伊勢正三作曲の歌詞一覧リスト  263曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
22才の別れ原田波人原田波人伊勢正三伊勢正三松井タツオあなたに さようならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖い手に触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を 見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった  私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ5年の月日が 永すぎた春と言えるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く私にとって  ひとつだけこんな私の わがまま聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変らずにいて下さい そのままで……
なごり雪さだまさしさだまさし伊勢正三伊勢正三倉田信雄汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
星空かぐや姫かぐや姫喜多條忠伊勢正三瀬尾一三星がきれいね とっても 近く見えるわ 赤い星 青い星 私中学校の時 バレーボール部にいたのよ 恋人? いたわよ とっても背が高くて真黒に陽焼けして シュークリームが大好きだったキャプテン 私生徒手帳にいつも 彼の写真入れてた …… でも死んじゃったの その人 どうして? ううん お母さん教えてくれなかった こんなきれいな星空だったわ その人思いきり ジャンプして そう、お星さまに手が届いちゃったのよ
22才の別れ (未発表ヴァージョン)アグネス・チャンアグネス・チャン伊勢正三伊勢正三あなたに さようならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖かい手に 触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を見つけられずに 私の目の前にあった 幸せに すがりついてしまった  私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ 5年の月日が 永すぎた春と いえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く 私にとって  ひとつだけ こんな私の わがまま 聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいてください そのままで.........
なごり雪木山裕策木山裕策伊勢正三伊勢正三出川和平汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪ToshlToshl伊勢正三伊勢正三川口大輔汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時が行けば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
涙憶野口五郎野口五郎伊勢正三伊勢正三大谷幸涙が心の雫なら こみ上げる時の通り道を また一つ君の胸に 作ってしまいそうな夜  ほんのきっかけが欲しいのに その一言から戻れるのに そう君が言えば僕も変われる…‥ 身勝手な言葉がよぎる  何時間君の胸に閉じ込めたら その言葉は微笑みになるの? これ以上僕の胸に閉じ込めたら この言葉は「さよなら」になる  君を傷つけた僕だけが 君を癒せると気づいた時 巡り巡る愛は時に 煩わしさのためにある  なぜ君と出会う?その訳を 偶然のかけら拾う訳を 僕は遠い記憶の中に 君を捜していたかも知れない  何時間君の胸に閉じ込めたら その言葉は微笑みになるの? これ以上僕の胸に閉じ込めたら この言葉は「さよなら」になる  何時間僕の胸に抱きしめたら 君はやさしく瞼を閉じるの? 何時間君の胸に埋もれたら 君と初めて出会えるのだろう
テレポーテーション伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三森一美静かな雨音に 目覚めるように 誰にも気付かれず そばにいて どんなに離れても 二人はきっと 二つで一つだと 感じてる‥  さみしさは距離じゃない もどかしいキモチ こんなにも そばにいること感じながらずっと  逢えない時間だけ 僕らはきっと 何かで結ばれて 強くなる  その時同じこと 同じ素振り まばたく間さえ ないくらい どんなに離れても その瞬間 二人は一つだと 気付いてる  光より速く走る? 君への想い こんな時 アインシュタインも認めてくれるかな?  宇宙の仕組みとは 愛なのかな… 僕らの胸の中 限りなく  一粒の愛なのに 二つの隙間 同じ時 同じようにくぐり抜けてみせる  その時 愛は波 重なり合い 誰にも気付かれず 抜け出そう
冬の恋伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三・森一美さよならは言わないで このままお別れしましょう 寂しさと また逢えるときめきは つづれに織りなすもの  もしも今 一粒の時を戻せたら 何を望むの 寂しさは まるで砂時計 積もるように満たされては good night  さよならは言わないで このままお別れしましょう 冬の恋 温もりで滲む窓 冷たく透き通る前に  せめて今 強がるふりして マニッシュなトレンチコート いつもより きつめに結んで 歩き出そう振り向かずに good night  逢いたくて 逢えなくて 寂しいわけではないこと… 好きだから 寂しいのが恋だと あなたに解き明かされたの  さよならは言わないで このままお別れしましょう 寂しさと また逢えるときめきは つづれに織りなすもの
小さな約束伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三SPICY CHOCOLATE送って来たのに「ここでいいから」と バックミラー映る おぼつかないハイヒール 二人だけの未来に 続く道はどこにある 見えない街角 君が曲がる‥その前に  自分に素直なだけなら 恋はどうして罪になるの? 「楽しかった」とうつむく 「でも寂しい」と微笑む そんな君のやさしさに 向かい風の中で誓った  さよならするくらいなら 他には何もいらない‥ せつない願い一つ 叶えてあげられずに  勘違いばかり そう肝心な近い思い なら思い違いの その重い誓いじゃない 小さな約束 キュートな束縛 今度いつ逢える? 何食べる? イタリアン? ネパーリアン?  君が眠りにつく頃は 閉じるまつ毛想い 夢にほろ酔い もしも君が哀しく 雨に打たれるなら 君をつたう滴になる 想い冷たい夜を灯して  さよならするくらいなら 苦しさ預かるから 雨に消えそうな恋 も一度灯すために  小さな約束重ねて 夢はいつしか現実になるもの 岩だらけの海も 荒波に揉まれて きれいな砂浜に変わる いつかそんなビーチを歩こう  さよならするくらいなら そこまで探しに行こう 明日に向かう足跡 確かに残すために
夏純情伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三宵祭りぽつり 雲は錫(すず)色に 浴衣の薄紅 君を浮き彫りにしてる  こんな日に限って 制服 胸のポケット ペンのインク 滲むハートになるんだ wo_ 音もなくて 遠い花火弾ける wo_ 待ち合わせて なおさら‥夏純情  紅い帯‥ゆらり (‥ユラリ) 逃げる金魚みたい すぐに破れて 紙のハートになるんだ  風やなぎ夕凪 セルロイドの風車 走れば 回せた 初恋の“迎い”風 wo_ 長い石段 触れたままの指に wo_ ここにとまれ 赤トンボの純情  wo_ 君を知って 夏が過ぎて行くなら wo_ 切なさとは そのすべてが君です  wo_ 「ずっと好きだった」 その一言 言えずに wo_ 燃えるだけのかがり火 ‥夏純情  wo_ 風を切れば 風の音が聴こえる wo_ 夢ひと夏 空蝉鳴く ‥純情
雨のウインク伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三冷たい雨の中でも しあわせに肩を濡らして 歩こう銀色の道 訳など‥それは内緒で  思いつめた瞳が 今夜も愛しいから ほんのひと時だけの 時が流れても いつまでもいつまでもずっと  都会は恋のあぜ道 雨音ウインクしてる 見上げるビルの谷間も 心は区切りない空  どうせ二人のために‥ 傘に隠れるように イチョウ並木を秋に 色づける雨よ このままでこのままで ずっと  スキだから気付かぬ その胸の痛みを どこか遠いところへ 二人で埋めに行こうよ  月の砂漠みたいに 誰にも見つからない とこしえの見果てぬ夢‥いつまでもいつまでもずっと
イノセント・ノベル伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三森一美きっと恋は‥子供の頃 覚えたばかりの言葉のようなもの それはまるで 誰にも書けない 不思議な小説みたいに 穢れなく 綴られた 間違いだらけの文字 行方のないストーリー だから めくりめくページめくる指を そっと湿らせてしまう  いつかきっと‥めぐり逢える 記憶の小路(こみち)の景色のようなもの それはまるで 誰にも見せない 甘い白日夢みたいに 雨上がり 月かがり 私は宵待ち草 誰そ彼に腕枕 そんな しおれないままの夢の花を そっと“露らせて”しまう  雨上がり 月かがり 私は宵待ち草 誰そ彼に腕枕 今は しおれないままの夢の花で ずっと待ち続けたい
旅する二人伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三抱きしめてみても 心は奪えない どんな時も二人は 初めての旅してる  遅い新幹線 乗り継ぐ想い 時間忘れるくらい 長いレール 見つめたっていいジャン  愛したくて 好きにはなれない 抑え切れぬ それは波のよう  旅する二人は めぐり逢うために 自分という意識の 源から来たよ  和菓子屋の前で チョコ好きな君 立ち止まらせるくらい 二人のルーツ 混じったっていいジャン  サイコロ振れば 裏と表に きっと同じ 哀しみも愛も  風の行方 誰も知らない 人の心 人は見えない  愛したくて 好きにはなれない 抑え切れぬ それは波のよう  愛しい君 ここへおいでよ ここからは 約束の未来
秋の葉の栞伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三ほんのりと この胸の中に 点るような夏の蛍は もう何処かへ飛んで行ったの? 好きな気持ちがそばにあると 少し窮屈になるのが恋だなんて‥ 知らなかったよ ねえ どうして… 逢えなくなってから 僕らは初めて それが恋と気付いたのかな 季節の色が変わるキモチになって ただ哀しいだけだったのに 鮮やか過ぎる葉鶏頭 夏の終わりを告げる  君のまるで子猫のような そんな爪の傷の痕も 今はなお 愛しいくらい かけ違いの胸のボタンを 独りでは直せない時 お互いが鏡だったよ ねえ そうだろう… 風に落ちる秋の葉をしおりに 心の痛むページ そっと閉じれば 初めて逢った頃の Love Story いつかまた風にめくれて 忘れた言葉見つかる時が きっと来るから  ねえ どうして… あんなに強く抱きしめた時に どこかが壊れそうなキモチだったの なぜか都会のざわめきは聴こえない 僕はまだ独りじゃない 君の笑い声 あふれたままの空を見上げた
コートに花束を隠して伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三森一美コートに花を隠して 君の家まで曲がり角 ドキドキするなんて‥それくらいのキモチ  君のほっぺに ご飯粒 昼飯時を忘れてた なんてドジなオレ 初めての恋  Ah- まぶしさの中には Ah- 君がいたんだなんて 幼なじみの季節に 知らず咲いてた花を そっと君に送るよ  階段下から響くのは 君の親父の咳払い いえいえ違うんです‥今日だけは違う  Ah- 春風の中には Ah- 桜吹雪のような どこかちょっぴり哀しい 見送るような思い そっと君に送るよ  そっと‥片思いのまま ずっと‥育てた思い 明日はこの街 離れる君への 思い届け  コートに花を隠して 君の家まで曲がり角 ドキドキするなんて‥それくらいのキモチ  初めての恋
風の日の少年伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三信号の「青」という色は 本当は「緑」なのに それはそれでいいんだと思えること 世の中にはままあるけど  肩書や身分身なりを まとう選ばれし者に すべてはキャリアだと言われたなら その視点の角度を変えてみないか  未熟な果実が 雨にうたれても 嵐の中でも 落ちないそのわけを  誰もが風の日の少年だった頃 未完成というしなやかさこそ 今 必要なんだ  有り余る夢の 花びら千切りながら いつかオトナになる日が訪れる 人生で一番危うい時  現在、過去、未来を まっすぐな一本道だと わざわざ決めつけなくてもいいから すべてが自分なのだから  失うものから 足りるものを知る 諦めた時から 満たされることを知る  何度も転んでは乗りこなす自転車 負けても楽しいジャンケンみたいに すべては共にある  時代の流れに 水鳥のように 流されもせず 逆らうこともなくただ浮かんだままで  誰もが風の日の少年だった頃 未完成というしなやかさこそ 今 必要なんだ  またいつかどこかで逢えたらいいな 風に髪をなびかせるままの あの少年に 初めて逢った頃のままの しなやかな君に
俺たちの詩伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三夢を見た 鳥達と いつも高く 飛びたかった その鳥は 飛べなくて そんな時‥笑ってた 若過ぎた あの頃は いつもそこで 傷つき きれい事 並べても 世の中も 汚れてた  あやまちを 許すのは 過ぎて来た 時だけ 今はまだ ここにいて そこまでは 到らず 世の中が まともなら 俺達は いらない 俺達が まともなら 世の中が ゆがんでる  いつかは よみがえる 何もかも 過ぎゆく わずかな 灯火も それがすべて 哀しみだとしても  夢を見た あの頃の 俺達が 笑ってた 「自由」とは‥考えず 不自由を 嫌ってた どんな時 突っ張れて どんな時 おもねた どんな時 許し合い どんな時 とがめた  原宿の 街並みや 世の中の 法律が いつの間にか 変わるのは 誰かしらの 思い付きなら それだけは 見極めて 自分らしく 振り返る 青春とは‥失うための 合鍵と 知りながら  青春の 難破船が 抗えぬ 波を知り 流れ着く 灯台の 灯りだと 知った時 誰と誰が 諦めて 誰がまだ 漂う またいつか その日から 男なら 漕ぎ出す  哀しみ 育てるんだ くやしさに 苛まれ 頼らず‥こらえるんだ それが人の 哀れみだとしても ただ‥君 らしくあれ どんな星に生まれたとしても ‥どんな日が 訪れるとしても
冬の恋-parallel伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三もしも今 一粒の時を戻せたら 何を望むの 寂しさは まるで砂時計 積もるように満たされては good night  さよならは言わないで このままお別れしましょう 冬の恋 温もりで滲む窓 冷たく透き通る前に  君は踵を返し 寂寥の黄昏に消えた 夜空の紺青は深い海のようだ いつか晴雪の空で 僕らはきっと‥また逢える  せめて今 強がるふりして マニッシュなトレンチコート いつもより きつめに結んで 歩き出そう振り向かずに good night  逢いたくて 逢えなくて 寂しいわけではないこと… 好きだから 寂しいのが恋だと あなたに解き明かされたの  間断なく降り続く想い 時間泣くふり 軋む時計 無常の恋 恋すれば 別のタイムライン その奇跡のサイン あいまいでも 是が非でも?じゃない 思い 余儀ない灯は消えない パラレルワールドを 哀しくない方に辿ればいい いつか君と過ごした あの部屋の窓 ‥雪は下から上に舞ってた  さよならは言わないで このままお別れしましょう 寂しさと また逢えるときめきは つづれに織りなすもの
ロード・ショウ西郷輝彦西郷輝彦阿木燿子伊勢正三鈴木茂肩に頬をあずけて 君は静かに見つめているよ 街でふと 気まぐれに入る映画館 ガラガラの後座席 スクリーンからメッセージ  字幕を読めば 愛の科白(セリフ) きざな気もするけれど 君にそのままで 贈りたい 死ぬまで 一緒にいたいんだと  甘い香りがするよ 君の髪からやさしさ匂う 画面では 別れてく男と女 一人ではきっとみない 映画だよラブ・ストーリー  悲しいとこで 照れくさくも 男泣きする俺さ 君よ気づかない 振りをして 死ぬまで 一緒について来いよ  字幕を読めば 愛の科白(セリフ) きざな気もするけれど 君にそのままで 贈りたい 死ぬまで 一緒にいたいんだと
