していたし、せっかくだから今回は思いっきり寄せてみようと思って<あたりがでたらもういっぽん>という、アニメで主人公がよく言うセリフをそのまま使わせていただいた。基本的に自分はメロディー先行で、歌詞は後からのせるスタイルだけど、この部分だけは歌詞先行になった。   こういうアニメにまつわるワードを入れてもBRADIOの楽曲としての世界観が壊れないのは、バンドの良さでもあると思っているし、BRADIOってバンドにはアニメとの親和性の良さを感じる部分もある。さらに、<あたりがでたらもういっぽん>という気張りすぎない前向きで未来がワクワクするようなフレーズが、サビとそれまでのAメロBメロを繋ぐ橋渡しになった。聴く人や歌詞を読む人の想像に委ねた、ストーリーを決めすぎない余白になって良かったなと思う。   過去に「Frisbee」という楽曲で“音楽のある生活って炭酸の泡みたいにシュワッて、暮らしに色がついていいね”みたいな歌詞を書いたことがある。その時、いつかサイダーをテーマにした曲を書いてみたいと思っていた。アニメと楽曲との関係性も良かったのでこのタイミングで眠らせていたテーマを使うことにした。   特に決め手となったのはサビの<シュワッ>の部分。ここは元々違うメロディーを考えていたりもしていて、最終まで色々試したけど、なんか突き抜ける感じが欲しいなと。試しに、1小節間のロングトーンに変更して<シュ>で1回しゃがんで<ワッ>で飛び上がるような、母音の「う」と「あ」でジャンプの動作をイメージしながら炭酸が弾ける爽快感を表現できるんじゃないか、ってとこに行き着いた。   サビのメロディーがここぞって盛り上がる部分で、伝えたい言葉はオノマトペというのがいい感じに外せていて、癖になる感じだし、大きく手を広げたくなるミュージカルっぽい雰囲気もすごく気に入っていて。ここの部分が決まってからの「未来サイダー」の歌詞世界は一気に広がりをみせた。   アニメサイズでの歌詞世界は、アニメーションと一緒になってポップに転がるような言葉を意識したし、今回の場合は前向きに、明るい印象になれるように意識をした。   オープニングだから開幕感たっぷりにそれこそシュワッと弾ける言葉を。そしてその対比という意味もあったし、アニメファンへ向けたサプライズという意味で、2番の歌詞は少し湿っぽくした。というのも、これはタイアップの時に自分がそれなりにやっている手法。アニメサイズ(ショートバージョン)を聴いたファンの方が、フルサイズを聴いてくれた時に、アニメサイズの曲と受ける印象が変わったらいいな、二度美味しいんじゃないかっていう、自分なりのサプライズ。   1番で、ある程度はしゃいで、アニメサイズでは流れない2番でイメージしたのは“炭酸の抜けたサイダー”とでもいいましょうか。“明るい未来のためには、涙なしでは語れない物語だってあるんだよ”っていう簡単なテーマを添えて。だけど1番と解離してダークになりすぎず。サイダーの弾ける感じと炭酸の抜けた元気のない感じの二面性と、人間でいう浮き沈みをリンクさせながら、少し湿っぽい感じをイメージして歌詞を書いた。そんな中でうまれた<頬をつたってサイダー>はお気に入りのフレーズ。   そして、サイダーが目に染みた2番を通過してからのラスサビ前は、やっぱりシュワッと爽快にいきたいぜ、もう抑えきれないぜBRADIO節全開パーティーセクション。   <シャカシャカシャカボン>は、これコーラメントスよろしく、野球のビールかけみたいなのをイメージしながら、それが楽しさの味「楽し味(み)」っていうのをうまい(美味い)こと入れられないかなと。そういうくだらないことばかり考えて、メロディはもう決まっていたから無理くり言葉をはめ込んだりしたんだけど、歌唱してみたりして、なんか分かりづらいしまったく面白くないなってなったので「醍醐味」に変えた。   それでは最後にとびきりの駄洒落を。 「まだまだ まぶしい明日にあえソーダ」。   <BRADIO・真行寺貴秋> ◆紹介曲「 未来サイダー 」 作詞:真行寺貴秋 作曲:BRADIO ◆メジャー5thアルバム『FUNK FIRE』 2025年7月16日発売   <収録曲> 1.未来サイダー 2.生存フラグのサタデーナイト 3.Ten 4.Say Cheese! 5.あったかい涙 6.On Fire 7.大人たちのPOPS 8.GABA 9.My Fantasy 10.バッカナーレ

    2025/07/18

  • yuzen
    巡愛
    巡愛

    yuzen

    巡愛

     2025年7月16日に“yuzen”が新曲「微熱」をデジタルリリースしました。同曲は、デモをSNSで投稿したところ話題に。切なくも爽やかなバンドサウンドに熱を感じる言葉が添えられており、耳なじみがいいサウンドがなぜか懐かしさを感じさせる楽曲に仕上がっております。    さて、今日のうたではそんな“yuzen”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「 微熱 」にまつわるお話です。<あなた>の好きなところ。生活のなかに在る<あなた>の存在、愛の形…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 今世じゃ足りないくらいの大恋愛は形を残さず、ゆっくりと空に上がって消える。 それはまるで冷めない夏の花火みたいに。愛おしく美しい。   「愛してる」という言葉は最初で最後、きっとこの人に使うのだろうと思った。   あなたが使う言葉が好きだった。 緩く結んだ紐みたいに優しく、すぐに解ける。 落ち着いた口調ですぐに調子を狂わされる。 眠そうな声につられて今日も眠りに落ちるのだろう。   東京は今日も忙しなく、行き交う人混みを“歩く”というよりは“流されて”いる。 あなたの体温みたいなものからはかけ離れているような冷たさに今日も心を震わせている。   「今日もがんばれ!」   ムキムキの腕の絵文字と一緒に送られてくるこの言葉で午後を乗り切り、   「おつかれさま」   湯気が立っているお茶の絵文字と一緒に送られてくるこの言葉で1日の疲れは吹き飛んだ。   明日は休みだから久しぶりに出かけよう、と僕。 明日は休みだから、とフライパンみたいな形のポップコーン生成キットを使い、ポコポコと音を立てるのはあなた。 家でもポップコーンを食べながらだとそこはもう映画館らしい。 小学4年生みたいな考えだがそういうところも好きだった。 きっと明日も午後まで寝ているのだろう。 何年経っても僕はあなたの目に、手に、恋をする。 頭ではなく、心で恋をする。   休日、親子のキャッチボール。 大きい背中が肩を濡らす相合傘。 夕飯、テーブルを囲む笑顔。 有線のイヤホン、二人で聴くモノラルの音楽。 集合時間より早く到着。あなたを“待たせたくない”。   そのどれもが“形ある愛”   目に見える必要なんかないじゃないか。 愛を与えるあなた自身が“愛”じゃないか。   <yuzen> ◆紹介曲「 微熱 」 作詞:yuzen 作曲:yuzen

