心の空どんな自分が 見えますか どんな昨日(きのう)が 見えますか 自分を変えて みませんか 愛があるから 生きられる 夢があるから 生きられる 信じてみよう 信じよう 人間(ひと)は誰でも 淋しがり みんな優しさ 探しているよ だから笑顔を 忘れずに 明日(あした)と言(ゆ)う字を 抱きしめて だから未来を 描こうよ 心の空に 勇気なくせば 立ち止まる 希望なくせば 進めない 歩いてゆこう 歩こうよ 花は誰にも やさしいよ 人間(ひと)もよりそい ささえ合おうよ だから雨の日 風の日も 一人じゃないんだ 泣かないで だから歌おう この歌を 心の空に だから歌おう この歌を 心の空に | 天童よしみ | 建石一 | 徳久広司 | | どんな自分が 見えますか どんな昨日(きのう)が 見えますか 自分を変えて みませんか 愛があるから 生きられる 夢があるから 生きられる 信じてみよう 信じよう 人間(ひと)は誰でも 淋しがり みんな優しさ 探しているよ だから笑顔を 忘れずに 明日(あした)と言(ゆ)う字を 抱きしめて だから未来を 描こうよ 心の空に 勇気なくせば 立ち止まる 希望なくせば 進めない 歩いてゆこう 歩こうよ 花は誰にも やさしいよ 人間(ひと)もよりそい ささえ合おうよ だから雨の日 風の日も 一人じゃないんだ 泣かないで だから歌おう この歌を 心の空に だから歌おう この歌を 心の空に |
心の花心の花を 枯らさないで 涙あふれる つらい時でも 枯らさないで 自分の花を 雨に打たれても 風に吹かれても 負けない強さ … 見上げる夜空の 星の数よりも 幸せはあるよ 信じよう 心の花を 枯らさないで 涙あふれる つらい時でも ララララララ … 心の花を 咲かせましょう それが生きてる 熱い証(あかし)よ 咲かせましょう いのちの限り 胸の悲しみを 救い合えるのは ほほえみだから … 小さな喜び ふれるぬくもりが 大きな輪になる いつの日か 心の花を 咲かせましょう それが生きてる 熱い証よ 雨に打たれても 風に吹かれても 負けない強さ … あなたと私が 同じ場所にいる 人生の不思議 大切に 心の花を つなげましょう きっと優しい 愛がひろがる ララララララ … | 天童よしみ | 建石一 | 徳久広司 | 若草恵 | 心の花を 枯らさないで 涙あふれる つらい時でも 枯らさないで 自分の花を 雨に打たれても 風に吹かれても 負けない強さ … 見上げる夜空の 星の数よりも 幸せはあるよ 信じよう 心の花を 枯らさないで 涙あふれる つらい時でも ララララララ … 心の花を 咲かせましょう それが生きてる 熱い証(あかし)よ 咲かせましょう いのちの限り 胸の悲しみを 救い合えるのは ほほえみだから … 小さな喜び ふれるぬくもりが 大きな輪になる いつの日か 心の花を 咲かせましょう それが生きてる 熱い証よ 雨に打たれても 風に吹かれても 負けない強さ … あなたと私が 同じ場所にいる 人生の不思議 大切に 心の花を つなげましょう きっと優しい 愛がひろがる ララララララ … |
湖畔の宿山の淋しい 湖に ひとり来たのも 悲しい心 胸のいたみに たえかねて 昨日(きのう)の夢と 焚(た)きすてる 古い手紙の うすけむり 水にたそがれ せまる頃 岸の林を しずかに行けば 雲は流れて むらさきの 薄(うす)きすみれに ほろほろと いつか涙の 陽(ひ)がおちる ランプ引きよせ ふるさとへ 書いてまた消す 湖畔の便り 旅のこころの つれづれに ひとり占う トランプの 青い女王(クイーン)の さびしさよ | 天童よしみ | 佐藤惣之助 | 服部良一 | | 山の淋しい 湖に ひとり来たのも 悲しい心 胸のいたみに たえかねて 昨日(きのう)の夢と 焚(た)きすてる 古い手紙の うすけむり 水にたそがれ せまる頃 岸の林を しずかに行けば 雲は流れて むらさきの 薄(うす)きすみれに ほろほろと いつか涙の 陽(ひ)がおちる ランプ引きよせ ふるさとへ 書いてまた消す 湖畔の便り 旅のこころの つれづれに ひとり占う トランプの 青い女王(クイーン)の さびしさよ |
これで決定いたしますやけ酒呑んでる お兄ちゃん ふられて泣いてる お姉ちゃん 一度や二度の 恋などに 破れてくよくよ しなさんな 我慢しどころ 見せどころ 待てば倖せ やってくる その時ゃ勝負さ これで決定 決定致します 落第 浪人 ゴクつぶし 失恋 出戻り 売れ残り 人の口など 気にするな 何処かにチャンスが きっとある 馬鹿か利口か わかるのは 今じゃないんだ あとからさ その時ゃ勝負さ これで決定 決定致します 生れて死ぬまで 人生は 嵐の中だよ 遠い道 急ぐな騒ぐな 慌てるな 挫(くじ)けて倒れちゃ おしまいよ 嘘か真か ほんものか わかるまでには これからさ その時ゃ勝負さ これで決定 決定致します | 天童よしみ | 白鳥朝詠 | やまだ寿夫 | | やけ酒呑んでる お兄ちゃん ふられて泣いてる お姉ちゃん 一度や二度の 恋などに 破れてくよくよ しなさんな 我慢しどころ 見せどころ 待てば倖せ やってくる その時ゃ勝負さ これで決定 決定致します 落第 浪人 ゴクつぶし 失恋 出戻り 売れ残り 人の口など 気にするな 何処かにチャンスが きっとある 馬鹿か利口か わかるのは 今じゃないんだ あとからさ その時ゃ勝負さ これで決定 決定致します 生れて死ぬまで 人生は 嵐の中だよ 遠い道 急ぐな騒ぐな 慌てるな 挫(くじ)けて倒れちゃ おしまいよ 嘘か真か ほんものか わかるまでには これからさ その時ゃ勝負さ これで決定 決定致します |
コーダそして佇む 愛の終楽章に あなたしか ああ、見えずに 奏で続けたメロディ ひとり佇む 愛の終楽章は なぜでしょう もう、悲しむ 心さえもなくして 巡り逢いの理由は 他愛のないこと だけど最初の音は とても綺麗だった そっと重ねる季節は 影をひとつに歩いた 優しいメロディ 続けと祈りながら ひとり佇む 愛の終楽章は なぜでしょう もう、悲しむ 心さえもなくして 心変わりしたこと 仕草で分かるわ だけどきっと私も 素直じゃなかったね 誰のせいでもないなら ふたりとも悪いのです 迷子のように 愛がひとりで 泣くわ そして静かに 愛の終楽章は 余韻だけ ああ、残して 私の前で消える そうねあなたは ずっと前から いなかったこと 知ってた 見ないふりしてただけ ひとり佇む 愛の終楽章は なぜでしょう もう、悲しむ 心さえもなくして | 天童よしみ | 山田ひろし | 松本俊明 | 本間昭光 | そして佇む 愛の終楽章に あなたしか ああ、見えずに 奏で続けたメロディ ひとり佇む 愛の終楽章は なぜでしょう もう、悲しむ 心さえもなくして 巡り逢いの理由は 他愛のないこと だけど最初の音は とても綺麗だった そっと重ねる季節は 影をひとつに歩いた 優しいメロディ 続けと祈りながら ひとり佇む 愛の終楽章は なぜでしょう もう、悲しむ 心さえもなくして 心変わりしたこと 仕草で分かるわ だけどきっと私も 素直じゃなかったね 誰のせいでもないなら ふたりとも悪いのです 迷子のように 愛がひとりで 泣くわ そして静かに 愛の終楽章は 余韻だけ ああ、残して 私の前で消える そうねあなたは ずっと前から いなかったこと 知ってた 見ないふりしてただけ ひとり佇む 愛の終楽章は なぜでしょう もう、悲しむ 心さえもなくして |
5時の汽車で5時の汽車で私は 一人でこの街出て行くわ あなたが望んだことだけど 私は心を残して 5時の汽車が出たあと あなたは自由になるのよ 私の涙の分だけ あなたは自由になるのよ 私の仕事もあなた みんな出来ますか あの娘(こ)が眠る前に 髪をとかしてやれますか そしておとぎ話を くりかえしくりかえし聞かせてあげてね 5時の汽車で私は 一人でこの街出て行くわ あなたが望んだことだけど 私は心を残して 5時の汽車の行く先 あなたは知らないでしょうね あなたと出会った南の 海辺の町へ行くのよ いまさら思い出さがして どうにもならないことなど わかっているけど私は あの日の町へ行くのよ あの娘がベッドを落ちたら どうぞ抱きあげて ねぼけて私をさがしたら 旅へ出てると聞かせてね そして帰らないことを さりげなくさりげなく教えてあげてね 5時の汽車で私は 一人でこの街出て行くわ あなたが望んだことだけど 私は心を残して あの娘が素敵なむすめに いつかなった時 私の悲しみだけは きっとわかってくれるでしょう そして知らず知らずに しぐさなどしぐさなど私に似るでしょう 5時の汽車で私は 一人でこの街出て行くわ あなたが望んだことだけど 私は心を残して | 天童よしみ | 中山大三郎 | 中山大三郎 | 若草恵 | 5時の汽車で私は 一人でこの街出て行くわ あなたが望んだことだけど 私は心を残して 5時の汽車が出たあと あなたは自由になるのよ 私の涙の分だけ あなたは自由になるのよ 私の仕事もあなた みんな出来ますか あの娘(こ)が眠る前に 髪をとかしてやれますか そしておとぎ話を くりかえしくりかえし聞かせてあげてね 5時の汽車で私は 一人でこの街出て行くわ あなたが望んだことだけど 私は心を残して 5時の汽車の行く先 あなたは知らないでしょうね あなたと出会った南の 海辺の町へ行くのよ いまさら思い出さがして どうにもならないことなど わかっているけど私は あの日の町へ行くのよ あの娘がベッドを落ちたら どうぞ抱きあげて ねぼけて私をさがしたら 旅へ出てると聞かせてね そして帰らないことを さりげなくさりげなく教えてあげてね 5時の汽車で私は 一人でこの街出て行くわ あなたが望んだことだけど 私は心を残して あの娘が素敵なむすめに いつかなった時 私の悲しみだけは きっとわかってくれるでしょう そして知らず知らずに しぐさなどしぐさなど私に似るでしょう 5時の汽車で私は 一人でこの街出て行くわ あなたが望んだことだけど 私は心を残して |