なごり雪豊崎愛生豊崎愛生伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
22才の別れ島津亜矢島津亜矢伊勢正三伊勢正三田代修二あなたに さよならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖かい手に 触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった  私の誕生日に22本の ローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ5年の月日が 長すぎた春と いえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く 私にとって  ひとつだけ こんな私の わがまま 聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいて下さい そのままで……
なごり雪由紀さおり・安田祥子由紀さおり・安田祥子伊勢正三伊勢正三坂田晃一汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる 季節はずれの 雪が降ってる 東京で見る雪は これが最後ねと さみしそうに 君がつぶやく  なごり雪も 降るときを知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君のくちびるが さようならと動くことが こわくて 下をむいてた  時がゆけば 幼い君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  君が去った ホームにのこり 落ちてはとける 雪をみていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 去年よりずっと きれいになった
なごり雪城南海城南海伊勢正三伊勢正三倉中保・増本直樹汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年より ずっと きれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年より ずっと きれいになった
なごり雪八代亜紀八代亜紀伊勢正三伊勢正三伊藤雪彦汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 去年よりずっと きれいになった 去年よりずっと きれいになった
なごり雪津吹みゆ津吹みゆ伊勢正三伊勢正三石倉重信汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
さよなら以外に伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三もしも 今君が どこかで誰かと しあわせでいるならもう 忘れなくちゃいけないよね  今も聴こえるんだ 君が肩に掛けた ストローバッグ揺れる度 鈴の音のチャームの音  思えば僕は 君に何かしてあげられたのかな もう泣かせなくてもいいこと‥たったひとつ さよならしたこと以外に  遊園地は雨 閉まる電車のドア 真冬の街の自販機 間違えた「冷たい」ボタン  しくじった時の 笑顔のスライドショー 恋とは‥すべての瞬間(とき)が 過ちなのかもしれない  今でも朝の まぶしい光とブラインドの影 まだ眠たそうな君の‥水着のあと それは夏の日の消印  今でも僕は 君に何かしてあげられるのかな まだ今でもいつまでも‥たったひとつ 思い続けること以外に
あの頃の僕は伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三あの頃の僕は若すぎて 君の気まぐれを許せなかった そんな君のやさしさは おとなびていました 机の上に編みかけの セーター残していったまま 朝から続く雨の日に 泣きながら飛び出していった  君はもう この古いアルバムの中の 想い出の女として 小さな灰皿の中で燃えてゆくのです 君の長い髪はとても 素敵だったと言いたかった  別れの言葉が夢の中で こんなにきれいに響いてます 心のほんの片隅で  つぶやいた言葉 たとえば誰かの小説の ひとつの甘いフレーズとして 僕の心の本棚に しまっておけるものなら  君はもう 二人でいつも買ってた 合挽(あいびき)のコーヒーの あのほろ苦い味も忘れたことでしょう 今は一人部屋の中で コーヒー沸かしているんです  君はもう この古いアルバムの中の 想い出の女として 小さな灰皿の中で燃えてゆくのです 君の長い髪はとても 素敵だったと言いたかった
なごり雪磯崎みお磯崎みお伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下を向いてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪クリス・ハートクリス・ハート伊勢正三伊勢正三堀倉彰汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるが「さようなら」と動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
なごり雪丸本莉子丸本莉子伊勢正三伊勢正三中村タイチ汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるが「さようなら」と動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
渋谷川やなわらばーやなわらばー伊勢正三伊勢正三伊勢正三どこまでも どこまでも青い海を あなたと二人見つめてた あの頃はお互いの未来を語り そして今がその時  初めて「渋谷駅」に降りた日の そこから送った写メールが まさか海を越え 届くあなたへの「サヨナラ」とは知らずに  二人の他には 風に揺れるウージと白い雲‥今は遠い夏 潮風に少し錆びた自転車 砂浜では押しながら歩いた日も ‥幻 Wo-  いつまでも 途切れずに続く人波 一人で泣ける場所もない ビルの谷間の狭い空には 窮屈そうな「月」  コンクリートの川の名前は 100年前の渋谷川 憩いとさみしさが同じ空気の都会の片隅  私の涙をその川に落とせば 東京湾に流れるかな? 二人がこんなに離れてしまっても 海はそこまで繋がっているんでしょう ‥あの日に Wo-  ふと声が聴こえた そんな気がして 振り向けば 灯り滲むだけ  夕暮れの街は さみしさをまといながら なぜかあなたの笑顔が浮かぶ もう少しここで頑張ってみるから いつも私を励ましてくれたあなたに ‥ありがとう Wo- ‥そして‥サヨナラ
忘れものやなわらばーやなわらばー伊勢正三伊勢正三伊勢正三よけいな電話したみたいね ゴルフシューズを忘れたくらいで  あなたの行く先なら 気付かない振りしてただけ だからそんな嘘に「くすん」と笑ってみせるの  借りる靴なら 紐はきつく締めないで あなたならすぐほどきたがるでしょう‥  束縛と愛は違うことくらい その娘に 教えてあげてね  夕暮れ灯り ポツリポツリ やっぱり滲む涙の街並み  顔に書いた答えが ガラスに映らぬように 部屋の明かり消して ただいつまでも待つわ  忘れものはいつも‥ここにある “やさしさ”という名の危険なナイフ  他の誰かがケガをしないように 私が預かるから  寒い夜に‥雪を払う振りして 私の肩そっと抱き寄せる  やさしさですぐ女心の 頑なな場所を切り裂いて‥  また自由にどこかへ飛んでゆく 必ず戻って来るくせに  忘れものはいつも‥ここにある 誰にも貸せない私の愛  でも嘘つく時の逸らした‥その目を 私に気付かせないで
二人の目覚まし時計やなわらばーやなわらばー伊勢正三伊勢正三伊勢正三その目覚まし時計に やっと手を伸ばしたら 「今日は日曜…」そんな幸せは今 どこにあるんだろう  ねえ…今年もまた 季節が過ぎてゆく きっとあなたは スノーボードも片付けないまま  そう…春になっても あの日の 部屋の中には 私の胸にも 仕舞いきれない想い出があるの  階段に冬が来て 水道も冷たくて 指がかじかむ… そんな想い出がなぜ温かいんだろう  ねぇ…今でもまだ トーストかじりながら 書類見てたり ネクタイ探したり 相変わらずなの?  そう…いつも朝は 忙しさに紛れて オレンジジュースの 酸っぱさと甘さでケンカしたあの頃  悲しいこともいつか 笑えるようになったら お互いの胸に 許し合えることばかり…いくつあるんだろう  一つ先のバス停までの未来…渋滞 時を無駄使いしながら  何気なく過ごした日々を 幸せに思えたら つまんないことや 退屈だった時間さえ 愛しさになる  その目覚まし時計に 二人手を伸ばしたら 「今日は日曜…」そんな幸せは今 どこにあるんだろう
ジュゴンの涙やなわらばーやなわらばー伊勢正三伊勢正三伊勢正三月夜に舟を漕げば 金の波が揺れる 悲しい気持ちは 愛の始まりなの  嘆き届かぬ時代に 流すジュゴンの涙が 砂に落ちていつの日か 碧い貝になる  薄紅サガリバナは 夜明け前の手紙 島風に流れ 愛と知らずに咲く  時を忘れてください 月の道を帰る人 今は何も言わないで ここで待っている  嘆き届かぬ時代に 流すジュゴンの涙が 砂に落ちていつの日か 碧い貝になる
さくら池田聡池田聡松本一起伊勢正三伊勢正三・細井豊ほんのりべにきた さくらさくら ゆきどけきいて いつひらく いつわらう さくらさくら  ゆらめくじゅうたん さくらさくら とまどうそらに はるのいろ すましてる さくらさくら  はらはらちるのは さくらさくら かぜにさそわれ ついてゆく さようなら さくらさくら
かたおもい伊勢正三伊勢正三松本一起伊勢正三伊勢正三・細井豊こいがはがれた こころには ざらめのあまさと しぐれのにがさ かわいたまんまで あめもふらない あーかたおもい そっとかたおもい  すこしはなれて のぞきみる すきだといえたら しろくろついて すきだといえない かげになってる あーかたおもい そっとかたおもい  ほしをかぞえて ねむれない あのひとおもって またねむれない しんしんしずまる よるのながさよ あーかたおもい そっとかたおもい ずっとかたおもい
てんさい伊勢正三伊勢正三松本一起伊勢正三伊勢正三・細井豊かんじるんだ うちゅうのきょり ひかりとかげをたして れきしでわれば うちゅうのきょりが わかるきがする もぐもぐもぐ てんさいだね  かんじるんだ ぎんがのまど えがおとすがおかさねて きぼうでわれば みらいのぼくが みえてくるんだ どきどきどき てんさいだね
うた伊勢正三・太田裕美伊勢正三・太田裕美松本一起伊勢正三伊勢正三・細井勇作・細井豊うたは、いいよね ひとりでもふたりでも だれとでもうたえるし てぶらでもうたえる  うたは、いいよね あつくてもさむくても どんなひもうたえるし うらはらにうたえる  うたは、いいよね さびしさもたのしさも なつかしくうたえるし かみしめてうたえる  うたは、いいよね うみだってやまだって ふるさともうたえるし ひろびろとうたえる
しおこしょう伊勢正三・太田裕美伊勢正三・太田裕美松本一起伊勢正三伊勢正三・細井豊ままのては まほうつかい きゃべつ、おにくも ぱっぱっぱっと えがおになる ままのてには しおこしょう  きっちんの たなにずらり おにくと、やさいで さっさっさっと つかいわける ずらりならぶ しおこしょう  ままのては まほうつかい にんじん、おさかな ぱっぱっぱっと ふかみがでる ままのてには しおこしょう ままのてには しおこしょう
くさかんむり伊勢正三・太田裕美・大野真澄・細井豊・モリユイウエノハラ伊勢正三・太田裕美・大野真澄・細井豊・モリユイウエノハラ松本一起伊勢正三伊勢正三くさかんむり あなたはだいじなかんむり  しろいかみに よこぼうひいて うえからちょんちょん くさかんむり そのしたに ばけるとかけば くさがそだち、はなになるよ  くさかんむり しろいかみに よこぼうひいて うえからちょんちょん くさかんむり そのしたに ふるいとかけば くさもしおれ、くるしくなる  くさかんむり あなたはだいじなかんむり  しろいかみに よこぼうひいて うえからちょんちょん くさかんむり そのしたに らくとかけば くさがそだち、くすりになる くさかんむり
のんき伊勢正三・我那覇美奈伊勢正三・我那覇美奈松本一起伊勢正三伊勢正三・細井豊のんきって どんなきなの おおきいの、ちいさいの ちがうちがう こせこせしない のんびりさんのこと おもしろいね  のんきって どんなきなの はなさくの、さかないの ちがうちがう あくせくしない えがおのようなひと はなやかだね  のんきって どんなきなの のぼれるの、ころがるの ちがうちがう ばたばたしない ゆったりかまえてる たのもしいね おもしろいね
そら伊勢正三・MICHIKA伊勢正三・MICHIKA松本一起伊勢正三伊勢正三・細井豊そらはどこまで そらなの あお うちゅうのどこかに せんがひいてあるの ねむっているとき ときどき ぼくはそらをあるいてる  そらはどこまで そらなの あか へのじのばんにん おにがたっているの ないしょでくぐったら いきなり あかいきばをむくんでしょ  そらはどこまで そらなの しろ むこうのせかいも くにとくにがあるの たたかいつづけて やさしい かぜもないているのかな
なみだ伊勢正三・MICHIKA伊勢正三・MICHIKA松本一起伊勢正三伊勢正三・細井豊ふしぎなの ほめられたときにも しかられたときにも なみだがでるよ あじがちがうのかな なにかがちがうのかな  ふしぎなの さよならのときにも めぐりあうときにも なみだがでるよ いろがちがうのかな なにかがちがうのかな  ふしぎなの わらってるときにも ないているときにも なみだがでるよ こさがちがうのかな なにかがちがうのかな
あからんくん。伊勢正三・MICHIKA伊勢正三・MICHIKA松本一起伊勢正三伊勢正三・細井豊あいうえお かきくけこっこ さしすせそ・そ・そ  たちつてとんとん なにぬねのんの はひふへほ・ほ・ほ  あではじまって んでおわり あからんうたおう  あからん あからん ふしぎなともだち あからん あからん みんながまってる  まみむめも やいゆえよーよー らりるれろん・ろん・ろん  わぃうえうぉんうぉん おおきなそらら みあげよう  あではじまって んでおわり あからんうたおう  あからん あからん ふしぎなともだち あからん あからん みんながまってる  あからん あからん ふしぎなともだち あからん あからん みんながまってる
あい太田裕美太田裕美松本一起伊勢正三伊勢正三・細井豊あいって、どこにある みんなもってても、わからない ときめいたり いたくなったり むねをおさえても、そこにない  あいって、どんないろ ぬりかえられても、わからない あかだったり ぶるーだったり むねをさわっても、そまらない  あいって、どんなあじ つよくかじっても、わからない あまかったり にがくなったり むねをこがすのに、におわない
ともだち大野真澄大野真澄松本一起伊勢正三伊勢正三・細井豊ひゃくてんとったひも ごーるをきめたひも しゅくだいわすれたひも そしてしかられたひも ともだちといれば ともだちがいれば ほっとできるよね  すきだといったひも あめよりさむいひも おしゃれをしてきたひも そしてほめられたひも ともだちといれば ともだちがいれば ほっとできるよね  ともだちといれば ともだちがいれば ほっとできるよね
おにいちゃん我那覇美奈我那覇美奈松本一起伊勢正三伊勢正三・細井豊おにいちゃんは いいな がっこうからかえったら ともだちとやきゅうしにいく そしてゆうがたまで かえってこない これが、じゆうという じかんなの~かな  おにいちゃんは つよいね ぼくがいぬににらまれたら りょうてあげてにらみかえした ぼくのまえにたって まもってくれた これが、むすぶという きずななの~かな  おにいちゃんは ないてる せいせきひょうをかくして それでしかられたのかな よるのごはんもなく なみだをすする これが、おとなという しれんなの~かな
きっすのあじ我那覇美奈我那覇美奈松本一起伊勢正三伊勢正三・細井豊はるのひざしに ちゅーきっす ままのほっぺは、みるくあじ とろっとしてて おいしいな ままにきっすして しろくなる  なつのこかげに ちゅーきっす ぱぱのほっぺは、そーすあじ からっとしてて たのもしい ぱぱにきっすして くろくなる  あきのもみじに ちゅーきっす じじのほっぺは、かれはあじ じわっとしてて やさしいな じじにきっすして あかくなる
ちきゅうぎ我那覇美奈我那覇美奈松本一起伊勢正三伊勢正三・細井豊せかいが ここにある りょうてのなかに うみがある くるくるくる まわれまわれ くるくるくるまわれ ちきゅうぎ  へいわが ここにある りょうてのなかに あいがある らんらんらん おどれおどれ らんらんらんおどれ ちきゅうぎ  みらいが ここにある りょうてのなかに そらがある くるくるくる まわれまわれ くるくるくるまわれ ちきゅうぎ