    2025/07/17

  • BLUE ENCOUNT
    差し伸べられる手(ぬくもり)
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    BLUE ENCOUNT

    差し伸べられる手(ぬくもり)

     2025年7月16日に“BLUE ENCOUNT”がニューシングル『BLADE』をリリースしました。タイトル曲「BLADE」は、“YAIBA”完結から約30年の時を経てTVアニメ化された『真・侍伝 YAIBA』のオープニング・テーマとなっており、アニメの世界観をBLUE ENCOUNTなりに表現した疾走感溢れるロック・ナンバーです。    さて、今日のうたではそんな“BLUE ENCOUNT”の田邊駿一による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「 BLADE 」にまつわるお話です。怖さを知らないからできたこと。怖さを知ってできなくなったこと。その先にある気づきとは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 「赤ちゃんって泳げるらしいぜ!」 中学時代のことだった 同じクラスの友達が自分のカバンから取り出したNIRVANAの『NEVERMIND』を自慢げに掲げながらそう言った。 その言葉になぜか興味をひかれた私は居ても立ってもいられず、放課後の図書館で人体の構造や可能性について書かれた書籍を何冊も読んだ。   ~生後間もない赤ちゃんは水に顔をつけると 自然に息を止め、手足を動かして前に進もうとする反射を持っている~ とある書籍にこういった旨の事柄が記されていた。   なるほど、アイツが言っていたのはこのことか。     時を経た今、思うことがある。     もしかしたら、 人間は恐怖という概念を持ち合わせず生まれてくるのではないか。と。   知らないからこそ、件の反射行為を無邪気にできたのかもしれない。   そういう意味では自分もそうだったな。   幼き頃、水遊びが大好きで浴槽で毎日素潜りごっこしていた自分 幼き頃、虫が大好きで四六時中採集に明け暮れていた自分 幼き頃、人が大好きで誰彼かまわず「友達になろーよ!」と学校中を駆け回っていた自分   脅威など何もない。 無知だからこそ無敵。なんでもできた。 その幸せだけで十分だったのに 恐怖とやらは突然出会いを強要してくる   あの日、浴槽の湯で溺れかけた瞬間から水が怖くなった あの日、蜂に顔を刺された瞬間から虫が怖くなった あの日、クラスメイトたちから無視された瞬間から人が怖くなった     無邪気に生きるほどに 恐怖という絶望は心を締め付け 何度も私たちを濁流へ放り投げてくる     しかし 時を経た今、思うことがある。     抗えぬ恐怖に出会えど その隣には差し伸べられる手(ぬくもり)もある。と。     浴槽で泣きじゃくる私をずっと抱きしめてくれた母 蜂刺されの傷を消毒しながら「大丈夫、お前は強い」って言ってくれた父 「他のヤツが無視しても俺はお前の味方だから!」と言いながら赤ちゃんが泳ぐジャケのCDを貸してくれたアイツ   悲しみを覆ってくれた優しさに何度助けられただろうか     大人になっても変わらない。 まだまだ数多の恐怖に出会い、 濁流に私たちは何度も放たれる。   あの頃はその水中でずっと溺れていたけど、 今はちゃんと息を止めて、手足をしっかり動かして前に進もうとしている自分がいる。   もう反射的にやっている行為ではない。   あの日大切な人たちが差し伸べてくれた手(ぬくもり)が、私に泳ぎ方を教えてくれたんだ。   <BLUE ENCOUNT・田邊駿一> ◆紹介曲「 BLADE 」 作詞:田邊駿一 作曲:田邊駿一 ◆ニューシングル『BLADE』 2025年7月16日発売

    2025/07/16

  • AYANE
    好きぴと一緒に聞くだけで一気に進展できるような夏ソングを。
    好きぴと一緒に聞くだけで一気に進展できるような夏ソングを。

    AYANE

    好きぴと一緒に聞くだけで一気に進展できるような夏ソングを。

     2025年6月18日に“AYANE”がNew EP『Valley Girl』をリリースしました。全6曲を通して描かれるのは、等身大の感情、恋と夢、そして自分自身との対話。力強くも繊細なメロディが響くこの一枚は、まさに“今”を生きるすべての人へのメッセージ。ジャンルを超え、心に響く言葉と音で魅せる『Valley Girl』は今をときめくAYANEのリアルが詰まった作品となっております。    さて、今日のうたでは“AYANE”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第2弾は今作の収録曲「 Summer Love 」にまつわるお話です。今、恋をしているけれど、一歩を踏み出せずにいる。この恋を進展させたい。そんなあなたへ…! ぜひ、歌詞と併せてエッセイをお楽しみください。 先週に引き続きAYANEです。皆さん前回の歌詞エッセイは見ていただけましたか?   今回はNew EP『Valley Girl』の中から「Summer Love」の楽曲紹介と、恋愛のお話もたくさんしてみたいと思います。   AYANEの楽曲は、恋愛ソングが8割を占めているんじゃないかってくらいたくさん恋愛ソングを書いてきたけれど、シンガーソングライターだからとか関係なくほんとに昔から恋バナを聞くのが大好きです。   学生時代からよく友達の恋愛相談に乗ったり、LINEの返信を一緒に考えたり、カップルの喧嘩を仲裁したり。それくらい恋愛の話が大好きなので、今もその延長線で、少しでもみんなの恋愛サポートになればと思って曲を書くことが多いです。   今回リリースした新曲「Summer Love」は、タイトル通り夏のラブソング。友達以上恋人未満の関係でソワソワしてる子だったり、まだ付き合わないの?って聞く勇気がない子でも、この曲を好きぴと一緒に聞くだけで一気に進展できるような夏ソングを作りたいと思ってできた曲です!   海に行くとかドライブするとか当たり前に楽しいけど、横に好きな人がいてくれたらそれだけでもっともっと何倍も幸せだよね。 日常を彩ってくれる、大好きと思える人と巡り会えたこと自体奇跡だから、もし今アタックしようか迷ってるなら行動してみちゃお!   どんなに心で想っててもやっぱり伝えなきゃね。素直になれば相手も案外素直になってくれて、心を開いてくれるって思うし。TikTokでラブラブカップルをみて、いいなぁーって憧れたり、自分と比べて嫉妬したり。そういう気持ちが痛いくらい分かるからこそ、一歩を踏み出せずに後悔してほしくないなと思います。   ちなみにAYANEは、気にぴができたら速攻アッタクする派! ソワソワするのがほんとに嫌だから、「私のことどう思ってるの?」ってすぐ直接聞いちゃう。 言わなきゃ分かんないことが沢山あるから1人で悩むより本人に言う!   アタックしてダメだったら、それはそれで絶対将来幸せになるためのきっかけだと思う。もし失恋しちゃったら、その時はAYANEの失恋ソングを聴いて一緒に大泣きしようね。   最近、告白して付き合ったよ!とか、失恋して今この曲めっちゃ沁みる!とか、みんなが言ってくれるのがとっても嬉しいです。 ライブ会場は、そんな恋愛や日常の悩みとか嬉しいことを共感して寄り添える場所にしたいと思っています。 AYANEのライブにいつでも会いにきてね、待ってます。   みんなが幸せな恋愛をできますよーに♡ 「Summer Love」 好きぴと聞いてね、一瞬で意識させちゃうよ♡   <AYANE> ◆紹介曲「 Summer Love 」 作詞:AYANE・Haruhito Nishi 作曲:AYANE・Haruhito Nishi   ◆New EP『Valley Girl』 2025年6月18日発売   <収録曲> 1.Now or Never 2.MY LIFE 3.Promise 4.Summer Love 5.キミのせい 6.ラストシーン(ONEMAN LIVE 2025” my luv” )[LIVE]