五番街のマリーへ五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は 古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街で うわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で 住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街は 近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい | 天童よしみ | 阿久悠 | 都倉俊一 | 伊戸のりお | 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は 古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街で うわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で 住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街は 近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい |
ごひいきに春のあけぼの うららかさ 秋の夕暮れ 茜色 うちが贔屓にしてるもの なくては うちが困るもの ほかになんかと訊かれたら 迷わずあんたと答えます 夏の風鈴 ちんちろりん 冬の陽だまり ぽっかぽか うちが贔屓にしてるもの 明け暮れ うちが好きなもの ほかになんかと考えて やっぱりあんたと答えます いつもあんたを思ってる いつもあんたを感じてる 息をするのとおんなじよ 拾った恋も 恋は恋 うちが見つけた宝物 この先かわらず ご贔屓に この先かわらず ご贔屓に | 天童よしみ | 松尾潔 | 本間昭光 | 本間昭光 | 春のあけぼの うららかさ 秋の夕暮れ 茜色 うちが贔屓にしてるもの なくては うちが困るもの ほかになんかと訊かれたら 迷わずあんたと答えます 夏の風鈴 ちんちろりん 冬の陽だまり ぽっかぽか うちが贔屓にしてるもの 明け暮れ うちが好きなもの ほかになんかと考えて やっぱりあんたと答えます いつもあんたを思ってる いつもあんたを感じてる 息をするのとおんなじよ 拾った恋も 恋は恋 うちが見つけた宝物 この先かわらず ご贔屓に この先かわらず ご贔屓に |
酒場にて好きでお酒を 飲んじゃいないわ 家にひとり帰る時が こわい私(あたし)よ あのドアを開けてみたって あなたはいない 暗い闇が私を 待ってるだけよ また長い夜をどうして すごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋 どうぞお店が 終る時まで ここにおいてひとりだけで 飲んでいるから 死ぬことも出来ず今でも あなたを想い 今日もひとり酒場で 泣いてる私 また長い夜をどうして すごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋 死ぬことも出来ず今でも あなたを想い 今日もひとり酒場で 泣いてる私 また長い夜をどうして すごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋 | 天童よしみ | 山上路夫 | 鈴木邦彦 | | 好きでお酒を 飲んじゃいないわ 家にひとり帰る時が こわい私(あたし)よ あのドアを開けてみたって あなたはいない 暗い闇が私を 待ってるだけよ また長い夜をどうして すごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋 どうぞお店が 終る時まで ここにおいてひとりだけで 飲んでいるから 死ぬことも出来ず今でも あなたを想い 今日もひとり酒場で 泣いてる私 また長い夜をどうして すごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋 死ぬことも出来ず今でも あなたを想い 今日もひとり酒場で 泣いてる私 また長い夜をどうして すごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋 |
盛り場哀歌十九、二十才で 故郷(くに)を捨て 苫小牧から 船に乗る 花の東京へ 出て来たが ネオン無情の 風が吹く 銀座 赤坂 六本木 苦労なんかにゃ 負けないが 雨の降る夜は 泣けてくる 二人で歩いた ウトナイ湖 想い出させる ひとり酒 渋谷 新宿 池袋 流れ女の 哀しさを 夜の化粧で 知りました 浮草稼業の 私には 所詮実らぬ 恋ばかり 中野 原宿 吉祥寺 勇払(ゆうふつ)平野の 夢を見て 泣いているよじゃ まだ若い 気強く生きよう 北国の 道産ン子気質(かたぎ)の 意地がある 上野 浅草 錦糸町 | 天童よしみ | 瀧竜二 | 山田量男 | | 十九、二十才で 故郷(くに)を捨て 苫小牧から 船に乗る 花の東京へ 出て来たが ネオン無情の 風が吹く 銀座 赤坂 六本木 苦労なんかにゃ 負けないが 雨の降る夜は 泣けてくる 二人で歩いた ウトナイ湖 想い出させる ひとり酒 渋谷 新宿 池袋 流れ女の 哀しさを 夜の化粧で 知りました 浮草稼業の 私には 所詮実らぬ 恋ばかり 中野 原宿 吉祥寺 勇払(ゆうふつ)平野の 夢を見て 泣いているよじゃ まだ若い 気強く生きよう 北国の 道産ン子気質(かたぎ)の 意地がある 上野 浅草 錦糸町 |
さくら(独唱)僕らはきっと待ってる 君とまた会える日々を さくら並木の道の上で 手を振り叫ぶよ どんなに苦しい時も 君は笑っているから 挫けそうになりかけても 頑張れる気がしたよ 霞みゆく景色の中に あの日の唄が聴こえる さくら さくら 今、咲き誇る 刹那に散りゆく運命(さだめ)と知って さらば友よ 旅立ちの刻(とき) 変わらないその想いを 今 今なら言えるだろうか 偽りのない言葉 輝ける君の未来を願う 本当の言葉 移りゆく街はまるで 僕らを急かすように さくら さくら ただ舞い落ちる いつか生まれ変わる瞬間(とき)を信じ 泣くな友よ 今惜別の時 飾らないあの笑顔で さあ さくら さくら いざ舞い上がれ 永遠(とわ)にさんざめく光を浴びて さらば友よ またこの場所で会おう さくら舞い散る道の上で | 天童よしみ | 森山直太朗・御徒町凧 | 森山直太朗 | 大貫祐一郎 | 僕らはきっと待ってる 君とまた会える日々を さくら並木の道の上で 手を振り叫ぶよ どんなに苦しい時も 君は笑っているから 挫けそうになりかけても 頑張れる気がしたよ 霞みゆく景色の中に あの日の唄が聴こえる さくら さくら 今、咲き誇る 刹那に散りゆく運命(さだめ)と知って さらば友よ 旅立ちの刻(とき) 変わらないその想いを 今 今なら言えるだろうか 偽りのない言葉 輝ける君の未来を願う 本当の言葉 移りゆく街はまるで 僕らを急かすように さくら さくら ただ舞い落ちる いつか生まれ変わる瞬間(とき)を信じ 泣くな友よ 今惜別の時 飾らないあの笑顔で さあ さくら さくら いざ舞い上がれ 永遠(とわ)にさんざめく光を浴びて さらば友よ またこの場所で会おう さくら舞い散る道の上で |
酒きずな一度 結んだ 命のきずな 結び 通して どこまでも これが 二人の 生甲斐ですと 決めた心に… エエエ… 嘘はない 晴れて 添えない この世の運命 怨む気持ちは ないものを 私 独りを 残して逝った あなた あの世は… エエエ… 遠すぎる 古い女と 笑われようと 肌は 誰にも 許さない 月に 淋しさ 打ち明けながら なみだ杯… エエエ… 酒きずな | 天童よしみ | 石本美由起 | 水森英夫 | | 一度 結んだ 命のきずな 結び 通して どこまでも これが 二人の 生甲斐ですと 決めた心に… エエエ… 嘘はない 晴れて 添えない この世の運命 怨む気持ちは ないものを 私 独りを 残して逝った あなた あの世は… エエエ… 遠すぎる 古い女と 笑われようと 肌は 誰にも 許さない 月に 淋しさ 打ち明けながら なみだ杯… エエエ… 酒きずな |