いっぱい名倉七海名倉七海松本一起伊勢正三伊勢正三・細井豊ほしいものがいっぱい おもちゃに、おかしに、げーむ ほしいものがいっぱい いっぱい、いっぱいあるよ だから、おかねもいっぱいほしいけど それよりもっと たいせつなものがあるよね  あそびたいひがいっぱい はれのひ、あめのひ、くもったひ  あそびたいひがいっぱい いっぱい、いっぱいあるよ だけど、ぱぱはまいにちはたらいて ほんとはきっと あそびたいときもあるよね  ほしいものがいっぱい こいびと、おもいで、ちょこれーと ほしいものがいっぱい いっぱい、いっぱいあるよ だけど、こころにいっぱいつめこんじゃ よくばりすぎだよ ひとりじめしちゃ… だめだよね
えぁ・ぎたー名倉七海名倉七海松本一起伊勢正三ぎゅんぎゅんぎゅん ぐぁんぐぁんぐぁん ぎゅんぎゅんぎゅん ぐぁんぐぁんぐぁん とうめいの、ぎたーをひく ろっくんろーるだ とーめいの、えあぎたー かっこいいよね  びゅんびゅんびゅん じゃんじゃんじゃん びゅんびゅんびゅん じゃんじゃんじゃん ぴっくもつ、ゆびがおどる ろっくんろーるだ はねをつけた、なげきっす ちょうちょみたいだ  ぎゃんぎゃんぎゃん きゅんきゅんきゅん ぎゃんぎゃんぎゃん きゅんきゅんきゅん すてーじが、りずむのうみ ろっくんろーるだ じょうねつの、えあぎたー かっこつけちゃお
せんせい名倉七海名倉七海松本一起伊勢正三伊勢正三・細井豊がっこうの せんせいは なんでもよくしっている ぼくのにがてな こくごだって さきにうまれて ずっとべんきょうしていたんだね  じゅくにいる せんせいは なんでもよくしっている ぼくのきらいな さんすうでも あっというまに びぶんせきぶんほどいてしまう  けんどうの せんせいは なんでもよくしっている ぼくがまけると こころのなか そっとのぞいて こいのなやみをきいてくれるよ
けいきがいい細井豊細井豊松本一起伊勢正三伊勢正三・細井豊これかって あれかって おねがいすると すぐかってくれる そうだね けいきがいいんだね みんながふわふわ  いたりあに あめりかに ちきゅうぎまわし つれてってくれる このごろ けいきがいいんだね みんながそわそわ  すてーきも おすしでも たべたいものが めのまえにならぶ そうだね けいきがいいんだね みんながふわふわ
ねたふり細井豊細井豊松本一起伊勢正三伊勢正三・細井豊まだおきていたい みんなといっしょに わいわいしたい だけど むりやりねかされて ねむれないから ねたふりしてる ねがえりうって ごそごそ むにゃむにゃ ねたふりしてる  まだおきていたい そらにはいっぱい かがやくほしが いいな おとなはずるいよね よるのとおくに いってるみたい ねがえりうって ざわざわ むにゃむにゃ ねたふりしてる  むりやりねかされて ねむれないから  ねたふりしてる ねがえりうって ごそごそ むにゃむにゃ ねたふりしてる ねたふりしてる ねたふりしてる ねたふり
つき南こうせつ南こうせつ松本一起伊勢正三伊勢正三・細井豊まんま まんげつさん そらのひろばが おおきくて あさまであそんでも とどかない  はんぶん はんげつさん みぎにひだりに うえとした よぞらにたべられた おにごっこ  ゆみなり みかづきさん よるのぶらんこ ちゅうぶらりん ゆらゆらゆれながら どこへゆく
あの唄はもう唄わないのですか川野夏美川野夏美伊勢正三伊勢正三松井タツオ今朝 新聞の片隅に ポツンと小さく出ていました あなたのリサイタルの記事です もう一年経ったのですね  去年も一人で 誰にも知れずに 一番うしろで見てました あの唄 もう一度聞きたくて 私のために作ってくれたと 今も信じてる あの唄を…  あなたと初めて 出会ったのは 坂の途中の小さな店 あなたはいつも唄っていた 安いギターをいたわるように  いつかあなたのポケットにあった あの店のマッチ箱ひとつ 今でも 時々とりだして ひとつ つけてはすぐに消します あなたの香りがしないうちに…  雨が降る日は 近くの駅まで ひとつの傘の中 帰り道 そして二人で 口ずさんだ あの唄はもう唄わないのですか 私にとっては思い出なのに…
なごり雪川野夏美川野夏美伊勢正三伊勢正三石倉重信汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
22才の別れ川野夏美川野夏美伊勢正三伊勢正三松井タツオあなたに さようならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖い手に触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を 見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった  私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ5年の月日が 永すぎた春と言えるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く私にとって  ひとつだけこんな私の わがまま聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変らずにいて下さい そのままで……
海岸通川野夏美川野夏美伊勢正三伊勢正三佐藤準あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく  夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとおり妹のままで いたほうがよかったかもしれない あなたがいつかこの街 離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった  まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ささやかなこの人生やなわらばーやなわらばー伊勢正三伊勢正三森正明花びらが 散ったあとの 桜がとても 冷たくされるように 誰にも 心の片隅に 見せたくはないものが あるよね  だけど 人を愛したら 誰でも心のとびらを 閉め忘れては 傷つき そして傷つけて ひきかえすことの出来ない 人生に気がつく  やさしかった 恋人達よ ふり返るのは やめよう 時の流れを 背中で感じて 夕焼けに 涙すればいい  誰かを 愛したその日には たとえば ちっぽけな絵葉書にも心が動き 愛をなくしたその日には 街角の唄にも ふと足を止めたりする  風よ 季節の訪れを 告げたら 淋しい人の心に吹け そして めぐる季節よ その愛を拾って 終わりのない物語を作れ  やさしかった 恋人達よ ささやかな この人生を 喜びとか 悲しみとかの 言葉で決めて 欲しくはない
なごり雪PENICILLINPENICILLIN伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君はつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
ペテン師西郷輝彦西郷輝彦喜多條忠伊勢正三林哲司その男は恋人と別れた さよならの口づけをして 髪の毛をやさしくなぜていた その時男は心のどこかで 赤い舌を出して笑った そうさ男は自由をとりもどしたのさ そうさ男は人生のペテン師だから このいつわりもいつの日にか ありふれた想い出にすりかえるのさ  その男は女房をもらった 人様もうらやむほどの すばらしくきれいな女をね けれども男は心のどこかで 寒い風が吹くのを知った  そうさ男は自由を手離しちまった そうさ男は人生のペテン師だから ひとりぼっちの幸せを たいくつな毎日にすりかえたのさ そうさ男は自由を手離しちまった そうさ男は人生のペテン師だから ひとりぼっちの幸せを たいくつな毎日にすりかえたのさ
あいつパンダフルハウスパンダフルハウス伊勢正三伊勢正三石川鷹彦雪の中 一人の男が 山に帰っていった ただそれだけの話じゃないか あわただしい季節の中で 花束投げた あの娘の言葉が こだまして帰ってくるけど 雪どけ水の音に消されて また静けさがおとずれる  だからもう忘れちまえよ あんなやつのことは こんなかわいい人を残して 一人でゆくなんて あいつがたとえ 想い出ひとつ 何も残さなかったのは あいつにすれば せいいっぱいの 愛だったんだね  春が来たら 去年と同じように また山でむかえよう それまでにきっとあいつの 得意だった 歌をおぼえているから …………………………
海岸通坂本冬美坂本冬美伊勢正三伊勢正三船山基紀あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく  夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとうり妹のままで いたほうがよかったかもしれない あなたがいつかこの街離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった  まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく
なごり雪リン・ユーチュンリン・ユーチュン伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時が行けば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪吉幾三吉幾三伊勢正三伊勢正三野村豊汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく  なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた  時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪kevinkevin伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も 降る時を知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  動き始めた 汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君の口びるが 「さようなら」と動くことが こわくて 下を向いてた 時が行けば 幼い君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  君が去った ホームに残り 落ちてはとける 雪を見ていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった
なごり雪暮部拓哉暮部拓哉伊勢正三伊勢正三秋元直也汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下を向いてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪岩佐美咲岩佐美咲伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
砂の舟研ナオコ研ナオコ岡田冨美子伊勢正三クニ河内夜空に砂の船を浮かべ あの頃二人 遠い孤独ながめて暮してた  抱き合えばいつか流れ星 背中にも心があるさと言ったあなた  時の河を下りながら 夢を釣っては逃がした  私が別れを決めた朝 光を浴びて 砂の舟は沈みかけていたわ  忘れると淋しくなるのよ 背中にも涙があるさと言ったあなた  二度と逢わぬ約束した 若さが何故かいとしい  抱き合えばいつか流れ星 背中にも心があるさと言ったあなた  時の河を下りながら 夢を釣っては逃がした
SILVER SUN西郷輝彦西郷輝彦阿木燿子伊勢正三鈴木茂深くリヤシートに身を沈め 君は何にも答えない 海へむかう車のカーラジオ オールデイズのヒットパレード 言いだしたのは 俺さ これ以上 君を不幸にできないと 懐しい曲が増え始め 心にそれが突き刺さる  silver sun 今度もし 恋をしても silver sun 陽は少し 翳ってる 俺達 人生で一番 輝きの季節 今 失おうとしてる  君が腰をかけてる 防波堤 風が一瞬 立ち止まる 車体 斜めに倒しオートバイ こっちをからかい走っていくよ 悪かったのは 俺さ ただ君に そのことだけを伝えたい 想い出の場所が増え始め 心の地図にしるされる  silver sun 今度もし 恋をしても silver sun 陽は少し 翳ってる 俺達 青春の最後をみとる苦しさに 今 遠い目をしてる
つかの間の雨増田惠子増田惠子伊勢正三伊勢正三あなたがそっと右手を出して 雨に濡れた私の髪を うまく左にとかしてくれた ほんの私の髪のくせまで あなたは憶えてくれたのですか あなたはとても気がつく人だったけど 気づいて欲しいものは他にあった  突然雨が降りだした街を あの頃いつもそうしたように 二人肩を寄せて歩いた ほんのひとふりの雨とたったひとつの傘が 最後のドラマを作ってくれたのに 肩にまわしたあなたの手には あの頃のぬくもりはもうなかった  空があかね色に燃えつきてそして つかの間の雨もあがってしまった ビルの谷間に沈む夕陽を見て 悲しいと思うのは私だけでしょうか
22才の別れ柴田淳柴田淳伊勢正三伊勢正三羽毛田丈史あなたに「さようなら」って言えるのは きょうだけ 明日になって またあなたの 暖かい手に触れたら きっと言えなくなってしまう そんな気がして わたしには鏡に映った あなたの姿を見つけられずに わたしの目の前にあった 幸せにすがりついてしまった  わたしの誕生日に22本の ローソクをたて ひとつひとつがみんな君の 人生だねって言って 17本目からは 一緒に火をつけたのが きのうのことのように 今はただ五年の月日が ながすぎた春といえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いでゆくわたしにとって ウウウーウウウウウ…  ひとつだけこんなわたしの わがままきいてくれるなら あなたはあなたのままで 変らずにいてください そのままで
22才の別れ高田みづえ高田みづえ伊勢正三伊勢正三あなたに「さようなら」って言えるのは きょうだけ 明日になって またあなたの 暖かい手に触れたら きっと言えなくなってしまう そんな気がして わたしには鏡に映った あなたの姿を見つけられずに わたしの目の前にあった 幸せにすがりついてしまった  わたしの誕生日に22本の ローソクをたて ひとつひとつがみんな君の 人生だねって言って 17本目からは一緒に火をつけたのが きのうのことのように 今はただ五年の月日が ながすぎた春といえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いでゆくわたしにとって ウウウーウウウウウ…  ひとつだけこんなわたしの わがままきいてくれるなら あなたはあなたのままで 変らずにいてくださいそのままで
なごり雪河村隆一河村隆一伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが 最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた、季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
22才の別れ吉幾三吉幾三伊勢正三伊勢正三野村豊あなたに“さよなら”って言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの温かい手に ふれたらきっと 言えなくなってしまう そんな気がして… 私には 鏡に映った あなたの姿をみつけられずに わたしの 目の前にあった 幸せにすがりついてしまった  私の誕生日に 22本のロウソクを立て ひとつひとつが みんな君の人生だねって言って 17本目からは 一緒に火を付けたのが 昨日のことのように… 今はただ 5年の月日が 長すぎた春と言えるだけです あなたの 知らない所へ 嫁いでゆく私にとって  ひとつだけ こんな私の わがままきいてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいて下さい そのままで
なごり雪川嶋あい川嶋あい伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は、 時計を気にしてる、 季節外れの雪が降ってる、 東京で見る雪はこれが 最後ねと、 寂しそうに君がつぶやく、 なごり雪も降る時を知り、 ふざけすぎた、季節の後で、 今春が来て、君はきれいになった、 去年よりずっときれいになった  動き始めた、汽車の窓に顔をつけて、 君はなにか言おうとしている、 君の口びるがさようならと動くことが 怖くて下を向いてた、 時がゆけば幼い君も、 大人になると気づかないまま、 今春が来て、君はきれいになった、 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり、 落ちてはとける雪を見ていた、 今春が来て、君はきれいになった、 去年よりずっときれいになった