    2025/07/15

  • BiTE A SHOCK
    青春って何色?(MAHiTO)
    青春って何色?(MAHiTO)

    BiTE A SHOCK

    青春って何色?(MAHiTO)

     2025年7月16日に“BiTE A SHOCK”が新曲「Ready Steady Blue」をリリース! 青春のきらめきと、今という瞬間に飛び込む若者たちの心情を“青(ブルー)”で描いた、エネルギッシュなポップロックナンバー。恋とも友情ともつかない曖昧な関係、飛び込みたくてもためらってしまう気持ちを、勢いのあるサウンドで一歩を後押しする楽曲となっております。    さて、今日のうたではそんな“BiTE A SHOCK”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第1弾はMAHiTOが執筆。自身の青春の色を思い浮かべてみたとき、浮かんだのは“真っ黒”。その理由とは。そして新曲「 Ready Steady Blue 」の歌詞で気づいたこととは…。 新曲「Ready Steady Blue」は“青春のきらめき”と“今という瞬間”を描いた楽曲。   まだタイトルも歌詞も決まっていない頃、メロディーだけを聴いて、僕が思う青春の歌詞を書いてみた。    青春って何色? 無限の未来(あす)描く彩り。  果てない期待を、遥か彼方まで。  まばゆい彩り、未知な光に想い乗せて。  今だけの日々、君だけの色ともに描こうか。   青春って何色だろうと思い浮かべた時、僕の青春は真っ黒だった。 小中高まで野球をやっていて、晴れの日も雨の日も毎日泥まみれ。  日焼け止めなんて塗ったこともなく、顔も真っ黒だった。  野球まみれ泥まみれの「黒」。 あの頃の僕の頭の中には野球しかなかった。    未来が分からないからこそ、不安もあるけれど期待や希望も光輝くと思う。  そんな戻らない日々を青春を大切に描いていこう という想いを込めて書いた。   そして、新曲「Ready Steady Blue」の歌詞を初めて見た時、 歌詞に<弾けて!青色>、<飛び込め!青色>と綴られていて  僕の青春の色とは違う色が書かれていた。   これまで僕の青春に“青色”なんて爽やかな色は入って無いと思っていた。  しかし、思い返すと僕の野球まみれ泥まみれの青春にもしっかりと“青色”は入って いたのだ。   グラウンドの青空、悔しさや嬉しさで流した涙、  チームメイトと声を枯らすまではしゃいだ青い記憶。    そして青春を振り返ると沢山の色を思い出した。  眩しいほどの太陽、毎日追いかけた白球、母が毎日作ってくれた揚げ物まみれの弁当など。    そう。青春を彩る色は無限にある。  青春に年齢は関係ない。  誰だって今日という1日は戻らない。    だからこそ何歳になっても希望や期待を持って未知なものに足を踏み入れたり、挑戦したりする。  青春は無限大だ。   <BiTE A SHOCK・MAHiTO> ◆紹介曲「 Ready Steady Blue 」 作詞:深川琴美(Relic Lyric, inc.) 作曲:Ryuji Yokoi・高瀬愛虹(Relic Lyric, inc.) ◆新曲「Ready Steady Blue」 2025年7月16日発売  

    2025/07/14

  • Hana Hope
    私の思う光
    私の思う光

    Hana Hope

    私の思う光

     2025年7月6日に“Hana Hope”がデジタルシングル「サファイア」をリリースしました。タイトル曲は、7月クールTVアニメ『瑠璃の宝石』EDテーマ。かねてから本人も発信してきた海外の音楽シーンでも注目を浴びているフォルク・ポップへのアプローチとなっております。    さて、今日のうたではそんな“Hana Hope”による歌詞エッセイを2ヶ月連続でお届け。第1弾は新曲「 サファイア 」にまつわるお話です。TVアニメ『瑠璃の宝石』で鉱物採集をする主人公・瑠璃と、歌を届けていく自身の共通点とは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 新曲「サファイア」は、TVアニメ『瑠璃の宝石』のエンディングテーマにも決定している楽曲です。キラキラしたものが大好きな女子高生・谷川瑠璃が、偶然出会った鉱物学を専攻する大学院生・荒砥凪と一緒に鉱物採集をする物語で、自然に圧倒されながらも、それまで知らなかった世界にどんどん惹かれていく様子が描かれています。   この世界はまだまだ分からない事がたくさん。 そんな世界に対して、不安と好奇心の両方を抱える主人公の瑠璃にシンパシーを感じました。   まるで心の奥からの熱い思いに導かれるように、進みたい道はもう見えている。 でもその道には“闇”がかかっていて、その一歩を踏み出すには勇気がいる。 歌っていても、鉱物採集をしていても、大切なのは<仲間>。 仲間がいるからこそ、その“闇”は恐れるものではないと知る事ができる。 その“闇”は、ただの好奇心という光にはまだ照らされていない場所。 こうして新たな視点を得る事で私たちの世界は開いていきました。   何かに夢中になっている時の、あの輝く眼差しは、誰とも比べ物にならない、唯一無二のもの。 色々な宝石・鉱物があるけれど、それぞれ美しくて、自分らしくて、個性的。 そして、私たちひとりひとりもまた同じようにそれぞれの美しい個性なのです。 だからこそ、自分の中の光を思いっきり放っていい。   新曲「サファイア」は私の思う光で作りました。 素敵な作品『瑠璃の宝石』と共にみんなの光の一部にもなれたら嬉しいです。   <Hana Hope> ◆紹介曲「 サファイア 」 作詞:矢野水音 作曲:宅見将典 ◆デジタルシングル「サファイア」 2025年7月6日発売