酒と泪と男と女忘れてしまいたい事や どうしようもない寂しさに 包まれた時に男は酒を飲むのでしょう 飲んで飲んで飲まれて飲んで 飲んで飲み潰れて寝むるまで飲んで やがて男は静かに寝むるのでしょう 忘れてしまいたい事や どうしようもない悲しさに 包まれた時に女は泪みせるのでしょう 泣いて泣いて一人泣いて 泣いて泣きつかれて寝むるまで泣いて やがて女は静かに寝むるのでしょう 又ひとつ女の方が偉く思えてきた 又ひとつ男のずるさが見えてきた おれは男 泣きとおすなんて出来ないよ 今夜も酒を煽って寝むってしまうのさ 俺は男 泪は見せられないもの 飲んで飲んで飲まれて飲んで 飲んで飲み潰れて寝むるまで飲んで やがて男は静かに寝むるのでしょう | 天童よしみ | 河島英五 | 河島英五 | | 忘れてしまいたい事や どうしようもない寂しさに 包まれた時に男は酒を飲むのでしょう 飲んで飲んで飲まれて飲んで 飲んで飲み潰れて寝むるまで飲んで やがて男は静かに寝むるのでしょう 忘れてしまいたい事や どうしようもない悲しさに 包まれた時に女は泪みせるのでしょう 泣いて泣いて一人泣いて 泣いて泣きつかれて寝むるまで泣いて やがて女は静かに寝むるのでしょう 又ひとつ女の方が偉く思えてきた 又ひとつ男のずるさが見えてきた おれは男 泣きとおすなんて出来ないよ 今夜も酒を煽って寝むってしまうのさ 俺は男 泪は見せられないもの 飲んで飲んで飲まれて飲んで 飲んで飲み潰れて寝むるまで飲んで やがて男は静かに寝むるのでしょう |
酒は涙か溜息か酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨てどころ とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ 酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨てどころ 忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう | 天童よしみ | 高橋掬太郎 | 古賀政男 | | 酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨てどころ とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ 酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨てどころ 忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう |
サンタが町にやってくるさあ あなたから メリー・クリスマス わたしから メリー・クリスマス Santa Claus is comin' to town ね… 聞こえてくるでしょう 鈴の音が すぐそこに Santa Claus is comin' to town 待ちきれないで おやすみした子に きっと素晴らしい プレゼントもって さあ あなたから メリー・クリスマス わたしから メリー・クリスマス Santa Claus is comin' to town さあ あなたから メリー・クリスマス わたしから メリー・クリスマス Santa Claus is comin' to town ね 聞こえてくるでしょう 鈴の音が すぐそこに Santa Claus is comin' to town クリスマス イヴを 指おりかぞえた 幼い思い出も こよいなつかし さあ あなたから メリー・クリスマス わたしから メリー・クリスマス Santa Claus is comin' to town | 天童よしみ | J.F.Coots・訳詞:かんべたかお | J.F.Coots | | さあ あなたから メリー・クリスマス わたしから メリー・クリスマス Santa Claus is comin' to town ね… 聞こえてくるでしょう 鈴の音が すぐそこに Santa Claus is comin' to town 待ちきれないで おやすみした子に きっと素晴らしい プレゼントもって さあ あなたから メリー・クリスマス わたしから メリー・クリスマス Santa Claus is comin' to town さあ あなたから メリー・クリスマス わたしから メリー・クリスマス Santa Claus is comin' to town ね 聞こえてくるでしょう 鈴の音が すぐそこに Santa Claus is comin' to town クリスマス イヴを 指おりかぞえた 幼い思い出も こよいなつかし さあ あなたから メリー・クリスマス わたしから メリー・クリスマス Santa Claus is comin' to town |
雑草の歌生まれて今日まで 耐えてきた こんな涙を 誰が知る 踏まれながらに 生き抜いて 路(ろ)ばたにはえる 草のよな 強い 強い 女になりました 咲かずに散っては いけないと そんな自分に むちを打つ 辛いこの世を 生き抜いて 路(ろ)ばたにはえる 草のよな 強い 強い 女になりました 「私のこの体の中には 日本に生まれた古い血が流れています そんな人間の少なくなった今日でも おてんと様だけは 私を照らしてくれました」 辛いこの世を 生き抜いて 路(ろ)ばたにはえる 草のよな 強い 強い 女になりました | 天童よしみ | 加藤和枝 | 遠藤実 | | 生まれて今日まで 耐えてきた こんな涙を 誰が知る 踏まれながらに 生き抜いて 路(ろ)ばたにはえる 草のよな 強い 強い 女になりました 咲かずに散っては いけないと そんな自分に むちを打つ 辛いこの世を 生き抜いて 路(ろ)ばたにはえる 草のよな 強い 強い 女になりました 「私のこの体の中には 日本に生まれた古い血が流れています そんな人間の少なくなった今日でも おてんと様だけは 私を照らしてくれました」 辛いこの世を 生き抜いて 路(ろ)ばたにはえる 草のよな 強い 強い 女になりました |
残侠子守唄「今日日(きょうび)『寄らば大樹の蔭』とかいう言葉が 巾をきかせているようでございます。楽(らく)をしようとする心が、 人間をだめにするのじゃないでしょうか。」 北の風吹きゃ北をむき 西の風吹きゃ西をむく 男の意地は どこにある 浮いた世間に 媚(こび)をうる めだかみたいな奴ばかり 「時の流れとでもいうのでしょうか。 自分さえよければという手合(てあい)が多すぎます。 まっとうに生きようとすればするほど、 住みにくい世の中になったものでございます。」 声の大きい奴だけが 勝って得する世の中さ 男の道は 暗すぎる どちら向いても 闇ばかり どこに実のなる花がある 「どこもかしこも、すっかり狂ってしまったようでございます。 と、申しましても、夜毎(よごと)酒に溺れる私(わたくし)も、 決して、まともな人間じゃございません。」 すねに傷もつこのおれにゃ まぶしすぎます お日様が 男の酒の ほろ苦さ 明日は どの色咲こうとも おれは生きたい おれの道 | 天童よしみ | たかたかし | 弦哲也 | 山田年秋 | 「今日日(きょうび)『寄らば大樹の蔭』とかいう言葉が 巾をきかせているようでございます。楽(らく)をしようとする心が、 人間をだめにするのじゃないでしょうか。」 北の風吹きゃ北をむき 西の風吹きゃ西をむく 男の意地は どこにある 浮いた世間に 媚(こび)をうる めだかみたいな奴ばかり 「時の流れとでもいうのでしょうか。 自分さえよければという手合(てあい)が多すぎます。 まっとうに生きようとすればするほど、 住みにくい世の中になったものでございます。」 声の大きい奴だけが 勝って得する世の中さ 男の道は 暗すぎる どちら向いても 闇ばかり どこに実のなる花がある 「どこもかしこも、すっかり狂ってしまったようでございます。 と、申しましても、夜毎(よごと)酒に溺れる私(わたくし)も、 決して、まともな人間じゃございません。」 すねに傷もつこのおれにゃ まぶしすぎます お日様が 男の酒の ほろ苦さ 明日は どの色咲こうとも おれは生きたい おれの道 |