22才の別れやなわらばーやなわらばー伊勢正三伊勢正三あなたに「さようなら」って言えるのは きょうだけ 明日になって またあなたの 暖かい手に触れたら きっと言えなくなってしまう そんな気がして わたしには鏡に映った あなたの姿を見つけられずに わたしの目の前にあった 幸せにすがりついてしまった  わたしの誕生日に22本の ローソクをたて ひとつひとつがみんな君の 人生だねって言って 17本目からは 一緒に火をつけたのが きのうのことのように 今はただ五年の月日が ながすぎた春といえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いでゆくわたしにとって ウウウーウウウウウ…  ひとつだけこんなわたしの わがままきいてくれるなら あなたはあなたのままで 変らずにいてください そのままで
雨の物語やなわらばーやなわらばー伊勢正三伊勢正三化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから 僕はまだ君を 愛しているんだろ そんなこと ふと思いながら  窓の外は雨 雨が降ってる 物語の 終わりに こんな雨の日 似合いすぎてる  誰もが物語 その一ページには 胸はずませて 入ってゆく ぼくの部屋のドアに 書かれていたはずさ とても悲しい 物語だと  窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした 君が ドアのむこうに 立っていたのは  窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの 雨が 君の心の くもりガラスに
なごり雪蘭華蘭華伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが 最後ねと さみしそうに君がつぶやく  なごり雪も 降る時を知り ふざけすぎた 季節のあとで 今春が来て君は きれいになった 去年よりずっと きれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと 動くことが こわくて下をむいてた  時がゆけば 幼い君も 大人になると 気づかないまま 今春が来て君は きれいになった 去年よりずっと きれいになった  君が去った ホームにのこり 落ちてはとける 雪を見ていた 今春が来て君は きれいになった 去年よりずっと きれいになった  去年よりずっと きれいになった…
笑顔トワ・エ・モワトワ・エ・モワ伊勢正三伊勢正三あなたが産まれて来た時 どうして泣き顔だったの それでも周りに笑顔が あんなに溢れていたでしょう 誰かを好きになるだけで 時計が悲しく見えたり あんなにほろ苦い恋も 今では甘い贈り物 時がいつか 悲しい景色を選んで塗り変えてくれる そしていつか あなたの涙の分だけ 笑顔に会えるでしょう 空が泣きそうな時も 花には歌が聴こえてる どこかで虹を見上げると 誰もが笑顔になるでしょう 風の街で 帽子を押さえながら ほら笑ってしまうでしょう 通り雨に 駆け込む軒先でも ほら笑顔に会えるでしょう 風の街で 帽子を押さえながら ほら笑ってしまうでしょう どんな時も あなたの涙の分だけ 笑顔に会えるでしょう 心に笑顔がある限り…
雨の物語研ナオコ研ナオコ伊勢正三伊勢正三化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから 僕はまだ君を 愛しているんだろう そんなことふと思いながら  窓の外は雨 雨が降ってる 物語の終りに こんな雨の日 似合いすぎてる  誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく 僕の部屋のドアに 書かれていたはずさ “とても悲しい物語”だと  窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアのむこうに立っていたのは  窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心のくもりガラスに
22才の別れGOLD LYLICかぐや姫GOLD LYLICかぐや姫伊勢正三伊勢正三あなたに「さようなら」って言えるのは 今日だけ 明日になってまたあなたの 暖い手に触れたらきっと 言えなくなってしまう そんな気がして……… 私には 鏡に映った あなたの姿を見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった  私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつがみんな君の人生だね って言って 17本目からはいっしょに火をつけたのが 昨日のことのように……… 今はただ5年の月日が 永すぎた春といえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いでゆく私にとって  ひとつだけこんな私の わがまま聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいて下さい そのままで
ペテン師かぐや姫かぐや姫喜多條忠伊勢正三その男は恋人と別れた さよならの口づけをして 髪の毛をやさしくなぜていた  その時男は心のどこかで 赤い舌を出して笑った  そうさ男は自由をとりもどしたのさ そうさ男は人生のペテン師だから このいつわりもいつの日にか ありふれた想い出にすりかえるのさ  その男は女房をもらった 人様もうらやむほどの すばらしくきれいな女をね  けれども男は心のどこかで 寒い風が吹くのを知った  そうさ男は自由を手離しちまった そうさ男は人生のペテン師だから ひとりぼっちの幸せを たいくつな毎日にすりかえたのさ  そうさ男は自由を手離しちまった そうさ男は人生のペテン師だから ひとりぼっちの幸せを たいくつな毎日にすりかえたのさ
なごり雪かぐや姫かぐや姫伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で ぼくは時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに 君がつぶやく なごり雪も 降る時を知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  動き始めた 汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君の口びるが 「さようなら」と動くことが こわくて 下を向いてた 時が行けば 幼ない君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  君が去った ホームに残り 落ちてはとける 雪を見ていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった
なごり雪元ちとせ+秦基博元ちとせ+秦基博伊勢正三伊勢正三松浦晃久汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節の後で 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるが「さようなら」と動くことが こわくて下を向いてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
置手紙かぐや姫かぐや姫伊勢正三伊勢正三君はまだたくさんの 紙袋をかかえたままで この手紙読んでいるだろう これで最後の男の気まぐれとして どこかそこらの窓からすててくれ 君となら一緒に暮らしたかった 二人でいつも立ち止まってしまう あの赤いレンガの家で……… ルンルン ルルル……… 今日の淋しさは風にごまかされて いつまでも消えそうもない  ぼくのほんのひとことが まだ二十前の君を こんなに苦しめるなんて だから行く先は ぼくの友達に聞いてくれ 君に会わないで行くから 今頃はぼくもまた昔のように どこかの町のカフェテラスで ビールでも飲んでいるだろう ルンルン ルルル……… 君が帰る頃は夕暮れ時 部屋の明かりはつけたままで
なごり雪新沼謙治新沼謙治伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪松原健之松原健之伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる 季節はずれの 雪が降ってる 東京で見る雪は これが最後ねと さみしそうに 君がつぶやく  なごり雪も 降るときを知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君のくちびるが さようならと動くことが こわくて 下をむいてた  時がゆけば 幼い君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  君が去った ホームにのこり 落ちては溶ける 雪を見ていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
あかり灯して前川清前川清伊勢正三伊勢正三春は名のみの風の頃に 散ってゆくのも知りながら 花は戻らぬ時の中で咲くのがいい  夏は蚊遣りの香りがして やさしい女(ひと)を想い出す 酔えばいつしかひざ枕の 夢の跡に  もどかしいくらいに もどらぬダイヤル あの頃ってなぜか 恋もゆっくり 時のまにまに  あの日下宿の大家さんは 家賃を下げてくれた人 人の情けがまかり通る時代がいい  雨の形は見えないもの 雲は流れてしまうもの 時は移ろい 枯れ葉が舞う 無常の空に  秋の心のはぐれ雲よ 一人旅なら分かるだろう 旅に出るのは…寂しさとは友達だから  星降る夜には 涙はいらない 過ぎ去った日々の あかり一つ一つ 胸に灯して  冬の言葉を指でなぞり 息で曇った窓に書く 人が暮らせば温もるよな時代になれ
なごり雪中西保志中西保志伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく  なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた 季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるが「さようなら」と動くことが こわくて下をむいてた  時がゆけば幼い君も 大人になると 気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける 雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった
つかの間の雨由紀さおり由紀さおり伊勢正三伊勢正三あなたがそっと右手を出して 雨に濡れた私の髪をうまく左にとかしてくれた ほんの私の髪のくせまで あなたは憶えてくれたのですか あなたはとても気がつく人だったけど 気づいて欲しいものは他にあった  突然雨が降り出した町を あの頃いつもそうしたように 二人肩を寄せて歩いた ほんのひと降りの雨と たったひとつの傘が 最後のドラマを作ってくれたのに 肩にまわしたあなたの手には あの頃のぬくもりはもうなかった  空があかね色に燃えつきて そして つかの間の雨もあがってしまった ビルの谷間に沈む夕陽を見て 悲しいと思うのは私だけでしょうか
なごり雪Scott MurphyScott Murphy伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるが「さようなら」と動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれになった
なごり雪坂本冬美坂本冬美伊勢正三伊勢正三船山基紀汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるが「さようなら」と動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪中森明菜中森明菜伊勢正三伊勢正三古池孝浩汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪五木ひろし五木ひろし伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった
あす陽炎水谷豊水谷豊阿木燿子伊勢正三季節を例えば感じる時は 薄着になった女性の胸さ あなたを突然おもいだすのは すれ違いざま 誰かの香水  タバコ一本のタイム・トンネル あの日のあなたが揺れてるよ  あす陽炎 ぽつんと言って あす陽炎 遠くをみてた  what you say 何んて言ったの what you want とっさにぼくは聞き返した  いつでも会えると思ってたから 約束をついおざなりにした 重なる仕事に追いかけられて 次の電話の間があいたね  タバコ一本のタイム・トンネル あの日のあなたは白い影さ  あす陽炎 それだけ言って あす陽炎 唇かんだ  what you say 何んて言ったの what you want うかつにぼくは聞き返した  what you say 本気なのかと what you want あなたの心聞き返した
なごり雪岡平健治岡平健治伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる 季節はずれの 雪が降ってる 東京で見る雪は これが最後ねと さみしそうに 君がつぶやく  なごり雪も 降るときを知り ふざけすぎた 季節のあとで 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か 言おうとしている 君のくちびるが さようならと動くことが こわくて 下をむいてた  時がゆけば 幼い君も 大人になると 気づかないまま 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  君が去った ホームにのこり 落ちてはとける 雪を見ていた 今 春が来て 君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった
22才の別れ岡平健治岡平健治伊勢正三伊勢正三あなたに さよならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖かい手に 触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして  私には 鏡に映った あなたの姿を見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった  私の誕生日に22本の ローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは私いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように  今はただ五年の月日が 長すぎた春と いえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く 私にとって  ひとつだけ こんな私の わがまま 聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいて下さい そのままで…………
青い港前川清前川清喜多條忠伊勢正三佐藤準風が 風が 波立てる 港の船溜まりで 「馬鹿なやつ…」と呟いた 夜の静寂(しじま) 星色のメリーゴーラウンド 廻る幸せ灯かり 投げ捨てた 指輪さえ 光の中へ 青い港 石畳 あの日のまま  かもめ 港 冬花火 誰かが泣いてるのか 長い髪が揺れていた 帰らぬ人 嘘もつけないのなら 星屑になればいい サヨナラの代わりなら やさしい嘘を 胸の汽笛 風の唄 あの日のまま  待つ人の哀しみに 何ひとつ気付かずに 夢ばかり追いかけた 若き苦さよ 青い港 赤煉瓦(レンガ) あの日のまま
雨の物語中森明菜中森明菜伊勢正三伊勢正三古池孝浩化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから 僕はまだ君を 愛しているんだろう そんなことふと思いながら 窓の外は雨 雨が降ってる 物語の終りに こんな雨の日 似合いすぎてる  誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく 僕の部屋のドアに 書かれていたはずさ “とても悲しい物語”だと 窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアのむこうに立っていたのは  窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心のくもりガラスに