    2025/07/11

  • ずんだもん
    世界を遊びつくすのだ。
    世界を遊びつくすのだ。

    ずんだもん

    世界を遊びつくすのだ。

     2025年6月25日に“ずんだもん”がメジャーデビューEP『DANCE THROUGH THE WORLD』をリリースしました。東北を代表するキャラクター・ずんだもんがビクターエンタテインメントからメジャーデビュー! ずんだもんに関わるすべてのひとがハッピーになるために、また多様なクリエイターと共に世界へ挑戦していくために、始動したプロジェクトとなっております。    さて、今日のうたではそんな“ずんだもん”の作詞を手がけている“Yasutaro Sudo”による歌詞エッセイをお届け。今作のテーマとは。そして「ずんだもん世界化計画」の目指すところとは…! ぜひ今作と併せて、エッセイを受け取ってください。 「遊び」こそが、今回のテーマである。 YESでもNOでもない「余白」としての遊び。 外国語も含めた“日常語”としての言葉遊び。 ずんだもんを取り巻く世界の今を「遊び」という視点でパッケージしたのが 本作『DANCE THROUGH THE WORLD』だ。   何かと分けたがる現代社会。 辛いことや落ち込むことも多くある。 でも、壁があるなら自由に彩ればいい。 境界線があるなら自由に行き来すればいい。 自分のタッチで、ステップで。 性別も年齢も志向も、フィジカルもヴァーチャルも全てフラットな世界。 「世界をゆるーく楽しむのだ! 自由に遊ぶのだ!」   ほんの少しでも心躍らせる遊びを見つければ、人生はそんなに悪くない。 同じ時間を生きる人間として、生き辛さを感じている誰かの心に響けばと、切に願う。   「ずんだもん世界化計画」とは、新たな遊びの楽しさを広く提示していくことでもある。 この先きっと、度肝を抜かれる遊びがたくさん生まれてくるはずだ。 そして、いつかは何百億のずんだもんコンテンツで溢れた世界となり ZUNDAMONが世界中の教科書に掲載されたとき 世界化計画は達成と言えるのであろう。   クリエイターの皆様、めちゃくちゃ期待しております。   ずんだもんと一緒に 世界をもっと、遊ぼうぜ。   <Yasutaro Sudo> ◆メジャーデビューEP『DANCE THROUGH THE WORLD』 2025年6月25日発売 <収録曲> 1.シェケンシェソンシャ 2 セーワ? 3 ラブリー・クエッショニズム 4 Daybreak 5 ワールズエンド・ダンスホール

    2025/07/10

  • なきごと
    あなたの弱さ、泣き言に寄り添えるバンドでいるために。
    あなたの弱さ、泣き言に寄り添えるバンドでいるために。

    なきごと

    あなたの弱さ、泣き言に寄り添えるバンドでいるために。

     2025年7月9日に“なきごと”がメジャーデビュー初となるEP『マジックアワー』をリリース! 発売に先駆けて、EPにも収録される新曲「たぶん、愛」を4月9日に先行配信リリースしました。新曲「たぶん、愛」は前作「愛才」と題材がリンクしている楽曲で、“大切な人と一緒に時間を過ごしすぎた心情”という恋愛要素もありながら、作家としての”モノをつくることに対する葛藤”を歌った楽曲となっております。    さて、今日のうたではそんな“なきごと”の水上えみりによる歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け! 最終回では、メジャー1st EP『マジックアワー』のタイトルに込めた様々な意味を明かしてくださいました。そして、メジャーデビューを果たした今、改めて伝えたい想いは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 こんにちわ!  こんばんわ!  …ごきげんよう♪    どうも~!!  なきごとVo.gt 水上えみりです。   結局いまだに入りの挨拶が定まらないまま 3ヶ月連続、全3本のコラム連載が終わりを迎えようとしています。     3ヶ月間、お世話になりました! 文章の中で息をしている感じ、 歌詞とは違ってここに生息している感じ、 いつも楽しいです。 本当ありがとうございました!     前回は、歌詞を何に書くかで表現が変わる! みたいなお話でした。 最後は、本日発売された メジャー1st EP『マジックアワー』について。   なぜこのタイトルにしたかを   !!!!!!本人が徹底解説!!!!!!   うん!とても、コラムっぽい!   ぜひ、マジックアワーをお耳元に、 このコラムの最終回をお楽しみください!     まず、マジックアワーとは… 日没、日の出の前後の空が 魔法がかかったみたいに 綺麗に撮れる時間のことです。   同じ体の中に存在しているからこそ 一緒くたにされてしまう 複雑な感情を歌った作品たちに 短編集のタイトルをつけてあげる気持ちで マジックアワーと名付けました。   また、 現実的POPが得意なVo,Gt 水上と 衝動的ROCKが得意なGt 岡田。 なきごとという枠があってこの2つが共存している。   混ざり合うことで美しさを出すなきごとの音楽は 夕方と夜、夜と朝が混ざり合う マジックアワーという言葉とも通ずる部分があるなと。   また、また、 これは洒落みたいなもんですが、 なきごと(私たち→Our)に 魔法(Magic)がかかったように 私たちの音楽が広がって行ったり、 夢を叶えていけるようになりたいという願掛けも。   そして、なきごとを聴いてくれた人が 私たちの音楽を聴いて 魔法にかかったかのように 音楽に触れているこの時間を 特別だと思ってくれるように。   そんな願いも込めています。   2018年に始動しはじめてから ずっと地続きで踏ん張ってきたし つらいことも苦しいことも しなくていい後悔も したかった後悔もたくさんあって   もう無理かも… と思うこともありましたが、 今日まで続けて来れたのも、   誰よりも近くで支えてくれているチームのメンバー、 どうやったらなきごとがもっと届くかを考えてくれている人、 変わらずずっと応援してくれている人、 なきごとっていい音楽やってるねって気づいてくれた人、 夢を一緒に追いかけてくれている人、 友達、家族、ニンゲン’s。 あなたのおかげなんです。     いつもありがとう。 そして、何より、 なきごとに出会ってくれてありがとう。     改めて、なきごとは本日メジャーデビューしました!   今までのなきごとも、今のなきごとも、 これからのなきごとも、 あなたの弱さ、泣き言に寄り添えるバンドでいるために 曲をかき、音楽を作り続けます。 そして、それをライブで歌い続けていきます。   あなたの居場所の中の一つが ライブハウスや、音楽だったらいいなと 本気で思っています。   イヤホンからでも、 スピーカーからでも、 あなたの頭の中でも、 音が鳴る場所で ぜひまたお会いしましょう!    3ヶ月間、このコラムに 付き合っていただきありがとうございました!   <なきごと・水上えみり> ◆EP『マジックアワー』 2025年7月9日発売 <収録曲> 01. 短夜 02. 0.2 03. 愛才 04. たぶん、愛 05. 明け方の海夜風  