残波旅の人に 恋をして 泣くだけ泣いたら あの娘(こ)はひとり 風に舞い散る ユウナの花と 行方(ゆくえ)知れずに なっちゃった あの娘(こ)にもらった ビー玉ひとつ 夕陽にかざせば キラキラと… 残波の岬の たそがれに 真赤な純情 思い出す 二年前に ただ一度 心配ないよと 手紙をくれた 遠く優しい 三線(さんしん)の音 覚えてるだろ 島唄を 両手で包んだ ビー玉ひとつ あの娘(こ)のうわさが 聞こえそう… 都会の絵具に 染まれずに 今頃どうして いるだろか あの娘(こ)を呼んでる ビー玉ひとつ 帰っておいでよ この町へ… 悔いなき人生 燃えつきて 夕陽が最後に 沈む場所 | 天童よしみ | 水木れいじ | 杉本眞人 | 猪股義周 | 旅の人に 恋をして 泣くだけ泣いたら あの娘(こ)はひとり 風に舞い散る ユウナの花と 行方(ゆくえ)知れずに なっちゃった あの娘(こ)にもらった ビー玉ひとつ 夕陽にかざせば キラキラと… 残波の岬の たそがれに 真赤な純情 思い出す 二年前に ただ一度 心配ないよと 手紙をくれた 遠く優しい 三線(さんしん)の音 覚えてるだろ 島唄を 両手で包んだ ビー玉ひとつ あの娘(こ)のうわさが 聞こえそう… 都会の絵具に 染まれずに 今頃どうして いるだろか あの娘(こ)を呼んでる ビー玉ひとつ 帰っておいでよ この町へ… 悔いなき人生 燃えつきて 夕陽が最後に 沈む場所 |
幸せはすぐそこに…背伸び爪立(つまだ)ち 遠くを見たが 捜せなかった やすらぎは 腰を屈(かが)めて 手探りしたら 指に触(さわ)った ぬくもりが 愛と一緒に 幸せは 貴方(あなた)の胸に すぐそこに… 傍(そば)にあるのに 気が付かないで なんでわざわざ 遠まわり 無駄な涙を 流して知った 女ごころの おろかさを 隣り合わせの 幸せは 貴方の胸に すぐそこに… こころ気遣(きづか)う やさしい影が 明日の私の 道しるべ ひとり歩きで 作った傷は きっと治して やると言う 捜し求めた 幸せは 貴方の胸に すぐそこに… | 天童よしみ | 木下龍太郎 | 徳久広司 | 竜崎孝路 | 背伸び爪立(つまだ)ち 遠くを見たが 捜せなかった やすらぎは 腰を屈(かが)めて 手探りしたら 指に触(さわ)った ぬくもりが 愛と一緒に 幸せは 貴方(あなた)の胸に すぐそこに… 傍(そば)にあるのに 気が付かないで なんでわざわざ 遠まわり 無駄な涙を 流して知った 女ごころの おろかさを 隣り合わせの 幸せは 貴方の胸に すぐそこに… こころ気遣(きづか)う やさしい影が 明日の私の 道しるべ ひとり歩きで 作った傷は きっと治して やると言う 捜し求めた 幸せは 貴方の胸に すぐそこに… |
幸せはすぐそこに…台詞入り(台詞) なんで、私だけが不幸なんだと 自分いじめをしました。 そして、“迷い子の幸せ”を探しに 私は、何度も遠い旅をしました。 でも、気が付けば「幸せ」はこんな近くの あなたのところにあったのですね…。 背伸び爪立(つまだ)ち 遠くを見たが 捜せなかった やすらぎは 腰を屈(かが)めて 手探りしたら 指に触(さわ)った ぬくもりが 愛と一緒に 幸せは 貴方(あなた)の胸に すぐそこに… (台詞) 幸せの落し物は… 自分で… 探すしかありません。 足元の大事なものを、 私は、見落としていたのです…。 傍(そば)にあるのに 気が付かないで なんでわざわざ 遠まわり 無駄な涙を 流して知った 女ごころの おろかさを 隣り合わせの 幸せは 貴方の胸に すぐそこに… (台詞) 私は、なんて愚かだったのでしょう。 泣いたり、悲しんだり… 「幸せ」が見つからなかったのは、 遠くばかりを見つめていたからです。 「幸せの青い鳥」は、隣り合わせの あなたの胸にあったのですね。 こころ気遣(きづか)う やさしい影が 明日の私の 道しるべ ひとり歩きで 作った傷は きっと治して やると言う 捜し求めた 幸せは 貴方の胸に すぐそこに… | 天童よしみ | 木下龍太郎 | 徳久広司 | 竜崎孝路 | (台詞) なんで、私だけが不幸なんだと 自分いじめをしました。 そして、“迷い子の幸せ”を探しに 私は、何度も遠い旅をしました。 でも、気が付けば「幸せ」はこんな近くの あなたのところにあったのですね…。 背伸び爪立(つまだ)ち 遠くを見たが 捜せなかった やすらぎは 腰を屈(かが)めて 手探りしたら 指に触(さわ)った ぬくもりが 愛と一緒に 幸せは 貴方(あなた)の胸に すぐそこに… (台詞) 幸せの落し物は… 自分で… 探すしかありません。 足元の大事なものを、 私は、見落としていたのです…。 傍(そば)にあるのに 気が付かないで なんでわざわざ 遠まわり 無駄な涙を 流して知った 女ごころの おろかさを 隣り合わせの 幸せは 貴方の胸に すぐそこに… (台詞) 私は、なんて愚かだったのでしょう。 泣いたり、悲しんだり… 「幸せ」が見つからなかったのは、 遠くばかりを見つめていたからです。 「幸せの青い鳥」は、隣り合わせの あなたの胸にあったのですね。 こころ気遣(きづか)う やさしい影が 明日の私の 道しるべ ひとり歩きで 作った傷は きっと治して やると言う 捜し求めた 幸せは 貴方の胸に すぐそこに… |
倖せ番外地馬鹿なやつだよ おまえってやつは 苦労承知と また泣きすがる 世帯もつかと 抱きよせたいが 根なし明日なし 甲斐性なし しょせん俺らの行く先は…… (ああ……ン)倖せ番外地 あんないい娘を みすてるなんて 薄情野郎と 鴉が詰る 惚れていりゃこそ 身をひく恋も あっていいだろ お月さん しょせん俺らの行く先は…… (ああ……ン)倖せ番外地 ネオン時雨か 遣らずの雨か 男ごころに また濡れかかる とって返して 三畳一間 春をあいつと 待ちたいが しょせん俺らの行く先は…… (ああ……ン)倖せ番外地 | 天童よしみ | 吉田 旺 | 山田年秋 | | 馬鹿なやつだよ おまえってやつは 苦労承知と また泣きすがる 世帯もつかと 抱きよせたいが 根なし明日なし 甲斐性なし しょせん俺らの行く先は…… (ああ……ン)倖せ番外地 あんないい娘を みすてるなんて 薄情野郎と 鴉が詰る 惚れていりゃこそ 身をひく恋も あっていいだろ お月さん しょせん俺らの行く先は…… (ああ……ン)倖せ番外地 ネオン時雨か 遣らずの雨か 男ごころに また濡れかかる とって返して 三畳一間 春をあいつと 待ちたいが しょせん俺らの行く先は…… (ああ……ン)倖せ番外地 |
汐騒飛ぶことに 疲れたと云う鳥の 羽根を休める とまり木か 好いて好かれた お前とオレの 夢待ち酒場 あれが馴れ染め 寒い日で 外じゃ汐騒 泣いていた 故郷に児がいると 俯いて やっと切り出す 辛い過去 今日も十八番の “枯葉”を聴かす 夢待ち酒場 別れ話しが 肴では 歌も悲しく なるばかり サイコロを転がして決めようか 船に乗る番 先か後 背中向けたら 二度とは逢えぬ 夢待ち酒場 せめて手を振れ 最後まで 涙見せるな いい女 | 天童よしみ | もず唱平 | 西條キロク | 佐伯亮 | 飛ぶことに 疲れたと云う鳥の 羽根を休める とまり木か 好いて好かれた お前とオレの 夢待ち酒場 あれが馴れ染め 寒い日で 外じゃ汐騒 泣いていた 故郷に児がいると 俯いて やっと切り出す 辛い過去 今日も十八番の “枯葉”を聴かす 夢待ち酒場 別れ話しが 肴では 歌も悲しく なるばかり サイコロを転がして決めようか 船に乗る番 先か後 背中向けたら 二度とは逢えぬ 夢待ち酒場 せめて手を振れ 最後まで 涙見せるな いい女 |
シクラメンのかほり真綿色した シクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱(いだ)けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう | 天童よしみ | 小椋佳 | 小椋佳 | | 真綿色した シクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱(いだ)けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
下町の太陽下町の空に かがやく太陽は よろこびと 悲しみ写す ガラス窓 心のいたむ その朝は 足音しみる 橋の上 あゝ太陽に 呼びかける 下町の恋を 育てた太陽は 縁日に 二人で分けた 丸いあめ 口さえ聞けず 別れては 祭りの午後の なつかしく あゝ太陽に 涙ぐむ 下町の屋根を 温める太陽は 貧しくも 笑顔を消さぬ 母の顔 悩みを夢を うちあけて 路地にも幸の くるように あゝ太陽と 今日もまた | 天童よしみ | 横井弘 | 江口浩司 | | 下町の空に かがやく太陽は よろこびと 悲しみ写す ガラス窓 心のいたむ その朝は 足音しみる 橋の上 あゝ太陽に 呼びかける 下町の恋を 育てた太陽は 縁日に 二人で分けた 丸いあめ 口さえ聞けず 別れては 祭りの午後の なつかしく あゝ太陽に 涙ぐむ 下町の屋根を 温める太陽は 貧しくも 笑顔を消さぬ 母の顔 悩みを夢を うちあけて 路地にも幸の くるように あゝ太陽と 今日もまた |