22才の別れ中森明菜中森明菜伊勢正三伊勢正三清水俊也あなたに さようならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖い手に触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を 見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった  私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ5年も月日が 永すぎた春といえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く私にとって  ひとつだけこんな私の わがまま聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいて下さい そのままで…………
海岸通やなわらばーやなわらばー伊勢正三伊勢正三関淳二郎あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく  夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとうり妹のままで いたほうがよかったかもしれない あなたがいつかこの街 離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった  まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく
なごり雪中孝介中孝介伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気付かないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっと きれいになった 去年よりずっと きれいになった 去年よりずっと きれいになった
あの唄はもう唄わないのですかクミコクミコ伊勢正三伊勢正三服部隆之今朝 新聞の片隅に ポツンと小さく出ていました あなたのリサイタルの記事です もう一年経ったのですね  去年もひとりで誰にも知れずに 一番うしろで見てました あの唄 も一度聞きたくて 私のために作ってくれたと 今も信じてる あの唄を………  あなたと初めて 出会ったのは 坂の途中の小さな店 あなたはいつも唄っていた 安いギターをいたわるように  いつかあなたのポケットにあった あの店のマッチ箱ひとつ 今でも時々 とりだして ひとつ つけてはすぐに消します あなたの香りが しないうちに………  雨が降る日は 近くの駅まで ひとつの傘の中 帰り道 そして二人で 口ずさんだ あの唄はもう唄わないのですか 私にとっては思い出なのに
なごり雪石川ひとみ石川ひとみ伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪井上あずみ井上あずみ伊勢正三伊勢正三米山拓巳汽車を待つ君の横で ぼくは時計を気にしてる 季節外れの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけ過ぎた季節のあとで 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるが「さようなら」と動くことが こわくて下を向いてた 時が行けば 幼い君も 大人になると 気付かないまま 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームに残り 落ちてはとける 雪を見ていた 今 春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった 
なごり雪夏川りみ夏川りみ伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年より ずっと きれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年より ずっと きれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年より ずっと きれいになった
雨の物語佐藤竹善佐藤竹善伊勢正三伊勢正三化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから 僕はまだ君を 愛しているんだろう そんなことふと思いながら 窓の外は雨 雨が降ってる 物語の終りに こんな雨の日 似合いすぎてる  誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく ぼくの部屋のドアに 書かれていたばすさ “とても悲しい物語”だと 窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアのむこうに立っていたのは  窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心のくもりガラスに
なごり雪リュ・シウォンリュ・シウォン伊勢正三伊勢正三池田大介・PIPELINE PROJECT汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
湘南 夏かぐや姫かぐや姫伊勢正三伊勢正三湘南へ帰る人達の 顔がとてもやさしい  すこし心が落ちついた 鎌倉すぎたあたり  なぜ海が見たいのだろう もう若くもないのに もしも沈む夕陽に 間に合えば ただそれだけのこと  湘南へ帰る人達の うでが西日に染まり  陽やけのあとが暖かく Yシャツに触れている  なぜ海が見たいのだろう もう若くもないのに 海に沈む夕陽を 見とどけて ただそれだけのこと
わかれ道かぐや姫かぐや姫伊勢正三伊勢正三ああ 君の長い髪と 胸のふくらみを 愛して 時は流れた  つい きのうまでは もうもどれない 道二つ 分れて 歩き始めて 別れたことに気づいた  ああ ぼくの心の中に 寂しい椅子がある そう昔 君もそこに すわっていたんだね  ああ 君といた頃は 誰にも 愛は一度 めぐると知っていたのに  ああ 六本木の街に降る雨が 街ゆく人達の 肩を濡らして も少し早く ほんとの愛を知ってたらと 誰もが後悔しながら 歩いてる  ああ 君がいた頃は 酒にも 飲まれることは なかったことに 気づいた
なごり雪徳永英明徳永英明伊勢正三伊勢正三坂本昌之汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいていた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
過ぎゆく季節に丸山圭子丸山圭子伊勢正三・丸山圭子伊勢正三悩みつかれて たたずむ海辺と 沖を走る カー・フェリー 暮れなずむ町が かすむように さまざまにゆれて女心 出逢ったことを 今はくやんでみても ひと夏だけの恋 忘れてたのに  知らず時はたってゆくけれど 待てないのは何故 恋はいっときの時間だけで 燃えてしまうから ほろ苦く せつなく 甘い香りは 過ぎてしまった日々のぬくもり  昔 遊んだ 思い出の月日 暦 胸にきざみ 確かめるほど あんな野暮な 男だったと思えば はりさけるようで 素足が似合う ジュード かけてくるような ココナツの笑えみ 眩しくゆれては  ひとり黙ってるとその間にも 夏は過ぎてゆく ひとつの気持ちだって なぜ 半分にできないのだろう 手のひらをこぼれる 熱い砂の さめてしまった 秋の始まり  知らず時はたってゆくけれど 待てないのは何故 恋はいっときの時間だけで 燃えてしまうから ほろ苦く せつなく 甘い香りは 過ぎてしまった日々のぬくもり
あの頃のぼくはイルカイルカ伊勢正三伊勢正三木田高介あの頃のぼくは若すぎて 君の気まぐれを許せなかった そんな君のやさしさは おとなびていました 机の上に編みかけの セーター残していったまま 朝から続く雨の日に 泣きながら飛び出していった  君はもう この古いアルバムの中の 想い出の女として 小さな灰皿の中で燃えてゆくのです 君の長い髪はとても 素敵だったと言いたかった  別れの言葉が夢の中で こんなにきれいに響いてます 心のほんの片隅で つぶやいた言葉 たとえば誰かの小説の ひとつの甘いフレーズとして ぼくの心の本棚に しまっておけるものなら  君はもう 二人でいつも買ってた 合挽(あいびき)のコーヒーの あのほろ苦い味も忘れたことでしょう 今は一人部屋の中で コーヒー沸かしているんです  君はもう この古いアルバムの中の 想い出の女として 小さな灰皿の中で燃えてゆくのです 君の長い髪はとても 素敵だったと言いたかった
海岸通GOLD LYLICイルカGOLD LYLICイルカ伊勢正三伊勢正三佐藤準あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく  夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとうり妹のままで いたほうがよかったかもしれない あなたがいつかこの街離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった  まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく
なごり寿司~なごり雪~PLATINA LYLIC嘉門タツオPLATINA LYLIC嘉門タツオ伊勢正三・脚色:嘉門達夫伊勢正三寿司を待つ君の横で僕は 値段を気にしてる 季節はずれのブリが光ってる 東京で食う寿司は銀座が最高ねと 刺身盛り食べて君がつぶやく 握り寿司を たらふく食べて 同伴、アフター 貢がされてる 今ウニが来て 君はヒラメも食った ボタンエビ、ホッキ、ホタテも食った  動き始めた水槽の中の アワビ指差して 君は注文しようとしている 君の口びるが「大トロ炙り」と動くことが こわくて下をむいてた 寿司を食わせりゃ 何とかなると この下心 かなわぬままに 今ウニが来て 君はネギトロ食った 二人前みやげ 持って帰った  君が去った カウンターに残り むらさきにとけた わさび見ていた 今 おあいそで 僕は大枚切った ごちそうさまと君は 帰って行った 寿司おごり財布 身軽になった
なごり雪平原綾香平原綾香伊勢正三伊勢正三沢田完汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく  なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで  今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた  時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま  今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  去年よりずっときれいになった 去年よりずっと
なごり雪高橋直純高橋直純伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼ない君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  去年よりずっときれいになった 去年よりずっときれいになった
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
22才の別れ村下孝蔵村下孝蔵伊勢正三伊勢正三経田康あなたにさよならって言えるのは今日だけ あしたになって またあなたの温かい手に 触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして…  私には鏡に映ったあなたの姿をみつけられずに わたしの 目の前にあった幸せに すがりついてしまった…  私の誕生日に22本のろうそくを立て ひとつひとつがみんな君の人生だねって 言って 17本目からは いっしょに灯をつけたのが きのうのことのように…  今はただ5年の月日が長すぎた春と言えるだけです あなたの知らないところへ嫁いでゆく 私にとって…  ひとつだけこんな私のわがまま聞いてくれるなら あなたはあなたのままでかわらずにいてください そのままで…
君と歩いた青春太田裕美太田裕美伊勢正三伊勢正三萩田光雄君がどうしても 帰ると言うのなら もう止めはしないけど 心残りさ 少し 幸せに出来なかった事  故郷(くに)へ帰ったら あいつらに会うといいさ よろしく伝えてくれ きっと又 昔のように みんなで楽しくやれるさ  みんないい奴ばかりさ 僕とは 違うさ そして あの頃と同じように みんなで釣りへでも行きなよ  ケンカ早い奴もいた 涙もろい奴もいた みんな君の事が 好きだったんだよ  本当はあいつらと 約束したんだ 抜けがけは しないとね バチ当りさ 僕は だけど本当さ 愛していたんだ  きれいな夕焼け雲を 憶えているかい 君と始めて出逢ったのは 僕が一番最初だったね  君と歩いた青春が 幕を閉じた 君はなぜ 男に生まれてこなかったのか
海岸通岩崎宏美岩崎宏美伊勢正三伊勢正三古川昌義あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたを乗せた船が小さくなってゆく  夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言う通り妹のままで いたほうがよかったかもしれない あなたがいつかこの街離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった  まるで昨日と同じ海に波を残して あなたを乗せた船が小さくなってゆく
雨の物語保田圭保田圭伊勢正三伊勢正三朝井泰生化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから 僕はまだ君を 愛しているんだろう そんなことふと思いながら 窓の外は雨 雨が降っている 物語の終りに こんな雨の日 似合いすぎてる  誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく 僕の部屋のドアに 書かれていたばすさ “とても悲しい物語”だと 窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアのむこうに立っていたのは  窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心のくもりガラスに
22才の別れ保田圭・矢口真里保田圭・矢口真里伊勢正三伊勢正三たいせーあなたに さようならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖い手に触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を 見つけられずに 私の目の前にあった 幸せにすがりついてしまった  私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ5年の月日が 永すぎた春といえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く私にとって  ひとつだけこんな私の わがまま聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変わらずにいて下さい そのままで……
なごり雪JINDOUJINDOU伊勢正三伊勢正三JINDOU汽車を待つ君の横で 僕は時計を気にしてる 季節外れの 雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと 寂しそうに君がつぶやく  なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節の後で  今春が来て君はキレイになった 去年よりずっとキレイになった  動きだしたTRAIN ゆっくりと発車 なごり雪の降る空の真下 駅のプラットホーム 時間通りに 別れを告げる鐘響きわたった ガラス窓の向こうから 君は何かを言いたそうにしているような その唇が『サヨナラ』と動くことが怖くて下を向いた  時がゆけば幼い君も 大人になると気付かないまま  今春が来て君はキレイになった 去年よりずっとキレイになった  君との想い出は 雪と共に溶けて春の大地に そう 寂しさも溶かすように 儚い日差し 青春の日々  君が去ったホームに残り 落ちては溶ける雪を見ていた  今春が来て君はキレイになった 去年よりずっとキレイになった  今春が来て君はキレイになった 去年よりずっとキレイになった キレイになった