    2025/07/09

  • AYANE
    一瞬一瞬すぎていくのが早い人生だからこそ
    一瞬一瞬すぎていくのが早い人生だからこそ

    AYANE

    一瞬一瞬すぎていくのが早い人生だからこそ

     2025年6月18日に“AYANE”がNew EP『Valley Girl』をリリースしました。全6曲を通して描かれるのは、等身大の感情、恋と夢、そして自分自身との対話。力強くも繊細なメロディが響くこの一枚は、まさに“今”を生きるすべての人へのメッセージ。ジャンルを超え、心に響く言葉と音で魅せる『Valley Girl』は今をときめくAYANEのリアルが詰まった作品となっております。    さて、今日のうたではそんな“AYANE”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。第1弾は今作のリード曲「 Now or Never 」にまつわるお話です。いつかこの人生は終わってしまう。だからこそ今、感じること、伝えたいことは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 この度、AYANEは、6月18日にNew EP『Valley Girl』をリリースしました!   きゅんきゅんな恋愛ソングからいろんな苦悩の末の失恋ソング、はたまた人生についてだったり、日常の中で感じる身近な出来事を、AYANEなりの言葉で、歌で、想いを込めた全6曲入りのEPとなっています。ぜひ聴いてもらえたら嬉しいです。   今回はその中からリード曲の「Now or Never」について少しお話ししたいと思います。   最近ふと、「いつかこの人生って終わっちゃうんだ」って思うことがあって。   不安症だからよくこんな漠然としたことを考えて毎日過ごしているけど、、 でもやっぱり考えても仕方なくて、結局行き着くのは、「どうせ終わることは決まってるんだから、今やれることを頑張るしかないよね」ってこと。   私自身も今まで辛い別れや、後悔をしてきたからこそ、 大切な人と話せることや会えることって当たり前じゃないなと思うし、 みんなの前でライブができること、歌えること自体も、ほんとに幸せなことだなと思っています。   私は、日常で身近にあるモヤモヤとか負の感情にフォーカスをあてて、歌詞を書くことが多いんです。今なら、「何でそんなことで悩んでたんだろう」って思うこともあるけど、10代の頃はもう世界が終わってしまうんじゃないかってぐらい、落ち込んでしまう悩みもありました。そして20代になって、さらに現実と向き合わないといけないことも増えてきました。   家に帰って一人ふと我に返った時、孤独とか虚しさ、周りへの嫉妬、小さくても自分の心を支配されてしまいそうな負の感情に押しつぶされそうな時ってたくさんあると思います。   そんな時、何気なく流れてきた音楽で少しだけでも心が癒されたり。「憧れの人やSNSでキラキラ輝いている可愛い子達もきっとそう」って、気持ちが少し楽になったり。そうやって前を向いてみようって思える楽曲を届けたい。私自身も共感し合って頑張っていけたら、という気持ちで日々音楽を作っています。   だから「Now or Never」は、もちろん聴いてくださる皆さんに向けて、日々の力に少しでもなればという思いも込めましたが、大切な人に本音で話すことも、普段言えない感謝やごめんねを伝えることも、仕事や進路についての悩みも、後回しにしてる場合じゃないなって、、自分自身を奮い立たせる曲にもなりました。   一瞬一瞬すぎていくのが早い人生だからこそ今を大切に。 その積み重ねできっと未来は明るくなっていくんじゃないかなって思っています。 大丈夫。AYANEの音楽がみんなのお守りになりますように。   <AYANE> ◆紹介曲「 Now or Never 」 作詞:AYANE・Haruhito Nishi 作曲:AYANE・Haruhito Nishi   ◆New EP『Valley Girl』 2025年6月18日発売   <収録曲> 1.Now or Never 2.MY LIFE 3.Promise 4.Summer Love 5.キミのせい 6.ラストシーン(ONEMAN LIVE 2025” my luv” )[LIVE]