積丹半島春が来たから 鰊(にしん)がくると 騒ぎ始める 半島かもめ こゝは積丹(シャコタン) 神恵内(カモエナイ) 漁を仕掛ける 角網に 男 銀次郎 血が通う ドッコイ 度胸の 日本海 舟をだしたら 一心不乱 海は稼ぎ場 男の世界 こゝは積丹 神恵内 獲れた鰊を 始末する 浜じゃ 元気な 女子衆 ドッコイ 繁昌の 花が咲く 漁師冥利は 荒波勝負 舟は鰊の 宝の山だ こゝは積丹 神恵内 今日も稼いだ 喜びに 大漁 目出度い 漁師町 ドッコイ 笑顔の 夫婦酒 | 天童よしみ | 石本美由起 | 岡千秋 | | 春が来たから 鰊(にしん)がくると 騒ぎ始める 半島かもめ こゝは積丹(シャコタン) 神恵内(カモエナイ) 漁を仕掛ける 角網に 男 銀次郎 血が通う ドッコイ 度胸の 日本海 舟をだしたら 一心不乱 海は稼ぎ場 男の世界 こゝは積丹 神恵内 獲れた鰊を 始末する 浜じゃ 元気な 女子衆 ドッコイ 繁昌の 花が咲く 漁師冥利は 荒波勝負 舟は鰊の 宝の山だ こゝは積丹 神恵内 今日も稼いだ 喜びに 大漁 目出度い 漁師町 ドッコイ 笑顔の 夫婦酒 |
三味線マドロス波の小唄に 三味線弾けば しゃれた奴だと 仲間が笑う 陸(おか)が恋しさに ついつい負けて 呼べば未練が 呼べば未練が エーエー 夜霧にとけたよ 青い月夜にゃ 泪で弾いた 破れ三味線 あの娘の形見 情あったなら 男の胸を 帰る鴎よ 帰る鴎よ エーエー 伝えておくれよ なれぬ手つきで しみじみ聞かしゃ 荒れた心も ほろりと泣ける 無事か達者でか 淋しいえくぼ 辛い想いも 辛い想いも エーエー しばしの事だよ | 天童よしみ | 高野公男 | 船村徹 | 池多孝春 | 波の小唄に 三味線弾けば しゃれた奴だと 仲間が笑う 陸(おか)が恋しさに ついつい負けて 呼べば未練が 呼べば未練が エーエー 夜霧にとけたよ 青い月夜にゃ 泪で弾いた 破れ三味線 あの娘の形見 情あったなら 男の胸を 帰る鴎よ 帰る鴎よ エーエー 伝えておくれよ なれぬ手つきで しみじみ聞かしゃ 荒れた心も ほろりと泣ける 無事か達者でか 淋しいえくぼ 辛い想いも 辛い想いも エーエー しばしの事だよ |
出世街道やるぞみておれ 口にはださず 腹におさめた 一途な夢を 曲げてなるかよ くじけちゃならぬ どうせこの世は 一ぽんどっこ 男のぞみを つらぬく時にゃ 敵は百万 こちらはひとり なんの世間は こわくはないが おれはあの娘の 涙がつらい 他人(ひと)に好かれて いい子になって 落ちて行くときゃ 独りじゃないか おれの墓場は おいらがさがす そうだその気で ゆこうじゃないか あの娘ばかりが 花ではないさ 出世街道 色恋なしだ 泣くな怒るな こらえてすてろ 明日(あす)も嵐が 待ってるものを | 天童よしみ | 星野哲郎 | 市川昭介 | | やるぞみておれ 口にはださず 腹におさめた 一途な夢を 曲げてなるかよ くじけちゃならぬ どうせこの世は 一ぽんどっこ 男のぞみを つらぬく時にゃ 敵は百万 こちらはひとり なんの世間は こわくはないが おれはあの娘の 涙がつらい 他人(ひと)に好かれて いい子になって 落ちて行くときゃ 独りじゃないか おれの墓場は おいらがさがす そうだその気で ゆこうじゃないか あの娘ばかりが 花ではないさ 出世街道 色恋なしだ 泣くな怒るな こらえてすてろ 明日(あす)も嵐が 待ってるものを |
昭和かたぎ坂のむこうで 花咲く春が 待っているよと 言った人 忍んで耐えた 冬いくつ 似た者どうしで 越えてきた かさねた命に心はひとつ 離れずに 離さずに 生きるのよ 昭和かたぎの あなたに惚れて 苦労しました 泣きました いろいろあるわ あるけれど あなたの背中が 道しるべ 片道切符の人生だから 離れずに 離さずに 生きるのよ 情(なさ)け知らずの 人の世だけど きっと倖(しあわ)せ つかもうね 私にだって 意地がある やっぱり 昭和の女です 悲しい時こそ笑ってみせる 離れずに 離さずに 生きるのよ | 天童よしみ | 水木れいじ | 水森英夫 | 猪股義周 | 坂のむこうで 花咲く春が 待っているよと 言った人 忍んで耐えた 冬いくつ 似た者どうしで 越えてきた かさねた命に心はひとつ 離れずに 離さずに 生きるのよ 昭和かたぎの あなたに惚れて 苦労しました 泣きました いろいろあるわ あるけれど あなたの背中が 道しるべ 片道切符の人生だから 離れずに 離さずに 生きるのよ 情(なさ)け知らずの 人の世だけど きっと倖(しあわ)せ つかもうね 私にだって 意地がある やっぱり 昭和の女です 悲しい時こそ笑ってみせる 離れずに 離さずに 生きるのよ |
知床旅情知床の岬に はまなすの咲くころ 思い出しておくれ 俺たちの事を 飲んで騒いで 丘にのぼれば はるかクナシリに 白夜は明ける 旅の情けか 酔うほどにさまよい 浜に出てみれば 月は照る波の上 今宵こそ君を 抱きしめんと 岩かげに寄れば ピリカが笑う 別れの日は来た 知床の村にも 君は出てゆく 峠をこえて 忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん 私を泣かすな 白いかもめよ 白いかもめよ | 天童よしみ | 森繁久彌 | 森繁久彌 | | 知床の岬に はまなすの咲くころ 思い出しておくれ 俺たちの事を 飲んで騒いで 丘にのぼれば はるかクナシリに 白夜は明ける 旅の情けか 酔うほどにさまよい 浜に出てみれば 月は照る波の上 今宵こそ君を 抱きしめんと 岩かげに寄れば ピリカが笑う 別れの日は来た 知床の村にも 君は出てゆく 峠をこえて 忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん 私を泣かすな 白いかもめよ 白いかもめよ |
女優今スクリーンでは 女優という名の私が まるで歌うように 台詞を喋っている そう出来ることなら 偽りの自分脱ぎ捨てて 熱いその腕の中 飛び込んでゆきたいのに… 泣きたい時に泣いて 笑いたい時に笑いたい もうあの名声も 何にもいらない だからあなた早く 私を何処かへ 奪って欲しい… あの照明の中で 女優が輝き増すたび 何故かあなただけが 遠くへ離れるの そうたとえどんなに 上手に演技をしたって そこにいる私は 脱け殼の人形なの… 泣きたい時に泣いて 笑いたい時に笑いたい もうあの華やかな 世界は厭(いや)なの 過去のすべてを捨てて あなたとふたりの 生活(くらし)がしたい… | 天童よしみ | 仁井谷俊也 | 曽根幸明 | | 今スクリーンでは 女優という名の私が まるで歌うように 台詞を喋っている そう出来ることなら 偽りの自分脱ぎ捨てて 熱いその腕の中 飛び込んでゆきたいのに… 泣きたい時に泣いて 笑いたい時に笑いたい もうあの名声も 何にもいらない だからあなた早く 私を何処かへ 奪って欲しい… あの照明の中で 女優が輝き増すたび 何故かあなただけが 遠くへ離れるの そうたとえどんなに 上手に演技をしたって そこにいる私は 脱け殼の人形なの… 泣きたい時に泣いて 笑いたい時に笑いたい もうあの華やかな 世界は厭(いや)なの 過去のすべてを捨てて あなたとふたりの 生活(くらし)がしたい… |
人生風ぐるま時は 流れて 時代も 変わる 花は それぞれに 春を 謳う 出逢いと 別れ 苦い 涙を じっと 抱きしめて 今日を 生きるのよ 若さという名の 汽車に 乗り あなたに 抱かれて 夢を 見たよ クルリ クルクルリ 幸せを 追いかけて 泣いて 笑って 風車 誰も 知らない 名もない 露地で 人は それぞれの 花を 育てる 冷たい 風に くちびる 噛んでも いつか 咲かせるわ あの日の 約束 誰かが 遠くで 歌ってる 母さん 空から 見てて ください クルリ クルクルリ 人生の 裏表 回して 回されて 風車 クルリ クルクルリ 幸せを 追いかけて 泣いて 笑って 風車 | 天童よしみ | 湯川れい子 | 神山純一 | | 時は 流れて 時代も 変わる 花は それぞれに 春を 謳う 出逢いと 別れ 苦い 涙を じっと 抱きしめて 今日を 生きるのよ 若さという名の 汽車に 乗り あなたに 抱かれて 夢を 見たよ クルリ クルクルリ 幸せを 追いかけて 泣いて 笑って 風車 誰も 知らない 名もない 露地で 人は それぞれの 花を 育てる 冷たい 風に くちびる 噛んでも いつか 咲かせるわ あの日の 約束 誰かが 遠くで 歌ってる 母さん 空から 見てて ください クルリ クルクルリ 人生の 裏表 回して 回されて 風車 クルリ クルクルリ 幸せを 追いかけて 泣いて 笑って 風車 |