君と歩いた青春岩崎宏美岩崎宏美伊勢正三伊勢正三古川昌義君がどうしても帰ると言うのなら もう止めはしないけど 心残りさ少し 幸せに出来なかった事  故郷(くに)へ帰ったら あいつらに会うといいさ よろしく伝えてくれ きっと又 昔のように みんなで楽しくやれるさ  みんないい奴ばかりさ 僕とは違うさ そして あの頃と同じように みんなで釣りへでも行きなよ  ケンカ早い奴もいた 涙もろい奴もいた みんな君のことが 好きだったんだよ  本当はあいつらと約束したんだ 抜けがけは しないとね バチ当りさ僕は だけど本当さ 愛していたんだ  きれいな夕焼け雲を 憶えているかい 君と始めて出逢ったのは 僕が一番最初だったね  君と歩いた青春が 幕を閉じた 君はなぜ 男に生まれてこなかったのか
nagoriyukiビリケンビリケン伊勢正三伊勢正三バギードッグ(ラップ)まだまだ行けるハズだねyeah! 未だ見ぬ次の春までyeah!! 未だ君とした約束は胸に ズットいつも ソット胸に…  汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく  (ラップ)君と出逢い もう三度目の春 時間が経ち 思い出となる日も来る? だけど今は だから今は 何にも言わないで こうしていたいよ  なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた 季節のあとで  今 春がきて 君は きれいになった 去年より ずっと きれいになった  (ラップ)流れゆくは 懐かしいラヴソング ふいに涙なんて誘ってまた 今は はなればなれ 時間も流れ 慣れない仕事 なんか今日も疲れ 毎日があたりまえに繰り返し 繰り返し想うのは君のコト 元気でいますか?変わらずいますか? また僕のコト覚えていますか?  動き始めた汽車の窓に顔をつけて  君は何か言おうとしている 君のくちびるが「さようなら」と 動くことが こわくて下を向いてた  時がゆけば 幼い君も 大人になると 気づかないまま  (ラップ)time goes by…きっと君も いつかまたふり返る日も来るだろう 君がもしも 迷うトキモ 道はきっと続いていくだろう。  今 春が来て 君は きれいになった 去年より ずっと きれいになった  (ラップ)あの頃僕ら妙にはしゃいじゃって 未来、時代、みんな見ないフリ。 きっと明日なんて 勝手に ふってくるなんて思ってた 悪気もなくね お互い 長い時間をこえて 駆ける お互い 笑いあえるように 夜空に想うよ。  君が去った ホームにのこり 落ちては とける 雪をみていた  今 春がきて 君は きれいになった 去年より ずっと きれいになった 去年より ずっと きれいになった  (ラップ)なごり雪もふるトキを知り なごむ影にまたせつなさを知り
なごり雪新垣勉新垣勉伊勢正三伊勢正三宮下博次汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪チェウニチェウニ伊勢正三伊勢正三矢野立美汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
なごり雪市井紗耶香市井紗耶香伊勢正三伊勢正三たいせー・高橋諭一汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが最後ねと さみしそうに君がつぶやく  なごり雪も降るときを知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君のくちびるがさようならと動くことが こわくて下をむいてた  時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
君と歩いた青春伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三瀬尾一三君がどうしても帰ると言うのなら もう止めはしないけど 心残りさ少し幸せにできなかったこと  故郷へ帰ったらあいつらに 会うといいさよろしく伝えてくれ きっと又昔のようにみんなで 楽しくやれるさ  みんないいやつばかりさ ぼくとはちがうさ そしてあの頃と同じように みんなで釣りへでも行きなよ  ケンカ早いやつもいた 涙もろいやつもいた みんな君のことが好きだったんだよ  本当はあいつらと約束したんだ 抜けがけはしないとね バチ当たりさぼくは だけどほんとさ愛していたんだ  きれいな夕焼け雲を 憶えているかい 君と始めて出逢ったのは ぼくが一番最初だったね  君と歩いた青春が 幕を閉じた 君はなぜ 男に生まれてこなかったのか
わかれ道伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三佐藤準あぁ 君の長い髪と胸のふくらみを愛して時は流れた つい昨日までは もう もどれない道二つ分れて 歩き始めて別れたことに気づいた  あぁ ぼくの心の中に寂しい椅子がある そう 昔君もそこにすわっていたんだね あぁ 君といた頃は 誰にも愛は一度めぐると知っていたのに  あぁ 六本木の街に降る雨が 街ゆく人達の肩を濡らして も少し早く ほんとの愛を知ってたらと誰もが後悔しながら 歩いてる  あぁ 君がいた頃は酒にも飲まれることはなかったことに気づいた
そんな暮らしの中で伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三歩き始めた子供の 笑い声が響いてる そんな暮しの中で 芽ばえ始めた「何か」を 大切にして生きるため 日々の暮しがある  時計の針が時を 流しているわけでもなく 明日の朝 新聞の日付がただ 変わっているだけのこと  2センチ足らずの雪が 科学の街 東京を 一日でぬりかえる その変わらぬ雪の色に 人は何を思うのだろう 変わりゆくこの日々に  寒さの中に かくれているのは 暖かさなのだから  冬の朝 目覚めたときの あと五分の幸せを 誰もが知ってる
けんかのあと伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三けんかの後の 冷めたスープに 沈む涙のスパイス ホロ苦さも忘れて 同じことくりかえす  男のエゴとプライドなんて まるで脱ぎ忘れた靴 孤独な時初めて 鏡に写してみる  時計の針は小刻みに まだ話しかけてくる 愛し合うことを望むなら なぜ、ひきとめなかった  もどかしいくらい エスカレーターの 人波にもまれながら 夕闇のホームまで 思い出が多すぎて  鳴り響くベルの中を 今、駆け登って行く 次々に流れる窓に ふとさよならがよぎる  時が渦巻く都会に 今、何を求めるの 振り向けばそこに君が 手を差し伸べてるのに
男は明日はくためだけの靴を磨く伊勢正三伊勢正三瀬尾一三夕暮れの街並がすこしづつ暗くなってゆく ひとりの男が今日も坂道を下りてくる アパートのドアを開け 手さぐりで灯りをつけた時 今日一日がふと目の前を通り過ぎる ひとり暮らしは気楽と言えばいい  過去のことは思い出さず これからのことは解らない 男は明日はくためだけの靴を磨く その日暮らししていてもほらこんなに幸せだと 大きな声で笑える日もいつかはくる 時の流れに身をまかすのもいいさ  やさしい女がどこかにいたような気がする そんな気持にたとえ答えられなくても 男なら恋心をさりげなくポケットに入れて そのあとでそっとどこかで取り出してみたとき 熱い思い出静かに消せばいい  男なら夢のひとつくつがえすこともできるし 夢からさめたらまた新しい夢を見ればいい 窓辺で枯れてゆく一輪ざしの花でさえ この部屋の中で精一杯に咲いていた そんなちいさな生きざまを見つけたい
きらいなはずだった冬にかぐや姫かぐや姫伊勢正三伊勢正三水谷公生夕焼け空のなごり残して きれいに暮れてゆく 街を 君とこうして また並んで歩いている 寂しい季節が過ぎて 暖かい心の春が Wo…やってくる  年を数えて 三度目の冬 も一度 めぐり逢うこと なぜか手のひらに 記されていたような 不思議な運命という名の 結びつく 二つの星が Wo…知っている  似合うセーター その肩ごしに 感じる君は 同じさ 涙もろくなったのは ぼくのせいだね やさしい涙の糸が からみつく長いまつ毛に Wo…酔っている
海岸通伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく  夜明けの海が悲しいことを あなたから 教えられた海岸通 あなたの言うとうり 妹のままで いた方が 良かったかもしれない あなたがいつか この街離れてしまうことを やさしい腕の中で 聞きたくはなかった  まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく
北国列車伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三ぼくが君を追いかけてる 夢から目覚めたときは 汽車は夜を走りつづけ 朝の駅へついたところ  君を忘れるため長い旅に出て 旅の終わりにこの街を選んだ  去年の今頃汽車にのり 二人で旅した北国の あの雪の白さが何故か忘れられずに  ぼくの他にはあと少しの 人を降しただけで 汽車はすぐにまだ暗い 朝に消えて行った  おもいきり背伸びをした 薄暗い空に 君の星座がまだ光ってる  君の生まれたあの星が こんなきれいに輝いて 君と暮らした東京では 見たことなかったけれど  君を忘れるため長い旅に出て 旅の終わりにこの街を選んだ  去年の今頃汽車にのり 二人で旅した北国の あの雪の白さが何故か忘れられずに
雨の物語伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから ぼくはまだ君を 愛しているんだろう そんなこと ふと思いながら 窓の外は雨 雨が降ってる 物語の終わりに こんな雨の日似合いすぎてる  誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく ぼくの部屋のドアに 書かれていたはずさ “とても悲しい物語”と 窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアの向こうに立っていたのは  窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心の くもりガラスに
海風伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三海風 吹いてた あの頃いつの時も 潮の満干に すべてを感じて 幼な心に吹いてた 淋しい時 とても淋しい時 今もぼくのなぐさめに 吹くのは 海風  海風 吹いてた 今はここにいるけど 時の流れが ぼくを変えても 今も故郷に吹く あの日の夢 とてもきれいな夢 今のぼくに何かを 残してくれた 海風
Bye Bye伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三人は誰でも皆 愛し愛されて 悲しい恋の終わり 知り過ぎてるのに いつかその傷跡 右手でかくして 左手でまた誰かを抱くことがなぜできたりする  男には女は解からない 時がいくつ流れても……… Bye Bye さよならを Bye Bye 告げた夜は 男ひとり その背中に星がひとつ流れる  きれいな言葉だけで 人は愛せない それに気づいたところで まだ若すぎるさ コスモスの咲く頃 アジサイは消えて 若い心の傷は いつの間にか治っているもの  女には男は解からない 涙いくつ 流しても………  Bye Bye 三日月に Bye Bye 操られて 女ひとり恋の道を迷い始めている
通り雨伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三通り過ぎた雨に 細い肩を濡らして あの娘は一人ぼっちになろうとしている  淋しいのなら忘れよう 人の心なんて にぎやかなお祭りの人ごみの中で 浴衣がけ 細い肩 通り雨  二年ぶりにたずねた 下町のお祭りは まるであの日と同じ顔でむかえてくれたのに  久しぶりなら忘れよう なつかしさなんて 風車くるくると音をたてる夜に 浴衣がけ 長い髪 通り雨  幸せすぎてこわいと 大吉破いてすてた 何もかもが昔にむかって走り去ってゆく  思い出すなら忘れよう おもいでなんて 指切りがほどけてはいけないはずなのに  カラカラと 石畳 通り雨  赤い鼻緒切らして 上目使いに笑った かわいそうなくらいの小さな胸もと  悲しいのなら忘れよう 君の笑顔なんて 熱い涙足もとにはじけて落ちた日に  ほほ濡らす 悲しみの 通り雨
冬京伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三ぼくの部屋の タ暮れは 君が去った ドアの方から始まる あの頃ぼくと そして君の夢は 同じものだと 思っていた ぼくの胸に 顔をうずめて 潮の香りがすると 故郷のない君だから わかるのだろう  あの頃ぼくは 何のために 君と同じ朝を むかえてたんだろう 赤い電車は 止まらないほどの その小さな駅の 見える部屋で 階段のぼる ぼくの足音 響き始めたとき 読みかけの本にしおりを はさむ人もいない  こんな淋しさ それも東京 そして生きていくため 暖かい愛がなければ 冬は越せはしない
星空伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三星がきれいね とっても 近く見えるわ 赤い星 青い星 私中学校の時 バレーボール部にいたのよ 恋人? いたわよ とっても背が高くて真黒に陽焼けして シュークリームが大好きだったキャプテン 私生徒手帳にいつも 彼の写真入れてた  でも死んじゃったの その人 どうして? ううん お母さん教えてくれなかった こんなきれいな星空だったわ その人思いきり ジャンプして そう、お星さまに手が届いちゃったのよ
あいつ伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三雪の中一人の男が 山に帰っていった ただそれだけの話じゃないか あわただしい季節の中で 花束投げた あの娘の言葉が こだまして帰ってくるけど 雪どけ水の音に消されて また静けさがおとずれる  だからもう忘れちまえよ あんなやつのことは こんなかわいい人を残して 一人でゆくなんて あいつがたとえ 想い出ひとつ 何も残さなかったのは あいつにすれば せいいっぱいの 愛だったんだね  春が来たら 去年と同じように また山でむかえよう それまでにきっとあいつの 得意だった 歌をおぼえているから …………………………
みつばちマーヤの冒険水前寺清子水前寺清子伊勢正三伊勢正三雨あがりの虹は とてもきれいですねマーヤ 果てしなく広がる 青い空のむこう どこかに咲くという 夢の花を 捜し求めて 今旅立つ おお 冒険 ちびすけ みつばちマーヤ  さわやかな朝に 背伸びをしてますねマーヤ 新しい季節の 訪れとともに これから始まる 時代の中で 風に向って 今飛び立て おお 冒険 ちびすけ みつばちマーヤ  流れる雲が いねむりしてますねマーヤ ふるさとの野山は 見えなくなったけど 誰かが待ってる ロマンの国へ ふり返らず さあ 行こう おお 冒険 ちびすけ みつばちマーヤ
おやすみマーヤチータチータ伊勢正三伊勢正三星がひとつ流れて またひとつ生まれたら すばらしい明日まで おやすみなさい 夢は知らない国の 愉快なことや 悲しみの物語 聞かせてくれる 睡蓮の花の ベッドの上で  長い旅に疲れて 羽を休めるときは ふるさとの友達を 思い出します だけど明日になれば どこかできっと 新しい友達が 待っているから おやすみなさい 涙をふいて  だけど明日になれば どこかできっと 新しい友達が 待っているから おやすみなさい 涙をふいて  おやすみ マーヤ!
みつばちマーヤの冒険チータとみつばち合唱団チータとみつばち合唱団伊勢正三伊勢正三アニメタル雨あがりの虹はとてもきれいですね マーヤ 果てしなく広がる青い空のむこう どこかに咲くという 夢の花を さがし求めて 今旅立つ おお冒険 (マーヤ) ちびすけ (マーヤ) みつばちマーヤ  爽やかな朝に背伸びをしてますね マーヤ 新しい季節の訪れと共に これから始まる時代の中で 風にむかって 今飛び立て おお冒険 (マーヤ) ちびすけ (マーヤ) みつばちマーヤ
夜にまぎれて伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三突然 おまえが かけこんできた夜 雨に濡れたまま涙かくし  あてつけ? ならよせよ それとも本気なの 私を抱いてとふるえていた  何もかも今 忘れてしまえ 流れゆく時の中に  抱きしめるたび 想いはつのる 許されぬ出逢い重ねて  答えはひとつだけ あいつをとるなら これが最後の夜だけれど  幼い横顔 まつ毛が濡れてる 胸打つカメオ かすかに揺れ  帰したくない ずっとこのまま 抱きしめていたいから  別れるなんて 聞きたくもない ゆれ動く心のまま  ふりしきる雨 愛は激しく つかのまの出逢い重ねて  夜にまぎれて 求めあうふたり さよならを言う前に