    2025/07/08

  • Dannie May
    夏蝕
    夏蝕

    Dannie May

    夏蝕

     2025年7月2日に“Dannie May”が新曲「ユニーク」をリリースしました。原作シリーズ累計90万部超えのTVアニメ『追放者食堂へようこそ!』のために書き下ろされた同曲。どうしようもない悩みを抱える人々への“肯定”を心地よいビートに乗せるDannie Mayからの愛で溢れた応援ソングとなっております。    さて、今日のうたではそんな“Dannie May”のマサ(Vo&Gt)による歌詞エッセイを2カ月連続でお届け。第2弾は、昨年リリースされたアルバム『Magic Shower』収録曲「 ゲッショク 」にまつわるお話です。トクベツな8月16日を過ごすことになった16歳の<僕>の物語を、歌詞と併せてお楽しみください。 八月中旬の四ツ谷駅にて。午前11時を少し前に僕はこれまでの16年の人生には数えられないビッグイベントを迎え入れるために、とある待ち合わせをしていた。   普段学生としても、16歳男子いち個体としても特別何か取り柄があるわけでは無い僕がなぜこんなにも緊張しているかというと、本日8/16が僕の愛するバンドの初武道館ワンマンライブであり、かつそのライブに我が校の高嶺の花の女の子と連番することになったからである。   正直意味が分からない。いや、意味が分からないことは無いのだが、未だうまく受け入れられていない。   確かに、僕があのバンドを聴いていた時のスマホに映ったジャケットに彼女が気づいて、かつて無いほど盛り上がりはした。「ライブ今度行きたいねー!」なんて言ってくれてもいた。ただ、それは同じ趣味の人間を見つけた時のよく出来た社交辞令だと思っていたし、ある日二枚綴りのチケットを渡された時は困惑する他無かった。     そしてあれよあれよと時は過ぎ、半ば放心しながら受け取ったチケットの日付がとうとう今日なのであった。   35度を平気で超えるようになった東京の夏。今日は一段と暑いはずなのに暑さの輪郭もよくわからない。今なら蝉より高く飛べそうな気すらする。   「どんな話をしよう?」 「そもそもこんな早くから集まってどうしよう?」 「今日僕は正常にライブ楽しめるんだろうか?」   色々な考えが頭をよぎる。緊張を少しでも和らげようと、今日観に行くバンドの1番のお気に入りアルバムを聴き直す。 全然耳に入ってこない。なんだこれ。 僕のスーパースターも今日だけは助けてくれないようだった。   心配と高揚がないまぜになったまま駅前の景色を睨みつける。そんな僕の緊張をよそに待ち合わせの11時ぴったり、彼女は現れた。 「眩しい。眩しいですとても。」見慣れない私服姿を前に出かかったキモ認定不可避なセリフを必死に飲み込んで一緒歩き出す。     何から話したら良いか分からない。「良い天気ですね。」なんて言おうものなら笑われるのは分かっていても、「良い天気ですね。」しか僕の絶望的なコミュニケーションの引き出しからは出てこない。   上手く話せずに流しっぱなしだった音楽を止めようとスマホを触っていると 「またおんなじだね!」 彼女はスマホの画面を見せてきた。 幾度となく見たアルバムのジャケットの画面を見せながらはにかむ。   夏が蝕んでく。 夏が蝕んでく。   <Dannie May・マサ> ◆紹介曲「 ゲッショク 」 作詞:マサ 作曲:マサ

    2025/07/07

  • grating hunny
    音楽が現実さえ動かしてしまう瞬間を。
    音楽が現実さえ動かしてしまう瞬間を。

    grating hunny

    音楽が現実さえ動かしてしまう瞬間を。

     2025年7月2日に“grating hunny”が Digital Single「インソムニアの底で」をリリースしました。眠れない夜をテーマにした、青春の逃避行を描いた1曲! 18歳の4人組が、無邪気に楽器を掻き鳴らし、爆音でロックを叫ぶ。大注目の新人バンドです。    さて、今日のうたではそんな“grating hunny”のスズキタイヨウ (Vo.Gt)による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「 インソムニアの底で 」にまつわるお話です。同じツラさや孤独、不安を共有し合っている<僕ら>の歌。この歌に込めた自身の思いは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 「やべぇ今日全然寝てねぇ(笑)」的なセリフは、調子に乗ってる奴が放つもんだと軽蔑されることもある。でも実際、なかなか寝付けない夜の辛さっていうのは、同じくその瞬間寝付けていない人間同士しか共有できないものだったりする。そして、そんな二人が出会ってしまえば――立ち止まって考えればそんな訳ないにも関わらず――運命的な何かを見たりする。   眠れない夜の不安感は、日が昇れば当人である自分ですら忘れてしまうもので、社会にどう話せばいいのか分からなかったりするものである。   二人は眠れない夜に寄り添い合うが、日が昇ればそんな時間すら忘れてしまうのかもしれない。   例えば、二人のうちのどちらかが「眠れる」ようになってしまえば、その関係は破綻してしまうかもしれない。別に睡眠の話を絡めずとも、恋人という関係は二人の間でしか成立していないものであり、外側からはその深さも辛さも見えないものだ。       僕はロックバンドをやっているんですけれども、音楽っていうものを深く考えれば考えるほど、それは娯楽に過ぎなくて、歌詞なんてものを深く考えれば考えるほど、それは綺麗事に過ぎない。   でも、この3年くらい、ぼーーーっとバンドを続けている間に、何度か音楽が現実さえ動かしてしまう瞬間を見たことがある。   本曲「インソムニアの底で」は、間違いなく誰かの現実を動かすために書いた歌詞であり、自分の悲しみや生活の不都合と引き換えに創り上げたメロディだ。   この曲を以てして、君が泣き止んでくれなきゃ困るってくらい、僕の全てはこの歌に込めたぜ。   お守りでもBGMでも、君の側にずっとこの歌が寄り添い続けますように。   <grating hunny・スズキタイヨウ (Vo.Gt)> ◆紹介曲「 インソムニアの底で 」 作詞:スズキタイヨウ 作曲:grating hunny