人生讃歌~渡る世間は鬼ばかり~慈しむたび胸に 愛が咲くの 一期一会の人生 彩りながら 冷たい泪雨が そぼ降る日は やさしく穏やかな光 待ちわびましょ 今日という一日が 終ってくその瞬間(とき) 昨日よりもちょっと いい日だなんて 思えたなら 明日へとのびゆく まだ見ぬ旅路 胸のなか灯った 希望がそっと 照らしてゆく 別れ知るたび胸に 風が吹くの 平穏無事な人生 望んでいても 人は強くないから 傷つく日は 感じた痛みでやさしく なれるのでしょ 今日という一日は 二度とは来ないから 明日のためちゃんと 迷わず一歩 踏みだせたら この手から落ちそうな 泡沫の夢 こぼさぬようにそっと 強く握って 守ってゆく 慈しむたび胸に 愛が咲くの 一期一会の人生 彩りながら 冷たい泪雨が あがったなら 青い空にかかった虹 輝くでしょ 渡る世間は鬼ばかり それでもいいの | 天童よしみ | Satomi | 羽田健太郎 | | 慈しむたび胸に 愛が咲くの 一期一会の人生 彩りながら 冷たい泪雨が そぼ降る日は やさしく穏やかな光 待ちわびましょ 今日という一日が 終ってくその瞬間(とき) 昨日よりもちょっと いい日だなんて 思えたなら 明日へとのびゆく まだ見ぬ旅路 胸のなか灯った 希望がそっと 照らしてゆく 別れ知るたび胸に 風が吹くの 平穏無事な人生 望んでいても 人は強くないから 傷つく日は 感じた痛みでやさしく なれるのでしょ 今日という一日は 二度とは来ないから 明日のためちゃんと 迷わず一歩 踏みだせたら この手から落ちそうな 泡沫の夢 こぼさぬようにそっと 強く握って 守ってゆく 慈しむたび胸に 愛が咲くの 一期一会の人生 彩りながら 冷たい泪雨が あがったなら 青い空にかかった虹 輝くでしょ 渡る世間は鬼ばかり それでもいいの |
人生しみじみ…世間という字が 読みきれなくて つまずき転んだ うきよ坂 生きてりゃきっと いい日も来ると 涙ぬぐった 裏通り 人生しみじみ… 人生しみじみ… 夢のにがさを 噛みしめる ウー噛みしめる この世の試練に 笑顔で耐えて 倖せ花咲く のぞみ坂 果てなく遠い 道程(みちのり)だけど 明日という日が 道しるべ 人生しみじみ… 人生しみじみ… 酒に人恋う 夜もある ウー夜もある 結んだ絆(きずな)の やさしさ強さ 重ねた情(なさけ)の ふたり坂 ひとりじゃ誰も 生きられないと いつか教えて くれたひと 人生しみじみ… 人生しみじみ… こころ寄せあい ついてゆく ウーついてゆく | 天童よしみ | 仁井谷俊也 | 曽根幸明 | | 世間という字が 読みきれなくて つまずき転んだ うきよ坂 生きてりゃきっと いい日も来ると 涙ぬぐった 裏通り 人生しみじみ… 人生しみじみ… 夢のにがさを 噛みしめる ウー噛みしめる この世の試練に 笑顔で耐えて 倖せ花咲く のぞみ坂 果てなく遠い 道程(みちのり)だけど 明日という日が 道しるべ 人生しみじみ… 人生しみじみ… 酒に人恋う 夜もある ウー夜もある 結んだ絆(きずな)の やさしさ強さ 重ねた情(なさけ)の ふたり坂 ひとりじゃ誰も 生きられないと いつか教えて くれたひと 人生しみじみ… 人生しみじみ… こころ寄せあい ついてゆく ウーついてゆく |
人生の並木道泣くな妹よ 妹よ泣くな 泣けば幼い 二人して 故郷をすてた 甲斐がない 遠いさびしい 日暮れの路で 泣いて叱った 兄さんの 涙の声を 忘れたか 雪も降れ降れ 夜路(よみち)のはても やがてかがやく あけぼのに わが世の春は きっと来る 生きてゆこうよ 希望に燃えて 愛の口笛 高らかに この人生の 並木路 | 天童よしみ | 佐藤惣之助 | 古賀政男 | | 泣くな妹よ 妹よ泣くな 泣けば幼い 二人して 故郷をすてた 甲斐がない 遠いさびしい 日暮れの路で 泣いて叱った 兄さんの 涙の声を 忘れたか 雪も降れ降れ 夜路(よみち)のはても やがてかがやく あけぼのに わが世の春は きっと来る 生きてゆこうよ 希望に燃えて 愛の口笛 高らかに この人生の 並木路 |
人生みちづれうれし涙も この世にあると はじめてあんたが 教えてくれました まわり道した 今日までは 俺にあずけりゃ いいと言う あゝ決めたのよ… 決めたのよ… 人生みちづれ あんたと生きる いつも裏目に 出るまごころに 覚えたお酒の せつなさ ほろ苦さ リンゴ畑の おふくろに 逢いにゆくかと 肩を抱く あゝ決めたのよ… 決めたのよ… 故郷(ふるさと)みちのく あんたと生きる どこへ流れる さだめの川を 似た者どうしで しあわせ探すのね 花と咲く日も 散るときも この手離さず ふたりづれ あゝ決めたのよ… 決めたのよ… 人生みちづれ あんたと生きる | 天童よしみ | 水木れいじ | 四方章人 | 前田俊明 | うれし涙も この世にあると はじめてあんたが 教えてくれました まわり道した 今日までは 俺にあずけりゃ いいと言う あゝ決めたのよ… 決めたのよ… 人生みちづれ あんたと生きる いつも裏目に 出るまごころに 覚えたお酒の せつなさ ほろ苦さ リンゴ畑の おふくろに 逢いにゆくかと 肩を抱く あゝ決めたのよ… 決めたのよ… 故郷(ふるさと)みちのく あんたと生きる どこへ流れる さだめの川を 似た者どうしで しあわせ探すのね 花と咲く日も 散るときも この手離さず ふたりづれ あゝ決めたのよ… 決めたのよ… 人生みちづれ あんたと生きる |
好きなんだけどさ好きなんだけどさ 虫が良すぎるね 今さらあいつに 戻ろうなんて 昔に帰れる わけなどないのに あいつに抱かれる 夢ばかりみて 車の中で ぼんやりと 部屋の灯りを 見上げてるけど 涙があふれ ぼやけてる 泣くだけ泣いて 忘れたい こんなに こんなに 好きなんだけどさ 好きなんだけどさ やけに疲れてさ 思わず言ってた 「別れようか」と まじめな顔でさ 話てるのにさ いつもの事だと 笑っていたよ どしゃぶり雨の降る中で バカヤローなんて叫んでみても 淋しさだけがついてくる 女なんてもう やめたい それでも それでも 好きなんだけどさ ふざけた愛の暮しでも ふり返ってみりゃ 楽しんでたよ 想い出だけが じゃまをする 今はひとりで 泣くだけ さよなら さよなら 好きなんだけどさ | 天童よしみ | 美樹克彦 | 美樹克彦 | 若草恵 | 好きなんだけどさ 虫が良すぎるね 今さらあいつに 戻ろうなんて 昔に帰れる わけなどないのに あいつに抱かれる 夢ばかりみて 車の中で ぼんやりと 部屋の灯りを 見上げてるけど 涙があふれ ぼやけてる 泣くだけ泣いて 忘れたい こんなに こんなに 好きなんだけどさ 好きなんだけどさ やけに疲れてさ 思わず言ってた 「別れようか」と まじめな顔でさ 話てるのにさ いつもの事だと 笑っていたよ どしゃぶり雨の降る中で バカヤローなんて叫んでみても 淋しさだけがついてくる 女なんてもう やめたい それでも それでも 好きなんだけどさ ふざけた愛の暮しでも ふり返ってみりゃ 楽しんでたよ 想い出だけが じゃまをする 今はひとりで 泣くだけ さよなら さよなら 好きなんだけどさ |
過ぎゆく時にただよいながらあなたはテラスの ゆり椅子で 推理小説(ミステリー)など 読みふける わたしはマニュキュア かわく間に カンパリソーダ 飲んでいる 愛してるとか 好きだとか 言わなくたって 伝わるものね… 過ぎゆく時に ただよいながら 暮らしてゆけたら 幸せだから 過ぎゆく時に ただよいながら このままふたり いつまでも 哀しい過去には さわらない それが大人の 優しさね あなたは誰より 知ってたわ 生きてくことの せつなさも うしろ指とか 噂とか いまさらいいね どうでもいいね… 過ぎゆく時に ただよいながら 数えた季節は いくつ目かしら 過ぎゆく時に ただよいながら このままふたり いつまでも 過ぎゆく時に ただよいながら 暮らしてゆけたら 幸せだから 過ぎゆく時に ただよいながら このままふたり いつまでも | 天童よしみ | 水木れいじ | 都志見隆 | | あなたはテラスの ゆり椅子で 推理小説(ミステリー)など 読みふける わたしはマニュキュア かわく間に カンパリソーダ 飲んでいる 愛してるとか 好きだとか 言わなくたって 伝わるものね… 過ぎゆく時に ただよいながら 暮らしてゆけたら 幸せだから 過ぎゆく時に ただよいながら このままふたり いつまでも 哀しい過去には さわらない それが大人の 優しさね あなたは誰より 知ってたわ 生きてくことの せつなさも うしろ指とか 噂とか いまさらいいね どうでもいいね… 過ぎゆく時に ただよいながら 数えた季節は いくつ目かしら 過ぎゆく時に ただよいながら このままふたり いつまでも 過ぎゆく時に ただよいながら 暮らしてゆけたら 幸せだから 過ぎゆく時に ただよいながら このままふたり いつまでも |