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
僕と子犬と1月のバス通り伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三君の部屋に子犬がいて いつも僕と走り回った 彼と僕は今もずっと 友達のままでもいいのに  君に会えない 今でも so lonely 心変わりを責めたりしない だけど も一度君の涙をそっと こぼして欲しい部屋を借りたよ こんな街に  子供の頃広く見えた バス通り今は狭い道 一つの夢叶う度に すぐにちっぽけなものになる  遠く離れて暮らせば so lonely 初めて分かるこんなに近い二人 この街へ来てあの日の写真も まだダンボール閉じ込めたまま そしてずっと  ah‐なのに君は ah‐忘れようとしても  この街の雨冷たく so lonely 君を泣かせた悲しい言葉胸に 心やさしくなるにはもっと 君の涙が必要なのに  君が僕に望むものは ずっとそばにいることだった やがて時がほどく絆 僕はそれに気付かなかった
冬の地下鉄伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三都会の朝の吐息が 窓を曇らすwo-冬の地下鉄 君の声が聞こえて 振り向いても 寄せる人波 あの頃許せなかった街に 今は一人流されて  このまま大人になる あの日何を信じたの 君と共に過ごした季節の 輝きだったのか  毎日GRAYの景色が 窓を流れるwo-こんな時代に 君の肩を抱いたり悲しませたり 夢を見ただけ ホームで 誰の目も気にせず喧嘩もした あの頃なら  過ぎ行く時の中で 君が僕と違うわけを どんな言葉どんな言い訳も 解き明かしてはくれない  時代に逆らえば 羽根のように傷ついた 若さという なんて無防備な キラメキ抱きしめて  このまま大人になる あの日何を信じたの 何もかもが二度と戻れない 輝きだったのか  都会の朝の階段 駆け昇ればwo- もう春の香り
堤防のある町伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三さざ波が光る陽射しの中で あの頃の夏を捜した 堤防にもたれたら 海が見えないだろう せっかく帰ってきたのに  吹く風に止まるカモメのように ぼくはまだこの町にいて まるで木の葉が波に のまれてしまうような 都会で傷ついた君と  時が戻りそうで 夏が終わるまでの ほんのひとときだけの 季節にまた出会った だけの二人  海沿いのちっぽけなストアー 陽にやけたあの日の二人 スパイクを持った君と 僕はまだユニフォーム 帰りにパンをかじった  君が変わりそうで きれいになりそうで ずっとそばにいなけりゃ 言葉も変わってゆく だけの二人  時が流れそうで 夏が終わりそうで ほんのひとときだけの 季節にまた出会った だけの二人  君が変わりそうで きれいになりそうで ずっとそばにいなけりゃ 言葉も変わってゆく だけの二人
海は遠いのかい伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三渋滞12キロの表示なんて 都会じゃそう珍しくないだろう  「疲れた」っていう言葉せつなくて 長い恋も赤いテールランプ灯した  このサンデードライバーの波にもがき あの頃の二人若かった  風に聞いてよ 海は遠いのかい? いつの間にかそれは遠い遠い果てなの  半袖じゃ寒いだろう 車に戻ろうか 同じ景色ほど 違って見えるのはなぜ  風に聞いてよ 海は遠いのかい? いつの間にか今は遠い遠い果てなの  言い出せなくて 時だけが過ぎて 寝顔になった 君をずっとずっと見ていた
夏の流星伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三夏まぼろし それは時の流星 夜流れる 君は時のしずく  下りてきた石段 君に息を飲む なんて初めての 浴衣が似合うのか  ロケット花火の音が 遠く聞こえるだけ  夏まぼろし それは時の流星 夜流れる 君は時のしずく  そして風が止まる 今が苦しくて 君は指先で 風鈴を弾いた  橋を渡る夜行列車 遠く見送るだけ  夏通り雨 短冊を濡らして 窓流れる 君は時のしずく  ロケット花火の音が 遠く聞こえるだけ  夏この頃 閉ざされたビルの窓 ふと都会の 憐れみすら感じた  夏まぼろし それは時の流星 夜流れる 君は時のしずく
ハルの風伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三緑の季節が コートを奪い去って  きっとあとはきっと きっかけを待つだけ  春になって 悲しそうな 彼女が気になる 下北から春の風が 乗り込んで来たよ  初めて話した 倒れた傘を拾って  まるでなくした切符 すぐには見つからない  ポケットの中探るように 言葉捜すけど 下北から先の駅は もう止まらないよ  忘れかけた恋のような 彼女が気になる 下北から先の駅は もう止まらないよ
さそり座の森伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三さそり座の森に 忍び込んだ 君を捉えて 壊れるくらい 離さない 君をこのまま 離さない
Realize伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三時が舞い降りる 夕暮れのホーム ストロボの電車が 君を瞬かせる 恋は夢のようで それでいて寂しい 戻れない時間に 埋められてゆく  時よすぐに 二人をもっと早く追いつめて 20世紀の果てまで この世界が闇になって もしも君とはぐれても 抱きしめると わかる  街は今冷たい オーラに包まれ 見過ごせないような 出来事にも慣れて 人の目に映れば 間違いだらけの それが僕らだけの 方舟でもいい  崩れさった 時代を繰り返して さまようのか 迷える森の果てまで 疲れ切った 人波泳ぐ 君のそのしなやかさで そこから 抜け出して  時よすぐに 二人をもっと早く追いつめて 20世紀の果てまで この世界が闇になって もしも君とはぐれても 抱きしめると わかる
PIER 39伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三もうこんなとこまで歩いて来たのか 波の香り急に胸に届く 思い出が途切れるボードウオーク  まだ人で賑わう黄昏のピアで 君は何を僕に伝えようとするのか  誰一人誰一人それに気付かなくて このままでこのままで別れそうな二人  なぜ君と過ごした 夜の短さを時はすぐに忘れさせてしまう 手のひらをこぼれる砂のように  もう僕の心に戻れないなら 君の胸に寒流の風冷たいなら  どこにでもどこにでも行ってしまえばいい 誰よりも誰よりも遠く離れるなら  そしてもう週末のざわめきに紛れて 人ごみに消えてゆく君だけが悲しい  誰一人誰一人それに気付かなくて 賑やかに賑やかに暮れてゆく夕暮れ
JUN伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三雨の美術館 朝の星座 誰も知らない木星  古いシトロエン マチスの色 窓の向こうの紫陽花  JUN 君らしくて JUN 悲しいもの ずっとずっと 会えない日の JUN 美しいもの  雲の切れ間に 風のしぐさ 午後の謎めくピノ・ノワール  紺のワンピース JOBINの音 思いがけないラブシーン  JUN 君らしくて JUN あざなうもの こんな気持ちにさせる季節 JUN もどかしいほど  JUN 君らしくて JUN 絶えないもの いつの日にか思い出より JUN 美しいもの
A Girl of 14teen Summers伊勢正三伊勢正三伊勢正三伊勢正三夏の向こうに 消えて行く恋を ノートにはさんだ 君の涙の夕立も晴れて 笑顔が素敵  悲しい時は 話してごらん 君は今ときめきに 戸惑いを見せて 立ち止まる季節  いつか友達を 守れないことや 譲れないことで 君がその胸を 痛めてしまうのは やさし過ぎるから  思い通りに 行かない時もある 君は今揺れ動く 少女のままに 立ち止まる季節  悲しい時は 話してごらん 君は今そしてずっと そのままでいい 笑顔が素敵な  少女のままで
海岸通伊勢正三伊勢正三あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく  夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとおり妹のままで いた方が良かったかもしれない あなたがいつかこの街離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった  まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく
ほおづえをつく女伊勢正三伊勢正三振り向きもせずに男は去った 女は半年泣き続けた 薄暗い部屋でほおづえをついたまま 幸せな日々を思い出していた  何故すてられたのかもわからないまま 女は半年泣き続けた  新しい季節が女を変えた 出会いを求めて町に出た 髪を切り胸のボタンひとつはずして 化粧直して女は生まれ変わった  お茶を飲みながらほおづえをついたまま 女は男を捜しつづけた  女はそっと煙草くわえた 男はすかさず火をつけた かげりある女はとてもきれいに見える 思わず誰でも手をさしのべてみたくなる  灰皿の中の古い燃えさしがまた 新しい炎で燃え上った  数える間もなく時は流れた 振り向きもせずに男は去った 慣れすぎた暮らしに女は甘えすぎて 男の心にまでほおづえをついてしまった  夜空の星がとても美しいのは ほんのすこし光っているから
22才の別れGOLD LYLICGOLD LYLIC伊勢正三伊勢正三あなたに さようならって 言えるのは 今日だけ 明日になって またあなたの 暖かい手に 触れたら きっと 言えなくなってしまう そんな気がして 私には 鏡に映った あなたの姿を見つけられずに 私の目の前にあった 幸せに すがりついてしまった  私の誕生日に 22本のローソクをたて ひとつひとつが みんな君の 人生だねって言って 17本目からは いっしょに火をつけたのが 昨日のことのように 今はただ 5年の月日が 永すぎた春と いえるだけです あなたの知らないところへ 嫁いで行く 私にとって  ひとつだけ こんな私の わがまま 聞いてくれるなら あなたは あなたのままで 変らずにいて下さい そのままで…………
ささやかなこの人生GOLD LYLICGOLD LYLIC伊勢正三伊勢正三花びらが散ったあとの 桜がとても冷たくされるように 誰にも心の片隅に 見せたくはないものがあるよね だけど人を愛したら 誰でも心のとびらを閉め忘れては 傷つきそして傷つけて ひきかえすことの出来ない人生に気がつく やさしかった恋人達よ ふり返るのはやめよう 時の流れを背中で感じて 夕焼けに涙すればいい  誰かを愛したその日には たとえばちっぽけな絵葉書にも心が動き 愛をなくしたその日には 街角の唄にもふと足を止めたりする 風よ季節の訪れを 告げたら淋しい人の心に吹け そしてめぐる季節よ その愛を拾って終わりのない物語を作れ やさしかった恋人達よ ささやかなこの人生を 喜びとか悲しみとかの 言葉で決めて欲しくはない
約束シンシアシンシア阿久悠伊勢正三萩田光雄また いつか同じ場所で 同じポーズとって 今日のことを胸に 呼び戻そう その何気なさがいいの 肩の力ぬいて まるであなた自身 景色なの  約束よ 約束よ 忘れないでよ 逢いたくて 逢いたくて たまらない時に ここへ来て ここへ来て 声をかけてみて  目を瞠るばかり 素敵 旅の途中だから 夢を追って歩く 人のよう でも きっとそんな姿 気づかないでいるわ だから あなた ここへ また来るの  約束よ 約束よ いつか逢いましょう キラキラと キラキラと 感じたい時に この場所へ この場所へ ひとり立ってみて  この場所へ この場所へ ひとり立ってみて 
傘の雫イルカイルカ伊勢正三伊勢正三時には雨の街角 待ち合わせたね 君はすまなさそうにそっと 雨に濡れた傘をたたんだ 時計見ながら  着て行く服選んで 迷う時ほど 会えばすぐそんなことなど 恋は忘れさせてくれる そんなひととき  傘の雫で床に書いたプロポーズに 気づかなくてそのまま時は流れた  もしも流れる時間を 先回りして分かっていたなら 誰も代わりは出来ない 君だったことに気づいていたのに  街行く人波から もてはやされた 昨日までの店が突然 姿消したりするような 流行り廃りに 誰もが惑わされて 生きてきたから 自分らしく飛べる翼も いつか邪魔になってしまう 飛べないふりして  もしも都会に迷い込んだ 冬鳥でもいつかはまた 海を渡る日が来る  だからも一度会いたい 君といた頃の自分に会いたい そして悲しいくらいに 純粋な夢捜しに行きたい  もしもこの長い雨が 今もその胸を濡らしているなら 恋という辛い雨を 砂のように受け止めてあげたい
雨の物語伊勢正三伊勢正三化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから ぼくはまだ君を 愛しているんだろう そんなこと ふと思いながら 窓の外は雨 雨が降ってる 物語の終りに こんな雨の日似合いすぎてる  誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく ぼくの部屋のドアに 書かれていたはずさ “とても悲しい物語”だと 窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアの向こうに立っていたのは  窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心の くもりガラスに
燕の来る頃に古谷一行古谷一行喜多条忠伊勢正三歩道橋の下に燕が巣を作ったと お前が言ったのは朝だった 俺は髭を剃りながら 春だからねと言った 玄関のベルがなって小さなトラックが お前の荷物を運んで行った 二年ばかりの生活のうちに 白いタンスと鏡がふえた  歩道橋の下に燕が巣を作ったと お前が言ったのは朝だった 俺はそれを想い出して 服を着替えて行った 黄昏の歩道橋は夕陽に照らされて 燕の姿はどこにもなかった 今日から一人と思ったとたん 赤い夕陽が心に落ちた
遠ざかる雨IS(伊勢正三・池田聡)IS(伊勢正三・池田聡)池田聡・伊勢正三伊勢正三有賀啓雄・佐橋佳幸いつの間にか もう若くはなくて 恋なんて 遠い日のはずだった  君は僕を とても切なくする 週末が もどかしく過ぎてゆく  知らぬ間に 君のことを捜してる 初恋のように  夕暮れに立ち止まるのは 何年ぶりのことだろう 愛してるなんて言えない 言っちゃいけない これからも きっと ずっと  窓に明かり 灯るのを見届けた 帰り道もう一度振り返る  やさしさで 君が僕にしてくれたこと 忘れないよ  夕立の短い雨は 忘れかけてた夏の香り 遠ざかる雨に恋して 失くしたものを知るだろう きっと ずっと  傷つけ合った 青春ではなく 自分にだけは 嘘つきに なれるから  夕暮れに立ち止まるのは 何年ぶりのことだろう 愛してるなんて言えない 言っちゃいけない これからも きっと ずっと きっと ずっと きっと ずっと 
ささやかなこの人生沢田聖子沢田聖子伊勢正三伊勢正三花びらが散ったあとの 桜がとても冷たくされるように 誰にも心の片隅に 見せたくはないものがあるよね だけど人を愛したら 誰でも心のとびらを閉め忘れては 傷つきそして傷つけて ひきかえすことの出来ない人生に気がつく やさしかった恋人達よ ふり返るのはやめよう 時の流れを背中で感じて 夕焼けに涙すればいい  誰かを愛したその日には たとえばちっぽけな絵葉書にも心が動き 愛をなくしたその日には 街角の唄にもふと足を止めたりする 風よ季節の訪れを 告げたら淋しい人の心に吹け そしてめぐる季節よ その愛を拾って終わりのない物語を作れ やさしかった恋人達よ ささやかなこの人生を 喜びとか悲しみとかの 言葉で決めて欲しくはない
海岸通アグネス・チャンアグネス・チャン伊勢正三伊勢正三あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだと何故 気ずかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたを乗せた船が小さくなってゆく  夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとおり妹のままで いた方が良かったかもしれない あなたがいつかこの街離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった  まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく
あいつイルカイルカ伊勢正三伊勢正三雪の中一人の男が 山に帰っていった ただそれだけの話じゃないか あわただしい季節の中で 花束投げた、あの娘の言葉が こだまして帰ってくるけど 雪どけ水の音に消されて また静けさがおとずれる  だからもう忘れちまえよ あんなやつのことは こんなかわいい人を残して 一人でゆくなんて あいつがたとえ 想い出ひとつ 何も残さなかったのは あいつにすれば せいいっぱいの 愛だったんだね  春が来たら 去年と同じように また山でむかえよう それまでにきっとあいつの 得意だった 歌をおぼえているから
想い出の駅前広場イルカイルカ伊勢正三伊勢正三あれからもう一年も経つのですね この駅であなたと別れてから  かじかんだこの手をいれたあなたの ポケットは とても暖かだった  いつまでも 忘れはしない あなたにもらった このぬくもりを  精一杯の笑顔をうかべて 小さく手をふってくれたあなたへ  何か言おうとしたけど声にならず 白い息だけが 窓をくもらせた  噴水のある なつかしいこの駅の 広場は昔のままだけど  ただ新しい映画のポスターが 時の流れを おしえてくれる  いつまでも 大切にします あなたにもらった この想い出を  この街へ降りたときから始まる 昔のくせが まだぬけない私です  最終電車の時間を気にして 思わず時計を見てしまうあのくせが
初恋イルカイルカ伊勢正三伊勢正三片えくぼの私の 片想いなのかしら 今日もまた いつものバス停で すれちがうだけの あなた エンピツ倒して カタンコトン 愛してます 愛されてます 占うゆくえは こんなに素敵な愛の芽ばえです 愛してる ただそれだけが言えないの とても素敵なあなたへ  夕べ お風呂上がりに 鏡に映った私 どうしてこんなに可愛い娘 あなたは放っておくのでしょう 私の大事な宝物 思われニキビもつぶさずに 毎日こんなに 一生けんめい育ててきたのに 愛してる ただそれだけが言えないの とても素敵なあなたへ  いつか 三日遅れて届いた バースデーカード それがあなたからのものだと 気づいたときには遅かった いつかテニスの試合を 木かげで見ててくれたのも 今から思えば のっぽのあなたの姿だったのに 愛してる ただそれだけが言えないの とても素敵なあなたへ
雨の物語PLATINA LYLICイルカPLATINA LYLICイルカ伊勢正三伊勢正三化粧する君の その背中がとても 小さく見えて しかたないから 僕はまだ君を 愛しているんだろう そんなことふと思いながら 窓の外は雨 雨が降ってる 物語の終りに こんな雨の日 似合いすぎてる  誰もが物語 その1ページには 胸はずませて 入ってゆく ぼくの部屋のドアに 書かれていたはずさ 「とても悲しい物語」だと 窓の外は雨 あの日と同じ 肩を濡らした君が ドアのむこうに立っていたのは  窓の外は雨 雨が降ってる いく筋もの雨が 君の心のくもりガラスに
何かいいことありそうな明日伊勢正三伊勢正三毎日がおもしろい程過ぎてゆく 君と暮らす毎日も 平和すぎる程 「今日は早く帰るつもりだったけど 田舎のやつにさそわれてね ほら あいつに引越しのとき 世話になったろう だからさ あと半チャンつまんで すぐ帰るから お土産はショートケーキかい それとも にぎり かい」  この街にももうすっかり住み慣れた あい変らず遅(のろ)いのは 駅前の工事中 角の酒屋のオヤジともすっかり 顔なじみになってしまって 「オールドにしてよ」なんて言うと 「おや景気いいね」と 「給料日前だから あんまり無理しないで」 なんて言われて 「それじゃやっぱりホワイトでいいよ」と  今日が終れば 明日までの人生さ 明日は 明日の風に吹かれて 「夕べは タバコが切れたくらいの事で どなったりして悪かったね ただ毎日がなんとなく 平和すぎるから 明日も又晴れるといいね……」 何かいいことありそうな 明日になりそう
まぶしすぎる街喜多条忠伊勢正三俺はいつから うつむいて歩くことを知ったのか 俺はいつから やさしさがむごいことと知ったのか 夕焼けに背中を見せ 都会のビルにあかりがともる 誰もいない部屋を 俺は今飛び出してきた 誰もいない部屋を俺は今……  俺はどうして この暮らし幸せと名付けない 俺はいつから 淋しさをごまかすように微笑ってる 信号は変わったけれど 心の中に矢印は出ない まぶしすぎる街へ 俺は今飛び出してきた まぶしすぎる街へ俺は今……  信号は変わったけれど 心の中に矢印は出ない まぶしすぎる街へ 俺は今飛び出してきた まぶしすぎる街へ俺は今……
終りのない唄伊勢正三伊勢正三今日まで悲しいこともあったし ときには腹をかかえて笑った そして何度か唄うことが とても苦しいものだと思った  それでも僕は唄ってゆきたい 誰かが聞いてくれる限り たとえばそれが旅で知り合った 一人の少女だとしても
歴史と季節の国伊勢正三伊勢正三幼ない頃の想い出を 誰もが忘れかけている アスファルトの すき間にも花は咲いてる ほろ苦い想い出も…… いつまで君は そこにいたのかい 歴史と季節の国  めぐる季節その訪れを 路地裏の風に感じてた 夏 雨あと われた西瓜汗のにおい 土を噛む下駄の音 夕焼け姉の肌の温もり 悲しさは楽しさにも似て
夕凪伊勢正三伊勢正三ふと言葉がとぎれたとき こがね虫が飛び込む 夏 夕暮れ 風が止まる瞬(ひととき)の間に うすけむり たなびけば…… 君のそばは 君のそばは うすむらさきの芳り  月夜に蔭れているのは めくる明日の幸せ タ顔の花 君の笑顔 透(すきとお)る白さを 簾越しにくらべては…… 君のそばは 君のそばは うすむらさきの芳り
はずれくじ伊勢正三伊勢正三恋それがとても はかないものだと知ったのは 君だらけの厚い日記の 最後のページを めくったとき  あの日黙って 君と歩いた 長い坂道 歩くたびに 耳にいつまでも ひびいてる ハイヒールの冷たい音  いつか道端でひろった 誰かにすてられた ラブレター ぼくから ぼく宛の手紙 運んだは 君だけど  いつの間にやら 傷つけ合って 別れた場所へ もどって見たら 恋のはずれくじが舞ってる ほらそこにも ほらあそこにも  いつの間にやら 傷つけ合って 別れた場所へ もどって見たら 恋のはずれくじが舞ってる ほらそこにも ほらあそこにも
流れる伊勢正三伊勢正三夕日の消え色 美しく終わって 時の流れを ぼくに教える  もう君は忘れようとしていた言葉を 過ぎゆく流れに捨てた  隔てる月日が流れを創って 言葉が霞かに 翳りを染めてる  ああ 時がいつか懐かしさを作る頃 すべてが変わる……  ああ 時は休むことを知らずに流れる 誰もが一度はふりかえる……
通り雨伊勢正三伊勢正三通り過ぎた雨に 細い肩を濡らして あの娘は一人ぼっちになろうとしている 淋しいのなら忘れよう 人の心なんて にぎやかなお祭りの人ごみの中で 浴衣がけ 細い肩 通り雨  二年ぶりにたずねた 下町のお祭りは まるであの日と同じ顔でむかえてくれたのに 久しぶりなら忘れよう なつかしさなんて 風車くるくると音をたてる夜に 浴衣がけ 長い髪 通り雨  幸せすぎてこわいと 大吉破いてすてた 何もかもが昔に向かって走り去ってゆく 思い出すら忘れよう おもいでなんて 指切りがほどけてはいけないはずなのに カラカラと 石畳 通り雨  赤い鼻緒切らして 上目使いに笑った かわいそうなくらいの小さな胸もと 悲しいのなら忘れよう 君の笑顔なんて 熱い涙足もとにはじけて落ちた日に ほほ濡らす 悲しみの 通り雨
でい どりーむ伊勢正三伊勢正三幼ない日の春の道は 桜の雪降る中を えび茶色のランドセルが 軽くゆれるそんな道だった 始めて開いた新しい教科書 それは夢の世界 それはまるで不思議な宝物  幼ない日の夏の夜は 空から星が降りてきて 屋根裏から手を伸ばせば 届きそうなそんな星空 眠れない夜は かとりせんこうの煙 指でたどり あの娘のこと思いだしたり  幼ない日の秋の空は ヒコーキ雲追いかけて あの娘と二人 走りつかれ たおれた野原で約束したっけ 大きくなったら ぼくはジェット・パイロット 青い空いっぱい 君の名前書いてあげると  幼ない日の冬の色は 窓ガラスの曇り色 白い息が通りすぎる 急ぎ足でバス通りまで 季節の忘れもの ところどころ残る雪を 見つけたとき 足あとつけ急ぐ家路を
月が射す夜伊勢正三伊勢正三窓から月が射す夜は 言葉では喋りたくない  君と居る 夏が行く 暑すぎたね ふふ  遠くを見てる 横顔が寂しい君だけれど 人はみな 寂しがりやの 顔してるものだろう  音が跡切れた風鈴だけに 寂しい人の心が解かる  あの時 笑っていたね 流されれば すべてが終わるなんて  君は今 夏の終わりに何を捨ててゆくのか  季節が動く時の 蝉の声 響けば 寂しい人の心も変わる
地平線の見える街伊勢正三伊勢正三汽車はもう出ようとしてるのに あいつと握手のひとつもできない てれくさいものさ男同士なんて 明日から淋しくなるというのに 旅に出るのはいつもの気まぐれさと 笑いながら君は言う 今頃雪に眠る北の街で wo− 夢を見て欲しいすばらしい友よ 君はいつまでもさ  酒と涙の味が同じだった あの頃はとてもよかったね 君はそのひげをそらないで欲しい この街で暮らした思い出として 君の部屋は車の写真と いくつかの地図に囲まれ 西の窓から黄昏れる頃 wo− いつもきまってカリフォルニアの歌が 流れてきたものだった  君はいつもぼくに言ってた口ぐせのように このせまい国のどこかにきっと wo− 地平線の見えるところがあるとね その目を輝かせて
そんな暮らしの中で伊勢正三伊勢正三歩き始めた子供の 笑い声が響いてる そんな暮しの中で 芽ばえ始めた「何か」を 大切にして生きるため 日々の暮しがある  時計の針が 時を流しているわけでもなく 明日の朝 新聞の日付がただ 変わっているだけのこと  2センチ足らずの雪が 科学の街 東京を 一日でぬりかえる その変わらぬ雪の色に 人は何を思うのだろう 変わりゆくこの日々に  寒さの中に かくれているのは 暖かさなのだから 冬の朝 目覚めたときの あと五分の幸せを 誰もが知ってる
少しだけの荷物伊勢正三伊勢正三もしも幸せを計ることができるなら 積重ねた新聞の高さなのかも知れない  もうすぐ君もこの部屋を出て 新しい生活が始まる  住み慣れたこの部屋に 慣れすぎたその時が いつかは来ることもわかってはいたけれど  愛し合ってたあの頃の二人は けんかも出来たのに この頃君はとてもやさしい目をしてる  愛し合ってたあの頃の二人に 一日はすぐに暮れたのに この頃時はぼくの回りで止っている
アフタヌーン通り25伊勢正三伊勢正三涙ぐんでたように見えた あの日の店の片隅にいて 流れてるのはとても古いアメリカの唄のよう そして二杯目のコーヒー  ウフフフ…雨が降り始めたから もう君を離さないよ そして君と も一度うまくやってゆきたい  風が季節を運んでいった 君はやさしい女になった 煙草ふかしていつか見た フランス映画のよう 帽子を深めにかぶって  ウフフフ…雨が雪に変わる頃 君を連れてゆくよ 街はずれに見つけた 新しいぼくの部屋まで
伊勢正三伊勢正三雪が溶けて河を流して 時の流れも変わり始める頃  ああ誰もが人恋しくて そっとつぶやく言葉が たまらなくやさしい  悲しみなんて幸せの前触れ 月が出るまで このひとときを君に  影を残して西へと流れてゆく 今日の終わりを愛する人へ  ああ東京かすみそうな街 そっと暮らしてゆければ ただそれだけでいい  悲しみなんて幸せの前触れ 月が出るまでこのひとときを君に  悲しみなんて幸せの前触れ 月が出るまでこのひとときを君に
あいつが生まれた朝伊勢正三伊勢正三いつの間にか夜が明けて 土曜日へと流れる あいつが生まれた朝に 初雪の便り聞いた 暦の色もあせる頃 さそり座を通り過ぎて 指折り数えた十月も 忘れられてしまう  窓辺の花甘く香り ゆく秋を懐かしめば 今年も暖かい冬が お前をつつんでくれる ああ時は流れ流れて ………………………… 誰もが皆この冬に 一年をふり返る  もうそれは還らない 日々だけど
冬京伊勢正三伊勢正三ぼくの部屋の 夕暮れは 君が去った ドアの方から始まる あの頃ぼくと そして君の夢は 同じものだと 思っていた ぼくの胸に 顔をうずめて 潮の香りがすると 故郷のない君だから わかるのだろう  あの頃ぼくは 何のために 君と同じ朝を むかえてたんだろう 赤い電車は 止まらないほどの その小さな駅の 見える部屋で 階段のぼる ぼくの足音 響き始めたとき 読みかけの本にしおりを はさむ人もいない  こんな淋しさ それも東京 そして生きていくため 暖かい愛がなければ 冬は越せはしない
Bye Bye伊勢正三伊勢正三人は誰でも皆 愛し愛されて 悲しい恋の終わり 知り過ぎてるのに いつかその傷跡 右手でかくして 左手でまた誰かを抱くことがなぜできたりする  男には女は解らない 時がいくつ流れても……  Bye Bye さよならを Bye Bye 告げた夜は 男ひとり その背中に星がひとつ流れる  きれいな言葉だけで 人は愛せない それに気づいたところで まだ若すぎるさ コスモスの咲く頃 アジサイは消えて 若い心の傷は いつの間にか治っているもの  女には男は解らない 涙いくつ 流しても…  Bye Bye 三日月に Bye Bye 操られて 女ひとり 恋の道を迷い始めている
暦の上では伊勢正三伊勢正三君が涙ポツンと落した日 街では もう春のセーターが店先に並んでた 街はまだ冬の名残り 風は冷い 君が窓開けてぼくを呼べば やっぱり振り向いてしまう 君の涙が雪に変ってぼくの肩に落ちた  君から借りたノートを返したその後で 二言三言かわした言葉がぎこちない 「卒業」なんて言葉はとてもきらいさ 君と悲しみ 君と笑った学生時代も終わり ボタンダウンのシャツもそろそろ 着れなくなってくる頃  下りの汽車の時間が気にはなるけど 野球帰りの子供達の声 にぎやかな午後のひととき 暦の上ではもう春なのに まだまだ寒い日がつづく
北国列車伊勢正三伊勢正三ぼくが君を追いかけてる 夢から目覚めたときは 汽車は夜を走りつづけ 朝の駅へついたところ  君を忘れるため長い旅に出て 旅の終わりにこの街を選んだ  去年の今頃汽車にのり 二人で旅した北国の あの雪の白さが何故か忘れられずに  ぼくの他にはあと少しの 人を降しただけで 汽車はすぐにまだ暗い 朝に消えて行った  おもいきり背伸びをした 薄暗い空に 君の星座がまだ光ってる  君の生まれたあの星が こんなきれいに輝いて 君と暮らした東京では 見たことなかったけれど  君を忘れるため長い旅に出て 旅の終わりにこの街を選んだ  去年の今頃汽車にのり 二人で旅した北国の あの雪の白さが何故か忘れられずに
海風伊勢正三伊勢正三海風 吹いてた あの頃いつの時も 潮の満干に すべてを感じて 幼な心に吹いてた 淋しい時 とても淋しい時 今もぼくのなぐさめに 吹くのは 海風  海風 吹いてた 今はここにいるけど 時の流れが ぼくを変えても 今も故郷に吹く あの日の夢 とてもきれいな夢 今のぼくに何かを 残してくれた 海風
3号線を左に折れ伊勢正三伊勢正三都会に住んでる人達は 時には海へ行きたくなる 車飛ばしながらふとそう思う  3号線を左に折れ 海へ向う道に吹く風 今はもう冷たく右腕をなでる  忘れさられた海は 波の音さえ 心なしかさびしい  この海で写した二人の 記念写真を今埋めて 想い出は返そう出逢った海へ  写真に写るときの君は いつも目をつぶっていたね きれいなものだけを見てたかったんだね  あの街並が見える 遠く霞んで  しまっておいたストーブ もう出さなければ いけない季節です
お前だけが伊勢正三伊勢正三たとえこの世界で一番きれいな人が ぼくを好きだと言っても たとえこの宇宙で一番きれいな星を ぼくにくれると言っても ぼくは何もいらない お前だけが お前だけが お前だけがいてくれたらそれでいい お前のやさしい笑顔がそこにあれば それでいいのさ  ぼくとお前の可愛いい子供が生まれたら 写真を見せて 言うんだ これがパパとママの若い頃の写真さ どうだ今も変わらないだろうと 朝陽がもうさし込んでくる お前だけを お前だけを お前だけを 愛しているから 夜がとても短かすぎて 愛を語り尽くせない  夜がとても短かすぎて 愛を語り尽くせない
忘れゆく歴史伊勢正三伊勢正三小雨が窓をたたく日曜日の朝は 一人になったことを また思い出す 君のいない朝は こんなにもさみしいものですか いつも君と二人の朝は 踏切の音をかぞえながら すこしずつ 明けていったのに  君を忘れるために 街へ出てみたけれど 君の思い出に 出会ってしまう 電車道に沿って 咲いてる名も知らぬ花の色は あの日の君の口紅と同じ 淡いオレンジ色してる 日に焼けた 君に似合ってた  あの日から毎日のなにげない出来事も 君を忘れてゆく 歴史の一つ 夏のにわか雨が かわいた砂にしみこむように 秋はすぐに通りすぎて 君のいないこの冬は どこまで 寒くなるのだろう
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