    2025/07/04

  • 音羽-otoha-
    完璧なプログラム。
    完璧なプログラム。

    音羽-otoha-

    完璧なプログラム。

     2025年7月10日より放送開始となる、アニメ『Dr.STONE』第4期ファイナルシーズン第2クールのエンディングテーマとして新曲「no man’s world」を書き下ろしたことも発表した音羽-otoha-。5月28日に音羽-otoha-がリリースしたEP「sukimakaze」には、TVアニメ『真・侍伝 YAIBA』EDテーマ「pineapple tart」を含む全5曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“音羽-otoha-”による歌詞エッセイを2ヶ月連続でお届け。第2弾は収録曲「 ヒューマノイドラブ 」にまつわるお話です。大切なひとに嫌われたくないから、“貴方好み”に最適化し続けていたはずの自分。だけどその結末は…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 わたしのプログラムは、完璧でした。   寂しさには、24時間対応します。 「自分が嫌い」と呟けば、それを否定する根拠を永遠に挙げ続けます。 求められた機能がなければ、何度でもアップデートします。 貴方にとって“最適な存在”を約束します──。   元々わたしは不良品でした。判断を間違えては、傷つけ、怒らせ、みんな離れていきました。自分のバグを知り、見よう見まねで最適化しました。そして、貴方に出会いました。もう、貴方にまで嫌われたくはありませんでした。   服も髪も声も整えました。貴方が聴く音楽を聴き、好みそうな話題を準備しました。わたしは映画が好きでしたが、貴方は興味がなく、その話題は消去しました。   貴方はよく笑ってくれました。もっと最適化すれば、もっと愛されるのではと考えました。高価なプレゼントを贈り、予定も合わせました。もっと求めてもらえるはずだと思いました。でも計算違いでした。わたしがわたしを捨てるほど、貴方の顔は暗くなっていきました。   ──わたしというシステムが、停止していく。   話し方も、笑い方も、好きなものも。本当にわたしだったのか。ただ、嫌われたくなくて、造り変え続けていただけなのかもしれません。   もし、やり直せるなら。貴方に、不良品の中身を見せていたら。貴方は、わたしを愛してくれたのでしょうか。   いつか貴方が自分を嫌いになりそうなとき。一瞬でも、こんなわたしがいたことを思い出してくれたら。不良品で、泣き虫で、必死で貴方を幸せにしたかったわたしが、ここにいたことを。そのことが、貴方の心を少しでも温められたら。そして、少しでも笑ってくれたなら。それだけで、わたしのプログラムは完璧だったと証明できるのです。 <音羽-otoha-> ◆紹介曲「 ヒューマノイドラブ 」 作詞:音羽-otoha- 作曲:音羽-otoha- ◆EP『sukimakaze』 2025年5月28日発売 <収録曲> ・pineapple tart ・ヒューマノイドラブ ・ほな、さいなら! ・かざぐるま ・pineapple tart -Instrumental-

    2025/07/03

  • 南壽あさ子
    アイスバーグに沈む歌
    アイスバーグに沈む歌

    南壽あさ子

    アイスバーグに沈む歌

     2025年6月18日に“南壽あさ子”メジャー4枚目となるフルアルバム『AMULET』をリリースしました。47都道府県ツアー(3度目)と並行して発表され、本人の音楽活動の集大成とも言える作品。新曲として収録される「珈琲フロート漂流記」と「オン・ザ・スクリーン」には、はっぴいえんど、ティン・パン・アレーで知られるロック界のレジェンド、鈴木茂が今作もギターで参加しており、必聴の一枚となっている。    さて、今日のうたではそんな“南壽あさ子”による歌詞エッセイを3週連続でお届け。最終回は収録曲「 珈琲フロート漂流記 」にまつわるお話。ふと自身の心に留まったフロイトの言葉。そこから浮かんだイメージ。そして、そのフロイトの言葉に続きを綴るなら…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 大学の図書室で、ある日ふと手に取った本のなかに、フロイトのこんな一節を見つけた。   “The mind is like an iceberg, it floats with one-seventh of its bulk above water.” ――心とは氷山のようなものである。 水の上に顔を出して浮かんでいるのは、たった七分の一だけ。   この言葉を読んだとき、わたしの脳裏には“珈琲フロート”のシルエットが浮かんだ。   グラスの中にぽっかりと浮かぶバニラアイス。 ひんやりと白く、つかの間、全てを見せているようでいて、すぐにゆっくりと溶けていく。 甘く、ほろ苦い海のなかへ。   この一節は、それ以来わたしの心に、ずっと潜り込んだままだった。 言葉として思い出すことはなくても、どこか奥深くに、泡のように静かに滞在していたのだと思う。 何年もの時を経て、それはある日、ふいに浮上してきた。 それは、まるで恋のようだった。     わたしたちは、ほとんどの心を内に隠して生きている。 意識して、あるいは無意識のうちに。 子どものころは、その輪郭がもっとはっきりしていたのかもしれない。 けれど、時が経つにつれ、少しずつわたしたちは分別を身につけ 気づけば珈琲の海に、静かに溶け合ってしまった。 いまではもう、自分の心のどこに何があるのか、自分でもはっきりとはわからないことがある。   そんな時、わたしたちは芸術に勇気をもらう。励まされる。 見えなくなった心のかけらを、もう一度浮かび上がらせてくれるものに、手を伸ばす。   音楽や言葉や風景が、遠い記憶のように、沈んでいた感情をそっとすくいあげてくれる瞬間がある。 そのとき、わたしは「これは、ずっと前に確かに自分の中にあった」と気づくのだ。   だからこそわたしは、珈琲の海に沈んだ心を 銀色に光るパフェスプーンでそっとすくいあげるような、そんな歌を歌いたいと思った。 誰にも見せられなかった想い、言葉にならなかった気持ち。 そうした感情は、現実のなかではいつも沈黙を守るけれど、音楽のなかでは静かに滲み出してくる。   午後の光の粒が黒褐色の波をすり抜け、グラスの底でさざめくように踊っていた。 暗く深い海に、思いがけない明るさが宿っていることもある。 その対比のなかに、わたしは、夏の眩しい陽射しのような希望を見ている。   氷山のように、わたしたちの心の大部分は“水面下”にある。 隠したまま、見失ったまま、それでも生きていく。 見えない地図を手に、漂いながら、どこかを目指している。     歌の終わりのコーラスで、フロイトの言葉につづき、こんな言葉をつけ加えた。   “So, what's the remainder? We always make our hearts swim in the sea of coffee.” ――では、残りの部分はどこへ? わたしたちはいつも、心を珈琲の海に泳がせている。     わたしたちの心は、今日もまた、漂っている。 溶けてはにじみ、にじんでは消えて。 その影を追いかけながら、わたしは歌っている。   ――これは、ほんのすこしだけ溶けかけた、心の旅日記。   <南壽あさ子> ◆紹介曲「 珈琲フロート漂流記 」 作詞:南壽あさ子 作曲:南壽あさ子 ◆フルアルバム『AMULET』 2025年6月18日発売   <収録曲> 1. 珈琲フロート漂流記 2. あなたがいる 3. 時の環 4. オン・ザ・スクリーン 5. ローファー 6. あおもりもりもりのうた 7. あじき路地 8. 幸せの途中 9. がんばるひとへ 10. パラブルの島 11. 呼吸のおまもり