昴目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ 荒野に向かう道より 他に見えるものはなし ああ 砕け散る宿命の星たちよ せめて密やかに この身を照せよ 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ 呼吸(いき)をすれば胸の中 凩(こがらし)は吠(な)き続ける されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり ああ さんざめく 名も無き星たちよ せめて鮮やかに その身を終われよ 我も行く 心の命ずるままに 我も行く さらば昴よ ああ いつの日か誰かがこの道を ああ いつの日か誰かがこの道を 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ 我は行く さらば昴よ | 天童よしみ | 谷村新司 | 谷村新司 | 伊戸のりお | 目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ 荒野に向かう道より 他に見えるものはなし ああ 砕け散る宿命の星たちよ せめて密やかに この身を照せよ 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ 呼吸(いき)をすれば胸の中 凩(こがらし)は吠(な)き続ける されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり ああ さんざめく 名も無き星たちよ せめて鮮やかに その身を終われよ 我も行く 心の命ずるままに 我も行く さらば昴よ ああ いつの日か誰かがこの道を ああ いつの日か誰かがこの道を 我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ 我は行く さらば昴よ |
生々流転それでいい惚れてたなんて 云わないで 花まで買って 照れるじゃないの お店たたんだ 私より 見送る人の 涙がつらい 出逢っては 別れゆく 行き交う船だよ 人生は 生々流転 それでいい 笑顔で またいつか またいつか 逢おうね 強気が売りの 女でも 強がりだけじゃ 暮らせなかった 人の心の ぬくもりが 小さな店を 支えてくれた 最後までありがとう お客という名の 恋人よ 生々流転 それでいい 何処かで またいつか またいつか 飲もうね 転んでも立ち上がり 生き抜く心に 明日が来る 生々流転 それでいい 夜明けを 待ちながら 待ちながら 歩こう | 天童よしみ | 上田紅葉 | 岡千秋 | 池多孝春 | 惚れてたなんて 云わないで 花まで買って 照れるじゃないの お店たたんだ 私より 見送る人の 涙がつらい 出逢っては 別れゆく 行き交う船だよ 人生は 生々流転 それでいい 笑顔で またいつか またいつか 逢おうね 強気が売りの 女でも 強がりだけじゃ 暮らせなかった 人の心の ぬくもりが 小さな店を 支えてくれた 最後までありがとう お客という名の 恋人よ 生々流転 それでいい 何処かで またいつか またいつか 飲もうね 転んでも立ち上がり 生き抜く心に 明日が来る 生々流転 それでいい 夜明けを 待ちながら 待ちながら 歩こう |
小夜曲~セレナーデ~駅の北口 片隅で 歌うあんたを 見つけたよ 夢を捨てずに いたんだね 声はかけずに 聴いてくわ 元気そうだね もう5年 あたし何とか 生きてるわ つらい別れに 泣いた夜 おとぎ話に 出来た頃 女ひとりも 幸せに出来ずに 愛の歌など 歌うなよ… いまさら さらさら 小夜曲(セレナーデ) 調子はずれの ギターだね いまさら さらさら 小夜曲 あんたの歌に 泣けてくる 1時まわれば 人もない みんな終電 急ぎ足 酔って冷やかす 男たち 「なんだ演歌じゃねぇのか」と いつも隣で 笑ってた 声を合わせて 歌ってた 今も愛しい 思い出が 降ってくるよな 星の夜 男心の 本当をいつしか わかりすぎても 遅かった… いまさら さらさら 小夜曲 似合わないのよ 流行歌(はやりうた) いまさら さらさら 小夜曲 あんたは“らしく” つらぬいて 女ひとりも 幸せに出来ずに 愛の歌など 歌うなよ… いまさら さらさら 小夜曲(セレナーデ) 調子はずれの ギターだね いまさら さらさら 小夜曲 あんたの歌に 泣けてくる | 天童よしみ | 山本茉莉 | 大谷明裕 | | 駅の北口 片隅で 歌うあんたを 見つけたよ 夢を捨てずに いたんだね 声はかけずに 聴いてくわ 元気そうだね もう5年 あたし何とか 生きてるわ つらい別れに 泣いた夜 おとぎ話に 出来た頃 女ひとりも 幸せに出来ずに 愛の歌など 歌うなよ… いまさら さらさら 小夜曲(セレナーデ) 調子はずれの ギターだね いまさら さらさら 小夜曲 あんたの歌に 泣けてくる 1時まわれば 人もない みんな終電 急ぎ足 酔って冷やかす 男たち 「なんだ演歌じゃねぇのか」と いつも隣で 笑ってた 声を合わせて 歌ってた 今も愛しい 思い出が 降ってくるよな 星の夜 男心の 本当をいつしか わかりすぎても 遅かった… いまさら さらさら 小夜曲 似合わないのよ 流行歌(はやりうた) いまさら さらさら 小夜曲 あんたは“らしく” つらぬいて 女ひとりも 幸せに出来ずに 愛の歌など 歌うなよ… いまさら さらさら 小夜曲(セレナーデ) 調子はずれの ギターだね いまさら さらさら 小夜曲 あんたの歌に 泣けてくる |
千夜一夜女の胸の 真ん中に 涙の涙の 河がある 頬杖とまり木 降り出すこぬか雨 果実酒に酔うより 優しさに… 酔って泣きたい こんな夜 女の胸の 裏側に 思い出浮かべる 海がある 面影ぬくもり 別れたあの人よ 膝で甘えた 幸せを… ひとり吐息に 揺らす夜 女の胸の 片隅に 明日に続く 道がある 裏窓雨だれ かすかな店灯り 茉莉花の香りに 包まれて… 夢を心に 越える夜 | 天童よしみ | 麻こよみ | 西條キロク | 佐伯亮 | 女の胸の 真ん中に 涙の涙の 河がある 頬杖とまり木 降り出すこぬか雨 果実酒に酔うより 優しさに… 酔って泣きたい こんな夜 女の胸の 裏側に 思い出浮かべる 海がある 面影ぬくもり 別れたあの人よ 膝で甘えた 幸せを… ひとり吐息に 揺らす夜 女の胸の 片隅に 明日に続く 道がある 裏窓雨だれ かすかな店灯り 茉莉花の香りに 包まれて… 夢を心に 越える夜 |
操車場の町私の生まれたその町に とても大きな操車場と空がありました 朝から晩まで機関車が 煙を吐いて貨車を繋ぎます 幾重にも重なる線路の波と 煙突の向こうの夕陽と 母さんの裾を握りしめ 歩いた市場のざわめき ああ、長い長い貨車のよう 人も荷物も時も運んで もう、いないいないばあの町 みんな何処へ消えたの 北へ南へ 貨車は向かう 積まれてゆく荷物はみな人の許へゆく 「トキ、トキ、トラ、タキ」友達と 声を出して読んだ帰り路 冬の夜更けに聞く汽笛の音は いつもより遠くへ響いた 今もまだ 真冬の夜には 心が 耳を澄ましてる ああ、永い永い夢のよう 線路を辿り戻れるのなら もう、いないいないばあの日々 汽笛だけが聞こえる ああ、長い長い貨車のよう きっと私も運ばれたのね もう、いないいないばあの町 みんな何処へ消えたの | 天童よしみ | 山田ひろし | 松本俊明 | 本間昭光 | 私の生まれたその町に とても大きな操車場と空がありました 朝から晩まで機関車が 煙を吐いて貨車を繋ぎます 幾重にも重なる線路の波と 煙突の向こうの夕陽と 母さんの裾を握りしめ 歩いた市場のざわめき ああ、長い長い貨車のよう 人も荷物も時も運んで もう、いないいないばあの町 みんな何処へ消えたの 北へ南へ 貨車は向かう 積まれてゆく荷物はみな人の許へゆく 「トキ、トキ、トラ、タキ」友達と 声を出して読んだ帰り路 冬の夜更けに聞く汽笛の音は いつもより遠くへ響いた 今もまだ 真冬の夜には 心が 耳を澄ましてる ああ、永い永い夢のよう 線路を辿り戻れるのなら もう、いないいないばあの日々 汽笛だけが聞こえる ああ、長い長い貨車のよう きっと私も運ばれたのね もう、いないいないばあの町 みんな何処へ消えたの |
ソーラン祭り節ありがとう 母なる漁海(うみ)よ 豊年万作(まんさく)だ 父なる大地 鳴子(なるこ)ならして さあ踊れ ドンといこうか 祝い酒 ヤーレンソーラン 元気よく ヤーレンソーラン 手拍子を…… 祭りだ(ソレ)皆来い(ソレ) おんなソーラン(サーサーサーサー)祭り節 いく冬を 吹雪に耐えた いく夏を 日照りに耐えた 山の木霊(こだま)も さあ謳(うた)え 日本生まれで 良かったね ヤーレンソーラン 元気よく ヤーレンソーラン 陽(ひ)が昇(のぼ)る…… 祭りだ(ソレ)皆来い(ソレ) おんなソーラン(サーサーサーサー)祭り節 これからが あんたの出番 人生はやる気と 我慢だね 晴れの船出を さあ祝え 今日の自分に 明日(あす)は勝て ヤーレンソーラン 元気よく ヤーレンソーラン 掛け声を…… 祭りだ(ソレ)皆来い(ソレ) おんなソーラン(サーサーサーサー)祭り節 | 天童よしみ | 水木れいじ | 若草恵 | 若草恵 | ありがとう 母なる漁海(うみ)よ 豊年万作(まんさく)だ 父なる大地 鳴子(なるこ)ならして さあ踊れ ドンといこうか 祝い酒 ヤーレンソーラン 元気よく ヤーレンソーラン 手拍子を…… 祭りだ(ソレ)皆来い(ソレ) おんなソーラン(サーサーサーサー)祭り節 いく冬を 吹雪に耐えた いく夏を 日照りに耐えた 山の木霊(こだま)も さあ謳(うた)え 日本生まれで 良かったね ヤーレンソーラン 元気よく ヤーレンソーラン 陽(ひ)が昇(のぼ)る…… 祭りだ(ソレ)皆来い(ソレ) おんなソーラン(サーサーサーサー)祭り節 これからが あんたの出番 人生はやる気と 我慢だね 晴れの船出を さあ祝え 今日の自分に 明日(あす)は勝て ヤーレンソーラン 元気よく ヤーレンソーラン 掛け声を…… 祭りだ(ソレ)皆来い(ソレ) おんなソーラン(サーサーサーサー)祭り節 |