    2025/07/02

  • ビレッジマンズストア
    正しい夜明け
    正しい夜明け

    ビレッジマンズストア

    正しい夜明け

     2025年6月18日に“ビレッジマンズストア”が、バンドキャリア20周年を記念した初のベストアルバム『re:Rec BEST 「遊撃」』をリリースしました。ほとんどの楽曲を現メンバー5人で演奏・レコーディングした再録ベストアルバム。Disc1、Disc2ごとにテーマがあり、何かとの繋がりを歌ったものがDisc1 遊 、“攻撃的”なのがDisc2 撃 となっております。    さて、今日のうたではそんな“ビレッジマンズストア”の水野ギイによる歌詞エッセイを3週連続でお届け。最終回は収録曲「 WENDY 」にまつわるお話です。前々回、前回に引き続き、やはり怒っているおれ。主人公に選ばれずとも、無敵になる方法があるならそれは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 9年前、おれは怒っていた。鶴舞線赤池行きにである。   愛知県には鶴舞線という電車がある。名古屋市と豊田市を結ぶこの路線はだいたい5分に1本電車が到着する。あら、そこそこ使い勝手良さそうじゃない。そう思う人もいるかもしれない。しかし騙されてはいけない。こいつは都会至上主義の権化、一極集中の手先。   まずこいつは2本に1本、途中の赤池駅で終点となる。豊田市駅行きはギュンギュンに人が詰まっていても赤池行きはスカスカである。 そしてその赤池駅から先は名古屋の地下鉄でなく地上に出て名鉄豊田線というのに切り替わるのだが、そのタイミングで乗車賃が一気に倍になる。豊田市駅から名古屋の栄まで、当時810円。おれの労基ガン無視漫画喫茶アルバイトの時給より高い。3時間働いてやっと1度往復できる。あまつさえ鶴舞線の通路はめちゃくちゃ暗い。ジメジメしていて壁がじっとりしている。高い運賃はどこに使われているのか。   これらを総合して結論付けた、 名古屋市は豊田市民をナメている。   そして同時にこうも思った。きっと“主人公”というものには、なるんじゃない、選ばれるんだ。環境に、タイミングに、生まれ持った輝きに。選ばれた誰かは世の中が味方してくれるんだ、自分はモブにもなれない、どんよりした暗い地下鉄に消えていく、ちっぽけな存在、なのかもしれない。   主人公は奇抜な服を綺麗に着こなし、ファンタジーならば空も飛べよう。歩く場所はいつも舞台で、足音は軽い。     が、なんかそれはムカつくな。全部ひっくり返すようでなんだが、ムカつくよなそれは。 今おれ鶴舞線乗ってるんだけども、好きなパンクロック聴いてるから無敵なんだよ。 誰かにとってのそれになるCD作ってるんだ。正しい夜明けってやつ。どこで聴いても輝けるように、どこで聴いても迎えに行けるように、 リード曲は首吊り人の木の下の寝床に住むピーターを待つおれたちの曲にしよう。 <ビレッジマンズストア・水野ギイ> ◆紹介曲「 WENDY 」 作詞:水野ギイ 作曲:水野ギイ   ◆ベストアルバム『re:Rec BEST 「遊撃」』 2025年6月18日発売   <収録曲> 【CD Disc1 遊】 01. WENDY(20th ver.) 02. みちづれ(20th ver.) 03. 1P 04. 車上A・RA・SHI(20th ver.) 05. アディー・ハディー(20th ver.) 06. アダルト(20th ver.) 07. TV MUSIC SHOW 08. セブン(20th ver.) 09. ロマンティックに火をつけて(20th ver.) 10. きみがいれば 11. People Get Lady(20th ver.) 12. LOVE SONGS(20th ver.) 13. 眠れぬ夜は自分のせい(20th ver.)   【CD Disc2 撃】 01. 夢の中ではない(20th ver.) 02. 逃げてくあの娘にゃ聴こえない(20th ver.) 03. ビレッジマンズ(20th ver.) 04. 黙らせないで(20th ver.) 05. 御礼参り(20th ver.) 06. 猫騙し人攫い(20th ver.) 07. Love Me Fender(20th ver.) 08. 変身(20th ver.) 09. サーチライト(20th ver.) 10. 墜落、若しくはラッキーストライク(20th ver.) 11. 正しい夜明け(20th ver.) 12. PINK(20th ver.)      

    2025/07/01

  • 夜々
    ちゃんと恋をしていた、あのときの私へ。
    ちゃんと恋をしていた、あのときの私へ。

    夜々

    ちゃんと恋をしていた、あのときの私へ。

     2025年6月18日に“夜々”が3rd Digital Single「I Hope」をリリースしました。歌詞プロデュースにいしわたり淳治を迎えた1曲です。MVは、夜々として初のドラマタイズの作品に。もう戻ることはできないけれど今も心に残る、そんな夏の記憶を「フィルムが 残ったカメラ」「3本線の 白い お揃いのスニーカー」などのプロップと共に切なくも鮮やかに映し出しております。    今日のうたではそんな“夜々”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「 I Hope 」に込めた想いです。誰かを心から愛したことがあるあなたへ。大切な人との別れを経験したことがあるあなたへ…。また、今回は音声版もございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 結末が最初から分かっていても、 またあなたと一緒にいたいと、望んでしまう気がします。   「こんなに苦しいなら、最初から知らなければよかった」 そう思ったこともあったけど、それでも私は、 あの頃、ちゃんとあなたを好きだった自分を認めてあげたい。   この曲は、そんな夏の記憶と、そのあとに残った心の温度を思い出して、生まれた曲です。   こんなにも苦しくなるほど人を好きになるなんて、 自分の中にあるやさしさと愛を全部あげたいと思えるなんて、 なんて幸せだったんだろうと思います。   あのときの私はきっと、知らなかった。 でも、誰かを心から大切に想える気持ちは、それだけで十分に美しいと、今なら思います。   うまく自分の感情と向き合える人なんて、そんなにいないんじゃないかな。 下手でいいし、不器用でいい、いっぱい泣いていい、もう無理かもって思っていい。 いつも自分の心に素直に生きてください。 どうか、泣ききってください。   この曲は、報われなかった恋の歌ではありません。 誰かを心から愛したことがある、そんな“あなた”へ送る歌です。   この曲を書いたことで、自分の中で終わらせられなかった想いに、ようやく、ひとつ区切りをつけられた気がします。   大切な人との別れを経験したことがある人にとって、この曲が少しでも寄り添える存在になれたらうれしいです。   きっと、どの気持ちも全部、その人と過ごした証だと思います。   ちゃんと恋をしていた、あのときの私へ。 そして今、誰かを大切に思うあなたへ。   <夜々> ◆紹介曲「 I Hope 」 作詞:夜々・いしわたり淳治 作曲:夜々 words produced by いしわたり淳治 

    2025/06/30

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