ソーラン渡り鳥津軽の海を 越えて来た 塒(ねぐら)持たない みなしごつばめ 江差恋しや 鰊場恋し 三味を弾く手に 想いをこめて ヤーレン ソーラン ソーラン…… 唄う ソーラン ああ渡り鳥 故郷の港 偲んでも 夢も届かぬ 北国の空 愛嬌えくぼに 苦労を隠し 越えた此の世の 山川幾つ ヤーレン ソーラン ソーラン…… 旅の ソーラン ああ渡り鳥 瞼の裏に 咲いている 幼馴染みの はまなすの花 辛いことには 泣かないけれど 人の情が 欲しくて泣ける ヤーレン ソーラン ソーラン…… 娘 ソーラン ああ渡り鳥 | 天童よしみ | 石本美由起 | 遠藤実 | | 津軽の海を 越えて来た 塒(ねぐら)持たない みなしごつばめ 江差恋しや 鰊場恋し 三味を弾く手に 想いをこめて ヤーレン ソーラン ソーラン…… 唄う ソーラン ああ渡り鳥 故郷の港 偲んでも 夢も届かぬ 北国の空 愛嬌えくぼに 苦労を隠し 越えた此の世の 山川幾つ ヤーレン ソーラン ソーラン…… 旅の ソーラン ああ渡り鳥 瞼の裏に 咲いている 幼馴染みの はまなすの花 辛いことには 泣かないけれど 人の情が 欲しくて泣ける ヤーレン ソーラン ソーラン…… 娘 ソーラン ああ渡り鳥 |
タイガー&ドラゴントンネル抜ければ海が見えるから そのままドン突きの三笠公園で あの頃みたいにダサいスカジャン着て お前待ってるから急いで来いよ 俺の話を聞け!5分だけでもいい 貸した金の事などどうでもいいから お前の愛した横須賀の海の 優しさに抱かれて泣けばいいだろう ハッ! 俺の話を聞け!2分だけでもいい お前だけに本当の事を話すから 背中で睨み合う虎と龍じゃないが 俺の中で俺と俺とが闘う ドス黒く淀んだ横須賀の海に 浮かぶ月みたいな電気海月よ ハッ! | 天童よしみ | 横山剣 | 横山剣 | 庵原良司 | トンネル抜ければ海が見えるから そのままドン突きの三笠公園で あの頃みたいにダサいスカジャン着て お前待ってるから急いで来いよ 俺の話を聞け!5分だけでもいい 貸した金の事などどうでもいいから お前の愛した横須賀の海の 優しさに抱かれて泣けばいいだろう ハッ! 俺の話を聞け!2分だけでもいい お前だけに本当の事を話すから 背中で睨み合う虎と龍じゃないが 俺の中で俺と俺とが闘う ドス黒く淀んだ横須賀の海に 浮かぶ月みたいな電気海月よ ハッ! |
大器晩成お先に御免と 大手を振って 出世街道 いそぐ奴 大器晩成… あせるな急(せ)くな 今が勝負の 時期(とき)じゃない 「我慢」ふた文字 噛みしめて 明日という日の 大志(ゆめ)を追う 言い訳するより 自分(こころ)を磨け 汗と涙は 無駄じゃない 大器晩成… あせるな急くな いつか出番は きっと来る 苦労山坂 乗り越えて ふたりで咲かそう 夫婦(めおと)花 世間にもまれて 試練に耐えて でかくなるのさ 人は皆 大器晩成… あせるな急くな 遅い春ほど 暖かい 意地をこころの 切り札に 残りの人生 勝ちにゆく | 天童よしみ | 仁井谷俊也 | 岡千秋 | | お先に御免と 大手を振って 出世街道 いそぐ奴 大器晩成… あせるな急(せ)くな 今が勝負の 時期(とき)じゃない 「我慢」ふた文字 噛みしめて 明日という日の 大志(ゆめ)を追う 言い訳するより 自分(こころ)を磨け 汗と涙は 無駄じゃない 大器晩成… あせるな急くな いつか出番は きっと来る 苦労山坂 乗り越えて ふたりで咲かそう 夫婦(めおと)花 世間にもまれて 試練に耐えて でかくなるのさ 人は皆 大器晩成… あせるな急くな 遅い春ほど 暖かい 意地をこころの 切り札に 残りの人生 勝ちにゆく |
滝桜きらめく日射しに 陽炎(かげろう)が 燃えてみちのく 春霞 ひとり咲いて 咲いて咲いて咲いて ただひとすじに 誰を待つのか 滝桜 返らぬ恋を 懐かしく 想い出させる 三春(みはる)の里よ はらはら舞い散る 花びらを そっと両手で 受け止める 風に揺れて 揺れて揺れて揺れて ただひたすらに 何を思うか 滝桜 花の命の 儚さに 涙こぼれる 三春の里よ 流れる月日の 移(うつ)ろいに 姿変わらぬ ベニシダレ 千年咲いて 咲いて咲いて咲いて ただひとすじに 何を見つめる 滝桜 雪解け水の せせらぎに 心やすらぐ 三春の里よ | 天童よしみ | 麻こよみ | 桧原さとし | | きらめく日射しに 陽炎(かげろう)が 燃えてみちのく 春霞 ひとり咲いて 咲いて咲いて咲いて ただひとすじに 誰を待つのか 滝桜 返らぬ恋を 懐かしく 想い出させる 三春(みはる)の里よ はらはら舞い散る 花びらを そっと両手で 受け止める 風に揺れて 揺れて揺れて揺れて ただひたすらに 何を思うか 滝桜 花の命の 儚さに 涙こぼれる 三春の里よ 流れる月日の 移(うつ)ろいに 姿変わらぬ ベニシダレ 千年咲いて 咲いて咲いて咲いて ただひとすじに 何を見つめる 滝桜 雪解け水の せせらぎに 心やすらぐ 三春の里よ |
竹田の子守唄守もいやがる 盆(ぼん)から先にゃ ゆきもちらつくし 子も泣くし 盆が来たとて なにうれしかろ かたびらはなし おびはなし この子よう泣く 守をばいじる 守も一日 やせるやら はよも行(ゆ)きたや この在所(ざいしょ)こえて 向うに見えるは 親のうち 向うに見えるは 親のうち | 天童よしみ | 不明 | 不明 | 勝又隆一 | 守もいやがる 盆(ぼん)から先にゃ ゆきもちらつくし 子も泣くし 盆が来たとて なにうれしかろ かたびらはなし おびはなし この子よう泣く 守をばいじる 守も一日 やせるやら はよも行(ゆ)きたや この在所(ざいしょ)こえて 向うに見えるは 親のうち 向うに見えるは 親のうち |
竹とんぼ雲の切れ間の青空に あ~ ふるさとが ふるさとが見える 土手道 せせらぎ ふきのとう 親父と渡った 渡し舟 遠い心の置き土産 風にゆらゆら 竹とんぼ 橋のたもとの 陽だまりに あ~ ふるさとが ふるさとが見える 井戸端 あじさい 蝉しぐれ 背のびをしてみた 夢いくつ 幼なじみが目に浮かぶ 連れてこいこい 竹とんぼ 造り酒屋の 白壁に あ~ ふるさとが ふるさとが見える 夕焼け 山並み つづら坂 おふくろ達者か 気にかかる たまにゃ聞きたい あの声を 飛んで行け行け 竹とんぼ | 天童よしみ | たきのえいじ | 叶弦大 | | 雲の切れ間の青空に あ~ ふるさとが ふるさとが見える 土手道 せせらぎ ふきのとう 親父と渡った 渡し舟 遠い心の置き土産 風にゆらゆら 竹とんぼ 橋のたもとの 陽だまりに あ~ ふるさとが ふるさとが見える 井戸端 あじさい 蝉しぐれ 背のびをしてみた 夢いくつ 幼なじみが目に浮かぶ 連れてこいこい 竹とんぼ 造り酒屋の 白壁に あ~ ふるさとが ふるさとが見える 夕焼け 山並み つづら坂 おふくろ達者か 気にかかる たまにゃ聞きたい あの声を 飛んで行け行け 竹とんぼ |
達者でナわらにまみれてヨー 育てた栗毛 今日は買われてヨー 町へ行く オーラ オーラ 達者でな オーラ オーラ 風邪ひくな 風邪ひくな 離す手綱が ふるえふるえるぜ 俺が泣くときゃヨー お前も泣いて ともに走ったヨー 丘の道 オーラ オーラ 達者でな オーラ オーラ 忘れるな 忘れるな 月の河原を 思い思い出を 町のお人はヨー よい人だろうが 変わる暮しがヨー 気にかかる オーラ オーラ 達者でな オーラ オーラ また逢おな また逢おな かわいたてがみ なでてなでてやろ | 天童よしみ | 横井弘 | 中野忠晴 | 勝又隆一 | わらにまみれてヨー 育てた栗毛 今日は買われてヨー 町へ行く オーラ オーラ 達者でな オーラ オーラ 風邪ひくな 風邪ひくな 離す手綱が ふるえふるえるぜ 俺が泣くときゃヨー お前も泣いて ともに走ったヨー 丘の道 オーラ オーラ 達者でな オーラ オーラ 忘れるな 忘れるな 月の河原を 思い思い出を 町のお人はヨー よい人だろうが 変わる暮しがヨー 気にかかる オーラ オーラ 達者でな オーラ オーラ また逢おな また逢おな かわいたてがみ なでてなでてやろ |